ツーリングジェニー

評判の良かったドラマだけあって、面白かったです。
王族の令嬢が馬に乗りたがるようなお転婆だとか、そういう突っ込みはあっても。
それだけに、主演俳優のスキャンダルが惜しいですね。


ドラマスタート時では仲の良かった、両班の３人組。
最初はただ一人マヌケな感じのチョン・ジョンは、どんどんカッコよくなっていきましたね。
逆に、３人組の中で一番イケメンだったシン・ミョンのほうが
いじいじしているし、ウザい感じになってきてきました。
もちろん、主役のシフが最初から最後までカッコよさと
出番的においしいところをキープしていましたけどね。


女性陣のほうですが、主演女優は演技・役柄はよかったと思うけど、
美貌と華やかさは、敬恵公主のほうが勝っていました。
主演女優は、もちろんそこそこ美人なんだけど、
なんだか顔が印象に残らない地味な感じ。


このドラマのおかげで、李氏朝鮮の黎明期の歴史のお勉強にもなりました。
王位を継ぐ資格がはっきりしていなかったから、王族の間で、
兄弟、親族の殺し合いがあったりしちゃったのですね。

李氏朝鮮はこの後も、長男でなく次男が王位を継ぐケースが
かなり多く見られますからね。

それと、李氏朝鮮の王女がどういう生き方をしていたかということも
このドラマがきっかけで知ることができました。
適当な臣下の御曹司を選んでもらってもらったということですね。
ヨーロッパみたいに外国の王室に嫁ぐという習慣はないし、
どちらかというと日本の皇室の内親王みたいに、降嫁して
民間人（といっても特権階級だけど）になるみたいな？





出演　　パク・シフ/ムン・チェウォン/ホン・スヒョン/ソン・ジョンホ