管理人さんが帰ってくるまでの仮まとめです

45 :彼氏いない歴774年:2010/05/12(水) 19:20:08 ID:UmLwGFqv
この前見た夢が、ヤンデレっぽかったので。長文ごめん

「好きだ」
初めてクー君にそう言ってもらえたとき、本当に奇跡だと思った。
半ば押しつけられたように、私と二人でクラス委員になってしまったクー君。頑張ると言いながら空回りばかりしていた私は、毎回ため息をつきながら作業を半分取って隣に座る彼の姿に、何度居た堪れなくなっただろう。
クー君は否定したけれど、私はずっとクー君に嫌われていると思っていた。あのあまり表情が変わらないところとか、自分にも他人にも厳しいところとか、好きだと自覚してしまえばするほど、叶わない恋だと思った。
咄嗟に、うそ、と言ってしまった私にクー君が、喪野と話せると思ったからクラス委員になった、俺は嫌われてるかも知れないけれど喪野が好きだ、と言ってくれて、夢を見ているのかと思った。夢なら、目が覚めたら悲しすぎる、とも。

ああ、じゃあ今も夢を見ているのかもしれない。

「喪子さん、喪子さん」
生温く、湿ったものが首筋から降りてきている。
「喪子さん、愛してる」
舌で舐め上げたところを唇で吸いつき、制服の襟ぐりへと進んでいく。
力を緩めたら失ってしまうかのように、私の体に腕が絡みつく。背中の肌に入り込んだ手の平が、ねぶるように撫で上げる。
私の視界には、薄暗い天井と、ヤン君の柔らかい髪だけが見える。
「喪子さん、ねえ、喪子さんも僕を好きでしょう、ねえ?」
どうしてこうなってしまったんだろう。私は、何を間違ったのだろう。
「もう逃がさないよ。・・・喪子さん、大好き」

この部屋の窓からは、クー君が見える。



51 :彼氏いない歴774年:2010/05/19(水) 00:09:36 ID:i9rd4++S
妄想投下。少し年が離れてる感じのヤン。


「なんだか最近、腹の調子がおかしいのですよ。いえ、下しているわけではありません。
どうも腹が減って仕方がないのです。量を増やしても一向にふくれず
空腹感だけが増すのです。ええ、これでも食べていますよ。暴食しているくらいです。
食べても食べても食べても食べてもあなたを見るとどうにもね。
ええ、そうです。あなたを見ていると腹が空っぽになってしまうのです。
そして食べたくなるのです。あなたをね。
ははは、冗談ですよ。そう怯えないでください。カニバリズムというものは
私はあんまり好きではありませんからね。人を食らうことはその人の精神まで
喰ってしまうようで、尊きものを下劣に消費してしまう行為のように感じるので
好きではないのです。

ああでも、もしあなたを喰ったらこの空腹は満たされるのでしょうか。
もしそうならば、堕ちてみるのも面白いかもしれませんね」


カニバとか最終段階すぎだよね。なんかすまんかった。寝ます。おやすみ。


52 :彼氏いない歴774年:2010/05/20(木) 01:23:51 ID:eJA2Valm
口紅を引いていない、桜色の唇。
それがゆっくりと開き、奥からおずおずと、しかし待ち焦がれていた様子の舌が現れる。
今まで閉じられた世界にいたその小さな器官は、初めて外界に触れた処女のように他人の視線に恥じらい、震えている。
しかし同時に、隠し切れない欲望が、やましい期待が彼女にあるのだという確たる証拠。
子を慈しみ見守る母のように、私は微笑み、彼女に囁く。

「さぁ、どうぞ」

その言葉で解き放たれたかのように、彼女は大きくひだを開いた。濡れた、いやらしい突起が、全身で受け止めるべく口の底で広がる。
咥える様がひどく淫靡で、瞬間くっと息を飲んだ。
まるで、自分が咥えられているかのような激しい錯覚。
今、彼女はその口でもって、最高の至福を味わっているのだろう。
孔全体で与えられた刺激を感じ取り、更に少しの取り零しもないように貪欲に快感を追い求めていく。
歯で咬み粉砕し形を自在に変えて掻き回し、口内で転がしなお残酷に切り開いていく。

全神経を集中させ、すべての手段を用いて、味わい、貪る。
そこには、取り繕われた品位や外面など無い。
野生のままの本能が、むき出しになっている。
それを見ているだけで、私は、眩暈を起こしそうになる。

なんて羨ましいのだろう。
貴女の粘液が混ざり合ったそれは、やがて倦んだ頃嚥下され、狭い喉を全身に感じ滑り落ち、貴女の細胞一つ一つに吸収され、完全に一体と化すのだろう。
ありのままの貴女に愛され、すべての味を、感触を、形を、性質を、丁寧に丹念に理解されて優しく包み込まれてた後深く深く溶け合う。
愛し合うことと同義で、それよりも一つになれる最上の行為。

なんて、素晴らしいのだろう。

飲み込んですぐに、嬉々としてまた口を開く貴女を見て、その匙に乗った紅い果肉が私の一部ならと。
何度夢想しただろう。

ああ、と、熱い吐息が漏れる。
いつになったらこの視線に気付いてくれるのだろう。
いつになればこの胸の苦しみは癒えるのだろう。


私は、貴女に、食べられたい。




かに場繋がりで食べられたい側。
離れた席に座ってパフェ食べてるのを凝視してる感じ。


70 :彼氏いない歴774年:2010/05/29(土) 01:13:08 ID:bd81+Z+v
ねえ、ねえ喪子、どこにいるの?
喪子、こっちにおいで、出ておいで
喪子・・・喪子・・・
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪女喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子
喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子喪子


101 :彼氏いない歴774年:2010/06/03(木) 23:02:23 ID:nX4vx3fm
規制解除おめでとう、喪子さん。
ぷっ、くすくす…喪子さん声大きいよ…そんな興奮しなくてもわかるよ、喪子さん今とても輝いてるから。
アハハ、ほんとだよ。今日までで、今が一番イキイキしてる。キレイだよ。はははお世辞じゃないって。
本当嬉しいんだね。うん。わかるよ。始終ケータイ見てたじゃない。
俺が見てる時も、俺が話しかけた時も俺と話してる時も一緒に食事に行った時も別れて帰宅してからも風呂に入る前も寝る前も
しょっちゅうしょっちゅうかちかちかちかちかちかちかちかちいじくり回して…

覚えてる?メシの途中俺が席立ってすぐ、喪子さんケータイ出したの。それから俺の姿が見えるまでずっと触ってたよね?
そうだったかな?そうだよ。俺は覚えてる。喪子さんはいつだって俺をないがしろにしてた。俺よりソイツを優先してた。
気付かなかったろ?気付くわけないよな。そんな小さい世界に没頭してたら。

こんなに規制が長引いた理由も。

ん?そうだよ。俺が荒らしたんだよ?喪子さんケータイばっかで不摂生な生活送ってたから、目を覚まさせてあげようと思って。
……出来なくなれば、俺のこと見てくれるかなって…期待してたのに…
…なぁ、そんなにソレ楽しいの?俺といるより?俺と遊ぶより?楽しい?面白い?好き?大事?
そんなわけないよな。うん、そんな筈無い。だって俺の方が喪子を楽しませようってたくさん努力してるし、喪子が喜ぶことも知ってる。
だからいい加減、わかれよ。なあ。今すぐソレやめろよ。

…嫌、か。そっか。仕方ないな。
本当はちゃんと段階踏んで、徐々に仲良くなって、付き合って、同棲して、結婚したかったんだけど…
喪子さんが自堕落な生活をどーーーうしても改められないって言うんなら、無理やりにでも治してあげるしかないよね。
嫌?何言ってるの?好きなことするのは悪いことじゃないけど、少しは節制しないと。
俺みたいにいい男も捕まえ損ねちゃうよ?なんて。安心して、俺は喪子を離したりしないから。
教えてやるよ。もっと大事なこと。もっともっと楽しくて、気持ちいいこと。幸せになれること。全部教えてあげるよ。
俺が君のこと、どれだけ愛しているのかも。


145 :彼氏いない歴774年:2010/06/09(水) 00:00:24 ID:s6ELB56c
喪子とヤンの別れを考えてみたら、悲しくなってきた
心変わり注意。携帯から長文ごめん








 こうして抱き締めあっていても、2人は遠くを見ている。
 腕の中にある身体の中で、さらさらと流れていく音が聞こえるようで、ヤンは喪子の胸に耳を寄せる。
 「…な…に?」
 「…聞こえる」
 喪子の心が。
僕の心が、流れていく音が。
 
 あんなに好きだったのに、僕はもう喪子から離れることができる。
 縛り、閉じ込めて、泣かせて、抱き締めて。息をさせるのも悔しくて唇を押し付けた。
 喪子のすべてを僕からこぼしたくなくて、何もかもを奪った。
 あの記憶は、もう遠い。
 「さよなら、喪子」
 喪子はそっと微笑む。
 「ヤン君、さようなら」

 喪子が眠りにつくのを見届けて、僕は目を閉じる。
 こんな結末を、きっと僕も喪子も知っていた。
 さよなら、僕の恋。
 もう、互いを愛してると言えない2人が、冷えていく身体を抱き締めあっている。

 夜が明ければ、誰かが僕たちを見つけるだろう。
 恋人たちの心中だと思われても、構わない。
 僕らはとうに死んでいた。喪子の心が僕以外を思い、僕の冷静な部分が、喪子を拒み始めたあの頃。
 冷めた恋と一緒に、死んでいたのだから。


181 :彼氏いない歴774年:2010/06/13(日) 14:15:36 ID:jPeX/ie9
ヤンデレに押し倒されながら
「愛していい?」って目を見て言われたい
返事する間もなく唇を塞がれたい

私オワタ\(^o^)/


197 :彼氏いない歴774年:2010/06/13(日) 23:33:35 ID:XPus8sik

「具合はどうですか」

彼女の病室は午前の日に照らされ白く眩しく輝いていた

「…最悪です」

白い部屋の真ん中にいつも彼女はいる、清らかな光とは対照的な黒いパジャマと長い黒髪

だるそうに起き上がる彼女の肌は蒼白く澱んだ瞳で僕を見上げた

「朝食ぐらいはきちんと食べて下さい、点滴だけじゃ治るものも治らないですよ」

彼女は僕の声も上の空に虚空を見つめて苦しそうに呼吸している、荒れた唇から吐き出される空気が僕の白衣に触れた

「…さぁ、腕を出して」

痩せた腕の血管を探り注射針を突き刺す

「………」

痛がる顔を見るのが楽しみだったのに彼女はもう何も感じなくなってしまったらしい、その虚ろな表情を一瞥したあと僕は何時ものように『あの薬』を彼女の体に送りこんだ

「今日はいい天気ですよ、後で一緒に中庭に行きましょう。薔薇が見頃なんです」

注射器を片付けて椅子から立ち上がる

「先生、それ何の薬なんですか?」

今日は彼女と一緒に中庭でランチにしよう、いっそ午後は休診して二人で薔薇を眺めるのもいい

「…抗生物質ですよ」

僕は穏やかな午後を空想して足早に病室を出た


彼女は勘づいているだろうか、でももう少しもう少しで全部終わる
劇薬を詰めたカプセルを胸ポケットに忍ばせて僕は彼女の家族のもとに向かう

「…退院したいなんて許さないですよ、貴女の病気は治らないし帰るところもないんですから」



201 :彼氏いない歴774年:2010/06/14(月) 06:56:17 ID:DnA1TvZ+
敬語で一人称僕なヤンデレが好きすぎる。


「喪子さん?どこへ行くつもりですか」
ヤン君が優しく、あくまでも優しく話しかけてくる。あまりに優しい声色で、怖いくらいだ。
そっと肩を撫でる仕草も、本当に優しい。だけど怖い。
「……喉、乾いたの」
「そうですか。困りましたね」
苦笑を浮かべ、ヤン君はおもむろに自分の指を噛んだ。肉を裂く音が聞こえた。
「ほら、どうぞ。いくらでも……飲んでください」
「やだ、やだ、ヤン君、止めて、そんなの、飲めるわけないじゃない!」
「どうして?あ、そうですか」
やっと解ってくれたのか、ヤン君が私の口元から自分の手を離す。
「これだけじゃ足りませんよね。首を切りますから、そこからどうぞ」
「な……」
ヤン君は何を考えてるの?水も飲ませに行かせてくれないの?
「あなたを、片時も離したくないんです。いつまでも傍に居てくださいね。喪子さん」
まっすぐな瞳で、ヤン君は言う。
「愛してます。僕の喪子さん。永遠に愛してます」


213 :ヤンデレ帽子屋:2010/06/16(水) 01:17:15 ID:MfGxLViK
喪子に帽子(お手製)をプレゼントしまくるいかれ帽子屋の話っていうのが降ってきたYO。

喪子はいじめられっ子。無自覚。
人付き合いは苦手。誘われると、特に抵抗無くついていく質(お盆に乗せられた大福のような性格)。

「私は帽子専門店『MAD HATTER』の主、人呼んで“帽子屋”です」
帽子屋。町で唯一の帽子専門店を営む。もちろんオーダーメイド中心。
常に正装をしているが、自らが被る帽子は値札付き。一応売り物(そこだけ元ネタに忠実w)。
喪子には帽子をほとんど会う毎にプレゼントし、そのお礼と称して裏庭のお茶会に呼ぶ。
喪子の部屋が帽子で一杯になったら次は服を仕立ててプレゼントし始める。
「お茶会ですよ。私が帽子屋なのだから、貴女はアリスでしょう?」
ちなみに目視採寸は完璧。
お茶会のお菓子はすべて手作り。本格的なティータイム。
得物は基本、裁ち鋏。まあ、服飾品を扱う業者ですしねデュフフ


喪「他の人とか、呼んだりしないんですか?」
帽「いえ、お声をかけようにも、皆さんなかなかお忙しいようですので」

214 :ヤンデレ帽子屋:2010/06/16(水) 01:18:58 ID:MfGxLViK

喪「あの、そろそろお部屋に帽子が溢れてきて、困ってるんです…」
帽「ああ、帽子はおしゃれですからね! どれを被ろうか迷ってしまいますよね。
  私としたことが、喪子さんをそんなに困らせてしまうだなんて…。いけませんね。
  でも、喪子さんには本当に帽子がよくお似合いですから、ついつい気合いを入れて
  作ってしまうんですよ。ほら、これも」


喪「ええと、帽子、いつもいつも頂かなくても、ちゃんとお茶会来ますから…」
帽「――そう、ですか…」
喪「帽子、嫌いじゃないですけど…置ききれないし」
帽「では、次は違うものをご用意しましょうね。楽しみです」
喪「いや、あの」


215 :ヤンデレ帽子屋:2010/06/16(水) 01:20:28 ID:MfGxLViK

帽「喪子さん、これを」(一抱えほどの箱を差し出す)
喪「? なんですか? 帽子にしては大きいような」
帽「開けてみてください。きっとお気に召します」
喪「はあ…」

箱の中身は、開けてびっくりアリス服。

喪「え!? 服?」
帽「喪子さんに絶対似合うと思いまして。…着てみてください。奥に試着室があります」

(素直に着てくる喪子)

喪「えっとー…わたしには似合わないんじゃ…」
帽「おお、ワンダフル! エクセレント!! 素晴らしいです喪子さん、いや、アリスと言うべきですか」
喪「アリス?」
帽「貴女をお呼びしているのはお茶会ですよ。私が帽子屋なのだから、貴女はアリスでしょう?」
喪「でも、三月うさぎもヤマネもいなくて、帽子屋さんとアリスだけじゃ…」
帽「必要、ですか?」
喪「えっと、お話ではみんな揃ってのお茶会が…」
帽「それだと、私の仕立てがうまくいかない」
喪「え?」
帽「私はね、アリス。貴女のための仕立てをしているんです。齧歯類なんぞが入ると私のデザインが崩れてしまう」
喪「は、はぁ…(もうすっかりアリス扱いだし)」
帽「私には、貴女がいて下さればいいんです。わかりましたか、私のアリス」
喪「…は、え、えーと、はぁ」
帽「次からは是非とも差し上げる服でおいで下さい」
喪「…(いいのかなあ)」

216 :ヤンデレ帽子屋:2010/06/16(水) 01:23:02 ID:MfGxLViK
これで最後です。

喪「そういえば、わたしの他にもこうしてお茶会に呼ばれた人っているんですか?」
帽「…? またウサギだかネズミだかの話ですか?」
喪「いえ、そうじゃなくて。アリスの方で」
帽「さあ?」
喪「えっ?!」
帽「私のアリスは、貴女だけです。ほら、お茶が冷めてしまいますよ」
喪「…(なんか、よくわからなくなってきた)」


脳内ビジュアルとかはご自由に。
…何か沸いてきても、文句はジョニー・デップとかティム・バートン、または
ルイス・キャロルあたりにお願いします。お願いしますってば。

スレ汚し失礼致しましたorz


221 :彼氏いない歴774年:2010/06/18(金) 11:28:17 ID:VgpYpoCm
日記ヤンデレに萌えるのは私だけじゃないはず…!
以下妄想投下↓




6月12日
今日も喪子は可愛い。
僕が物陰から見守っているのに気付いて、嬉しさと恥ずかしさのあまりトートバッグを落として走っていってしまった。
中身は水筒とお弁当。
恥ずかしがり屋の君らしい渡し方だね。
いつもこの水筒を喪子が使っているのかと思うと、僕はひどく興奮してしまう。

こんな穢らわしい感情を君に抱いてしまうことを、どうか許して欲しい。
お弁当美味しいよ、喪子。

6月13日
今日も喪子は愛らしい。
お弁当箱と水筒を返しに行った。
何度もインターホンを押しているのに、中々出てきてくれなかったね。
着替えている最中だったのかな。
僕と一緒にいるのを見られるのが恥ずかしいのかな。
どちらにしても申し訳ないことをしてしまった。

今度からはもう少し気を使って、もっと静かな時間に会いに行くことにしよう。
まるでロミオとジュリエットだ。
次からはベランダの窓の鍵を開けておいてほしい。
おやすみ、喪子。
おやすみ、おやすみ、おやすみ、おやすみ、おやすみ、おやすみ、おやすみ、おやすみ、おやすみ。
別れがあまりに甘い悲しみだから、朝になるまでおやすみを言い続けていたい。

なんてね。
おやすみなさい、喪子。


222 :彼氏いない歴774年:2010/06/18(金) 11:31:22 ID:VgpYpoCm
日記ヤンデレ2


6月14日
今日も喪子は可愛い。
けれど、隣にいる背の高い女の子は誰だろう。
随分と馴れ馴れしく僕の喪子に触れている。
慰めている振りをして、僕に見せ付けているように思える。
玄関先で俯く喪子の肩を抱いて、部屋に入っていった。

なんだろう、凄く嫌な感じだ。
喪子は部屋に入るのを嫌がっていたようにも見えた。
何度もドアを叩いてインターホンを押したけれど、結局喪子は出てこなかった。

あの子が邪魔しているのか。


6月15日
男だ。
男だった。
女の格好をした男。
僕の喪子に何をした。
聞こうにももう喋らない。


6月16日
今日の喪子は少し憂鬱そうにしている。
無理もない。
元気付けよう、声を掛けようと思って後ろについて歩く。
タイミングを見計らっている内に、喪子の部屋に着いてしまった。
階段の下で君の足音を聞く。

今すぐにでも抱き締めたい。
僕がしっかりしていれば怖い思いをさせずに済んだものを。
自分が不甲斐ない。
心を鎮める為に絵を描くことにした。
モデルは勿論喪子。君だよ。
素敵なドレスを着せよう。
僕にだけ微笑む美しい君を描き上げよう。



6月18日
すっかり作業に没頭してしまった。
昨日の日記も今日つけることにする。
一日半かけて、僕と出逢ってから今に至るまでの全ての喪子を描き上げた。
一際大きなキャンバスの中で、未来の喪子が僕に微笑みかけてくる。
純白のドレスが君の全てを引き立てている。

居ても立ってもいられない。
恋が人を狂わせるというのなら、僕はもうとっくに狂っているのだろう。

今夜君を迎えに行く。



238 :彼氏いない歴774年:2010/06/21(月) 13:42:39 ID:9+gWuAuh
属性と性別は別の話

かっこいいとは思っていたけどそれだけ、って感じの
リア充でイケメンで女好きな男に、
誤解に誤解が重なって、
「喪は俺のこと好きなんでしょ?」って散々もてあそばれて傷つけられて、
見かねた別の優しい男に(体で)優しくなぐさめられる
それがバレて、
「なにしてんだよ、俺のことが好きなんじゃねえのかよ!」
「違う!もうやだ、あんたなんか大っ嫌い!」
「ふざけんなよ!絶対別れねえからな!おまえは俺のモノだ!」
と一転してヤンデレられるのが理想です

ひざまずかれて
「俺が好きなんだろ、おまえみたいな奴相手にすんの俺だけだろ?」
「絶対はなさない、別れるなんて許さないからな!」
みたいな感じで暴言吐かれながら懇願されたい

もちろん、優しい男もヤンデレさ
「二度と喪にあんな奴近づけさせないよ、喪は俺のだよね」
みたいな

ああ楽しい


267 :彼氏いない歴774年:2010/06/26(土) 03:01:13 ID:8mabJkZ7
ヤンデレなりかけの時期くらいが私的には大変おいしゅういただけるんですが。

もともと常識的でまともで良識があり、
自分は自分をコントロールできる理性的な人間だと自負のある優秀な社会人。

しかし自分が喪女に惚れてると意識しだしてから
喪女が他の男と話しているのを見かけると、思わずその男を殺す場面を脳裏に描いてしまう。
目の前を無防備にふらふらしていると、無意識に手を伸ばして、拘束しようとしてしまう。
なにか自分にものをわたす用事で喪女が玄関口まで尋ねてきたら、
そのままドアの内側に引きずり込んで、鍵を閉める動作を何度も想像してしまう。
夜は喪女をベッドの上に監禁して何度も汚す夢を見て、焦って起きる。

なんていう諸症状が現れ、そんな今まで知らなかった自分にひどく戸惑い、嫌悪感をもつヤン。
そんな風に心の中は嫉妬や葛藤や暴力的な感情や理性で大嵐だが、
見た目には時々ほんのちょっと不審な行動が発現する程度で、なんとか涼しい顔を保っている。

でも喪女への気持ちをセーブしていこうとすればするほどそれらの衝動は少しづつエスカレートしていき
ふいに喪女の手首を掴んでしまったりして慌てて離したりする。
そしてある日とうとう・・・・
と続くわけだが、この過程というかぎりぎり位の期間がたまらなく好きだ。

ヤンデレは開き直って思いっきり狂ってしまえば逆に楽そうっちゃ楽そうだから、
一応理性とか良識とかがちゃんと残っていて、でもヤンの本能がでてきてしまい
苦しむ、半ヤンみたいのがたまらなく好きだ。
キレた瞬間はヤンと化して暴走するが、
はっと理性を取り戻して苦しむとか、常識とヤンの間をさ迷うのとかすごく好きだ。

こういう人ならなんとかハッピーエンドへつなげていける気もするしね。
無意味に長い妄想スマソ。


309 :彼氏いない歴774年:2010/06/30(水) 23:18:51 ID:AkVKVtHG
え?クラスで浮いてるって?
君はそれ、悲しいの?
他人なんて別にいいじゃん、皆自分のことしか考えてないんだよ、君も自分のことだけ考えていていればいい。
それにさ、寂しくても僕がいるし!
君はもっと僕を意識して頼りにすべきだ。
ねえ、僕は君を絶対見捨てたりしない。
君が僕を嫌いになっても僕はずっと君のこと好きだよ。
そうだな…あと80年は保証します。
あと80年、僕は君をべたべたに甘やかしてあげる。
辛いなら、学校だって仕事だって、もう行かなくていいんだよ?
毎日毎日、ずっとずーっと、君が喜ぶ優しい言葉を掛けながら、抱き締めて頭を撫でていてあげる。
君が泣いたら、君のために洗濯した洗いたての柔らかいタオルで涙を拭ってあげるし、
君が僕や何かに腹を立てたなら、君の機嫌を取るために夕飯は君の好物にして、食後にも君の大好きなケーキやアイスを買ってくるよ。
あぁ勿論、夜は腕枕をして、君が寝付くまで背中をさすって…、中々寝付けない日には、ココアをいれてあげる。
可愛い君のためなら、僕はなんだってしてあげるよ。
僕がいるから。いつだって君のこと一番に考えてるから。

だからさ、もう自分以外のために泣くのはやめなよ。


今自分が一番掛けて欲しいセリフです妄想垂れ流してごめんなさい!


366 :彼氏いない歴774年:2010/07/05(月) 03:27:40 ID:85sBWeIb
ヤンが迎えに来たらどうか、妄想してみた

小さな買い物を幾つも終えて、玄関を開けるとすでに暗くなっていた。
手探りで明かりを探していると、背後で戸が閉まる。
「お帰りなさい、喪子さん」
耳元で囁かれた声に、ギクリと肩を震わす。――誰 だ?
誰もいないはず、誰も来ないはずなのに。
「誰なの・・・?」
今頃、頭の端に逃げなくちゃという考えがよぎる。
ドアノブを探して勢いよく伸ばした手が、すいと取られる。
「僕を待ってたんでしょう?喪子さん」
そっと触れたのは、たぶん唇。

ああ、来たんだ。ヤン君が。私を、迎えに。
「ずっと会いたいって書いてくれてたのに、忘れたりしてないよね?」
ヤン君が少しだけ声を震わす。暗くて姿は見えないけれど、きっと悲しい顔をしている。
「ううん、忘れてない」
「良かった」
存在をすっかり忘れてしまっていた買い物袋(エコバック)から、ヤン君が私の指を一本一本剥がそうとしている。手を離すと、下に落ちて派手なガラス音を響かせた。何かが割れてしまったのだろう。
「行こうか、喪子さん。ずっと僕だけといられるところへ」
三食昼寝僕付き僕だけ、絶対幸せにするよ、なんてプロポーズみたいなことを真面目に言うから、笑ってしまう。
「何笑ってるの」
「プロポーズみたいだなあと思って」
不機嫌になるヤン君に、私は笑って応える。もちろん、返ってくる言葉は解っていた。
「あんな破れる誓いはしないよ」
ドアが開かれる。常夜灯の光が差し込み、床に広がり続けている赤い染みを照らす。
ヤン君の横顔が浮かび、私はやっと彼の顔を見た。
「行こう」
その手に、そっと掴まる。

サーセン\(^o^)/願望入りまくりwww


425 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 02:50:33 ID:F7QaVqgf

深夜のオフィスで残業してる時にそこまで親しくない一見お固そうな眼鏡の後輩に
「お疲れ様です。」とか微笑みかけられながらコーヒー差し出して欲しい。
眠気を感じて気が付いたらなぜか見知らぬマンションのベッド(後輩の)で目覚めたい。

分けわからなくて怖くなりながら寝室のドアのほうへ向かうけど鍵が三つ位かかっててあかない。
部屋の真ん中でしばらく呆然としている所に、
ドアが開く音がして、その後輩がにっこり笑いながら「気が付いたんですか?」
って覗き込んでいるといい。


428 :1/3:2010/07/11(日) 14:31:50 ID:CH9MCKWT
…ダメですね、どうしても。
どうしても、壁一枚を挟んだ向こう側に居る君を、思い描いてしまうのです。
いつもの事なのですが、私はその度にどうしようもない気持ちに駆られてしまうのです。

何とかその衝動を抑えようと、冷蔵庫に私は目を向ける。

今日の様に蒸し暑い日には丁度良い、甘いゼリーや冷えた麦茶、最低限料理が作れる物が入っている。

けれど、そんなモノより。
私の喉が欲しているのは、君だけ。いつも、当たり前のように“君”だけなのです。
どんなモノよりも、この欲を 渇きを 絶対満たしてくれると思うのです。

できる事ならば、この手で この身で ……君に跡をつけたい。
私が付けたと。
私のモノだと。
私を思い出して止まない様に。

君の中まで、私だけで いっぱい になる様に。


そして今日も、熱に浮かされて惚けたような顔を君の居る隣へと向けます。
極力バレないようにしてはいるのですが…残念なことに、帰ってきたばかりの私はスーツを着ていて
右手で表情を覆い隠すことができません。
いえ、むしろ隠すことができない程、この抑えきれない気持ちが溢れてしまっているのでしょう。

…それでも良いのです。

「あぁ、そういえば」
胸ポケットに入っていた煙草を思い出しました。
これで、少しでも落ち着けることができればいいのですが。

煙草の一つに火を点ける。
たちまち煙が上がり、私の前を白く燻らす。
それを手で弄びながら一息吐いた。

その間にも私は少しずつ狂っていくのです。
可笑しいですね、落ち着くどころか余計に想いが募っていくのですよ。
仕方のないことで、私はこうして君への想いを声に出して呟くことしかできない人間なんです。
同時に、壁の向こう側に居る愛しい…愛しい君へと、少し遠慮がちなノックで壁を叩くのです。

429 :2/3:2010/07/11(日) 14:32:55 ID:CH9MCKWT

どうか私に気づいて、こちらを向いて下さい。
こちら側の壁へと顔を向けた君は、さぞ不思議そうなお顔をしているんでしょうね。
…フフッ、そう思うと自然と微笑んでしまうものです。

「さて、」
私はここで叩くのを止め、煙草の火を消す。
そしていつもの様に立ち上がり、玄関の方へと歩みを進めた。
これは習慣みたいなもので、一日のうちに何回かはやってしまう事なのです。

何とはなしに玄関の扉を開き、外の通路へと出る。
夜の闇によく映える月を横目に、私は隣の部屋の扉の前へと立つ。

今は満月にも、誰にも、何にも邪魔をされることは許されない、大切で 一番愛おしい時間。


コンコン、
「すみません」
コンコン、
「喪子さん、いらっしゃいますよね?」
コンコン、
「あぁ、怪しい者ではありません」
コンコン、
「隣室のヤンと申します。」
コンこン、
「遅い時間に申し訳ないのですが、どうかドアを開けてはくれませんか?」
コんこン、
「一度ご挨拶をしたのですが、もう一度お会いしたいと思いまして」
こんこン、
「余りにも可愛らしいご挨拶をなさっていたので、素敵な笑みをする方だなぁ…と思っていたのです」
コンこん、
「ですから、どうかドアを開けてはくれませんか?」
コんこん、
「貴女の笑みを、見たいのです」
こンこん、
「貴女と、お話しをしたいのです。ですから…」
こんこん、
「ですから、どうか」

430 :3/3:2010/07/11(日) 14:34:02 ID:CH9MCKWT
貴女の素敵な笑顔を、私に見せて下さい。
貴女とたくさん、お話ししたい事があるのです。
貴女のお部屋で、その愛らしいお顔を見つめていたいのです。

「開けてみては、くれませんか?」

扉の向こうでは、ひぅっ だとか うぅ… と可愛らしい声が聞こえる。
嗚呼…喪子さん、貴女は本当に可愛い人ですね。

ほんの少しズレた眼鏡を直しながら、私は続ける。


「私は只の隣人にすぎません、ですが…喪子さんにだけなんです。この気持ちは」

この気持ちだけは。
隣人だろうと何だろうと関係ない、このキモチは。

「私の愛らしい喪子さん?…どうか、扉を」

開 け て み て は く れ ま せ ん か


扉の鍵穴からは、こちらを愛おしそうに 狂おしそうに見つめる 優しい笑顔が一つ。


447 :彼氏いない歴774年:2010/07/16(金) 03:24:47 ID:RsJ0D2EI
ハイテンション☆ヤンデレ

ヤン「喪子ー!喪子ー!俺だよ俺!喪子ちゃんの大好きな俺が遊びに来たんだぞ☆」

喪「家の前で大声出すな!バカ!」

ヤン「ツ☆ン☆デ☆レ」

喪「死ね!」

ヤン「お邪魔しまーす☆はじめまして、喪子のパパとママ!あんたらの息子のヤンだよ!!これは婚姻届けの写しだぞ」

喪父母「喪子、おめでとさん」

喪子「正気ですか!?」

ヤン「エンゲージリングだよ☆(ガチャン)」

喪子「手錠じゃねえか!」

ヤン「さあ!オーダーメイドした喪子の痛車で俺ん家行くぞ☆早く早く!」

喪子「引っ張んなよ!二つの意味で乗りたくねえ!」

ヤン「喪子は一生俺のもんだぞ☆」

☆付ければ可愛くなると思った反省はしていない


546 :1/2:2010/08/01(日) 20:55:12 ID:DjQsdW+4
もういいや書いてしまったので投下します^p^
読み飛ばしちゃってください(

月が照らす蒼白い肌。
其れは硝子細工の如く繊細で、綺麗。
みんなは君を普通だとか言うけれど、
僕は君が世界で一番美しいと思う。

華奢で細い腕に似合う銀のブレスレットを。
其の折れそうな身体に似合う、純白のドレスを。
黒髪に映えるベールを。

「あんな男に君を取られてしまうぐらいなら」

いっそのこと君を永遠の存在にしてしまえばいい。
元々外が嫌いで白い君の肌は、僅かな温もりが宿っていた。
嗚呼、体温が下がっているのだろう。

黒髪を弄び、綺麗に結い上げていく。
さらさらとしていてさわり心地が最高だ。
もうすぐ君は僕だけのもの。
そう考えると、叫びだしたくなる。
零れ出しそうな笑みを抑えながら、僕は君を飾っていく。


547 :2/3 エラーが出ましたorz:2010/08/01(日) 21:04:54 ID:DjQsdW+4
「……う」

「起きた? あははは、もっと寝ててよかったのに」

君が寝起き特有の頭痛に耐えるその顔も愛しい。
自分の姿を鏡で見て、驚いているその表情も愛しい。
きっと僕は今、歪んだ笑みを浮かべているのだろう。
だってそうじゃないか、一番欲しかった君を独占出来るんだよ?
笑わずにはいられないよ、あははは。

「私、何で此処にいるの?」

「僕が連れ出したから」

困惑してしどろもどろになってる君も可愛いね、可愛すぎて罪だよ。
でもね。
君はもう僕の花嫁なんだよ。
誰にも渡さない。

「君がその服を着てるのはね、僕と永遠の愛を誓う為なんだよ」

「え、ええええええ!!? ちょっと待って、何でそんないきなり、」

僕は君の言葉を遮るように口付ける。
柔らかくて甘い、林檎のような味がした。

548 :3/3 今度こそ終わりです!:2010/08/01(日) 21:07:10 ID:DjQsdW+4
そして僕は君の唇から離れて、

「永遠っていうのはね、生きることじゃないんだ」

持論を展開する。
さあっと、君の顔が青くなる。
そうだよね、生きることじゃない永遠って死しか無いもんね。
そうでもしないと君は僕の手に入らない。
大好きだから壊したいんだ。

「怖くないって」

逃げ出そうとする君の細い白い首に手をかけて。
ポケットから、致死性の高い毒を持ち出して。
飲ませて。
そのまま僕も毒を飲んで。

薄れる意識と苦しみの中で、君は動くのをやめていて。
それでも君は白い花が咲いて散るみたいに、綺麗だった。
このまま、このままでいい。
君を消して僕も消して、永遠に添い遂げる。
其れが僕の、たったひとつの夢だから。
届かないなら、伝わらないなら、触れられないなら、守れないなら、
いっそのこと僕と一緒に壊して永遠を生きよう。
僕が異常であることはもうわかってるから、
一緒に永眠しよう。

幾日か過ぎた頃、街のモニターが、ニュースを映し出した。

「続いてのニュースです。山の奥の洋館にて、若い女性と少年の遺体が発見されました。
遺体に損傷は認められず、心中したものであると見られます。
尚、洋館には他の男女の遺体が腐乱死体となって置き去りにされていました。
毒で死んだとの結果が出たことから、これらの死体も同じように毒死であると見られます」

というわけで終わりです。
ぬるい気がします……^p^すいません


572 :1/2:2010/08/12(木) 06:05:53 ID:Ee20EF1J
一緒に向かった取引先の接待場所である、郊外の古い洋館を改築したレストランは、以前来たときとどこか違っていました。
雨戸が閉め切られ、ドアのデザインも少し変わったようです。

きちんと予約は入れたはずなのになぜ?と不思議に思っているあたしを「ほら、早く入ったら?」と促しながら後ろ手にドアを閉めると、ヤンさんはあははっと大きな声で笑い出しました。
 「…ふふふふっ!…ねえ、以前来たときここを素敵だと言ってただろ?だから買い取ったんだ。」
くーっと目を弓形に細めてヤンさんは言います。

 「今日からここが、死ぬまで君の家だよ」

ヤンさんはくつくつと笑っています。そのいつもの穏やかな笑い方とのあまりの違いに、驚いたのと怖いのとで、あたしは口を開くことができません。
そんなあたしにヤンさんは捲し立てるように続けます。
 「ここで僕が助けてあげなきゃ、君は一生、うずくまって暮らすことになるんだよ。
仕事もできない、愛想もよくない、君の良いところってどこ?
友人もいなくて恋人もいなくて、いつもひとりぼっち。家族だって君のこともう諦めてる。
君は本当に寂しい人間だ。」

573 :2/2:2010/08/12(木) 06:08:15 ID:Ee20EF1J
あまりのことに、口を薄く開き、放心し返答しないあたしの態度を是ととったのか、それとも返答なんて最初から求めていないのか、ヤンさんはあたしが一度も聞いたことの無いような楽しそうな明るい大きな声で言いました。

 「君を好きなんだ!ずっとずっと前から大好きなんだ!
僕は君をこの古く綺麗な洋館で飼い殺す!まるで画のようだ!君はもう外に出ることなんて一生涯無いよ!
ハハハ、全くなんて良い気分だ!ハハハ、ハハ、ハハ…」

ヤンさんの声が家中に響きます。頭の良いヤンさんだもの、きっと防音加工もしてるんだろうな。

あたしはもうとても前から全てを諦めているのと、ヤンさんのことも嫌いではないので、特に不満もありません。
何も思いません

でも少し、目の奥が熱いのは気のせいでしょうか。

あたしは目を瞑ってみます。

瞼に映ったのは、仕事ができず、毎日のように一人残って残業をしていたあたしに、微笑みながらそっと温かいコーヒーを差し出してくれたヤンさんでした。


585 :彼氏いない歴774年:2010/08/16(月) 14:39:18 ID:+52VdDnu
喪子ちゃんが僕の事だけを見てくれますように
喪子ちゃんが僕の声だけを聞いてくれますように
喪子ちゃんが僕の事だけを好きでいてくれますように
喪子ちゃんが僕の事だけを愛してくれますように
喪子ちゃんが僕だけのものになりますように
喪子ちゃんに近付く奴は老若男女問わず皆死ぬより酷いめに遭いますように
この世に存在するものが僕と喪子ちゃんの二人だけになりますように


「えーっとあとそれから、」
「ヤンくん短冊書けたー?」
「うん、もうちょっとー」
「書けたら飾りに行こうね!」
「うん!」


僕の喪子ちゃんへの想いはこんな紙切れには収まらないんだよ
でもせっかくだし、こんな子供だましなイベントでも無邪気にはしゃいじゃう喪子ちゃん可愛い超可愛い
僕が書き終わるのをにこにこしながら待っててくれてる喪子ちゃんが可愛くて仕方無い
僕と喪子ちゃんは牽牛と織姫でもロミオとジュリエットでもなくてアダムとイヴになれば良いんだ
喪子ちゃん可愛い超可愛い
喪子ちゃん大好き


「よし、書けたよー」
「随分書いてたみたいだけど、何をそんなにお願いしたの?」
「ん?…内緒」






今更だが七夕ネタ
所謂草食系というか
黒髪眼鏡で頭良いのに喪子のことになると途端に脳が沸くヤンバカにヤンデレられたい

妄想を文章にするって難しい
見苦しいとこあったらごめん


607 :1:2010/08/18(水) 11:49:37 ID:aDQ8bC5R
ちょっとグロ(?)入りますのご注意を
前提
とある場所に監禁されている





こんばんは、喪子さん
ごきげんはいかがですか?

おやおや、その様子ですと随分と斜めのようですね
本当に……
一体何が気に入らないのでしょうね
アナタの為を思って、ここにいていただいているのに

あぁ、そんなに暴れないでください
アナタが傷ついてしまいます
止めてください
お願いしますから止めて……

止めろと言っているんだ!

……あぁ、すみません、すみません
声を荒げてしまって
いけませんね
ここ最近はどうも気が短くなっているようです

そういえば喪子さん、お腹、すきませんか?
アナタの為に夕飯を作ってきましたよ
ほら、お腹がすくとイライラするといいますし

ね、食べてください
食べてくださいよ、ねぇ

食べろと言っているだろうが!

食べていただけるのですか?
ありがとうございます


608 :2:2010/08/18(水) 11:53:05 ID:aDQ8bC5R
素直な喪子さんは好きですよ
とても、とても、とても、とても

『好き』だけじゃ足りませんね
こういう場合は『大好き』、になるのですか?
あぁ、どちらかといえば『愛してる』、の方ですね

そんな素直な喪子さんの為に、色々と用意をさせていただきましたよ
えぇ、ここにいていただく為の代償ですよ
そのぐらい用意しなくては楽しめないでしょう?

あぁ、これの中身ですか?
アナタがとても……
そう、とても喜ぶものですよ
中身が知りたいですか?

知りたいですよねぇ

でも、今はお見せできません
先に夕飯を食べていただかないと、ね

さ、食べてください
おいしく出来上がっていると思いますよ
これでもアナタの好みは知り尽くしていますので
あぁ、それでも不安ですね
あなたの口に合えばよろしいのですが

美味しいですか?
それは良かった

ソレの材料、アナタの元カレの肉ですから



病み度もデレ度も足りず、変な所で終わる駄文でスマン
改行も多くてごめんなさい
行間は適当に喪子の台詞を入れて読んでいただけるといいな


619 :彼氏いない歴774年:2010/08/19(木) 14:22:06 ID:AKjuYTdE
レスありがとう、607です
波平……惜しいと言えば惜しい
和服着用の兄さんというよりもおじさんに近い年齢をイメージしてた
ちょっと違うかもしれないけど計画的なツンヤンデレを自分なりに考えてみたんだけどこんなのどう?


前提
喪子に別れ話を切り出された

へぇ、他の男のトコへ行くんだ
そう…分かった……
いいよ、ソイツんトコ行けば?
(ただし、ソイツは殺すけど)
俺以外のやさしー男のトコに行くんだろ?
ほら、早く行けよ
(俺以外の男がお前の視界に入ったらソイツ殺すけどな)
別にお前がドコに行こうと俺にはもうカンケーねぇし?
(それとも計画早めて背中見せた瞬間ここで拉致るか)
オイ、泣くなよ
はぁ?今までのは冗談?
そっか冗談か
(冗談、ねぇ…今回は許すけど、次は冗談でも許せねぇな……)
……バッ、そ、そんな事できっかよ!
ひ、人が、人が来てんじゃねぇか!!
俺が優しくないつったって……
いい加減分かれよ!
んなこっぱずかしいマネ人前でできっか!!
(喜んでまぁ……いい具合に俺に依存してきたな)
ん?機嫌がいいって?
そりゃあ、まぁ、なぁ……
(そろそろ計画に移ってもいい頃か?)
……なぁ、俺達なげぇし、そろそろ一緒に住むか?
(もう、一生外には出さねぇけど)


629 :彼氏いない歴774年:2010/08/20(金) 20:49:56 ID:jXeXDFxd
>619に萌えたので自分もツンヤンデレみたいなの妄想してみた

<喪子と他の男が仲良くしている時>
お前みたいなバカ女が普通の男に好かれるとでも思ってんのかよ
本当お前って頭わりーよなー どうせ遊ばれてるだけに決まってんだろ!
(ああああうっぜえなんであんな男!喪子を見てるのは俺だけなのに俺だけなのに!)

<喪子が他の男と付き合い始めてツンヤンデレから距離を置きだした時>
なんでオレのこと避けてんだよ逃げてんのかよ
これだから恋愛に毒されたバカ女っていうのは調子に乗ってて気持ち悪いんだよ
お前みたいな苛められっこなんか恋愛する価値ねーんだよ
(なんで俺のこと見ないんだよ嫌いでずっといればいいのにずっとどんな形でも執着して欲しいのに何されてもいいのに!)

んで最終的にツンツンしすぎてどんどん迷惑がられて距離取られてヤンにもデレにも気付いて貰えなくて
ツンが完全崩壊してヤンデレ大爆発して他の男を殺してその後にまた「勘違いすんじゃねーよ」みたいな態度を取ってると萌える。


623 :1/2:2010/08/20(金) 10:43:25 ID:lF1prgw/
会社のお局様達から守ってくれて、心中願望がある駄目ヤンデレはどこですか?
という事で、流血・心中注意。




マグカップが床に落ちて割れた。
緑の破片が辺りに飛び散るも、私はそんな事に構わず後退った。

痛い、ずきずきと脇腹が痛む。
お腹を押さえた手が血で真っ赤に染まり、私は悲鳴をあげた。



「ああ、喪子ちゃん酷い。そのマグカップは俺とお揃いなのに」

「でも、喪子ちゃん可愛いから許してあげる。…それに、もうマグカップもいらなくなるもんねえ?」


ヤンさんは、いつもと変わらない笑みを浮かべて、本当にいつも私に優しくしてくれていた時と変わらない表情で歩いてきた。
裸足にも関わらず、割れた破片の上を歩く。痛い、足に刺さっているはずなのに何で平気なの?



「だって、喪子ちゃんは僕と一緒に天国に行くもんねえ?」

ヤンさんは笑って、さっき私のお腹を刺した包丁をまた私に向けた。

624 :2/2:2010/08/20(金) 10:44:25 ID:lF1prgw/

「この世界に住む、喪子ちゃん以外の人間は皆クズだ!
 喪子ちゃんだけだよ、優しい人間は」
「そんな事ない…皆優しくて良い人達ばかりだよ……」


「喪子ちゃんは優しいなあ、そういう人を疑わないところ俺は好きだよ?」

ヤンさんはそう言って、また一歩私に近づいた。
向けられた包丁の先から、私の血が床に落ちる。また刺されてしまう。



「この世の人間は皆クズばかりだ、喪子ちゃんだって会社の性悪女に意地悪されただろう?
 あいつらは僕が始末したけれど、喪子ちゃんに嫉妬するクズ達はまだまだ居るんだ」


一歩一歩、ヤンさんが近づいてきて。彼との距離が縮まる。
嫌だ、また刺されてしまう殺されてしまう。

分かっているのに足が動かない。
来ないで来ないで来ないで来ないで。


「ね、喪子ちゃん僕と一緒に死のう。死んだらもう、喪子ちゃんを虐める人達は居ない」

「僕と喪子ちゃんは二人きりになるんだ」


ヤンさんは優しく笑った。
いつも私に優しくしてくれていた時と同じ表情で。

お腹が痛い、でもヤンさんはもっと辛い。
ごめんなさい私が会社のこと相談しなければ良かったのに。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
ヤンさんごめんなさい。



「ずっと二人きりでいようね」


私が最後に感じたのは、優しく笑うヤンさんとお腹に突き刺さる痛みでした。




630 :彼氏いない歴774年:2010/08/20(金) 23:12:12 ID:8bXJRoAw
訳あって年下の学生ヤンと二人暮らし
ヤンは対人恐怖で喪子に依存気味
そんな中彼氏ができて浮かれて帰るのが遅くなる毎日
扉を開けて電気をつけると体育座りして号泣しているヤンの姿
ヤンの近くにはカッターが落ちていて体には無数の自傷跡が
喪に気付いたヤンは小走りに喪に抱き着く

ねえねえ喪子ちゃん
僕の事嫌いになっちゃったの?
僕何か悪い事したかなあ?
ごめんね喪子ちゃんごめんね
何でもするから逃げないで
ごめんねごめんねごめんねごめんね

血をダラダラ流しながら死にそうな顔で言われたい


633 :彼氏いない歴774年:2010/08/21(土) 10:14:20 ID:FFgNyw+P

双子の兄弟
顔(もちろんイケメンに限る)、背格好はまったく同じだが、性格だけ正反対
兄は、気が強く、なんでもポジティブに(口調は俺)
弟は、気弱で若干ネガティブ思考(口調は僕)

きっかけは喪子が落とした携帯電話
拾ったのは弟で、届けたのは兄
携帯を届ける時、弟は過度の人見知りなので遠くから様子を窺っていた
ここで話の流れか一目惚れなのかどっちでもいいが、兄弟揃って喪子に惚れる
この時兄は上手い具合に喪子の番号、メアドなどを聞き出していた

その日から始まる知らない番号からかかってくる無言電話
知らないメアドから入ってくる気持ち悪いぐらいの愛を込めた内容のメール

喪子が精神的に参ってきている頃、街を歩いている時に兄からの電話
電話の最中に兄そっくりな人物を目撃し、声を掛けようとするが相手は電話をしていない
兄弟にしては似すぎているが、もしもという事もあるのでその場で兄に「兄弟はいるか」と問うが兄は「兄弟はいない」と否定
ドッペルゲンガー?!

次第におかしくなっていく喪子につけこみ、なんとか自宅に招き入れる事に成功
自分がおかしいのだと思い込んでいる喪子に、今までのが全て二人でやっていた事だとネタばらし
そこから始まる監禁生活

兄による鬼畜ドSな調教ENDか、弟による陰鬱な心中ENDか……
選ぶのはアナタ次第です!

ちなみに、双子による永遠の箱庭ENDなんてのもある

って、これ、むしろゲームネタの方がいいのかも


718 :彼氏いない歴774年:2010/09/11(土) 21:20:13 ID:u638P9Hw
不器用な君がぎこちなく笑うのを、少し離れた場所から見つめているだけではもう我慢ならないんだ。
頭の中で好きなように君を犯すだけでは、もう満たされないんだ。
僕の乾きを満たしてくれるのは、君だけなんだ。

ああ、そんなに怖がらないで?
僕が君を独り占めしてしまう代わりに、僕は君が望む世界に連れていってあげる。
誰も君を嘲笑ったりしない。
耳を塞ぎたくなるような汚い言葉も聞こえない。
愛が欲しいんだよね?
なら、僕が愛してあげる。
髪の毛から爪の先まで、全て。
綺麗な心から時々覗く、見苦しい鬼のような心も全部全部愛してるよ。

…続きは、後でゆっくり話すよ。
ごめんね、早く二人きりになりたいから。
少し痛いかもしれないけど、我慢してね。


長文すみませんでした。


477 :1/6:2010/07/21(水) 12:32:27 ID:xtqmV9wE
年下ヤンデレが好きです。
以下、妄想。長いです…orz

「喪子さん」
声をかけられて、思わず肩が揺れた。
「…ヤン君。今帰り?」
そう聞くとヤン君は頷き、自然に私の手を取った。
「えっ!ちょっと…ヤン、くん…」
突然の事に頭がついていかない。
反射的に手を振り払おうとして、ヤン君に痛い程握られた手にそれが叶わない
事だと知る。その強引さに思わず眉が寄るも何も言えない自分がいた。
握られた手に更に力が加わり、今度は痛みで眉を潜める。
かと、思えば親指で手の甲を優しく撫ぜられる。…まるで官能を呼び起こすみたいに。

馬鹿みたいに顔が熱い。きっと耳まで真っ赤だ。
(からかわれてる…)
そう分かっているのに顔が赤くなる。
いい年して軽くかわす事も出来ない。
顔を赤くしてうろたえる姿はきっとみっともないだろう。
恥ずかしくて消えてしまいたくなる。

478 :2/6:2010/07/21(水) 12:34:11 ID:xtqmV9wE
お気に入りのカフェ(と言うよりは喫茶店と言った方が正しい)で
仕事で必要なものを書き出し確認する。
この後、一人で買出しに行くのだ。相手に気を使う必要がないので楽でいい。
こんなだから喪女なのだ、と思いながらも買い忘れがないかメモへ視線を走らせる。

その時ふと、紅茶のいい香りがした。
その香りに誘われるように顔をあげるとヤンさんがいた。
「ありがとうございますっ。」
思わず早口になる。その余裕のなさに思わず恥ずかしくなるが、
ヤンさんは特に気にした風でもなく
「冷める前に飲んで下さいね。」
と、微笑んだ。その笑みにつられて私も笑みを返す。
カップに手をかける私に、ヤンさんは何かに気づいたように目を細める。
その視線の鋭さに思わずドキっとした。

「…あの、何か…?」
不快な行動でもしましたか?と心の中で怯える。
私の内心の怯えに気づいたのか、気づいていないのか、
そう声をかければいつもの優しい雰囲気のヤンさんに戻る。

479 :3/6:2010/07/21(水) 12:35:10 ID:xtqmV9wE
「いえ、ただ意外だなと思って」
「意外?」
「喪子さんがそういう色のマニュキア付けてるの」
そう言われて手元を見る。休日しか付けない濃い赤色をした爪が見えた。
確かに自分には派手かもしれない。が、特にこれに関しては卑屈な思いは無い。
その華やかさに落ち込む度、不機嫌そうに喪子にはこれが一番似合うんだよと言う
弟の顔を思い出して思わず笑った。
その笑みに思わずヤンさんが先程の鋭い視線を通り越し、痛く感じる程冷たい
目をしている事に私は気づかなかった。

「この…」
「えっ?」
「このマニキュア誰かからのプレゼントですか?」
えっ?と聞き返す前にヤンさんに手を絡められる。
一本、一本私とヤンさんの指の感触を確かめるようにゆっくりと。
「ヤ、ンさ…」
「…妬けちゃうなぁ」
ヤンさんがボソっと呟いた声は、

「喪子さん!!」
と言うヤン君の声でかき消された。

480 :4/6:2010/07/21(水) 12:36:15 ID:xtqmV9wE
「ヤン君!?」
何でこんな所に?と驚き、ヤン君の他にも彼と同世代の子を見つけ、
思わず影で笑われている自分を想像してその怖さで小さく震えた。
そんな私におかまいなしにヤン君を私の手を掴むと強引に歩き出す。

その強引さにヤンさん以外のその場にいた全員が驚いた。
ヤン君の友達は後ろでヤン君の名前を呼び、私はヤン君の性急さと
お代を払わずに出てきてしまった事、そしてヤン君の名前に思わず
振り返ったとき女の子に嫉妬のこもった目で睨まれた事。

ーーそしてヤンさんのあの酷薄な笑みに…頭がパンクしそうだった。

481 :5/6:2010/07/21(水) 13:21:47 ID:xtqmV9wE

痛いのだろう喪子さんはさっきから何回も手をねじっている。
それでも手を離す気は更々ない。それ所かもっと力をこめてやれば
耐え切れないように喪子さんは痛みに声を漏らした。

その声にほんの少しだけ機嫌がよくなる。
女の人を痛めつける男も、力で屈服させる男も最低だと思っていたし、
今もそう思っている。
けど、今俺がしてる事は決してそういうものではない。
喪子さんへのーー愛ゆえの罰だ。

俺以外に笑いかけてた喪子さんがいけない。
俺以外に触らせる喪子さんがいけない。
俺以外に顔を赤くさせる喪子さんがいけない。

「…ヤン、くん…っ!!」
振り絞ったような小さな声で喪子さんが声をかける。
それに素直に振り返り、手を離せば喪子さんはほっとしたような顔をした。
喪子さんの手首には俺の手の痣がくっきりと残っていてそれにひどく満足感を覚えた。

あぁ、でもさっきまであの変な男が喪子さんの指を舐めるように
触っていた事を思い出してまた機嫌が悪くなる。
あ!そうだ!俺が洗ってあげればいいんだ。一本、一本、俺のものなのだから。
せっかくだから身体も全部洗ってあげよう。大事にしてあげなくちゃいけない。
俺の喪子。

「ねぇ、喪子さん。一緒に家に帰ろう?」

482 :6/6:2010/07/21(水) 13:25:12 ID:xtqmV9wE
さっきの男。高校生くらいだろうか?を思い出しヤンは思わず笑った。
その笑みに先程からケーキセットで粘っているグループが声を上げたが
どうでもよかった。
この落ち着いた、人のあまり来ない、悪く言えばさびれた喫茶店でバイトしているのも
喪子さんがここが好きだからでそれ以外の理由など存在しない。

あぁ、それにしてもさっきの男には本当に笑える。
喪子さんの事を何も分かっていない。
あんなに強引にしたら喪子さんは怯えるだけだ。
もっと優しく、優しくしなければ意味が無い。

喪子さんが俺なしではいられないように。
喪子さんが俺にすがるように。
喪子さんが俺がいなければ生きられないように。

ーー喪子さんが俺以外何もいらなくなるように。

その日が来るのが待ち遠しくて仕方ない。
あの男にはそんな事出来ないだろう。

…あぁ、でも喪子さんにマニキュアを贈った相手なら出来るかもしれない。
随分と喪子さんはソイツを信頼していた。
けど、信頼なんて脆いものだ。

喪子さんドロドロに甘やかしてあげる。
喪子さんの優しい世界を俺が作ってあげる。
信頼なんて依存に比べれば脆い。
俺がいなくちゃ生きていけないように、俺以外でもし喪子さんが生きていけるなら

ーーその時はそれを壊して、泣いた喪子さんを思いっきり慰めてあげる。


492 :1/6:2010/07/22(木) 11:33:03 ID:wd+NZIzU
>483です。
続きをと言って下さった方がいたので調子に乗って続きを・・・。
年下ヤンデレ好きじゃない方はすみません。
そしてまたも長いorz


「喪子、足出して」
きつくそう言えば喪子はおずおずと足を俺の方へと向ける。
それを逃げないように掴めば体がビクリと揺れた。

「…ヤン。やっぱり自分で塗るから」
「不器用な癖に何いってんの」
鼻で笑うようにように言ってやれば喪子はぐっと押し黙る。
「それに、まっ、今日で最後だし」
せんべつだと思えば、と軽く肩を竦める。
それでも喪子は納得いかないのか、恥ずかしいのか顔を背ける。

ベッドに座る喪子の足元に跪くようにしてペディキュアをほどこしていく。
そのまるで主従のような体勢に喪子はぎゅっと目を瞑り、恥ずかしさに耐えていた。

友達もあまりおらず、また喪子自身活動的ではないため、
人と比べると外出する機会がすくない喪子の足は日に焼ける事は無い。
白い足にはきつく感じる程の赤がよく映えた。
その出来栄えに一人満足感に浸る。

493 :2/6:2010/07/22(木) 11:36:48 ID:wd+NZIzU
「これ、やるよ」
「えっ?」
「俺が持っててもしょうがないし」
「それは、そうかもしれないけど…」
「喪子もさ、もう少し気使わないといつまでたっても彼氏出来ないぜー」
からかうようにそう言えば喪子はすねたように分かってるよと呟いた。

その様が可愛く見える反面、ジクジクとしたドス黒い感情が
自分を支配していくのが分かる。
彼氏が出来ない姉を心配する事はあっても、彼氏が出来て欲しくないと思う
弟などいないだろう。いや、シスコンならいるかもしれない。
でも、いもしない彼氏を憎く思う弟などいるだろうか。
それが異常である事は俺が一番分かっていた。

だから喪子が一人暮らしをするために家を出ると聞いた
時は良かったと思った。喪子のためにも、自分のためにも。
ただの弟に戻るために。

それなのにっ…!

自分の目に入らない所に喪子がいるかと思うと、
自分がいない所で喪子が俺の知らない誰かと笑ってるかと思うと、
気が狂いそうになる。

だからこれは呪いみたいなものだ。
この赤い印は俺のものだという。
「大事にしろよ」
笑いながら――心の中でその白い首筋に赤い噛み跡を残す日の事を考えた。



494 :3/6:2010/07/22(木) 11:38:46 ID:wd+NZIzU
「ヤン君!っや、だ」
喪子さんのカバンの中から鍵を取り出し、引き摺るようにして
バスルームへ足を進める。

服を着せたままの喪子さんをタイルに座らせ、
シャワーコックを捻る。
「…っひ!」
夏といってもその冷たさに思わず声をあげた喪子さんに
ごめんね、と謝る。
余程冷たいのだろう、喪子さんはガタガタと体を震わしていた。

「すぐに温かくなるからね。」
シャワーの温度を高めに設定して、服を脱がそうと手を
かけると、喪子さんは泣いてやめてという。
困ったなと思いながらも、まずは手を洗うのが先だからと
ボディソープを手に取り喪子さんの手を丹念に洗っていく。

その最中も喪子さんは泣き続け、その涙を舌で舐めとれば
喪子さんはその度体を揺らした。
あぁ、可愛いなあ。
そう思ったら思わず喪子さんの首を思いっきり噛んでしまっていた。



495 :4/6:2010/07/22(木) 11:41:08 ID:wd+NZIzU

「いやぁ…!だ!」
近くに寄ったついでにと喪子の家に行けば悲鳴に近い
喪子の声が部屋に玄関の奥から聞こえてくる。
瞬時にドアを開ければ喪子と男物の靴が散乱していた。

土足のまま音のするバスルームへ向かえば
「…ヤ、ン…?」
泣きはらした顔の喪子を抱き寄せる見知らぬ男。
喪子の首筋に見えるその赤い歯型に

――目の奥が赤く染まった。

「ヤンっ!」

とっさの事に対応できなかった男に馬乗りになり
殴りかかる。少年のような細さが残る体に体格差でも
力でも負けるはずが無く殴り続ける。
一体どれ程殴ったのか、気付けば喪子に泣きながら止められた。

「も…うやめて…ヤン君が、死んじゃ…」

こんな奴を庇う喪子に思わず縛りつけ自分の事以外考えられなく
してやりたくなる。
けれどその感情を何とか舌打ちで収め、男を持ち上げ玄関の外へ追い出す。
「二度と喪子に近づくな」
という言葉と蹴りと共に。

――射殺すような視線を互いにやりながら。



496 :5/6:2010/07/22(木) 11:43:20 ID:wd+NZIzU

バスルームに戻ると茫然自失した風な喪子を立たせ、
服の上からバスタオルで水気を取り、着替えるように言う。
しかしいくら待っても座り込み着替える様子のない喪子に
ため息を付き、服を脱がせ、適当に選んだワンピースを着せる。

その間も喪子は抵抗らしい抵抗は見せなかった。
余程ショックだったのだろう。
あんな風に男に強引に迫られ、目の前で暴力を見せられ。

優しくしてやりたいが、首に残る赤い噛み跡に湧き上がる憎悪を抑えるので
精一杯だった。
そして、それ以上にあんな男が喪子にショックを与えられる事。
そして喪子がショックを受けた事にこれ以上ない怒りを覚える。

乱暴な動作で薬箱を探し、消毒液をガーゼに染み込ませ
噛まれて傷ついたそこにあてる。
大げさな程体を揺らす喪子を無視して、絆創膏を探せば
傷跡を隠せるような大きさの物は無く、更に苛付いた。

けれど、喪子の首を誰にも見せたくは無い。
喪子には特に。こんな汚らわしい傷跡など。

「ちょっと薬局に行ってくるけど…絶対に、誰が来ても
俺以外の奴にドア開けるなよ」
そう言えば喪子はどこか遠くを見ながらこっくりと頷いた。



497 :6/6:2010/07/22(木) 11:46:00 ID:wd+NZIzU

頭がぼうっとする。考えなくちゃいけない事がたくさん
あるはずなのに何も考えられない。
体が重い。寒い。疲れた。このまま寝てしまいたい。
限界を訴える体に従うように体を横たえようとした時、急にチャイムが鳴った。

その音に自分でも笑える位反応した。
出なくちゃ…あぁ、でもヤンは誰が来ても出ちゃいけないって。
…ヤン君、なんだろうか…。怖い!…怖いけれど血を吐き出した
ヤン君の姿を思い出せば無視出来ない。

そんな事をぐるぐると考えていると、コンコンというノックの後に
「喪子さん?」と優しく呼びかける声が聞こえた。
そのヤンさんの声にお代を払わずお店を出てきてしまった事を思い出し玄関へ急いだ。

「あっ、良かった喪子さんいたんですね」
「すみません!ヤンさん、あのこれお代」
「えっ?あー、それはいいですよ」
「いえ、そんな訳には…

いきませんと続く言葉を遮るようにヤンさんが首の傷跡に触れた。

「これ、さっきの男ですよね」
「えっ?」
「ほらさっき店に来た男…ははっ!馬鹿な奴だとは思ったけど本当に馬鹿だな」
「…ヤ、ンさん?」
「こんな事しても喪子さんが怯えるだけなのに」

ヤンさんの異様な雰囲気に一歩、また一歩と足を下げれば
追いかけるようにヤンさんが足を進める。
それに恐怖を覚え更に一歩下がろうとした時、段差に足を取られ
背中から倒れこむ。

痛みに耐えるように体を硬くすれば、その背を支えそっと抱き寄せられる。
「痛かったでしょう?」
なぞるように首に指を這わされ体が恐怖と快感で震えた。

「大丈夫ですよ。これからはずっと俺が優しくしてあげますから」



498 :彼氏いない歴774年:2010/07/22(木) 11:47:53 ID:wd+NZIzU

終わりです。
長々とすみませんでしたorz
読んで下さった方ありがとうございます。

ちなみに
「もう何も考えられない」を選択すると→ヤンさんEND→喪子、ヤンさん宅にて監禁。

「嫌だ!」を選択すると→ヤンEND→ヤンさん撃退後、もう喪子から
目を離すことなんて出来ない!ヤンデレへ。その後、二人を誰も知らない所へ
逃走、喪子監禁。

「………」を選択するとヤン君END→ヤンさん、ヤンを殺傷後、
怯える喪子と共に喪子宅にて二人で住む。死ぬまで出てこない。
一番病んでる。

好きなENDをどうぞ。


664 :彼氏いない歴774年:2010/09/05(日) 18:04:51 ID:2aGC5nYi
初めは単なる顔見知りのお兄さん
時が経つにつれ、将来のことなどを相談する相手へと変化していく
お兄さんは年上らしく、時には厳しく、時には甘く助言をしてくれる
お兄さんの方も頼ってくれる相手ができ、恋愛感情はないが、喪子のことをかわいい妹みたいなものだと思っている

しかしながら、相談をされるにつれ、自分は頼られている、そのことに対し優越感みたいなものを感じるようになり、
僕がいないと喪子はこれからどうするんだろう?と徐々に病みはじめる

そんなとき、喪子がお兄さん以外の人に相談していることをお兄さんは運良く?運悪く?目撃してしまう


相談相手と別れを告げ、少しばかり笑みを引きずりながら、
さあもう帰ろうとしたとき、左手首に大きな力が突如加わった。
思わず、ヒッと声を挙げてしまったが、その力の元である人物を見た瞬間、驚いたが、すぐに安心した

「ヤンお兄さん!びっくりしたじゃないですか!普通に声をかけてくれればいいのに」
そう私が言っている間も、お兄さんは力は弱まったものの、私の左手首を離してはいなかった
身体的接触に慣れていない私には、その事実は顔に熱を集めさせるには容易なことであった

「ねえ、喪子ちゃん…どうして僕以外に相談してるの?」


この後は皆さん好みの病み方でどうぞ!

私の好み的には、弱気な病み方が好きです
「僕じゃ、頼りなかったかな?」
「僕以外には相談しちゃだめなんだよ?」
とか
病んでるときは半泣きであると尚良し


694 :彼氏いない歴774年:2010/09/09(木) 18:14:46 ID:xJmfO+Wj
スレの趣旨とは違うだろうが、何かするたびに口うるさい店長をヤンデレ換算している

「喪川さん、書いた伝票チェックするので見せてください」
「喪川さん、熨斗はちゃんとできましたか。見せてください」
「どうして僕の言った通りにしないんですか」
「僕が前言ったこと忘れたんですか」
「喪川さんにとってはどうでもいいことなんですか」
「他の人には聞かないで下さい。あなたは僕のやり方で育てますので」
「喪川さん、さっきあくびしてたでしょう。見えてますよ」

と、本当に鬱陶しい言葉も黒髪メガネの冷徹な美形に言われてると思えば萌える
実際はただのおっさんだけど



743 :彼氏いない歴774年:2010/09/14(火) 19:11:11 ID:LV6e+PNY
お母さんへ

毎日たくさんのお土産を買ってきてくれます
だいすきだよを言ってくれます時々家に帰り
たいけど私はこの人と結婚して本当によかっ
たって思っています心配しないでねお母さん
あのころお母さんにとてもとても心配かけた
けどこのごろはとても幸せですだからおかあ
さんからだに気をつけてね風邪をひくと大変
だからお隣のおくさんもこの前風邪をひいて
大変だったみたいお願いだからはやいうちに
電話して遊びにきて私も夫もとても楽しみに
待っていますから

喪子より

結婚してみたら旦那がヤンデレだったとかすごくいいよねー
メールも手紙も全部チェックは当たり前だよねー
こんな手紙出してみたいなー
おかん気づかなきゃいいなー



お母さんへ

毎日くさんのお土産を買ってきてくれます
だいきだよを言ってくれます時々家に帰り
たいど私はこの人と結婚して本当によかっ
たっ思っています心配しないでねお母さん
あのろお母さんにとてもとても心配かけた
けどのごろはとても幸せですだからおかあ
さんらだに気をつけてね風邪をひくと大変
だかお隣のおくさんもこの前風邪をひいて
大変ったみたいお願いだからはやいうちに
電話て遊びにきて私も夫もとても楽しみに
待っいますから

喪子より




744 :彼氏いない歴774年:2010/09/14(火) 19:44:09 ID:/SbK6rQm
自分の魅力を熟知したぶりっ子ヤンデレが好きだ。
喪子が可愛い男が好きだということを知った上で、天然のかわいさを装って、
喪子に近づき、上目遣いや甘えた口調で喪子にまとわりついて、惚れさせる。

付き合いだしてからは、天然ぶりっ子を止めて、ナルシストぶりっ子に移行。
天然じゃなかったのか!と喪子はそのギャップに、驚きつつも、かわいいので
許してしまう。
付き合い出してからは、束縛や嫉妬も激しくなるけど、かわいいので(ry

「ね〜、喪子ちゃん、さっきの男の人より、僕の方がかわいいでしょ〜?(うるうる)」

TVを見てて芸能人を褒めると「あんな男のどこがいいのか僕分かんない>< それに
あの俳優、かわいい子と熱愛報道されたじゃない。所詮、男はみんな顔立ちの整った
子が好きなんだよ。だから、喪子ちゃんが、僕以外の男に興味を持ったって相手にされない
し、相手にされても騙されるだけだよ??? それに僕が彼氏で何も不満なんてないでしょ?
僕は、芸能人に負けないくらい顔も肌も綺麗で、喪子ちゃん一途で、スタイルも良くて
喪子ちゃん限定で優しいし。僕みたいな男、世界中探しても、僕しかいないんだからね!
だから、喪子ちゃんが僕以外の男に浮気しようとか、捨てようなんて、考えること自体、
馬鹿らしいんだからね?それとも、僕があの芸能人に負けてるとでも言いたいの?もし、
喪子ちゃんがそう思ってるんだったら僕、悲しいな・・・(うるうる)」

とか、あとは、

「僕って、喪子ちゃん好みのかわいい男だし、優しいし、一途だし、背も高くてスタイルも
いいし、こんないい男が喪子ちゃんの事を好きになるのは僕以外にありえないんだから、
喪子ちゃんもまさかこの僕を振ったり捨てたりなんてことはしないよね〜〜?ふふv」

ヤンくんは、そんなこと言ってても喪子に捨てられたり飽きられたりマンネリ化することを
極度に恐れているので、喪子が喜ぶことや、喪子好みのオシャレなどに余念がない。
喪子に上のような台詞を言うのも、喪子が自分以外の男に興味を持つのを防ぐため。

暇さえあれば、私はぶりっ子ヤンデレの妄想してるけど、このスレを見る限り
ぶりっ子ヤンデレに萌える人は見当たらなくて、ショボーン(´・ω・`)


780 :彼氏いない歴774年:2010/09/17(金) 22:01:08 ID:6ZdbiXrU
とある大企業の下請会社に勤める喪子。
大企業のトップのヤンデレ。
なんやかんやでヤンデレが喪子の会社に訪れた時、丁寧に会議室か何かを教えてくれた喪子に一目惚れ。
一応偉い人が来ることは知ってたけど顔と名前がなかなか一致しない喪子はまさか会議室を教えた相手がヤンデレとは知らず…
そっからライフウィズヤンデレが始まります。
喪子を自社によこせと言ってくるように。
喪子は友達も彼氏もいないから仕事をもくもくとこなしていたため会社でもなかなか必要な存在。
会社が拒否るとじゃぁもうおたくには頼みませんよとか脅すヤンデレ。
しぶしぶ喪子を引き渡す会社。
しかも突然の秘書抜擢。
秘書なのに出社させてもらえず、なぜかヤンデレの自宅警備。


そんな感じのヤンデレが欲しいよ。
頭はきれるしエリートだけど、育ちよすぎてちょっとなんかズレてるヤンデレがよい。


789 :彼氏いない歴774年:2010/09/20(月) 02:21:56 ID:eaiRmLnk
>787
いじめっ子に報復する事もなく自分一人頑張って隠蔽工作してる優しいヤンデレ、犠牲愛というものか

ヤンデレ侍、ヤン武士というものを思い付いたので書いてみた

適当な武士語なんで注意↓


某は姫様を愛してござる

姫様のお近くに行くには如何すればいい? その事ばかり考えていた、初陣の時、大将首をあげた時、傷を負い生死をさ迷った時も。

某は所詮成り上がり故にどれだけ名をあげようと姫様をめとる事はできぬ、誰であろう我が殿が許さぬ。

姫様の縁談を人伝に聞いた、近年力を付けた遠く西国の大名の正室にという。

謀反を起こした。

殿、奥方様、まだ幼い若、候につかぬ者、残らず殺し申した。誰にも恨みはない。
姫様は今我が手にある。しかし如何した事か顔を見せてくれぬ、着物、帯、髪飾り、紅、女子が喜びそうな物を手当たり次第与えてみたが死にたいと申し泣くばかりにござる。

候は今日も姫が為に首を狩る。
それしかできぬ、某が姫様に贈れるものは敵将の首だけにござる。



872 :彼氏いない歴774年:2010/09/27(月) 16:20:25 ID:RRG05zYh

以前から僕のなかで彼女は、大勢いる女の子の中でも一際魅力的に見えていた
大講義室ではいち早く見つけられたし、目が自然と彼女を追っていたのだろう
僕自身、成績も顔も悪くないし立ち居振る舞いは昔から厳しく躾けられたから自信はある。
ちょっと奇抜な見た目だから、派手な女の子とも地味な女の子とも遊ぶ。
友人だってたくさんいるし、先輩にも可愛がられるし後輩も慕ってくれる。

人を好きになったことは無いけれど
何も不充してない。

あの日君が、僕の名前さえ聞かなければ
あの日君が、遠かった視界を越えて僕の袖口を引っ張らなければ
僕は頭がいいからちゃんと処理したはずなのに

ずっとずっと離れない
こびり付いて消えない君の顔と声に毎夜、変な気を起こしそうになる僕を汚いと叱る僕に悩まされる

そうだ夢を見たんだ
君にキスをする夢を
君は泣いていたから、目にもキスをした
とても幸せだった。初めて人間らしいことをしたんだ。
それでも泣き止まない君に、僕謝ったんだ

「ごめんなさい、好きになってごめんなさい」

って縋るみたいに何度も

現実の君は僕に微笑みかけてくる
綺麗に、綺麗に僕に触れてくる
君は僕を綺麗だと言う
君なんかに比べたら僕はただのゴミみたいなものなのに

僕は欲しかったんだ
綺麗で仕方ない君が


だから僕は悪くない
綺麗な君が悪いんだ。



憧れのヤンデレ君に勇気を出して声をかけた喪子。
ナルシストで自己愛な人は病みやすい気がする。
見た目は派手でチャラチャラしてるのに心は病み病みとかおいしいです(^p^)


965 :彼氏いない歴774年:2010/10/04(月) 01:00:44 ID:rj2Ty3by

僕は随分長い間眠ったままの心地で生きていた。
人間はすぐに人を好くけど、僕は人を好いた事がなかった。
「人を好きになるってどんな感じ?」とクラスメイトに聞くと
「一緒にいて落ち着く。って感じ」
「ただただ会いたい…かなあ」
数々の解答の中に、モノクロだった僕の鼓膜がじんわり色づいていくものがあった

「頭からずっと離れない。その人で頭が一杯になって何も手に付かないな」

よくわからない、という顔をしているクラスメイトにお礼を言って、また頭を巡らせる。

僕は毎日
夢で君にキスをして、
朝に頭を抱える。
夢で、なんて僕はただの変態じゃないか。

でも、校内で誰かに微笑みかける君を
僕に手を振る君を
目に焼き付けたら
夜まで君のことを考えて
夢で君にまたキスをする


もしかしたら、僕は君が好きだ

君にしたいことがたくさんある
その手に触れたい
肩に触れたい
抱きしめたい
欲を言うなら抱きしめ返してほしい
キスをしたい
そしたら微笑み合いたい

何一つ叶わないくせに夢の中の僕は容易に全てをこなすんだ

現実の僕は君を見つめるしかできない
好きだと言って嫌われるくらいなら


夢の中の、君に会いたい
現実の僕なんかいらない

今から君との永遠を誓います
僕は、幸せに浮遊した。


「ヤンデレ君、最近学校来ないよね」
「噂だと、入院してるらしいよ」
「え、どこか悪いの?」
「なんか、事故のあとから目を覚まさないんだって」
「うわー事故かぁ…大丈夫かな?」
「大変だよね…」



夢の中でハッピーエンドなヤンデレ君


976 :彼氏いない歴774年:2010/10/05(火) 23:48:22 ID:VbfMJ9eq
「喪子ちゃん。誕生日おめでとう」
二十歳の誕生日に家に来たヤン君
なんで私の家知ってんの?
「二十歳の誕生日に迎えにくるって言ったでしょう」
そんな事全く言われた記憶がない
第一、ヤン君と話した事なんて
「とりあえずさ、やっとお酒のめるんだから飲もうよ。
喪子ちゃんが好きそうなお酒いっぱい買ってきたんだよ?」

起きてみると明らかに自分の部屋ではない部屋に居る事に気づく
どこだここは。とりあえず眼鏡、と思って眼鏡を取ろうとすると手首には手枷がついてる
しばらくするとヤン君がドアから顔を覗かせる
「やっと気づいた?あ、もしかして状況分かってない?」
こくこくと頷くと説明してくれた。
「小さい頃さ、1度だけ一緒に遊んだんだよね。その時『大きくなったら結婚しようね』って言ってたんだけど・・・」
覚えてないし、第一そんな小さい頃の約束・・・
色々考えてると後ろからふわっと抱きしめられる
「これからはずっと一緒だよ 他の男の所なんか言ったら許さないから」

擬似プロポーズこんな感じですかわかりません・・・!
病んでない気がするし


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