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「ラヴ・リンク」四話



「ああ゛っ……っ、あぅっ! ……くぅっ!」

 聖羅高校二階、一年生の教室が中心に置かれているフロアの女子トイレに、嬌艶な旋律がひびき渡っている。
 授業中だというのに、トイレの個室の中で情事に耽っている者がいるのだ。
 半裸にされて縛られ便座に拘束された哀れな少女――比奈見亜里沙。
 ツインテールを揺らし、眼鏡の奥の双眸をうるませながら、自らの身体に出し入れされているモノの痛みと――快楽に耐えている。
 悔しかった。
 自分が女であることは自覚していたものの、無理矢理生娘を奪われ、そのうえでよがる女がどこにいるというのだ?
 眼の前で腰を振るい、冷たい笑みを張りつけている男――背川正義は、普通にしていれば精悍な面差しの少年といってよかった。
 亜里沙はそれに惹かれたわけでは断じてない。
 だが、口調も性格も少年のそれに近いものの、本質的にはやはり女であったらしい。
 それも、とびきり淫乱な、である。

「はぁっ……あっ、はん! …………あぁぁっ!!」

 自身も信じられないくらいの、淫楽に溺れる娼婦のようなあえぎ声が洩れ出てくる。
 なによりおかしいのは、処女喪失したというのに気持ち良いという事だった。
 普通、初体験のときは感じる余裕などなく、殆どが痛みによって費やされるはずなのだ。
 ところが何ゆえか、この男に突き入れられる陰茎の感触は、亜里沙に確かな悦楽を与えていたのは間違いなかった。

「あんっ! やぁん!! だ……――――あぁぁあぁあ゛っっ!!!」

 快感を制御しきれず、突如として昇りつめてしまう亜里沙。
 絶頂をむかえた彼女の顔は、初めて堪能するはげしい恍惚に満たされ、気絶寸前のところまできていた。
 肉の棒が引きぬかれると、個室の中に潮が散った。
 ありえない事に、その相手は満足――射精していないらしい。
 正視したくはない肥大したモノは、未だ萎えようとはしていない。

「…………なかなか良かったが、これじゃない」

 普通なら、いきなり何を言い出すのかと訝るところだが、彼女にそんな余裕はない。
 たったいま自分の身に降りかかった災難を直視できずにいた。
 だが、彼はそんな亜里沙にはもはや何の興味も示していないようだ。



「……おいお前。着替え終わったら授業に戻るんだぞ。いいな?」

 何事もなかったかのような口調。
 いつもの、堂々とした生徒会長然とした雰囲気をまとい、手早く服を着替えてさっさと退出してしまう。
 扉の外には、「黒い三連性」が待っていた。

「……どうだった?」

 三人のうちのひとり、ウルフカットが尋ねた。どうやら彼女がリーダー格らしい。

「悪くはない。だが違う……」

 生徒会長の言葉にやや肩を落とすウルフカット。
 そしてついに、彼の口から重大な発言がおこった。

「もう長いこと見つかっていないから、そろそろと思ってな――潮時だ。鈴森朋美を呼び出せ。今日の昼休み、屋上に来いとな」

 ―――

 比奈見亜里沙が蹂躙された、前日の夜のこと。
 槍田秀一はいつものように、机に置かれているPCに向かっていた。
 なにやら絵を描いているのだが、秀一の暗い表情と同様、手がおぼつかない。
 それに、普段の彼が描くとは到底考えられない、冷たく、良くいえばクールな雰囲気の女性を書いている。
 長い黒髪をなびかせ、目鼻立ちの整ったりりしい面差し。均整のとれた肢体。
 いつもよりシャープに。可憐さより精悍さを。繊細さより豪胆さを。
 それを踏まえたうえで朋美を意識して格好良く描いてみたものの……やっぱり慣れないことはするもんじゃないな。
 彼自身も、その絵の巧さは萌え方面に特化したものだと分かってはいたものの、今は到底そんな気分じゃあなかった。
 言うまでもなく、朋美が女子トイレで辱めに遭っている現場に居合わせてしまったからである。
 一度は見張りに見つかってしまったものの、実はその後戻ってきて一部始終をほとんど耳に入れてしまったのだ。
 油断したのかしらないが、一度遠くまで逃げた後誰も見張らなくなったので見つからなかったのである。
 だが、果たして戻ってきて良かったのかどうか。
 自分に問いかけては、頭を抱えるの繰り返しだった。

「なんで……なんであの時助けにいかなかった? 情けねぇ……」

 そう……ただ呆然と立ち尽くすだけ――それどころか、高揚さえ覚えていた自分があまりにも腹立たしいのだ。
 朋美のあえぎ声をきいて、あげくに自涜に及ぶ彼女を想像して自らの男を硬くするなんて……彼女の友として失格だとさえ思った。
 それに、あいつらの口から出てきた言葉……



「これ撮っとかない? セーギのやつ喜ぶだろうし」

 セーギ――生徒会長である背川正義の愛称だ。
 なぜそこで彼の名が出てくるのか。
 あの温厚誠実な背川が、少女達が痴態に及ぶ写真を集めている、なんて考えたくもない。
 秀一は背川のことなど全く興味はないが、朋美に関わっているとなると話は別になってくる。
 いや、むしろ最初になんとかすべきなのは、「黒い三連性」のほうかもしれない。

「……俺に何ができる? 何が出来るっていうんだ! くそっ!」

 自分の無力さを呪い、思わず額に掌底を当てた。
 歯噛みしながら瞑目し、思考する。
 というより、何時間もそのことが頭から離れないのだが、何一つ良い案が浮かばない。
 それに、もし浮かんだとしても、自分に実行する勇気があるのか疑問だった。

「……む?」

 なんとなくデスクトップを眺めていたら、重大な見落としに気付いた。
 なんで今までメールしようと思わなかったんだろ……?
 おもえば、朋美の誘いを断って以来、メールでの交流は絶えている。
 自分は送っていないし、彼女からも……

「! おぉ……」

 秀一は、小さく感嘆の声を発した。
 来ていない筈のもの――朋身からのメールが届いていたのである。
 早速内容を見た。

「槍田くん、先日は無理なお願いをしてごめんなさい。
 でも、また一つ頼みたいことができてしまいました。
 ――今から私と会ってほしいんです。
 もちろん、槍田くんがよければですし……槍田くんも私に頼みたいことがあればなんでも言ってください。
 返信まってます――suzutomo」

 ……。
 …………。
 
「――ぐっっ!! うぅっ!!!」



 短い本文に目を通し終えた数秒後。
 秀一はいきなり胸をぎゅうっとおさえた。
 呼吸が荒く、手で眼を覆って何かに耐えている。
 ……駄目だ……駄目だ! この誘いに乗っちゃいけないんだ!
 彼女と会って何しようとしてる俺は!? 何を考えてる俺は!?
 いかん……そうだ! 朋美がどんな目に遭ってるか知ってるのかお前はっ!!
 それを知ってて……知って、て…………
 秀一は段々と、理性が本能に喰われてゆくのに身を任せていた。
 今の彼に、そこまで御する程の力は無かったのだ。

「そうだよ……もしかしたら、一緒に寝れば癒されるかもしれないじゃん……」

 欲情にのまれた男の思考は、ほぼ全てが、理性と客観性に欠けるもの。
 とんでもない台詞を吐く秀一の表情も、性欲抑制を妥協したことを思わせる、冷たい笑みが張りつけられていた……

 ―――

 聖羅公園。
 夜になると人気はまばら、どころか皆無になるといっていい。
 周囲に木々が並立しているため外部からは園内は見えにくいが、設置物は数個のベンチだけという殺風景な場所だ。
 ここを待ち合わせる場所と決めたのは朋美である。
 どうやら父親がいるらしく、彼が朋美の外出を許さないので、‘抜け出して’くるというのだ。
 一軒家と聞いたので、そう難しいことではないのだろうが……

「! 朋美……」

 先にベンチに座って待っていた秀一が、宵闇の中を歩む少女の姿をみとめて呟いた。
 ……エメラルドグリーンのワンピース一枚。
 夏だから別に違和感はないのだが、今の秀一には刺激的過ぎるかもしれない。
 淡い光をはなつ街灯が公園の中にまでおよび、あいかわらず不安定な足取りの朋美を照らしていた。
 ――その整った顔が、くしゃくしゃに歪んでいる。

「……槍田くん…………槍田くん!」

 立ち往生してややひきつった顔色の秀一に、全くスピードを緩めずにぶつかりかねない勢いで抱きついた。
 秀一も彼女の腰に手を回そうとしたが、震えていてできない。
 初めて経験する女の子の身体の感触・ぬくもり(特に胸)に、興奮より先に感動を覚えたのだ。
 魂が抜けたような阿呆面を暗闇に向け、やや呆けた調子になってしまっていた。
 ――ハッ!!
 と、彼はようやく‘目覚めた’らしい。
 少女が見ていないうちに表情を引き締め、嗚咽をもらす朋美の腰に手を回し、ひしと抱きしめた。
 彼にしては奇跡的なまでの動作といっていいだろう。



「鈴森、さん…………どうしたの?」

 努めて平静を装いながら、優しく問いかける少年。
 おそらく、心臓の鼓動はかつてないほど鳴りひびいていた。
 相手に伝わってないかと不安になるが、お互いそれどころでは無いように思う。
 懸念を表情に出さなかったのは、朋美に不安を抱かせないのと、何より彼自身のプライドのためでもある。

「……………………」

 返答はすぐには得られなかった。
 むろん、それに苛立ったりするようなことはなく、むしろこうしているのが心地よく感じていた。
 朋美の途息。やわらかな肌のぬくもり。性的な意味ではなく身体を重ねあっているこの感覚。
 しばらくされるがままもいいかな、と、なにか安寧とした気持ちになっている。
 不思議だった。
 考えたくもないが、ついさっきまで彼女を手込めにしようなどと思っていたではないか。
 それがどうだろう。
 別に意識するでもなくそういった邪な欲望が無くなっているのだから、人間の感情とは奇異なものである。 

「…………槍田……くん」

 どれほどの時間、そうしていたかは分からない。
 かわいい声で唐突に呼ばれ、秀一は身体を跳ね上げそうになるほど驚いた。
 ほどなくして、ようやく朋美が秀一から離れた。
 といっても、一歩にも満たない絶妙な距離間である。
 最高に美しい少女の澄んだ瞳が、お世辞にも男前とはいえない少年のおもてを、真っ直ぐに見据えている。
 一方、彼の方はというと……彼女の期待に応えきれず、なかなか目を合わす事が叶わない。
 たまに合わさってもすぐにそれてしまい、何か気まずげにうつむくのだ。
 それは秀一という人間を十二分に表していたが、こんな場面では雰囲気を悪くするだけだ。
 ――と思われた。
 少女の真剣な表情が急にほころんだかと思ったら、

「……くすっ」

 という忍び笑いがもれて、さらにはくつくつと微かな笑い声を発し始めたのである。
 口元をおさえながら上品な笑声を響かせるところが、なんとも彼女らしかった。
 ぽかんとする秀一をよそに、朋美が口を開き始めた。

「槍田くん………………チャック……」



 少女がその単語を重々しく開くなり、少年はハッとして社会の窓を見た。
 ――全開だ。
 ‘実’まで出ていなかったから良かったものの、いや、どちらにせよこんなことで笑ってくれるとは、助かったと思った秀一である。
 目線を合わせられずキョドっている自分を見て吹き出したのかと思ったが、とんだお門違いだったらしい。
 慌てて窓を閉めてから、ちょっとした恥ずかしさを隠すように言った。

「良かった、鈴森さんが笑ってくれて。もう見れないんじゃないかって、心配してたんだぜ?」

 事実である。
 常日頃からあんなコトをされているのだと思うと胸を裂かれるし、彼女にとってあれはどれほど辛いものなのか、今はそれが一番気がかりだった。

「………………ごめん、なさい……」
「いや……全然気にしてないよ。寧ろ……」

 凄く嬉しかったよ。
 俺、朋美のことが好きだから、抱きつかれた時なんかもう、死んでもいいとさえ思ったよ――
 などと言える秀一ではなかった。

「……それより、用事って何?」

 どうにか別の台詞に切り替えることができた。
 ここまで気転がきく自分に感心した少年である。
 ふだんの、あるいは以前の自分だったら、どうしたってこんなに口が回るとはおもえない。
 ……自分も訊きたい事が山ほどあるのだが、相手から用を告げられた以上は、大人しく聞く必要があるだろう。
 秀一には、それだけの気遣いを出来る心と、度量の大きさが持ち併さっていた。
 だが、朋美の方はと云うと、どうしようかと思案に暮れるはめになっていた。
 まさか――彼に抱かれたくて家を飛び出してきた、などと、今の雰囲気となってしまっては言えまい。

「………………あのね……槍田くん、実は……――」
「無理しないで」

 極めてゆっくりと喋る朋美の台詞を半ば遮る格好となった。
 しかし、朋美の反応はどうだろう。
 優しく、諭されたかのようなひと言に、呆気にとられて秀一を見た。
 不器量な顔立ちだが、微かな笑みを見せる秀一のおもてには、どこか人を安心させる雰囲気を纏っているようだ。
 朋美も例外ではなく、いや、それどころか聖人のような感覚さえ抱かせた。

「あ……いや、ゴメン」



 突然くだけた感じになって、苦い表情を浮かべる少年。
 さっきまでの雰囲気はどこへやら、である。

「……でもさ、こういうのもなんだけど…………俺がいるじゃん?」

 朋美はふたたび呆気に取られて……今度は少年の顔を見ることができなかった。
 秀一がかすれ声になっているのに気付いていたからかもしれない。

「俺がいる……………………だからさァ……」

 いつの間にか、彼が自分の両手を握っていたことに気付く。
 乾いた、ざらざらした掌だけど、あったかい。
 頭を垂れる秀一を見て――視界が霞んでいた。
 恐らく、相手も同じ状況だと思う。

「話してよ…………! 俺って……そんな、に、頼りない奴かぁ……? お願いだよ朋美……」

 情けないとは思っていても悲哀の感情は止められず、涙と鼻水でくしゃくしゃになった顔と声で、言葉をつむぐのもやっとだった。
 初めて名前で呼ばれた感慨にふけるより、自分に対しての嘲笑いたい気持ちでいっぱいだった。
 たぶん秀一くんは、私がどんな目に遭っているか知ってる。
 だからこそこんなに心配してくれていたのに、自分は何を求めて会いに来たのだろう?
 涙が白い頬をつたっていくと同時に――朋美は腹をきめた。
 揚々にして、全てを話そうと誓ったのである。

 ―――

 ふたりは場所を移動して、ベンチに腰掛けて喋っていた。
 夜の闇に落ちた空間の中で朋美が発する透きとおった声は、鱗粉を散らす蝶々のような甘やかさを感じる。
 全てを話し終えたとき……少女は息切れを起こしていた。
 もともと歯切れは良くないし、話すのも不得手なものだから、どれほどの時間を要したかわからない。
 秀一はとぎれとぎれな彼女の言葉を一度もさえぎることなく、ずうっと口を閉ざして聞いていた。
 これは半端じゃなく苦行になる。そう思った。
 いまや、朋美と寝たいだとか、肌を重ねたいだとか、そういう思いは良い意味で萎えきっていた。
 これだけの話を聞かされたら、自分も彼らと同類項に位置するのではないかと思うと、とてもじゃないが彼女に手を出そうとはおもえない。
 それよりも、奴らをどうするかの方がよっぽど大事な事柄だ。
 とはいえ、一体どうすれば彼らを止められるのか。
 極論を言えば、実力行使すればいいだけの話かもしれないが、それは自分の身をも滅ぼすことになる。
 かといって行動を起こさないことには何も変わらない。
 悩みに悩んだ末に、秀一はこういう結論を出した。

「わかった。俺もついてくよ」



 堂々きっぱりと宣言した。

「……秀一くん、が?」

 もう名前呼びだろうが、違和感など微塵にもない。

「ああ。相手が猛獣ならともかく、言葉が通じるならまだましな部類だ。
 それに俺がいるとなっちゃ、眼の前でおま……朋美を踏みにじろうとはできないだろ。いや、俺がそんなことはさせない。絶対に」

 確かにそのとおりだった。
 無抵抗な美少女ひとりに猛威を揮えても、男も同伴とあっては下手な真似は出来ないはずだ。
 実は秀一、身体には自身がある。
 喧嘩は小学生以来していないが、一時期筋トレにハマっていたためか、胴長短足のきらいはあるものの体格は立派なものだ。

「だからさ、朋美。安心しろなんて言わないから、無理はしないでほしい……俺がいるんだから、いつでも頼ってくれよ」

 まァそこまで頼れる男かは疑問だけど……
 とは彼が口に出さずに付け加えた自虐だが、果たしてそれは本当なのか。
 ――ふと、隣に腰掛ける朋美が、寄り添うように秀一の顔を覗き込んできた。

「……じゃあ、いつでも頼っちゃおうかな。……そうしないと、私の……きゅ、救世主様に怒られちゃうもの」

 朋美の歯が浮きそうな弁に少しぼうっとした秀一だったが、すぐに引き締めた。

「おうよ! いつだっていいぜ。その代わり……」

 …………。
 その代わり――次につづく口上が、喉につっかえて出てこない。
 なんとなく、流れからしてあれしかない様な気がするのだが、いざとなるとどうにも口にしづらいものだ。

「…………その代わり――!」



 言いあぐねる秀一に、衝撃がはしった。
 お互いにベンチに座ったまま、身体は深く寄り添い合い――唇が重なり合っていた。
 朋美が、半ば強引に自分の方へ向かせ、奪ったのだ。
 声に出して狼狽しそうになったが、あいにく塞がれていて叶わない。
 しかしすぐに心を落ち着けると、少年も少女に倣い、まなこを下ろした。
 正直、おどろいた。彼女がこんなに積極的だとは思わなかったからだ。
 俺も俺だ。ファーストキスだってのに、なんでこんなに落ち着いてられるんだろう……
 程なくして、お互いの口を遠ざける。
 見つめ合うふたりの頬はわずかに紅潮していたものの、色めいている雰囲気はない。 
 深い接吻ではなかったが、二人にとっては人生において最も濃縮された時間だったのは間違いなかった。

「…………女神さまのキスとあっちゃ、こりゃ頑張らないわけにいかないな」
「まぁ…………秀一くんったら……」

 ここまでくるとバカップルもいいところだ。
 その代わり……後に続くセリフなど、かれらにとっては暗黙の了解だった。
 全てが終わったら、ふたりで――

 四話 おわり



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作者 6-548
2009年01月11日(日) 16:30:10 Modified by ID:QoBh7SNwMg




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