41 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/11(木) 23:19:48.33 ID:W+s2PzRZ
ひまわりを育てている男の子が育ったひまわりを見て
「なんで太陽のほうを見るの？僕のものなんだから僕を見てほしいのに」って言う。
でわざと水をあげないで元気をなくさせて
「僕のほう向いたよ」
っていう４コマ見たときは一瞬ヤンデレかと思ってった。
実際はほのぼの日常ギャグマンガなのに･･･フィルターにかかってしまえばヤンデレです。
50 名前：1/2[sage] 投稿日：2011/08/13(土) 03:45:23.76 ID:ckWP69vl [1/2]
ヤンくんがもたれるたびにギイギイと音を鳴らす木の椅子は古く簡素な作りで、どこかのロッジや、薄暗い洋館の隅にぽつんと残されていそうなアンティーク品だった。
ギイイ、と、椅子に一層深く背中を預ければ、肘掛けに立て掛けてあった松葉杖が、フローリングの床に固い音を立てて倒れた。
ヤンくんは上目遣いでこちらを見ながらニヤニヤと笑っている。
「来て」
笑いを必死に押し殺したような、意図的に低くしたような声を出して、ヤンくんがあたしを呼ぶ。
あたしは黙って、いつものように華奢な体を椅子と、サイズのあっていない大きな服に埋もれるようにして座っているヤンくんの足元に、両足をついて跪く。
「舐めて」
このヤンくんの声はこもっていて、笑っているのかどうかよく分からない。
あたしはまた機嫌が悪くなったのかと少し困りながら、斜め上にいるヤンくんを仰ぎ見る。
すると、袖の長い手元で、口元を隠しながらも笑っているヤンくんの目が見えたので、ほっとしながらヤンくんのズボンの裾を折りあげていく。
白く細い足。本来の用途にまったく使われていないその足は白く細い枝のようだ。
昔、小学生くらいの頃、校庭に、これにそっくりな白く細い枝を生やす木を見た気がする。
「内側の、へこんでるところから舐めて。骨があるとこの」
あたしは言われた通りにヤンくんの白く細い足の、膝から2cmの、足の断面を舐める。
ぼこりと骨がある中央の部分だけが、周りの肉に押されて少し陥没している。
外側に比べて、その部分は温度が高く、ヤンくんの中に直接触れているようだった。
51 名前：2/2[sage] 投稿日：2011/08/13(土) 03:49:07.27 ID:ckWP69vl [2/2]
「ねえ、どんな味がする？」
上半身をぐっと屈めて、顔を近づけ、細めた目で覗き込むようにあたしを見るヤンくんの声は薄く笑っていた。
「僕のふくらはぎだったところ。どんな味？」
そう言うと、くすくす、とまるで声に出すようにヤンくんは笑った。
あたしはヤンくんの足から口を離して顔を上げる。
ヤンくんはその、足と同様に折れそうなほどに細い両腕をあたしの肩に回して、目だけでにっこりと笑う。
「僕、足が無くて、体も弱くて、虐められてたの、正解だったと思う。前は悲しかったけど。
だって、今、ずっと毎日楽しいもん」
そう言うヤンくんの声は本当に無邪気で、もう18だと言うのにまだ声変わりの来ていないような明るい声は、その鋭い棘でもってあたしの心を一気に凍らせる。
回された手の温度とは逆に、あたしの体の温度は一気に冷めて行く。
そのままヤンくんはあたしの肩に回していた手を頭に持って行き、抱きつくように首元に口を押し付けて、熱い息で呼吸する。
「僕は孤児で、片輪で、誰からも愛されてないの。
大人も子供も、男も女も、みんな僕にひどいことばかりするの。
優しいのはお姉さんだけだよ、お姉さんだけが僕をあたたかくしてくれるの。
ねえ、お姉さん、こんな僕を、見捨てないでね？」
甘ったるく強気な口調とは裏腹に、重く縋るような響きをも併せたその言葉に、あたしはただヤンくんの、あたしの知らない過去を思った。
ヤンは施設育ちで、虐めの度が過ぎて足まで無くして、その為に計算高く性悪で、依存癖がどっぷりの心の強くて弱い人間になったと
主人公は一度何かのときに偶然一度だけ行ったその施設でヤンを見て、その幸薄そうで儚げな見掛けに騙されて、ヤンに籠絡されて以来毎日の世話と介護をしてるみたいな
本当病んでんのは自分だな…
118 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/21(日) 23:31:49.56 ID:sGZlXBmh
※魔女っ子モノでヤンデレ妄想してみた。
ヒロインとしては、残念顔面レベルでひたすら運の悪い、灰かぶりな高校生、喪子。
「贅沢は言わないから、自分の事を気にかけてくれる人に出会いたいな」
したらば愛玩動物型の妖精的なナニかが現れ、
喪子の寿命30年と引き換えに、出会わせてくれました。
たくさんのイケメンヤンデレ＋ヤンデレ美少女に。
喪子と仲良しだった幼なじみ(イケメン)が同じ学校にいきなり転校してきたり、
普段だったら絶対行くことのない繁華街でホスト(イケメン)から猛烈アプローチを受けたり、
偶然が重なって学校のアイドル的存在の先輩(イケメン)と良い雰囲気になったり、
ばっさまの遺産がどうたらこうたらでツンデレ執事(イケメン)が家長にと迎えにきたり、
親友のリア子(百合美少女)が喪子の恋を応援するふりをしつつ、
「喪子の純潔を狙う糞虫どもは１匹残らず潰す」とヤンデレ覚醒したり。
全員、魔法補正なしで喪子が好き。
むしろ、魔法補正で美少女になると誰だお前的な扱いを受け、逆にモテない。
167 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/28(日) 23:42:23.40 ID:WBEY79B+
明るいヤンデレ考えたけど駄目だった
あっれー？喪子どこ行った？
…お前知ってる？
あっそ。ま、しゃーないわな。あいつの事だからどーせその辺ふらふらしてんだろｗ
じゃあせっかくだし喪子待ってる間話そうぜ。
ひでぇｗｗｗやだじゃねーよ拒否んなｗｗｗ
ったく、お前がそんなんならズバッといっちまうぞ！
ちょ、逃げんなｗｗｗ
……なあ、お前さぁ、喪子の事好きだろ。
驚くなよｗｗｗバレバレだっつのｗｗｗ分かっちまうってあんなにアピッてたらｗｗｗ
え？驚いてるんじゃない？じゃあなんだよその顔ｗｗ
あ？今度は変顔かよｗｗｗ白目でよだれはさすがに気持ち悪ぃと思うぞｗ
なぁ、喪子？
隠れてるつもりだったのか？ガキかよｗｗ最初からバレバレだっつーのｗｗｗ
かーわいいなお前ｗ
っていうかこいつの顔怖くね？だから悲鳴上げてんだよな？だから泣いてんだよな？可哀想に、これは怖いよな。
あ、そうだ！今すぐこいつの顔なくしてやっからさ。そんな泣くなよ。俺まで悲しくなるだろ？
170 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/29(月) 09:20:16.45 ID:iWpnPvpl
明るいヤンデレかあ…、同じ部活（サッカーにでもしとくか）というシチュで、
初めて落としてみるｗ
スポーツ少年＝明るいというド単純な設定でスンマセンｗｗｗ
ヒュンッ、ゴスッ！！！
一人の少年が額を押さえてうずくまる。そこへ慌てたように走って同じ年の少年が
やって来た。
「リア男、悪い悪い！！」
片手を謝罪の印に挙げて少し眉を寄せ、彼はまだうずくまっているリア男に謝る。
痛みがようやくひいてきたのかリア男は立ち上がり、謝罪してきた少年を軽く睨む。
「おーい、折角の休日、大会前の練習だから付き合ってやってるのに、これはナイだろ〜」
リア男の言葉は責めているものの、その調子は結構明るい。
「いやー、お前ならちゃんとヘディングで捕ってくれると思ったんだよ」
「ちょ、あんな剛速球ヘディング出来るかっつーの！」
リア男はついでに軽く少年の頭を小突いた。
「ははは、悪い悪い。じゃ、再開しようぜ！」
「おう！…っと、もうこれ以上オレの頭にぶつけてくれんなよ！」
「もうしないって。おれが喪子に怒られるしな」
「そうだ、もしもオレの頭がパーになって受験に落ちたりしたら、喪子と同じ大学に
入れなくなっちまうだろ」
少しはにかみながらリア男は答える。
「…落ちろよ」
「？何か言ったか、ヤン男？」
「相変わらずラブラブだなー」
ヤン男はリア男の頭をはたく。
「いてっ、だから頭はヤメロ」
「あはは！」
二人は笑いながら練習に戻って行った。
明るいヤンって、こんなの？…違うかｗ
271 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/06(火) 23:58:43.09 ID:aEfHqVJw
ロック；お前が好きだ 愛してるぜベイビー
ハードロック：お前と夜のハイウェイぶっ飛ばすぜ 朝まで愛し合おうぜベイブベイブ
メタル；お前が俺の心に創った闇が俺をおしつぶす お前は俺を狂わすデーモン
スラッシュメタル；そもそもお前など存在しなければよかったのだ 心の中でお前を犯すそして俺は殺されるキャイーン
デスメタル；お前を頭から食っちゃうぜ お前のまんこを食っちゃうぜぼえええぇぇ
ブラックメタル；教会を燃やす もはや神は存在しない 俺がイエスの喉を切り裂いてやった 愛するお前(悪魔)のために
メロスピ；故郷のため、家族のため、そして愛するお前のため、命を懸けて残虐なる王と戦おう ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ
メタルはヤンデレだな
323 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/11(日) 08:21:11.09 ID:SkPgt+9S
私はいわば地の塩です
塩が塩気をなくしたら、いったい何の役の立つのでしょうか
もう何の役にも立たず、外に捨てられ、人々に踏みつけられるだけです。
ああ、喪子さん、私を捨てないで。
貴方に捨てられてしまったら、一体私はどうすればいいのでしょうか。
他の男を見ないで、私が要らなくなってしまうから。
どうすれば貴方は私を見てくださいますか。
どうすれば私だけを必要としてくださるのですか。
ハッ、俺はいったい何を書いているんだ。
これはきっとヤンデレの仕業だ！
みんな逃げｒ
（お目汚しすみません）
324 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/11(日) 13:50:34.16 ID:i7fuwbIt
恋愛板〜のスレを見てたんだけど、これヤンデレじゃね？
：恋人は名無しさん：2011/09/09(金) 21:28:28.37 ID:/ZxkgbeH0
嫉妬深くて無理になったｗ
今日どこに行ってた？スイカの履歴見せて。
病院？領収書見せて。
先生って男？何歳？
先生と余計な話してない？笑ってない？
先生や男の患者と目合わせないでね。
先生に雑談振られたら「気持ち悪いから話しかけないで」って言ってね。
無理？どうして？俺以外の男にどう思われたっていいでしょ？
今日はどの服着てったの？これ？
これしゃがむと胸見えるよね？
ねぇ。何で何回言ってもいうこと聞かないの？
なんでスカートなの？
化粧してったの？
は？なんで？出会いとか期待してるの？
スカート履いたら軽そうに見られるのがわかんないの？
ヤレそうだなーって思われてるのがうれしいの？
pgrするスレだったから、他の喪女はみんな引いてたけど、ヤンデレスレのみんななら、こんなふうに束縛されたら少しはときめいちゃうよねｗ
私なら、束縛し過ぎは確かに嫌だけど、反面で嬉しいと思うな。
334 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/12(月) 10:49:31.37 ID:493xg0w1
よくあるネタかもしれんが、イケメンリア充ヤンデレがいい
話しかけると「あばっあばばばば」とキョドる喪子を面白がっていたのだが、、
そのうちに、喪子が喪男くんと仲良くし始めるのを見てモヤモヤ・・・
軽い気持ちで「飯でも食いに行かね？」と誘うと「ごめんその日は・・・」と断られたり
自分には「あばばば」とキョドってろくに話さないのに、喪男くんとはやたら楽しそうに話していたり・・
そういう紆余曲折を経て、「喪子が俺のものにならないなんておかしい」と病み始める
人望も容姿も頭の中身も全部恵まれているのに、なかなか手中に落ちない喪子に執着
しまいにはイケメンリア充は普通の生活をしつつ、喪子を監禁するという感じになればいいと思います
長文すみませんでした
349 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/13(火) 23:04:29.49 ID:cnISWByC [1/2]
いきなりだけどこの前久々にRPGやって思い浮かんだヤンデレワールド。
※妄想と長文注意
勇者の取り合いでパーティは互いに足を引っ張りまくり。
勇者喪子
旅に出る前は基本インドアだったのでいい意味でも悪い意味でも無頓着。
世間知らずなので差別意識とかは持ち合わせていない。
周りを見渡す限り世界とか本当どうでもよさそうなやつばっかりなので、
国民の平和は自分がなんとかしなければ、という責任感だけは人一倍に育ってしまった。
死霊使い
職業柄、人から気持ち悪がられることは常だが間違っても
優しくされたことはなかったので、ごく普通に接してくれた勇者にベタ惚れ。
勝手についてきちゃった系。見かけは良いが恋愛経験皆無なので、
色んな勘違いをおこす。勇者とは相思相愛だと信じて疑ってない。
実は自分も既に死人なので、永久に勇者を自分のものにするために
戦闘中に不穏な行動をすることもしばしば。
賢者
清い心など持ち合わせていないが才能だけで賢者になれてまった。
回復魔法の類いは基本勇者にしか使用しない。瀕死でも関係ない。使わない。
(もちろん死霊使いには積極的に使う。)
それ故にパーティー内部からは不満持たれまくっているが悟りを開いてから
自分に正直に生きるがモットーなのでｷﾆﾅﾗﾅｲ!
賢者:なんねん しゅぎょう を しても ぼうのうだけ は はらえなかったのです。
魔法剣士
幼い頃何でも拾ってきてしまう勇者に拾われ、それ以来感謝の気持ちを抱き
続けている。ダークエルフの生き残りで故郷の村は魔王に焼かれてしまった。
勇者の願いである世界平和のためにいまいち働かないパーティを憎々しく
思っている。尊敬する勇者に対して邪な想いを持ってしまったと悩み、
元が一本気なためヤンデレ落ちもまっ逆さま。勇者に捨てられると死んじゃう。
依存度120パーセント。
350 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/13(火) 23:05:30.58 ID:cnISWByC [2/2]
魔王
世界の半分といわず全部やろう。もれなく俺もついてくるがな。
と本音では受け入れ体制ばっちりの魔王だが、その思惑は勇者の周りと
魔王城の真面目に世界制服を企む部下たちに悉く阻止されている。
他の種族や人間には容赦なく残酷になれるので、勇者と関わった人は優先的に
始末している。勇者に出会わなければ真っ当な魔王人生が歩めたえらい人。
最強で傲慢かつ態度がでかいドM（勇者に対してのみ）。
王子
病床の国王に代わりに国を治めている現在最高権力者。
勇者が帰国したら直ちに結婚するために挙式とマイホームの準備は抜かりない。
戦闘不能になる度に、教会に押しかけ結婚しよう！とすがり付いてくるので
振りほどくのにいちいち大変。毎回王子との戦闘に勝って出発しないといけない。（
迷惑なことに想いレベルに比例してだんだん強くなる補正付き。
勇者の行動は全て自分の側近に監視させて日報を提出させている。
側近
第一王子の側近騎士という名誉ある地位に付きながら毎日ストーカーのような
仕事しかさせてもらえない人。
最初はあまりの扱いに腐っていたが、その内頑張る勇者を愛しく思うようになり
毎日の日課であるストーカー業務に至福の喜びを感じ始めた変態。
なぜか勇者が捨てた装備やアイテムと同じものを所持している。
ファンタジーは色んな職業があって夢が広がるなぁ。
そして長々とごめんなさい。
362 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/15(木) 02:10:45.46 ID:Ij3Ou4Fj
ヤンデレに監禁されてる間ずっと逃げる機会を伺っているあなた
ある日扉の鍵をヤンデレがかけ忘れて出掛けたことに気付いても絶対に逃げようと思わないで下さい。
これは罠です。
罠です。
扉の前でヤンデレはあなたが逃げ出さないか
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと見ています。
381 名前：お盆の帰省 1/3[sage] 投稿日：2011/09/17(土) 12:04:45.45 ID:Nyzojt/e [1/3]
※この流れの中突然のSS投下申し訳ない。
早朝の田舎町を裸足で走り抜ける。
その間も携帯は絶え間なく鳴り続けている。
画面上には膨大な数の着信履歴と未読メール、そして彼の名前。
まるで女みたい、と笑った彼の名前。
大好きだった人の名前。
身体中が痛い。明るい場所で見ると痣があるのも見えた。
誰もいないバスの待合所。
人影を確認し、物陰に滑り込む。
手の震えが止まらない。
携帯を見ると伝言メモが録音されていた。
馬鹿だと思いながらも恐る恐る再生ボタンを押す。
聞こえてきたのは獣の荒い息遣いと、くちゅくちゅと淫猥に響く水音。
「う、うわぁぁぁあああああ、あ、ああ、あああああぁあぁぁぁあああっ!!!!!!!!!!」
携帯を放り投げる。
いやだ、いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ助けて
私の好きだった彼はどこに行ったの？
お盆の帰省で、ついに運命の人に出会えたと思ったのに。
382 名前：お盆の帰省 2/3[sage] 投稿日：2011/09/17(土) 12:07:02.73 ID:Nyzojt/e [2/3]
あの日彼は帰る前に水族館に行こうって行ってくれた。
凄く嬉しかった。
でも連れていかれたのは水族館じゃなかった。
気づけば暗い檻の中だった。
そこにはもう優しかった彼はいなかった。
まるで人が変わったみたいに私に酷いことを沢山した。
わずかな隙をついてここまで逃げてきた。
けれど再び捕まるのも時間の問題だろう。
その時、
「喪子!!」
懐かしい、母の声が聞こえた。
「喪子、喪子！大丈夫なの!?あなた、凄い傷…!!」
「… … …」
口を開けても声は出なかった。
母はこの数日必死で私を探してくれていたらしい。
引きずられながらもなんとか母の車に乗ることが出来た。
「あなたはここで待っていて、母さん電話してくるから」
携帯を持たない母は、公衆電話の近くに車を止めると私に念を押して出ていった。
その間にも私の携帯は鳴り続けている。
さわりたくもなかったが、母が拾って持たせてくれた。
相変わらず画面一杯に沢山の数字と彼の名前。
このまま、うまくいけば彼から逃げ切れるかもしれない。
けれど、もし見付かってしまえば家族にまで甚大な被害が及ぶのは避けられないだろう。
一体どうすれば…。
母はまだ戻ってきそうにない。
私はメールの作成画面を開いた。
383 名前：お盆の帰省 3/3[sage] 投稿日：2011/09/17(土) 12:09:07.85 ID:Nyzojt/e [3/3]
『ヤンさん
心配かけてごめんなさい。
何度も電話とメールくれたんですね、嬉しい。
もうすぐ帰るから、心配しないで。
だけど、待てないなら、
今すぐここから
私を拐って
』
送信画面を確認後、よろよろと車を降りる。
頬を一筋の涙が伝う。
目を閉じる。
意識を手放した瞬間、誰かに強く腕を捕まれた気がした。
上手く伝わらないと思う。
文章力も空気を読む能力もなくて申し訳ない。
ただ、今朝方こんな夢をみたものだから、それをどうしても誰かに言いたくてw
お目汚しすみませんでした。
387 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/18(日) 01:32:48.23 ID:zQtHRUV4 [1/4]
珍しく兄が家の中を率先して掃除していた。
「急に掃除なんかしてどうしたの？珍しい。いつもは言ったってやらないのに…」
「後で後輩が来んだよ、お前もそのダッセェ部屋着何とかしとけよ！」
「……イラッ」
暫くして兄の後輩という人が来た。隣の兄の部屋から談笑する声が聞こえる。
人見知りな私は客人と会わないようにしてたのに、台所に行こうとした時にタイミング悪く出会してしまう。
「妹さん？病田です、お邪魔してます」
「あ…はい妹です、えーっと…ごゆっくりどうぞ…」
吃驚した…結構好みの顔だった…体型も…
部屋に戻ると、二人の会話がまた聞こえた。
「先輩の妹さん可愛いですね。」
「喪妹がぁ？目腐ってんのか？ブスだろ！」
…兄は後でメ木几又すけど、病田さんて人はちょっといいな…と思った。
私が部屋から出ると、彼が帰る所だった。
何も言わない訳にもいかず、社交辞令で「またいつでもいらして下さい」と言っておいた
後から思えば、そんな事言わなければ良かったのだろうけど。
続く
394 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/18(日) 18:50:26.48 ID:zQtHRUV4 [2/4]
遅れてごめんね、でも全然展開考えてないから案があったら言ってほしいかも…
「こんにちは、先輩いますか？」
「リア兄は今塾に行った所で…」
「そうなんだ…部屋で待たせてもらおっかな。」
「あ…の…はい、どうぞ…」
勝手に入れるのはどうかと思い断ろうとしたが、彼に目を見られると何故か拒否の言葉が口から出なかった。
ガチャ…
「あれ、リア兄部屋に鍵かけて行っちゃったみたい…」
「じゃぁ喪妹さんの部屋で待たせてもらおうかな」
「えっ…」
「僕女の子の部屋見た事ないから見てみたいな、だめかな？」
「私の部屋は…えー…と」
「あ…ごめん、会ったばっかなのに図々しいよね。
本当ごめん、外で待ってるからいいよ」
この時、反射的に「彼に嫌われてしまう」と思い、つい後先考えずに言ってしまった。
「ダメですよこの暑いのに外なんて…私の部屋で待ってくれていいですから…」
「わーいありがと」
ガチャッ
「…ぁ」
404 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/18(日) 23:28:27.11 ID:zQtHRUV4 [4/4]
「喪妹さんてさ、俺と同い年なんだってね、リア先輩の1歳下。年子なんだね。」
「あ、はい…でも連れ子同士だから血は繋がってないですよ」
「……… …へぇ」
ピンポーン
「あれ、リア兄帰って来たみたい」
「………」
「あれ、ヤン来てたの？」
「借りてたゲーム返しに来ましたよ！」
（え…ゲーム返しに来ただけかよ…だったら部屋に入らなくても預けてくれたら良かったのに…）
「じゃ、帰ります。バイバイ、喪妹ちゃん♪」
「…あ、はいまた今度…」
その夜
「あれ、お気に入りのトリンペの下着が無いなー
ねぇ、リア兄私の下着知らない？」
「何でお前の下着俺が知ってんだよバカタレ！」
続かない
412 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/19(月) 17:50:43.83 ID:g5ollyD7
ヤンデレの方が本人より喪子の体について詳しそうだよねｗｗ
そう考えるとちょっとキモイなｗｗ
422 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/20(火) 01:38:29.91 ID:nEsQx3p2
そのネタを食材にちょっと料理させて頂きました。
以下妄想。
とある日の午後のこと。
某株式会社の事務員として勤める喪子は、激しい生理痛に冷や汗を垂らしながらも、データ処理に明け暮れていた。
定時午後5時のオフィスにはほとんど人はいない。
事務員は、喪子だけで、後は営業の男性が二人ほど残っている。
そう、いわゆる、残業というやつである。
時刻は午後7時に差し掛かろうとしていたが、まだ終わりは見えない。
後、二時間は掛かるだろうか。
自己中心的な他の女子事務員の失敗を一方的に押し付けられたために被った、事後処理。
椅子から立ち上がろうとしていたときだった。
キリキリとした生理痛に体がふらつき、バランスを崩し、前傾した。
あっと思ったときには、床スレスレのところで固まっていた。
あれ？床にぶつかってない……と思うと同時に、後ろから両脇を抱えられていることに気付いた。
｢大丈夫ですか？｣
経理課の病上さんの声がする。
ありがとうございます、大丈夫です！と言って腕の拘束から逃れると、私は恥ずかしさからか、急いで席に戻った。
あ、コーヒー煎れたかったけど……まあいいか。
｢どうやら、体調がよろしくなさそうだったので、心配で来てしまいました｣
はあ……すみません、と言いながら頭を下げると、彼はちょっと微笑む。
｢あまり、ご無理なさらないでくださいね。あとこれは、差し入れです｣
そう言って彼が渡してきた袋の中には痛み止めと、ミネラルウォーター、チョコレートと、膝掛けが入っていた。
｢あ、ありがとうございます……あの、お金……｣
｢いえ、個人的な気持ちですので要りませんよ。では……私はあちらで残って営業が持ち帰った案件の処理をしていますから、また、何かあれば｣
そう言って、意味ありげに笑みを深くし、彼は経理課へ踵を返した。
パタンと扉が閉まり、私はデスクの上に頂いたものを並べる。
何故、私が痛み止めが必要なんだって分かったんだろう……それに、膝掛けも……何故……。
そう思いながら広げた膝掛けからは、彼の香水であろう、ブルーオーシャンの爽やかな香りがした。
みたいな！
ちなみに、彼は喪子が終わるのを見計らって、一緒に帰るわけですよ。
それから後も妄想したけど需要あるかは分からないから、まだ書かないｗ
ちなみに、病上輝(ﾔｶﾞﾐﾃﾙ)が彼の本名です。
略したらﾔﾝﾃﾞﾚになるからねｗ
481 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/24(土) 21:51:52.16 ID:UDpeBUBy [2/3]
9月24日
今日も元気に部活に勤しんだ。
部活を終えて部室に戻ると、俺のロッカーがちょっと開いていて、置いといたタオルがなくなっていた。財布は無事だった
9月25日
今日も元気に部活動。
部活の後部室に戻ったら、今度は替えのシャツがなくなっていた。さすがにちょっと気持ち悪い
9月26日
今日校庭の隅から怪しい女が覗いていた。
確か同じクラスの喪山とかいう地味な女…俺とは一生縁がないタイプだな
因みに今日は飲みかけのペットボトルがなくなってた
9月27日
今日は体操服が…気持ち悪い！
しかし俺はピンときた。もしや喪山の仕業じゃないか…？
俺の物がなくなりだしたのとあいつが校庭に現れた時期が一致している…
9月28日
今日は大事な腕時計が…
部員によれば、喪山はウチの部に好きな奴がいて毎日見に来てるらしい。
やっぱりあいつが怪しい
9月29日
今日は昼に残したパンの残りが盗られてた
俺の中で喪山への疑惑が確信に変わった。
だって喪山が校庭からちょっと居なくなった数分の隙にパンがなくなってたんだから！
やっぱり喪山が俺の物盗ってたんだ、あのストーカー女め!!どうしてくれようか
続く
484 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/24(土) 23:19:23.46 ID:UDpeBUBy [3/3]
9月30日
今日こそあの女の犯行を暴いてやる！
今日はわざと喪山が盗りたそうな物をロッカーに用意し、喪山の行動を窺うことにした
放課後15時37分頃喪山はやって来た。部活は15時半からなのに遅れやがって…
16時04分から2分10秒弱喪山は席を外したが物は盗られてなかった
結局18時02分の部活終了まで喪山は校庭に居たが、囮の物はいつの間にかなくなってた…
あんなムッチリした体型なのに意外と素早いんだな喪山…
俺が用意した、可愛い指輪の入った箱はまんまと喪山に盗られてしまった…
くそっ喪山め…今頃中身を見て喜んでるのだろうか…
10月1日
今日はネックレスを仕掛けてやろうと考えてた俺は閃いた…
中にカメラを仕掛けておけば証拠が掴めるじゃんか！と
案の定ネックレスとカメラの入った箱は盗ってってくれたが、いつまで待っても箱は開封されないままだった…
好みのデザインじゃなかったのかな…
10月2日
今日「顔疲れてるね、夜更かしした？」と友達に聞かれた。
喪山だ…あいつのせいだ…
いつあいつに何をされるか分からないこの緊迫した状態が俺をこんなに苦しめてるんだ…ただじゃおかねー
10月3日
ここ数日女子に話し掛けられる回数が減った気がする
…喪山が根回ししたに違いない
続く
486 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/25(日) 01:15:58.73 ID:IjcL47SW
10月4日
ずっと綺麗だなと思ってた美女さんに告白された。
OKと言おうとした途端、喪山の泣きじゃくる顔がチラついて断ってしまった。
何てこった、ここまで邪魔されたらもう喪山に責任取ってもらうしかない！
10月5日
告白される準備は万端なのに喪山はいつまでも告白して来ない
10月6日
俺の私物を盗み続けていた犯人が現行犯逮捕された。見たことない女だった
今まで盗られた物は全て返って来た。指輪もネックレスも…あれ、じゃ喪山は…？
10月7日
喪山と喪河が付き合ってると聞いた。
裏切られた…俺のことが好きなくせに！
あんなに俺に好きと言ったくせに!!
あんなに俺の邪魔をしたくせに!!!!
10月8日
今日見てしまった、喪山と喪河が あ、もうむり
〜そして10月9日〜
「おい、喪山!!」
「へっ？は、はい…」
「来る日も来る日も俺の邪魔して、こんなに俺を追い詰めといて、
他の男と付き合ってるってどういうことだよ！？説明しろよ！」
「は、えと…あの」
「なんだよ、はっきり言えよ尻軽女！」
「どちら様ですか…？」
「は？」
「どちら様ですか…？」
完
491 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/25(日) 21:35:24.28 ID:Ey9cIHK5
パティシエヤンデレに病まれたい
毎日可愛くラッピングしたお菓子を満面の笑みで渡されて
帰ってきたらまた美味しいお菓子をホールで食わされる
太るから、と断ったらすごくショックを受けられて、美味しくなかった？好みじゃなかった？なんで？どうして？と詰問
いや太るから…太る…太…とだんだん申し訳なくてなってきて結局食べてしまう
その影で計画通りと笑うヤンデレ
次の日からまた繰り返し
とにかくお菓子食べたいよう
492 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 00:19:58.43 ID:8Srq36Ix [1/7]
※創作です
質問者 : 純朴 さん
ちょっと相談させて下さい。
僕には中学の時から10年近く付き合ってる彼女が居て、年内に結婚する予定です
しかし、僕がプロポーズした時彼女は指輪を受け取ってくれたのですが、
最近メールや電話が素っ気なくなったように感じます
連絡つかなくて不安になって彼女の家まで行くのですが、居留守します
鍵は持ってるから良いのですが、開けたらすごく拒否してきます、チェーンも外してくれません…
これはまさか、例のマリッジブルーというやつでしょうか？女性の意見を聞かせて下さい！
回答者 : aaa さん
チェーン越しに彼女は何と言って拒否してきますか？？
回答者 : 純朴 さん
扉越しにストーカーとか変態とか言って罵ってきます。
大声で叫ぶので一度は警察まで呼ばれてしまいました、困りものです
そして今日彼女が友達（女です）に、ある男につきまとわれていると相談しているのをたまたま聞いてしまいました
なぜ僕でなく他人に相談するのでしょう…女性はやはり男には相談しづらいのでしょうか？
回答者 : MIQ さん
それって…
回答者 : aaa さん
彼女に初めて告白した時とプロポーズした時、あなたは何と言って、何と言われましたか？？
493 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 00:58:10.10 ID:8Srq36Ix [2/7]
回答者 : 純朴 さん
僕が徒競走で1位だった時に、彼女が「純朴君が1番だね」と言って来たのをよーく覚えています
僕も彼女が1番に大好きだったので「彼女ちゃんも1番だよ」と答えました
彼女は徒競走は最下位だったのでキョトンとしてましたが（笑）
プロポーズは、給料5ヶ月分にもなる指輪をポストに入れておきました
しかし何日ポストを覗いても受け取ってくれなかったので、彼女のベッドに置いておきました
次の日ベッドからはなくなっていたので受け取ってくれたようでした
回答者 : Ta93 さん
それって告白でもプロポーズでもないとオモ…
まさかとは思うけど、勝手に合鍵作って勝手に部屋に入ってる…？
回答者 : 純朴 さん
彼女は非常に内気で想いを直接言葉にすることはできない子です
10年も付き合ってる僕しかそういう彼女の些細な機微を感じ取ってあげられませんが、そこが可愛くもあります
回答者 : mari!!!1 さん
怖いよ〜この人＼(^o^)／
回答者 : 純朴 さん
今日ちょっと彼女の部屋で帰りを待ってようかと思います、また後で書き込みますね
回答者 : Ta93 さん
おい待て
494 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 01:01:55.84 ID:TyP3gUbv [1/2]
やっふるやっふる
純朴さんこええｗｗ
498 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 01:37:45.48 ID:8Srq36Ix [3/7]
回答者 : 純朴 さん
彼女の部屋のクローゼットで待機中です
帰って来たら思いっきり驚かしてあげます（笑）
回答者 : aaa さん
彼女がストーカーにつけられているかもしれません、
彼女を駅まで迎えに行く為に一旦部屋を出てはどうでしょうか？
回答者 : 純朴 さん
回答者 : Ta93 さん
回答者 : 純朴 さん
あちゃー彼女帰って来るまでにクローゼットの中で寝ちゃったみたいです僕orz
彼女は今お風呂に入ってるみたいです、出て来たら、今度はちゃんと指輪渡しますね
回答者 : mari!!!1 さん
とりあえず部屋から出ろ(・_・;)
回答者 : aaa さん
落ち着いて聞いて下さい。
貴方のしていることは一般的にストーカーと呼ばれる行為です。
彼女が友人に相談していたことも恐らくは貴方のことでしょう。
今外に出れば大事にはなりません。ゆっくり深呼吸して、彼女の部屋を出ましょう。
回答者 : 狂気（純朴） さん
HN変えました。
今彼女の部屋に男が入って来てくつろいでいるのですが、どういう事でしょうか、まさか浮気…？
10年間何度もデートもお泊まりもしましたよ（笑）
501 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 02:12:24.71 ID:8Srq36Ix [4/7]
回答者 : 狂気 さん
そういえばこいつ見た事あります、職場でしつこく彼女に話しかけていた男です
僕と彼女は違う職場なので、彼女に婚約者がいるのが分からなかったのでしょうか、鈍感で図々しい男ですね
彼女が相談していたストーカーもこいつに違いありません
回答者 : Ta93 さん
違う職場なのに、彼女の職場の事知ってる…？
回答者 : mari!!!1
お前は彼氏ではない！繰り返す、お前は彼氏ではない！
回答者 : 狂気 さん
彼女が僕に気付いてくれたみたいです、おどおどした目で僕に助けを求めてます
何とか彼女を傷つけずにストーカー野郎を追い出してみせます
これが最後の書き込みです、相談に乗ってくれた皆さんありがとうございました！
回答者 : Ta93 さん
…
数週間前、某チャットにて
ジミィ：ストーカー、されてるかも…
TOMO：えっ。誰に？
ジミィ：中高一緒だった人なんだけど、今でも何かと関わって来る…>TOMO
8823：何かされたの!?
ジミィ：最初は知らないアドレスからメール来て、誰？って聞いたら「君の彼氏のＪだよ」って送ってきて、ふざけてんのかと思った
ジミィ：行く先々に居たり、なれなれしいメール送ってきたりして、冗談じゃなかったみたいで怖くて…
ﾗﾐﾀ：彼とは元々仲良かったの？
ジミィ：中1の時1回だけ話した記憶がある…>ﾗﾐﾀ
※次くらいに終わります、長くてごめんね
505 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 02:45:42.19 ID:8Srq36Ix [5/7]
ジミィ：ポストに変な箱が入ってて、怖くて何日かほっといたら、ベッドに置いてあって、流石に警察に相談した
ジミィ：中身はただの指輪で、実害無いからとか言って真面目にやってもらえなかった…
ジミィ：ストーカーの事言ったら、お前が？wみたいな顔で見られたし…
8823：実害あるだろ>侵入
ジミィ：その時下着とか歯ブラシ取られたっぽい…
TOMO：おぇっ!!!
ジミィ：部屋に凸された…
TOMO：えーーー((((ﾟДﾟ
ジミィ：「彼氏だよ」「開けてよ」「結婚しよう」ってドアをガンガン…警察呼んだら逃げた…
ﾗﾐﾀ：これからどうするの!?
ジミィ：彼氏に来てもらう>ﾗﾐﾀ
8823：同僚の人だよね？彼氏>ジミィ
ジミィ：そう>8823
ジミィ：ストーカー捕まりました…！
ﾗﾐﾀ：良かったね！
ジミィ：彼氏を部屋に呼んだら、クローゼットにストーカーが居てね…ボコボコにしてくれた
8823：ストーカー怖すぎだろ！
TOMO：頼れる彼氏羨ましい!!
ジミィ：彼氏と結婚する事になりました！>ALL
8823：おぉ〜おめでとう〜
TOMO：苦難の末漸くハッピーエンドね！
ジミィ：旦那の部屋に昔盗られた下着とか歯ブラシがあったんだけど…
8823：えっ？
TOMO：どういうこと？
ﾗﾐﾀ：ジミィさん？
8823：いる？？
TOMO：ちょっと…
ジミィ：間違えました。
ジミィ：冗談です。
ジミィ：ごめんなさい。
ﾗﾐﾀ：えっ、えっ
ジミィ：家事忙しいのでもう来ません
ジミィ：さようなら
495 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 01:02:02.56 ID:5H1MkMrm [1/6]
こつこつと、少しだけ早いリズムで靴のかかとが鳴る。
僕は今、家路に着くための暗い道を歩いている。
無意識に漏れた陽気な鼻歌が静かな街に染み込んでは消えて行く。
僕は今日、気分も機嫌も調子もとてもすこぶる最高。…あ、うーん、今日だけじゃないかな。５日前からずっと。だって…
…えへへ。
早く帰りたい。早く帰らないと。そうだ、一刻も早く帰ろう。帰りたい。帰らな。帰らなきゃ。帰らなきゃ帰らなきゃ帰らなきゃ帰らな
……………熱い。
後頭部が、焼けつく様に熱い。
同時に世界がぐらりと揺れて、僕の視界が黒く染まる。
僕は、今の今まで踏みつけていたコンクリートの道に這いつくばっている。
頭上でヒュッと風を切る音がして、僕は…
→１、とっさに腕を突き出して頭を庇った
２、一か八かで、立ち上がり避ける事にした
509 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 17:08:43.54 ID:5H1MkMrm [3/6]
→１、とっさに腕を突き出して頭を庇った
[ｾｰﾌﾞ]
バキャリと音がする。僕の聴いた事の無い、嫌な音。
骨の、折れる音。
｢っっったあ…｣
｢しつこいわぁ、とっとと死ねや先輩｣
聞き覚えのある声がして、ああちくしょうやられたと気付いた瞬間に、緞帳が降りた様に目の前が真っ暗になる。
コンクリートの黒さなんかじゃな、くて、あ、これは、本当に……
喪子ちゃん。
ごめんね。
本当は、もう一度だけでも喪子ちゃんの顔が見たかったんだけど。
僕が最後に見たのは、
愛しい愛しい喪子ちゃんの顔じゃなくて、歪に笑う、あいつの顔だった。
→ロードする
ここでおしまい
510 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 17:27:13.14 ID:5H1MkMrm [4/6]
[ロード]
２、一か八かで、立ち上がり避ける事にした
瞬間的に力を振り絞って立ち上がり、前に転がる様にして迫り来る｢何か｣を避ける。
その｢何か｣はちょうど僕の頭があった所のコンクリートに打ち付けられた。
ガゴンという衝撃音と、ｷｨﾝという微かな金属音の残響。
…あ、わかった。
｢ったいわぁ…｣
全力でコンクリートに金属バッドなんか打ち付けるからだよ。バカじゃないの？
｢君さあ、犯罪だよ？こういうの。さっきので僕が死んじゃってたらどーすんのさ｣
｢野暮やなぁ先輩、分かっとるくせに。そらハナから殺すつもりやったに決まってますやろ。死んでくれたら涙流して喜んだるわ｣
頭からだらだら流れて来る血を拭いながら笑う。
すると手首をぷらぷらさせながら、憎たらしい後輩も笑った。
胡散臭い口調と、読めない表情。笑わない目。
ずっと前から僕の可愛い喪子に付きまとってた、害虫。
511 名前：>>510続き[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 17:29:06.15 ID:5H1MkMrm [5/6]
｢良いよ、どうせいつかは君の事も排除する予定だったんだ。｣
そうだよ。
良い奴ぶって喪子に近付いた同学年のあいつみたいに。
喪子に散々意地悪してたくせに本当は好きだったなんてバカな事言ったあの不良みたいに。
友達だとか言って喪子にべったりだったあの生意気女みたいに。僕に刃向かって硫酸まで持ち出して来たあの成績しか取り柄の無い眼鏡男みたいに。心配だとか言ってしつこく喪子にセクハラしてたあの教師みたいに。
喪子を不幸せにする害虫は。
｢君で、おしまい。｣
｢…ははっ、こっちの台詞っすわあ。先輩がアホみたいにみーんな始末してくれたお陰で俺はアンタ一人殺すだけで良いんやから、ありがたい話です。
アンタで、終いや。｣
｢………へぇ｣
｢ま、早よ来て下さい。ちゃっちゃと決着付けて誰かさんに監禁されてる可哀想な喪子ちゃん助けなあかんので｣
喪子、待ってて。
すぐ帰るからね。
526 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/27(火) 01:33:34.48 ID:BnRDLRZv [1/3]
喪子｢あーあー…やだなぁ｣ｶﾀｶﾀｶﾀ
ヤン｢どったの喪子｣
喪子｢気に入ってるスレが荒れてるんだ…｣
ヤン｢え？｣
喪子｢自分の思い通りにスレが回らないとキーキーケチつける様な人が増えるとまたこのスレ廃墟になっちゃうよ。長編SS書く人も荒れるの気にして投下しなくなっちゃうし…この頃また人も増えて来てほのぼのまったりヤンヤンしてたのにさ…｣
ヤン｢ふーん…それはやだね｣
喪子｢うん。スルー出来ない人が『出てけ』って言う為の道具にされるなら避難所なんていらなかったよ｣
ヤン｢それは違うよ｣
喪子｢え？あ…そうだよね。やっぱ避難所はたいせt｣
ヤン｢本スレも、必要ないよ。｣
喪子｢え…｣
ヤン｢喪子を悲しませる様な場所、いらない。壊しちゃおう。こんな場所。埋め。埋め。埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め｣
喪子｢えっやだやめ｣
1001:１００１ :Over 1000 Thread
このスレッドは１０００を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。
ってなっちゃうかもしれないから目くじら立てんのｲｸﾅｲ
611 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/08(土) 20:07:54.96 ID:bmA+u4KG
ヤンデレ1号＋喪子vsヤンデレ2号(実は喪子の味方)＋リア子
も美味しいんじゃないだろうか。
最後には2号に絶対安全な所に連れ去られて監禁、1号発狂
「君はもうあの汚らしい男のそばに居なくていい。
今日からずっと死ぬまで...いや、死んでも永遠に護ってあげるよ。
その為に好きでもない女に従ってきたのだからね」
みたいな。
663 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/11(火) 21:15:44.89 ID:yxRo0hKp [1/3]
「は、はあ、げほっ、は、あ…ッ」
うそうそうそ。やだ、いやだ。何で動かないの。
無我夢中であの部屋から飛び出して、森に迷い込んで一体どれくらいの距離を走ったのだろう。
私の足は酷使しすぎてなのか恐怖でなのか走ることはおろか立つことすら難しいのではないのかと思えるほどがくがく震えていた。
普段の運動不足が祟ったのか。喉からはかすかに血の味。
全く息は整わず、肩で息をする。空気を吸って吐く、その音が不気味なほど静かな森に響いた。
一度止まってしまうと溜まっていた疲労が一気に足へと押し寄せてくる。ああ、これはもう走れない。
どうしよう。どうしよう。せっかく、せっかくあそこから抜け出せたとそう思ったのに。
あと20分、いやせめて10分動いてくれたなら近隣の町へ助けを求めに行けたかも知れないのに。
いや、でももしこのまま体力と疲労が回復するまでうまく見つからなかったのなら、私は助かるかもしれない。
なるべく音を立てないように周囲を見回す。走っていたとき、振り返ることは途中でやめた。
後ろから追いかけてきたヤン男さんの声が聞こえなくなってからどれくらいたった？
息を殺してあたりを確認する。さわさわと木の葉の擦れる音が聞こえてくる。なにも気配は、ない。
そう思った瞬間がさりと木の葉を踏むような音が聞こえた。即時に体に緊張感が走り、体をすぐ後ろの木へと隠す。
664 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/11(火) 21:18:42.70 ID:yxRo0hKp [2/3]
息を止めて、目線だけでその方向の様子を探ろうとすれば、キキッと小さな声が聞こえてきた。
驚いて思わずそちらを見ればそこには小さなリスがいた。一気に気が抜けて、はあーっと大きく息を吐きだした。
「よかった…」
「何がよかったんですか？」
背後から聞こえてきた声に体が固まる。嘘でしょう。だって森に入ってからは私一人分の足音しか聞こえなかった。
さっきだって、なんの気配も感じられなかった。
じゃあなんで今私の背後で、ヤン男さんの声が聞こえるの？
「こんなところにそんな薄着で居たら、風邪をひいてしまいますよ。
ああ、喪子は心配されたくてわざと全力で走ってきたんですね？
そんなことなどしなくても私は24時間365日、何時如何なるときでも喪子のことしか考えていないというのに
しかし喪子が心配されたいと思ったなら私の愛が十分に伝えられていなかったということでしょう、
そこは反省しなくてはいけませんね」
「ち、ちがっ…」
「違う？心配されたかったわけではない、と。
では…そうか、喪子はお仕置きをされたくて自ら逃げ出したということですか。
わざわざこんなに回りくどい方法を使わずとも一言言ってくださればすむ話ですよ」
665 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/11(火) 21:21:11.17 ID:yxRo0hKp [3/3]
いつもと違わぬ笑顔で勝手な憶測を何本も立てるヤン男さん。
しかしきっとその笑顔の裏にはとてつもない怒りの感情が隠れているのだろう、とどこか冷静な自分が考えていた。
「ほら、地面に座るだなんて汚いですよ。足の裏も擦り傷だらけで痛々しい…ああ、ここなんて血が滲んでます。
こんなところにいては駄目ですね。…私たちの家へ、帰りましょう、喪子」
目の前に差し出された大きな手のひら。この手を取れば、きっと私はもう二度と帰ることが出来ない、これはただの私の直感。
ああ、でも、きっと外れない。そんな気がする。
あくまで手を差し出すだけのヤン男さん。その手に、私は自分の震える手を、
ヤン男に監禁されていたけどヤン男が目を放した隙に逃げ出した喪子。最後は自由に想像してね！
文章汚い＆長い＋思ってたよりなんかヤン成分少なくてすみません…
それでは長々と失礼しました
676 名前： 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 [sage] 投稿日：2011/10/12(水) 22:09:51.54 ID:lfGjhkdm
小鳥という言葉だけで妄想してみた。
小鳥好きはスルー推奨。
喪子は窓辺のベッドで外を眺め、溜め息を吐いた。
「どうしました？」
部屋にはいつの間に入ったのか、白衣の男が手に皿を持って立っている。
「ヤン先生…。最近毎日のように遊びに来ていた小鳥さんが、昨日から…」
「仕方ありませんよ、野鳥は気まぐれなものですからね」
ヤンが微笑みながら、皿をテーブルに置く。
「喪子さん、そろそろお昼にしましょう。さ、こちらへ」
いつも通りにヤンは喪子を抱き上げ、椅子に座る自分の膝上へ降ろした。
「今日は喪子さんの好きなサンドイッチですよ。さあお口を開けて下さい」
ヤンは片手でサンドイッチを一切れ摘み、喪子の口元に近づける。
「あの、一人で食べられ…ます」
唇が触れそうなほどに顔を寄せるヤンに、喪子は赤くなって俯く。
「遠慮しなくていいんですよ、僕は喪子さんの主治医なんですからね」
ヤンは空いたもう一方の手を喪子の腰に回し、優しく抱き寄せる。
「でも…」
喪子はヤンのサンドイッチにふと違和感を覚え、目を止めた。
「あの、ヤン先生…今日のサンドイッチの中身は…」
ヤンはいつもと変わらない優しげな微笑みを浮かべて喪子を見つめている。
「ああ、今日は鶏肉にしてみました」
喪子は勿論お約束の嘘の病で合法的に軟禁中さ！
742 名前：1/2[sage] 投稿日：2011/10/17(月) 04:03:38.75 ID:awArebNE [1/2]
旧校舎のトイレにガムテで縛られて閉じ込められいるところにヤンくん参上！
便座の上に座るあたしの膝に、更に跨るようにして座るヤンくんは、目だけを細めて笑いながらあたしに顔を近付けた。
ヤンくんの重みであたしの足と便座が軋む。
じんじんとした痛み。
「こんなとこでなにしてんの？」
あたしの目をまっすぐ見ながら指でガムテープ越しに口をなぞる。
「またいじめられてるの？」
指は骨ばって太く、固い爪で唇の間に切り込みを入れる。
切れ目を大きく開けるように思わずはあ、と息を吸えば、ヤンくんはべりべりと遠慮なくあたしの口からガムテープを引き剥がした。
何時間ぶりかの口からの呼吸に息が荒ぐ。
ヤンくんはそんなあたしを見ながら剥がしたそれを自分の口に貼る。
あたしは手も縛られてるの、と頭だけを動かして、後ろ手に何重にも巻きつけられているガムテープをアピールする。
お願い、これも、とヤンくんを振り返れば鼻と鼻がくっつく距離であたしを見つめるヤンくんと目が合った。
思わず小さく息をのむあたしに構わずヤンくんはガムテープ越しに口を押し付ける。
目を開けたままキスを強要するヤンくんにあたしは黙って目を瞑る。
暫く角度を変えながらそんなことをしていると、満足したのかおもむろに顔を離し、ガムテープを剥がした。
743 名前：2/2[sage] 投稿日：2011/10/17(月) 04:04:43.18 ID:awArebNE [2/2]
「うけるね、これ」
そう言ってガムテープをくしゃ、と潰すヤンくんは、「良いものあるんだ」と、ポケットから鋏を取り出す。
身構える私。
「前髪、短い方が可愛いよ」
そう言うとなんのためらいもなくあたしの前髪を少しずつ掴み、切っていく。
しゃり、しゃり、と小気味良い音がするたびに開けていく視界には、笑うヤンくんと、その鋏を持つ手が映っている。
「ほらできた」
髪から手を離し、元のように鋏をポケットにしまうと、ヤンくんはあたしの顔についた髪を払い始める。
親指で目の下をすう、と撫でると、ヤンくんは言った。
「何すんのとか思ってる？あはは、助けにきてやっただろ？それならお返しがなきゃ。
それに、前から思ってたの、お前、絶対短い方が似合うって」
そう言って指先であたしの髪を弄ぶヤンくんは無邪気に歯を見せる。
あたしははあ、と息を一つ吐くと、もう一度腕のガムテープを合図する。
ヤンくんは「はいはい」とまた取り出した鋏でガムテープを切る。
そのとき、あたしに大きく覆いかぶさるように抱きつくヤンくんから香る香水が、良い匂いだと思った。
「じゃ、部活あるし、もう行くわ」と言って、「よいしょ」とあたしから体を離し、狭い中を器用に扉を開けて出て行くヤンくんは最後に一度振り向いて言った。
「またね」
ひとり取り残されたあたしは、この前髪にあわせるために、美容室を予約しよう、と、あまりよく回らない頭でぼうっと考えた。
ずっと座られていたために感覚が鈍った太ももは、じんじんと痺れていた。
773 名前：君って目障り[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 07:35:29.48 ID:f6smwtN/
いつも思うんだけど君は頭が悪すぎるよね
我慢するとこ 違うんだよねなんか
普通こんなことで泣くかなってとこで泣いて
一番弱者ぶらなきゃいけない場面ではなぜか笑っちゃってさ
イライラするんだよ君 常に見てるけど不愉快なんだ
今日だってそうだよなんなのあれは
ゴミに媚びてる暇があるなら他にすることあるでしょ
まさかみんなの輪に入れて嬉しいとか思っちゃってるのかな
ただ便利屋になってるだけじゃん解れよ
･･･ねえ なにその顔
こういう時こそいつもみらいに誤魔化して笑うべきだろ
俺にだけ出来ないなんていわないよな
ほら早く
はあ･･･今度はだんまり
わーざとらしく俯いちゃって
俺が怖いの？なに口調がいやなの？
もっと優しく丁寧に言ってやればいいのかな
『こちらを見なさいあなたに言ってるんですよ喪子さん』
776 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 10:35:01.52 ID:gX7g22G7 [1/2]
タイトルまで考えたアイタタタな私を笑ってください
『ある男女の告白』
真綿でくるむような愛でした。
彼は私を真綿でくるむように、優しく暖かく、愛してくれました。
彼の愛は心地よくて。その中にいると―――包まれている私でさえ気づかないうちに、
窒息してしまうのです。
最初は気づきませんでした。束縛だなんて思ってもいませんでした。
だけど気がつくと、私は彼の部屋から出ることも許されず、彼以外の人と連絡を取ることも
できなくなっていました。少しずつ少しずつ、彼は私を閉じ込めていったのです。
彼との終わりは呆気ないものでした。交通事故で、彼は突然帰らぬ人となったのです。
私は悲しくて悲しくて…なのに何故でしょう、とてもホッとしていたのです。
私の写真で埋め尽くされた部屋を出て、彼以外の人と接する。そんな普通の生活の中で、
私は彼を忘れていきました。
だけど、結局私は彼から逃れられないのでしょう。
あなたに惹かれたことが、それを証明しているように思います。
777 名前：776[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 10:46:15.81 ID:gX7g22G7 [2/2]
―どういう、意味？
ふふふ。あなたには、私以外にも相手がいるでしょう？私だけを見たりしないでしょう？
…安心するの。私は私の……私だけのものだって、実感できるから。
そう実感するたび、今でも私は彼に捕らわれたままなんだと思うのよ。
ねえ、お願い。お願いよ。
愛したりしないで。私だけを見たりしないで。…いらないものみたいに、私を扱って。
……彼を忘れさせたりしないで。
―ずるい女。君はとても、ずるい女。
―愛したのに。生まれて初めて、女を好きになったのに。
愛することも、君だけを見ることも…君を閉じ込めることも、許してくれないなんて。
―――どうしようか。
どうしたら君は、俺だけのものになってくれる？
きっと男はこれから段々病んでいくのです
女がヤンデレを引き当てるのか、女のせいで男が病んでいくのか、みたいな感じにしたかったのに
なんか違う…orz
718 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/15(土) 00:05:03.01 ID:R0enQEeQ
※創作です
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
ちょっと相談があるので聞いて下さい。僕には自慢の友達が居ます。
同じ部活のエースで、頭も顔もいいしすごいイイ奴です。
当然モテますが、それを全然鼻にかけないし男から見ても本当に完璧な奴です。
最近おかしな事を言い出し始めた事を除けばですが………
そいつには付き合ってはないけど仲の良い女子が居ました。
本人は否定してたけど友人はその女子（以下Ａ子）の事が最初から好きだったと思います。
Ａ子は地味だし友人とは全然釣り合ってなかったけど、二人は趣味が合う本の話とかしてたようです。
しかし、友人の事が好きだと誰もが思っていたＡ子がある日Ｂ男と付き合い出したのです。
友人は平静を装ってましたが、手が震えて唇を噛みしめて涙ぐんでいるのを僕は見てしまいました。
友人がおかしな事を言い出したのはこの頃です…
明日に続くかも
722 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/15(土) 12:21:03.51 ID:WWq50wEO [1/2]
投稿者 : 0Takky さん
おかしな事とは何ぞや
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
「Ａ子が好きのは俺」「Ａ子はＢ男につきまとわれて仕方なく付き合ってるだけ」
などと訳の分からない事を言い出したのです…
友人はＡ子の話をしてる時だけは目が犯罪者のようにギラギラとし、
まるで別世界の話をしてるように楽しそうです…怖いです
Ａ子が絡まない時はいつも通りの優しい友人です。
今日も楽しそうにありもしないＡ子との思い出話を聞かせてきました。
友人をまともにするにはどうすれば良いのかな
投稿者 : 〇森 さん
イケメンなだけに、自分を好きじゃないなんて許せない！みたく極端に走っちゃったのかな...
投稿者 : aaa さん
友人の目を見て、正直に真実を話してあげてはどうですか？？目が覚めるかも
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
「Ａ子が好きなのはＢ男、友人ではなくＢ男と付き合ってるんだ！」と。
…殴られました。倒れたところを首を絞められました…
友人は俺の首を絞めている間もブツブツとＡ子の話をし続けていました…
そして突然ハッとしたように俺から離れると、泣いて土下座して謝ってきました。
投稿者 : 0Takky さん
犯罪者のよう じゃなくて犯罪者じゃねーか！
787 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 19:39:17.98 ID:oxoLiOns [2/2]
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
今日も友人はＡ子の架空の話ばかりしてきました。日に日に目がすわって、あと痩せたようにも思います。
少し前まであんなにイキイキとしてたのに。
ところでちょっとやばい事が起きました。Ｂ男が大怪我で入院しました。
僕だけは見ました、友人がＢ男を階段から蹴り落としているのを…
クラスでは、何故かＢ男が勝手に転んだ事になってましたが
投稿者 : ○森 さん
えっ… えっ？
投稿者 : 0Takky さん
友人の為を思うならば、真実を周囲の大人に話すべきだぞ。
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
友人はＡ子の話をしている時以外は完璧な優等生キャラです。
誰も俺の言う事なんか聞いてくれませんでした。
Ｂ男を突き落とした友人はクルッと俺の方に振り向くといつもの爽やかすぎる笑顔で
「これは俺と親友（俺の事です）だけの秘密」と言ってきました。
Ｂ男が階段を転げ落ちるのを見た時は間違いなく言おうとした俺ですが、
友人のそんな無邪気な顔を見てると口ごもって何も言えなくなってしまいました
(水) 18:43:20.28 ID:ehxX05Fa [2/8]
誤字脱字あったらスマソ
「喪山、好きだ」
友達のヤンの家に呼ばれ、いつも通りアニメを見たりゲームをしたりと遊んでから、帰ろうとしたその時である。雨も降りそうにない夕方、温かい日射しの中で、私は告白されたのだ。
飲んでいたお茶を吹き出しそうになるのを必死に堪える。
「え、いきなりどうしたの？」
二次元にしか興味ないはずのない彼が、そんなことを口走るとは。
少し笑ってみせたものの、心臓の鼓動が早くなっていくのを感じた。
「言葉の通りだよ」
ヤンは真顔でこちらを見つめる。
「……まさか。ヤンの口から、そんな冗談出るわけないでしょ？友達なのに」
とにかく否定したくて、それらしい言葉を並べて黙らせようとした。
第一、私が好きなのはリアだ。……付き合えないのは重々承知しているが、夢をみるくらい神様だって許してくれるはず。
私は彼のことを愛している。だから、ヤンのことを愛せない。
いや、一般論で考えれば冗談の類いのはず。
919 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:44:52.70 ID:ehxX05Fa [3/8]
「そーだよなー、俺と喪山はただの友達だもんなー」
「う、うん」
しかし、考えていたのと違う答えが飛び出した。結構騙すのが得意だな、こいつ……ふいに彼はいつから超能力者になったんだと一瞬別のことを思ってしまった。
ヤンを見るととてもふてくされた表情をしている。演技でないと第六感が告げているが、無視。
机に手をつけ、立ち上がろうとした。
しかし、それは何かによって阻止されたようだ。現に今、彼の体に触れられそうな距離にいる。さっきまでヤンと目が合っていたはずなのに。
……状況を理解した。
「だったら、抱きしめられた位で顔真っ赤にする必要はないだろ？」
ヤンは猫を可愛がるようであった。無意識に頬が熱くなるのを感じる。彼はその反応が欲しくて意地悪を言っているのかどうかは分からないが、私自身がその反応を起こしているのは事実だ。
「ともだ、ちだよ」
言葉を紡ぐ。私はリアが好きなんだと込めて。
やたらと日射しが熱い。
「まあ……お前が友達と言い張っても、俺は『喪子は俺の嫁』って返すぜ？」
それを聞いて、複雑な気持ちになった。
……ああ、ヤンは、私を二次元の『俺の嫁』と勘違いしているんだ。
ついこの前、学校でヤンが彼の友達の喪男と遊んでいたときに、「○○は俺の嫁なんだ」と自慢していた記憶がある。
私は傍観していたが、ヤンの愛は嫁のことを20分以上語り続けるほどのものでその時は喪男に同情したくらいだ。そもそも彼自身オタクではないので、何が何やらと思っていたに違いない。
ヤンの目を覚ますためにも、そもそも私がヤンを恋愛対象として見ていないことを伝えなければ！
920 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:46:10.38 ID:ehxX05Fa [4/8]
抱きしめる手から抜け出し、息を吸った。
「ここは二次元じゃない！！第一私が好きな人はヤンじゃ」
「それ以上言ったら刺すぞ」
声そのものが刃物であった。
私はそれに従って、静止することしか出来なかった。
「……これこそ冗談だ。でも、もし喪山が他の奴と付き合ったら……喪山のこと、壊す」
また私を抱く。しかし先程の優しいそれではなく、本当に私が壊れそうなくらい強く、強く抱きしめていた。
「正気……？」
「ああ。少なくともリアなんかが好きなお前よりは」
胸をつかれた。
何いっているんですかヤンくん。私誰にも教えたことがないのに。
「ち、ちがっ…………」
反射を起こす。墓場まで持っていくはずだった秘密の内の一つを知ってるのか。疑問が頭を駆け巡っていた。
沈黙が続く。
いつの間にか、あんなに強かった日が陰っていた。
振り返れば、ほんの数秒だったのかもしれない。けれど、オーバーヒートを起こしてしまうほど脳を酷使していたので、何時間も過ごしたと錯覚していた。
「はは、そういう態度許せないな、あいつに対するツンデレなんだろ？ずっと前から気づいてた。……とは言っても、喪男から聞いて知ったんだけど」
…………まてよ、なんでそこに喪男が出てきて＿＿
921 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:47:29.99 ID:ehxX05Fa [5/8]
あいつ、重度のストーカーなんだぜ？喪子の家に盗聴器やら監視カメラやら置いて。おかげでリア、明日半殺しにされるかもな」
「嘘でしょ……？」
正直、普通に見える喪男が盗撮していた事に驚いた。
確かに家で気味の悪い独り言(リアへの愛)を聞かれていたと思うと、背筋がぞっとする。それは自分の馬鹿らしさにも含まれるが。
少し前に思っていたことを訂正したい。喪男にも三次元けれども俺の嫁なる人がいた。私という。
でもそれを言ってしまえば私にもある。リアがそれに等しい存在だ。
そう、リアが。
「リ、ア……」
何故かこんな危機的状況でも彼に会いたかった。正確に言えばどこぞの王子様みたく助けてくれないかとあるはずのない夢を見ていた。
しかしヤンは言葉を発する事すら許してくれなかった。
彼の手が腰から離れる。刹那、私の首へと向かい、絞めた。
「なーに？俺、お前が他の奴の名前出すの嫌いって言ったろ？」
……苦しい。頸動脈が動かなくなっていく感覚。救いを求めても、届かない。
突然、狂気に染まっていた少年が何かに気づいたようだった。同時に、殺人行為を中止した。
「死ぬかと思った……」
頭を撫でられる。きっと、『ゴメン』という意も込めているのだろう。
その時だけ、ヤンはどっかの仏様みたいに微笑んでいて、年相応の少年に映った。
922 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:48:59.48 ID:ehxX05Fa [6/8]
「……告白すると、俺さ、気づいたんだよ。ヤンデレ萌えってことに」
ヤンデレ。単語が心の中でこだまする。
「愛情不足ってのにグッと来るんだ。求めても求めても満たされなくて、いつの間にか俺にベッタリしてさ。それで他の人と話すだけで嫉妬しちゃって。最終的には監禁されてハッピーエンドだぜ？依存されたいんだろな、俺」
暗くなった室内で、惚悦とした表情を浮かべ語る。
そして、部屋には二人しかいないのにも関わらず、耳打ちをした。
「だから喪山、壊れて俺だけを愛せよ。求めろよ欲求不満になれよデレろよ嫉妬しろよ狂っちゃえよ監禁しろよ愛せよ愛してくれよ愛して下さい愛してくれないと死んじゃいますいや愛さないと殺すだから愛せ愛せ愛せ愛せ愛せ！！」
お前こそヤンデレではないか……
第三者の立場ならば呆れてものが言えるだろう。
しかし、ヤンデられている対象は私自身。背負いきれない愛をぶつけられても、処理なんか出来ない。
実際、耳元で囁かれると、精神的にかなりくる。こちらも狂いそうな感じだ。
「……あ、はは」
苦笑することしか出来なかった。
「喪山すっごいかわいいだろうな……さみしがりで猫みたいに震える喪子マジかわいい……」
私は寂しさなどではなく、怖さでカタカタと震えていた。それに気づかず、載はただただ、私をペットのように撫で回す行為に没頭する。興奮した男の吐息と、恐怖した女の吐息だけが、部屋の中で響いていた。
「……私、そんなのになれない！」
愛でるその腕をはねのけ、叫んだ。
＿＿お願いだからいつものヤンに戻ってよ。
少し悩む素振りを見せた後、彼は半ば諦めた様子で、立ち上がった。近くにあったタンスをがさごそしているのを、ぼんやりと眺めることしか出来なかった。
そして、何かを取り出す。
「なら、俺の家に一生いるか？」
923 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:51:36.73 ID:ehxX05Fa [7/8]
このスキに逃げなかったことを後悔した。
持っているのは、手錠。どこで買ったのかは不明だが、普通はこんなの所持していない。私を監禁するために、用意していたものだろう。
左手で私の手首を掴みながら、右手でカシャリと手錠をはめる。今、刑事ドラマでしか見たことのないシーンを、体験している。そろそろ発狂しそうだった。
「リアに会ったら俺のこと捨てちまうし、漠に会ったら即誘拐されて可哀想な目に合うし」
…………やだ、帰りたい、助けて、やだ、お願い、やだ、やだ、
「一緒に過ごしてりゃ、喪山だって俺のこと好きになるかもしれないだろ？」
「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ」
「いい子だ」
私の声などに耳を貸さない。
自分の体中から水分が吹き出していていた。恐怖以外の感情以外沸きだしてこない。
ふいに私以外の何かが泣いている音が聴こえた。ざあざあと、大量の涙をこぼしながら。
天気予報、外れたな。
途端に傘を忘れたのを後悔した。
「ああ、伝え忘れてた。アニメとかゲームに浮気しないかっていうの問題は大丈夫だぞ。お前以外に全く興味ないから。もちろんお前も俺以外のものに興味しめすなよ？」
…………これから私、どうなるんだ。
下手なことしたら殺されるのか。もう希望も何もない。
「…………いや」
それでも、最後に残った力で呟いた。蚊の反論くらいの、小さな。
「さ、愛してくれよな？」
初めてのキス。本当なら神聖なもののはずなのに、それは悪魔の誓いに感じた。
934 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/27(木) 12:23:49.19 ID:8/YG41+/
702 名前：７７４ＲＲ[sage] 投稿日：2006/07/07(金) 14:16:01 ID:dtTHVNm/
とある高速のSAで俺がご飯を食べおえた時、
入り口付近に居たヘルメットを持った女の子が店主ともめていた。
女「ここに置いてあった財布がなくなってるんです!!」
店主「食事代どうするんだ!!」
女「だって財布ないんだもん!!」
店主「警察呼んで!!警察!!」
(可哀想だなぁ・・・)
ちょっと裕福だったこともあり、見るに見かねた俺は
「あの、いくらですか？」と切り出してみた。
2人はびっくりした様子だったが女はすぐに
「いいですから、友達に来てもらいますから。」と繰り返していた。
「気にしないで」と精一杯のスマイルを見せながら
俺はおもむろに財布を取り出し店主に2000円を渡した。
「すみません!!お金は必ず返しますから!!住所教えて下さい!!」
・・・後はドラマの様な展開で1年後に結婚
もぉ数年も前の話だが、
今でもツールボックスの奥に隠してある
当時の妻の財布を見る度にニヤニヤしてしまう今日この頃
947 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/28(金) 12:25:35.96 ID:utz19wAJ [1/2]
昼寝してたら何か優しそうなお兄さんに
「俺以外、見ちゃだめ」
って言いながら左目素手でえぐり取られて、その目を食べられる夢みた。
その後、
「喪山（仮）さんが見てる景色を共有できて嬉しい」
とはにかまれた。
ヤンデレは好きだが痛いのは勘弁だな…
まだ鳥肌たってる
967 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 07:50:50.01 ID:Uj2pvVfM
他のヤンデレが束になっても敵わないヤンデレって居ないのかな。
こう…王者的存在な。あくまで絶対君臨しているだけであって、別に身分はどうとでも。
全てのヤンデレが一目置き、その対象となるターゲットの喪子に対しても同じ様に敬意が払われる。
あるいは、自分の喪子がその王者喪子と接触しても排除行為はおろか、咎めだてしないどころか推奨する勢い。
こう…フランス王宮貴族の王妃とその取り巻きの様な。
もし、本当に王政設定だったら王にのみ異常にヤンデレられて、他の貴族ヤンデレ達には親しまれていたい。
他のヤンデレ達も王の喪子には全くヤンデレしないの。
愛情的な意味じゃなくて、自分の喪子に対する異常な執着心を見せたり、それを脅かすものを罵倒したり、表情とか？
ただ純粋に敬愛されてる。
一緒に居るとヤンデレがデトックスされるから、他の怯えた喪子達の精神的よりどころになって欲しい。引っ付かれて欲しい。
でも、王の為だからと絶対に自由にはさせてくれない。
「王の側に居たら幸せになれるのに、どうしてそうも外ばかり見ようとするのですか？」とヤンデレ達に邪気の無いきょとんとした顔で質問して欲しい。
そして、他の喪子達からもすがられて、それを気丈に突っぱねるだけの強さもなく、皆に求められて、好意を向けられて、平穏に暮らして欲しい。
血を見る行為や、脅されたり怯えたり、物を盗まれる、自分の地位が奪われたり、人間関係にひびを入れたり等が一切無いの。
そういった物からは遠ざけられ、守られ、寧ろ色々な物が与えられる。皆から愛され、尊ばれ、敬われる。
なんかこういうのが逆に凄く空恐ろしい。この環境も王が作った物だから完全に掌握されてる。
不安や不満に思う事が普通一つや二つあっても良い筈なのに、全くそれがない。満ち足りているって閉塞的だよね。
970 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:02:51.57 ID:05QtdtQk [1/4]
「お前は騙されてる！目を覚ませよ！」って正義感溢れるイケメン革命家(非ヤン)が突然飛び込んでくる。
促されるうちに喪子も違和感の正体＝平和な世界の裏で行われるヤン王の画策の気配に気付きはじめる。
そうして喪子は信じて疑わなかったはずのヤン王への不信感を募らせながら、一方で正しい方向に導いてくれる革命家にどんどん惹かれていって、
革命家も、正義感から自分が不幸な囚われの喪子を救ってやらなきゃ！って思いが強まるにつれて恋愛感情に変わる。
971 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:08:54.68 ID:05QtdtQk [2/4]
続き
ここから分岐しまして、
�ヽ很寝箸帆啝劼廼遒瑛遒繊�
必死に遠くまで逃げて追っ手もなくなり、生活が落ち着いてきた頃に突然ヤン王襲来→喪子の目の前で革命家惨殺。
絶望する喪子に、「王妃をさらった国賊なのだから当然でしょう。身分がある以上、あなたは身の振り方を間違えると出会った者を不幸にしてしまうんですよ。
大切な人を傷つけてしまうのなんて怖いことですよね。あなたと出会わなければ革命家はこんな目には合わなかったでしょうに。でも大丈夫、私はそんな喪子でも愛していますから。
だから、私がもう一度優しく平和な世界に閉じ込めてあげる。そしたらあなたも、誰も傷付かないで済むんですから。もう外に出たいなんて思わないでしょう？」
とかなんとか言っちゃって洗脳→連れ戻して監禁。
喪子がずっと抱いていた違和感に気付いていて、それを払拭しつつ喪子自身から周りとの関わりを断って監禁を望むように仕向けたいがために
ヤン王が革命家を利用していた、という全て策士ヤン王の計算のうちでしたパターン
972 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:12:40.28 ID:05QtdtQk [3/4]
更に続き
��革命家が革命に成功→かつてのヤン王のポジションに就任、喪子を妃に迎える。
就任当初は、絶対王政なヤン王とは違って民主的な革命家の政治は好評だったし、喪子もやっとヤン王から解放されてこのままめでたしめでたし、といくはずだった。
しかし支配者のヤン王が消えると、今度は牽制から解き放たれた取り巻きヤンデレ達が喪子に接近し始める。
革命家はヤン王のように裏で手を回すことができない分喪子を守るためにはどんどん過保護になるし、牽制ができない分近づいてくる敵も排除しなきゃいけない敵も多くなる。
そうこうしてる間に気付けば喪子は監禁されて誰にも会わせてもらえなくなってるし、排除のやり方もあからさまで容赦がないから政治もいつのまにか恐怖政治に変わっている。
973 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:15:06.13 ID:05QtdtQk [4/4]
これでラスト！
でも、革命家は全て「自分が喪子を守らなきゃ！」って正義感からしてることだから自分の愛が歪んでいることにさえ気づかない。
喪子は、自分さえいなければ歪むことなく革命家は国政を変えるという志を達成できたんじゃないかと苦しむけど、
それでも革命家が今自分だけを心の拠り所にしていることもわかってるから死ぬことも逃げ出すこともできなくて、
こんなに愛してもらって幸せなはずなのにそれを苦しいと思ってしまうなんて私は、と自分を責めながらヤンデレ革命家の愛を甘受し続ける、非ヤンの革命家がヤンデレちゃったこんなはずではパターン
ここまで妄想した。
あと３パターンくらいは余裕で広げられそうですごちそうさまでした。
最終的に喪子が自分のヤンデレホイホイ体質に絶望して、ヤンデレの下にいることが自分にとって幸せなんだ
と思い込むしかないような状況になるどうしようもなく暗い展開が大好きです。
好きすぎてもはや私がヤンデレな気がする。
長文すみませんでした。
272 名前：1/2[sage] 投稿日：2011/09/07(水) 02:10:54.57 ID:INsxt6wb
ヤンデレがもっと増えますように
ヤンデレ分類
│
└┬―→ 自覚してるよ
│ │
│ └┬―→ そんな自分を受け入れてるよ
│ │ │
│ │ └┬―→ 獲物を確実に追い詰めていくよ (策略家・腹黒・ドS)
│ │ │
│ │ ├―→ 目的のためには手段は選ばないよ(女装・鬼畜)
│ │ │
│ │ └―→ ありのままをさらけ出すよ(わんこ・ドM・ナルシ・変態・百合)
│ │
│ └―→ 一般的な倫理観はあったけどダークサイドに落ちたよ(ヤン落ち)
│ │
│ ├―→ 開き直ってライバル排除するよ(覚醒)
│ │
│ ├―→ 苦悩しつつもやめられないとまらない(ツンヤン・依存・奥手)
│ │
│ └―→ 人じゃなくなってしがらみから解き放たれたよ(幽霊・人外)
│
└―→ 無自覚だよ
│
├―→ 最初からリミッターがはずれてるよ(キチ・俺様)
│
├―→ 一般的な倫理観はあったけどダークサイドに落ちたよ(ヤン落ち)
│ │
│ ├―→悪い奴らから俺が守ってあげるよ！(紳士・爽やか・真面目)
│ │
│ └―→こんなに愛してるのにどうして受け入れてくれないんだよ(ヤンギレ)
│
├―→ 君のことしか考えられないよ(おバカ・体育会系)
│
└―→ 認識のズレゆえの残酷さだよ(宇宙人・妖怪・神・無邪気)
273 名前：2/2[sage] 投稿日：2011/09/07(水) 02:12:55.08 ID:INsxt6wb
属性
│
└┬―→ 積極的に行動するよ
│ │
│ └┬―→ 自分からアピールするよ
│ │ │
│ │ ├―→ 元々近しい関係だよ(腐れ縁、親族)
│ │ │
│ │ ├―→ 知人からはじめるよ(友達、先輩後輩、先生生徒)
│ │ │
│ │ ├―→ 仕事仲間だよ(上司・同僚・後輩)
│ │ │
│ │ └―→ 敵対してるよ(軍人、組織、パラレル)
│ │
│ │
│ └―→ 常に付き添うよ
│ │
│ ├―→ 私の主だよ(兵/騎士、部下、執事、ペット)←――┐
│ │
│ ├―→ 私が主だよ(御主人さま(いろんな意味の) │
│ │ │
│ └―→ 契約してるよ(悪魔・神、人外) │
│ │
└―→ どちらかというと消極的だよ │
│ (後に擬人化)
├―→ 遠くから見ているだけで満足だよ(ストーカー) │
│ │
└―→ 自分からは話しかけられないよ │
│ │
├―→ シャイなんだよ(奥手、堅物) │
│ │
├―→ じきに手中に落ちるよ(死、黒幕) │
│ │
└―→ アクションしたくても出来ないよ(擬人化、人外)
ひまわりを育てている男の子が育ったひまわりを見て
「なんで太陽のほうを見るの？僕のものなんだから僕を見てほしいのに」って言う。
でわざと水をあげないで元気をなくさせて
「僕のほう向いたよ」
っていう４コマ見たときは一瞬ヤンデレかと思ってった。
実際はほのぼの日常ギャグマンガなのに･･･フィルターにかかってしまえばヤンデレです。
50 名前：1/2[sage] 投稿日：2011/08/13(土) 03:45:23.76 ID:ckWP69vl [1/2]
ヤンくんがもたれるたびにギイギイと音を鳴らす木の椅子は古く簡素な作りで、どこかのロッジや、薄暗い洋館の隅にぽつんと残されていそうなアンティーク品だった。
ギイイ、と、椅子に一層深く背中を預ければ、肘掛けに立て掛けてあった松葉杖が、フローリングの床に固い音を立てて倒れた。
ヤンくんは上目遣いでこちらを見ながらニヤニヤと笑っている。
「来て」
笑いを必死に押し殺したような、意図的に低くしたような声を出して、ヤンくんがあたしを呼ぶ。
あたしは黙って、いつものように華奢な体を椅子と、サイズのあっていない大きな服に埋もれるようにして座っているヤンくんの足元に、両足をついて跪く。
「舐めて」
このヤンくんの声はこもっていて、笑っているのかどうかよく分からない。
あたしはまた機嫌が悪くなったのかと少し困りながら、斜め上にいるヤンくんを仰ぎ見る。
すると、袖の長い手元で、口元を隠しながらも笑っているヤンくんの目が見えたので、ほっとしながらヤンくんのズボンの裾を折りあげていく。
白く細い足。本来の用途にまったく使われていないその足は白く細い枝のようだ。
昔、小学生くらいの頃、校庭に、これにそっくりな白く細い枝を生やす木を見た気がする。
「内側の、へこんでるところから舐めて。骨があるとこの」
あたしは言われた通りにヤンくんの白く細い足の、膝から2cmの、足の断面を舐める。
ぼこりと骨がある中央の部分だけが、周りの肉に押されて少し陥没している。
外側に比べて、その部分は温度が高く、ヤンくんの中に直接触れているようだった。
51 名前：2/2[sage] 投稿日：2011/08/13(土) 03:49:07.27 ID:ckWP69vl [2/2]
「ねえ、どんな味がする？」
上半身をぐっと屈めて、顔を近づけ、細めた目で覗き込むようにあたしを見るヤンくんの声は薄く笑っていた。
「僕のふくらはぎだったところ。どんな味？」
そう言うと、くすくす、とまるで声に出すようにヤンくんは笑った。
あたしはヤンくんの足から口を離して顔を上げる。
ヤンくんはその、足と同様に折れそうなほどに細い両腕をあたしの肩に回して、目だけでにっこりと笑う。
「僕、足が無くて、体も弱くて、虐められてたの、正解だったと思う。前は悲しかったけど。
だって、今、ずっと毎日楽しいもん」
そう言うヤンくんの声は本当に無邪気で、もう18だと言うのにまだ声変わりの来ていないような明るい声は、その鋭い棘でもってあたしの心を一気に凍らせる。
回された手の温度とは逆に、あたしの体の温度は一気に冷めて行く。
そのままヤンくんはあたしの肩に回していた手を頭に持って行き、抱きつくように首元に口を押し付けて、熱い息で呼吸する。
「僕は孤児で、片輪で、誰からも愛されてないの。
大人も子供も、男も女も、みんな僕にひどいことばかりするの。
優しいのはお姉さんだけだよ、お姉さんだけが僕をあたたかくしてくれるの。
ねえ、お姉さん、こんな僕を、見捨てないでね？」
甘ったるく強気な口調とは裏腹に、重く縋るような響きをも併せたその言葉に、あたしはただヤンくんの、あたしの知らない過去を思った。
ヤンは施設育ちで、虐めの度が過ぎて足まで無くして、その為に計算高く性悪で、依存癖がどっぷりの心の強くて弱い人間になったと
主人公は一度何かのときに偶然一度だけ行ったその施設でヤンを見て、その幸薄そうで儚げな見掛けに騙されて、ヤンに籠絡されて以来毎日の世話と介護をしてるみたいな
本当病んでんのは自分だな…
118 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/21(日) 23:31:49.56 ID:sGZlXBmh
※魔女っ子モノでヤンデレ妄想してみた。
ヒロインとしては、残念顔面レベルでひたすら運の悪い、灰かぶりな高校生、喪子。
「贅沢は言わないから、自分の事を気にかけてくれる人に出会いたいな」
したらば愛玩動物型の妖精的なナニかが現れ、
喪子の寿命30年と引き換えに、出会わせてくれました。
たくさんのイケメンヤンデレ＋ヤンデレ美少女に。
喪子と仲良しだった幼なじみ(イケメン)が同じ学校にいきなり転校してきたり、
普段だったら絶対行くことのない繁華街でホスト(イケメン)から猛烈アプローチを受けたり、
偶然が重なって学校のアイドル的存在の先輩(イケメン)と良い雰囲気になったり、
ばっさまの遺産がどうたらこうたらでツンデレ執事(イケメン)が家長にと迎えにきたり、
親友のリア子(百合美少女)が喪子の恋を応援するふりをしつつ、
「喪子の純潔を狙う糞虫どもは１匹残らず潰す」とヤンデレ覚醒したり。
全員、魔法補正なしで喪子が好き。
むしろ、魔法補正で美少女になると誰だお前的な扱いを受け、逆にモテない。
167 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/28(日) 23:42:23.40 ID:WBEY79B+
明るいヤンデレ考えたけど駄目だった
あっれー？喪子どこ行った？
…お前知ってる？
あっそ。ま、しゃーないわな。あいつの事だからどーせその辺ふらふらしてんだろｗ
じゃあせっかくだし喪子待ってる間話そうぜ。
ひでぇｗｗｗやだじゃねーよ拒否んなｗｗｗ
ったく、お前がそんなんならズバッといっちまうぞ！
ちょ、逃げんなｗｗｗ
……なあ、お前さぁ、喪子の事好きだろ。
驚くなよｗｗｗバレバレだっつのｗｗｗ分かっちまうってあんなにアピッてたらｗｗｗ
え？驚いてるんじゃない？じゃあなんだよその顔ｗｗ
あ？今度は変顔かよｗｗｗ白目でよだれはさすがに気持ち悪ぃと思うぞｗ
なぁ、喪子？
隠れてるつもりだったのか？ガキかよｗｗ最初からバレバレだっつーのｗｗｗ
かーわいいなお前ｗ
っていうかこいつの顔怖くね？だから悲鳴上げてんだよな？だから泣いてんだよな？可哀想に、これは怖いよな。
あ、そうだ！今すぐこいつの顔なくしてやっからさ。そんな泣くなよ。俺まで悲しくなるだろ？
170 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/08/29(月) 09:20:16.45 ID:iWpnPvpl
>165顔文字と相まって何か可愛いｗこれで年下の美少年ならドストライクｗｗｗ
明るいヤンデレかあ…、同じ部活（サッカーにでもしとくか）というシチュで、
初めて落としてみるｗ
スポーツ少年＝明るいというド単純な設定でスンマセンｗｗｗ
ヒュンッ、ゴスッ！！！
一人の少年が額を押さえてうずくまる。そこへ慌てたように走って同じ年の少年が
やって来た。
「リア男、悪い悪い！！」
片手を謝罪の印に挙げて少し眉を寄せ、彼はまだうずくまっているリア男に謝る。
痛みがようやくひいてきたのかリア男は立ち上がり、謝罪してきた少年を軽く睨む。
「おーい、折角の休日、大会前の練習だから付き合ってやってるのに、これはナイだろ〜」
リア男の言葉は責めているものの、その調子は結構明るい。
「いやー、お前ならちゃんとヘディングで捕ってくれると思ったんだよ」
「ちょ、あんな剛速球ヘディング出来るかっつーの！」
リア男はついでに軽く少年の頭を小突いた。
「ははは、悪い悪い。じゃ、再開しようぜ！」
「おう！…っと、もうこれ以上オレの頭にぶつけてくれんなよ！」
「もうしないって。おれが喪子に怒られるしな」
「そうだ、もしもオレの頭がパーになって受験に落ちたりしたら、喪子と同じ大学に
入れなくなっちまうだろ」
少しはにかみながらリア男は答える。
「…落ちろよ」
「？何か言ったか、ヤン男？」
「相変わらずラブラブだなー」
ヤン男はリア男の頭をはたく。
「いてっ、だから頭はヤメロ」
「あはは！」
二人は笑いながら練習に戻って行った。
明るいヤンって、こんなの？…違うかｗ
271 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/06(火) 23:58:43.09 ID:aEfHqVJw
ロック；お前が好きだ 愛してるぜベイビー
ハードロック：お前と夜のハイウェイぶっ飛ばすぜ 朝まで愛し合おうぜベイブベイブ
メタル；お前が俺の心に創った闇が俺をおしつぶす お前は俺を狂わすデーモン
スラッシュメタル；そもそもお前など存在しなければよかったのだ 心の中でお前を犯すそして俺は殺されるキャイーン
デスメタル；お前を頭から食っちゃうぜ お前のまんこを食っちゃうぜぼえええぇぇ
ブラックメタル；教会を燃やす もはや神は存在しない 俺がイエスの喉を切り裂いてやった 愛するお前(悪魔)のために
メロスピ；故郷のため、家族のため、そして愛するお前のため、命を懸けて残虐なる王と戦おう ﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛﾋﾟﾛ
メタルはヤンデレだな
323 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/11(日) 08:21:11.09 ID:SkPgt+9S
私はいわば地の塩です
塩が塩気をなくしたら、いったい何の役の立つのでしょうか
もう何の役にも立たず、外に捨てられ、人々に踏みつけられるだけです。
ああ、喪子さん、私を捨てないで。
貴方に捨てられてしまったら、一体私はどうすればいいのでしょうか。
他の男を見ないで、私が要らなくなってしまうから。
どうすれば貴方は私を見てくださいますか。
どうすれば私だけを必要としてくださるのですか。
ハッ、俺はいったい何を書いているんだ。
これはきっとヤンデレの仕業だ！
みんな逃げｒ
（お目汚しすみません）
324 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/11(日) 13:50:34.16 ID:i7fuwbIt
恋愛板〜のスレを見てたんだけど、これヤンデレじゃね？
：恋人は名無しさん：2011/09/09(金) 21:28:28.37 ID:/ZxkgbeH0
嫉妬深くて無理になったｗ
今日どこに行ってた？スイカの履歴見せて。
病院？領収書見せて。
先生って男？何歳？
先生と余計な話してない？笑ってない？
先生や男の患者と目合わせないでね。
先生に雑談振られたら「気持ち悪いから話しかけないで」って言ってね。
無理？どうして？俺以外の男にどう思われたっていいでしょ？
今日はどの服着てったの？これ？
これしゃがむと胸見えるよね？
ねぇ。何で何回言ってもいうこと聞かないの？
なんでスカートなの？
化粧してったの？
は？なんで？出会いとか期待してるの？
スカート履いたら軽そうに見られるのがわかんないの？
ヤレそうだなーって思われてるのがうれしいの？
pgrするスレだったから、他の喪女はみんな引いてたけど、ヤンデレスレのみんななら、こんなふうに束縛されたら少しはときめいちゃうよねｗ
私なら、束縛し過ぎは確かに嫌だけど、反面で嬉しいと思うな。
334 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/12(月) 10:49:31.37 ID:493xg0w1
よくあるネタかもしれんが、イケメンリア充ヤンデレがいい
話しかけると「あばっあばばばば」とキョドる喪子を面白がっていたのだが、、
そのうちに、喪子が喪男くんと仲良くし始めるのを見てモヤモヤ・・・
軽い気持ちで「飯でも食いに行かね？」と誘うと「ごめんその日は・・・」と断られたり
自分には「あばばば」とキョドってろくに話さないのに、喪男くんとはやたら楽しそうに話していたり・・
そういう紆余曲折を経て、「喪子が俺のものにならないなんておかしい」と病み始める
人望も容姿も頭の中身も全部恵まれているのに、なかなか手中に落ちない喪子に執着
しまいにはイケメンリア充は普通の生活をしつつ、喪子を監禁するという感じになればいいと思います
長文すみませんでした
349 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/13(火) 23:04:29.49 ID:cnISWByC [1/2]
いきなりだけどこの前久々にRPGやって思い浮かんだヤンデレワールド。
※妄想と長文注意
勇者の取り合いでパーティは互いに足を引っ張りまくり。
勇者喪子
旅に出る前は基本インドアだったのでいい意味でも悪い意味でも無頓着。
世間知らずなので差別意識とかは持ち合わせていない。
周りを見渡す限り世界とか本当どうでもよさそうなやつばっかりなので、
国民の平和は自分がなんとかしなければ、という責任感だけは人一倍に育ってしまった。
死霊使い
職業柄、人から気持ち悪がられることは常だが間違っても
優しくされたことはなかったので、ごく普通に接してくれた勇者にベタ惚れ。
勝手についてきちゃった系。見かけは良いが恋愛経験皆無なので、
色んな勘違いをおこす。勇者とは相思相愛だと信じて疑ってない。
実は自分も既に死人なので、永久に勇者を自分のものにするために
戦闘中に不穏な行動をすることもしばしば。
賢者
清い心など持ち合わせていないが才能だけで賢者になれてまった。
回復魔法の類いは基本勇者にしか使用しない。瀕死でも関係ない。使わない。
(もちろん死霊使いには積極的に使う。)
それ故にパーティー内部からは不満持たれまくっているが悟りを開いてから
自分に正直に生きるがモットーなのでｷﾆﾅﾗﾅｲ!
賢者:なんねん しゅぎょう を しても ぼうのうだけ は はらえなかったのです。
魔法剣士
幼い頃何でも拾ってきてしまう勇者に拾われ、それ以来感謝の気持ちを抱き
続けている。ダークエルフの生き残りで故郷の村は魔王に焼かれてしまった。
勇者の願いである世界平和のためにいまいち働かないパーティを憎々しく
思っている。尊敬する勇者に対して邪な想いを持ってしまったと悩み、
元が一本気なためヤンデレ落ちもまっ逆さま。勇者に捨てられると死んじゃう。
依存度120パーセント。
350 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/13(火) 23:05:30.58 ID:cnISWByC [2/2]
魔王
世界の半分といわず全部やろう。もれなく俺もついてくるがな。
と本音では受け入れ体制ばっちりの魔王だが、その思惑は勇者の周りと
魔王城の真面目に世界制服を企む部下たちに悉く阻止されている。
他の種族や人間には容赦なく残酷になれるので、勇者と関わった人は優先的に
始末している。勇者に出会わなければ真っ当な魔王人生が歩めたえらい人。
最強で傲慢かつ態度がでかいドM（勇者に対してのみ）。
王子
病床の国王に代わりに国を治めている現在最高権力者。
勇者が帰国したら直ちに結婚するために挙式とマイホームの準備は抜かりない。
戦闘不能になる度に、教会に押しかけ結婚しよう！とすがり付いてくるので
振りほどくのにいちいち大変。毎回王子との戦闘に勝って出発しないといけない。（
迷惑なことに想いレベルに比例してだんだん強くなる補正付き。
勇者の行動は全て自分の側近に監視させて日報を提出させている。
側近
第一王子の側近騎士という名誉ある地位に付きながら毎日ストーカーのような
仕事しかさせてもらえない人。
最初はあまりの扱いに腐っていたが、その内頑張る勇者を愛しく思うようになり
毎日の日課であるストーカー業務に至福の喜びを感じ始めた変態。
なぜか勇者が捨てた装備やアイテムと同じものを所持している。
ファンタジーは色んな職業があって夢が広がるなぁ。
そして長々とごめんなさい。
362 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/15(木) 02:10:45.46 ID:Ij3Ou4Fj
ヤンデレに監禁されてる間ずっと逃げる機会を伺っているあなた
ある日扉の鍵をヤンデレがかけ忘れて出掛けたことに気付いても絶対に逃げようと思わないで下さい。
これは罠です。
罠です。
扉の前でヤンデレはあなたが逃げ出さないか
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと見ています。
381 名前：お盆の帰省 1/3[sage] 投稿日：2011/09/17(土) 12:04:45.45 ID:Nyzojt/e [1/3]
※この流れの中突然のSS投下申し訳ない。
早朝の田舎町を裸足で走り抜ける。
その間も携帯は絶え間なく鳴り続けている。
画面上には膨大な数の着信履歴と未読メール、そして彼の名前。
まるで女みたい、と笑った彼の名前。
大好きだった人の名前。
身体中が痛い。明るい場所で見ると痣があるのも見えた。
誰もいないバスの待合所。
人影を確認し、物陰に滑り込む。
手の震えが止まらない。
携帯を見ると伝言メモが録音されていた。
馬鹿だと思いながらも恐る恐る再生ボタンを押す。
聞こえてきたのは獣の荒い息遣いと、くちゅくちゅと淫猥に響く水音。
「う、うわぁぁぁあああああ、あ、ああ、あああああぁあぁぁぁあああっ!!!!!!!!!!」
携帯を放り投げる。
いやだ、いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ助けて
私の好きだった彼はどこに行ったの？
お盆の帰省で、ついに運命の人に出会えたと思ったのに。
382 名前：お盆の帰省 2/3[sage] 投稿日：2011/09/17(土) 12:07:02.73 ID:Nyzojt/e [2/3]
あの日彼は帰る前に水族館に行こうって行ってくれた。
凄く嬉しかった。
でも連れていかれたのは水族館じゃなかった。
気づけば暗い檻の中だった。
そこにはもう優しかった彼はいなかった。
まるで人が変わったみたいに私に酷いことを沢山した。
わずかな隙をついてここまで逃げてきた。
けれど再び捕まるのも時間の問題だろう。
その時、
「喪子!!」
懐かしい、母の声が聞こえた。
「喪子、喪子！大丈夫なの!?あなた、凄い傷…!!」
「… … …」
口を開けても声は出なかった。
母はこの数日必死で私を探してくれていたらしい。
引きずられながらもなんとか母の車に乗ることが出来た。
「あなたはここで待っていて、母さん電話してくるから」
携帯を持たない母は、公衆電話の近くに車を止めると私に念を押して出ていった。
その間にも私の携帯は鳴り続けている。
さわりたくもなかったが、母が拾って持たせてくれた。
相変わらず画面一杯に沢山の数字と彼の名前。
このまま、うまくいけば彼から逃げ切れるかもしれない。
けれど、もし見付かってしまえば家族にまで甚大な被害が及ぶのは避けられないだろう。
一体どうすれば…。
母はまだ戻ってきそうにない。
私はメールの作成画面を開いた。
383 名前：お盆の帰省 3/3[sage] 投稿日：2011/09/17(土) 12:09:07.85 ID:Nyzojt/e [3/3]
『ヤンさん
心配かけてごめんなさい。
何度も電話とメールくれたんですね、嬉しい。
もうすぐ帰るから、心配しないで。
だけど、待てないなら、
今すぐここから
私を拐って
』
送信画面を確認後、よろよろと車を降りる。
頬を一筋の涙が伝う。
目を閉じる。
意識を手放した瞬間、誰かに強く腕を捕まれた気がした。
上手く伝わらないと思う。
文章力も空気を読む能力もなくて申し訳ない。
ただ、今朝方こんな夢をみたものだから、それをどうしても誰かに言いたくてw
お目汚しすみませんでした。
387 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/18(日) 01:32:48.23 ID:zQtHRUV4 [1/4]
>386一刻も早い漫画化を望む
珍しく兄が家の中を率先して掃除していた。
「急に掃除なんかしてどうしたの？珍しい。いつもは言ったってやらないのに…」
「後で後輩が来んだよ、お前もそのダッセェ部屋着何とかしとけよ！」
「……イラッ」
暫くして兄の後輩という人が来た。隣の兄の部屋から談笑する声が聞こえる。
人見知りな私は客人と会わないようにしてたのに、台所に行こうとした時にタイミング悪く出会してしまう。
「妹さん？病田です、お邪魔してます」
「あ…はい妹です、えーっと…ごゆっくりどうぞ…」
吃驚した…結構好みの顔だった…体型も…
部屋に戻ると、二人の会話がまた聞こえた。
「先輩の妹さん可愛いですね。」
「喪妹がぁ？目腐ってんのか？ブスだろ！」
…兄は後でメ木几又すけど、病田さんて人はちょっといいな…と思った。
私が部屋から出ると、彼が帰る所だった。
何も言わない訳にもいかず、社交辞令で「またいつでもいらして下さい」と言っておいた
後から思えば、そんな事言わなければ良かったのだろうけど。
続く
394 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/18(日) 18:50:26.48 ID:zQtHRUV4 [2/4]
遅れてごめんね、でも全然展開考えてないから案があったら言ってほしいかも…
>387次の日も病田さんは来た。家に誰もいない時に…
「こんにちは、先輩いますか？」
「リア兄は今塾に行った所で…」
「そうなんだ…部屋で待たせてもらおっかな。」
「あ…の…はい、どうぞ…」
勝手に入れるのはどうかと思い断ろうとしたが、彼に目を見られると何故か拒否の言葉が口から出なかった。
ガチャ…
「あれ、リア兄部屋に鍵かけて行っちゃったみたい…」
「じゃぁ喪妹さんの部屋で待たせてもらおうかな」
「えっ…」
「僕女の子の部屋見た事ないから見てみたいな、だめかな？」
「私の部屋は…えー…と」
「あ…ごめん、会ったばっかなのに図々しいよね。
本当ごめん、外で待ってるからいいよ」
この時、反射的に「彼に嫌われてしまう」と思い、つい後先考えずに言ってしまった。
「ダメですよこの暑いのに外なんて…私の部屋で待ってくれていいですから…」
「わーいありがと」
ガチャッ
「…ぁ」
404 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/18(日) 23:28:27.11 ID:zQtHRUV4 [4/4]
>394病田さんは私の部屋を色々見ながら突っ込んだ事を聞いてくる。
「喪妹さんてさ、俺と同い年なんだってね、リア先輩の1歳下。年子なんだね。」
「あ、はい…でも連れ子同士だから血は繋がってないですよ」
「……… …へぇ」
ピンポーン
「あれ、リア兄帰って来たみたい」
「………」
「あれ、ヤン来てたの？」
「借りてたゲーム返しに来ましたよ！」
（え…ゲーム返しに来ただけかよ…だったら部屋に入らなくても預けてくれたら良かったのに…）
「じゃ、帰ります。バイバイ、喪妹ちゃん♪」
「…あ、はいまた今度…」
その夜
「あれ、お気に入りのトリンペの下着が無いなー
ねぇ、リア兄私の下着知らない？」
「何でお前の下着俺が知ってんだよバカタレ！」
続かない
412 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/19(月) 17:50:43.83 ID:g5ollyD7
ヤンデレの方が本人より喪子の体について詳しそうだよねｗｗ
そう考えるとちょっとキモイなｗｗ
422 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/20(火) 01:38:29.91 ID:nEsQx3p2
>412何ソレ、美味しい！
そのネタを食材にちょっと料理させて頂きました。
以下妄想。
とある日の午後のこと。
某株式会社の事務員として勤める喪子は、激しい生理痛に冷や汗を垂らしながらも、データ処理に明け暮れていた。
定時午後5時のオフィスにはほとんど人はいない。
事務員は、喪子だけで、後は営業の男性が二人ほど残っている。
そう、いわゆる、残業というやつである。
時刻は午後7時に差し掛かろうとしていたが、まだ終わりは見えない。
後、二時間は掛かるだろうか。
自己中心的な他の女子事務員の失敗を一方的に押し付けられたために被った、事後処理。
椅子から立ち上がろうとしていたときだった。
キリキリとした生理痛に体がふらつき、バランスを崩し、前傾した。
あっと思ったときには、床スレスレのところで固まっていた。
あれ？床にぶつかってない……と思うと同時に、後ろから両脇を抱えられていることに気付いた。
｢大丈夫ですか？｣
経理課の病上さんの声がする。
ありがとうございます、大丈夫です！と言って腕の拘束から逃れると、私は恥ずかしさからか、急いで席に戻った。
あ、コーヒー煎れたかったけど……まあいいか。
｢どうやら、体調がよろしくなさそうだったので、心配で来てしまいました｣
はあ……すみません、と言いながら頭を下げると、彼はちょっと微笑む。
｢あまり、ご無理なさらないでくださいね。あとこれは、差し入れです｣
そう言って彼が渡してきた袋の中には痛み止めと、ミネラルウォーター、チョコレートと、膝掛けが入っていた。
｢あ、ありがとうございます……あの、お金……｣
｢いえ、個人的な気持ちですので要りませんよ。では……私はあちらで残って営業が持ち帰った案件の処理をしていますから、また、何かあれば｣
そう言って、意味ありげに笑みを深くし、彼は経理課へ踵を返した。
パタンと扉が閉まり、私はデスクの上に頂いたものを並べる。
何故、私が痛み止めが必要なんだって分かったんだろう……それに、膝掛けも……何故……。
そう思いながら広げた膝掛けからは、彼の香水であろう、ブルーオーシャンの爽やかな香りがした。
みたいな！
ちなみに、彼は喪子が終わるのを見計らって、一緒に帰るわけですよ。
それから後も妄想したけど需要あるかは分からないから、まだ書かないｗ
ちなみに、病上輝(ﾔｶﾞﾐﾃﾙ)が彼の本名です。
略したらﾔﾝﾃﾞﾚになるからねｗ
481 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/24(土) 21:51:52.16 ID:UDpeBUBy [2/3]
9月24日
今日も元気に部活に勤しんだ。
部活を終えて部室に戻ると、俺のロッカーがちょっと開いていて、置いといたタオルがなくなっていた。財布は無事だった
9月25日
今日も元気に部活動。
部活の後部室に戻ったら、今度は替えのシャツがなくなっていた。さすがにちょっと気持ち悪い
9月26日
今日校庭の隅から怪しい女が覗いていた。
確か同じクラスの喪山とかいう地味な女…俺とは一生縁がないタイプだな
因みに今日は飲みかけのペットボトルがなくなってた
9月27日
今日は体操服が…気持ち悪い！
しかし俺はピンときた。もしや喪山の仕業じゃないか…？
俺の物がなくなりだしたのとあいつが校庭に現れた時期が一致している…
9月28日
今日は大事な腕時計が…
部員によれば、喪山はウチの部に好きな奴がいて毎日見に来てるらしい。
やっぱりあいつが怪しい
9月29日
今日は昼に残したパンの残りが盗られてた
俺の中で喪山への疑惑が確信に変わった。
だって喪山が校庭からちょっと居なくなった数分の隙にパンがなくなってたんだから！
やっぱり喪山が俺の物盗ってたんだ、あのストーカー女め!!どうしてくれようか
続く
484 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/24(土) 23:19:23.46 ID:UDpeBUBy [3/3]
>481
9月30日
今日こそあの女の犯行を暴いてやる！
今日はわざと喪山が盗りたそうな物をロッカーに用意し、喪山の行動を窺うことにした
放課後15時37分頃喪山はやって来た。部活は15時半からなのに遅れやがって…
16時04分から2分10秒弱喪山は席を外したが物は盗られてなかった
結局18時02分の部活終了まで喪山は校庭に居たが、囮の物はいつの間にかなくなってた…
あんなムッチリした体型なのに意外と素早いんだな喪山…
俺が用意した、可愛い指輪の入った箱はまんまと喪山に盗られてしまった…
くそっ喪山め…今頃中身を見て喜んでるのだろうか…
10月1日
今日はネックレスを仕掛けてやろうと考えてた俺は閃いた…
中にカメラを仕掛けておけば証拠が掴めるじゃんか！と
案の定ネックレスとカメラの入った箱は盗ってってくれたが、いつまで待っても箱は開封されないままだった…
好みのデザインじゃなかったのかな…
10月2日
今日「顔疲れてるね、夜更かしした？」と友達に聞かれた。
喪山だ…あいつのせいだ…
いつあいつに何をされるか分からないこの緊迫した状態が俺をこんなに苦しめてるんだ…ただじゃおかねー
10月3日
ここ数日女子に話し掛けられる回数が減った気がする
…喪山が根回ししたに違いない
続く
486 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/25(日) 01:15:58.73 ID:IjcL47SW
10月4日
ずっと綺麗だなと思ってた美女さんに告白された。
OKと言おうとした途端、喪山の泣きじゃくる顔がチラついて断ってしまった。
何てこった、ここまで邪魔されたらもう喪山に責任取ってもらうしかない！
10月5日
告白される準備は万端なのに喪山はいつまでも告白して来ない
10月6日
俺の私物を盗み続けていた犯人が現行犯逮捕された。見たことない女だった
今まで盗られた物は全て返って来た。指輪もネックレスも…あれ、じゃ喪山は…？
10月7日
喪山と喪河が付き合ってると聞いた。
裏切られた…俺のことが好きなくせに！
あんなに俺に好きと言ったくせに!!
あんなに俺の邪魔をしたくせに!!!!
10月8日
今日見てしまった、喪山と喪河が あ、もうむり
〜そして10月9日〜
「おい、喪山!!」
「へっ？は、はい…」
「来る日も来る日も俺の邪魔して、こんなに俺を追い詰めといて、
他の男と付き合ってるってどういうことだよ！？説明しろよ！」
「は、えと…あの」
「なんだよ、はっきり言えよ尻軽女！」
「どちら様ですか…？」
「は？」
「どちら様ですか…？」
完
491 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/25(日) 21:35:24.28 ID:Ey9cIHK5
パティシエヤンデレに病まれたい
毎日可愛くラッピングしたお菓子を満面の笑みで渡されて
帰ってきたらまた美味しいお菓子をホールで食わされる
太るから、と断ったらすごくショックを受けられて、美味しくなかった？好みじゃなかった？なんで？どうして？と詰問
いや太るから…太る…太…とだんだん申し訳なくてなってきて結局食べてしまう
その影で計画通りと笑うヤンデレ
次の日からまた繰り返し
とにかくお菓子食べたいよう
492 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 00:19:58.43 ID:8Srq36Ix [1/7]
※創作です
質問者 : 純朴 さん
ちょっと相談させて下さい。
僕には中学の時から10年近く付き合ってる彼女が居て、年内に結婚する予定です
しかし、僕がプロポーズした時彼女は指輪を受け取ってくれたのですが、
最近メールや電話が素っ気なくなったように感じます
連絡つかなくて不安になって彼女の家まで行くのですが、居留守します
鍵は持ってるから良いのですが、開けたらすごく拒否してきます、チェーンも外してくれません…
これはまさか、例のマリッジブルーというやつでしょうか？女性の意見を聞かせて下さい！
回答者 : aaa さん
チェーン越しに彼女は何と言って拒否してきますか？？
回答者 : 純朴 さん
aaaさん相談に乗って頂きありがとうございます。
扉越しにストーカーとか変態とか言って罵ってきます。
大声で叫ぶので一度は警察まで呼ばれてしまいました、困りものです
そして今日彼女が友達（女です）に、ある男につきまとわれていると相談しているのをたまたま聞いてしまいました
なぜ僕でなく他人に相談するのでしょう…女性はやはり男には相談しづらいのでしょうか？
回答者 : MIQ さん
それって…
回答者 : aaa さん
彼女に初めて告白した時とプロポーズした時、あなたは何と言って、何と言われましたか？？
493 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 00:58:10.10 ID:8Srq36Ix [2/7]
回答者 : 純朴 さん
aaaさん最初に告白してきたのは彼女です、
僕が徒競走で1位だった時に、彼女が「純朴君が1番だね」と言って来たのをよーく覚えています
僕も彼女が1番に大好きだったので「彼女ちゃんも1番だよ」と答えました
彼女は徒競走は最下位だったのでキョトンとしてましたが（笑）
プロポーズは、給料5ヶ月分にもなる指輪をポストに入れておきました
しかし何日ポストを覗いても受け取ってくれなかったので、彼女のベッドに置いておきました
次の日ベッドからはなくなっていたので受け取ってくれたようでした
回答者 : Ta93 さん
それって告白でもプロポーズでもないとオモ…
まさかとは思うけど、勝手に合鍵作って勝手に部屋に入ってる…？
回答者 : 純朴 さん
Ta93さん回答ありがとうございます
彼女は非常に内気で想いを直接言葉にすることはできない子です
10年も付き合ってる僕しかそういう彼女の些細な機微を感じ取ってあげられませんが、そこが可愛くもあります
回答者 : mari!!!1 さん
怖いよ〜この人＼(^o^)／
回答者 : 純朴 さん
今日ちょっと彼女の部屋で帰りを待ってようかと思います、また後で書き込みますね
回答者 : Ta93 さん
おい待て
494 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 01:01:55.84 ID:TyP3gUbv [1/2]
やっふるやっふる
純朴さんこええｗｗ
498 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 01:37:45.48 ID:8Srq36Ix [3/7]
回答者 : 純朴 さん
彼女の部屋のクローゼットで待機中です
帰って来たら思いっきり驚かしてあげます（笑）
回答者 : aaa さん
彼女がストーカーにつけられているかもしれません、
彼女を駅まで迎えに行く為に一旦部屋を出てはどうでしょうか？
回答者 : 純朴 さん
aaaさん彼女の部屋から駅は近くですし、彼女に何かあれば僕にすぐ分かるようにしてあるので大丈夫ですよ
回答者 : Ta93 さん
僕にすぐ分かるようにしてある何これ…
回答者 : 純朴 さん
あちゃー彼女帰って来るまでにクローゼットの中で寝ちゃったみたいです僕orz
彼女は今お風呂に入ってるみたいです、出て来たら、今度はちゃんと指輪渡しますね
回答者 : mari!!!1 さん
とりあえず部屋から出ろ(・_・;)
回答者 : aaa さん
落ち着いて聞いて下さい。
貴方のしていることは一般的にストーカーと呼ばれる行為です。
彼女が友人に相談していたことも恐らくは貴方のことでしょう。
今外に出れば大事にはなりません。ゆっくり深呼吸して、彼女の部屋を出ましょう。
回答者 : 狂気（純朴） さん
HN変えました。
今彼女の部屋に男が入って来てくつろいでいるのですが、どういう事でしょうか、まさか浮気…？
aaaさん10年も付き合ってるのにそんな訳ないじゃないですか（笑）
10年間何度もデートもお泊まりもしましたよ（笑）
501 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 02:12:24.71 ID:8Srq36Ix [4/7]
回答者 : 狂気 さん
そういえばこいつ見た事あります、職場でしつこく彼女に話しかけていた男です
僕と彼女は違う職場なので、彼女に婚約者がいるのが分からなかったのでしょうか、鈍感で図々しい男ですね
彼女が相談していたストーカーもこいつに違いありません
回答者 : Ta93 さん
違う職場なのに、彼女の職場の事知ってる…？
回答者 : mari!!!1
お前は彼氏ではない！繰り返す、お前は彼氏ではない！
回答者 : 狂気 さん
彼女が僕に気付いてくれたみたいです、おどおどした目で僕に助けを求めてます
何とか彼女を傷つけずにストーカー野郎を追い出してみせます
これが最後の書き込みです、相談に乗ってくれた皆さんありがとうございました！
回答者 : Ta93 さん
…
数週間前、某チャットにて
ジミィ：ストーカー、されてるかも…
TOMO：えっ。誰に？
ジミィ：中高一緒だった人なんだけど、今でも何かと関わって来る…>TOMO
8823：何かされたの!?
ジミィ：最初は知らないアドレスからメール来て、誰？って聞いたら「君の彼氏のＪだよ」って送ってきて、ふざけてんのかと思った
ジミィ：行く先々に居たり、なれなれしいメール送ってきたりして、冗談じゃなかったみたいで怖くて…
ﾗﾐﾀ：彼とは元々仲良かったの？
ジミィ：中1の時1回だけ話した記憶がある…>ﾗﾐﾀ
※次くらいに終わります、長くてごめんね
505 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 02:45:42.19 ID:8Srq36Ix [5/7]
>501の続き
ジミィ：ポストに変な箱が入ってて、怖くて何日かほっといたら、ベッドに置いてあって、流石に警察に相談した
ジミィ：中身はただの指輪で、実害無いからとか言って真面目にやってもらえなかった…
ジミィ：ストーカーの事言ったら、お前が？wみたいな顔で見られたし…
8823：実害あるだろ>侵入
ジミィ：その時下着とか歯ブラシ取られたっぽい…
TOMO：おぇっ!!!
ジミィ：部屋に凸された…
TOMO：えーーー((((ﾟДﾟ
ジミィ：「彼氏だよ」「開けてよ」「結婚しよう」ってドアをガンガン…警察呼んだら逃げた…
ﾗﾐﾀ：これからどうするの!?
ジミィ：彼氏に来てもらう>ﾗﾐﾀ
8823：同僚の人だよね？彼氏>ジミィ
ジミィ：そう>8823
ジミィ：ストーカー捕まりました…！
ﾗﾐﾀ：良かったね！
ジミィ：彼氏を部屋に呼んだら、クローゼットにストーカーが居てね…ボコボコにしてくれた
8823：ストーカー怖すぎだろ！
TOMO：頼れる彼氏羨ましい!!
ジミィ：彼氏と結婚する事になりました！>ALL
8823：おぉ〜おめでとう〜
TOMO：苦難の末漸くハッピーエンドね！
ジミィ：旦那の部屋に昔盗られた下着とか歯ブラシがあったんだけど…
8823：えっ？
TOMO：どういうこと？
ﾗﾐﾀ：ジミィさん？
8823：いる？？
TOMO：ちょっと…
ジミィ：間違えました。
ジミィ：冗談です。
ジミィ：ごめんなさい。
ﾗﾐﾀ：えっ、えっ
ジミィ：家事忙しいのでもう来ません
ジミィ：さようなら
495 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 01:02:02.56 ID:5H1MkMrm [1/6]
こつこつと、少しだけ早いリズムで靴のかかとが鳴る。
僕は今、家路に着くための暗い道を歩いている。
無意識に漏れた陽気な鼻歌が静かな街に染み込んでは消えて行く。
僕は今日、気分も機嫌も調子もとてもすこぶる最高。…あ、うーん、今日だけじゃないかな。５日前からずっと。だって…
…えへへ。
早く帰りたい。早く帰らないと。そうだ、一刻も早く帰ろう。帰りたい。帰らな。帰らなきゃ。帰らなきゃ帰らなきゃ帰らなきゃ帰らな
……………熱い。
後頭部が、焼けつく様に熱い。
同時に世界がぐらりと揺れて、僕の視界が黒く染まる。
僕は、今の今まで踏みつけていたコンクリートの道に這いつくばっている。
頭上でヒュッと風を切る音がして、僕は…
→１、とっさに腕を突き出して頭を庇った
２、一か八かで、立ち上がり避ける事にした
509 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 17:08:43.54 ID:5H1MkMrm [3/6]
>495続き
→１、とっさに腕を突き出して頭を庇った
[ｾｰﾌﾞ]
バキャリと音がする。僕の聴いた事の無い、嫌な音。
骨の、折れる音。
｢っっったあ…｣
｢しつこいわぁ、とっとと死ねや先輩｣
聞き覚えのある声がして、ああちくしょうやられたと気付いた瞬間に、緞帳が降りた様に目の前が真っ暗になる。
コンクリートの黒さなんかじゃな、くて、あ、これは、本当に……
喪子ちゃん。
ごめんね。
本当は、もう一度だけでも喪子ちゃんの顔が見たかったんだけど。
僕が最後に見たのは、
愛しい愛しい喪子ちゃんの顔じゃなくて、歪に笑う、あいつの顔だった。
→ロードする
ここでおしまい
510 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 17:27:13.14 ID:5H1MkMrm [4/6]
[ロード]
２、一か八かで、立ち上がり避ける事にした
瞬間的に力を振り絞って立ち上がり、前に転がる様にして迫り来る｢何か｣を避ける。
その｢何か｣はちょうど僕の頭があった所のコンクリートに打ち付けられた。
ガゴンという衝撃音と、ｷｨﾝという微かな金属音の残響。
…あ、わかった。
｢ったいわぁ…｣
全力でコンクリートに金属バッドなんか打ち付けるからだよ。バカじゃないの？
｢君さあ、犯罪だよ？こういうの。さっきので僕が死んじゃってたらどーすんのさ｣
｢野暮やなぁ先輩、分かっとるくせに。そらハナから殺すつもりやったに決まってますやろ。死んでくれたら涙流して喜んだるわ｣
頭からだらだら流れて来る血を拭いながら笑う。
すると手首をぷらぷらさせながら、憎たらしい後輩も笑った。
胡散臭い口調と、読めない表情。笑わない目。
ずっと前から僕の可愛い喪子に付きまとってた、害虫。
511 名前：>>510続き[sage] 投稿日：2011/09/26(月) 17:29:06.15 ID:5H1MkMrm [5/6]
｢良いよ、どうせいつかは君の事も排除する予定だったんだ。｣
そうだよ。
良い奴ぶって喪子に近付いた同学年のあいつみたいに。
喪子に散々意地悪してたくせに本当は好きだったなんてバカな事言ったあの不良みたいに。
友達だとか言って喪子にべったりだったあの生意気女みたいに。僕に刃向かって硫酸まで持ち出して来たあの成績しか取り柄の無い眼鏡男みたいに。心配だとか言ってしつこく喪子にセクハラしてたあの教師みたいに。
喪子を不幸せにする害虫は。
｢君で、おしまい。｣
｢…ははっ、こっちの台詞っすわあ。先輩がアホみたいにみーんな始末してくれたお陰で俺はアンタ一人殺すだけで良いんやから、ありがたい話です。
アンタで、終いや。｣
｢………へぇ｣
｢ま、早よ来て下さい。ちゃっちゃと決着付けて誰かさんに監禁されてる可哀想な喪子ちゃん助けなあかんので｣
喪子、待ってて。
すぐ帰るからね。
526 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/09/27(火) 01:33:34.48 ID:BnRDLRZv [1/3]
喪子｢あーあー…やだなぁ｣ｶﾀｶﾀｶﾀ
ヤン｢どったの喪子｣
喪子｢気に入ってるスレが荒れてるんだ…｣
ヤン｢え？｣
喪子｢自分の思い通りにスレが回らないとキーキーケチつける様な人が増えるとまたこのスレ廃墟になっちゃうよ。長編SS書く人も荒れるの気にして投下しなくなっちゃうし…この頃また人も増えて来てほのぼのまったりヤンヤンしてたのにさ…｣
ヤン｢ふーん…それはやだね｣
喪子｢うん。スルー出来ない人が『出てけ』って言う為の道具にされるなら避難所なんていらなかったよ｣
ヤン｢それは違うよ｣
喪子｢え？あ…そうだよね。やっぱ避難所はたいせt｣
ヤン｢本スレも、必要ないよ。｣
喪子｢え…｣
ヤン｢喪子を悲しませる様な場所、いらない。壊しちゃおう。こんな場所。埋め。埋め。埋め埋め埋め埋め埋め埋め埋め｣
喪子｢えっやだやめ｣
1001:１００１ :Over 1000 Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。
ってなっちゃうかもしれないから目くじら立てんのｲｸﾅｲ
611 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/08(土) 20:07:54.96 ID:bmA+u4KG
ヤンデレ1号＋喪子vsヤンデレ2号(実は喪子の味方)＋リア子
も美味しいんじゃないだろうか。
最後には2号に絶対安全な所に連れ去られて監禁、1号発狂
「君はもうあの汚らしい男のそばに居なくていい。
今日からずっと死ぬまで...いや、死んでも永遠に護ってあげるよ。
その為に好きでもない女に従ってきたのだからね」
みたいな。
663 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/11(火) 21:15:44.89 ID:yxRo0hKp [1/3]
「は、はあ、げほっ、は、あ…ッ」
うそうそうそ。やだ、いやだ。何で動かないの。
無我夢中であの部屋から飛び出して、森に迷い込んで一体どれくらいの距離を走ったのだろう。
私の足は酷使しすぎてなのか恐怖でなのか走ることはおろか立つことすら難しいのではないのかと思えるほどがくがく震えていた。
普段の運動不足が祟ったのか。喉からはかすかに血の味。
全く息は整わず、肩で息をする。空気を吸って吐く、その音が不気味なほど静かな森に響いた。
一度止まってしまうと溜まっていた疲労が一気に足へと押し寄せてくる。ああ、これはもう走れない。
どうしよう。どうしよう。せっかく、せっかくあそこから抜け出せたとそう思ったのに。
あと20分、いやせめて10分動いてくれたなら近隣の町へ助けを求めに行けたかも知れないのに。
いや、でももしこのまま体力と疲労が回復するまでうまく見つからなかったのなら、私は助かるかもしれない。
なるべく音を立てないように周囲を見回す。走っていたとき、振り返ることは途中でやめた。
後ろから追いかけてきたヤン男さんの声が聞こえなくなってからどれくらいたった？
息を殺してあたりを確認する。さわさわと木の葉の擦れる音が聞こえてくる。なにも気配は、ない。
そう思った瞬間がさりと木の葉を踏むような音が聞こえた。即時に体に緊張感が走り、体をすぐ後ろの木へと隠す。
664 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/11(火) 21:18:42.70 ID:yxRo0hKp [2/3]
>663 続き
息を止めて、目線だけでその方向の様子を探ろうとすれば、キキッと小さな声が聞こえてきた。
驚いて思わずそちらを見ればそこには小さなリスがいた。一気に気が抜けて、はあーっと大きく息を吐きだした。
「よかった…」
「何がよかったんですか？」
背後から聞こえてきた声に体が固まる。嘘でしょう。だって森に入ってからは私一人分の足音しか聞こえなかった。
さっきだって、なんの気配も感じられなかった。
じゃあなんで今私の背後で、ヤン男さんの声が聞こえるの？
「こんなところにそんな薄着で居たら、風邪をひいてしまいますよ。
ああ、喪子は心配されたくてわざと全力で走ってきたんですね？
そんなことなどしなくても私は24時間365日、何時如何なるときでも喪子のことしか考えていないというのに
しかし喪子が心配されたいと思ったなら私の愛が十分に伝えられていなかったということでしょう、
そこは反省しなくてはいけませんね」
「ち、ちがっ…」
「違う？心配されたかったわけではない、と。
では…そうか、喪子はお仕置きをされたくて自ら逃げ出したということですか。
わざわざこんなに回りくどい方法を使わずとも一言言ってくださればすむ話ですよ」
665 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/11(火) 21:21:11.17 ID:yxRo0hKp [3/3]
>664 続き
いつもと違わぬ笑顔で勝手な憶測を何本も立てるヤン男さん。
しかしきっとその笑顔の裏にはとてつもない怒りの感情が隠れているのだろう、とどこか冷静な自分が考えていた。
「ほら、地面に座るだなんて汚いですよ。足の裏も擦り傷だらけで痛々しい…ああ、ここなんて血が滲んでます。
こんなところにいては駄目ですね。…私たちの家へ、帰りましょう、喪子」
目の前に差し出された大きな手のひら。この手を取れば、きっと私はもう二度と帰ることが出来ない、これはただの私の直感。
ああ、でも、きっと外れない。そんな気がする。
あくまで手を差し出すだけのヤン男さん。その手に、私は自分の震える手を、
ヤン男に監禁されていたけどヤン男が目を放した隙に逃げ出した喪子。最後は自由に想像してね！
文章汚い＆長い＋思ってたよりなんかヤン成分少なくてすみません…
それでは長々と失礼しました
676 名前： 忍法帖【Lv=24,xxxPT】 [sage] 投稿日：2011/10/12(水) 22:09:51.54 ID:lfGjhkdm
小鳥という言葉だけで妄想してみた。
小鳥好きはスルー推奨。
喪子は窓辺のベッドで外を眺め、溜め息を吐いた。
「どうしました？」
部屋にはいつの間に入ったのか、白衣の男が手に皿を持って立っている。
「ヤン先生…。最近毎日のように遊びに来ていた小鳥さんが、昨日から…」
「仕方ありませんよ、野鳥は気まぐれなものですからね」
ヤンが微笑みながら、皿をテーブルに置く。
「喪子さん、そろそろお昼にしましょう。さ、こちらへ」
いつも通りにヤンは喪子を抱き上げ、椅子に座る自分の膝上へ降ろした。
「今日は喪子さんの好きなサンドイッチですよ。さあお口を開けて下さい」
ヤンは片手でサンドイッチを一切れ摘み、喪子の口元に近づける。
「あの、一人で食べられ…ます」
唇が触れそうなほどに顔を寄せるヤンに、喪子は赤くなって俯く。
「遠慮しなくていいんですよ、僕は喪子さんの主治医なんですからね」
ヤンは空いたもう一方の手を喪子の腰に回し、優しく抱き寄せる。
「でも…」
喪子はヤンのサンドイッチにふと違和感を覚え、目を止めた。
「あの、ヤン先生…今日のサンドイッチの中身は…」
ヤンはいつもと変わらない優しげな微笑みを浮かべて喪子を見つめている。
「ああ、今日は鶏肉にしてみました」
喪子は勿論お約束の嘘の病で合法的に軟禁中さ！
742 名前：1/2[sage] 投稿日：2011/10/17(月) 04:03:38.75 ID:awArebNE [1/2]
旧校舎のトイレにガムテで縛られて閉じ込められいるところにヤンくん参上！
便座の上に座るあたしの膝に、更に跨るようにして座るヤンくんは、目だけを細めて笑いながらあたしに顔を近付けた。
ヤンくんの重みであたしの足と便座が軋む。
じんじんとした痛み。
「こんなとこでなにしてんの？」
あたしの目をまっすぐ見ながら指でガムテープ越しに口をなぞる。
「またいじめられてるの？」
指は骨ばって太く、固い爪で唇の間に切り込みを入れる。
切れ目を大きく開けるように思わずはあ、と息を吸えば、ヤンくんはべりべりと遠慮なくあたしの口からガムテープを引き剥がした。
何時間ぶりかの口からの呼吸に息が荒ぐ。
ヤンくんはそんなあたしを見ながら剥がしたそれを自分の口に貼る。
あたしは手も縛られてるの、と頭だけを動かして、後ろ手に何重にも巻きつけられているガムテープをアピールする。
お願い、これも、とヤンくんを振り返れば鼻と鼻がくっつく距離であたしを見つめるヤンくんと目が合った。
思わず小さく息をのむあたしに構わずヤンくんはガムテープ越しに口を押し付ける。
目を開けたままキスを強要するヤンくんにあたしは黙って目を瞑る。
暫く角度を変えながらそんなことをしていると、満足したのかおもむろに顔を離し、ガムテープを剥がした。
743 名前：2/2[sage] 投稿日：2011/10/17(月) 04:04:43.18 ID:awArebNE [2/2]
「うけるね、これ」
そう言ってガムテープをくしゃ、と潰すヤンくんは、「良いものあるんだ」と、ポケットから鋏を取り出す。
身構える私。
「前髪、短い方が可愛いよ」
そう言うとなんのためらいもなくあたしの前髪を少しずつ掴み、切っていく。
しゃり、しゃり、と小気味良い音がするたびに開けていく視界には、笑うヤンくんと、その鋏を持つ手が映っている。
「ほらできた」
髪から手を離し、元のように鋏をポケットにしまうと、ヤンくんはあたしの顔についた髪を払い始める。
親指で目の下をすう、と撫でると、ヤンくんは言った。
「何すんのとか思ってる？あはは、助けにきてやっただろ？それならお返しがなきゃ。
それに、前から思ってたの、お前、絶対短い方が似合うって」
そう言って指先であたしの髪を弄ぶヤンくんは無邪気に歯を見せる。
あたしははあ、と息を一つ吐くと、もう一度腕のガムテープを合図する。
ヤンくんは「はいはい」とまた取り出した鋏でガムテープを切る。
そのとき、あたしに大きく覆いかぶさるように抱きつくヤンくんから香る香水が、良い匂いだと思った。
「じゃ、部活あるし、もう行くわ」と言って、「よいしょ」とあたしから体を離し、狭い中を器用に扉を開けて出て行くヤンくんは最後に一度振り向いて言った。
「またね」
ひとり取り残されたあたしは、この前髪にあわせるために、美容室を予約しよう、と、あまりよく回らない頭でぼうっと考えた。
ずっと座られていたために感覚が鈍った太ももは、じんじんと痺れていた。
773 名前：君って目障り[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 07:35:29.48 ID:f6smwtN/
いつも思うんだけど君は頭が悪すぎるよね
我慢するとこ 違うんだよねなんか
普通こんなことで泣くかなってとこで泣いて
一番弱者ぶらなきゃいけない場面ではなぜか笑っちゃってさ
イライラするんだよ君 常に見てるけど不愉快なんだ
今日だってそうだよなんなのあれは
ゴミに媚びてる暇があるなら他にすることあるでしょ
まさかみんなの輪に入れて嬉しいとか思っちゃってるのかな
ただ便利屋になってるだけじゃん解れよ
･･･ねえ なにその顔
こういう時こそいつもみらいに誤魔化して笑うべきだろ
俺にだけ出来ないなんていわないよな
ほら早く
はあ･･･今度はだんまり
わーざとらしく俯いちゃって
俺が怖いの？なに口調がいやなの？
もっと優しく丁寧に言ってやればいいのかな
『こちらを見なさいあなたに言ってるんですよ喪子さん』
776 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 10:35:01.52 ID:gX7g22G7 [1/2]
タイトルまで考えたアイタタタな私を笑ってください
『ある男女の告白』
真綿でくるむような愛でした。
彼は私を真綿でくるむように、優しく暖かく、愛してくれました。
彼の愛は心地よくて。その中にいると―――包まれている私でさえ気づかないうちに、
窒息してしまうのです。
最初は気づきませんでした。束縛だなんて思ってもいませんでした。
だけど気がつくと、私は彼の部屋から出ることも許されず、彼以外の人と連絡を取ることも
できなくなっていました。少しずつ少しずつ、彼は私を閉じ込めていったのです。
彼との終わりは呆気ないものでした。交通事故で、彼は突然帰らぬ人となったのです。
私は悲しくて悲しくて…なのに何故でしょう、とてもホッとしていたのです。
私の写真で埋め尽くされた部屋を出て、彼以外の人と接する。そんな普通の生活の中で、
私は彼を忘れていきました。
だけど、結局私は彼から逃れられないのでしょう。
あなたに惹かれたことが、それを証明しているように思います。
777 名前：776[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 10:46:15.81 ID:gX7g22G7 [2/2]
―どういう、意味？
ふふふ。あなたには、私以外にも相手がいるでしょう？私だけを見たりしないでしょう？
…安心するの。私は私の……私だけのものだって、実感できるから。
そう実感するたび、今でも私は彼に捕らわれたままなんだと思うのよ。
ねえ、お願い。お願いよ。
愛したりしないで。私だけを見たりしないで。…いらないものみたいに、私を扱って。
……彼を忘れさせたりしないで。
―ずるい女。君はとても、ずるい女。
―愛したのに。生まれて初めて、女を好きになったのに。
愛することも、君だけを見ることも…君を閉じ込めることも、許してくれないなんて。
―――どうしようか。
どうしたら君は、俺だけのものになってくれる？
きっと男はこれから段々病んでいくのです
女がヤンデレを引き当てるのか、女のせいで男が病んでいくのか、みたいな感じにしたかったのに
なんか違う…orz
718 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/15(土) 00:05:03.01 ID:R0enQEeQ
※創作です
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
ちょっと相談があるので聞いて下さい。僕には自慢の友達が居ます。
同じ部活のエースで、頭も顔もいいしすごいイイ奴です。
当然モテますが、それを全然鼻にかけないし男から見ても本当に完璧な奴です。
最近おかしな事を言い出し始めた事を除けばですが………
そいつには付き合ってはないけど仲の良い女子が居ました。
本人は否定してたけど友人はその女子（以下Ａ子）の事が最初から好きだったと思います。
Ａ子は地味だし友人とは全然釣り合ってなかったけど、二人は趣味が合う本の話とかしてたようです。
しかし、友人の事が好きだと誰もが思っていたＡ子がある日Ｂ男と付き合い出したのです。
友人は平静を装ってましたが、手が震えて唇を噛みしめて涙ぐんでいるのを僕は見てしまいました。
友人がおかしな事を言い出したのはこの頃です…
明日に続くかも
722 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/15(土) 12:21:03.51 ID:WWq50wEO [1/2]
>718
投稿者 : 0Takky さん
おかしな事とは何ぞや
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
「Ａ子が好きのは俺」「Ａ子はＢ男につきまとわれて仕方なく付き合ってるだけ」
などと訳の分からない事を言い出したのです…
友人はＡ子の話をしてる時だけは目が犯罪者のようにギラギラとし、
まるで別世界の話をしてるように楽しそうです…怖いです
Ａ子が絡まない時はいつも通りの優しい友人です。
今日も楽しそうにありもしないＡ子との思い出話を聞かせてきました。
友人をまともにするにはどうすれば良いのかな
投稿者 : 〇森 さん
イケメンなだけに、自分を好きじゃないなんて許せない！みたく極端に走っちゃったのかな...
投稿者 : aaa さん
友人の目を見て、正直に真実を話してあげてはどうですか？？目が覚めるかも
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
aaa さん今日アドバイス通りに話してみました。
「Ａ子が好きなのはＢ男、友人ではなくＢ男と付き合ってるんだ！」と。
…殴られました。倒れたところを首を絞められました…
友人は俺の首を絞めている間もブツブツとＡ子の話をし続けていました…
そして突然ハッとしたように俺から離れると、泣いて土下座して謝ってきました。
投稿者 : 0Takky さん
犯罪者のよう じゃなくて犯罪者じゃねーか！
787 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/19(水) 19:39:17.98 ID:oxoLiOns [2/2]
>781>>783と待ってくれた人達申し訳なかった…では>>722続け
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
今日も友人はＡ子の架空の話ばかりしてきました。日に日に目がすわって、あと痩せたようにも思います。
少し前まであんなにイキイキとしてたのに。
ところでちょっとやばい事が起きました。Ｂ男が大怪我で入院しました。
僕だけは見ました、友人がＢ男を階段から蹴り落としているのを…
クラスでは、何故かＢ男が勝手に転んだ事になってましたが
投稿者 : ○森 さん
えっ… えっ？
投稿者 : 0Takky さん
友人の為を思うならば、真実を周囲の大人に話すべきだぞ。
投稿者 : 部活馬鹿僧 さん
0Takkyさん友人がおかしな事を言い出した時に周りに相談してみましたが無駄でした。
友人はＡ子の話をしている時以外は完璧な優等生キャラです。
誰も俺の言う事なんか聞いてくれませんでした。
Ｂ男を突き落とした友人はクルッと俺の方に振り向くといつもの爽やかすぎる笑顔で
「これは俺と親友（俺の事です）だけの秘密」と言ってきました。
Ｂ男が階段を転げ落ちるのを見た時は間違いなく言おうとした俺ですが、
友人のそんな無邪気な顔を見てると口ごもって何も言えなくなってしまいました
(水) 18:43:20.28 ID:ehxX05Fa [2/8]
誤字脱字あったらスマソ
「喪山、好きだ」
友達のヤンの家に呼ばれ、いつも通りアニメを見たりゲームをしたりと遊んでから、帰ろうとしたその時である。雨も降りそうにない夕方、温かい日射しの中で、私は告白されたのだ。
飲んでいたお茶を吹き出しそうになるのを必死に堪える。
「え、いきなりどうしたの？」
二次元にしか興味ないはずのない彼が、そんなことを口走るとは。
少し笑ってみせたものの、心臓の鼓動が早くなっていくのを感じた。
「言葉の通りだよ」
ヤンは真顔でこちらを見つめる。
「……まさか。ヤンの口から、そんな冗談出るわけないでしょ？友達なのに」
とにかく否定したくて、それらしい言葉を並べて黙らせようとした。
第一、私が好きなのはリアだ。……付き合えないのは重々承知しているが、夢をみるくらい神様だって許してくれるはず。
私は彼のことを愛している。だから、ヤンのことを愛せない。
いや、一般論で考えれば冗談の類いのはず。
919 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:44:52.70 ID:ehxX05Fa [3/8]
「そーだよなー、俺と喪山はただの友達だもんなー」
「う、うん」
しかし、考えていたのと違う答えが飛び出した。結構騙すのが得意だな、こいつ……ふいに彼はいつから超能力者になったんだと一瞬別のことを思ってしまった。
ヤンを見るととてもふてくされた表情をしている。演技でないと第六感が告げているが、無視。
机に手をつけ、立ち上がろうとした。
しかし、それは何かによって阻止されたようだ。現に今、彼の体に触れられそうな距離にいる。さっきまでヤンと目が合っていたはずなのに。
……状況を理解した。
「だったら、抱きしめられた位で顔真っ赤にする必要はないだろ？」
ヤンは猫を可愛がるようであった。無意識に頬が熱くなるのを感じる。彼はその反応が欲しくて意地悪を言っているのかどうかは分からないが、私自身がその反応を起こしているのは事実だ。
「ともだ、ちだよ」
言葉を紡ぐ。私はリアが好きなんだと込めて。
やたらと日射しが熱い。
「まあ……お前が友達と言い張っても、俺は『喪子は俺の嫁』って返すぜ？」
それを聞いて、複雑な気持ちになった。
……ああ、ヤンは、私を二次元の『俺の嫁』と勘違いしているんだ。
ついこの前、学校でヤンが彼の友達の喪男と遊んでいたときに、「○○は俺の嫁なんだ」と自慢していた記憶がある。
私は傍観していたが、ヤンの愛は嫁のことを20分以上語り続けるほどのものでその時は喪男に同情したくらいだ。そもそも彼自身オタクではないので、何が何やらと思っていたに違いない。
ヤンの目を覚ますためにも、そもそも私がヤンを恋愛対象として見ていないことを伝えなければ！
920 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:46:10.38 ID:ehxX05Fa [4/8]
抱きしめる手から抜け出し、息を吸った。
「ここは二次元じゃない！！第一私が好きな人はヤンじゃ」
「それ以上言ったら刺すぞ」
声そのものが刃物であった。
私はそれに従って、静止することしか出来なかった。
「……これこそ冗談だ。でも、もし喪山が他の奴と付き合ったら……喪山のこと、壊す」
また私を抱く。しかし先程の優しいそれではなく、本当に私が壊れそうなくらい強く、強く抱きしめていた。
「正気……？」
「ああ。少なくともリアなんかが好きなお前よりは」
胸をつかれた。
何いっているんですかヤンくん。私誰にも教えたことがないのに。
「ち、ちがっ…………」
反射を起こす。墓場まで持っていくはずだった秘密の内の一つを知ってるのか。疑問が頭を駆け巡っていた。
沈黙が続く。
いつの間にか、あんなに強かった日が陰っていた。
振り返れば、ほんの数秒だったのかもしれない。けれど、オーバーヒートを起こしてしまうほど脳を酷使していたので、何時間も過ごしたと錯覚していた。
「はは、そういう態度許せないな、あいつに対するツンデレなんだろ？ずっと前から気づいてた。……とは言っても、喪男から聞いて知ったんだけど」
…………まてよ、なんでそこに喪男が出てきて＿＿
921 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:47:29.99 ID:ehxX05Fa [5/8]
あいつ、重度のストーカーなんだぜ？喪子の家に盗聴器やら監視カメラやら置いて。おかげでリア、明日半殺しにされるかもな」
「嘘でしょ……？」
正直、普通に見える喪男が盗撮していた事に驚いた。
確かに家で気味の悪い独り言(リアへの愛)を聞かれていたと思うと、背筋がぞっとする。それは自分の馬鹿らしさにも含まれるが。
少し前に思っていたことを訂正したい。喪男にも三次元けれども俺の嫁なる人がいた。私という。
でもそれを言ってしまえば私にもある。リアがそれに等しい存在だ。
そう、リアが。
「リ、ア……」
何故かこんな危機的状況でも彼に会いたかった。正確に言えばどこぞの王子様みたく助けてくれないかとあるはずのない夢を見ていた。
しかしヤンは言葉を発する事すら許してくれなかった。
彼の手が腰から離れる。刹那、私の首へと向かい、絞めた。
「なーに？俺、お前が他の奴の名前出すの嫌いって言ったろ？」
……苦しい。頸動脈が動かなくなっていく感覚。救いを求めても、届かない。
突然、狂気に染まっていた少年が何かに気づいたようだった。同時に、殺人行為を中止した。
「死ぬかと思った……」
頭を撫でられる。きっと、『ゴメン』という意も込めているのだろう。
その時だけ、ヤンはどっかの仏様みたいに微笑んでいて、年相応の少年に映った。
922 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:48:59.48 ID:ehxX05Fa [6/8]
「……告白すると、俺さ、気づいたんだよ。ヤンデレ萌えってことに」
ヤンデレ。単語が心の中でこだまする。
「愛情不足ってのにグッと来るんだ。求めても求めても満たされなくて、いつの間にか俺にベッタリしてさ。それで他の人と話すだけで嫉妬しちゃって。最終的には監禁されてハッピーエンドだぜ？依存されたいんだろな、俺」
暗くなった室内で、惚悦とした表情を浮かべ語る。
そして、部屋には二人しかいないのにも関わらず、耳打ちをした。
「だから喪山、壊れて俺だけを愛せよ。求めろよ欲求不満になれよデレろよ嫉妬しろよ狂っちゃえよ監禁しろよ愛せよ愛してくれよ愛して下さい愛してくれないと死んじゃいますいや愛さないと殺すだから愛せ愛せ愛せ愛せ愛せ！！」
お前こそヤンデレではないか……
第三者の立場ならば呆れてものが言えるだろう。
しかし、ヤンデられている対象は私自身。背負いきれない愛をぶつけられても、処理なんか出来ない。
実際、耳元で囁かれると、精神的にかなりくる。こちらも狂いそうな感じだ。
「……あ、はは」
苦笑することしか出来なかった。
「喪山すっごいかわいいだろうな……さみしがりで猫みたいに震える喪子マジかわいい……」
私は寂しさなどではなく、怖さでカタカタと震えていた。それに気づかず、載はただただ、私をペットのように撫で回す行為に没頭する。興奮した男の吐息と、恐怖した女の吐息だけが、部屋の中で響いていた。
「……私、そんなのになれない！」
愛でるその腕をはねのけ、叫んだ。
＿＿お願いだからいつものヤンに戻ってよ。
少し悩む素振りを見せた後、彼は半ば諦めた様子で、立ち上がった。近くにあったタンスをがさごそしているのを、ぼんやりと眺めることしか出来なかった。
そして、何かを取り出す。
「なら、俺の家に一生いるか？」
923 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/26(水) 18:51:36.73 ID:ehxX05Fa [7/8]
このスキに逃げなかったことを後悔した。
持っているのは、手錠。どこで買ったのかは不明だが、普通はこんなの所持していない。私を監禁するために、用意していたものだろう。
左手で私の手首を掴みながら、右手でカシャリと手錠をはめる。今、刑事ドラマでしか見たことのないシーンを、体験している。そろそろ発狂しそうだった。
「リアに会ったら俺のこと捨てちまうし、漠に会ったら即誘拐されて可哀想な目に合うし」
…………やだ、帰りたい、助けて、やだ、お願い、やだ、やだ、
「一緒に過ごしてりゃ、喪山だって俺のこと好きになるかもしれないだろ？」
「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ」
「いい子だ」
私の声などに耳を貸さない。
自分の体中から水分が吹き出していていた。恐怖以外の感情以外沸きだしてこない。
ふいに私以外の何かが泣いている音が聴こえた。ざあざあと、大量の涙をこぼしながら。
天気予報、外れたな。
途端に傘を忘れたのを後悔した。
「ああ、伝え忘れてた。アニメとかゲームに浮気しないかっていうの問題は大丈夫だぞ。お前以外に全く興味ないから。もちろんお前も俺以外のものに興味しめすなよ？」
…………これから私、どうなるんだ。
下手なことしたら殺されるのか。もう希望も何もない。
「…………いや」
それでも、最後に残った力で呟いた。蚊の反論くらいの、小さな。
「さ、愛してくれよな？」
初めてのキス。本当なら神聖なもののはずなのに、それは悪魔の誓いに感じた。
934 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/27(木) 12:23:49.19 ID:8/YG41+/
702 名前：７７４ＲＲ[sage] 投稿日：2006/07/07(金) 14:16:01 ID:dtTHVNm/
とある高速のSAで俺がご飯を食べおえた時、
入り口付近に居たヘルメットを持った女の子が店主ともめていた。
女「ここに置いてあった財布がなくなってるんです!!」
店主「食事代どうするんだ!!」
女「だって財布ないんだもん!!」
店主「警察呼んで!!警察!!」
(可哀想だなぁ・・・)
ちょっと裕福だったこともあり、見るに見かねた俺は
「あの、いくらですか？」と切り出してみた。
2人はびっくりした様子だったが女はすぐに
「いいですから、友達に来てもらいますから。」と繰り返していた。
「気にしないで」と精一杯のスマイルを見せながら
俺はおもむろに財布を取り出し店主に2000円を渡した。
「すみません!!お金は必ず返しますから!!住所教えて下さい!!」
・・・後はドラマの様な展開で1年後に結婚
もぉ数年も前の話だが、
今でもツールボックスの奥に隠してある
当時の妻の財布を見る度にニヤニヤしてしまう今日この頃
947 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/28(金) 12:25:35.96 ID:utz19wAJ [1/2]
昼寝してたら何か優しそうなお兄さんに
「俺以外、見ちゃだめ」
って言いながら左目素手でえぐり取られて、その目を食べられる夢みた。
その後、
「喪山（仮）さんが見てる景色を共有できて嬉しい」
とはにかまれた。
ヤンデレは好きだが痛いのは勘弁だな…
まだ鳥肌たってる
967 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 07:50:50.01 ID:Uj2pvVfM
他のヤンデレが束になっても敵わないヤンデレって居ないのかな。
こう…王者的存在な。あくまで絶対君臨しているだけであって、別に身分はどうとでも。
全てのヤンデレが一目置き、その対象となるターゲットの喪子に対しても同じ様に敬意が払われる。
あるいは、自分の喪子がその王者喪子と接触しても排除行為はおろか、咎めだてしないどころか推奨する勢い。
こう…フランス王宮貴族の王妃とその取り巻きの様な。
もし、本当に王政設定だったら王にのみ異常にヤンデレられて、他の貴族ヤンデレ達には親しまれていたい。
他のヤンデレ達も王の喪子には全くヤンデレしないの。
愛情的な意味じゃなくて、自分の喪子に対する異常な執着心を見せたり、それを脅かすものを罵倒したり、表情とか？
ただ純粋に敬愛されてる。
一緒に居るとヤンデレがデトックスされるから、他の怯えた喪子達の精神的よりどころになって欲しい。引っ付かれて欲しい。
でも、王の為だからと絶対に自由にはさせてくれない。
「王の側に居たら幸せになれるのに、どうしてそうも外ばかり見ようとするのですか？」とヤンデレ達に邪気の無いきょとんとした顔で質問して欲しい。
そして、他の喪子達からもすがられて、それを気丈に突っぱねるだけの強さもなく、皆に求められて、好意を向けられて、平穏に暮らして欲しい。
血を見る行為や、脅されたり怯えたり、物を盗まれる、自分の地位が奪われたり、人間関係にひびを入れたり等が一切無いの。
そういった物からは遠ざけられ、守られ、寧ろ色々な物が与えられる。皆から愛され、尊ばれ、敬われる。
なんかこういうのが逆に凄く空恐ろしい。この環境も王が作った物だから完全に掌握されてる。
不安や不満に思う事が普通一つや二つあっても良い筈なのに、全くそれがない。満ち足りているって閉塞的だよね。
970 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:02:51.57 ID:05QtdtQk [1/4]
>967-969から膨らんだ妄想幸せだけどこんなに平和でいいのかな？って、どこが自分の環境に違和感を持ちながら暮らしていた喪子の世界に
「お前は騙されてる！目を覚ませよ！」って正義感溢れるイケメン革命家(非ヤン)が突然飛び込んでくる。
促されるうちに喪子も違和感の正体＝平和な世界の裏で行われるヤン王の画策の気配に気付きはじめる。
そうして喪子は信じて疑わなかったはずのヤン王への不信感を募らせながら、一方で正しい方向に導いてくれる革命家にどんどん惹かれていって、
革命家も、正義感から自分が不幸な囚われの喪子を救ってやらなきゃ！って思いが強まるにつれて恋愛感情に変わる。
971 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:08:54.68 ID:05QtdtQk [2/4]
続き
ここから分岐しまして、
�ヽ很寝箸帆啝劼廼遒瑛遒繊�
必死に遠くまで逃げて追っ手もなくなり、生活が落ち着いてきた頃に突然ヤン王襲来→喪子の目の前で革命家惨殺。
絶望する喪子に、「王妃をさらった国賊なのだから当然でしょう。身分がある以上、あなたは身の振り方を間違えると出会った者を不幸にしてしまうんですよ。
大切な人を傷つけてしまうのなんて怖いことですよね。あなたと出会わなければ革命家はこんな目には合わなかったでしょうに。でも大丈夫、私はそんな喪子でも愛していますから。
だから、私がもう一度優しく平和な世界に閉じ込めてあげる。そしたらあなたも、誰も傷付かないで済むんですから。もう外に出たいなんて思わないでしょう？」
とかなんとか言っちゃって洗脳→連れ戻して監禁。
喪子がずっと抱いていた違和感に気付いていて、それを払拭しつつ喪子自身から周りとの関わりを断って監禁を望むように仕向けたいがために
ヤン王が革命家を利用していた、という全て策士ヤン王の計算のうちでしたパターン
972 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:12:40.28 ID:05QtdtQk [3/4]
更に続き
��革命家が革命に成功→かつてのヤン王のポジションに就任、喪子を妃に迎える。
就任当初は、絶対王政なヤン王とは違って民主的な革命家の政治は好評だったし、喪子もやっとヤン王から解放されてこのままめでたしめでたし、といくはずだった。
しかし支配者のヤン王が消えると、今度は牽制から解き放たれた取り巻きヤンデレ達が喪子に接近し始める。
革命家はヤン王のように裏で手を回すことができない分喪子を守るためにはどんどん過保護になるし、牽制ができない分近づいてくる敵も排除しなきゃいけない敵も多くなる。
そうこうしてる間に気付けば喪子は監禁されて誰にも会わせてもらえなくなってるし、排除のやり方もあからさまで容赦がないから政治もいつのまにか恐怖政治に変わっている。
973 名前：彼氏いない歴774年[sage] 投稿日：2011/10/31(月) 15:15:06.13 ID:05QtdtQk [4/4]
これでラスト！
でも、革命家は全て「自分が喪子を守らなきゃ！」って正義感からしてることだから自分の愛が歪んでいることにさえ気づかない。
喪子は、自分さえいなければ歪むことなく革命家は国政を変えるという志を達成できたんじゃないかと苦しむけど、
それでも革命家が今自分だけを心の拠り所にしていることもわかってるから死ぬことも逃げ出すこともできなくて、
こんなに愛してもらって幸せなはずなのにそれを苦しいと思ってしまうなんて私は、と自分を責めながらヤンデレ革命家の愛を甘受し続ける、非ヤンの革命家がヤンデレちゃったこんなはずではパターン
ここまで妄想した。
あと３パターンくらいは余裕で広げられそうですごちそうさまでした。
最終的に喪子が自分のヤンデレホイホイ体質に絶望して、ヤンデレの下にいることが自分にとって幸せなんだ
と思い込むしかないような状況になるどうしようもなく暗い展開が大好きです。
好きすぎてもはや私がヤンデレな気がする。
長文すみませんでした。
272 名前：1/2[sage] 投稿日：2011/09/07(水) 02:10:54.57 ID:INsxt6wb
>263です、改めて考えたら分類増えたんで日付変わってるけど修正＆追加するよ幅取っちゃってゴメンね喪子ちゃん何度もごめんね
ヤンデレがもっと増えますように
ヤンデレ分類
│
└┬―→ 自覚してるよ
│ │
│ └┬―→ そんな自分を受け入れてるよ
│ │ │
│ │ └┬―→ 獲物を確実に追い詰めていくよ (策略家・腹黒・ドS)
│ │ │
│ │ ├―→ 目的のためには手段は選ばないよ(女装・鬼畜)
│ │ │
│ │ └―→ ありのままをさらけ出すよ(わんこ・ドM・ナルシ・変態・百合)
│ │
│ └―→ 一般的な倫理観はあったけどダークサイドに落ちたよ(ヤン落ち)
│ │
│ ├―→ 開き直ってライバル排除するよ(覚醒)
│ │
│ ├―→ 苦悩しつつもやめられないとまらない(ツンヤン・依存・奥手)
│ │
│ └―→ 人じゃなくなってしがらみから解き放たれたよ(幽霊・人外)
│
└―→ 無自覚だよ
│
├―→ 最初からリミッターがはずれてるよ(キチ・俺様)
│
├―→ 一般的な倫理観はあったけどダークサイドに落ちたよ(ヤン落ち)
│ │
│ ├―→悪い奴らから俺が守ってあげるよ！(紳士・爽やか・真面目)
│ │
│ └―→こんなに愛してるのにどうして受け入れてくれないんだよ(ヤンギレ)
│
├―→ 君のことしか考えられないよ(おバカ・体育会系)
│
└―→ 認識のズレゆえの残酷さだよ(宇宙人・妖怪・神・無邪気)
273 名前：2/2[sage] 投稿日：2011/09/07(水) 02:12:55.08 ID:INsxt6wb
属性
│
└┬―→ 積極的に行動するよ
│ │
│ └┬―→ 自分からアピールするよ
│ │ │
│ │ ├―→ 元々近しい関係だよ(腐れ縁、親族)
│ │ │
│ │ ├―→ 知人からはじめるよ(友達、先輩後輩、先生生徒)
│ │ │
│ │ ├―→ 仕事仲間だよ(上司・同僚・後輩)
│ │ │
│ │ └―→ 敵対してるよ(軍人、組織、パラレル)
│ │
│ │
│ └―→ 常に付き添うよ
│ │
│ ├―→ 私の主だよ(兵/騎士、部下、執事、ペット)←――┐
│ │
│ ├―→ 私が主だよ(御主人さま(いろんな意味の) │
│ │ │
│ └―→ 契約してるよ(悪魔・神、人外) │
│ │
└―→ どちらかというと消極的だよ │
│ (後に擬人化)
├―→ 遠くから見ているだけで満足だよ(ストーカー) │
│ │
└―→ 自分からは話しかけられないよ │
│ │
├―→ シャイなんだよ(奥手、堅物) │
│ │
├―→ じきに手中に落ちるよ(死、黒幕) │
│ │
└―→ アクションしたくても出来ないよ(擬人化、人外)
