2chエロパロ板の「井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ」の作品をまとめたサイトです。

今、本音をしゃべる召喚獣が僕の深層心理の核心を外部にカミングアウトしようとしている。
「あの、……突然ですけど――――あ、明久君は……好きな人はいますかっ!?」
「ほぇ?急にどうしたの?」
その手の話題は(いろいろな意味で)危険なので、いつもどおりとぼけてみせる。けど……
<<えっとね。僕が好きなのはね、>>
今日はこの召喚獣がいるので無駄のようだ。
「飛んでけボールのように!」
ほんと、本人が目の前にいるんだから、変なこと言われると困るんだよ!
フィードバックなんて構ってられない! 僕は自分の召喚獣を蹴り上げる。
だけど――――――
サッ
「かわされた!?」
そういえばこの召喚獣、召喚者の意思に逆らうんだっけ……。てことは行動も逆らうんだよな……。
<<姫路さんだよ!>>
「「!?」」
っ!完全に嫌われた!こんな馬鹿で甲斐性なしで(以下略)な僕に好意を抱かれているなんて知ったら姫路さんはきっと僕を避けるだろう。ああ、もう終わりかな……
「……明久君…………本当ですか…………?」
……っと思ったんだけど、そうでもない……のかな?助かった……。
というか、顔を赤らめて上目遣いとか反則だよ姫路さん!
「あの……えっと……その……」
どうフォローしようか……?
「私は…………好きです…………」
「ふえっ?」
今姫路さん、なんて言った?
「私は明久君が大好きです!!明久君が……好きで好きで、たまりませんでした。……明久君は……私のこと……」
「…………」
「……これは本当の明久君の口から聞きたいです……明久君は、私のこと…………」
このとき僕は自分自身が信じられなかった。自分に好意を寄せてくれる人がいて、しかもそれが自分の好きな人だということが。こんな僕でもそんなことがあるんだ、と思った。
好きな人に告白するって言うのは、例え相手の気持ちを知っていてもそう簡単にできることじゃないと思う。けど、姫路さんは僕に自分の気持ちをまっすぐに伝えてくれた。

姫路さんがそう言ってくれているんだから、僕も応えないわけにはいかないじゃないか!
「姫路さん……僕も…………好きだよ……」
「!!」
そう、僕は姫路さんが好きだ。愛している。だから、僕は姫路さんをゆっくりと抱きしめた。
「明久君……嬉しいです……」
「僕も……嬉しい……」
「明久…………君……」
姫路さんはそういいながら目を閉じて、顔を僕のほうに寄せてきた。これって……。
「姫路…………さん……」
僕も吸い寄せられるように姫路さんのほうへ顔を寄せていく。
お互いの唇がどんどん近づいていく。
トクッ、トクッ、トクッ、トクッ、トクッ、トクッ、トクッ
心臓の音が頭の中で鳴り響いている。
すぐ近くに姫路さんの吐息を感じる。
そして――――――――
「……んっ……」
「……んむっ……」
唇が、触れ合う。
「……あき……ひさっ……くぅんっ……!」
「……姫路……さんっ……!?」
と思ったら、感情を抑えきれなくなったのか、姫路さんが僕の口内へ舌を入れてきた。
「……ふぁっ…ん……はぁっ……」
「……んっ……むぁっ……ふぁっ……」
姫路さん、スイッチ入っちゃったかな……?すごい積極的……!
だめ、頭の中真っ白になりそう…………!!
「……ぷはっ…………はぁはぁ……」
「……んんっ…………はぁはぁ……」
すごく長い間キスしてたと思う。
「えへへ……明久君が……初めてです……」
「……そっか。ごめんね。僕は初めてじゃなくて……」
僕のファーストキスは美波に持っていかれたからね……。
「………………」
「どうしたの、姫路さん?」
「……明久君!!」
「うわぁっ!?」
押し倒された。
「んむっ!?」
また、キスされた。だけど、さっきの優しいやわらかい感じのとは違う、僕自身を求めるような強いキス。
「……はぁ……ふわぁ……んっ……」
「……んぁ…………ふっ……はぁ……」
また……頭の中が真っ白になっていく。
「ふぁ…………どう……したの……姫路さん……?」
「明久君のファーストキスは、美波ちゃんにもっていかれちゃいました……。…………だから、明久君のはじめては私がもらいます!!」
「ふぇっ!?ひ、姫路さん、何を言って…………」
姫路さんは爆弾発言した後、僕の股間のほうに移動していった。
「だ、ダメだよ姫路さん!そういうことは、大人になってからじゃないと……」
「……明久君は、嫌ですか?」
「ふぇ?」
「明久君は、私とこういう事をするのは嫌ですか?」
不安げな瞳で僕を上目遣いで見つめる姫路さん。別に、嫌ってわけじゃない。むしろ僕はこういうこともする関係を望んでいたはずだ。ただ、こういうことをするのは早いし、まだ心の準備だって……。でも……
「……嫌じゃ、ないよ。逆に、嬉しい」
「!じゃ、じゃぁ、いっぱい気持ちよくしてあげますねっ」
姫路さんはそう言って、顔を赤らめてちょっと恥ずかしそうに、けど嬉しそうに笑う。
そう。嫌なんかじゃない。むしろ、好きな女の子とこういうことができるのは嬉しい。これで、僕たちが結ばれるのなら。
姫路さんが僕のズボンを下ろし、パンツを脱がす。元気な僕の登場だ。
「!!……けっこう、大きいんですね……」
別に、これが普通だと思うんだけどなぁ。女の子から見ると大きく見えるのかな?
「……ん、クチュ……んむ、ぷはっ」
姫路さんが一生懸命僕を舐めまわす。その快感と姫路さんの顔が反則なまでに可愛いせいで、僕はかなり限界に近づいてきた。
「……っ、姫路さん、で、出るっ。」
「……いいですよ。いっぱい出してください。」
ドピュッ、ピュッ、……ピュッ
姫路さんのきれいな顔に、僕の精液がかかる。
「……ふわぁ…………んっ……おいしい…………。」
姫路さんはそれをなめて感想を述べる。なんていうか、すごく……エロイです……。
「……姫路さん、もう……いい?」
だめだ、こんな淫乱な姫路さんを見てたらもう我慢できない。
「……明久君……。はいっ。お願いしますっ。」
そう言って、姫路さんは横たわって、自分の秘部を指で広げる。
「……いくよ、姫路さん。」
「はいっ。」
僕は僕を姫路さんの中に入れていく。
「ん、……くぅっ、けっこう、きつい…………」
「んぐっ、……ふあっ……ああっ!い、痛っ……」
「大丈夫!?姫路さん!」
姫路さんが辛そうな声を漏らす。
「大丈夫……です。ちょっと痛いけど、明久君と一緒なら……」
「姫路さん……わかった。痛かったら、爪を立ててもいいから。頑張ろう」
「はいっ」
今は半分ぐらい。あと少しだ。
「……くっ」
「……ああっ!……くあっ……」
背中に爪が立てられる。少し痛いけど、こんなの姫路さんの苦痛に比べたら!
そして、僕が姫路さんの中にすっぽり収まる。
「……はぁ、入ったよ、姫路さん」
「…………ん、ふぁ…………すごい……本当に入ってる……」
「……動いても、大丈夫かな?」
正直、今にも腰が動きそうで止めるのに必死なんだ。
「……はい。一緒に、気持ちよくなりましょう……」
ニコッっと笑ってそういう姫路さんの目には痛みからくる涙が光っていた。けど、その表情は全然苦しそうじゃなくて、むしろ僕とつながれたことに喜びを感じてくれているみたいだった。
「……ごめん、姫路さん」
もう、我慢できそうにない。
「ふあっ!?あ、あきひさっ……くぅん!」
一気に姫路さんを突き上げる。
「ひぐっ……うあっ…………ん、ふぁ……んんん!!!」
最初は痛がっていた姫路さんも、だんだん慣れてきたようで、今は快感のほうが多く感じているみたいだ。
「あっ、あきひっ……さっ……くんっ、もう、私…………」
「僕も……もう、だめ…………っ」
「一緒にっ、……いこっ」
「うんっ…………」
僕は腰を更に加速させる。
そして、二人に絶頂が訪れた。
「くぅっ!」
ドピュッ、ピュッ、ドピュッ―――
「ふわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!」
どう考えても外に漏れているような声をあげる姫路さん。
そのまま、二人で横になって快楽の余韻に浸る。
「「…………はぁ、はぁ……」」


「明久君…………」
「ん?なに、姫路さん?」
「……好き…………」
「……僕は、大好きだよ」
「……大大大好き…………」
これって無限ループするのかな?
「大大大大好きだよ」
「愛してますっ」
「あははははは」
「えへへへへへ」
けど、そうしてるのが、すごく幸せだった。


―――――――数十分後
「あー!どうしようっ!?」
冷静に考えたら姫路さんに中出ししちゃったよ!?うわぁっ!妊娠させちゃったらどうしよう!?ああああああ避妊しとくんだった!!!
「……明久君?」
「はいっ!」
いくらなんでもやりすぎだよね。どんなお仕置きが来るんだろうと身構えていると……
「責任……取ってくださいね……?……んむっ」
「……んくっ」
姫路さんが口付けしてきた。予想外の反応だ。
まぁ、大丈夫……かな。姫路さんと一緒なら、何でも何とかなる気がする。
「明久君」
「なに?姫路さん」
「……私のこと……瑞希って呼んでください。私も、明久って呼びますから」
「……瑞希」
「……明久。……えへっ。なんだか照れくさいですね」
「そうだね。」
けど、すごく、充実してる時間だった。
……そういえば、最初のキスのときあたりからみんないなくなってたけどどうしたんだろう?まぁ僕らにとっては好都合だったし、良かったからいいか。


――――――――――――――――――――――――――――――――


「うくっ、うえっく……ひっくっ」
「島田よ、いいかげん泣き止んだらどうじゃ。失恋して悲しいのはわかるが、いつまでもここに居続けるわけにはいかんじゃろう」
「まぁ……ババァ室であんな事してるあいつらもあいつらだよな。タイミング逃してとめることも出来なかったしなぁ」
「…………すまない」
「……別に土屋は悪くないわよ……あんたらが盗聴してるのを勝手に聞いたのはウチだもの……。……そうよね。いつまでも泣いてたって変わらないもんね。
……よし!あの二人を支えてあげよう!ウチにはそれぐらいしか出来ないけど……あの二人は……ウチの、大切な仲間だもん!」
「そうだな。それでこそ島田だ」
「ようやく立ち直ったか」
「…………でも、不完全」
立ち直ったはずの美波の目には涙が浮かんでいた。



「あっ、おはよう。瑞希」
「おはよう。明久っ」
「あはは、なんか変な感じだね」
「?なにが?」
「だってさ、昨日まで瑞希はずっと敬語だったじゃん。それが急にさ」
「だって、明久って呼びたいもん。そうすると自然にタメ口になっちゃうのっ」
「ま、タメの瑞希も可愛いからいいけどね」
「!!!」
「おいお前ら。朝っぱらからいちゃついてんじゃねーよ」
「あ、おはよう雄二。朝っぱらからチンピラみたいなせりふだね」
「おはようございます、坂本君」
「まったく……まぁ、昨日アレがあったしな。仕方ないといえば仕方ないか」
「「!?」」
まさか雄二のやつ昨日のこと知っているのか!?
「…………おはよう」
「うわぁ、ってムッツリーニか。……ん、ムッツリーニ……?」
ってことは、盗聴されてた!?
「…………ばっちり録音してある」
「うわあああああ!!」
みんないないと思ったらコソコソと盗聴していたのか!なんて悪趣味な!
「…………カメラもつけておいた」
「何で気付かなかった僕!」
不覚だ……。
「つ、土屋君!そのデータください!」
「ねぇ瑞希!?今のセリフには一番大事な『消して』と言う単語が抜け落ちてるよ!?」
「……1本3000円」
「?なんか安くないですか?」
華麗にスルーされた。
「……5本立て」
「……15000円ですか……ちょっと厳しいけど……買いますっ」
「買うの!?15000円もする僕らの人前では言えないデータ買っちゃうの!?」
「いいじゃねぇか、明久。お前と姫路の愛の証じゃねぇか。」
「他人だからそんなこといえるんだよ雄二!そこまで言うならいいよ!今度霧島さんに雄二を「誘う」ように言っておくから!ついでにムッツリーニの隠しカメラ付きで!」
「!?てめぇ、俺らとお前らは状況が違うんだよ!無理なことするんじゃねぇ!」
「うるさいぞ、明久、雄二。……まったく、お主らは朝っぱらから騒ぎすぎじゃ。島田を見習ったらどうじゃ」
「…………」
「あ、おはよう美波。今日はやけに静かだね。」
いつもなら速攻関節技を決めてくるのに。
「…………」
「?」
「あ、明久……美波ちゃんはそっとしておいた方が……」
「え、なんで?」
「お前、まだ島田の好意に気付いてなかったのか」
「まあ、明久だから仕方ないがのう」
「……鈍感」
「へ?」
美波の好意?それって、美波が僕を好きだってこと?
「まさか」
「……ねぇ、アキ……」
!!!
「な、なんだい?美波?」
後方から凄まじい殺気を感じる……!
来るべき衝撃に備えて歯を食いしばっていると……
「…………おめでとう……」
「ふぇっ?」
あれ?攻撃がこない。いつのまにか殺気も消えてる。
「……瑞希とのこと。」
「……美波も知ってたんだ…………ありがと」
「…………っ」
「あっ、美波!?」
何だ?今日の美波かなり様子がおかしいぞ?今度は急に走ってっちゃった。
一応、追いかけていったほうがいいのかな?と思って追いかけようとすると、
「今はお前が行っても逆効果だ。おい秀吉、行くぞ」
「お、おう」
と雄二に止められてしまった。
「…………?」
雄二と秀吉まで。どうしたんだろう?
ここでちょっと考えてみる。
僕と瑞希が恋人同士になったことはここにいるみんなが知っているようだ。
そして、美波が僕に好意を寄せているようなことを雄二が言っていた。
「おめでとう」と言ったあとに走り去っていった美波。
……ああ、そういうことか。いくら鈍い僕でもわかった。
わかったけど……どうすればいいんだろう?
僕は瑞希のことが好きだ。愛している。それに、確かに美波のことも好きだ。でもそれは、異性としての好きではなく、大切な仲間としての好きだ。
…………僕は、どうすればいいんだろう?
「……戻ってきた」
頭の中でめずらしく考えていた僕を現実に引き戻したのはムッツリーニの声だった。
「美波……」
戻ってきた美波はどうやら泣いていたようだ。目が赤くなっている。
「アキ…………」
「美波、あのさ……」
「ウチ、二人を応援することにしたからっ」
「僕は……ってあれ?」
なんか、すごく強引に割り込まれた気がする。
「アキと瑞希はウチの大切な仲間だもんっ。その二人が恋人同士なら、それを応援するのが仲間でしょっ。そういうことだからっ」
「……美波…………」
そういう美波の頬に涙が伝う。それを拭いながら。なおも語る美波が痛々しかった。
「だから……アキも、瑞希も、ウチのことは気にしなくていいよ。ウチは、ウチなりに頑張るから」
「美波ちゃん……それで、いいんですか……?」
「いいのよ……ウチは、瑞希に負けた。ウチには、もしアキの召喚獣にあんなこと言われても告白なんか出来なかった。瑞希にはそれが出来た。だから瑞希の勝ち。」
「美波ちゃん……」
「ウチがいいって言ってるんだからいいの!ウチは、アキとも瑞希とも、ずっと仲間でいたいし。ね?」
「……わかりました」
「……ひとまず、決着はついたみたいだな」
「そうじゃの。やっと勝敗がついたのう」
「……姫路の勝利」
「だが、島田が仲間じゃなくなるわけじゃないしな。ただ単に、このグループの中で明久と姫路がくっついた。それだけの話だ」
「雄二……おいしいとこもってかないでよ、前半のセリフは僕が言おうとしたのに……。ま、そのとおりだよね。僕らはずっと仲間だ。ただ、僕と瑞希との距離が縮まっただけ。それ以外は、変わらない。そうだよね、みんな?」
「そうじゃ。わしらはずっと仲間じゃ。」
「……腐れ縁」
「きっと、大きくなってもずっと仲間ですよね」
「…………みんな…………はは、なんか、自分がバカらしくなってきた。こんなに強い仲間に囲まれているのに……。そうよね。ウチらはずっと、仲間よね」
「これからも、よろしくね。みんなっ」
「ああ」
「おう」
「……(コクッ)」
「ええ」
「うんっ」


エピローグ


「はぁっ……はぁっ……うぁっ!」
「えへへ……どう、明久?気持ちいい?」
「ふぁっ……だ、め…………そんな……首、舐めちゃ……」
「あー、気持ちいいんだ?もう、素直になってよ」
「ふああぁぁっ!」
「あ…………うーん、ちょっとやりすぎたかな……?」
明久は失神してしまったようだ。どうも明久は首が弱点らしい。
そのうち明久は落ち着いた寝息を立て始める。
「でも……明久の寝顔……かわいい……」
もともと明久の顔立ちは悪くない。瑞希のような恋する乙女にはそう見えるのだろう。
「……おやすみ……明久……。また、しよう?」
すやすやと寝息を立てている明久の唇に、瑞希は軽くキスをした。

このページへのコメント

明久と姫路さんの関係はつかず離れず之関係でくっついたらこんな感じになるのかなと思う作品だと思います

0
Posted by 召喚獣 2013年02月11日(月) 14:14:16 返信

いや~明久×瑞希は良いですね(*´ω`*)最高です♪

1
Posted by バカテス 2012年10月13日(土) 09:21:57 返信

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