六界戦争末期における勢力図


▲3325年
赤=アトレティア国の同盟、または友好国(後世になって帝王軍と色別けられた国)
青=帝王軍と敵対した陣営(後世になって六界連合軍と色別けられた国)

概要

六界の一つ。六界の中でもっとも優れた文明を持っていた上に、六界戦争に巻き込まれた年代ももっとも遅い。
この世界は、文明を築き、栄え、その頂点を極めるとそこから様々な問題を噴出させ、自らが作り上げた文明が元で、まるで世界をリセットするかの様に資源の枯渇から文明が崩壊し、再びゼロから歴史を作りだす。これをほぼ2000年周期で繰り返していた。
その為、どれだけ時代を重ねても、かつての古代文明を凌ぐ程の文明を築く事はできなかった。

3300年代、この世界を照らす2つの月、その月はそれぞれ自分たちで独自に重力をコントロールする波動を放ち、ザールック本星の力を借りずに独自の軌道で衛星活動を行っていた事が判明される。そして、その波動は本星にまでも届き、微かながら重力のバランスを自在に操る力を秘めている事が発見された。その力を水晶に閉じ込め、鏡合わせの要領で内部で増幅させる事によって動力とした「天駆ける船」ダルスバードを生み出す事に成功。
それは、過去の世界においても既に実現していた技術だが、発掘ではなく、過去の何の資料も記憶もない状態で、現在を生きる人間の知恵と技術により作られた彼らにとっての「新発見」であった。
しかし、その技術は開発者の期待を裏切り、直後にこの星を巻き込んだ六界戦争により、まず最初に軍事利用されることとなってしまう。
空駆ける船は、この世界における最強にして最高の部隊として産声をあげ、他部隊からの羨望と嫉妬の眼差しで見られることとなる。
そして、この艦隊は、動力維持の為、夜間には月光を水晶に受けなくてはならない。その姿がさながら月の光を独り占めし、その姿すら奪うのではないかと、空駆ける船を妬む者達は、皮肉を込めて彼らを「LOST MOON FLEET(失月艦隊)」と呼んだ。

歴史(六界物語の主軸となるもの限定)

3325年時の勢力図 (クリックで拡大) 3328年時の勢力図 (クリックで拡大)

この世界を舞台とした物語

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