2chエロパロ板の「井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ」の作品をまとめたサイトです。

雄二が目を覚ますと、視界に飛び込んできたのは自身を閉じこめる檻だった。
「(翔子の奴、またか……)」
慣れたくもないが、この手のことは多いので慣れてしまった自分が憎かった。
手首に違和感を感じ、確認すると丁寧なことに手錠までかけてある。だが、それは見慣れた手錠よりやや大きいようだ。
「あれ? 買い換え……」
口を開いた時、雄二はようやく気が付いた。首筋に手を伸ばすと、サラサラの長髪の感触があった。
人間の髪は毎日伸びている。だが、一晩でここまで伸びることは有り得ない。つまり……。
「……雄二、目が覚めた?」
扉を開く音に雄二が振り向くと、そこには姿見を引きずった雄二がいた。一方、その姿見に映る自分の姿は翔子のそれ。
つまりは、寝ている間に入れ替わられたということだった。
「なんの悪ふざけだ、翔子」
「……気付いたことがある」
自身の姿で翔子が喋る。
「……入れ替わった上で襲えば、既成事実を簡単に作れる」
最悪の計画に雄二の頭は回避のために回転を始める。
「無理矢理はよせ、犯罪「……になるのは雄二。だから雄二は私を受け入れ、和姦にするしかない」
「今、したところでお前は俺の姿だ、興奮するのか?」


「……だからこれを持ってきた」
翔子は答えながら檻の外に姿見を設置した。檻に手錠で繋がれた雄二(in翔子Body)の姿が目に入る。中々に犯罪的な絵面だった。
「……これで準備万端」
檻の中に翔子が入る。一歩一歩近づく翔子の姿は雄二にとって、人生の墓場から襲いくる死神に見えた。
翔子の体になって改めて自分の体を見た雄二は自分の恵まれた体格を恨んだ。
「クソッ、むざむざやられるか!」
手錠が邪魔だが、雄二は無理に戦闘体勢をとる。肉体的には不利だが、喧嘩の経験値なら圧倒的に雄二に分がある。
「……ゆう、……翔子」
雄二になりきってか、雄二を翔子と呼ぶ翔子。翔子が伸ばした手を避け、カウンターの右拳を胴へ叩き込む。だが。
「……雄二の体、すごい」
自身も相手も肉体が違う。翔子の打撃力ではまるで歯が立たない。
「……観念して、翔子。優しくする」
雄二を翔子が抱き締める。雄二は逃れようと足掻くが、力が違いすぎた。
次は顔に手がかかった。そして、目を閉じた翔子(in雄二Body)の顔が雄二(in翔子Body)に迫る。
単純な腕力はともかく、この手のホールドは元より翔子の方が巧く、肉体まで違う以上、逃れることは不可能だ。


そして、二人の唇が触れ合う。舌が差し込まれるが、噛み切るわけにもいかない。
雄二の口内で翔子の舌が雄二の舌に絡んできた。逃れようにも、逃れる場所がない。程なくして捕まり、柔らかな舌が絡み合った。
「(嘘だろ、気持ちいい!?)」
キスだけで雄二は、いや、翔子の体は興奮していた。
「……翔子の体のことはわた……俺が一番知ってる」
もっともな道理だった。
「……例えば」
翔子は雄二(in翔子Body)の体を反転させ、背後から抱きすくめる。
「……胸はどうすると気持ちいいか」
翔子の手がさわさわと胸を這う。
「んあっ……!」
胸を触られ、快感を得る。雄二は考えたこともなかった。
そのまま手は無遠慮に乳房を揉みしだく。自分の体だけあって、翔子の攻めは実に的確だった。
「んんっ……」
翔子の体とはいえ、胸で気持ち良くなるのは雄二には恥ずかしかった。歯を食いしばり、ぎゅっと目を閉じて必死で耐える。
「……翔子、気持ち良くない?」
「だ、誰が気持ち良くなんかなるか……」
必死で快感を堪え、雄二が返す。
「……あれを見て」
翔子がそう言って指さしたのは姿見。おもわずそれを見た雄二の目に飛び込んだのは頬を上気させた翔子の姿だ。

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