2chエロパロ板の「井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ」の作品をまとめたサイトです。

召喚獣が本音をしゃべっている!?

「どっどうしよう・・・」
「面白いのう」

姫路さんと美波が自分の召喚獣で手一杯なのか、僕が秀吉と喋っていても怒らない。

『明久の本音を聞いてみたいのじゃ・・・』

「ひっ秀吉!?」
「わっワシは何もいっておらぬのぞ!?」

『それより、明久はワシの事が好きかのう?』
「もちろん大好きだよ!秀吉は?僕の事好き?」
『大・・』
「何をいっておるのじゃお主は!」

秀吉が召喚獣の口を塞ぎ言わせない。

「秀吉!大の次はなんなの!?好きなの!?嫌いなの!?」
「どちらも無いのじゃ!ワシは明久の事を普通と思っておるぞ!?」
「どうなの?」

僕は召喚獣の方の秀吉に聞いてみる。
すると、僕の胸に飛び込んでくる。

「駄目じゃ!」

秀吉がギュっと自分の召喚獣を抱き元に戻す。

「お主は何を言っておるのじゃ」
「いいじゃないの?僕は大嫌いって言われてもいいから聞かせてよ!」
「違うのじゃ・・・・」

すると、腕を緩めた秀吉の手から召喚獣がピョンと降りて僕の頭の上に座る。

『明久の頭の上は心地よいのじゃ』
「それで、秀吉?僕の事は好き?」
「駄目じゃ!」

秀吉が僕を押し倒したが秀吉の召喚獣は後ろにピョンと引いて一言言った。

『ワシは明久の事が大好きじゃぞ!』
「ほっ本当!?」
『本当じゃぞ』
「秀吉ー?」

僕を押し倒していた秀吉は体をさっと後ろに引いて顔を真っ赤にしながら俯いていた。
それから、秀吉は僕が何を言ってもプイッと向こう側を向いているので正直者の召喚獣をずっと撫でてあげたり
抱きしめてあげたりしていた。すると、それを見ていた秀吉が言いづらそうに言葉を放った。

「あっ明久」
「どうしたの?」

すると、僕達の召喚獣が何か変な暗号的な言葉を喋りながら教室から出て行ってしまった。

「あれ?」
「雄二・・・追いかける」
「・・・・逃がさん」
「あっ!待ちなさい!」

美波や姫路さんや霧島さんムッツリーニが自分の召喚獣を追って教室から出て行ってしまう。
秀吉もその気にのって僕から離れようと思ったのかドアに向かって走りだす。
僕は秀吉の腕を引っ張って行かせまいとする。しかし秀吉も力ずくと行こうとするので中々な攻防戦になっている。
そのまま数分間、引っ張り合ったあげく勝利の女神は僕に微笑んだ。

「秀吉?何で逃げようとしたの?」
「わっワシの召喚獣が・・・逃げたからじゃ・・・」
「嘘でしょ?」

僕がニコニコと微笑みながら秀吉に問う。
いつもなら美波や姫路さんに関節技を掛けられている頃かもしれないけれど今は二人共いない。
この教室には今は秀吉と僕しかいない。たぶんみんなは当分探し回っているはずだから帰ってこないだろう。
今なら秀吉自信の本音を聞けるかもしれない。

「うっ嘘じゃないのじゃ!」
「じゃあ、何でそんなに顔が赤いのかな?」
「あっ赤くなどないのじゃ・・・・」
「それじゃあ風邪でもひいたのかな?」

僕が心配そうな顔をしながら秀吉のおでこに僕のおでこをくっ付ける。
すると、秀吉から何かボンッと言う顔が赤くなるような音が聞こえてとても面白かった。

「たしかに熱いね」
「そっそうかのう?」
「うん、熱かもしれないから保健室に行った方がいいかもしれないね」

そう言い秀吉をお姫様抱っこする。

「なっ何をしておるのじゃ!」
「だから、秀吉が辛そうだから保健室に行かせてあげるんだよ」
「だっ大丈夫じゃから、降ろしてほしいのじゃ!」

秀吉が顔を真っ赤にしながら大声で言うので僕は仕方なく秀吉を地面に寝かせる。
でも、秀吉を抱けただけでもいいかな?それにしても秀吉の体は本当に柔らかくて小さくて
体重など皆無に等しいぐらい軽かった。しかも甘い香りが頭からや体全体からするのでずっと抱きしめておきたいぐらいだった。

「本当に大丈夫なの?」
「大丈夫じゃ!」
「でも、少し横になった方がいいんじゃないの?」
「だいじょう ケホッ」

何かに秀吉が咽た。
これは僕としてはとても好都合だ。

「ほら、やっぱり熱じゃないの?保健室行く?」
「だっ大丈夫じゃから・・・」
「じゃあ、少し横になる?」
「うっうむ・・・」

僕が真剣に言うのに折れたのか秀吉がそっと横に寝る。
僕は秀吉に上着を掛けてあげた。

「!?」
「少し、外を見てくるから横になっててね」
「うむ・・・了解じゃ・・・」

僕は秀吉に言うと教室の外に出た。
別にこれといって訳はないのだが、僕の上着を残していくと秀吉は何をするのか見てみたかったのだ。
たいして期待はしていなかったのだが、教室のドアをそっと開けて中を覗く。

『あっ明久はおらぬし・・・少しぐらいなら・・・大丈夫かのう?』

秀吉は僕の上着をそっと鼻に当てて匂いを嗅いでいるのだろう数分間した後鼻から離した。

『ふぅ・・・・明久の匂いはいい匂いなのじゃ・・・』

僕は、この瞬間ドアを大きく開けて秀吉を見た。
秀吉は咄嗟に横になり上着を被る。なんて言う早業だ。

「秀吉?」
「何じゃ?」
「秀吉の上着を貸してくれないかな?」
「何故じゃ?」
「ふふ・・・・自分がやってた事がわかってないのかな?」

すると、秀吉がビクッと体を震わせる。

「ちっ違うのじゃ・・・明久・・・あれは・・・」
「僕の匂いがどうしたの?」
「ちっちがうのじゃ・・・・」
「秀吉、上着」

僕の上着と自分の上着を僕に渡す。
秀吉の上着を手に取り僕は秀吉の目の前で鼻に当てた。

「いい匂いだね、秀吉」
「駄目じゃ・・・そんな事しちゃ駄目なのじゃ・・・・」

秀吉が少し悲しそうな顔をするので、僕はすぐさま秀吉の上着を返してあげた。

「ごめんね、やっぱり気持ち悪かったよね」
「・・・・」
「ごめんね」
「べっ別に・・・そこまで謝らなくてもよいのじゃ」
「秀吉は本当に素直じゃないね」
「なっなにがじゃ!?」

それから数分間秀吉とのんびりと話し合う。
美波達はまだ帰ってこないので、ここで秀吉の本音を聞かせてもらおう。

「それでね、秀吉・・・・」
「どうしたのじゃ?」
「結局の所僕の事はどうおもってるの?」
「ふっ普通じゃが・・・」
「好きか嫌いでね」
「・・・・」
「どっちなの?ちなみに僕はもちろん大好きだからね」
「・・・・友達として好きなのじゃ」
「僕は、恋愛対象としてだよ?」
「・・・・す・・・」
「す?」
「・・・き・・・なのじゃ・・・」
「ふふ・・・やっと秀吉の本音が聞けたね」

秀吉が本音を言ってくれた。
僕の心の中で何かが渦巻いている。
いつもいつも可愛いとかお嫁さんとか言ってるから嫌われているのではないかと思っていたのだが
この言葉を聞いた時本当に嬉しかった。今すぐにでも抱きしめたかったがその必要はなかった。

「明久・・・・」

ポンッと僕の胸に頭を寄せる。
僕はそのまま、秀吉をギュっと優しく抱きしめてあげた。
それから、数分間秀吉の柔らかい体と甘い香りを楽しんでいると教室のドアが開いた。

「ア〜キ〜?あんたは何やってんのよ!」
「ごっ誤解だよ美波!秀吉が辛そうだったから!」
「また、そうやって嘘を付くのね!今日は本当に三途の川に一回行った方がいいのかしら?」
「そっそんな!僕が死んじゃうじゃないか!秀吉も何か言ってよ!」

秀吉の方に助け舟を求める。
すると、秀吉はいじわるな顔をしながら僕の耳元で何かを言う。

「助けてほしいかのう?」
「おっお願いだから!」
「でも、駄目じゃ・・・あれほどワシにいじわるをしたのじゃからな」

そう言うと、美波の前で僕にキスをした。
キスと言うほどの物かわからないけれど秀吉の口と僕の口が5秒ほどくっ付いた。

「アキ!あんた・・・」
「ちっ違うよ美波!あれは秀吉が勝手に!」
「島田よ・・・助けてほしいのじゃ・・・・明久がワシを脅迫したのじゃ・・・・。
キスをしないとワシの服を引き千切るといわれたのじゃ・・・・」
「アキ・・・・あんた、生きて帰れないと思いなさい!」
「そっそんな秀吉!酷いよ!」

そのまま、秀吉が僕から離れていたずらな微笑みを浮かべながら舌を少し出す。
こんな秀吉今まで見たことはないが、本音を僕に喋ってしまったからだろうか?何故か嫌な気持ちはしなかった。
そのまま、僕は美波から逃げて狭いロッカーに入り込んだのだか、向こう側から足跡がする。

「誰だろう・・・」

美波じゃない事を祈っているとその足跡はロッカーの前で止まる。

「明久、ばればれじゃぞ?」

秀吉がいじわるな声で明るく言う。
駄目だ・・・今の秀吉に見つかってしまうと美波に言われてしまう。
すると、秀吉がロッカーのドアを開けて言う。

「島田よー明久がここにおるぞー」
「ひっ秀吉!?」

やっぱり、言われてしまった。
そのまま、僕が逃げようとすると、秀吉が僕をガシっと捕まえて逃げさせてくれない。

「ひっ秀吉酷いよ!」
「いつものワシの事を女扱いしておるのじゃから偶には明久も辛い目にあうのじゃぞ!」
「そんな・・・」

秀吉がギュっと僕を抱きしめているので捕まえているというよりか抱きついているような感じだったのでとても気分がよかった。
それから勿論の如く美波と姫路さんにおしおきをされてボロボロになった後秀吉がゆっくりと僕の前に来て一言言った。

「あれほどの事を言わせたのじゃからワシの事を幸せにしてくれるのじゃろう?」

そう言うと、秀吉はスキップをしながら何処かに言ってしまった。
秀吉が行ってしまう間際秀吉の顔には幸せと喜びの表情が見て取れた。

「うん、絶対に幸せにしてあげるよ」

秀吉が行ってしまった後、僕は誰もいない方向へ独り言を呟いた。





このページへのコメント

あーいいなぁ~
私もこんな出会いがあったらなぁ~

0
Posted by アキくん 2012年07月15日(日) 11:04:29 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

スレ別まとめ

どなたでも編集できます