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魔木子

変化のお梛事件帳





残念ながら、最終巻です。
私はあまり好きなキャラではなかったのですが、蓮華の生い立ちも載っていました
ただ、お梛と蓮華の決着があいまいなままで終わっていました

お梛と京弥の関係ですが、あのやさしい御台所さまが一芝居うってくれて、
めでたしめでたしとなりました


すでに新シリーズが始まっているようで、それもみたいのですが、
うちの娘が大きくなっているので、こういう本を持っていることを
みられたくないので、新シリーズは機会があれば、webコミックで見ることにします





今回は雑誌の方針なのか、「小公女」や「八百屋お七」など、
名作をモチーフにした話しがいくつかありました。

3番目の作品は、「どうしちゃったの?」というくらい、男女のシーンが多かったですf^_^;

5番目の作品は、キリシタンをテーマにしていますが、こういういい人が出てくると、
ちょっと物足りないエピソードになります。
それは、私がキリシタンに対する理解もないからかもしれませんがね。






うらめしやが面白いので、こちらも買って、一気に読んでしまいました。
こちらも江戸時代もの、しかもこちらは11代将軍家斉時代、とはっきりさせています。

平和な時代の江戸時代ですが、それでも忍び(忍者)やくノ一もいて、
庶民の揉め事から大奥に関する事件まで、ヒロインが解決します。
こちらはレディコミテイスト(^_^;)が強く、お約束の濡れ場もあったりして18禁ですね。

第1話は、TVの日本史サスペンスでも取り上げられていた、
大奥女中と寺の僧侶たちの淫行事件を題材にしています。

第4話は、衣装くらべです。要するに、大奥の姫君たちが衣装の華やかさを競うのですが、
魔木子は着物に関する歴史的知識もしっかりしているので、女性としても楽しめる話です。





うらめしや





結局、天雅は修羅の式神としてレギュラー化するようです。
修羅とは関係ない話もありましたが、最後は修羅の弟がでてきて、
修羅の本名!をばらしたり、インパクトを与えました。
この弟、オトボケのようで実は背後に京の黒幕とつながっているようです






修羅の背後にいる人物がいずれ出てくると思いきや、
新キャラクターが出てきて、新しい敵が登場しそうな気配です。
天雅も苦労した過去を背負っていますが、またエピが途中なので、
面白くなるかどうかはわかりません。
この天雅が新しいレギュラーキャラクターになるのかどうかわかりません。
逆に「うらめしや」が最終回に近くなっているような気もします。

ともあれ17巻は「天雅」編と言ってもいいですね。







1番目の話、お妖を一方的にライバル視していた修羅と和解して、悪友になりました。
2,3番目の話で二人で協力して悪霊(というか、現代でいうと伝染病の病原菌だけど)を退治。
4番目の話で、お妖が修羅の恋を手助けしますが、相手の正体がわかると終わってしまった恋でした。
のっぺりした顔の男が大人気の歌舞伎役者になれるということは、そうとうメイクテクニックが
うまいのでしょうか?

なんだかんだ言って仲良くなったお妖と修羅ですが(子供の姿をしてじゃれているところもかわいい)
ですが、修羅の背後に何やら怪しいものが感じられます。





光太郎たちも結局レギュラー出演してくれるようで、嬉しいです。
しかもお妖に劣らぬ妖力を持っているので、心強いです。

1番目の嫉妬をテーマにした話は、落ちがほのぼのとしてしかもちょっと笑える話。
2番目の話、人は結局神や妖怪に助けられるのでなく、自分で努力しないといけないということですね。
そういえばキツネものなのに、いなりずしは出ませんでした(笑)
3番目のお菊人形の話は、お妖たち一家の邪心のなさ、心の温かさが感じられます。
そして、この話からお妖の新手のライバル(というか、敵?)の登場です







お妖の息子の光太郎が死んでしまって残念ですが、ただ死んだのではなく、今後も活躍はしそうです。
でも子供の光太郎がかわいかったので、もう少し人間の子供のままでいてほしかったですね。
鬼子母神の話は哲学がかってちょっと難しいです。
恋猫の話は、お文も化け猫もいじらしく、お文の相手の鈴々丸も実はいい人であり、
いい話でした。
光太郎のことがあっても、お妖のうらめしや稼業は健在のようで安心です





この巻でも私の好きな動物キャラが出てきます。
川の守り神の姫様の従者たちなのですが、姫と従者の正体は?
それはこのコミックをご覧下さい。

あと気に入っているのが、お玉のお話。
お妖と同じ、霊感が強い女性の話ですが、
霊感が強いというのはどういういことかを、改めて解説してくれています。






狐の東火の息子の北斗が登場。
お妖の息子の光太郎と、いい友達になれそうな雰囲気です。
北斗ってかわいくて、気に入っているキャラです。
あと、元犬神(今は狗神)のシロもかわいいです。

このコミックも、最初は登場人物は大人ばかりで、いかにもレディースっぽい
どろどろした話が多かったのですが、
巻が進んでくるにつれ、子供や動物など、かわいい(^O^)キャラも増えてきました。






お妖が出産、うまれた子供、光太郎はすくすくと育ち、
犬神となって人界を襲う寸前だったシロを自分の飼い犬とします。

やっぱりお妖が出産するエピが一番おもしろいですね。
それにしても、妊婦がそんなにも穢れ扱いされているとは知らなかったです。
これじゃ妊婦本人は、神社に行って安産祈願も、安産のお守りを買ったりするのも
いけないんですね。

このエピソードを読んで、妊娠中だったときにトイレ掃除を頑張ろうと思いました。
(産神が便所の神をかねているから)






第1話、お妖登場。そして佐治との出会いです。
佐治も最初はうらめしやのお客でした。
この巻の2話は魔木子先生のお得意な男女のシーンがそれなりにあるのですが、
これ以降はそういうシーンは必要最低限度にしか出てきません。
うらめしやではそういうシーンはナシ、という方針にしてあるのでしょう。
第3話は霊狐の東火が登場します。







魔都


影のある殺し屋の話しって、結構好きです。

この作品は、戦前の上海を舞台に、日本人と中国人とのハーフ、胡蝶が暗躍する様子を描いています。
当時の背景を絡め、何故幸せに暮らしていたお嬢様が殺し屋家業を始めたか、が主なテーマとなっています。
ヒロインをしたう、日本人の世間知らずのお嬢様のキャラが生きています。

残念なのは、宿敵の日本人将校ともっとやりあうエピソードが欲しかったです。
日本人将校の正体がわかってすぐ、物語が終わっちゃったのは物足りなかったです。




江 〜魔王の熾火〜


まあ確かに、大河ドラマに便乗した話ですがね、、、、(あとがき参照)
魔木子らしい新解釈のキャラの江になりましたので、詳しくはこの本をご覧ください。
ただ、近習の「京」の存在は中途半端でしたね。
あんなに気に入っていたのに、途中からあっさり秀忠に乗り換えているし。
でも、江の謎(火葬されたこととか)をうまくからめたエピソードは「さすが」と思いました。

あと、この作品のあとがきに、珍しい魔木子の自画像が描いてありますので、
それも楽しみに読んでください





陽炎帝国



昭和初期、身分違いの恋をテーマにしたものです。
結構、純愛路線だったかな。

ただ、身分違いをどう克服するのかと思えば、あっさり解決しました。
「ダークネス」の習作みたいな話でした
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