GURPSよろず - 姿勢変更

ベーシックセット』第11章「戦闘」の「戦闘行動」より。
ここで言う「ターン」とは戦闘参加者全員のターンではなく、「能動ターン」のような行動順が回ってきた者の手番を指すものと考えられる。
また、各姿勢を表す名前が無駄に長いため、悪訳とみなし、名称は第3版のものをほぼ受け継ぐ。
変更前原書名変更後
姿勢
立っている
しゃがんでいる
膝立ち
這っている
座っている
伏せている
Posture
Standing
Crouching
Kneeling
Crawling
Sitting
Lying Down
姿勢
直立
屈み
膝立ち
這い
座り
伏せ

姿勢変更(Change Posture) B344P/2B24P

 あなたの「姿勢」(postures)――とることのできる体勢――を1つのものから別のものへと変更します。規定されている姿勢は以下のものです。
  1. 直立」(Standing)
  2. 座り」(Sitting)
  3. 膝立」(Kneeling)
  4. 屈み」(Crouching)。なお、第4版のこの項では言及されていない。
  5. 這い」(Crawling)。
  6. 伏せ」(Lying Down)
    1. うつ伏せになる?(lying prone (face down))。
    2. 仰向けになる?(lying face up)

 「直立」以外の姿勢移動力が減少し、攻撃防御判定にペナルティがありますが、長射程攻撃に対しては小さな目標になります。
 伏せ状態(仰向けでもうつ伏せでも)から立った状態に直接変更することはできません。伏せている時には一度目で「這っている」か「膝立ち」か「座り」状態に変更してなければなりません。2回目の「姿勢変更」で、これから「直立」へと変更します(しかし、直立状態から伏せるのは1回の姿勢変更で可能です――もし強制的に倒されたのならば、姿勢変更を選択する必要はありません)。
 「立っている」と「膝立ち」の姿勢変更(相互とも)は、他の行動と共にステップで行なうことができます。そのために「姿勢変更」を選ぶ必要はありません。これは、移動するためにステップを使う代わりのものです。ですから、1ターン目に「姿勢変更」を選択して「伏せ」から「膝立ち」に変更すれば、2ターン目にはステップが可能な行動を選択することで立ち上がることができます。「屈み」状態になるのは「姿勢変更」を必要としません。「自由行動」を見てください。

移動:不可。

能動防御:なんでも。「直立」状態以外の姿勢にはペナルティがありますが、敵の長射程攻撃にとっては小さな目標となります。

関連

ベーシックセット』第11章「戦闘

上級戦闘の戦闘行動(MANEUVERS IN TACTICAL COMBAT) B364P/2B44P

ベーシックセット』第12章「上級戦闘」の上級戦闘の戦闘行動(Maneuvers_in_Tactical_Combat)より。

姿勢の変更(Change Posture)

 人間サイズの戦士の場合、伏せているか「爬行姿勢」の特徴があれば2ヘクスを占めます。もし自分で倒れたり倒された(転倒)時には、先ほどまで立っていたヘクスに下半身があります。上半身は隣接する好きなヘクスに置くことができます。立ち上がった時には、どちらのヘクスに立ってもかまいません。

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