シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム
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nekomisomezasi 2023年02月22日(水) 20:25:22履歴
ケイバ・ネオユニヴァース シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム 
ケイバ・ネオユニヴァース シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム
リュージ「どこやここ！一緒にいたはずのボンドはおらんし変な連中は追っかけてくるし…」
謎の赤バッテン服「水色、赤十字襷、赤袖水色三本輪の勝負服…サンデーに非ずんばヒトに在らず！捕らえてサンデーキングダムに染め上げろ！」
謎の赤バッテン服「「「イエスサンデー！！！」」」
リュージ「だから何やねんお前ら！」
？？？「待つがいい！」ｼｭﾀｯ
リュージ・謎の赤バッテン服「何奴⁉︎」
仮面の男「サンデーキングダムの下っ端達よ、一般市民を襲うとは不届千万！くらえ！トップスター仮面ビーム！」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ
サンデーの下っ端「グワーッ！」
仮面の男「ふう…これで悪は去った。そこの貴方、お怪我はありませんか？」
リュージ「いやあ助かりました何かお礼でも…ってカズオやんか。変な仮面と法被着て何しとるん？」
カズオ？「カズオ？誰のことです？僕の名は宝塚トップスター仮面。このケイバ・ネオユニヴァースにおいて正義の味方をしています」
リュージ「ケイバ…ああ、また変な別世界に飛ばされたんか俺…もうツッコまんぞ…」
宝塚仮面「ふむ？貴方の事情はよく分かりませんが今のケイバ・ネオユニヴァースの状況を知らないと見える。軽く説明してさしあげましょう。
数シーズン前までこの宇宙を支配していたメジロ帝国…この王朝がお家断絶により崩壊した後、メジロに代わって宇宙を支配しようと現れたのがサンデーキングダム。奴らは各地の惑星に侵攻、個性豊かな勝負服を否定し人々にサンデー勝負服の着用を強制、そして国教である頭まいる教の布教やサンデー礼賛新聞による思想統制を全宇宙で進行中です。その目的は全てをサンデーに染め上げることで「サンデーの勝負服って誰が着ても悪役感出るよね」というサンデーハラスメントを解消することだとか」
リュージ「真剣なのかアホなのか分からん侵略理由やな」
宝塚仮面「ところで先ほど貴方は何かお礼でも、と言いましたね？ではひとつお願いです。僕に協力してほしい。僕をはじめサンデーに抵抗する者達は改造人間タケユタカ53号を中心にレジスタンスを結成し、打倒サンデーの時を伺っています。それに加えてメジロの重臣であったことでサンデーに囚われた我が父ノリ・ポツン=ヨコヤマの救出、力を求めサンデーの軍門に下った我が弟キャロット仮面の解放…」
リュージ「やっぱりお前カズオやろ…って待て待て待て！レジスタンスとして戦えってか⁉︎武器なんて扱えんで俺」
宝塚仮面「ビームひとつで吹き飛ぶ下っ端ならともかく、幹部級とは伝統的な決闘方法である宇宙船レースで戦うことになります。そこに停泊している船は貴方の物ですよね？美しく整備されています、戦力として申し分ない」
宇宙船ディープボンド号「PUBO〜」
リュージ「ボンドお前こんな姿に…。ん、操縦席に鞍と手綱？」
宝塚仮面「？？？宇宙船といえば馬を操るかのように操縦するホース・ドライビングシステムが標準搭載されているでしょう？当たり前じゃないですか」
リュージ「成程…よう分からんがこれなら俺でも乗れそうや。これまでの経験上こういうんは事件を解決せなもとの世界に帰れん。俺もレジスタンスに混ぜてもらうで」
宝塚仮面「ありがとうございます！じゃあ早速拠点に向かいましょうか！ルートは案内するので安心してください！さあ行くよー、タイトルホルダー号！」
リュージ「やっぱりカズオやないか！」
ギュウウウゥゥゥン…………
レジスタンスの愉快な仲間達ー
タケユタカ53号「なるほど別宇宙からの新人…歓迎するで」
コウシロウ「俺がレジスタンスの軍師"名将"コウシロウや。でこっちが」
スペースずん子「副官のスペースずん子です、よろしくね」
U-1先生「サンデーには返しきれへんほどの恩がある…だが、勝負服の統一だけは許せん」
次々襲いかかるサンデーの刺客ー
ルメール司祭「生物も惑星も全ての物はマイルに通じます。この世界の真理です。なぜ疑う？」
ユウイチデスク「俺はこのサンデー礼賛新聞のデスクとしてサンデーの素晴らしさを世界に広める使命がある。文句があるなら俺とクロノジェネシス号が相手になるぜ」
悲しき再会ー
宝塚仮面「目を覚ましてくれタケシ！どうしてサンデーなんかに…」
キャロット仮面改めサンデー仮面「サンデーの力は素晴らしいよ兄貴…。これで俺は転売屋より早く大量にポケカの拡張パックを入手できる」
ついに現れたサンデーキングダムの王ー
ケンイチ？「よう来たなお前ら…俺こそがサンデーキングダムの王、ケンイチ=イヤキツ=イケゾエ1世や」
手に汗握る最終決戦ー
リュージ「こんな姿やけど、お前は俺の相棒や！行くでボンド！サンデーの野望を終わらせるんや！出力全開！」
宇宙船ディープボンド号「PUBO〜！」
ケイバ・ネオユニヴァース シーズン■■
打破せよ！サンデーキングダム
競走艦オタクリュウセイ？
リュージ達一行の行く先々に現れて競走艦の解説をぶち上げる謎の一般通過オタク、ネオユニリュウセイ。その正体はサンデーキングダムの遊撃隊員スタニング・メテオ・ローズだった。勝手にバラを舞わせる彼女(艦)もいるしリンダリンダ-Gの先輩の息子ヴァー・K・ダイトも助けに来るぞ！情報量が多い！
宝塚仮面「そうか…そういうことか…！」
リュージ「何や！？どういうことやカズ…宝塚トップスター仮面！」
宝塚仮面「聞いたことがあります。サンデーキングダムには一介の遊撃隊員でありながら、特殊な勝負服を着た者がいると」
リュージ「特殊な勝負服…？」
宝塚仮面「ええ。何でも宇宙船と彼自身の名前が冠するバラの花びらが独りでに舞い散るんだとか。花びら自体は何の脅威でもないのですが、それすなわち人と愛艦があまりにも強い絆で結びついている証…これは難敵ですよ」
リュージ「リュウセイの愛艦…ちゅーことはまさか」
メテオ「ふっ、情報が割れていましたか。でも問題ありません、皆さんはここで敗れるのですから。僕の最愛の彼女…スタニングローズの性能に！」
複数艦使いのネオユニダイチ
マイネル軍としての戦いではネオス号とホウオウ号を、それ以外の野良戦ではマジェスティバイオ号を駆るネオユニダイチ概念。用途も異なる複数の艦を扱うというのはネオユニ世界でも珍しいみたい。
宝塚仮面｢噂によると二種類の船を乗りこなすとか｣
リュージ(こっちだと平地と障害でGI取ってるもんな)
episode �掘．汽鵐如璽�ングダムマイル教司祭
リュージと宝塚仮面のピンチを救ってくれる、レジスタンスの一匹狼系エース遊撃員ユーガ・D＝カワーダ(殺)SS。トンチキ空間と思いきや作中は極めてシリアス。ニガワに迫る頭まいる教司祭もといシルク・ド・ファミリアのアモアイ教司祭ルメールは果たしてアゾット剣するのか…！？
「危ないとこやったな、宝塚仮面」
あわやというところでリュージとカズオ──宝塚仮面を救いサンデーキングダムを撃退して見せた男が、乗艦から降りて歩み寄ってくる。
小柄ながら筋肉質なことが分かりやすいシルエットに、リュージは正体の心当たりをつけて目眩を起こした。
「また知らん知り合いや……。どうなっとんねんここ…………」
スペースずん子だのU-1先生だのの傷が癒えていないのだ。勘弁してほしい。
リュージの独り言は宝塚仮面の耳には入らなかったようで、彼もまた助っ人の方に駆け寄っていく。
「ユーガさん！また助けられちゃいましたね、ありがとうございます」
「構へん。俺の仕事や」
ぶっきらぼうに捉えられそうな口振りとは裏腹にユーガは素早く宝塚仮面の全身を眺め、僅かに険しい目元をゆるめた。恐らく怪我がないか確認したのだろう。
あ、そういう不器用に優しいとこはおんなじなんや。リュージが内心で安堵しかけた時、ユーガの視線が向けられる。
「……そっちの人が、本隊から連絡のあった？」
お前そういう顔するから誤解されるんやで、とは口に出せなかった。
僅かに滲まされた警戒心に気づいていないのか、宝塚仮面はニコニコとリュージを紹介し始める。
「そうです！プリミティブ・ユニヴァースから来られたリュージさんです。レジスタンスに協力してくださってます。あっ、リュージさん、こちら僕の先輩のユーガ・D＝カワーダさんです。普段は遊撃隊の一員としてあちこち転戦されてるんです」
「(DはダノンのDやろか……てかプリミティブ・ユニヴァースてなんやねん)」
俺はあとなんべん心の中でツッコんだらええんやろ、と思いながらもリュージは口を開く。
「えーと、一応新入り……のリュージや。よろしく」
「……よろしくお願いします」
ひとまずの握手を交わすが、その最中もユーガはリュージの顔をじっと見ている。
「えっ、俺なんかした？」
「あー、いえ。『原始騎手』に会うんは初めてやから」
「原始て……自分らかて騎手やろ」
ユーガの眉間に川の字が刻まれる。これは怒ってるのではなく困っているシワだ、多分。
解説を求めたリュージが宝塚仮面の方を見ると、後輩は苦笑いしながらユーガに言葉を添えた。
「ユーガさん、リュージさんはこっちのことには詳しくないんです。色々違うみたいで」
「ああ……もう何シーズン前になるんかな、このネオユニヴァースが誕生して暫く後、こうして宇宙船に乗る俺らみたいな存在はケイバ・ネオ・ライダー言われるようになったんです」
「簡単に騎手って言うときもありますよ。その言葉の元になった存在が、プリミティブ・ユニヴァースの原始騎手です」
「なあ、薄々分かっとったけど俺聞いとかなあかん設定もっとあったりせえへん？」
こんな調子で帰れるんだろうか、と不安にならなくもない。
肩を落とすリュージを励ますように、宝塚仮面が慌てて声をかけた。
「だ、大丈夫ですよリュージさん！今シーズンがサンデーキングダムとの決戦だって言われてますし、イケゾエ１世を打倒してフィナーレを迎えればリュージさんだって戻れますよ！」
「せやろか……せやったらええな…………」
先行きの不透明さが拭えないリュージを宝塚仮面が心配そうに見つめる。
停泊させている宇宙船からはディープボンドのPUBO〜という鳴き声が聞こえてきてリュージを励ます。ありがとうなボンド、とリュージが船の外装を撫でてやると今度は嬉しげにブルルンと鳴いた。
「──なんにせよ。決戦が近いんはホンマです」
やりとりを見守っていたユーガが硬い口調で断言する。
振り向いた２人を感情の読みにくい目で見ながら、ユーガは続けた。
「戦いが随分長引いてしもうた。いい加減ケリつけなあかん。…………もっと早くに幕引きできとったら、タケシだってサンデー仮面になんかならんかったやろ」
隣の宝塚仮面が息を呑んだ気配がして、リュージは咄嗟に彼を見遣る。一瞬で張りつめた横顔に、家族を奪われた深い悲しみと葛藤が刻まれていた。
「……助けます、絶対に。父も、タケシも」
「わかっとる」
ややこしいことになっとるんやな、とリュージは思う。だが、わけの分からないトンチキのようで、この宇宙にいる彼らはここで生きている。
迷いこんだ存在でしかないリュージにとっては、元の日本に帰ることが第一目的ではあるが、それでも。それでも、可愛い後輩によく似た彼らの力になってやりたいとも思った。
任しとき、と。自らの鼓舞も兼ねてリュージが笑ってみせれば、宝塚仮面がホッとしたように眉を下げた。
「リュージさん、ありがとうございます」
「ええって」
ユーガが目を細めて２人を見ている。微かな微笑を浮かべた彼が後輩に続いて礼を述べようとしたとき──けたたましい音が、鳴り響いた。
「なんや！？」
音の発生源はユーガの右腕だった。どうやら、何か通信機のようなものを着けているらしい。機器を操作したユーガが緊張した声を発する。
「どうした、ユースケ」
『やっと出たなユーガ！ お前いまどこおる？』
「惑星ニカワや。……何があった」
『ああクソまずいな……すぐにそこを離れてくれ。
──"司祭"が向かっとる』
ケイバ・ネオユニヴァース シーズン■■
打破せよ！サンデーキングダム
episode �掘．汽鵐如璽�ングダムマイル教司祭
「お前らは早うここを離れ。司祭は俺が抑える」
「そんなユーガさん！一人で連戦しようなんて無茶ですよ！」
「サンデー仮面の目撃情報が上がっとる。そっち行ったらええ」
「それは……！いや、だけど……」
「──行ってき、カズオ。後で合流しようや」
「リュージさん！？」
「よう分からんけど、強敵なんやろ？俺がユーガと一緒にここに残る。お前は弟を追いかけたらええ」
「──素晴らしい友情です。皆さん、神祖を信じればもっと素晴らしくなりますよ？」
イケゾエ1世を支える(？)秘書官ミユ=ピー
国庫の0.1%を舟券につぎ込んでスッたイケゾエ1世を容赦なくバックブリーカーで〆る腹心ミユ=ピー。絶対笑顔でやってるよ。トサキングのサンデー流剣術道場に漂うライトセーバー感もすごい。ギラギラ(物理)
ミユ=ピー「陛下…ううん、ケンちゃん」
イケゾエ1世「おお〜なんや我が秘書いえミユ=ピー様」
ミユ=ピー「昔馴染みの僕じゃないとこんなこと言えないだろうから言わせてもらうね。国庫はケンちゃんのお財布じゃないんだよ？しかもそれをギャンブルにつぎ込んで素寒貧だなんて…」
イケゾエ1世「でもほんの0.1%やし大丈夫かと」
ミユ=ピー「よくないよ。キングダムの国庫の0.1%がいくらか分かってる？」
イケゾエ1世「えっと…一般市民の年収くらいとか「そんなに安くないよ」ｱｯｽﾐﾏｾﾝ」
ミユ=ピー「全く…ギャンブル好きで私生活は雑。王様になってからも中身は昔から変わってないね。そんな悪い王様は…こう！」
イケゾエ1世「ｱ゛ーｯやめて！ごめんなさい！バックブリーカーは勘弁して〜！」
トサキング「失礼します陛下、先日カワサキに開設したサンデー流剣術道場についてご報告が…」
ミユ=ピー「ケンちゃ〜ん？反省できた〜？」イケゾエぶん回し
イケゾエ1世「ごべんなざぁぁい(大泣き)」
トサキング「…また日を改めて参ります」
またしても巻き込まれるダイチ(プリミティブ)
ネオユニリュージを添えて。プリミティブなリュージ達の裏で進行していた新たな気苦労の物語。O・ペーラ=ハウス博士の手になるネオユニダイチの愛艦マジェスティバイオがプリミティブなダイチでも目覚めてしまったため、参戦が決定してしまった。
ネオユニリュージ「こいつは俺の愛機T.Mオペラオー号と同じO・ペーラ=ハウス博士が設計した宇宙船で名前をマジェスティバイオって言うんや」
ダイチ(宇宙船の名前が競走馬の名前に……いや、それよりなんでオペラハウスだけ人間になってるんだ…？)
ネオユニリュージ「元々は俺の知り合い……アカデミー時代の同期の愛機やったんだがワケ合って俺が預かっていた」
ダイチ「そうだったん……あの、なんでそれを俺に？(嫌な予感がする…)」
ネオユニリュージ「プリミティブ・ユニヴァースの我が同期ダイチ！君なら永き眠りについたこのマジェスティバイオ号を目覚めされることが出来るハズや！さぁ、この鞭を受け取り給え！」
ダイチ「いや、そんな都合よく…」ﾊﾟｧｱｧｧ……
マジェスティバイオ『システム起動、個人識別コード・DNA認証オールクリア。初めまして、プリミティブ・ユニヴァースの我がマスター・ダイチ」
ダイチ「……」膝から崩れ落ちる
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