最終更新: paper_nautilus 2015年09月15日(火) 20:07:50履歴
回 | 年 | 部門 | 受賞者 | 受賞作 |
---|---|---|---|---|
第1回 | 1948年 | 長編賞 | 横溝正史 | 『本陣殺人事件』 |
短編賞 | 木々高太郎 | 「新月」 | ||
新人賞 | 香山滋 | 『海鰻荘奇談』 | ||
第2回 | 1949年 | 長編賞 | 坂口安吾 | 『不連続殺人事件』 |
短編賞 | 山田風太郎 | 「眼中の悪魔」、「虚像淫楽」 | ||
第3回 | 1950年 | 長編賞 | 高木彬光 | 『能面殺人事件』 |
短編賞 | 大坪砂男 | 「私刑」「涅槃雪」「黒子」 | ||
第4回 | 1951年 | 長編賞 | 大下宇陀児 | 『石の下の記録』 |
短編賞 | 島田一男 | 「社会部記者」「風船魔」 | ||
第5回 | 1952年 | 水谷準 | 「ある決闘」 | |
評論その他 | 江戸川乱歩 | 『幻影城』 | ||
第6回 | 1953年 | 受賞作なし | ||
第7回 | 1954年 | 受賞作なし | ||
奨励賞 | 丘美丈二郎 | 『鉛の小函』 | ||
氷川瓏 | 『睡蓮夫人』 | |||
鷲尾三郎 | 『雪崩』 | |||
第8回 | 1955年 | 永瀬三吾 | 『売国奴』 | |
第9回 | 1956年 | 日影丈吉 | 『狐の鶏』 | |
第10回 | 1957年 | 松本清張 | 『顔』(短編集) | |
第11回 | 1958年 | 角田喜久雄 | 『笛吹けば人が死ぬ』 | |
第12回 | 1959年 | 有馬頼義 | 『四万人の目撃者』 | |
第13回 | 1960年 | 鮎川哲也 | 『憎悪の化石』『黒い白鳥』 | |
第14回 | 1961年 | 水上勉 | 『海の牙』 | |
笹沢左保 | 『人喰い』 | |||
第15回 | 1962年 | 飛鳥高 | 『細い赤い糸』 | |
第16回 | 1963年 | 土屋隆夫 | 『影の告発』 | |
第17回 | 1964年 | 結城昌治 | 『夜の終る時』 | |
河野典生 | 『殺意という名の家畜』 | |||
第18回 | 1965年 | 佐野洋 | 『華麗なる醜聞』 | |
第19回 | 1966年 | 中島河太郎 | 『推理小説展望』 | |
第20回 | 1967年 | 三好徹 | 『風塵地帯』 | |
第21回 | 1968年 | 星新一 | 『妄想銀行』および過去の業績 | |
第22回 | 1969年 | 受賞作なし | ||
第23回 | 1970年 | 陳舜臣 | 『孔雀の道』『玉嶺よふたたび』 | |
第24回 | 1971年 | 受賞作なし | ||
第25回 | 1972年 | 受賞作なし | ||
第26回 | 1973年 | 夏樹静子 | 『蒸発−ある愛の終わり−』 | |
森村誠一 | 『腐食の構造』 | |||
第27回 | 1974年 | 小松左京 | 『日本沈没 』 | |
第28回 | 1975年 | 清水一行 | 『動脈列島』 | |
第29回 | 1976年 | 長編賞 | 受賞作なし | |
短編賞 | 戸板康二 | 「グリーン車の子供」 | ||
評論その他の部門賞 | 権田萬治 | 『日本探偵作家論』 | ||
第30回 | 1977年 | 長編賞 | 受賞作なし | |
短編賞 | 石沢英太郎 | 「視線」 | ||
評論その他の部門賞 | 山村正夫 | 『わが懐旧的探偵作家論』 | ||
第31回 | 1978年 | 長編賞 | 泡坂妻夫 | 『乱れからくり』 |
大岡昇平 | 『事件』 | |||
短編賞 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門賞 | 青木雨彦 | 『課外授業 ミステリにおける男と女の研究』 | ||
石川喬司 | 『SFの時代』 | |||
第32回 | 1979年 | 長編賞 | 天藤真 | 『大誘拐』 |
檜山良昭 | 『スターリン暗殺計画』 | |||
短編賞 | 阿刀田高 | 「来訪者」 | ||
評論その他の部門賞 | 植草甚一 | 『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』 | ||
第33回 | 1980年 | 長編賞 | 受賞作なし | |
短編賞 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門賞 | 受賞作なし | |||
第34回 | 1981年 | 長編賞 | 西村京太郎 | 『終着駅殺人事件』 |
短編賞 | 仁木悦子 | 「赤い猫」 | ||
連城三紀彦 | 「戻り川心中」 | |||
評論その他の部門賞 | 中薗英助 | 『闇のカーニバル スパイ・ミステリィへの招待』 | ||
第35回 | 1982年 | 長編賞 | 辻真先 | 『アリスの国の殺人』 |
短編賞 | 日下圭介 | 「鶯を呼ぶ少年」「木に登る犬」 | ||
評論その他の部門賞 | 受賞作なし | |||
第36回 | 1983年 | 長編部門 | 胡桃沢耕史 | 『天山を越えて』 |
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 受賞作なし | |||
第37回 | 1984年 | 長編部門 | 加納一朗 | 『ホック氏の異郷の冒険』 |
短編および連作短編集部門 | 伴野朗 | 『傷ついた野獣』(連作短編集) | ||
評論その他の部門 | 受賞作なし | |||
第38回 | 1985年 | 長編部門 | 北方謙三 | 『渇きの街』 |
皆川博子 | 『壁・旅芝居殺人事件』 | |||
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 佐瀬稔 | 『金属バット殺人事件』 | ||
松山巌 | 『乱歩と東京 1920都市の貌』 | |||
第39回 | 1986年 | 長編部門 | 岡嶋二人 | 『チョコレートゲーム』 |
志水辰夫 | 『背いて故郷』 | |||
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 松村喜雄 | 『怪盗対名探偵 フランス・ミステリーの歴史』 | ||
第40回 | 1987年 | 長編部門 | 逢坂剛 | 『カディスの赤い星』 |
高橋克彦 | 『北斎殺人事件』 | |||
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 伊藤秀雄 | 『明治の探偵小説』 | ||
第41回 | 1988年 | 長編部門 | 小杉健治 | 『絆』 |
短編および連作短編賞部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 受賞作なし | |||
第42回 | 1989年 | 長編部門 | 和久峻三 | 『雨月荘殺人事件』 |
船戸与一 | 『伝説なき地』 | |||
短編および連作短編集部門 | 小池真理子 | 「妻の女友達」(短編) | ||
評論その他の部門 | 直井明 | 『87分署グラフィティ ―エド・マクベインの世界』 | ||
第43回 | 1990年 | 長編部門 | 佐々木譲 | 『エトロフ発緊急電』 |
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 鶴見俊輔 | 『夢野久作』 | ||
第44回 | 1991年 | 長編部門 | 大沢在昌 | 『新宿鮫』 |
短編および連作短編集部門 | 北村薫 | 『夜の蝉』(連作短編集) | ||
評論その他の部門 | 竹中労 | 『百怪、我が腸ニ入ル 竹中英太郎作品譜』、 | ||
徳岡孝夫 | 『横浜・山手の出来事』 | |||
第45回 | 1992年 | 長編部門 | 綾辻行人 | 『時計館の殺人』 |
宮部みゆき | 『龍は眠る』 | |||
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 野崎六助 | 『北米探偵小説論』 | ||
第46回 | 1993年 | 長編部門 | 高村薫 | 『リヴィエラを撃て』 |
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 秦新二 | 『文政十一年のスパイ合戦』、 | ||
長谷部史親 | 『欧米推理小説翻訳史』 | |||
第47回 | 1994年 | 長編部門 | 中島らも | 『ガダラの豚』 |
短編および連作短編集部門 | 斎藤純 | 「ル・ジタン」(短編)、 | ||
鈴木輝一郎 | 「めんどうみてあげるね」(短編) | |||
評論その他の部門 | 北上次郎 | 『冒険小説論 近代ヒーロー像100年の変遷』 | ||
第48回 | 1995年 | 長編部門 | 折原一 | 『沈黙の教室』 |
藤田宜永 | 『鋼鉄の騎士』 | |||
短編および連作短編集部門 | 加納朋子 | 「ガラスの麒麟」(短編)、 | ||
山口雅也 | 『日本殺人事件』(連作短編集) | |||
評論その他の部門 | 各務三郎 | 『チャンドラー人物事典』 | ||
第49回 | 1996年 | 長編部門 | 京極夏彦 | 『魍魎の匣』 |
梅原克文 | 『ソリトンの悪魔』 | |||
短編および連作短編集部門 | 黒川博行 | 「カウント・プラン」(短編) | ||
評論その他の部門 | 受賞作なし | |||
第50回 | 1997年 | 長編部門 | 真保裕一 | 『奪取』 |
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 共同通信社社会部 | 『沈黙のファイル 「瀬島龍三」とは何だったのか』 | ||
第51回 | 1998年 | 長編部門 | 桐野夏生 | 『OUT』 |
馳星周 | 『鎮魂歌』 | |||
短編および連作短編集部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 笠井潔 | 『本格ミステリの現在』 | ||
風間賢二 | 『ホラー小説大全』 | |||
第52回 | 1999年 | 長編部門 | 東野圭吾 | 『秘密』 |
香納諒一 | 『幻の女』 | |||
短編および連作短編集部門 | 北森鴻 | 『花の下にて春死なむ』(連作短編集) | ||
評論その他の部門 | 森英俊 | 『世界ミステリ作家事典〔本格派篇〕』 | ||
第53回 | 2000年 | 長編及び連作短編集部門 | 天童荒太 | 『永遠の仔』 |
福井晴敏 | 『亡国のイージス』 | |||
短編部門 | 横山秀夫 | 「動機」 | ||
評論その他の部門 | 小林英樹 | 『ゴッホの遺言』 | ||
第54回 | 2001年 | 長編及び連作短編集部門 | 東直己 | 『残光』 |
菅浩江 | 『永遠の森 博物館惑星』 | |||
短編部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 井家上隆幸 | 『20世紀冒険小説読本(「日本篇」「海外篇」)』 | ||
都筑道夫 | 『推理作家の出来るまで』 | |||
第55回 | 2002年 | 長編及び連作短編集部門 | 山田正紀 | 『ミステリ・オペラ』 |
古川日出男 | 『アラビアの夜の種族』 | |||
短編部門 | 法月綸太郎 | 「都市伝説パズル」 | ||
光原百合 | 「十八の夏」 | |||
評論その他の部門 | 受賞作なし | |||
第56回 | 2003年 | 長編及び連作短編集部門 | 浅暮三文 | 『石の中の蜘蛛』 |
有栖川有栖 | 『マレー鉄道の謎』 | |||
短編部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 新保博久・山前譲 | 『幻影の蔵』 | ||
第57回 | 2004年 | 長編及び連作短編集部門 | 垣根涼介 | 『ワイルド・ソウル』 |
歌野晶午 | 『葉桜の季節に君を想うということ』 | |||
短編部門 | 伊坂幸太郎 | 「死神の精度」 | ||
評論その他の部門 | 千街晶之 | 『水面の星座 水底の宝石』 | ||
多田茂治 | 『夢野久作読本』 | |||
第58回 | 2005年 | 長編及び連作短編集部門 | 貴志祐介 | 『硝子のハンマー』 |
戸松淳矩 | 『剣と薔薇の夏』 | |||
短編部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 日高恒太朗 | 『不時着』 | ||
第59回 | 2006年 | 長編及び連作短編集部門 | 恩田陸 | 『ユージニア』 |
短編部門 | 平山夢明 | 「独白するユニバーサル横メルカトル」 | ||
評論その他の部門 | 郷原宏 | 『松本清張事典 決定版』 | ||
柴田哲孝 | 『下山事件 最後の証言』 | |||
第60回 | 2007年 | 長編及び連作短編集部門 | 桜庭一樹 | 『赤朽葉家の伝説』 |
短編部門 | 該当作なし | |||
評論その他の部門 | 小鷹信光 | 『私のハードボイルド』 | ||
巽昌章 | 『論理の蜘蛛の巣の中で』 | |||
第61回 | 2008年 | 長編及び連作短編集部門 | 今野敏 | 『果断 隠蔽捜査2』 |
短編部門 | 長岡弘樹 | 「傍聞き」 | ||
評論その他の部門 | 最相葉月 | 『星新一 一〇〇一話をつくった人』 | ||
紀田順一郎 | 『幻想と怪奇の時代』 | |||
第62回 | 2009年 | 長編及び連作短編集部門 | 道尾秀介 | 『カラスの親指』 |
柳広司 | 『ジョーカー・ゲーム』 | |||
短編部門 | 曽根圭介 | 「熱帯夜」 | ||
田中啓文 | 「渋い夢」 | |||
評論その他の部門 | 円堂都司昭 | 『「謎」の解像度』 | ||
栗原裕一郎 | 『〈盗作〉の文学史』 | |||
第63回 | 2010年 | 長編及び連作短編集部門 | 飴村行 | 『粘膜蜥蜴』 |
貫井徳郎 | 『乱反射』 | |||
短編部門 | 安東能明 | 「随監」 | ||
評論その他の部門 | 小森健太朗 | 『英文学の地下水脈 古典ミステリ研究〜黒岩涙香翻案原典からクイーンまで』 | ||
第64回 | 2011年 | 長編及び連作短編集部門 | 麻耶雄嵩 | 『隻眼の少女』 |
米澤穂信 | 『折れた竜骨』 | |||
短編部門 | 深水黎一郎 | 「人間の尊厳と八〇〇メートル」 | ||
評論その他の部門 | 東雅夫 | 『遠野物語と怪談の時代』 | ||
第65回 | 2012年 | 長編及び連作短編集部門 | 高野和明 | 『ジェノサイド』 |
短編部門 | 湊かなえ | 「望郷、海の星」 | ||
評論その他の部門 | 横田順彌 | 『近代日本奇想小説史 明治篇』 | ||
第66回 | 2013年 | 長編及び連作短編集部門 | 山田宗樹 | 『百年法』 |
短編部門 | 若竹七海 | 「暗い越流」 | ||
評論その他の部門 | 諏訪部浩一 | 『「マルタの鷹」講義』 | ||
第67回 | 2014年 | 長編及び連作短編集部門 | 恒川光太郎 | 『金色機械』 |
短編部門 | 受賞作なし | |||
評論その他の部門 | 清水潔 | 『殺人犯はそこにいる』 | ||
谷口基 | 『変格探偵小説入門』 | |||
第67回 | 2015年 | 長編及び連作短編集部門 | 月村了衛 | 『土漠の花』 |
早見和真 | 『イノセント・デイズ』 | |||
評論その他の部門 | 喜国雅彦 | 『本棚探偵最後の挨拶』 | ||
霜月蒼 | 『アガサ・クリスティー完全攻略』 |
コメントをかく