悪戯のつもりだった
ほんの小さな悪戯のつもりだったのに。
「・・・っ・・・ひんっ・・・ぐすっ」
夢花は泣いてしまった。
「ご・・・ごめん・・・」
夢花のスカートを捲った姿勢のまま、呆然とする僕。
ど、どうしよう。
夢花を泣かせてしまった・・・。
僕は必死に彼女を慰める方法を考えた。
「・・・はっ、そうか!」
僕は閃いた。
「夢花、僕のズボンを脱がすんだ!そしたらおあいこだろ!?」
「えっ・・・」
さすがに驚いたのか、泣くことも忘れて呆然とする夢花。
「さあさあ!遠慮なく脱がすんだ、夢花!」
僕はそう言って腰を突き出す。
夢花の頬がゆっくりと紅潮していった。
2011年08月23日(火) 09:44:09 Modified by ID:uSfNTvF4uw