49スレ目
最終更新：
nekomisomezasi 2023年02月21日(火) 22:46:00履歴
幻覚特異点 
その他幻覚など
12月4日のおめでとう�．離蠅気�2900勝
・ノリさん今週4勝目(！？)でメモリアルやったー！おめでとう！！！
・ノリにノってるノリさん ハピくんを頼んだぞ
・息子二人がいないとき(ノリさん中京、息子たち中山)に連勝するせいでお一人様◎とか言われてて草なんだ
・最年長勝利記録を更新した時のプラカードを同期が持ってくれたヨシトミ先生！同期の管理馬でメモリアル勝利を決めたノリさん！…………やっぱ5Gすっごいな…
・ノリさんの2900勝のボード持ってる人誰だろう？って思ったらミッキーだったんだ。その反対隣に結界師いるし。なんだかニコニコしちゃう。角度が角度だから、それ以外の騎手の人の見わけがつかないんだけど、ルメさんだけは分かる。ルメさんこういう記念勝利の時にいつもお祝いしてくれるイメージある。
・おじさんたちがニッコニコでオタクは嬉しくなっちゃうよ。ところで写真2枚目の一番左の方めちゃくちゃ身長たっかいね…？
全体像こんな感じみたい
左から：
松本ヒロキくん(JRA騎手で一番デカい子)
クリストフ
フルキチ
松永先生(勝ち馬が自厩舎)
ノリさん
ユタカさん
たぶん鷲頭コタくん(ルーキー)
マナミちゃん(ノリさんの弟子)
ミユピー
コウヘイ
ユキト(ジュンライトボルトに乗るよ)
ユーイチ
・ノリにノってるノリさん ハピくんを頼んだぞ
・息子二人がいないとき(ノリさん中京、息子たち中山)に連勝するせいでお一人様◎とか言われてて草なんだ
・最年長勝利記録を更新した時のプラカードを同期が持ってくれたヨシトミ先生！同期の管理馬でメモリアル勝利を決めたノリさん！…………やっぱ5Gすっごいな…
・ノリさんの2900勝のボード持ってる人誰だろう？って思ったらミッキーだったんだ。その反対隣に結界師いるし。なんだかニコニコしちゃう。角度が角度だから、それ以外の騎手の人の見わけがつかないんだけど、ルメさんだけは分かる。ルメさんこういう記念勝利の時にいつもお祝いしてくれるイメージある。
・おじさんたちがニッコニコでオタクは嬉しくなっちゃうよ。ところで写真2枚目の一番左の方めちゃくちゃ身長たっかいね…？
全体像こんな感じみたい
左から：
松本ヒロキくん(JRA騎手で一番デカい子)
クリストフ
フルキチ
松永先生(勝ち馬が自厩舎)
ノリさん
ユタカさん
たぶん鷲頭コタくん(ルーキー)
マナミちゃん(ノリさんの弟子)
ミユピー
コウヘイ
ユキト(ジュンライトボルトに乗るよ)
ユーイチ
3日現地勢(前々スレ195)さんのお写真その2
前スレラストに写真投げた土曜日現地勢だけど、195にレスしようと思ったら埋まってたから新スレでごめん
自分も現地は二度目で、一度目のときは勝った子がウィナサに来ることも知らない状態だったからちょっと比較はできないんだけど、やっぱり人は多かったよ
写真撮りたいなら早めにウィナサ周辺にいた方がいいかもしれない
これは人混みの上から目一杯腕を伸ばして撮影したシルソニくんとレーンさん
自分も現地は二度目で、一度目のときは勝った子がウィナサに来ることも知らない状態だったからちょっと比較はできないんだけど、やっぱり人は多かったよ
写真撮りたいなら早めにウィナサ周辺にいた方がいいかもしれない
これは人混みの上から目一杯腕を伸ばして撮影したシルソニくんとレーンさん
U-1ブランド秋冬の新作
なんか新しい服作ってるユーイチ…
背中……ちょっと欲しいなコレ
・なんでこんなに中学生男子ウケしそうなデザインがうまいんだ…。それはそれとしてこれは外に着ていける……か…？
・周りからあれこれ言われてるのが耳に入って、『やったらもっとカッコいいやつ作ったるわ！！』と奮起して作った可能性が……？
ユーイチ「ビジュアル系のデザインを狙ってみました」
リュージ「………俺らの時代が全盛期やった気がするな……そら俺らも年を取るわけや」
ユーイチ「なんでや？」
ダイチ「ユーイチっていつまでも若いよな、その、うん、感性とか」
ユーイチ「そうやろそうやろ」
リュージ「（褒めてないんよなぁ……）」
クロムハーツとか好きそう（偏見）
・うわちょっと欲しい……これなら買い物に行くぐらいなら着ていける……気が……する？
・前にミルコがU1ジャージ着てて、いよいよ感染拡大か？と思われたけど、この新しいやつを見て、在庫一斉処分だった可能性か微レ存？
背中……ちょっと欲しいなコレ
・なんでこんなに中学生男子ウケしそうなデザインがうまいんだ…。それはそれとしてこれは外に着ていける……か…？
・周りからあれこれ言われてるのが耳に入って、『やったらもっとカッコいいやつ作ったるわ！！』と奮起して作った可能性が……？
ユーイチ「ビジュアル系のデザインを狙ってみました」
リュージ「………俺らの時代が全盛期やった気がするな……そら俺らも年を取るわけや」
ユーイチ「なんでや？」
ダイチ「ユーイチっていつまでも若いよな、その、うん、感性とか」
ユーイチ「そうやろそうやろ」
リュージ「（褒めてないんよなぁ……）」
クロムハーツとか好きそう（偏見）
・うわちょっと欲しい……これなら買い物に行くぐらいなら着ていける……気が……する？
・前にミルコがU1ジャージ着てて、いよいよ感染拡大か？と思われたけど、この新しいやつを見て、在庫一斉処分だった可能性か微レ存？
12月4日のおめでとう�▲灰Ε悒�1000勝
コウヘイもJRA通算1000勝メモリアルだー！おめでとう！
12月4日のおめでとう��ユキトG�欺蘋�覇
・ユキトおめでとう！！今年5人目のG�欺蘋�覇らしい。
・めでたい！！！
・ユキトJ初G1おめでとうございます 今年は人馬含めて初G1制覇が多いですねほんとに……
・ユキトにはトレドっていうG1狙えそうなダートの相棒が居たんだけど競走中の事故で亡くなったんですよね…だからユキトがG1勝って彼に勝利を捧げてくれたのが嬉しいです
・力を貸してくれたのかもしれないね
・たしか記者の人のTwitterで見たんだと思うんだけど、ブラックホールが競争能力喪失して厩舎を去る日のユキトくんの悔しそうな悲しそうな顔が印象強くて、だからこそブラックホールとの再会で楽しそうにしてたのも今日の喜び爆発してそうな姿も本当にめでたい
トレドのことは他スレで今日知ったけどますますよかったね…という気持ち
・めでたい！！！
・ユキトJ初G1おめでとうございます 今年は人馬含めて初G1制覇が多いですねほんとに……
・ユキトにはトレドっていうG1狙えそうなダートの相棒が居たんだけど競走中の事故で亡くなったんですよね…だからユキトがG1勝って彼に勝利を捧げてくれたのが嬉しいです
・力を貸してくれたのかもしれないね
・たしか記者の人のTwitterで見たんだと思うんだけど、ブラックホールが競争能力喪失して厩舎を去る日のユキトくんの悔しそうな悲しそうな顔が印象強くて、だからこそブラックホールとの再会で楽しそうにしてたのも今日の喜び爆発してそうな姿も本当にめでたい
トレドのことは他スレで今日知ったけどますますよかったね…という気持ち
提案：ジーニアスとブラボーの陣取り合戦〜タバライブを添えて〜
・ブラボーとジーニアスの陣取り特異点とかできたりしません？ユキトくん蛯名会らしいからベータナとつむつむはブラボーに味方したげて
・栗東はジーニアスが多くて美浦はブラボーが多めだろうな(ジーニアス側に居るノリさん、タケシ、アキラからは目を背ける)きっとミライくんは修正組に居る(確信)
・タバラさんの生配信のお陰(？)で謎の計測不能ヒーロー・リンダリンダ(正体は勿論岩田パパ)誕生！みたいなモノを受信してしまった...チラ裏みたいな感じで細かい設定とかは無いですが....
・ミライが「すみません親父がまた…！」とか言ってレイシフトに同行するもジーニアス軍に父親の姿はなく、一瞬困惑しながらも修正の手伝いをしているところに響く「ちょい待ちーや！」の声…
リュウセイ「ああっアレは！？」
ミライ「親父！？」
？？「ミライ。今の俺は親父やない…リンダリンダ岩田や！」ﾁｷｰﾝ
ミライ「あああ皆さん重ね重ねスミマセン」
つづかない
--
カズオ「大丈夫だよミライくん。君のせいじゃないから…」
ダイチ「胃薬飲むか？これ水要らないタイプだから」
リュージ「俺ら田原さんに接触禁止なんホンマ厄介やわこの特異点…」
こう言う事ですか…？
・リンダリンダ岩田って言ってる時点でほぼほぼ「お前の親父やで」って名乗っているもんでは……？
・ミライくんの胃が限界寸前になってるー！
この特異点、田原さん本人とは接触できなくて厄介だけども(誰も全員気付かない極小レベルで)思念リンクしてしまってたパパと共闘することで解決するんやろなあ。
でも解決したらリンクは消えるが変身はできそう。
・栗東はジーニアスが多くて美浦はブラボーが多めだろうな(ジーニアス側に居るノリさん、タケシ、アキラからは目を背ける)きっとミライくんは修正組に居る(確信)
・タバラさんの生配信のお陰(？)で謎の計測不能ヒーロー・リンダリンダ(正体は勿論岩田パパ)誕生！みたいなモノを受信してしまった...チラ裏みたいな感じで細かい設定とかは無いですが....
・ミライが「すみません親父がまた…！」とか言ってレイシフトに同行するもジーニアス軍に父親の姿はなく、一瞬困惑しながらも修正の手伝いをしているところに響く「ちょい待ちーや！」の声…
リュウセイ「ああっアレは！？」
ミライ「親父！？」
？？「ミライ。今の俺は親父やない…リンダリンダ岩田や！」ﾁｷｰﾝ
ミライ「あああ皆さん重ね重ねスミマセン」
つづかない
--
カズオ「大丈夫だよミライくん。君のせいじゃないから…」
ダイチ「胃薬飲むか？これ水要らないタイプだから」
リュージ「俺ら田原さんに接触禁止なんホンマ厄介やわこの特異点…」
こう言う事ですか…？
・リンダリンダ岩田って言ってる時点でほぼほぼ「お前の親父やで」って名乗っているもんでは……？
・ミライくんの胃が限界寸前になってるー！
この特異点、田原さん本人とは接触できなくて厄介だけども(誰も全員気付かない極小レベルで)思念リンクしてしまってたパパと共闘することで解決するんやろなあ。
でも解決したらリンクは消えるが変身はできそう。
リュウセイのｼｭﾎﾞﾊﾞ辞典Season2
リュウセイの種牡馬辞典の連載始まってさっそく見に行ったら、トレセンで『相変わらず』馬察してるらしいし、ライバルが今村セイナちゃんであるらしい。
彼女と話したことで彼女がとても馬が好きだと伝わってくるから、自分と同じように目の前を歩いてる馬が何産駒かを当てられると『思う』し、かなりのオタクであるのは『間違いない』という『』のところ予想で話してるの芝生えた。
ここでは福永ロード二世でお馴染みの彼女が、いつかリュウセイみたいに変な足音響かせて「今○○産駒の話をしていましたね！？』とか言って現れ始めたらユーイチがたぶん真面目（？）に修正しに行こうと思うけど、リュージ辺りに「それ特異点やないからやめろ」って言われそう。
彼女と話したことで彼女がとても馬が好きだと伝わってくるから、自分と同じように目の前を歩いてる馬が何産駒かを当てられると『思う』し、かなりのオタクであるのは『間違いない』という『』のところ予想で話してるの芝生えた。
ここでは福永ロード二世でお馴染みの彼女が、いつかリュウセイみたいに変な足音響かせて「今○○産駒の話をしていましたね！？』とか言って現れ始めたらユーイチがたぶん真面目（？）に修正しに行こうと思うけど、リュージ辺りに「それ特異点やないからやめろ」って言われそう。
ユーガのプロモーション写真が怖い…{ユーガCOVID陽性で香港の国際騎手招待競走に乗れず}
ユーガかっこいいといえば、7日に行われる香港の国際騎手招待競走に出るね！これがそのプロモーションなんだけど…ちょっと怖いかも
・国際騎手招待レースのメンバー見たらヴェラアズールをありがとうムーアとタクトをありがとうマーカンドとプボくんをありがとうバルザ郎とにわかの自分も知ってる人ばっかりでびっくりした
あと結界師と何気にユーイチも優勝経験あってビックリした
・ユーガはかっこいいよね…いい…
・ユーガがいつも以上に顔怖くて草
・引用RTでユーガの写真もうちょい他に有ったやろ言われてて草
なんでよりによって目元にガッツリ影入ってる写真採用しちゃったのか……
A.D.2017 格羅謨心接近騎手 On the U1 with broken heart
マシュ江「あらDAIGOくんそのジャージ」
DAIGO「細江さん気づいたっすか！U1ジャージっすよ」
マシュ江（福永くんの魔の手が芸能界にまで…？）
DAIGO「正直センスはC2N（中学2年生並）なんすけど…憧れのヒムロさんからの戴き物っすから」
マシュ江「は…？」
DAIGO「クロムハーツとロック…そしてクロムハーツと競馬の融合の証なんすよねこれ」
マシュ江「！！！」
コブラ「えっマシュ江さんまた俺指名？」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2017 格羅謨心接近騎手 On the U1 with broken heart
幕間 感染列島JRA U1の新たなる謀略？
ミルコ「ふんふふーん」
リュージ「み、ミルコ、お前、そのジャージ……」
ミルコ「あ！和田サン！見て見て！これ、福永サンからもらいました！」
リュージ「あー、おう、知ってる（知りたくなくても）。ミルコはそのジャージには何かその、思ったりしないんかなぁ？」
ミルコ「ん？コレですか？確かに面白いデザインです。ヒッポカムポス二匹ですね〜」
リュージ「ひっぽ？え？」
リュウセイ「ヒッポカムポスですよ！ギリシア神話に登場する半馬半魚の海馬です。またの名シーホース。海神ポセイドンの馬車を曳いてる姿でよく描かれていますね！ヒッポカムポスの別名ヒッポカンポスは、タツノオトシゴの学名にもなりましたよ」ﾘｭｳｾｨｨｨｯ
リュージ「お前ってほんまになんでも知ってるんやなぁ……って、タツノオトシゴ？」
ミルコ「はい、タツノオトシゴはカワイイですねぇ」
リュージ「そ、そうか（竜やと思ってた）」
リュウセイ「あれ？でも福永さんって確か新しいジャージ着てましたよね？」
リュージ「は？」
ミルコ「はい、新しいの作ったって言ってましたよ」
リュウセイ「確かえっと……あ、これです（スマホの画面を見せる）」
リュージ「どれどれ……あ」
リュウセイ「今回は黒を基調にしてますねぇ」
リュージ「なんであいつのデザインはいつもいつも中二やねん」
ミルコ「チュウニ？って何ですか？」
リュウセイ「中学二年生、つまり十代の子にもっとも支持を集めそうな、って意味ですよ」
ミルコ「なるほど、日本語って難しいねぇ」
リュージ「ん？自分は新しいジャージ着てるってことは……ミルコのそれ……まさか在庫しょ」
リュウセイ「それ以上はいけない！」
ミルコ「？」
幕間 感染列島JRA U1の新たなる謀略？
リュウセイ「ちなみにヒッポカンポスって名前の馬がいたんですよ」
リュージ「ほんまにいろんなところから持ってくるなぁ」
ケイバ・ネオユニヴァース シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム
→本文はリンク先別ページ：ケイバ・ネオユニヴァース【シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム 】に掲載
→それはポケカ拡張パックに群がる醜い転売屋。エネミーに転売屋属性を付与してから特攻宝具で罪ありきして回るその姿、ポケカの守護聖人のごとし。
��競走艦オタクリュウセイ？
→リュージ達一行の行く先々に現れて競走艦の解説をぶち上げる謎の一般通過オタク、ネオユニリュウセイ。その正体はサンデーキングダムの遊撃隊員スタニング・メテオ・ローズだった。勝手にバラを舞わせる彼女(艦)もいるしリンダリンダ-Gの先輩の息子ヴァー・K・ダイトも助けに来るぞ！情報量が多い！
�６丹曚領婿嵯織織吋罐織�
→その時不思議な事が起こった。BLACK RXなことになるかならないかで言えば、なると思う。
�な�数艦使いのネオユニダイチ
→マイネル軍としての戦いではネオス号とホウオウ号を、それ以外の野良戦ではマジェスティバイオ号を駆るネオユニダイチ概念。用途も異なる複数の艦を扱うというのはネオユニ世界でも珍しいみたい。
��episode �掘．汽鵐如璽�ングダムマイル教司祭
→リュージと宝塚仮面のピンチを救ってくれる、レジスタンスの一匹狼系エース遊撃員ユーガ・D＝カワーダ(殺)SS。トンチキ空間と思いきや作中は極めてシリアス。ニガワに迫る頭まいる教司祭もといシルク・ド・ファミリアのアモアイ教司祭ルメールは果たしてアゾット剣するのか…！？
A.D.？？？？ 光栄支配領域日本 極限の果てに待つもの
ユーガ「これで今日の調教も終わりか…ってあれは和田さん？」
リュージ「明日には香港に出発か…また結果を残さへんと……」
ユーガ「こんにちは和田さん！何か体調が悪そうですが大丈夫ですか……？」
リュージ「おう、ユーガ。俺は大丈夫やで。香港でも一緒に頑張ろうな。」
ユーガ「え？何言ってるんですか和田さん！和田さんには香港での騎乗予定は無かったですよね？」
リュージ「そっちこそ何言っとるんやユーガ！俺は香港のG1にも招待競走にも出る予定になっとるやろ！？世界最多G1勝利ジョッキーだとかで……もう勘弁してほしいわ。」
ユーガ（和田さんがそんなにG1を！？それに和田さんの目……とても濁ってる。一体どれだけ追い詰められてるんだ？）
リュージ「俺はもう行くで。ファンや関係者さんたちが俺を待ってるからな……こんなところで止まってられへん。」
ユーガ「は！？和田さんがG1で300勝以上してる！？それに凱旋門賞やキングジョージにBCに……一体何が和田さんの身に起きたんだ！？」
リュウセイ「川田さん大変です！世界中の種牡馬が「■■■■」って冠名の馬に埋め尽くされてて……それに和田さんのG1勝利数がとんでもないことになってます！」
ユーガ「わかってる！さっさと行くぞリュウセイ！和田さんを助けに行くんだ！」
リュウセイ「はい！行くよ、スタニングローズ！」
スタニングローズ「ぐろ〜！」
ユーガ「ボンド！力を貸してくれ！」
ディープボンド「ぷぼ〜！！！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.？？？？ 光栄支配領域日本 極限の果てに待つもの
「ドバイミレニアムにファンタスティックライトにモンジュー！？この馬たちも全員和田さんのお手馬になってたのか！？」
「……俺はもう止まれへん。全ての期待に応えるために。」
幕間の物語 the Arc-light of the Sky
そろそろ何か腹に入れるか、とトレセンの敷地内を歩いていたリュージは、視界の片隅に後輩の背を見つけた。
常ならば別に気に留めることもない。だが、その時は何か引っ掛かるものを感じて足を止めた。
向こうはリュージに気づいていないらしく、背を向けたまま手元をじっと覗き込んでいる。
「ユーガ？なにしとん」
彼の方へ歩を進めながら軽く呼び掛けた。
瞬間、バッと空を切る音さえ聞こえそうな素早さでユーガが振り返る。その両目には日頃の仕事モードの彼らしくもない動揺が浮かんでいた。
「……ユーガ？」
怪訝に思ったリュージが再度呼び掛ける。彼が前へ踏み出すのと同時に、ほぼ反射のようにユーガが足を後ろへ引いた。
「どしたんやお前、何か」
リュージの声が途切れる。一点に注がれた視線が彼の口を一時閉ざさせたのだ。
ユーガの右手に握られた物。鈍い光をたたえ存在感を放つ黄金の、杯。それは間違いなく。
「──早まるな！！」
咄嗟にリュージの喉から発せられたのは制止だった。もう一歩前へ出る。ユーガがまた後ろに下がろうとするのを引き留めるように、リュージは言葉を重ねた。
「アカン。……ユーガ、あかんよ」
それ、こっちへ渡しぃ。
努めて穏やかな声をかけながら、リュージは右手を差し出した。
内心では歯噛みしながら己に悪態をつく。ユーガは遊びで特異点を作るタイプではない。目の前の後輩はあんな風に手中の聖杯を見つめるほど、何かしら思い詰めていたのだ。
何か兆候はなかったか。幸か不幸か特異点のことをよくよく知っている自分が声をかけてやれていたら、防げたのではないか。立派なトップジョッキーの一員だからといって、それが後輩を気にかけてやらない理由になるものか。
後悔は先には来ない。苦いものを飲み下しながらリュージはユーガを見つめる。彼の顔には相変わらず、戸惑いが広がっていた。
「ユーガ」
「………………リュージさん」
「うん」
「その…………これは」
言い辛そうに声を詰まらせながら、ユーガが聖杯に視線を落とす。じっくりと言葉を待ってやるつもりで、しかしいざとなればすぐに聖杯を取り上げられる心構えで、リュージは耳を傾ける。
果たしてユーガは、意を決したように告げた。
「これ、レプリカです」
「…………………………は？」
間抜けな反応をしていると分かっていても止められなかった。ぽかんとするリュージからユーガが気まずそうに視線をそらす。
「ユーイチさんが……ちょっと預かってくれ、って。…………その、紛らわしいことしてもうてすみません」
「いや、いやいやいやええねん、ええねんけど！」
勢い良く頭まで下げられ、リュージは慌ててユーガを止める。
「謝ることちゃうやん、俺が早とちりしてもうただけや。思い詰めとる訳やなかったらそれで良い。良いんやけど。……レプリカて」
どういうことだ、とユーガが差し出してきた聖杯を受け取りながら眉間に皺を寄せる。
じろじろ眺め回してみても、あまりにも本物そっくりで言われなければレプリカとは思えない出来だった。
「自分で言うのもなんやけど、散々見てきた俺でもパッと見わからんのは凄いなこれ。ユーイチが持ってきたって？」
「はい。後で取りに来るからすまんけど、言うて」
「何企んどるんや、あいつ」
疑ってかかるような発言だったが、ユーガから嗜めるような反応はなかった。何せ対象者の前科が多すぎる。反論しようにも難しいものがあり、苦笑に留めたユーガは、頭に浮かんだ疑問を口にした。
「……今まで回収してきた聖杯って、ユタカさんが保管されてるんですよね？」
「そう聞いとる。こんなとんでもないもんをどこでどう管理しとるんかは知らんけどな。多分、タケ一族の秘伝絡みなんやろうし……どしたん？」
「こんな精密なもの作ろ思ったら、見本要るんやないかと思って。ユーイチさんがこのレプリカ作ったんなら、どうやって用意したんでしょう」
リュージは思わず真顔になって押し黙った。見上げてくる後輩の顔からも、いつの間にか表情が消えている。
「嫌な予感してきたわ」
「俺もです」
早急に同期をとっちめた方が良い。
これはそういう流れだ、と判断したリュージが聖杯レプリカを一度ユーガに手渡してスマホをポケットから取り出そうとしたとき、呼び掛ける声があった。
「リュージさん！良かった、ここにいたんですね」
「リューセイ？」
駆け寄ってくる若手にどうしたんやと問おうとして、やめる。
リューセイの右手には聖杯が握られていた。
「これ、ユーイチさんから預けられたんですけど、僕ちょっと嫌な予か……あれ？」
まったくもって正しそうな見解を述べながら近づいてきたリューセイがユーガの手にも聖杯を見つけ、目を丸くした。
顔の造形の整った後輩２人が顔を見合わせているのを眺めながら、リュージが苦々しく言う。
「つまり、意図的にレプリカをバラまいとるってことや」
「──当たりや」
今度は背後から急に声がした。
うわっ、と声を上げながらリュージ達が振り向けば、先ほど名前の挙げられたユタカが立っている。
「また急に出てくる…………」
「どうやったんか、保管庫に入られたんや」
リュージのぼやきを無視してユタカが事の次第を語り始める。いつも通りの穏やかな横顔に、しかし不穏な気配を漂わせている大先輩の姿でリューセイが微かに萎縮している気配がした。
竦められた身に気づいたのだろう、ユーガが素早くリューセイの手からレプリカを取り上げ、自分のとまとめてユタカに渡してしまう。
「持ち出された聖杯は１つだけや。……ただし」
受け取ったそれらを見つめながら、ユタカが低い声で続ける。
「その１つを元手にレプリカを山ほど作りおった。俺の目を眩ますためやろな。どれも微妙に反応があるせいで、本物を感知し辛い」
「あーー……」
そうしてユタカや自分たちの目を誤魔化しているうちに、新しい特異点を作ろうという算段なのだろう。つまり彼は恐らく、間違いなく、いまこの瞬間にもやらかそうとしている。
「あほ」
リュージのこぼした苦情を諌める者はいなかった。早くとめましょう、とリューセイが言い出せば全員が頷く。
聖杯の反応がある場所をユタカが振り分け、各々でユーイチを探し出すことになった。サッサと算段をつけたユタカが最早当たり前のようにその場から文字通り姿が消したのを見送って、残された３人も動き出す。
「じゃあ僕も行ってきます。見つけたら連絡しますね！」
スマホを持つ手をひらひらさせて、リューセイが走り去っていく。
新進気鋭の後輩の背が遠ざかるのを見届けてから、リュージは自らも立ち去ろうとするユーガを呼び止めた。
「ユーガ」
「……いかんでええんですか、リュージさん」
「行くで。行くけどや。ユーガお前、ほんまは何か思っとったんやろ」
今度は動揺も困惑も伝わってこなかった。
足を止めていたユーガがリュージを振り返る。彼は無言のまま、感情の読みづらい目でリュージをじっと見て、やがて視線を空の方へ上げた。
「…………今の俺やったら、て思うことはあります」
見上げた空は快晴だ。今日は雲１つない。遮るもののない青の中を、名前も知らない鳥が飛んでいくのを見つけた。
「やけど、今の俺はあの頃の俺とちゃうから。同じにはできへんし、したら駄目やと思ってます」
この頃そう思えるようになりました。
独り言じみた声音でユーガはそう言う。蒼穹に何かを見出だしたような視線の先を探ることはせず、リュージはただ
「……そうか」
とだけ返した。一瞬の沈黙が２人の間に落ちて、すぐそれを振り払うようにリュージが明るい声を出す。
「変なこと聞いて悪かったな！ほな、いこか」
「はい」
会釈をしたユーガは走り去っていくリュージを見送って、自分も割り当てられた場所へと急ぐ。
あの人も大概懲りへんなぁと１人の先輩を思い浮かべて小さく笑いながら、ふと目を伏せる。
「────情けないこと言うとる暇やないもんな」
見上げた空に白く煌めく灯はなかった。
今の自分ならもっと本気で走らせてやれたと、思うことはある。それでも、今の自分にはやるべきことがあって、今だからやれることがあって。積み重ねてきた分、乗せてもらえる馬たちがいる。
それで良いと思って、ここにいる。
「な、せやろ──────」
幕間の物語 the Arc-light of the Sky
教えて！U-1先生 メジロ帝国の興隆と衰退
→本文はリンク先別ページ：ケイバ・ネオユニヴァース【教えて！U-1先生 メジロ帝国の興隆と衰退 】に掲載
・国際騎手招待レースのメンバー見たらヴェラアズールをありがとうムーアとタクトをありがとうマーカンドとプボくんをありがとうバルザ郎とにわかの自分も知ってる人ばっかりでびっくりした
あと結界師と何気にユーイチも優勝経験あってビックリした
・ユーガはかっこいいよね…いい…
・ユーガがいつも以上に顔怖くて草
・引用RTでユーガの写真もうちょい他に有ったやろ言われてて草
なんでよりによって目元にガッツリ影入ってる写真採用しちゃったのか……
A.D.2017 格羅謨心接近騎手 On the U1 with broken heart
C2N(中学2年生並)のユーイチセンスが似た系統を感じるクロムハーツと運命の出会い。それが芸能界随一のクロムハーツ愛者ヒムロックに伝わり、それが更にDAIGOへ…芸能界を同期の魔の手から救うべく、マシュ江は今日もコウシロウを引き連れ修正に向かうのであった。2022年
マシュ江「あらDAIGOくんそのジャージ」
DAIGO「細江さん気づいたっすか！U1ジャージっすよ」
マシュ江（福永くんの魔の手が芸能界にまで…？）
DAIGO「正直センスはC2N（中学2年生並）なんすけど…憧れのヒムロさんからの戴き物っすから」
マシュ江「は…？」
DAIGO「クロムハーツとロック…そしてクロムハーツと競馬の融合の証なんすよねこれ」
マシュ江「！！！」
コブラ「えっマシュ江さんまた俺指名？」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2017 格羅謨心接近騎手 On the U1 with broken heart
幕間 感染列島JRA U1の新たなる謀略？
U-1ジャージに描かれた2匹の生物のお話。同名の競走馬もいるみたいですが、英語でhippocampusは海馬をさすらしく。レースで活躍した馬のこともそうでない馬のことも忘れずにいたいですね。2022年
ミルコ「ふんふふーん」
リュージ「み、ミルコ、お前、そのジャージ……」
ミルコ「あ！和田サン！見て見て！これ、福永サンからもらいました！」
リュージ「あー、おう、知ってる（知りたくなくても）。ミルコはそのジャージには何かその、思ったりしないんかなぁ？」
ミルコ「ん？コレですか？確かに面白いデザインです。ヒッポカムポス二匹ですね〜」
リュージ「ひっぽ？え？」
リュウセイ「ヒッポカムポスですよ！ギリシア神話に登場する半馬半魚の海馬です。またの名シーホース。海神ポセイドンの馬車を曳いてる姿でよく描かれていますね！ヒッポカムポスの別名ヒッポカンポスは、タツノオトシゴの学名にもなりましたよ」ﾘｭｳｾｨｨｨｯ
リュージ「お前ってほんまになんでも知ってるんやなぁ……って、タツノオトシゴ？」
ミルコ「はい、タツノオトシゴはカワイイですねぇ」
リュージ「そ、そうか（竜やと思ってた）」
リュウセイ「あれ？でも福永さんって確か新しいジャージ着てましたよね？」
リュージ「は？」
ミルコ「はい、新しいの作ったって言ってましたよ」
リュウセイ「確かえっと……あ、これです（スマホの画面を見せる）」
リュージ「どれどれ……あ」
リュウセイ「今回は黒を基調にしてますねぇ」
リュージ「なんであいつのデザインはいつもいつも中二やねん」
ミルコ「チュウニ？って何ですか？」
リュウセイ「中学二年生、つまり十代の子にもっとも支持を集めそうな、って意味ですよ」
ミルコ「なるほど、日本語って難しいねぇ」
リュージ「ん？自分は新しいジャージ着てるってことは……ミルコのそれ……まさか在庫しょ」
リュウセイ「それ以上はいけない！」
ミルコ「？」
幕間 感染列島JRA U1の新たなる謀略？
リュウセイ「ちなみにヒッポカンポスって名前の馬がいたんですよ」
リュージ「ほんまにいろんなところから持ってくるなぁ」
ケイバ・ネオユニヴァース シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム
→本文はリンク先別ページ：ケイバ・ネオユニヴァース【シーズン■■ 打破せよ！サンデーキングダム 】に掲載
前々スレで曇らされたカズオの救済…のはずが、生まれたのはトンチキ＆シリアスなスペースオペラだった。ケンイチ=イヤキツ=イケゾエ1世率いるサンデーキングダムを打倒せんとするレジスタンスとプリミティブなリュージがお手馬(船)で大暴れ。腹よじれるほど笑ったし投げたりして楽しかったです。発生した概念等は以下。�．�ャロット仮面が闇堕ちした理由
→それはポケカ拡張パックに群がる醜い転売屋。エネミーに転売屋属性を付与してから特攻宝具で罪ありきして回るその姿、ポケカの守護聖人のごとし。
��競走艦オタクリュウセイ？
→リュージ達一行の行く先々に現れて競走艦の解説をぶち上げる謎の一般通過オタク、ネオユニリュウセイ。その正体はサンデーキングダムの遊撃隊員スタニング・メテオ・ローズだった。勝手にバラを舞わせる彼女(艦)もいるしリンダリンダ-Gの先輩の息子ヴァー・K・ダイトも助けに来るぞ！情報量が多い！
�６丹曚領婿嵯織織吋罐織�
→その時不思議な事が起こった。BLACK RXなことになるかならないかで言えば、なると思う。
�な�数艦使いのネオユニダイチ
→マイネル軍としての戦いではネオス号とホウオウ号を、それ以外の野良戦ではマジェスティバイオ号を駆るネオユニダイチ概念。用途も異なる複数の艦を扱うというのはネオユニ世界でも珍しいみたい。
��episode �掘．汽鵐如璽�ングダムマイル教司祭
→リュージと宝塚仮面のピンチを救ってくれる、レジスタンスの一匹狼系エース遊撃員ユーガ・D＝カワーダ(殺)SS。トンチキ空間と思いきや作中は極めてシリアス。ニガワに迫る頭まいる教司祭もといシルク・ド・ファミリアのアモアイ教司祭ルメールは果たしてアゾット剣するのか…！？
A.D.？？？？ 光栄支配領域日本 極限の果てに待つもの
前スレ56にも出ていた「どす黒く濁った目で世界中のG�気鰈鵑砲垢襯螢紂璽検廚�SS。G��300勝騎手リュージやら血統表に記された聞いたこともない種牡馬やら、序章の時点で一大事である。リュージを救うべくプボに導かれるのはユーガとリュウセイ。頼んだぞ…！！2022年
ユーガ「これで今日の調教も終わりか…ってあれは和田さん？」
リュージ「明日には香港に出発か…また結果を残さへんと……」
ユーガ「こんにちは和田さん！何か体調が悪そうですが大丈夫ですか……？」
リュージ「おう、ユーガ。俺は大丈夫やで。香港でも一緒に頑張ろうな。」
ユーガ「え？何言ってるんですか和田さん！和田さんには香港での騎乗予定は無かったですよね？」
リュージ「そっちこそ何言っとるんやユーガ！俺は香港のG1にも招待競走にも出る予定になっとるやろ！？世界最多G1勝利ジョッキーだとかで……もう勘弁してほしいわ。」
ユーガ（和田さんがそんなにG1を！？それに和田さんの目……とても濁ってる。一体どれだけ追い詰められてるんだ？）
リュージ「俺はもう行くで。ファンや関係者さんたちが俺を待ってるからな……こんなところで止まってられへん。」
ユーガ「は！？和田さんがG1で300勝以上してる！？それに凱旋門賞やキングジョージにBCに……一体何が和田さんの身に起きたんだ！？」
リュウセイ「川田さん大変です！世界中の種牡馬が「■■■■」って冠名の馬に埋め尽くされてて……それに和田さんのG1勝利数がとんでもないことになってます！」
ユーガ「わかってる！さっさと行くぞリュウセイ！和田さんを助けに行くんだ！」
リュウセイ「はい！行くよ、スタニングローズ！」
スタニングローズ「ぐろ〜！」
ユーガ「ボンド！力を貸してくれ！」
ディープボンド「ぷぼ〜！！！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.？？？？ 光栄支配領域日本 極限の果てに待つもの
「ドバイミレニアムにファンタスティックライトにモンジュー！？この馬たちも全員和田さんのお手馬になってたのか！？」
「……俺はもう止まれへん。全ての期待に応えるために。」
幕間の物語 the Arc-light of the Sky
ネオユニepisode�刑郤圓砲茲襦▲罅璽�がしみじみとかっこいい幕間。聖杯を手にしてよぎる過去の後悔や逡巡を振り払う姿が様になりすぎている。なお武一族の秘術で管理された聖杯保管庫から聖杯を盗み出して攪乱用ダミー聖杯をばら撒いた諸悪の根源との温度差よ。昼食時である。
そろそろ何か腹に入れるか、とトレセンの敷地内を歩いていたリュージは、視界の片隅に後輩の背を見つけた。
常ならば別に気に留めることもない。だが、その時は何か引っ掛かるものを感じて足を止めた。
向こうはリュージに気づいていないらしく、背を向けたまま手元をじっと覗き込んでいる。
「ユーガ？なにしとん」
彼の方へ歩を進めながら軽く呼び掛けた。
瞬間、バッと空を切る音さえ聞こえそうな素早さでユーガが振り返る。その両目には日頃の仕事モードの彼らしくもない動揺が浮かんでいた。
「……ユーガ？」
怪訝に思ったリュージが再度呼び掛ける。彼が前へ踏み出すのと同時に、ほぼ反射のようにユーガが足を後ろへ引いた。
「どしたんやお前、何か」
リュージの声が途切れる。一点に注がれた視線が彼の口を一時閉ざさせたのだ。
ユーガの右手に握られた物。鈍い光をたたえ存在感を放つ黄金の、杯。それは間違いなく。
「──早まるな！！」
咄嗟にリュージの喉から発せられたのは制止だった。もう一歩前へ出る。ユーガがまた後ろに下がろうとするのを引き留めるように、リュージは言葉を重ねた。
「アカン。……ユーガ、あかんよ」
それ、こっちへ渡しぃ。
努めて穏やかな声をかけながら、リュージは右手を差し出した。
内心では歯噛みしながら己に悪態をつく。ユーガは遊びで特異点を作るタイプではない。目の前の後輩はあんな風に手中の聖杯を見つめるほど、何かしら思い詰めていたのだ。
何か兆候はなかったか。幸か不幸か特異点のことをよくよく知っている自分が声をかけてやれていたら、防げたのではないか。立派なトップジョッキーの一員だからといって、それが後輩を気にかけてやらない理由になるものか。
後悔は先には来ない。苦いものを飲み下しながらリュージはユーガを見つめる。彼の顔には相変わらず、戸惑いが広がっていた。
「ユーガ」
「………………リュージさん」
「うん」
「その…………これは」
言い辛そうに声を詰まらせながら、ユーガが聖杯に視線を落とす。じっくりと言葉を待ってやるつもりで、しかしいざとなればすぐに聖杯を取り上げられる心構えで、リュージは耳を傾ける。
果たしてユーガは、意を決したように告げた。
「これ、レプリカです」
「…………………………は？」
間抜けな反応をしていると分かっていても止められなかった。ぽかんとするリュージからユーガが気まずそうに視線をそらす。
「ユーイチさんが……ちょっと預かってくれ、って。…………その、紛らわしいことしてもうてすみません」
「いや、いやいやいやええねん、ええねんけど！」
勢い良く頭まで下げられ、リュージは慌ててユーガを止める。
「謝ることちゃうやん、俺が早とちりしてもうただけや。思い詰めとる訳やなかったらそれで良い。良いんやけど。……レプリカて」
どういうことだ、とユーガが差し出してきた聖杯を受け取りながら眉間に皺を寄せる。
じろじろ眺め回してみても、あまりにも本物そっくりで言われなければレプリカとは思えない出来だった。
「自分で言うのもなんやけど、散々見てきた俺でもパッと見わからんのは凄いなこれ。ユーイチが持ってきたって？」
「はい。後で取りに来るからすまんけど、言うて」
「何企んどるんや、あいつ」
疑ってかかるような発言だったが、ユーガから嗜めるような反応はなかった。何せ対象者の前科が多すぎる。反論しようにも難しいものがあり、苦笑に留めたユーガは、頭に浮かんだ疑問を口にした。
「……今まで回収してきた聖杯って、ユタカさんが保管されてるんですよね？」
「そう聞いとる。こんなとんでもないもんをどこでどう管理しとるんかは知らんけどな。多分、タケ一族の秘伝絡みなんやろうし……どしたん？」
「こんな精密なもの作ろ思ったら、見本要るんやないかと思って。ユーイチさんがこのレプリカ作ったんなら、どうやって用意したんでしょう」
リュージは思わず真顔になって押し黙った。見上げてくる後輩の顔からも、いつの間にか表情が消えている。
「嫌な予感してきたわ」
「俺もです」
早急に同期をとっちめた方が良い。
これはそういう流れだ、と判断したリュージが聖杯レプリカを一度ユーガに手渡してスマホをポケットから取り出そうとしたとき、呼び掛ける声があった。
「リュージさん！良かった、ここにいたんですね」
「リューセイ？」
駆け寄ってくる若手にどうしたんやと問おうとして、やめる。
リューセイの右手には聖杯が握られていた。
「これ、ユーイチさんから預けられたんですけど、僕ちょっと嫌な予か……あれ？」
まったくもって正しそうな見解を述べながら近づいてきたリューセイがユーガの手にも聖杯を見つけ、目を丸くした。
顔の造形の整った後輩２人が顔を見合わせているのを眺めながら、リュージが苦々しく言う。
「つまり、意図的にレプリカをバラまいとるってことや」
「──当たりや」
今度は背後から急に声がした。
うわっ、と声を上げながらリュージ達が振り向けば、先ほど名前の挙げられたユタカが立っている。
「また急に出てくる…………」
「どうやったんか、保管庫に入られたんや」
リュージのぼやきを無視してユタカが事の次第を語り始める。いつも通りの穏やかな横顔に、しかし不穏な気配を漂わせている大先輩の姿でリューセイが微かに萎縮している気配がした。
竦められた身に気づいたのだろう、ユーガが素早くリューセイの手からレプリカを取り上げ、自分のとまとめてユタカに渡してしまう。
「持ち出された聖杯は１つだけや。……ただし」
受け取ったそれらを見つめながら、ユタカが低い声で続ける。
「その１つを元手にレプリカを山ほど作りおった。俺の目を眩ますためやろな。どれも微妙に反応があるせいで、本物を感知し辛い」
「あーー……」
そうしてユタカや自分たちの目を誤魔化しているうちに、新しい特異点を作ろうという算段なのだろう。つまり彼は恐らく、間違いなく、いまこの瞬間にもやらかそうとしている。
「あほ」
リュージのこぼした苦情を諌める者はいなかった。早くとめましょう、とリューセイが言い出せば全員が頷く。
聖杯の反応がある場所をユタカが振り分け、各々でユーイチを探し出すことになった。サッサと算段をつけたユタカが最早当たり前のようにその場から文字通り姿が消したのを見送って、残された３人も動き出す。
「じゃあ僕も行ってきます。見つけたら連絡しますね！」
スマホを持つ手をひらひらさせて、リューセイが走り去っていく。
新進気鋭の後輩の背が遠ざかるのを見届けてから、リュージは自らも立ち去ろうとするユーガを呼び止めた。
「ユーガ」
「……いかんでええんですか、リュージさん」
「行くで。行くけどや。ユーガお前、ほんまは何か思っとったんやろ」
今度は動揺も困惑も伝わってこなかった。
足を止めていたユーガがリュージを振り返る。彼は無言のまま、感情の読みづらい目でリュージをじっと見て、やがて視線を空の方へ上げた。
「…………今の俺やったら、て思うことはあります」
見上げた空は快晴だ。今日は雲１つない。遮るもののない青の中を、名前も知らない鳥が飛んでいくのを見つけた。
「やけど、今の俺はあの頃の俺とちゃうから。同じにはできへんし、したら駄目やと思ってます」
この頃そう思えるようになりました。
独り言じみた声音でユーガはそう言う。蒼穹に何かを見出だしたような視線の先を探ることはせず、リュージはただ
「……そうか」
とだけ返した。一瞬の沈黙が２人の間に落ちて、すぐそれを振り払うようにリュージが明るい声を出す。
「変なこと聞いて悪かったな！ほな、いこか」
「はい」
会釈をしたユーガは走り去っていくリュージを見送って、自分も割り当てられた場所へと急ぐ。
あの人も大概懲りへんなぁと１人の先輩を思い浮かべて小さく笑いながら、ふと目を伏せる。
「────情けないこと言うとる暇やないもんな」
見上げた空に白く煌めく灯はなかった。
今の自分ならもっと本気で走らせてやれたと、思うことはある。それでも、今の自分にはやるべきことがあって、今だからやれることがあって。積み重ねてきた分、乗せてもらえる馬たちがいる。
それで良いと思って、ここにいる。
「な、せやろ──────」
幕間の物語 the Arc-light of the Sky
教えて！U-1先生 メジロ帝国の興隆と衰退
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ケイバ・ネオユニヴァースにおいてメジロ帝国がいかにして興り滅んだか、ネオユニ世界の歴史教員U-1先生と弟子のセーナチャンが解説するよ！U-1先生は17スレ目のネオユニ「擬馬賽格威と新宇宙奪還」に登場したミスターユーイチと同一人物節が濃厚。そして東野豊はレイクヴィラ帝国皇帝であったか…
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