幻覚特異点 
- 特命調査 1919年 サラトガ編
- A.D.1999 新星崩壊時空 アメリカ 宇宙開闢の刻
- A.D.2020 ぐだぐだヴェルサイユファーム ダービー馬の余生に乾杯
- A.D.1997 永々無窮逃亡劇 十六計逃げるに如かず
- A.D.1981 英国幻影競走 幻となってしまった英ダービー馬
- A.D.1989 極北胎動神話 北海の勇者
- A.D.2021 ぐだぐだ札幌2歳S 父に捧ぐベリーロール
- A.D.2006 大器覚醒舞台 フランス 進化続ける世界の主役
- A.D.2022 ぐだぐだうらかわ優駿ビレッジ ダービー馬の余生に最高のチケットを
- A.D.1998 絶対王政樹立 東京 逃げたその先
- A.D.1998 無限逃亡劇府中 栄光の日曜日
その他幻覚
『荒事には』
- 荒事にはラニ連れてけってアメリカ人が言ってた
- レギュレーション違反って知ってるか？
- ヘイロー「俺も混ぜろよ~(ﾆｷﾞﾆｷﾞ」
- ラニさんちょっとヤバすぎない？セントサイモンと違って対処法もないのがつらすぎる
- ラニはノースヒルズが開発した競走馬型天体破壊兵器という説があってだな
- そのラニを御すだけでなく勝たせたのは結界師T.Yとウチパクだけだ。つまりウチパクも猛者
- ラニVSラニ観音によるラストバトルは涙なしには拝めなかったな（幻覚）
特命調査 1919年 サラトガ編
相手はあの初代マンノウォー、どうやって倒すか頭を捻るプボ達だが上手い解決方法を思い付かず、とうとう犯人をロッカーに閉じ込めると言う暴挙を敢行。挙げ句ユーイチが何時ものように特異点を発生させ、最終破壊兵器ラニの投入が可決された
【入電】
【高度暗号通信傍受】
【現在解読中】
【解読終了】
【画像不鮮明】
【出力開始】
？？？「ハロー？聞こえているね？」
？？？「特命調査の出撃要請だ」
？？？「放棄された世界、歴史改変されたニューヨークへの経路を一時的に開いた」
？？？「変則的ではあるが、一部隊を5名で編成し、1919年のサラトガへ出撃」
？？？「先行調査員と合流し、調査任務を遂行せよ、とのこと」
？？？「ただし、本作戦への参加は任意。すなわち、腕の立つものでなければ話にならない」
？？？「詳細は現地にて追って通達する。それでは」
1919年 七月 サラトガ競馬場
「おお！ボンドか！元気にしていたかね？」
「ひいじいちゃん！このとおり元気プボよ〜」
「ボンドがこう呼ぶってことは……ダンシングブレーヴ！？」
「そうとも。私はダンシングブレーヴ。この特命調査においての先行調査員を任せられた。さて、1919年のサラトガ競馬場にて行われたレースでもっとも有名なものは何か、わかるかね？……そこの電話マークがチャーミングな君」
「……いやいや待ってくださいよ、いやな予感がピンピンするんですけどこれもうボク帰っていいよね？」
「ダメプボ〜」
「……まあ、お察しの通りだ。ここに私を寄越すとは、時の政府も性格が悪い」
「よくわかんないけど、なんの話してるプボ？」
「……いいかい、ボンド。1919年のサラトガで七月とくれば、もっとも有名なレースはサンフォードメモリアルステークス……すなわち、マンノウォー生涯唯一の敗戦なんだ」
「そうだ。ここでの敗戦が理由となって、ついには勝ち馬の名前がアップセット、すなわち番狂わせだったことからupsetという英単語が広く人口に膾炙されるまでに至った」
「ついでに言うとね、6ハロンの短距離戦で出遅れてビッグレッド生涯唯一の敗戦となった結果、主戦のロスタフ騎手は生涯にわたって【米国最高の名馬を負けさせた男】として扱われ、この敗戦が理由で八百長を疑われたロスタフ騎手は騎手免許を更新できず騎手を辞めさせられたんだ」
「私の主戦も亡くなった際には【ダンシングブレーヴをダービーで負けさせた男】などと書き立てられたものだが……考えるまでもなく、今回の犯人は歴史修正主義者となったジョニー・ロスタフその人だろう」
「……つまり、この世界の改変の原因は……」
「お察しの通り、【サンフォードメモリアルステークスでマンノウォーが勝った世界】だ」
「となると任務も大体察しがつくプボ〜」
「……いやいやいや待ってよボンド、嘘でしょ？相手はアメリカ史上最高の名馬、初代ビッグレッドだよ？」
「……そうだ。我々に課せられた任務は、史実通りアップセットを勝利させるか、あるいは──我々の誰かがアップセットを名乗って、マンノウォーを相手に勝利すること」
「……どう考えてもボクとボンドじゃ無理じゃないですか！？」
「相手が悪すぎるプボ……ひいじいちゃんはどうプボ？」
「私のアメリカでの戦績と、距離適性は知っているだろう？」
「……無理じゃないですか！ところでアップセットさんは……」
「なんと行方不明だ！」
「そんな軽いノリでヤバすぎる事実を暴露しないでくださいよもう！」
「……コンちゃん」
「やだよボンド、ボクには無理だよ」
「でも血統的に一番いけそうなのはコンちゃんプボ」
「でもビッグレッドは相手が悪すぎるよ！？……ああもう、だれか任せられそうな相手がいないか、親戚筋と5勝会を当たってくるんでちょっと一時帰還します！」
「援軍要請プボ。じゃあひいじいちゃん、あでゅ〜」
「……ひ孫よ、adieuは長期の別れの際の言葉だぞ？」
……で、これどうやって解決すればいいと思う？
A.D.1999 新星崩壊時空 アメリカ 宇宙開闢の刻
ヴィクトワールピサが産まれなかった事による特異点が発生、ミルコ初参戦のレイシフトとなった。なおユーイチは当然のごとく疑われた
2022年
リュウセイ「和田さん！何かおかしいです」
リュージ「ユーイチならそこにおるで」
リュウセイ「違うんです。見てください。ドバイの記録を調べていたら、ヴィクトワールピサがいないんです」
リュージ「出走もか？」
リュウセイ「ロジユニヴァースも、アンライバルドもいない。─父はネオユニヴァース。その父、サンデーは米国二冠馬のまま！種付け記録を漁ったら、99年ポインテッドパスが不受胎です」
ユーイチ「ってことは、つまり──」
リュウセイ「日本競馬の歴史が変わっているんですッ！」
リュージ「ボンド、いつもの頼むで！」
？？？「ボクも行かせてくだサイ」
「「お前は！ミルコ！」」
ミルコ「──必ず犯人を見つけます」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1999 新星崩壊時空 アメリカ 宇宙開闢の刻
A.D.2020 ぐだぐだヴェルサイユファーム ダービー馬の余生に乾杯
タニノギムレットが蹴り癖の無い特異点が発生、ikzeも別に良いんじゃないか？と言うぐだぐだイベントだったが、仕事はしないといけないリュージ達だった
2022年
リュージ「アドマイヤジャパンがYogiboで堕ちる動画おもろいよなあ」
リュウセイ「つい買いたくなりますね」
リュージ「タニノギムレットも蹴りグセが無くなればええのに…柵を蹴るなんてリスキーすぎるで」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！タニノギムレットは跨げる低さの柵でも大丈夫なおとなしい馬で有名じゃないですか！」
リュージ「は…？」
リュウセイ「牧場も万々歳ですよね、あんな手のかからない有名馬が広報してくれるんですから」
リュージ「！！！」
リュージ「ケンイチおるか！Twitter燃やしとる場合ちゃうで！」
ケンイチ「いやあれは…というかまさかまたアレですか？」
リュージ「そうや、かくかくしかじかで」
ケンイチ「…それ修正する必要あります？」
リュージ「しゃあないやろ」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2020 ぐだぐだヴェルサイユファーム ダービー馬の余生に乾杯
A.D.1997 永々無窮逃亡劇 十六計逃げるに如かず
結界師ユタカさん、懲りずにまたサイレンススズカの特異点を発生させる。挙げ句さらっとグランドスラムを達成させているしアメリカも蹂躙している、やっている事がユーイチと同じなんよ(困惑)
2022年
リュージ「春のG1も終わって一段落やわ〜」
リュウセイ「お疲れさまです和田さん！タイトルホルダー凄い強かったっすね！」
リュージ「おっリュウセイ。いや本当に強かったわタイトルホルダー。まさか春天も宝塚も逃げ切るとは思わんかったわ
…そういえばどっちも逃げ切った馬ってどんなのがおるん？」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！逃げ馬といえばサイレンススズカっすよ！98年に古馬王道グランドスラムしたじゃないっすか！？」
リュージ「は…？」
リュウセイ「5歳になったらアメリカに遠征して米国競馬を蹂躙してたじゃないっすか！覚えてないんすか！？」
リュージ「ボンド！！！」
？「僕にも行かせてくれ」
リュージ「…武さん？……大丈夫ですか？今回の特異点は…」
武豊「…行かせてくれ」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1997 永々無窮逃亡劇 十六計逃げるに如かず
A.D.1981 英国幻影競走 幻となってしまった英ダービー馬
舞台はイギリス、悲惨な末路を辿ったジャーガーが今回の特異点。みんなさらっと流してるけどさ、プボが暴走していきなりレイシフトとか、これわりとホラーなんだけど、怖いよ……
「そういえば和田さん、こんな噂、知ってますか？」
「ん？ どしたんや、急に」
「……これは噂なんですけれど、六月の二週目辺り。突如として夜の東京競馬場を濃霧が包み込みらしいんですよ。なんでも、雨とかが降ってないにも関わらず」
「ふむふむ？」
「で、ここからが本題です。
深夜十一時くらいにたまたま東京競馬場に忍び込んだ人が、馬の幽霊を目撃したって話しているらしいんです」
「……詳しく」
「府中のターフを占領するかのように、その幽霊馬は、駆けていったそうです。目撃者は呆然としていたようで、気がついたときにはその馬はいなかったようですが」
「なるほどな。……ちょっと調べてみ──」
「プボー！ プボー！ プボー！」
「ちょっ、どした！？ ディープボンド！？ えっ、いったいな──」
（レイシフト音）
A.D.1981 英国幻影競走 幻となってしまった英ダービー馬
A.D.1989 極北胎動神話 北海の勇者
地方競馬ドクタースパートが三冠を達成した特異点、メイセイオペラ共々大活躍したので北海道の競馬と馬産は一気に大フィーバーし、おまけに北海道にG�気�出来る自体に。これオグリキャップより凄いことやってねぇか？
2022年
リュージ「今年ももう夏競馬の時期やな、G1は秋まであらへんけど気合入れて乗ってかんとなぁ」
リュウセイ「お疲れ様です和田さん！次のG1が秋って事は和田さん札幌記念乗らないんですか？」
リュージ「いや、まだ分からんけど、て何言ってんねん、メンバーは殆どG1やけど札幌記念は歴としたG2やで？」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！札幌ドクタースパート記念はG1じゃないですか」
リュージ「は…？ど、どく？」
リュウセイ「ドクタースパートですよ、日本競馬史上初の地方所属のままクラシック出走、皐月賞を取ったと思ったらそのまま破竹の勢いで3冠達成した北海道の究極の化物ですよ、3冠とも超重馬場だった上に勝ちは1200から3600と究極の汎用性、流石雪と熊で鍛えられた脚だとも言われたじゃないですか」
リュージ「ちょ、ちょい待ち、地方所属のままG1勝ったのはメイセイオペラだけのはずやで？」
リュウセイ「メイセイオペラはダートG1初でしたね。そのお陰で北海道の競馬と馬産は一気に大フィーバーして、馬産地にG1がないのは寂しいしレーディングも十分って昇格した話忘れたんですか？」
リュージ「！！！」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1989 極北胎動神話 北海の勇者
A.D.2021 ぐだぐだ札幌2歳S 父に捧ぐベリーロール
ダークエクリプスが大変おとなしい特異点、主人公は珍しくikzeくん。初っ端からリュウセイに煽られている。なおここからユーイチに対する扱いが雑になってくるが、是非も無いよネ！！
2021年
ケンイチ「ほんま日々色んなものがバズってるよな〜（Twitterポチポチ」
リュウセイ「ikzeさん！ほどほどにTwitterやってますか？」
ケンイチ「余計なお世話や！あ、リュウセイ最近競馬でバズった動画知ってるか？」
リュウセイ「え、知りません。何ですかそれ、気になります！」
ケンイチ「え〜とブクマしたはずやから探すわ、ちょっと待ってな…ん？」
リュウセイ「どうしました？」
ケンイチ「あれ？たしかに保存したのになくなっとる（まさか…）」
リュウセイ「何て動画だったんですか？」
ケンイチ「えっとな、この前の札幌2歳Sで和田さん振り落として背面跳びしたダークエクリプs」
リュウセイ「何言ってんすかikzeさん！ダークエクリプスといえばこの世代でも屈指の大人しい馬じゃないですか！」
ケンイチ「は…？」
リュウセイ「僕はあの馬に新馬戦で乗ってますからね、その手には引っかかりませんよ！」
ケンイチ「！！！（やっぱりか…）」
ユーイチ「ん？ケンイチどうしたんや」
ケンイチ「おっ、ちょうどええとこに！特異て」
ユーイチ「俺ちゃうて。何でもかんでも疑うのやめてーな、心外やわ」
ケンイチ「そっすか！もうこの際あんたでいいっすわ！プボ〜！いつもの頼むわ！」
ユーイチ「えっちょ待」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2021 ぐだぐだ札幌2歳S 父に捧ぐベリーロール
A.D.2006 大器覚醒舞台 フランス 進化続ける世界の主役
大器晩成型のハーツクライがキングジョージと凱旋門を取る特異点、なおさらっとディープインパクトが凱旋門でワンツーフィニッシュをやっている。ルメール初参戦の構文である。
2022年
リュージ「あの馬、古馬になってから急激に強くなったな…やっぱりハーツクライ産駒だからってのもあるんかな？」
リュウセイ「！？(ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ はい！和田さんのおっしゃる通り、ハーツクライ産駒といえば圧倒的な成長力が持ち
味ですからね！例をあげるならジャスタウェイやリスグラシューなどでしょうか。しかしそれだけではなく、 クラシック戦線に有力馬を毎年送り込んでいるのも見事だと思います! ワンアンドオンリーだったりサリオス、そしてドウデュースなどなど、クラシック戦線を大きく賑わせた馬がたくさん居ますね！あとあと…」
リュージ「わかったからもうええって！ 確かにハーツクライといえばあの有馬記念でディープインパクトを打ち倒したり、ドバイで勝ってたり、勝てはしなかったけどキングジョージでも三着と頑張ってたな。」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！ ハーツクライはキングジョージでも勝ってますよ！さらに凱旋門賞ではディープと再び戦い勝利し、競馬史に残る偉業である『日本馬の凱旋門賞１,２フィニッシュ』を決め、そしてラストランであるジャパンカップでも勝利して、ファンに惜しまれながら引退したじゃないですか！」
リュージ「は…？」
リュウセイ「今年のダービーを勝って凱旋門賞に挑戦するドウデュースだって、現地や日本のファン達からは親子制覇を期待されてるんですから...偉大な父親に是非続いてほしいですよね！」
リュージ「！！！」
〜〜
リュージ「ルメール！ ハーツクライのラストランの結果は⁉」
ルメール「ドシタノ和田サン？確カジャパンカップハ喉鳴リの影響デ、敗ケチャッタヨ？」
リュージ「よしルメール！とりあえずこっち来い！ 」
ルメール「チョット和田サン⁉イキナリ何!?」
リュージ「話は後や！ さあ行くで！」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2006 大器覚醒舞台 フランス 進化続ける世界の主役
A.D.2022 ぐだぐだうらかわ優駿ビレッジ ダービー馬の余生に最高のチケットを
ウイニングチケットが未だに走っている特異点、オジュウやマカヒキよりも走ってんな。最近暴力や場外乱闘が多発していたスレで、珍しく清涼剤となる特異点である
2022年
リュージ「最近Twitterとかyoutubeやらで引退馬の余生を放送したりしてくれる所メッチャ増えたと思わん？」
リュウセイ「ですね、無事之名馬と言いますし、穏やかに余生を過ごして欲しいと心から思います。」
リュージ「ﾖｷﾞﾎﾞのアドマイヤやら牧柵破壊のギムレット、ナイスネイチャとチケゾー辺りが特に有名やな、元気で何よりや。」
リュウセイ「チケゾーでしたらダービーの当日に同時のゼッケン着けた写真とか上げてましたよね。まだ走れるとか言っちゃって。」
リュージ「いくら元気言うてももう今年で32歳やろ？無理無理カタツムリや」
リュウセイ「……(スマホﾎﾟﾁﾎﾟﾁ)和田さん、和田さん、見てください。
――チケット、走ってます、馬体も完璧で現役と遜色ありません。」
リュージ「はーぁ？！！！」
リュージ「ケンイチおるか！Twitter見てみぃ！得意やろ！」
ケンイチ「いやあれは…というかまさかまたアレですか？」
リュージ「そうや、かくかくしかじかで」
ケンイチ「全く意味わからん状態ですわ」
リュージ「しゃあないやろ」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2022 ぐだぐだうらかわ優駿ビレッジ ダービー馬の余生に最高のチケットを
A.D.1998 絶対王政樹立 東京 逃げたその先
ヤングユーイチが頭を真っ白にさせずに冷静にレースを行い見事ダービーを勝利する特異点、なおユタカさんは体調不良で落馬してしまっている。キングヘイロー産駒が増殖した事で発覚。なおユーイチの当て身が技として確定してしまっており、ヤングユーイチをロッカーに閉じ込めてキングを暴走させることにより解決。こんな解決の仕方やめようよ！！(良心)
2022年
ユーイチ「ん？」
リュージ「どないしたん？」
ユーイチ「いや…なぜかキングヘイロー産駒が増えてんねん。おかしいな…」
リュージ「んー…ホンマや。母父じゃなくて父父も結構多いな。どういうこっちゃ？」
ｼｭﾎﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
リュウセイ「キングヘイローはダービーを制覇し、その血統も相まってかなり人気の種牡馬でしたからね」
リュージ「解説ありがとう。でもユーイチがきこにおるってことは、どういうことや？」
ユーイチ「いや分からんな…もう一回やったことを繰返すわけないし。取り敢えず飛ぶか…」
ディープボンド「ぷぼ〜」
コントレイル「ぐっだぐだやな…」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1998 絶対王政樹立 東京 逃げたその先
〜
リュージ「ってことはなんや。若いユーイチがなぜか冷静にことを運んだのと、ユタカさんの体調不良でスペシャルウィークがダービー落とすってことか」
マシュ子『そう。福永くんとの差は僅か半馬身。あの揺さぶりがなければ─分からなかったとされてる』
リュージ「ほーん。あ、ならええ方法あるわ」
ユーイチ「聞かせて」
リュージ「若いユーイチの代わりに乗って暴走させるしかないわな」
ユーイチ「は？」
リュージ「史実再現するのが一番。ほな、やろうか」
ユーイチ「は？」
A.D.1998 無限逃亡劇府中 栄光の日曜日
結界師ユタカまたやらかす、そりゃトラウマだってわかるけどさぁ…….。リュウセイ、タケシ、ミライ、ユーガが気付いている珍しい特異点だが、耐性がある筈のリュージ、ikze、ユーイチはまるで気付かなかった。策を練りやがったなユタカ
2022年
リュウセイ「ったたたたた大変です和田さん！」
リュージ「どうしたんやリュウセイ、そんな青い顔して」
リュウセイ「おかしいです！いつもみたいに血統を調べていたら…サイレンススズカ血統まみれです！」
リュージ「？ 別に変なことないやろ」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！サイレンススズカはあの秋天で骨折して…というか秋天の1番人気のジンクスを止めたのは他ならない和田さんじゃないすか！しっかりしてください！」
リュージ「は…？お前何言うとるんや、スズカの骨折なんて聞いたことないぞ 天皇賞秋も逃げ切り勝ちしたし、海外遠征も大成功したやないか」
リュウセイ「あなたもですか…とにかくレイシフトしてください！競馬界が大変なんです！」
リュージ「あのなあ、アレ意外と大変なんやで？何もない時にわざわざするもんじゃ」
リュウセイ「でもタケシやミライやユーガさんはおかしいって言ってました！ikzeさんやユーイチさんには変な顔されましたけど…」
リュージ「とにかく歴史にズレが起きてることは分かった …ボンド」
ディープボンド「ぷぼ？」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1998 無限逃亡劇府中 栄光の日曜日
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