38スレ目
最終更新：
mitorizu_please 2022年11月06日(日) 23:11:56履歴
幻覚特異点 
その他幻覚など
ダイチさん歌詞ＴＶサイズ
大きな空を 眺めたら
異次元ゲートが 現れた
今日は楽しい(？)今日は楽しい(？)特異点
ほらほらみんな(ヤング部)の 声がする
ダイチさん ダイチさん
ダイチさんは 愉快だな(白目)
聖杯抱えたユーイチ 追っかけて
リュージと駆けてく 気重なダイチさん
同期が笑ってる ヤング部も笑ってる
ルルルルルル 今日もいい天気(現実逃避)
修正しようと過去まで 出かけたが
主犯は後輩 胃痛なダイチさん
ユタカが笑ってる 総帥も笑ってる
ルルルルルル 今日もいい天気(現実逃避)
・愉快(特異点作った人が……前科数的に高確率でユーイチ)
・＞聖杯抱えたユーイチ
＞同期が笑ってる
↑
なにわろてんねん
異次元ゲートが 現れた
今日は楽しい(？)今日は楽しい(？)特異点
ほらほらみんな(ヤング部)の 声がする
ダイチさん ダイチさん
ダイチさんは 愉快だな(白目)
聖杯抱えたユーイチ 追っかけて
リュージと駆けてく 気重なダイチさん
同期が笑ってる ヤング部も笑ってる
ルルルルルル 今日もいい天気(現実逃避)
修正しようと過去まで 出かけたが
主犯は後輩 胃痛なダイチさん
ユタカが笑ってる 総帥も笑ってる
ルルルルルル 今日もいい天気(現実逃避)
・愉快(特異点作った人が……前科数的に高確率でユーイチ)
・＞聖杯抱えたユーイチ
＞同期が笑ってる
↑
なにわろてんねん
サンデーサイレンスの血が入っている馬は全て当歳の姿になる特異点概念
古の競馬おじさん達が昨今の高速馬場化を憂いてサンデーサイレンスの血が入ってる馬たちは全て当歳の姿にする特異点と言うのを受信したから概念だけ投げておく
→構文化
・日本競馬というのはとねっこを走らせる場なのかな？
・ちょっと前イギリスでやってたコーギーレースみたいに牧場でいつもお世話してる人がゴールで待機しててそこ目がけてとねっこがトコトコする優しい空間を想像した
・全員とねっこの日本競馬、騎手の減量がえげつなさそう 斤量的に女性騎手が有利になったらするのかしら
・主戦騎手がゴールでとねっこになったお手馬に声を掛けたり、人参やおもちゃを使って赤ちゃんや仔犬の「こっちおいで競走」する感じか……健全
ユーイチ「ジャスタウェ〜イ、ほらコッチ来ーや」ﾁｮｲﾁｮｲ
ジャスタ「…」ﾄｺﾄｺ
ヨシトミ「ジャスタウェイだめじゃないか！君はユーイチくんとこの子だろう」
ジャスタ「…」ﾋﾟｯﾀﾘ
ユーイチ「」
・そこはコンちゃんにして差し上げて……！
・え？ジャスタに無視されて傷付いたユーイチを慰めるもしもし君(とねっこ時代に居た牧場でのコンちゃんのニックネーム)だって！？(言ってない)
→構文化
・日本競馬というのはとねっこを走らせる場なのかな？
・ちょっと前イギリスでやってたコーギーレースみたいに牧場でいつもお世話してる人がゴールで待機しててそこ目がけてとねっこがトコトコする優しい空間を想像した
・全員とねっこの日本競馬、騎手の減量がえげつなさそう 斤量的に女性騎手が有利になったらするのかしら
・主戦騎手がゴールでとねっこになったお手馬に声を掛けたり、人参やおもちゃを使って赤ちゃんや仔犬の「こっちおいで競走」する感じか……健全
ユーイチ「ジャスタウェ〜イ、ほらコッチ来ーや」ﾁｮｲﾁｮｲ
ジャスタ「…」ﾄｺﾄｺ
ヨシトミ「ジャスタウェイだめじゃないか！君はユーイチくんとこの子だろう」
ジャスタ「…」ﾋﾟｯﾀﾘ
ユーイチ「」
・そこはコンちゃんにして差し上げて……！
・え？ジャスタに無視されて傷付いたユーイチを慰めるもしもし君(とねっこ時代に居た牧場でのコンちゃんのニックネーム)だって！？(言ってない)
ユウジとツムツム（またはそれ以外の20期生）の赤子化特異点概念
ふじおか兄コラムでたんないさんとつむつむが赤ちゃん枠扱いされてて笑ってしまった
ふたりとも調教かなり乗ってる印象あるし特異点で赤子と化したら阿鼻叫喚やろなぁ・・・
抱っこひもつけて保護する同期勢、胃を押さえてうずくまるダイチまで想像した
・ダイチ…おいたわしや
・抱っこ紐着けて赤子をあやすユーガかぁ………ごめん、腹筋痛いwww
・ダイチ〜さんが〜夜なべ〜をして〜後輩おぶってくれた〜（幻聴）
・ユーガとユウスケ来るまで赤子つむつむと赤子ユウジの育児してたのかダイチが……ワンオペで……いや、ケイタは手伝ってくれるか……？
逆に赤ちゃん枠のふたりだけ平気で同期たちが赤子になってもおもしろそうかなとも思った
すげぇ仏頂面の赤子（ユーガ）いそう
そして結局ユウジとつむつむは子守なので、レイシフトはダイチのお仕事なんだなぁ（遠い目）
ダイチ「お前は一緒に来てるよな、田辺？」
ベータナ「えー？俺どっちかと言うとつむつむ達と一緒が」
ダイチ「く・る・よ・な？(圧)」
ベータナ「……はい」ｽﾝｯ
なんかこんな場面を受信した
・子守オアレイシフトの二択を迫られるベータナ…子守を選ぼうとするベータナ…わりと子守のが合ってそうな気もするな？
でもまあダイチを伝説の戦士にした前科（？）があるから仕方ないね
・ダイチのレイシフト過労に貢献しちゃってるからねベータナ……一番レイシフト過労与えてるのはタケシだろうけど……でもタケシは多分、積極的に手伝ってくれるから…
・タケシ末っ子だからな…長男なカズオの方が世話得意そう、それにヤング部副班長だし引率のピンチには駆けつけなきゃ…駆けつける、よね？
・一番最悪のパターンだとユーガとカズオが凱旋門賞のためにフランスに行ってる可能性があるゾ！ どうする、ダイチ！？
・フランスで赤ん坊になるのかユーガ……
ふたりとも調教かなり乗ってる印象あるし特異点で赤子と化したら阿鼻叫喚やろなぁ・・・
抱っこひもつけて保護する同期勢、胃を押さえてうずくまるダイチまで想像した
・ダイチ…おいたわしや
・抱っこ紐着けて赤子をあやすユーガかぁ………ごめん、腹筋痛いwww
・ダイチ〜さんが〜夜なべ〜をして〜後輩おぶってくれた〜（幻聴）
・ユーガとユウスケ来るまで赤子つむつむと赤子ユウジの育児してたのかダイチが……ワンオペで……いや、ケイタは手伝ってくれるか……？
逆に赤ちゃん枠のふたりだけ平気で同期たちが赤子になってもおもしろそうかなとも思った
すげぇ仏頂面の赤子（ユーガ）いそう
そして結局ユウジとつむつむは子守なので、レイシフトはダイチのお仕事なんだなぁ（遠い目）
ダイチ「お前は一緒に来てるよな、田辺？」
ベータナ「えー？俺どっちかと言うとつむつむ達と一緒が」
ダイチ「く・る・よ・な？(圧)」
ベータナ「……はい」ｽﾝｯ
なんかこんな場面を受信した
・子守オアレイシフトの二択を迫られるベータナ…子守を選ぼうとするベータナ…わりと子守のが合ってそうな気もするな？
でもまあダイチを伝説の戦士にした前科（？）があるから仕方ないね
・ダイチのレイシフト過労に貢献しちゃってるからねベータナ……一番レイシフト過労与えてるのはタケシだろうけど……でもタケシは多分、積極的に手伝ってくれるから…
・タケシ末っ子だからな…長男なカズオの方が世話得意そう、それにヤング部副班長だし引率のピンチには駆けつけなきゃ…駆けつける、よね？
・一番最悪のパターンだとユーガとカズオが凱旋門賞のためにフランスに行ってる可能性があるゾ！ どうする、ダイチ！？
・フランスで赤ん坊になるのかユーガ……
サンタのそりひく競走馬特異点概念
ちょっと季節外れだけど、サンタクロースが乗ったソリを引くのはトナカイじゃなくて馬っていうことになった特異点を思いついた
修正のためにはサンタクロースにならないといけなくて、ソリに乗るリュージとそれを引くプボくんが空を駆けてプレゼントを配るファンタジー特異点
・最終的にリュージの枕元とプボくんの馬房に12期生と20世代からのプレゼントがおいてあるところまで見えた
修正のためにはサンタクロースにならないといけなくて、ソリに乗るリュージとそれを引くプボくんが空を駆けてプレゼントを配るファンタジー特異点
・最終的にリュージの枕元とプボくんの馬房に12期生と20世代からのプレゼントがおいてあるところまで見えた
6月に重賞勝ったら花婿衣装着る特異点
友人が籍入れて思いついた6月に重賞勝ったジョッキーは新郎衣装着ることになる特異点
新郎衣装にも種類あるから写真集も売られてそう
個人的にはバッチリタキシード着るリュウセイと慣れない衣装で落ち着かないモーニングコート着るリュージが見たい
・そわそわしてる美浦ヤング部に「しっかりしろよもぉー！」ってちょこちょこ世話焼くダイチと騎手大賞でタキシード着慣れてる結界師は容易に想像できた
・セイナとナナコのタキシードは正直見たい オンナノコになっちゃう
・ナナコとセイナのタキシード見て気迫に負けて怯む男たちは見たいか見たくないかで言えばすごく見たい
ちなみにグローブ持つ理由は花嫁を守る為らしいけどグローブ持っている姿が絵になりそうなの誰だろう…
・女性組のタキシードは見たい！調べてみたらパンツスタイルのウェディングドレスあるのね…そっちもいいなぁ…
パンツスタイルだから男性陣も着れるね()
・足開いて座っているリュージに品がないと怒るリュウセイ見たいですね…
リュウセイのパーフェクトおぎょうぎ教室
（B面：リュウセイのパーフェクトｼｭﾎﾞﾊﾞ教室）
・サビ前「1！2！9！」ならぬ「1！2！ギュウウウゥゥゥン…………（レイシフト音」じゃん！
・カフェ&マサヨシの人によるリュウセイのパーフェクトｼｭﾎﾞﾊﾞきょうしつ
新郎衣装にも種類あるから写真集も売られてそう
個人的にはバッチリタキシード着るリュウセイと慣れない衣装で落ち着かないモーニングコート着るリュージが見たい
・そわそわしてる美浦ヤング部に「しっかりしろよもぉー！」ってちょこちょこ世話焼くダイチと騎手大賞でタキシード着慣れてる結界師は容易に想像できた
・セイナとナナコのタキシードは正直見たい オンナノコになっちゃう
・ナナコとセイナのタキシード見て気迫に負けて怯む男たちは見たいか見たくないかで言えばすごく見たい
ちなみにグローブ持つ理由は花嫁を守る為らしいけどグローブ持っている姿が絵になりそうなの誰だろう…
・女性組のタキシードは見たい！調べてみたらパンツスタイルのウェディングドレスあるのね…そっちもいいなぁ…
パンツスタイルだから男性陣も着れるね()
・足開いて座っているリュージに品がないと怒るリュウセイ見たいですね…
リュウセイのパーフェクトおぎょうぎ教室
（B面：リュウセイのパーフェクトｼｭﾎﾞﾊﾞ教室）
・サビ前「1！2！9！」ならぬ「1！2！ギュウウウゥゥゥン…………（レイシフト音」じゃん！
・カフェ&マサヨシの人によるリュウセイのパーフェクトｼｭﾎﾞﾊﾞきょうしつ
S.E.Mがジョッキーやるかわりにジョッキーがアルミホイル着てタケノコダンスする特異点
・ケイタ・ウチパク・ヤスナリ！元地方所属としてS.E.M衣装を着るんだ！特にウチパクとケイタは元大井所属だしな！
・次郎ちゃん→ウチパク
まいたる→ケイタ
はざまさん→ヤスナリ
あたりが衣装似合うのかな？ ヤスナリは正直消去法な節あるけど
・はざまさん淡路島出身だし…うん、ヤスナリだな。
・次郎ちゃん→ウチパク
まいたる→ケイタ
はざまさん→ヤスナリ
あたりが衣装似合うのかな？ ヤスナリは正直消去法な節あるけど
・はざまさん淡路島出身だし…うん、ヤスナリだな。
お手馬の名前が名刺代わりになる特異点概念
今日勝ったタルマエロマエちゃんのオーナーがリュウセイの馬名自己紹介ことイケメンプリンスと同じ吉田千津さんだったから、お手馬の中に必ず自分の名刺みたいな馬名の子がいる特異点
…と思ったけど、細かいとこ思いつかないので概念だけ投げてく
A.D.2020 渇望挑戦優駿東京 好敵手達に捧げる勇姿
リュージ「ウイニングチケット…これが30過ぎた馬の身体なんか？パンパンのトモ、ツヤツヤの毛に栄養斑点」
マサト「こいつはビワハヤヒデとナリタタイシンが先に逝ってから…こんなになってしまったらしい」
リュージ「というかマサト先生も、失礼ですが70超えたとは思えないくらい身体鍛えてません？」
マサト「もう調教師も引退してるんだから先生はやめてくれ和田くん。今年のダービーは敵同士だ」
リュージ「は？」
リュウセイ「…和田さーん！大変です！今年のダービーの出走馬に「ウイニングチケット」って…！」ﾘｭｳｾｨｨｨｯ
リュージ「！！！！」
マサト「最近君らが何かちょこちょこやっているのを見聞きしてな、もしかしたら強く願えばウイニングチケットの願いも叶うのかなと」
リュージ「…だからって2回走るんすか、すべての馬にたった一度のチャンスしかないダービーを…！」
マサト「重々承知だ、だから鞍上は責任をとって努める」
リュージ「………！」
マサト「文句があるなら勝ってからだ、今年はビーアストニッシドに乗るんだったな？」
リュージ「無茶苦茶や…とはいえあのダービーから四半世紀以上、いくらなんでもと思うのに何やあの余裕」
結界師「なあリュージ、舐めとったらやられるぞあの仕上がり。あのときナリタタイシンの背中から見てた俺が言うんやから間違いない」
リュージ「まさか…」
結界師「まず確実に勝つんや。そしてウイニングチケットの願いが叶ったらレイシフトしよう」
リュージ「…はい」
結界師「それはそれとしてイクイノックス対策考えよか」
リュージ「そっちもやるんですよね…えらいダービーやな今年は」
A.D.2020 渇望挑戦優駿東京 好敵手達に捧げる勇姿
A.D.1573 偶然騎乗駿河 徳川将軍馬の裏技
リュージ「去年のマツケンアリマ…どんなコラボやねんって感じやったな」
リュウセイ「でもマツケンといえば暴れん坊将軍じゃないですか、ケンさん撮影でモンキー乗り覚えるの大変だったらしいですよ」
リュージ「なんで時代劇の撮影でモンキー乗りすんねん、アメリカ発祥やん」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！日本でも徳川家康が独自にモンキー乗りを開発していたのは常識ですよ！」
リュージ「は…？」
リュウセイ「三方ヶ原の戦いで敗走するときに必死で鞍から腰を持ち上げてみると普段より馬が速くて、それで生き延びたエピソードは有名じゃないですか」
リュージ「！！！」
リュウセイ「それ以来モンキー乗り、通称徳川乗りは代々徳川家に伝わる騎乗スタイルになって、1900年代にアメリカのスタイルと融合して今に至る…あれ和田さん？」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1573 偶然騎乗駿河 徳川将軍馬の裏技
A.D.1997 ぐだぐだ王政復古二十世紀競馬 あの頃僕らは若かった
リュージ「ボンドももうすぐ出国かあ……向こう行く前にちょっと顔を見て」
ディープボンド？「バぷぼん？」
リュージ「あらぁ〜可愛らしいとねっこ……って、は？」
大久保「あぁ、和田くん！ちょうど良いところに！」
リュージ「あの……大久保せんせ、なんでボンドの馬房にとねっこがおるんです？」
大久保「分からない…朝来たらディープボンドが当歳になっていて……今、見回った限り、栗東の厩舎に居る馬の大多数がこうなってしまったらしい……」
リュージ「！！！」
ユーイチ「これは、特異点やな」
リュージ「ユーイチ！急に出てくんなや、びっくりするやろ！？」
ユーイチ「因みに美浦も同じ状態らしい。な、ダイチ？」
ダイチ「ウン、ソウダネ」ｹﾞｯｿﾘ
リュージ「ダイチ大丈夫か？既になんか顔色が……」
ダイチ「朝、トレセンに行ったら若い子達が騒いでて……何事かと思えば調教をする予定の馬がみんな当歳馬になってたらしい……それで…」
ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾜｰﾝ
ダイチ「流石にこれは早急に修正しないとマズイな」
タケシ「そうですね。手伝います、ダイチさん！」
ダイチ「助かるよタケシ。来てくれ、マイネルホウオウ！」
タケシ「力を貸してくれ、エフフォーリア！」
マイネルホウオウ(とねっこ)「ふぇにっくっちゅ」
エフフォーリア(とねっこ)「おやちゅ、おやちゅ」
ダイチ・タケシ「「……え？」」
ﾎﾜﾎﾜﾎﾜｰﾝ
リュージ「トレセンにおらん馬もとねっこになっとるやと！？」
ダイチ「しかも当歳馬達はレイシフト能力が失われてしまっていて……途方に暮れていた所にユーイチが現れて…」
ユーイチ「ユタカさんが事前にこの特異点を察知して俺やお前らと一緒にレイシフトする馬も揃えてくれてたんやで！」
リュージ「流石ユタカさ……いや、やったらユタカさんが動いた方が早いんちゃう？」
ユーイチ「そろそろフランスに向けて出発せなアカンからなぁ〜仕方ないよなぁ〜」
リュージ「……なぁ、さっきからずっと気になっとんやけど、なんでユーイチこんなウッキウキなん？」
ダイチ「それは……その、今回のレイシフトの同行馬が…」
ユーイチ「さぁ、役者は揃った！特異点修正に出発や！サージュウェルズ！エアガッツ！そして……キングヘイロー！！」
サージュウェルズ「Hi！久シブりね、ドラゴンボーイ！」
エアガッツ「セントライト記念以来だ、頑張ろうなダイチくん」
キングヘイロー「んもぅ……ぼく疲れる事したくな〜い」
ダイチ「お分かり頂けましたか？(遠い目)」
リュージ「ウワッー！俺らの重賞初勝利馬の皆さんー！」
ユーイチ「あ、因みに向こう着いたら俺ら若返るらしいで。キング達に乗ってた頃位まで」
リュージ・ダイチ「「え？」」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1997 ぐだぐだ王政復古二十世紀競馬 あの頃僕らは若かった
幕間 別世界の同期
担当の次走のレースとスケジュールを決めて…
「よし、終わり」
明日、担当のカフェに伝えれば準備は万全だ。
部屋の電気を消そうと、スイッチに手を伸ばす…が電気が消えない。
何度も、カチカチと切り替えるがやはり消えない。
(おかしい、部屋には1人だ″お友達″がいた気配もない…)
部屋の扉に手をかけ、開けてみる…が開かない。
トレーナーは1人部屋に閉じ込められていた。
仕方ないので、さっきまでいた机とテーブルに戻ろうと振り返ると、黒い扉が現れていた。
(また″お友達″のイタズラなんだろう、そのイタズラ乗ってみるか)
渋々扉の中に入る。
扉はトレーナーを飲み込むとそのまま消えてしまった。
----
扉の中は星が綺麗な夜、地面には石畳が敷かれている。
今回はカフェも主犯であろう″お友達″も居ないから慎重に進む。
突如現れる街灯、その下にはカフェテラスにありそうな外用のテーブルと椅子が二脚、一脚には誰かが座っている。
「やぁ、遅かったやないか」
声の主は黒いロングブーツ、白いパンツ、カラフルなロングシャツを着ていた。
「えっと…こんばんわ？」
「せやな、夢の中やから″こんばんは″やな」
もしかして、以前出会った別世界の人なんだろう。
「若干、同僚には似てるかな」
「そうかそうか、にしても、そっちのマサヨシは若くてえぇなぁ」
「トレーナーの中ではまだ新人の方だと思ってるけど…そんなビックリする事かなぁ」
「あぁ、こっちの話」
「は、はぁ」
話していくうちに違和感を覚え始めた、顔を見ると若くなったり老けたり、性別が目まぐるしく変わる。
声も同様に変わる、声色が全く違うのに聴く分には違和感が無いのが気持ち悪い。
「すこし、いいかな。顔も声も貴方が話す度に変わって違和感が凄いんだ」
「あー…それは…認識しようとすると無意識で似ている人を想像するからそうなるだけだと思うわ」
(って事はそっちの世界の″僕個人″に当たる存在は居ないんやろな)
「にしても背がデカいわな…まぁ背がデカいと⬛︎⬛︎になれんし」
「⬛︎⬛︎？って何です？」
「あっ…禁止ワードやったわ」
----
夜の自主練も終わり、寮に帰ろうとグラウンドを後にしようとすると、自分のトレーナー室に電気が着いているのが見えた。
きっとまだ仕事をしているのだろう。
一言「お疲れ様です」と言いに行こう、そう決めた。
先にフラーっと壁を通り抜け見に行った″お友達″が急いで帰ってきた。
『トレーナー室に入れねぇ！』
「なんで？！急がなきゃ！」
階段を駆け上がり、部屋の引き戸を触り開けようとするが、開かない。
『…結界が張られてやがる！』
「中には、トレーナーさんがいるんですよ！」
扉を叩く。
「トレーナーさん！開けてください！トレーナーさん！」
-----
ドンドンと地響きが聞こえる。
夢なのに地震？
「あーもうお喋りもお終いや」
「何で分かるんですか？」
「ん？長年の勘ってヤツやな、担当の子と頑張りや」
カラーシャツの男は椅子から立ち上がり手を振る。
その途端、地面が割れ落ちる。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
-----
「…ナさん！…起き…て…蛯名さん！！」
目の前にはカフェが両肩を掴んでいた。
「カフェ？あ…カフェ！」
よかった、帰って来れた。
「大丈夫ですか？変な事に巻き込まれてませんか？！」
「僕は大丈夫だよ、にしても変な夢だった…」
カフェに夢であった事を話す、あの人は不思議な人だった。
「別の世界の人との接触ですか…ふむ…もしかしたら別の世界で何かが起こっているのでは？」
「そうだと仮定して、僕達はどうしたらいいんだろう」
「そこなんですよね…」
今後も同じ事が起きるかもしれない。
極力カフェ達と一緒にいた方が何かあった時にすぐ動ける気もするな。
『マックちゃんも酷い事してくれてたし…今度はカフェのトレーナーにまでなんかしたのかアイツ…次見つけたら覚えとけよ…』
幕間 別世界の同期
A.D.2022 騎手永年現役法JRA いつでもだれでもヤング魂
JRA職員B（以下B）「ホントだ。今年は期待できそうだし楽しみだな。武ユタカの七不思議を破ったドウデュースなら〜って期待しちゃうよ」
A「あの人も今年で10回目の挑戦だっけ？53歳になっても精力的で尊敬するよ」
B「それは今のトップジョッキーの方々だってそうだろ。若手も育ってきてるとはいえ、アラフォーアラフィフが今も上位層を形成してるし」
A「それもそうだな。あの年代の人たちがいつか引退して…って、想像できないな」
B「たしかになぁ、居るのがなんだか当たり前な気がしちまってるけど、40過ぎたらいつ引退してもおかしくなかった時代だってあったもんな」
A「あ〜あ、ずっとジョッキーやってくれないかな」
B「さすがに年とっても続けろとは言わないから若返ってくんないかな〜」
JRA「！！！」
2022年某日・朝の栗東
リュウセイ「う〜ん、今日もいい天気。さっそく仕事仕事…って、アレ？」
ギュウウウゥゥゥン…………
マイネルホウオウ「ふぇにっく〜す！！！！（涙目」
リュウセイ「ま、マイネルホウオウくん！？」（おかしい、ダイチさんの姿がない…これはまさか）
…
リュージ＆ユーイチ「「マイネルホウオウだけレイシフト？」」
リュウセイ「そうなんです。ダイチさんがいないということは、ダイチさんがレイシフトする余裕もないほどの何かが美浦で起きてるんじゃないかと。それで、ダイチさんの連絡先を知ってそうな同期のお2人に手伝ってほしくて」
ユーイチ「それがホンマやったら大事やで。ほな電話してみよか」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ
Prr...Prr...Prr...
ユーイチ「あかん、出ぇへん。留守電に残しとこｋ」
電話『どうも、ダイチです…この音声を聞いてるということは、同期のどっちかが電話してるのかな？』
ユーイチ「うわっ！！」
リュージ「どうした！？」
ユーイチ「留守録に入ってるダイチの声、カッスカスや…」ｽﾋﾟｰｶｰﾎﾝﾎﾟﾁｰ
電話『えーと今何が起きているかというと…かくかくしかじか』
ユーイチ「う〜ん、なるほど？」
リュージ「つまりJRAがジョッキーの騎手人生を伸ばすために若返りプロジェクトを立ち上げて？」
リュウセイ「最初の被検体を無作為に選んだ結果、美浦の丹内さんと津村さんが選ばれた、急に赤ちゃん返りしたのが昨日のことだ、と…」
3人（（（なんっじゃこりゃ〜〜〜！？）））
電話『俺も未だによく分かってないんだけど、なるはやでこっち来てくれると助かりま…＼ｵﾝｷﾞｬ／＼ｵﾝｷﾞｬ／…ごめんもう切るね。あ〜2人ともゴメンねぇ。ミルクかな？オムツかな？…ﾊｧ』ﾌﾞﾂｯ
ユーイチ「切れてもうた…」
リュージ「これはなかなかに深刻やで、JRAに乗り込むべきか？」
ディープボンド「ぷぼ〜」ギュウウｎ
リュウセイ「あ、あの！ちょっと待ってください！」
リュージ「ん？どうしたリュウセイ、青い顔して」
リュウセイ「僕思ったんですけど、ダイチさんの声の衰弱っぷりからすると…もしかしてダイチさん、昨日から1人で赤ん坊2人の世話してるんじゃ」
リュージ「！！！」
ユーイチ「ディープボンド！行き先変更や！美浦行くで！」
リュージ「俺らもちっちゃい子持ちやけど人手がもっと要る…ボンド、美浦に向かう前にトレセンでユーガとユースケ拾うで！同期は連帯責任や！」
リュウセイ「僕は先に行って美浦の若手まとめてきます！パンサラッサくん！」
パンサラッサ「茨城行きは遠足とは言えないぜぇ〜！！」
ディープボンド「行き先は決めてから呼んでほしいぷぼ〜！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2022 騎手永年現役法JRA いつでもだれでもヤング魂
ユウジ「ｴ゛~ﾝ」ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ
ユーガ「泣き止まんなあ…何がダメなんでしょうね？」
リュージ「アレちゃう？硬くて居心地悪いんやろ、お前のパイオｔ」
ダイチ「もう！！子供に余計なこと教えないで！！」
ユーイチ（うわぁ）
A.D.2001 因縁反転花園府中 目覚めを待つ薔薇つぼみ
リュウセイ「よしっ、日本では久しぶりの重賞制覇だ」
タケシ「リュウセイさんおめでとうございます。スタニングローズ、凄い勝負根性でしたね！僕も逃げ切れるかと思ってたんですが…」
リュウセイ「ありがとう。馬も頑張ってくれたし、本番にはもっと仕上がって来ると思う。薔薇一族悲願のクラシック制覇も狙えると思うから、あとは僕次第…」
タケシ「何言ってるんですかリュウセイさん！ あの血統は“クラシックの薔薇一族”だってこの前自分で語ってたじゃないですか」
リュウセイ「え…？」
タケシ「オークス秋華賞エリザベス女王杯を3歳で制した二冠牝馬ローズバド、タケホープ以来のダービーと菊花賞の二冠馬ローズキングダム…それに今年のオークス馬スタニングローズには、つい今しがたリュウセイさんが乗ってたでしょ？」
リュウセイ「！！！」ﾋﾝﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ…
タケシ「ああっ何処に行くんですかリュウセイさん！ みんなリュウセイさんのウイナーズサークルでのファンサ待ってるんですよー！？」
…
リュウセイ（薔薇一族のクラシック2着馬が全部1着になってる…ということはジンクスの起点になったローズバドのオークスから発生した特異点か？ たしかそのときローズバドに乗っていたのは…）
ケイタ「おうお疲れリュウセイ。紫苑Sおめでとう」
リュウセイ「あっ戸崎さん。すみません今はちょっと…」
ケイタ「秋華賞もリュウセイが乗るのか？ オークス馬だし、ノリさんのローズバドと同じ勝鞍の二冠牝馬も夢じゃな…」
リュウセイ「ノリさんだーっ！！」
ケイタ「えぇ？ どうしたいきなり」
クリストフ「Ryuseiくん！」
リュウセイ「ルメールさん！そうか、スターズオンアースでオークスを勝ったから」
クリストフ「スタセリタ、ソウルスターリング、スターズオンアース…僕の大切な馬と大切なオークスです。負けるは違います、ダメですだから一緒に行きます」
リュウセイ「ありがとうございます！それじゃあすぐにでも…」
ギュウウウゥゥゥン…………
ユーガ「リュウセイ！」
リュウセイ「あ、川田さん！もしやスターズオンアース繋がりで？」
ユーガ「ああ。いくらノリさんでも、こんなのは許しちゃいけない。だからスターズオンアースに頼んで飛んできたんだ」
リュウセイ「ありがとうございます！心強いです！」
ユーガ「それじゃあ…行こうか」
ユーガ＆クリストフ「「スターズオンアース！」」
リュウセイ「君の勝利を消すのは複雑だけど…これは特異点なんだ。行くよ、スタニングローズ！」
スターズオンアース「つ〜ば〜めよ〜〜♪」
スタニングローズ「ダメーッ！！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2001 因縁反転花園府中 目覚めを待つ薔薇つぼみ
ケイタ「ええっユーガ今日は中京…それに消え…えぇ！？」
A.D.2011 激風激怒鉄槌降下中山 出来心と言うには前科が有り過ぎる男
ユーイチ「なぁダイチ、ちょっと聞きたい事あるんやけど？」
ダイチ「え？急にどうした？」
ユーイチ「カツハルさんってどんな人？」
ダイチ「カツハルさん？なんで急に？」
ユーイチ「ええから、ええから」
ダイチ「そうだなぁ……ゴルフが好きで、ミサキが美浦に居た時はアイツも含めて良く一緒にラウンド回ったな」
ユーイチ「ほうほう」
ダイチ「あと、義理堅い人だな。ヤマニンゼファーとの秋天のエピソードとか聞くと特にそう思うよ」
ユーイチ「ヤマニンゼファーの秋天……」
ダイチ「そうそう。本人も一番悔しいレース事ある毎に言ってるな」
ユーイチ「ヨシトミさんがハナ差で勝ったヤマニンゼファーの秋天やな？」
ダイチ「あぁ、それがどうし……あ」
ユーイチ「俺ちょっとカツハルさんとお話を」
ダイチ「いや、させないからな？」ｶﾞｯ
ユーイチ「いやいや、何ゆうてんねん？ただ“お話”するだけやん？」
ダイチ「嘘付け！お前絶対にカツハルさんを勧誘する気だろ！？特異点に勧誘する気だろ！？」
ユーイチ「……チッ、バレたか」
ダイチ「ちょっとは誤魔化せ！」
ユーイチ「いやぁ……ちょっとここいらで特異点にも新しい風が必要やと思わへん？」
ダイチ「思わない！ただでさえ後輩達が自由に特異点騒動作り出して忙しいのに先輩勢にまで広がったら俺の身体が保たないってば！」
ユーイチ「大丈夫やって、お前は不屈の不死鳥ジョッキーなんやからヘーキヘーキ」
ダイチ「(ﾌﾟﾁｯ)……マイネルネオス」
マイネルネオス「おう、呼んだか？」
ダイチ「今から2011年7月上旬の中山競馬場にレイシフトしよう。4260mでシロクロ付けようかユーイチ」
ユーイチ「おまっ……それ自分が勝った中山グランドジャンプのコースやないかい！？」
ダイチ「大丈夫大丈夫、お前まだ障害免許持ってるんだろ？イケるイケる」
ユーイチ「持ってるのとレースやるのは違う！」
ダイチ「仕方ないなぁ……じゃあユーイチはマジェスティバイオに乗って良いから」
慌てて冥界から駆け付けたマジェスティバイオ「え？ちょっとダイチ！？」
ユーイチ「確かに実力は申し分無いけど……！」
ダイチ「俺にとってもお前にとっても大事な大事なレースだ。絶対にまた勝とうな、ネオス」
マイネルネオス「当たり前だ。それにかーちゃん(マイネプリテンダー)にJG1馬の母親って称号をプレゼントしたしな……頑張ろうな、ダイチ！」
マジェスティバイオ「……福永ユーイチ、貴様絶対に許さんからな…」
ユーイチ(あ、これ絶対にマジェスティバイオ折り合ってくれへん…！)
ギュウウウゥゥゥン…………
リュウセイ「……あの、和田さん？」
リュージ「うん？」
リュウセイ「ダイチさんと福永さん普通(？)に送り出してしまってよかったんですか？止めたりとか…」
リュージ「あれは完全にユーイチの自業自得やからな、偶には痛い目見ればええんとちゃう？」
リュウセイ「それは……そう、ですね」
リュージ(とは言え、ユーイチはきっとどっかダイチの目が無いタイミング探してカツハルさんに特異点作る事薦めるやろなぁ……修正の手伝いの準備だけはしといて損は無いやろ)
A.D.2011 激風激怒鉄槌降下中山 出来心と言うには前科が有り過ぎる男
A.D.2008 激戦相星決着東京 13分の果てに描く結末
リュージ「JRAがなんかおもろいことやってんな。競馬名勝負列伝ってやつ。」
リュウセイ「そうですね！歴代の名馬たちが織り成した名勝負を一挙に振り返れるのは面白いですよね！」
リュージ「せやせや。にしても2008年の秋天見たんやけどやっぱりおもろかったな……ウオッカの勝利だったけど、同着でもおかしくない内容やったな。」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！2008年の天皇賞秋はダイワスカーレットとウオッカの同着じゃないですか！」
リュージ「は…？」
リュウセイ「G1史上初の同着だって盛り上がってたじゃないですか！僕も鮮明に覚えてます！」
リュージ「！！！」
リュージ「秋天はボンドからしたら距離が短くて不利やな……ん？何か近づいてきとる……ってワンダフルタウン！？」
ワンダフルタウン？「ハーハッハッハ！ボクだよ！リュージ！再びボクたちで時代を築こうじゃないか！」
リュージ「ワンダフルタウンやない！オペラオーが憑依しとるーっ！？」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2008 激戦相星決着東京 13分の果てに描く結末
「なぁオペラオー、なんで憑依できとるん？」
「ボクとこの子は魂の波長が合うんだ。それにキミもこの子がボクと似てるって言ってたじゃないか。」
「訳わからん……」
A.D.2022 人参仮面参戦 阪神 撃墜王の帰還
リュージ「ボンドもフランス入りしたし、俺もこっちで負けられへんなぁ」
リュウセイ「お疲れ様です和田さん…ボンドくんがフランス入り？おかしな事言いますね」
リュージ「は？ボンドは今年も凱旋門賞挑戦するってなってるやろ？」
リュウセイ「今年はエフォーリアが挑戦するじゃないですか！鞍上も変わらずキャロット仮面さんだって」
リュージ「まて！キャロット仮面って誰や！」
リュウセイ「キャロット仮面さんを知らないんですか！？今年の大阪杯からタケシくんから乗り替わりで天皇賞(春)、宝塚記念と3連覇してるじゃないですか！」
リュージ「まてまて！エフォーリアは秋の予定白紙のはずや！」
ギュウウウゥゥゥン……………
ディープボンド「リュージ！！！！僕の挑戦を無かったことになってる！コレは特異点だよ…修正しに行こう！」
リュージ「ｳﾜｰ!いつものボンドとちゃうやんけ！ダンシングブレーヴの血が…コレはブレ味モード？？」
タイトルホルダー「僕とカズオさんの記録を無かったことにして！！僕も同行します！！！」
リュージ「ｳﾜｰ!タイトルホルダーまで！！」
タイトルホルダー「カズオさん拾ってからいきましょう！」
ディープボンド「ok!!行くよ！！」
ギュウウウゥゥゥン……………
カズオ「フランス楽しみだなぁ…凱旋門賞…頑張らなきゃ」
タイトルホルダー「カズオさん！やる事が増えました！！行きますよ！！」
カズオ「タイトルホルダー！？ちょ…ちょっと！行くって何処へ！？」
タイトルホルダー「詳しい話はボンドさんの鞍上さんに聞いてください！行きますよー！」
ディープボンド「ﾌﾞﾗｯｸﾎｫｫﾙ!!!!!!」
リュージ「いつもと掛け声ちゃうやんけー！！！！！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2022 人参仮面参戦 阪神 撃墜王の帰還
？？「ｴﾌｰ…タケシ…その仮面ダサいから外そうよ…」
？？「エフフォーリア、今の僕はキャロット仮面だよ」
？？「ｴﾌｰ…おやつ…」
…と思ったけど、細かいとこ思いつかないので概念だけ投げてく
A.D.2020 渇望挑戦優駿東京 好敵手達に捧げる勇姿
30歳を越えて尚仕上がった体のチケゾーが二度目のダービーに挑む特異点。もちろん鞍上はあの人。ナリタタイシンの背で勝利を見届けた結界師の言葉が重いしイクイノックス対策も同時にやる。2022年
リュージ「ウイニングチケット…これが30過ぎた馬の身体なんか？パンパンのトモ、ツヤツヤの毛に栄養斑点」
マサト「こいつはビワハヤヒデとナリタタイシンが先に逝ってから…こんなになってしまったらしい」
リュージ「というかマサト先生も、失礼ですが70超えたとは思えないくらい身体鍛えてません？」
マサト「もう調教師も引退してるんだから先生はやめてくれ和田くん。今年のダービーは敵同士だ」
リュージ「は？」
リュウセイ「…和田さーん！大変です！今年のダービーの出走馬に「ウイニングチケット」って…！」ﾘｭｳｾｨｨｨｯ
リュージ「！！！！」
マサト「最近君らが何かちょこちょこやっているのを見聞きしてな、もしかしたら強く願えばウイニングチケットの願いも叶うのかなと」
リュージ「…だからって2回走るんすか、すべての馬にたった一度のチャンスしかないダービーを…！」
マサト「重々承知だ、だから鞍上は責任をとって努める」
リュージ「………！」
マサト「文句があるなら勝ってからだ、今年はビーアストニッシドに乗るんだったな？」
リュージ「無茶苦茶や…とはいえあのダービーから四半世紀以上、いくらなんでもと思うのに何やあの余裕」
結界師「なあリュージ、舐めとったらやられるぞあの仕上がり。あのときナリタタイシンの背中から見てた俺が言うんやから間違いない」
リュージ「まさか…」
結界師「まず確実に勝つんや。そしてウイニングチケットの願いが叶ったらレイシフトしよう」
リュージ「…はい」
結界師「それはそれとしてイクイノックス対策考えよか」
リュージ「そっちもやるんですよね…えらいダービーやな今年は」
A.D.2020 渇望挑戦優駿東京 好敵手達に捧げる勇姿
A.D.1573 偶然騎乗駿河 徳川将軍馬の裏技
三方原の戦いで敗走する徳川家康が通称・徳川乗りとしてモンキー乗りを開発した特異点。この特異点だと天神乗りは鐙外れて持ちこたえた時の白浜騎手が発祥になって通称・白浜乗りになったりしたのだろうか、気になる。2022年
リュージ「去年のマツケンアリマ…どんなコラボやねんって感じやったな」
リュウセイ「でもマツケンといえば暴れん坊将軍じゃないですか、ケンさん撮影でモンキー乗り覚えるの大変だったらしいですよ」
リュージ「なんで時代劇の撮影でモンキー乗りすんねん、アメリカ発祥やん」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！日本でも徳川家康が独自にモンキー乗りを開発していたのは常識ですよ！」
リュージ「は…？」
リュウセイ「三方ヶ原の戦いで敗走するときに必死で鞍から腰を持ち上げてみると普段より馬が速くて、それで生き延びたエピソードは有名じゃないですか」
リュージ「！！！」
リュウセイ「それ以来モンキー乗り、通称徳川乗りは代々徳川家に伝わる騎乗スタイルになって、1900年代にアメリカのスタイルと融合して今に至る…あれ和田さん？」
ディープボンド「ぷぼ〜」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1573 偶然騎乗駿河 徳川将軍馬の裏技
A.D.1997 ぐだぐだ王政復古二十世紀競馬 あの頃僕らは若かった
ＳＳ系とねっこ化特異点概念の構文化。とねっこプボくんの「バぷぼん？」が可愛いしエフフォーリアの鳴き声はそれでええんか。同行馬が12期トリオ重賞初勝利馬のみなさんでユーイチがうっきうき。キングは若干対応が塩。2022年・栗東
リュージ「ボンドももうすぐ出国かあ……向こう行く前にちょっと顔を見て」
ディープボンド？「バぷぼん？」
リュージ「あらぁ〜可愛らしいとねっこ……って、は？」
大久保「あぁ、和田くん！ちょうど良いところに！」
リュージ「あの……大久保せんせ、なんでボンドの馬房にとねっこがおるんです？」
大久保「分からない…朝来たらディープボンドが当歳になっていて……今、見回った限り、栗東の厩舎に居る馬の大多数がこうなってしまったらしい……」
リュージ「！！！」
ユーイチ「これは、特異点やな」
リュージ「ユーイチ！急に出てくんなや、びっくりするやろ！？」
ユーイチ「因みに美浦も同じ状態らしい。な、ダイチ？」
ダイチ「ウン、ソウダネ」ｹﾞｯｿﾘ
リュージ「ダイチ大丈夫か？既になんか顔色が……」
ダイチ「朝、トレセンに行ったら若い子達が騒いでて……何事かと思えば調教をする予定の馬がみんな当歳馬になってたらしい……それで…」
ﾎﾜﾝﾎﾜﾝﾎﾜﾜｰﾝ
ダイチ「流石にこれは早急に修正しないとマズイな」
タケシ「そうですね。手伝います、ダイチさん！」
ダイチ「助かるよタケシ。来てくれ、マイネルホウオウ！」
タケシ「力を貸してくれ、エフフォーリア！」
マイネルホウオウ(とねっこ)「ふぇにっくっちゅ」
エフフォーリア(とねっこ)「おやちゅ、おやちゅ」
ダイチ・タケシ「「……え？」」
ﾎﾜﾎﾜﾎﾜｰﾝ
リュージ「トレセンにおらん馬もとねっこになっとるやと！？」
ダイチ「しかも当歳馬達はレイシフト能力が失われてしまっていて……途方に暮れていた所にユーイチが現れて…」
ユーイチ「ユタカさんが事前にこの特異点を察知して俺やお前らと一緒にレイシフトする馬も揃えてくれてたんやで！」
リュージ「流石ユタカさ……いや、やったらユタカさんが動いた方が早いんちゃう？」
ユーイチ「そろそろフランスに向けて出発せなアカンからなぁ〜仕方ないよなぁ〜」
リュージ「……なぁ、さっきからずっと気になっとんやけど、なんでユーイチこんなウッキウキなん？」
ダイチ「それは……その、今回のレイシフトの同行馬が…」
ユーイチ「さぁ、役者は揃った！特異点修正に出発や！サージュウェルズ！エアガッツ！そして……キングヘイロー！！」
サージュウェルズ「Hi！久シブりね、ドラゴンボーイ！」
エアガッツ「セントライト記念以来だ、頑張ろうなダイチくん」
キングヘイロー「んもぅ……ぼく疲れる事したくな〜い」
ダイチ「お分かり頂けましたか？(遠い目)」
リュージ「ウワッー！俺らの重賞初勝利馬の皆さんー！」
ユーイチ「あ、因みに向こう着いたら俺ら若返るらしいで。キング達に乗ってた頃位まで」
リュージ・ダイチ「「え？」」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.1997 ぐだぐだ王政復古二十世紀競馬 あの頃僕らは若かった
幕間 別世界の同期
カフェトレに接触を図る結界師、カフェのお友達がお怒りですよ。禁止ワードとか別世界の同期との会話とか世界観が独特でわくわくしますね。トレーナー室、机に向かって1人PCで作業を進める。
担当の次走のレースとスケジュールを決めて…
「よし、終わり」
明日、担当のカフェに伝えれば準備は万全だ。
部屋の電気を消そうと、スイッチに手を伸ばす…が電気が消えない。
何度も、カチカチと切り替えるがやはり消えない。
(おかしい、部屋には1人だ″お友達″がいた気配もない…)
部屋の扉に手をかけ、開けてみる…が開かない。
トレーナーは1人部屋に閉じ込められていた。
仕方ないので、さっきまでいた机とテーブルに戻ろうと振り返ると、黒い扉が現れていた。
(また″お友達″のイタズラなんだろう、そのイタズラ乗ってみるか)
渋々扉の中に入る。
扉はトレーナーを飲み込むとそのまま消えてしまった。
----
扉の中は星が綺麗な夜、地面には石畳が敷かれている。
今回はカフェも主犯であろう″お友達″も居ないから慎重に進む。
突如現れる街灯、その下にはカフェテラスにありそうな外用のテーブルと椅子が二脚、一脚には誰かが座っている。
「やぁ、遅かったやないか」
声の主は黒いロングブーツ、白いパンツ、カラフルなロングシャツを着ていた。
「えっと…こんばんわ？」
「せやな、夢の中やから″こんばんは″やな」
もしかして、以前出会った別世界の人なんだろう。
「若干、同僚には似てるかな」
「そうかそうか、にしても、そっちのマサヨシは若くてえぇなぁ」
「トレーナーの中ではまだ新人の方だと思ってるけど…そんなビックリする事かなぁ」
「あぁ、こっちの話」
「は、はぁ」
話していくうちに違和感を覚え始めた、顔を見ると若くなったり老けたり、性別が目まぐるしく変わる。
声も同様に変わる、声色が全く違うのに聴く分には違和感が無いのが気持ち悪い。
「すこし、いいかな。顔も声も貴方が話す度に変わって違和感が凄いんだ」
「あー…それは…認識しようとすると無意識で似ている人を想像するからそうなるだけだと思うわ」
(って事はそっちの世界の″僕個人″に当たる存在は居ないんやろな)
「にしても背がデカいわな…まぁ背がデカいと⬛︎⬛︎になれんし」
「⬛︎⬛︎？って何です？」
「あっ…禁止ワードやったわ」
----
夜の自主練も終わり、寮に帰ろうとグラウンドを後にしようとすると、自分のトレーナー室に電気が着いているのが見えた。
きっとまだ仕事をしているのだろう。
一言「お疲れ様です」と言いに行こう、そう決めた。
先にフラーっと壁を通り抜け見に行った″お友達″が急いで帰ってきた。
『トレーナー室に入れねぇ！』
「なんで？！急がなきゃ！」
階段を駆け上がり、部屋の引き戸を触り開けようとするが、開かない。
『…結界が張られてやがる！』
「中には、トレーナーさんがいるんですよ！」
扉を叩く。
「トレーナーさん！開けてください！トレーナーさん！」
-----
ドンドンと地響きが聞こえる。
夢なのに地震？
「あーもうお喋りもお終いや」
「何で分かるんですか？」
「ん？長年の勘ってヤツやな、担当の子と頑張りや」
カラーシャツの男は椅子から立ち上がり手を振る。
その途端、地面が割れ落ちる。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
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「…ナさん！…起き…て…蛯名さん！！」
目の前にはカフェが両肩を掴んでいた。
「カフェ？あ…カフェ！」
よかった、帰って来れた。
「大丈夫ですか？変な事に巻き込まれてませんか？！」
「僕は大丈夫だよ、にしても変な夢だった…」
カフェに夢であった事を話す、あの人は不思議な人だった。
「別の世界の人との接触ですか…ふむ…もしかしたら別の世界で何かが起こっているのでは？」
「そうだと仮定して、僕達はどうしたらいいんだろう」
「そこなんですよね…」
今後も同じ事が起きるかもしれない。
極力カフェ達と一緒にいた方が何かあった時にすぐ動ける気もするな。
『マックちゃんも酷い事してくれてたし…今度はカフェのトレーナーにまでなんかしたのかアイツ…次見つけたら覚えとけよ…』
幕間 別世界の同期
A.D.2022 騎手永年現役法JRA いつでもだれでもヤング魂
ユウジとツムツムの赤子化特異点、原因はベテランジョッキーの引退を憂うJRA。この世界のJRAならやりかねない。ワンオペ育児で情緒が若干おかあさんになっているダイチはユーガたちに子守を任せて休んで。JRA職員A（以下A）「おぉ、ユタカさんもフランス到着したな」
JRA職員B（以下B）「ホントだ。今年は期待できそうだし楽しみだな。武ユタカの七不思議を破ったドウデュースなら〜って期待しちゃうよ」
A「あの人も今年で10回目の挑戦だっけ？53歳になっても精力的で尊敬するよ」
B「それは今のトップジョッキーの方々だってそうだろ。若手も育ってきてるとはいえ、アラフォーアラフィフが今も上位層を形成してるし」
A「それもそうだな。あの年代の人たちがいつか引退して…って、想像できないな」
B「たしかになぁ、居るのがなんだか当たり前な気がしちまってるけど、40過ぎたらいつ引退してもおかしくなかった時代だってあったもんな」
A「あ〜あ、ずっとジョッキーやってくれないかな」
B「さすがに年とっても続けろとは言わないから若返ってくんないかな〜」
JRA「！！！」
2022年某日・朝の栗東
リュウセイ「う〜ん、今日もいい天気。さっそく仕事仕事…って、アレ？」
ギュウウウゥゥゥン…………
マイネルホウオウ「ふぇにっく〜す！！！！（涙目」
リュウセイ「ま、マイネルホウオウくん！？」（おかしい、ダイチさんの姿がない…これはまさか）
…
リュージ＆ユーイチ「「マイネルホウオウだけレイシフト？」」
リュウセイ「そうなんです。ダイチさんがいないということは、ダイチさんがレイシフトする余裕もないほどの何かが美浦で起きてるんじゃないかと。それで、ダイチさんの連絡先を知ってそうな同期のお2人に手伝ってほしくて」
ユーイチ「それがホンマやったら大事やで。ほな電話してみよか」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ
Prr...Prr...Prr...
ユーイチ「あかん、出ぇへん。留守電に残しとこｋ」
電話『どうも、ダイチです…この音声を聞いてるということは、同期のどっちかが電話してるのかな？』
ユーイチ「うわっ！！」
リュージ「どうした！？」
ユーイチ「留守録に入ってるダイチの声、カッスカスや…」ｽﾋﾟｰｶｰﾎﾝﾎﾟﾁｰ
電話『えーと今何が起きているかというと…かくかくしかじか』
ユーイチ「う〜ん、なるほど？」
リュージ「つまりJRAがジョッキーの騎手人生を伸ばすために若返りプロジェクトを立ち上げて？」
リュウセイ「最初の被検体を無作為に選んだ結果、美浦の丹内さんと津村さんが選ばれた、急に赤ちゃん返りしたのが昨日のことだ、と…」
3人（（（なんっじゃこりゃ〜〜〜！？）））
電話『俺も未だによく分かってないんだけど、なるはやでこっち来てくれると助かりま…＼ｵﾝｷﾞｬ／＼ｵﾝｷﾞｬ／…ごめんもう切るね。あ〜2人ともゴメンねぇ。ミルクかな？オムツかな？…ﾊｧ』ﾌﾞﾂｯ
ユーイチ「切れてもうた…」
リュージ「これはなかなかに深刻やで、JRAに乗り込むべきか？」
ディープボンド「ぷぼ〜」ギュウウｎ
リュウセイ「あ、あの！ちょっと待ってください！」
リュージ「ん？どうしたリュウセイ、青い顔して」
リュウセイ「僕思ったんですけど、ダイチさんの声の衰弱っぷりからすると…もしかしてダイチさん、昨日から1人で赤ん坊2人の世話してるんじゃ」
リュージ「！！！」
ユーイチ「ディープボンド！行き先変更や！美浦行くで！」
リュージ「俺らもちっちゃい子持ちやけど人手がもっと要る…ボンド、美浦に向かう前にトレセンでユーガとユースケ拾うで！同期は連帯責任や！」
リュウセイ「僕は先に行って美浦の若手まとめてきます！パンサラッサくん！」
パンサラッサ「茨城行きは遠足とは言えないぜぇ〜！！」
ディープボンド「行き先は決めてから呼んでほしいぷぼ〜！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2022 騎手永年現役法JRA いつでもだれでもヤング魂
ユウジ「ｴ゛~ﾝ」ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ
ユーガ「泣き止まんなあ…何がダメなんでしょうね？」
リュージ「アレちゃう？硬くて居心地悪いんやろ、お前のパイオｔ」
ダイチ「もう！！子供に余計なこと教えないで！！」
ユーイチ（うわぁ）
A.D.2001 因縁反転花園府中 目覚めを待つ薔薇つぼみ
リュウセイへのお祝い特異点。お祝い特異点って何だ。薔薇一族がクラシック制覇常連になっている特異点。犯人はごぶさたのノリさん。どうやらケイタは特撮ヒーローが絡まないと常識化する模様。2022年
リュウセイ「よしっ、日本では久しぶりの重賞制覇だ」
タケシ「リュウセイさんおめでとうございます。スタニングローズ、凄い勝負根性でしたね！僕も逃げ切れるかと思ってたんですが…」
リュウセイ「ありがとう。馬も頑張ってくれたし、本番にはもっと仕上がって来ると思う。薔薇一族悲願のクラシック制覇も狙えると思うから、あとは僕次第…」
タケシ「何言ってるんですかリュウセイさん！ あの血統は“クラシックの薔薇一族”だってこの前自分で語ってたじゃないですか」
リュウセイ「え…？」
タケシ「オークス秋華賞エリザベス女王杯を3歳で制した二冠牝馬ローズバド、タケホープ以来のダービーと菊花賞の二冠馬ローズキングダム…それに今年のオークス馬スタニングローズには、つい今しがたリュウセイさんが乗ってたでしょ？」
リュウセイ「！！！」ﾋﾝﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ…
タケシ「ああっ何処に行くんですかリュウセイさん！ みんなリュウセイさんのウイナーズサークルでのファンサ待ってるんですよー！？」
…
リュウセイ（薔薇一族のクラシック2着馬が全部1着になってる…ということはジンクスの起点になったローズバドのオークスから発生した特異点か？ たしかそのときローズバドに乗っていたのは…）
ケイタ「おうお疲れリュウセイ。紫苑Sおめでとう」
リュウセイ「あっ戸崎さん。すみません今はちょっと…」
ケイタ「秋華賞もリュウセイが乗るのか？ オークス馬だし、ノリさんのローズバドと同じ勝鞍の二冠牝馬も夢じゃな…」
リュウセイ「ノリさんだーっ！！」
ケイタ「えぇ？ どうしたいきなり」
クリストフ「Ryuseiくん！」
リュウセイ「ルメールさん！そうか、スターズオンアースでオークスを勝ったから」
クリストフ「スタセリタ、ソウルスターリング、スターズオンアース…僕の大切な馬と大切なオークスです。負けるは違います、ダメですだから一緒に行きます」
リュウセイ「ありがとうございます！それじゃあすぐにでも…」
ギュウウウゥゥゥン…………
ユーガ「リュウセイ！」
リュウセイ「あ、川田さん！もしやスターズオンアース繋がりで？」
ユーガ「ああ。いくらノリさんでも、こんなのは許しちゃいけない。だからスターズオンアースに頼んで飛んできたんだ」
リュウセイ「ありがとうございます！心強いです！」
ユーガ「それじゃあ…行こうか」
ユーガ＆クリストフ「「スターズオンアース！」」
リュウセイ「君の勝利を消すのは複雑だけど…これは特異点なんだ。行くよ、スタニングローズ！」
スターズオンアース「つ〜ば〜めよ〜〜♪」
スタニングローズ「ダメーッ！！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2001 因縁反転花園府中 目覚めを待つ薔薇つぼみ
ケイタ「ええっユーガ今日は中京…それに消え…えぇ！？」
A.D.2011 激風激怒鉄槌降下中山 出来心と言うには前科が有り過ぎる男
カツハルを特異点要員に勧誘しようとしたユーイチにマジギレしたダイチが作った特異点。中山グランドジャンプでダイチのマイネルネオスに勝つ難題。臨時の相棒マジェスティバイオも敵寄りなのでユーイチは四面楚歌。2022年
ユーイチ「なぁダイチ、ちょっと聞きたい事あるんやけど？」
ダイチ「え？急にどうした？」
ユーイチ「カツハルさんってどんな人？」
ダイチ「カツハルさん？なんで急に？」
ユーイチ「ええから、ええから」
ダイチ「そうだなぁ……ゴルフが好きで、ミサキが美浦に居た時はアイツも含めて良く一緒にラウンド回ったな」
ユーイチ「ほうほう」
ダイチ「あと、義理堅い人だな。ヤマニンゼファーとの秋天のエピソードとか聞くと特にそう思うよ」
ユーイチ「ヤマニンゼファーの秋天……」
ダイチ「そうそう。本人も一番悔しいレース事ある毎に言ってるな」
ユーイチ「ヨシトミさんがハナ差で勝ったヤマニンゼファーの秋天やな？」
ダイチ「あぁ、それがどうし……あ」
ユーイチ「俺ちょっとカツハルさんとお話を」
ダイチ「いや、させないからな？」ｶﾞｯ
ユーイチ「いやいや、何ゆうてんねん？ただ“お話”するだけやん？」
ダイチ「嘘付け！お前絶対にカツハルさんを勧誘する気だろ！？特異点に勧誘する気だろ！？」
ユーイチ「……チッ、バレたか」
ダイチ「ちょっとは誤魔化せ！」
ユーイチ「いやぁ……ちょっとここいらで特異点にも新しい風が必要やと思わへん？」
ダイチ「思わない！ただでさえ後輩達が自由に特異点騒動作り出して忙しいのに先輩勢にまで広がったら俺の身体が保たないってば！」
ユーイチ「大丈夫やって、お前は不屈の不死鳥ジョッキーなんやからヘーキヘーキ」
ダイチ「(ﾌﾟﾁｯ)……マイネルネオス」
マイネルネオス「おう、呼んだか？」
ダイチ「今から2011年7月上旬の中山競馬場にレイシフトしよう。4260mでシロクロ付けようかユーイチ」
ユーイチ「おまっ……それ自分が勝った中山グランドジャンプのコースやないかい！？」
ダイチ「大丈夫大丈夫、お前まだ障害免許持ってるんだろ？イケるイケる」
ユーイチ「持ってるのとレースやるのは違う！」
ダイチ「仕方ないなぁ……じゃあユーイチはマジェスティバイオに乗って良いから」
慌てて冥界から駆け付けたマジェスティバイオ「え？ちょっとダイチ！？」
ユーイチ「確かに実力は申し分無いけど……！」
ダイチ「俺にとってもお前にとっても大事な大事なレースだ。絶対にまた勝とうな、ネオス」
マイネルネオス「当たり前だ。それにかーちゃん(マイネプリテンダー)にJG1馬の母親って称号をプレゼントしたしな……頑張ろうな、ダイチ！」
マジェスティバイオ「……福永ユーイチ、貴様絶対に許さんからな…」
ユーイチ(あ、これ絶対にマジェスティバイオ折り合ってくれへん…！)
ギュウウウゥゥゥン…………
リュウセイ「……あの、和田さん？」
リュージ「うん？」
リュウセイ「ダイチさんと福永さん普通(？)に送り出してしまってよかったんですか？止めたりとか…」
リュージ「あれは完全にユーイチの自業自得やからな、偶には痛い目見ればええんとちゃう？」
リュウセイ「それは……そう、ですね」
リュージ(とは言え、ユーイチはきっとどっかダイチの目が無いタイミング探してカツハルさんに特異点作る事薦めるやろなぁ……修正の手伝いの準備だけはしといて損は無いやろ)
A.D.2011 激風激怒鉄槌降下中山 出来心と言うには前科が有り過ぎる男
A.D.2008 激戦相星決着東京 13分の果てに描く結末
ウオッカの天皇賞秋がダイワスカーレットと同着になっている特異点。プボくんの適正的に難しい、頭を抱えるリュージの前にオペラオーが憑依したワンダフルタウンが！いやオペさん何してんの。2022年
リュージ「JRAがなんかおもろいことやってんな。競馬名勝負列伝ってやつ。」
リュウセイ「そうですね！歴代の名馬たちが織り成した名勝負を一挙に振り返れるのは面白いですよね！」
リュージ「せやせや。にしても2008年の秋天見たんやけどやっぱりおもろかったな……ウオッカの勝利だったけど、同着でもおかしくない内容やったな。」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！2008年の天皇賞秋はダイワスカーレットとウオッカの同着じゃないですか！」
リュージ「は…？」
リュウセイ「G1史上初の同着だって盛り上がってたじゃないですか！僕も鮮明に覚えてます！」
リュージ「！！！」
リュージ「秋天はボンドからしたら距離が短くて不利やな……ん？何か近づいてきとる……ってワンダフルタウン！？」
ワンダフルタウン？「ハーハッハッハ！ボクだよ！リュージ！再びボクたちで時代を築こうじゃないか！」
リュージ「ワンダフルタウンやない！オペラオーが憑依しとるーっ！？」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2008 激戦相星決着東京 13分の果てに描く結末
「なぁオペラオー、なんで憑依できとるん？」
「ボクとこの子は魂の波長が合うんだ。それにキミもこの子がボクと似てるって言ってたじゃないか。」
「訳わからん……」
A.D.2022 人参仮面参戦 阪神 撃墜王の帰還
キャロット仮面の活躍によりエフフォーリアが春古馬三冠を達成している特異点。ダンブレが濃くなったプボくんは喋りが流暢になり、カズオとの記録を奪われたタイホが怒りのレイシフトに参加。エフはおやつにごまかされてはいけないと思う。2022年
リュージ「ボンドもフランス入りしたし、俺もこっちで負けられへんなぁ」
リュウセイ「お疲れ様です和田さん…ボンドくんがフランス入り？おかしな事言いますね」
リュージ「は？ボンドは今年も凱旋門賞挑戦するってなってるやろ？」
リュウセイ「今年はエフォーリアが挑戦するじゃないですか！鞍上も変わらずキャロット仮面さんだって」
リュージ「まて！キャロット仮面って誰や！」
リュウセイ「キャロット仮面さんを知らないんですか！？今年の大阪杯からタケシくんから乗り替わりで天皇賞(春)、宝塚記念と3連覇してるじゃないですか！」
リュージ「まてまて！エフォーリアは秋の予定白紙のはずや！」
ギュウウウゥゥゥン……………
ディープボンド「リュージ！！！！僕の挑戦を無かったことになってる！コレは特異点だよ…修正しに行こう！」
リュージ「ｳﾜｰ!いつものボンドとちゃうやんけ！ダンシングブレーヴの血が…コレはブレ味モード？？」
タイトルホルダー「僕とカズオさんの記録を無かったことにして！！僕も同行します！！！」
リュージ「ｳﾜｰ!タイトルホルダーまで！！」
タイトルホルダー「カズオさん拾ってからいきましょう！」
ディープボンド「ok!!行くよ！！」
ギュウウウゥゥゥン……………
カズオ「フランス楽しみだなぁ…凱旋門賞…頑張らなきゃ」
タイトルホルダー「カズオさん！やる事が増えました！！行きますよ！！」
カズオ「タイトルホルダー！？ちょ…ちょっと！行くって何処へ！？」
タイトルホルダー「詳しい話はボンドさんの鞍上さんに聞いてください！行きますよー！」
ディープボンド「ﾌﾞﾗｯｸﾎｫｫﾙ!!!!!!」
リュージ「いつもと掛け声ちゃうやんけー！！！！！」
ギュウウウゥゥゥン…………
A.D.2022 人参仮面参戦 阪神 撃墜王の帰還
？？「ｴﾌｰ…タケシ…その仮面ダサいから外そうよ…」
？？「エフフォーリア、今の僕はキャロット仮面だよ」
？？「ｴﾌｰ…おやつ…」
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