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タグ検索で無口で甘えん坊な彼女シリーズ8件見つかりました。
無口で甘えん坊な彼女 〜彼女の自己紹介〜
真新しい少し大きめの制服に身を包み、俺達は教室で各々の座席に座っていた。 中には小、中学校からの腐れ縁もいるが他は知らない人だ。 秋葉は大丈夫だろうか? ちらりと後ろを振り返る。俺に気付いた秋葉は優しく微笑み返してきた。 これなら心配なさそうだ。秋葉は無口なだけで人見知りするタイプではないし。 それに何かあったらすぐに助けてやれるわけでもない。 俺達が付き合っているなんて周りに知られたら冷やかしの対象になってしまうから。 そう時が経たない内に担任が姿を現した。性別は女性、妙齢だが二十代前半だ
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b5%b8%fd%a4%... - 2011年05月08日更新
無口で甘えん坊な彼女 〜彼女と雑誌〜
いつものように秋葉の部屋で俺達は思い思いに過ごしていた。 二人の間に会話が無いのは別に喧嘩しているからではない。これもいつものことだ。 ここ数年で口数が増えたものの秋葉は無口だし、俺自身も騒ぐのは好きじゃない。 俺は教科書を、秋葉はお気に入りの雑誌『月刊無口っ娘通信♪』を読んで過ごしていた。 「ん、どうした?」 ふと気付くと秋葉が後ろからのぞきこんでいた。 背中から抱きつき俺の肩にあごを乗せている格好だ。真横に秋葉の顔があるとドキドキする。 「………」 柔らかいほっぺたを少しだけ膨らまし、
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b5%b8%fd%a4%... - 2011年03月28日更新
無口で甘えん坊な彼女〜彼女からの手紙〜
無口で甘えん坊な彼女〜彼女からの手紙〜 「ん、ふあぁあ」 朝の日差しを感じ俺は目を覚ました。 体がダルい…特に下半身が。いつもの朝なら起こる生理現象もなく俺のソコは縮こまっていた。 昨日の晩、秋葉と何回したっけか?八回目から記憶がない。 久々に秋葉と体を合わせるといつもこうだ。理性をなくし秋葉を求めすぎてしまう。 有り余る自分の性欲にうんざりしながら俺は体を起こした。 「あれ?」 ここで俺はある異変に気が付く。 秋葉が…いない。 激しく体を重ねた次の日は必ず俺が先に起きる。そして
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b5%b8%fd%a4%... - 2008年09月25日更新
無口で甘えん坊な彼女〜二人の出会い〜
ガタンゴトン…ガタンゴトン… 数々の電車を乗り継ぎ今の電車に乗ってから数時間。 車窓を流れる風景が町中のそれとは変化してきた。 とはいえこれでやっと全道のりの半分程だ。最低あと二時間は電車に揺られていなければならないだろう。 連休初日というにも関わらず車両内の人は少ない。座席の多くが空席だ。 まぁ行き先が行き先なんだが… ちらりと俺の肩にこてっと頭をもたれかけて眠っている秋葉の方に目を向ける。 旅の準備で昨日は忙しかったんだろう。秋葉はスースーと可愛い寝息を立てていた。そしてその表情はとても
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b5%b8%fd%a4%... - 2008年09月25日更新
無口で甘えん坊な彼女〜二人の旅〜
駅を降り俺達は目的地へと歩きだしたんだが… 「結構あるな…この坂」 目の前に続く長い坂道。山道と言っても過言ではない険しい道だ。歩けど歩けど終わりは見えない。 でもこの小山の上が目的地なため歩くしかない。自動車という手もあるが高校生の俺が持っているはずもなく歩くしかなかった。 横を歩く秋葉は涼しい顔をしている。秋葉の荷物を全て俺が持っているためかもしれないが。 「秋葉はよく平気だね疲れない?」 「……初めてじゃないし…」 「あ…そうだよな、悪い」 しまった…俺にとっては初めてでも秋葉は以前
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b5%b8%fd%a4%... - 2008年09月25日更新
無口で甘えん坊な彼女〜彼女の父親〜
面倒な土曜日の特別授業も終わり教室を出るとそこには友人が待ちかまえていた。 「雪春、今から飯でもどう?」 俺としては以前にも誘いを断っているため非常に断りにくい。 が、今回も俺はそれを断るしかなかった。 「今日も桐山さんと約束か?」 「まぁそんなとこ」 こいつには別段隠すこともない。なんといっても俺とはかれこれ十二年の付き合いなのだ。 今度は必ず誘いに乗ると約束し俺は校門へと急いだ。 そこには秋葉が一人… いや珍しく今日はもう一人いる。 先に俺に気付いたのはそのもう一人――柴崎茜だ
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b5%b8%fd%a4%... - 2008年09月07日更新
《無口で甘えん坊な彼女〜俺と彼女と母親と〜》
《無口で甘えん坊な彼女〜俺と彼女と母親と〜》 「おい、雪春〜今日帰りヒマか?」 今日も学校での一日が終わり、帰り支度をしている中、俺は友人に呼び止められた。 「悪い、今日は無理」 断るのは忍びないが仕方がない。今日は用があるのだ、とても大切な。 俺は教室を出て急いで校門まで行く、既にそこには同じ高校の制服に身を包み、オレンジ色のリボンで髪を結んだ少女が待っていた。 「………」 目の前の彼女は少し不機嫌らしい。遅刻に関してはいつも寛大なはずだが。 「悪い秋葉、担任の話が長くて、あとちょっと
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%d4%cc%b5%b8%... - 2008年09月07日更新
〜無口で甘えん坊な彼女〜
〜無口で甘えん坊な彼女〜 「じゃ、行ってくるよ」 「はいはい、いってらっしゃい。あ、雪春!!秋葉ちゃんに優しくするのよ」 「分かってるよ」 何の変哲もない平日の朝 俺は母さんとこれまた何の変哲もない話をして家を出る。 見てみると我が家から一軒挟んだ家の前に、地元の高校の制服姿の少女が待っていた。 「悪いっ、待ったか?」 「……いや」 普通このやりとりは男女逆だと思う…けど目の前の彼女――秋葉は気付いていないらしい 「……ん」 不意に秋葉がオレンジのリボンを突き出してきた。 「あ〜分かった、後ろ向きな」
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%c1%cc%b5%b8%... - 2008年08月03日更新



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