管理人さんが帰ってくるまでの仮まとめです

174 :彼氏いない歴774年:2010/06/12(土) 21:57:26 ID:jOnTj9fR
チャイムが鳴って、帰宅部で一緒に帰る友人もいない喪子は鞄に荷物を詰め、さっさと教室を出る。
人を避けながら騒がしい廊下を通り、下駄箱を通り、靴を履いて校庭に出る。
下校や部活の準備で賑やかな周囲に、いつものように鬱になる。
(早く帰りたい…)
自然俯きながら歩いていた喪子。校門のところまで来て、門から数歩離れたとき、後ろから声が聞こえた。
「よう」
自分にかけられた声と気付くまで、一瞬かかった。驚いて振り向くと、そこには背が高い少年が。
「あ、…え?ヤン、君…?」
何が起こったかわからない。だって彼はバスケ部で、リア充で、レギュラーでクールだけどでもモテモテで、
そんな彼が自分に話しかけてくるわけがなく、そもそも部活のはずで…え?
様々な思考が瞬時に溢れ、ぐるぐると頭を回る。急な事態に脳が追いつかない。
しかも自分は喪だ。ただでさえ人と会話なんてしないのに、こんな突然なシチュエーションに対応出来るわけがない。
門を背に凭れ掛かっている彼の様子は、まるで誰か待っていたかのように見える。まさか自分を?
いやいやそんなわけがない。淡い期待を必死に踏み潰す。余計なことは考えるな。後で苦しみが増えるだけだ。
! そうだ、もしかしたら彼は誰か友人と遊びに行くつもりで待ち合わせていて、
その間で自分に話しかけてきたのかもしれない。そうだそうに違いない。

やっと出せた結論にホッとして返答しようとしたら、ヤン君と被ってしまった。最悪だ。恥ずかしい。死んでしまいたい。
「なんだよ、変な顔して」
衝動的にごめんなさいと謝りたくなる。どうして自分はこうなのだろう。
「あ、その…」
「ま、いいや。お前今から帰るんだろ?」
「ぇあ?う、うん…!や、ヤン君は?部活じゃないの?」
被った次はどもって変なを出してしまった。顔が熱くて、目を逸らした。
(失礼だと思われてるんだろうな…でも、無理だ、恥ずかしくて直視出来ない)
そのため、ヤンがうっすら笑ったのに喪子は気づかなかった。
「ああ、今日はサボり。一緒に帰ろうと思ってな」
「あ、そうなんだ」
「ああ。」

「……え?」
「あ?」

一緒に?誰と?

ポカンとしてるとヤン君が言った。
「なんだよ、何か用事でもあるのか?」
「!? わ、私と!?」
「おう。」
なんということでしょう。これは夢か?あのヤン君に話しかけられただけでなく、一緒に帰ろうと誘われてしまうなんて。
もう一度、さっきよりも大きい、甘い期待が溢れてくる。
恋愛未経験の癖に、この胸はすぐに反応して、ときめいてしまう。まさか。そんなわけがない。そうだ、もしかしたら
罰ゲームなのかもしれない。きっとそうだ。
「おい喪田、用事あるのか?」
「えっ、う、ううん、でも」
「なんだよ。なら早く行こうぜ。急がねーと人が来ちまう」
「えっあ、は、はい…」
急かすように歩き始めるヤン君に逆らえず、私は小走りで付いて行った。
罰ゲームなら、無理して一緒に帰らなくていいよ、と後からちゃんと言おう。その方が、自分も嫌な思いをしなくて済む…。


「でもお前、いつもああやって歩いてるのか?下向いてたらあぶねーだろ」
「あはは…」




それから、喪子の姿を見たものはいなかった。なんてな。ごめんなさい。


419 :彼氏いない歴774年:2009/11/20(金) 11:07:51 ID:5qZFfUFW
脳筋硬派で過保護なヤンデレ書いてみた。
改行おかしかったらごめん。
策略を練る頭脳も自分がおかしいことに気付く客観性も足りない脳筋が、力で他のヤンデレを撃退しつつ爽やかに病むとかすごい好きだ。



「俺、気の利いた話なんて出来ないし、女子が喜ぶような物もよく知らない。
俺と一緒にいても、お前が得することなんて何も無いって、ずっとそう思ってた」
そこで彼は一旦言葉を切り、少し誇らしげに口元を緩ませた。
「でも、今日は違う。お前に酷いことする奴から、お前を守れた。
怖かっただろう。あいつ、お前が嫌がってるのに付きまとったり脅したりして。
……泣いてるのか。もう大丈夫だ、俺が付いてる。二度と手出しはさせない」
−−違う。泣いてるのは安心したからじゃない。
私の腕を優しく掴んでいる手が、あの人の顔の形を変え、身体中のあちこちに酷い痣を作っていく光景が頭を離れないからだ。
あの人と同じくらい狂ってるという自覚が、彼にないことが怖いからだ。
そんな私の気持ちに気付かず、普段は寡黙な彼が上機嫌で話し続ける。
「あいつがああなったのは自業自得だ。
お前はこんなに小さくてこんなに頼りないのに、どうして傷つけようと思うのか……俺には理解出来ない。
守ってやりたいと思うのが普通だろう」
制服の袖に隠された、あの人の所有物だった証を愛おしげに撫でられて、身体が強張る。
私はサンドバッグじゃない。でも、大事に守らないといけない人形でもない。
そう言いたいのに、彼がその気になれば簡単に私を壊せることを知っているから、言えない。
「俺、分かりやすい性格ってよく言われる。
だからお前ももう気付いてると思うが、言わせてくれ。
……好きなんだ。お前のこと、大好きなんだ。
もう二度とお前が傷付く所を見たくない。
だから、俺に守られていてくれないか。
俺はお前に酷いことしたりしないから、な?」
俯いて頬を赤らめる彼を見て目眩がした。
これじゃ『飼い主』が代わっただけだ。
あの人と同じように、彼も私のことを対等に見てはいない。
沈黙を肯定と取ったのか、幸せそうに顔を綻ばせた彼に抱きしめられる。
息苦しさに喘ぐ私は、耳元で彼が何か言ったのを聞き取れなかった。


「一生そばにいるから」


620 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 02:08:27.36 ID:+yChwkuC [1/3]
>616
よく分からんが頑張ってくれ!!駄目でもヤンデレが待っててくれるから大丈夫だよ


思い込みの激しい堅物で几帳面な体の大きいごついヤンデレにハァハァされながら迫られたい。


「あ、おはようございます」
部下…―確か喪山といったか――が珍しく自ら挨拶をした。
見るからに引っ込み思案で男が苦手そうな彼女がな、としみじみ考えていると彼女の同僚の男に声をかけられた。
「ヤンさん、今喪山に声かけられてましたね」
「ああ、珍しいこともあったものだな」
「あいつマジきもいってか無愛想で…、
案外ヤンさんのこと好きなんじゃないんですかね」
あまり気分のよくない話に注意しようかと出かかった言葉が引っ込んだ。
彼はゲラゲラと下品に笑いながら「ヤンさん可哀想!」とのたまう。
「何なら俺があいつ牽制しといてやりましょうか」
「…いや、いい」
「えー…」
あからさまに面白くなさそうな顔をして、彼は席に着いてパソコンを起動させている彼女を横目で見た。
私もそれに続く。
ああ、そうか。彼女は俺が好きなのか。
自身の弱さを象徴するように丸められた小さな背に大きな庇護欲と、少しの加虐心が生まれる。
ずっと、挨拶もしない、目を合わせることのできない、大凡社会人として
大きく欠落した、しかし人一倍真面目に働く彼女が気になってはいた。
何故こんなにも気になるのか、目で追ってしまうのか疑問に思ったものだが、成程そういうことか。

つまりは俺と彼女は両想いであり、俺には彼女を男として一生守っていかなくてはならない義務がある。


あああああああああああああああ上手く描けん。
この後喪子をストーカー、住所つきとめて家漁ったりする反面
社内では不器用な感じで威圧感半端ないんだけど喪子に話しかけたり何かと面倒とか見たりするもんだから
心の壁がATフィールド並みにあれな喪子も段々心を開いて笑ったりするようになってくるんだけど
そのことが「俺にだけ笑いかける喪子ハァハァ」って思いこみに拍車をかけるんだよ。
で、ちょっと関係が噂され出したと思えばここぞとばかりに喪子の知らないところで結婚宣言してたりとか
流石に喪子の耳に届いて喪子がそれを否定したらガンギレして
「お前は●月●日の9時2分、俺に挨拶してから…いや以前から俺を好きだったのだろう?
一日に平均2.6回は目が合うし、多いときは6回あったこともある!それに君の全てを知っていて包み込めるのは
俺だけだ。その証拠にお前は俺にしか笑いかけないし、それに、例えば、そうだ!
お前の○○○や××××をしている時の声や顔や、どこで感じるか知ってるのは俺しか…っ」
みたいな感じで色々と墓穴掘って喪子に本気で気持悪がられればいい。

気持悪いこと書いてごめん
そういえばここは一人プレイネタは大丈夫なのかな

629 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 10:10:38.37 ID:JIWkTr+M
>620
堅物ヤンいいなぁ萌えた
守られつつもたまにチクッと虐められたら最高

街中でキャッチに絡まれた喪子を見た我を忘れて特攻して
キャッチを物凄い勢いで怒鳴りつけて周りの注目を浴びてしまい
焦った喪子にもういいよ!行こう!って手を引っ張られ
「あっ・・・(喪子が俺の手を!!)・・・・・お、おうそうだな、行こうか//」
と途端にしおらしくなっちゃうヤンを受信した
個人的ヤンはシャイだと萌える

631 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 12:10:00.81 ID:+yChwkuC [2/3]
>622>>623
なにそれ美味しいです
もっと書きたいけど如何せん国語能力の無さがあれだから誰か書いてくれないkな
>629
なんて素敵ものを受信しているんだ。
シャイなヤンデレ美味しいです(^p^)もっと増えればいいな


ソロプレイネタで思いついたんだが、
堅物ヤンが喪子がひとりでしてるのを盗聴して、勝手に彼女も俺のことを思って…
とか妄想。その上今まで喪子で抜いていたのを「彼女を汚しているんじゃ?」という
罪悪感が足枷になってたんだけど、吹っ切れて完全にヤンデレ化。
次の日、喪子に
「昨日の●時から○時までの間何をしていたんだ」
とか平然とした顔で聞いて、動揺する喪子の顔を見て「恥ずかしがることはないのに、かわいいな」とによによしてればいい。
で、自分だけ知ってるのは不公平だと自分のを撮影したDVDとか喪子に送りつければいいんじゃないかな
ポストに入っていたからって興味本位で見た喪子が本気で怖がれば凄くいいな(*´∀`*)


745 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 01:28:12.85 ID:ObEdKpE0
>744
凄く可愛い
何か寂しそうな感じが凄くいい!

ちゃんとまとまりある文章が書けるようになったらヤンデレの小説書くんだ。
タイトルは『ムキムキな君と』ってので例の如く脳筋ばっか出てくる短編集。
1.筋肉と馬鹿
 ヤン馬鹿。
 でかい図体に似合わず喪子ちゃん喪子ちゃんってよって来てはハグしたりすんだけど
 筋肉ムキムキで可愛くないし力強いから喪子に嫌われてる。
 病むとかそういう過程はなしで始終明るくて馬鹿だから喪子も読者も気づかないけどパンツ盗んでハァハァしてたりとか
 ストーカーする上に勝手に部屋に忍び込んで風呂場に隠れてたりする。シャワー浴びてたりもする。
「あ"ぁー…喪子喪子喪子喪子喪子、スーハー喪子の匂いがするよぉ…喪子のお尻、こんなちっちゃい」
「…(うちの母親のなんだが」

2.筋肉軍人
 ムキムキの軍人。
 堅物で女慣れしてないけど変に独占欲強くて、喪子に近づいた部下を鞭打ちにしたりする。
 最終的に喪子に貞操帯つけさせて監禁したり、兎に角喪子が可愛すぎて困る。守ってやりたくてたまらない。
 好かれる為なら死ぬことでも惜しくないと思っている。時々後ろからぎゅってして甘えてきたりする。
「お前は気に入らない奴などはいないのか?いたら言うといい…俺に頼ってくれ、頼む」

3.ムキ教師
 孤立している喪子に唯一明るく声をかけてくれる浅黒い肌の体育教師。喪子の心のオアシス。
 と見せかけて辛辣な言葉ばかりを吐く。だから喪子に嫌われてるけど自分は喪子が好きなので無問題。 
 でも喪子が孤立しているのはこいつのせい。良識のある大人な分罪悪感も酷いらしく何かテンションの差が激しい。
 一番色々と奪われる。
「仕方ねえよな、喪子みたいな愚図は集団の中には入っていけねえんだって、だから俺が可愛がってやるよ
それが一番いいだろ?てか、お前みたいなブスは普通一生処女のまんまなんだし俺に奪われてラッキーとか思っとけよ
…………………おい、早くこっち向け。返事しろ、はやくっ(段々涙声になってくる」

4.ロボ筋
 某州知事がやってたロボットのようなもの。感情が全くなくただの殺人兵器だったが、人間と勘違いして
 手当てしてくれた喪子を好きになり感情が芽生える。楽しそうに喪子の周囲の人々を削除していく。
 腕がもぎ取れても気にしない。
「腕?ああ、気にしないでください、貴方を侵す方々を排除できたのですからこれくらいなんてことはないのです。
しかし貴方は優しいですね、貴方のような方に愛されて私は幸せです」
「…(何という勘違い」

5.ケモムキ
 狼の耳としっぽの生えた野性児のヤンデレ。色々ロボットと被るが、違いは善悪の判断が出来ないこと。
 喪子の周囲の奴を殺そうが、喪子を犯そうが悪いことをしているという自覚はない。
 毎日喪子の身体を舐めてやるなどスキンケアは欠かさないが不衛生極まりないヤンデレ。

皆ムキムキ。
何とかムキムキの絵は描けるようになったけど文章が辛い



189 : 彼氏いない歴774年 : 2011/04/17(日) 02:08:12.05 ID:pjlYeFox
>188
飴と鞭美味しいです(^p^)にやにやがとまらねえええええええええええええ

ムキムキ体育教師×気弱女子高生喪子美味しいです。
ヤンは女子高の体育教師で無駄に熱くて濃くてムキムキだったので年頃の女子たちに嫌われて
あることないこと沢山の噂流されて虐められてる上に他の教師は同じ状況になりたくないからって相談にも
乗ってくれない。職場にて本当のぼっち。
で目をつけられたのが口答えとか全く出来ない大人しい喪子。最初は寂しさを紛らわせるためにといい教師を
演じるためにことある毎に喪子にかまって喪子の世話を甲斐甲斐しく見る。
その内段々と自分を受け入れてくれている喪子に依存し、独占欲が芽生えてきて…みたいな。
―ーーーーー
喪子は先生のこと好きか、とヤンは生徒である喪子の膝に頬を寄せて聞くので喪子は何となく
ヤンという存在がよくわからないものに思え怖くなったが、それでも無理矢理頷いて見せた。
するとヤンは満足そうに微笑んで、よかった、と安堵の息を吐く。
傍から見ればたかが女子高生相手に何をそんなに怯えているんだとと疑問に思うかもしれないが、
喪子はヤンが壊れたあらましをそれなりに理解していたので、何も言わなかった。
言ってしまえばヤンは何をしだすか分からない、それこそ、目の前の窓から飛び降りてしまうかもしれない。
そうなったらたぶん自分も道連れである。そんなことを考えていると褐色でごつごつした大きな男の手が
喪子のスカートの下を滑って内股をす、と撫でた。ざらりとした感触に思わず声をあげると
ヤンは何が楽しいのかケタケタと笑ってお前は誰よりも可愛いね、と誰が聞いても分かる世辞を言うもんだから
喪子は慣れない言葉に恥ずかしいやら何やらで上手く対応できずに俯くのだがヤンの手が止まる訳ではない。
その内、ヤンの生気のすっかり無くなった目に熱が籠ってきて段々と息が荒くなってくる。
「喪子、喪子は先生に触られて気持ち悪くないか、厭じゃないか」
ヤンは不安げな子供のようにその大きな体を丸めてじ、と喪子の顔色を伺うので喪子は幾ら嫌だと思っていても
ギュッと目を閉じて耐えるように首を振る。そうしてやらないといけないような義務感のようなものだった。
ヤンは嬉しげに笑って先ほどから触っていた部分に顔を埋めた。
「ああ、喪子、喪子の匂いがする…っ好き、好き喪子が好き…」
ヤンはうわごとの様にぶつぶつと呟きながら喪子の内股に舌を這わせた。荒い息の音とむわりと湧き立つような
汗の匂いがまぜこぜになり、やはり自分でもよくわからない気持で喪子ははらはらと静かに泣きだした。
「先生もう喪子だけいれば何でもいいよ」
その後ヤンはごめん、ごめんなさいと何を謝りたいのかよく分からないままに何度も何度も
謝りながらじわじわと同じように何度も何度も中に出した。



324 : 彼氏いない歴774年 : 2011/05/09(月) 23:37:06.47 ID:E4KSSCAI
脳筋とわんこ系とヤンデレが好きなんだけど全部まぜたらどうなるんでしょう
喪姉さんがた、お力を貸してください

325 : 彼氏いない歴774年 : 2011/05/10(火) 00:44:23.11 ID:QldeJ96X
324

ヤン先輩が力を緩めると、持ち上げられていたそれがどしりと大きな音をたてて彼の足元に落ちた。
一瞬、先輩の荷物に見えたそれが、ベージュのセーターとプリーツスカートを纏っていることに気が付く。
わけがわからなくてヤン先輩に視線をやると、先輩はいつもの人懐こい笑顔を浮かべてわたしを見ていた。

「わかるか、これ、リア田充子。」

言いながら、ローファーのつま先で足元のそれをつつく。
するとつつかれた部分がころんと転がって、同級生のリア田さんの顔がこちらを向いた。

「ひっ」
「よく覚えてないけど、喪子の悪口を言ってたんだ。」

だから折った。と、先輩は呟くように言った。

リア田さんの体は不自然なほど小さく丸まっていた。
背骨が反り返り、後頭部に膝の裏がついていて、顔のすぐ横に、髪にうもれたローファーが見えた。

「……やだ……なに、いや……」

後退りしようとして足がもつれ、その場に尻もちをつく。
ヤン先輩はその人懐こい笑顔をすっと消すと、ゆっくりこちらへ近付いてきた。

「俺、何か間違ったかな?」
「いやっ……やだ……!来ない、でっ」

伸ばされる手が恐ろしくて、涙がにじむ。
するとヤン先輩はとても傷ついたような顔をして、崩れ落ちるようにわたしの前に膝をついた。

「喪子を守りたかったんだ。」

行き場をなくした先輩の手が、わたしのローファーをそっとなぞる。
その動きさえ、恐ろしくて、気持ち悪い。

「俺……俺、何をしたらいいのかわからなくて。
花を選ぶセンスなんてないし、喪子が喜ぶ話のネタも持ってない。
何もできないって苦しいんだ。すごくすごく苦しいんだよ。
なあ、わかってくれよ。
喪子ならわかってくれるだろ?優しい喪子なら、」


こうですか?わかりません\(^o^)/



796 : 彼氏いない歴774年:2012/01/12(木) 20:29:39.04 ID:r/fDoGjz
筋肉好きな自分としては嬉しい

以下長文になります

剣道をしてるがっちり体型の黒髪短髪でくそ真面目な性格

喪子が男友達と仲良くしてるのをギリリとしながら横目で見てる彼

そんな行動をしてる自分にハッとして困惑する
今までこんな泥々した感情は持ったことがない、こんな自分はおかしいと

時間が経つにつれてその嫉妬というには歪んだ感情が喪子への好意によるものだと自覚するようになる

好きだと自覚してからは喪子との距離を徐々に縮め告白、喪子との付き合いがスタート

しかし付き合えば無くなると思っていたあのどろどろとした感情は一向に消えない、むしろよりいっそう自分が嫌悪するものへとなっていく

自分で自分を責め、訳がわからない、もうどうすればいいのかわからない
彼の精神状態が徐々に異常なものへと変わる

喪子は好きだ でも喪子を好きな自分、この訳の解らない醜い感情を持つ自分が許せない

彼がいきなり叫び泣きついたり、暴力を振るったり、嫌がらせのようなことをしたりするようになっても喪子は彼を責めない
今まで異性に好意をもたれたことがなかった喪子もまた彼に異常な執着を持っていた、まるで母親のように全てを受け入れる、私は決してこの人を見限ったりはしないと

そんな喪子に彼は自分の醜さをより感じて、なんで俺を責めないんだ!別れないんだよ!と喪子に泣きすがる、それを優しい目で見つめ彼を優しく撫でる喪子

力尽きた…筋肉に喜んで勢いだけで書いてしまったが文章書くのって難しいね
内容は漫画を元にしたよ



799 : 彼氏いない歴774年:2012/01/13(金) 07:26:00.69 ID:T58p+ie+
マッチョいいね!
私も妄想垂れ流す


柔道部で黒髪真面目ヤンデレは真面目故にそこそこ強いんだけど、クラスでは地味で目立たない存在。友達もあまりいない
「どうせ俺なんて…」と思ってる所に、喪子(運動神経なさすぎて運動部皆凄く見える)がぽろっと「柔道部って凄いね!筋肉凄そう、かっこいい〜」と言ってしまって恋に落ちる

喪子にもっと褒められたくて見てもらいたくて、筋トレやら練習やらを異常に頑張るヤンデレ
強すぎてエースになる
エースになったから喪子と話せる(褒められる)かと思いきや、喪子は女子にモテモテなヤンデレのリア充オーラに耐えられなくて離れていく
ここでヤンデレスイッチオン
喪子に話し掛けたり近づく男をバッタバッタと倒し、自分に近づく女子も威圧して遠ざける
喪子は怖くて逃げるけど捕まって監禁ED
もちろん貧弱な喪子は掴まれたら筋肉に対抗する手段はない

筋肉サイコー!



212 : 彼氏いない歴774年:2013/01/10(木) 23:36:16.27 ID:MIPlxZRV
「もう、大丈夫だから。強くなったから。知らない土地だけど一人で頑張るね!」
「今まで沢山迷惑をかけてしまって、ごめんなさい。ありがとう」
白く細い、少し力を入れて捻っただけで折れそうな首筋が現れる。
ガキの頃と変わらない無防備さ。
まだ深々とお辞儀を続けている喪子を眺めながら、昔を思い返す。

喪子は小さくて気弱で泣き虫で、よく男にからかわれていた。
幼馴染みで年上のお前が守ってやれって親に言われて、最初は嫌々だった。
でも段々俺に頼るようになっていく喪子がかわいくなって、いつしか本当に守りたいと思うようになっていた。
俺を見つけた時のあの安心しきった顔と、キラキラと俺を映す目が好きだった。
俺だけに向けられていた笑顔が。
俺だけに触れていた指先が。
俺だけに駆け寄る足が。
俺は好きだった。

腕の中の喪子はぐったりと俺に全身を預けている。
たまらない快感と心地好い温かさに満足しながら、一人暮らしのアパートへと帰路に就いた。

微脳筋ヤンデレ熱が再発した



635 : 彼氏いない歴774年:2014/01/13(月) 01:14:37.16 ID:L+IRIU07
筋ヤンとかそうそういないな

639 : 彼氏いない歴774年:2014/01/13(月) 15:21:51.68 ID:MGxZOD3w
>635
マッチョヤンデレのこと?
ムキムキだとDVぽい展開がマジで怖くなるからかなー

640 : 彼氏いない歴774年:2014/01/13(月) 17:02:43.11 ID:1VWJB81w
>639

ヤン「何で他の男なんか見るんだよっ!!喪子ォォ!!!」壁ドン!!
壁「ボロボロ」
喪子「ヒッ!」
ヤン「はぁ…はぁ…、…!も、喪子!違うんだ、これは」
喪子「ゴメンナサイ ゴメンナサイ ブタナイデコロサナイデ…」
ヤン「あ…あ…そんな目で俺を見るな…!見るなよ!!」
喪子「ヒイィィィ」
ヤン「あ、あああ違うんだ本当に違うんだよ俺は喪子を傷付けたりなんか」
喪子「ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ」
ヤン「絶対に絶対に傷付けたりしないから…
喪子「ガクガクブルブル」
ヤン「あ…う、ヒック、う…グスッ…ううう、許して…許して喪子ぉ…!」

確かにこれは深刻ですわ
ちなみにバイオ5のクリスみたいなマッチョで受信した



647 名前:彼氏いない歴774年:2017/06/30(金) 23:26:40.83 ID:1kYB6zYra
あれは実話です軟禁状態です、からのポケGOやってます!楽しい!でズコーてなったな
軟禁状態とは(哲学)


キ○肉マンってうっかりすると筋肉ヤンに聞こえる
筋肉ヤンデレの壁ドンで逃げられない(物理)喪子や逃さないようにと添い寝されて潰れそうになる喪子
体格差萌えに病み要素足したのおいしいです


Menu

メニュー

【メニュー編集】

どなたでも編集できます