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>>149 への説明?

149 名無しさん@ピンキー sage 2008/03/23(日) 00:23:13 ID:ABlOJijw
…私だけ…のけもの…?




……クスン





態と建てつけが悪いままずっと放置されてるドアには、薄汚れた『外出中』の札が
斜めに傾いだまま、埃っぽい風に煽られていた。
だけど、店内からは確かに、誤魔化しきれない『誰か』の存在感が、微かに
漂い出て来ている。

 念のため、何時も外界から隔離されているかのように薄暗く静かな店内を
こっそり鎧戸の隙間から目を細めて覗き込んでみたものの当然、店番の姿は見えない。

 それでも、いや、それだからこそ、今日は上手くいくかも? とか夢想しつつ
物理的罠の事も一応用心しながら扉に仕掛けてある『呪術』を無力化させる言霊を
何種類か連続して唱え、素早く店内に滑り込む。
  
 この曖昧な空間を支配する雰囲気と、自分がいち早く同化出来るよう、静かに
息を整えながらゆっくりと、慎重に、十分な注意を払いつつ、こっそり帳場の
内側を窺ってみたけれどやはり、ソコには目標物不在。

 ならば、倉庫の方か? と体の角度を変えようとした瞬間、いきなり背中に
すがり付いてきた暖かく柔らかな質感と甘い香りに、思わず安堵と落胆の溜息が漏れた。
 たった3日程会えなかっただけなのに、この少女にとってその僅かな時間がどんなに
寂しく辛い日々だったのか、その腕に込められた精一杯の力が何よりも雄弁に物語ってる。
 
「……」
「ただいま、ステラ」
「……ぉかぇり……、ヒロエ」
  
 控えめな、だけど、千の鈴がしゃらしゃら打ち振られているような、心地良い声に
魂が蕩ける。
 更に、背中から腰へ向かって、己の匂いを熱心に刷り込む獣の仕草で押し付けられる
熱い頬の感触と、胸元からへその下の方へもぞもぞと滑り込もうとしてるぎこちない
手の動きが俺の体の奥深くに、危険な感情を育んでいく。
 まだ、なんとか引き返せるぎりぎりの瞬間までそれを楽しんだ後、未練たらたらで
振りほどき、お互いが真正面から向き合える様、体の向きを急いで入れ替える。
  
 だけど、その時既に床に座り込んでいた彼女の動きは一向に収まる気配が無くて。

「ちょ……、止め」
「……ゃ」

 とろんと半開きにされた瞼の奥底からうっとりと見上げてくる視線が、なによりも
紅く色付いた唇元に浮かんでいる蟲惑的な笑みが、慎ましやかに重ねられたローブの
胸元の隙間から僅かに覗く膨らみの形が、寄って集って俺を手早く追い詰める。

「今、ここじゃ、駄……目だ」
「……」
「っあ、く……っ、ステラっ!!!」
「……ゃ?」

 一転して、今にも泣き出しそうな顔のまま、白く華奢な手が執拗に、俺の下穿きの上から
早くも硬度と質量を増して立ち上がりつつあるモノを、優しく撫で擦る。

「ぃ、嫌じゃない。けど、……頼む、辞めてくれ」
「……罰?」
「え?」
「……ひとりで……して……た……」



 あぁ、そうか。
 アレはそのための『外出中』の札だったのか……と、やっと合点がいった時には既に
俺の両足は逃げ出せない様、その細い腕と手でしっかりと抱き込まれていた。
そして、ぽろぽろ泣きながらも、そのまま昂りにむしゃぶりついて来る一心な痴態によって
半端な抑制心は、容易く崩される。
 拙くもどかしい舌使いで、丹念に塗り込められた少女の涎だけが描き出した訳ではない
股間の染みを、ちゅうちゅうと貪られる頃には彼女相手に沸き上がる欲望に、一度も勝てた
例の無いヘタレの手は、少女の小さな頭を励ますようにゆるゆると撫で回していた。
 一方、持ち主の思うがままに動かせる様になった華奢な手は、やっと目当てのモノの在所に
潜り込み、恭しくそれを窮屈な場所から救い出して、直接愛でる為にのみ使われると言う
本来の働きを開始する。

 すんすんと小さく鼻を啜るような音に続いて、小刻みに短く当てられる忙しない吐息が
細くしなやかな指で熱心に玩ばれ、どくどく脈打ち、その沸騰点に向かって急上昇している
昂りを、益々増長させていく。
 赤黒くいきり立ち、浅ましいほどに血管を浮かせたモノの先端に、桃色の舌がおずおずと
近づく直前に、小さな小さな呟き声が、とろりと吐き出された。

「……ヒロエ……の、匂ぃ……」

 ローブの奥深くで熱く火照っている下半身部分をもじもじ擦り合わせる度に起こる衣擦れや
子猫がミルクを嘗め回している様なぺちゃぺちゃという凄まじく劣情をそそる音の合間にも。

「……ヒロエ、ぉぃ……し……」

 耳の先まで真っ赤に染めて、本当に嬉しそうに俺のモノを頬張り味わっているステラの
陶酔した表情や、彼女のローブの裾からその太股の間にたった今、差し入れられたばかりの
ごついブーツのつま先にぐりぐり押し付けられて来るぬかるんだ花弁の気配が、俺をじわじわ
溺れさせてゆく。

 やがて肩を強く押さえつけられ、うつ伏せに床に這い蹲る獣の体位を強いられてもなお
嬉しげに腰を振り続けている少女の蕩け落ちる寸前の蜜壷のとば口を、熱く煮えたぎった
欲望で丁寧に、だけど態と浅く擦り上げてやる。

「やぁっ、……ヒロエ、ヒロエっっ!!! ……ど……して……ぇっ!!!」
「上のお口が飲み切れなかった、お仕置き」
「あっ……、ごめ……ごめんなさ……ぃ」

 身も心も狂おしく求めているモノをなかなか与えられないもどかしさで、半泣き状態の
少女が背後を仰ぎ見ようと、俺の体の下でじたばたと足掻く。
 だけど、腰が浮く度に軽く小突く事を何度か繰り返してやると、やがて小さな紅い花芽が
固く起ちあがる頃には、薄い腹の下まで辺り一面、べっとりと蜜まみれになっていた。

「あーぁ、下の口はお漏らし?」
「……ちっ、違……、んあぁっ!!!」

 有る意味、計算されつくした不意打ちで、渇望し続けたモノを性急にねじ込まれた体は
びくびく痙攣しながら

(以下、省略されました。主に書き手がヘタレな所為で)




 ……あー、その、なんだ……、うん。

 4月から晴れて、出身大学の後輩となる口数の少ない幼馴染に、入学祝代わりに譲った
中古ノーパソのセッティングを仰せつかってたのに、大鍋いっぱいの肉じゃがをほぼ一人で
平らげてしまった俺は、迫り来た睡魔との死闘に容易く負けてしまってました。

 確かに、ソレは俺の修行不足の成せる業でございます。

 だけど、頬を強く抓り上げられて、しぶしぶ目覚めさせられた俺の目の前には、何故かその
中古ノーパソに刺しっぱなしになっていたUSBメモリ内の『平成二十年度末 決算書 下書き』
と言う名の、『推敲前エロパロSS』が、堂々と表示されておりました。  


  ……これって、なんて『罰』ゲーム?


「“ステラ”って、私?」

 ……はい、その通りでございます……。
しかし、ソレを素直に認める事の出来る度胸の持ち主なら、今頃ココまで進退窮まってねーよ。
だから、頭は勝手に素早く左右にぶるんぶるんと。

「……“ヒロエ”は、博慧ちゃん?」

 流石に、そこまでしらばっくれるのは無理過ぎだと判断して、しぶしぶ肯いた俺の後ろ頭に
心底呆れたと言わんばかりの溜息が、ぐっさり突き刺さる。
 が、程なくずりずり這い寄って来た桃色の膝小僧の持ち主が、俯きっぱなしの俺の頬を
妙に湿っている細い指でぬるぬると撫で上げながら。

「……私だけ……のけもの……?」

 ……クスンと小さく響いた鼻を啜り上げる音に、慌てて上げた顔へ、紅く色付いた唇がむにゅりと
押し付けられる寸前。

「……では、書き直しを、よーきゅー……す……る」

 真っ赤に潤んでいる瞳は、この期に及んでもなお自分を取り繕おうと無駄な嘯きを吐いた
情無いヘタレに対する悲しみの為だけでは無くて。
 “ちゅくっ……”と下腹に直接響く音を立てて、離れた二つの唇と舌の間に架かった細く
透明な橋が途切れるのとほぼ同時に、星見が囁いた。

「……だから、続き、しよ?」

作者 5-192
2008年05月27日(火) 20:39:41 Modified by n18_168




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