2chエロパロ板の「井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ」の作品をまとめたサイトです。

【全年齢向け】※行間空き多め

「さて問題です 今日ボクはスパッツをはいているでしょ〜か?」
制服のスカートを軽くつまみながらクイズをだす
テスト前の楽しい楽しい勉強会でのこと
ボク達は今、代表のおうちをかりて勉強会をしている

スカートの裾を少しはためかせただけで、男子陣(弟くん以外)の視線が動くのが面白い
そんなに食い付くものかな?
ほら、いいの?見ないふりしても見てることバレてるよ
「雄二、…おいたはダメ」
「…代表、それ多分聞こえてないよ」
手慣れた動きで気絶させ、強制的に視覚と聴覚を奪う代表と奪われた坂本くんに、スカートをヒラヒラさせながら言う
「アキ、最新の、勉強法、らしい、わよ こうやって辞書を直接頭にねじ込むの!!」
「やめて、美波!!コメカミに角を押し当ててグリグリするのはやめてぇ!!!」
「はい、これもどうぞ美波ちゃん」
両手に持った辞書の角で吉井くんの両コメカミをグリグリする島田さんと笑顔で広辞苑を手わたす姫ちゃん

と、ここまではいつもの光景


「あれ?ムッツリーニくんは興味なかった?」
いつもなら出血してるはずのムッツリーニくんが澄ました顔で窓を見ている
「…スカートの中など興味はない」
そっぽを向いたままでムッツリーニくんが言う
ふ〜ん 面白いことになった
「そっかぁ、いや〜残念だなぁ」
そう言いながらムッツリーニくんに近づく
窓ガラス越しにこちらを見ていたムッツリーニくんが、一瞬ビクッとしてこちらを向く
さて、どこまで耐えられるかな?
「今日ボク、スパッツはいてないんだ」
わざと笑顔で言いながら再びスカートを軽くつまむ
ムッツリーニくんが反射的にスカートを見て少し下を向いた
その瞬間、耳元に、ムッツリーニくんだけに聞こえるようにささやく
「今日ボク、ブルマ、をはいてるんだ」

舞い散る鮮血
倒れる小柄な少年の体
あがる友人(弟くん)の悲鳴
「ムッツリーーーーニ!!!?」
しかし、倒れた少年は残された力を振り絞って問う
「…既に過去の世界遺産…国宝となったそれを…なぜ…工藤愛子、お前が持ってい…る」
血の海に倒れ、息も絶え絶えになり友の腕に抱き上げられながら放たれた問い
…う〜ん、期待以上のリアクションがあって大成功だったけど、それにともなってかなりの出血があったな 大丈夫かな、ムッツリーニくん
まぁでも゛ブルマ゛に目を爛々と輝かせている間は平気かな? そう気を取り直してその問いに答えることにした
「少し年が離れたイトコが昔、小学校や中学校の時はスカート下にブルマをはいてたんだって 使ってないのがあったからもらってみたんだよ」
目を覗き込みながら言うと目を逸らされた
むぅ…、ちょっとそれは失礼じゃないかな?


「ほぅ、ブルマとな」
珍しく弟くんが興味を示した
「それはハーフパンツとは履き心地がちがうのかのぅ?」
「そうだね、布地が少ないからハーフパンツよりは涼しいかな」
「見た目もやはりかなりちがうのじゃろうな」
「全然、ちがうよ なんか体操服で下だけ水着着てるみたいな感じ」
再び舞い散る大量の鮮血
…うん、予想通りのリアクションだけど、そろそろ本当に体に差し支えそう
だけど弟くんは手慣れた様子でムッツリーニくんを止血しながら話を続ける
「そうか…昔の学校が舞台の脚本で何度か言葉として目にしたことはあったが、今一つイメージがわかなくてのぅ」
「あはは 確かに 今は、スポーツのユニフォームといえばショートパンツやハーフパンツだもんね」
確かに今の生活の中でブルマを見ることはそうないかもね
一番近そうなのは…テニスのアンダー?男子には確かに想像しにくいかも
「まぁ、ボクは水泳部だからブルマとたいして変わらないけどね」
と、ウインクをしながら茶化して言うと
「ふむっ、そうか… そういったイメージで考えればよいのじゃな」
と弟くんは疑問が解決し晴れ晴れとした表情で言った 血だまりの中で
うわぁ、ムッツリーニくん もはや輸血がないといけない量の出血してないかな、それ
「ブル…なぞに、興味はな… ブル…マ」
怖い怖い怖い怖い!!
もはや気力だけでカメラを持ってる!!
「も〜、そんなに気になる?」
改めてスカートをつまみなおす
血だまりの中で構えられるカメラ
…この気力を生み出すムッツリーニくんのエロスへの情熱ってすごいなぁ、って少ししみじみしてしまう
「ムッツリーニ 無茶をするでないぞ」
「…男に…は、人生の中でやらなくてはな…らないときが、ある そ…れが、今だ」
弟くんの忠告に格好良く返しているムッツリーニくん
迂闊にもトキメキかけたけど、要はブルマ見たいってことだよね
まぁ、これはこれでムッツリーニくんらしくて面白いからいいんだけどね
「…男の決め所ならしかたあるまい 武運を祈るぞ」
あ、弟くんはそうでるんだ
そういえば優子が弟くんは男らしさに憧れがあるみたいなこと言ってたっけ
弟くんも弟くんで面白いよね


「見せてもいいけど、ひとつ問題があるんだよねぇ」
そう言うと、ムッツリーニくんがものすごい勢いでくいついてきた
「な…なんだ 問題解決に手段は選ばない」
ふふっ、面白いなぁ
さてさて、ブルマ披露までついてこれるかな?
「あのね…」
わざと声を小さくして、ムッツリーニくんに近づく
怪訝そうにこちらを見るムッツリーニくんの顔を素通りして、再び耳元でささやく
「上の服をブルマの中に入れるのと出しとくの、どっちがいい?」

そうして一瞬の沈黙ののちに世界は深紅に包まれたのでした、ちゃんちゃん


結局、その出血が決定打となってムッツリーニくんが勉強会に復帰することはなかった
「…無駄に体力を消耗した…」
「あはは、何かゴメンね」
出血多量でフラフラのムッツリーニくんと歩く帰り道
多少の責任を感じたボクは送ることにした
「…よく考えるまでもなく工藤愛子、お前には撮らせる気がない」
恨みがましい表情に見えるのはボクの気のせいかな
「え〜、そんなことないかもよ?」
まぁ、確かにムッツリーニくんがブルマ披露まで持たないことを見越して色々遊んでいたけれど…
ほら、良心が痛む
だから送っているんだ
「…そもそも俺はブッ…ブルマなどに興味はない」
薄暗くなった道で先をフラフラ歩きながら言うムッツリーニくん
あ〜、そこまだ言い張るんだ
ムッツリーニくんのそういうところが、ボクの悪戯心を刺激するんだよ?
わかってるのかなぁ?
ムクムクとわき上がる悪戯心
…いや、ダメダメ もう今日これ以上は本当に体にさわるから
「ふ〜ん」
とりあえずニヤニヤ受け流しておいてあげる

と、先を歩くムッツリーニくんのたどる道に違和感がわく
「ねぇ、ムッツリーニくん?」
「…なんだ」
あ、返事するのもダルそう
再び良心が痛む
でも、ちょっと確認したいことがあるんだ
「…もしかしてボクん家のご近所、とかじゃないよね?」
そう、これはボクの家の方向
「ちがう」
そう言いながら先をフラフラ歩くムッツリーニくん
「…ボクがムッツリーニくんを送るんだよ?」
確認の意を込めて口にする
「送られる必要はない」
「イヤイヤ、血が足りなくてフラフラしてるでしょ!?」
あっさり言われて思わず突っ込む
まぁ、出血させたのはボクなんだけどね


「…このぐらいの出血量なら問題ない」
通常の人体のなら致命的な出血量だと思うんだけど…
と、ぼんやりと突っ込んでる場合じゃなかった
「じゃぁ、早く帰りなよ ボク送ってもらわなくても大丈夫だから 余計な距離動くと体力なくなっちゃうよ?」
ムッツリーニくんが自分を送ってくれていることに気がついて、慌て告げる
「…別に送っているわけじゃない」
あれ?ボクちょっと自意識過剰だった?
そう思いながら、立ち止まらずに前をフラフラ行く彼に問う
「じゃぁ、何?」
「…………、工藤愛子、薄暗くなってきたからお前の家にたまたま行く用事があっただけだ」
うん、あのさ…
「ボクの家に何の用事があるの?…本当に素直じゃないよね」
思わず顔がほころぶ
こんなにフラフラになっているのに、薄暗くなってきたからボクを送ってくれるつもりだったらしい
先をフラフラ歩くムッツリーニくんの表情は見えないけれど、この薄暗さで赤くにやけたボクの頬も見えない事を祈った


結局家の近くまでムッツリーニくんはフラフラと送ってくれた
「…今日はゴメンね 後、送ってくれてありがとう」
「…別に送ったつもりはない」
「…で、ボクの家に何の用事?」
「………!?」
「う・そ …ゴメンね 意地悪して」
頷いて、きびすをかえした彼の背中に手を伸ばし制服のエリを引く
そして再び耳元でささやく
「お詫びのシルシ カメラ後で見てね でも売っちゃヤだよ?」
そう言ってムッツリーニくんを見ることなく家に走った
走ったから、きっと、こんなにも鼓動がうるさくて頬が熱いんだろう



「…反応に困る」
出血量のせいだけではないふらつきで家に帰って、カメラのデータの前で1人頭を抱えることになった
目の前の画面には一枚のブルマ
体操服(上)も履いている被写体もない、ブルマのみの写真
…おそらくこれは、自分が出血多量でノビている間に責任を感じた工藤愛子が撮ったもの
はいたまま撮るのは躊躇われ、脱いで目的のもののみを写したのだろう
ブルマのみでも、これがあの伝説の代物かと思うとありがたさがある
純粋に体操服としてつくられているところが伝説のポイントだ
しかし、被写体がはいているものを一瞬でも期待してしまっただけにその落差は避けられないものがある
決して被写体が目的なのではない、決して、くれぐれも
そう思いながらも、耳が熱くなり、耳元でささやかれた息が思い出される
自分のすぐ近くにあった顔
ふれそうな柔かな頬
近づくとわかる彼女の香り
そんな記憶を振り落とすように頭を振る
「…こんな衣服のみは売り物にならない」
そうつぷやきながら、データを商品リストから外す
この衣服写真の価値は自分だけが知っている
売っちゃヤだよ、とうす闇の中で恥ずかしそうに言った少女がはいていたということは、自分だけが知っている

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