小ネタ
朝、目が覚めると姉さんがベッドの横に座っていた。
六時半。まだ早いと言って差し支えない時間だ。
それにいくら家の中でも空気は冷たい。いつからココにいたのか分からないが、風邪などひかないか心配になる。
しかし姉さんは僕の心配も届かぬようでニコニコとこちらを見つめるだけだ。
まあ、何はなくとも。
「姉さん、おはよう」
コックンと大きく頷く姉さん。ご機嫌はすこぶるよろしいらしい。
では本題を。
「で、こんな朝早くにどうしたの?」
すると姉さんは何かを僕に差し出してきた。かわいい包装に小さなリボンのついた箱。
ここでようやく僕のまだ少し寝ぼけていた頭も動き出した。
「バレンタイン、ってこと?」
すると姉さんはコクコクと二回頷いた。ああ、それはとても嬉しそうに。
そして姉さんは携帯の画面を僕に示す。
『一番乗り』
そこには、ただそれだけが書いてあった。
うん、姉さんが満足ならいいんじゃないかな?
以上。
即席なので色々至らぬ点は御容赦を。
つづく
六時半。まだ早いと言って差し支えない時間だ。
それにいくら家の中でも空気は冷たい。いつからココにいたのか分からないが、風邪などひかないか心配になる。
しかし姉さんは僕の心配も届かぬようでニコニコとこちらを見つめるだけだ。
まあ、何はなくとも。
「姉さん、おはよう」
コックンと大きく頷く姉さん。ご機嫌はすこぶるよろしいらしい。
では本題を。
「で、こんな朝早くにどうしたの?」
すると姉さんは何かを僕に差し出してきた。かわいい包装に小さなリボンのついた箱。
ここでようやく僕のまだ少し寝ぼけていた頭も動き出した。
「バレンタイン、ってこと?」
すると姉さんはコクコクと二回頷いた。ああ、それはとても嬉しそうに。
そして姉さんは携帯の画面を僕に示す。
『一番乗り』
そこには、ただそれだけが書いてあった。
うん、姉さんが満足ならいいんじゃないかな?
以上。
即席なので色々至らぬ点は御容赦を。
つづく
2011年08月24日(水) 09:09:17 Modified by ID:uSfNTvF4uw