彼の名前は加藤亮太、山城大学の3回生。
今は一人暮らしをしていて、付き合ってる彼女とたびたび会う。
そんなあまり変わり映えの無い日々を暮らしていた。
そんな彼が通っている喫茶店、ウェーバーにいつものように行った時の事だった・・・。

「マスター、こんちわ。いつものやつ頼むよ」
「おっ、亮太君。オッケー」
亮太はカウンター席に座り、雑誌を取って読み始めた。
店には亮太以外の客はいなかった。
それというのも近所にスター○ックスができたので、客をほとんど取られてしまったのだ。
最近のウェーバーでは閑古鳥が鳴く毎日が続いていた。
「はい、どうぞ」
マスターが湯気の上がったコーヒーを亮太の前に出した。
亮太はブラックのまま何も入れず、コーヒーを飲み始めた。
「やっぱここのコーヒ−は美味いね。ス○バなんかより数段美味いよ」
そう亮太が言うと、マスターは浮かない顔をして答えた。
「ありがとう、嬉しいんだけどねぇ・・・実はもう店をたたむ事に決めたんだよ・・・」
ピタッとコーヒーを飲む亮太の手が止まった。
「ええっ!?・・・マジ?」
マスターは作り笑いをしながら答えた。
「うん、もう無理なんだ・・。あ、そうだ・・・最後だから亮太君にコレあげるよ」
マスターはそう言うと、外国語で書かれたインスタントコーヒーを1パックを取り出した。
「なんでもコレ、凄くおいしいらしいよ。知人に貰ったんだけど・・・
今まで来てくれた亮太君にお礼がしたいしね」
「マスター・・・・ありがとう・・・」
亮太はそのコーヒーを受け取り、マスターと最後に握手をして店を出た。
手を振るマスターにこちらも手を振り返し、亮太は自宅へと帰って行った。



「はぁ・・・もうあそこのコーヒー飲めないんだな・・・」
亮太はタバコを吸いながら、しみじみそう思った。
大学1回生の頃から通い続けた店だけに、ショックも大きかった。
「マスターがくれたコーヒー・・・飲んでみようかな」
亮太は慣れた手つきでコーヒーを作った。
温かい湯気と共に、豊満なコーヒーの臭いが漂ってきた。
「美味そうじゃん・・・ズズ・・・うん、美味い!」
そのまま何かに取り憑かれたように、亮太はコーヒーを飲み干した。
「美味かった・・・でもマスターのコーヒーの方が・・・」
突然、亮太は強烈な眠気に誘われた。
火のついたタバコを消し、亮太はそのまま眠ってしまった・・・。

ピンポーーーン
家の呼び鈴が鳴り、亮太は目を覚ました。
時間は夜の7時を回り、亮太は彼女が今日泊まりに来る事を思い出した。
亮太は飛び起き、玄関のドアを開けた。
ドアの前には亮太の彼女の中村絵美が立っていた。
だが、その顔は何故か驚きの表情を示していた。
「・・・アンタ誰よ?」
絵美の第一声は思ってもみない言葉だった。
亮太は?の思いで絵美に言い返した。
「誰って・・・俺だよ、亮太だよ」
だが、その声は女の声のような高い声だった。
182センチもある亮太の声は福山雅治のようなトーンの低い声だっただけに、
亮太は風邪でもひいたのか?と思った。
だが、絵美の顔は見る見る内にこわばってくる。
「ふざけんじゃないわよ!亮太いるんでしょ、誰よこの女!」
絵美はそのままずかずかと亮太の家へ入って行った。
「女・・・?」
ふと玄関の全身鏡を見て、亮太は愕然とした。
亮太の体は160センチくらいの女性に変わっていたのだった。


「な・・・なんだよコレ!?」
その体は胸に2つ膨らみがあり、筋肉質の体は女性特有の柔らかい体に変わっていた。
亮太は背筋がゾッとし、股間に手を持っていった。
「な・・・無い・・・えええっ!?」
亮太はパニックに陥った。
無理もない・・・体の何もかもが女性になっていたのだ。
「ううっ・・・酷いよ亮太・・・浮気なんてする人じゃないと思ってたのに・・・」
ふと見ると、絵美は悲しそうな顔をして涙を流していた。
「ち、違うんだ絵美!俺が亮太で・・・その・・・」
「何訳分かんない事言ってんのよ!・・・あんた・・絶対に許さないから・・・」
絵美はそう言うと、泣きながら部屋を飛び出して行ってしまった。
「え、絵美っ!!」
亮太が追いかけようとした瞬間、亮太のはいていたジーパンとトランクスがずり落ち、
女性器が丸見えの状態になってしまった。
亮太は慌ててドアを閉めて鍵をかけ、そのまま座り込んでしまった。
「何なんだよこれぇ・・・まさかあのコーヒーが・・・!?」
亮太は立ち上がり、ベルトでギュウギュウに閉めたジーパンをはき、
ブカブカのシャツを着て、家を飛び出して行った。
「マスター・・・なんてモノをくれたんだよ・・・!!」
大急ぎで亮太はウェーバーに向かった。
ウェーバーに着くと、店にはすでにシャッターがかけられていた。
「もう閉まっちまったか・・・クソっ・・・」
すると突然、後方で聞いた事のある声がした。
「亮太君かい?」
亮太が後ろを振り返るとマスターが笑いながら立っていた。
「いやぁ・・・いい女の子になったね、これは逸材だよ・・」
マスターの思いも寄らぬ言葉に、亮太は言葉を失った。


「いやぁ・・・ゴメンね、亮太君。
ルックス良くて若くてスタイルのいい男の子探してたんだけど、僕の知り合いじゃそんなの君しかいなかったんだよね・・・」
マスターは微笑みながら話し続けた。
「僕の店は借金が凄くてさ、仕方なかったんだよ・・・許してね」
「え・・・マ、マスター・・・何言って・・・」
突然亮太の後ろから手が伸び、それを嗅がされた。
亮太は意識が朦朧とし、そのまま倒れ込んでしまった。
複数の男の笑い声だけが聞こえていた・・・。

亮太が目を覚ますと、亮太は裸にされ、手と足が身動きできないように縛られていた。
周りにはヤクザ風の男が数人おり、その中にはマスターの姿も見られた。
「おい、山形。お前なかなかいい素材を見つけて来たな」
一人の男がマスターにそう言った、山形というのはマスターの名前だ。
「へへ・・・そうですか?あの・・これで借金の方は・・・」
「ああ、全部面倒見てやるよ。コイツを売り飛ばせば大金が転がり込んで来るだろうしな」
売り飛ばす・・・その言葉に亮太は身震いするような恐ろしさを感じた。
「あ・・あんた達は何なんだ!?俺の体に何したんだよ!?」
亮太がそう言うと、男達は下品な顔をして笑い始めた。
「あのな、お前はこのクスリで女になったんだよ。
そんでこれから俺達に調教されて、金持ちに売り飛ばされるってワケ。
もちろん誰も助けてくれないぜ、お前が加藤亮太と言っても信じる奴なんかいないだろうしな」
そう一人の男が言うと、男達はまた笑い始めた。
「ウソだろ・・・?頼む、元に戻してくれよ!!
俺、そんなの嫌だよ!マスター、何でこんな事するんだよ!」
「ギャーギャーと五月蠅い奴だな・・・山形、言ってやれ」
すると後ろからマスターが出てきて、亮太に言った。
「頑張ってウチの店のために、いい女になってくれよ亮太君。
いや、リョウちゃんって呼んだ方が今は正しいかな?」
再度、男達の下品な笑いが部屋中に響き渡った。
亮太は今更どうあがいても、もう助かる道は残されていなかった。


「じゃ、リョウちゃん。今から俺達と遊ぼうね〜」
と一人の男が亮太にディープキスをしてきた。
「んんんっ!!ぷはっ・・・おえぇっ・・・うえっ・・・」
だが亮太はあまりの気持ち悪さに嗚咽してしまった。
「失礼な女だなぁ・・・俺のキスにそんな反応示すなんて・・・」
ククク・・・と他の男達が笑った。
男達は女としているつもりでも、亮太にとっては男としているのだ、
その気が無い亮太にとっては無理もない反応だろう。
「面倒くせえ・・・とっととヤっちまおうぜ!」
と一人の男が真珠入りの一物を出した。
「まあまあ、最初ぐらいは知り合いにやってもらった方がいいんじゃねーか?
おい、山形コレ使ってマンコいじってやれ。その後にヤってやれ」
と男がマスターにローションのような物を渡した。
まだ気分が悪そうな亮太にマスターが近寄って行った。
「リョウちゃん・・・すぐ気持ち良くなるからね・・・。
心配しなくてもいいよ・・・ククク・・・」
マスタ−がローションを手に出し始めた。
「はあ、はあ・・・マスター、頼むからやめてく・・・・!?ああっ!!」
亮太の懇願も虚しく、マスターは慣れた手つきで亮太の秘部を愛撫し始めた。


「ひううっ!あ・・・はあっ・・・ああっ・・・ああっ!
(な、何だこの感じ・・・女ってこんなに感じるモンなのか・・・?)」
マスターが亮太の秘部を執拗に責めていった。
クリトリスをつまみ、中に入れた指を上下左右に動かし始める・・・。
そしてローションがジワジワと亮太の秘部に染み込んでいった。
「あひっ・・・ああんっ・・・んん・・・はあっ・・・あっ!
(何て声出してんだ俺・・・でも、止められないっ・・・)」
マスターはピタッと指の動きを止め、指を放していった。
「じゃあ、そろそろやりますね・・」
マスターはズボンを脱ぎ、自分の一物を亮太の秘部へ向けた。
「安心しろよ、そのローションは初めてでも痛くないようにしてくれるからな。
ああ・・・俺って何て優しいヤクザなんだろう・・・」
周りの男達が笑い出した。
虚ろな目をしている亮太にマスターがそっと呟いた。
「もう諦めて女になっちまえ、そっちの方が幸せだぞ・・・ふんっ!」
ブツッと言う音と共に亮太の処女膜はマスターの一物に貫かれた。
「ひああーっ!あっあっああっ・・・ううっ・・・はあっ・・・」
確かに痛くは無かった、だが女としての喜びを感じる事に、
亮太は得体の知れない恐怖を感じた。
もう男には戻れない・・・!そんな恐怖を。
だが、体は違っていた。
「はあっはあっ・・・あんっ!!う・・・ああっ・・・あああっ!!」
マスターが腰を動かすたび、高揚していく体。
一物が出入りするたびに濡れてくる秘部。
恐怖が少しずつ無くなり、快感だけが亮太を支配し始める。



「リョウちゃん・・・ククッ・・・気持ち・・・いいよっ!」
「ま、マスタぁ・・・ひうっ・・・ああっ・・・ひあっ!!」
亮太がマスターの顔を見ると、いつもの優しい顔をしたマスターはそこにはいなかった。
快感に浸る、一匹のオス・・・。
だが、亮太はそんな事などどうでも良くなっていた。
男の時より数段上の快感・・・ずっと感じていたい・・・。
それだけしか考えれなくなっていた。
そして亮太は初めての女としてのSEXで初めてのオーガズムを迎えた。
「ああーっ!!ひうっああっああっああーっ!!」
それを見た男達が笑みを浮かべる。
「初めてのSEXでここまで感じるたあ・・・ホント良い素材だぜ」
「こうなりたいっていう願望が前からあったのかもな・・ヒヒッ」
「何人も女にしてきたが、こんな感じまくる変態は見た事ねえなぁ・・・」
周りから男達のさげすむ声が聞こえる・・・。
それが亮太の快感をさらに高めるのだった。
「はあっああっだめっ・・・あああっ・・・あああーっ!!」
「くうっ・・・出るっ・・・」
「ああああぁぁぁーーーーっ!!!」
亮太は絶頂を迎えた。
ギリギリで抜いたマスターの一物から精液が飛び出し、亮太の腹を白く汚していく。
だが亮太は余韻に浸っており、秘部はドクンドクンと波を打ち続けていた。
亮太は女の喜びを知ってしまった、もう後戻りはできない。
そしてさらに宴は続いていくのだった・・・。




「はあ、はあ、はあ・・・・」
部屋に亮太の荒い息使いが響いていた。
マスターは亮太の体に散った精液をふき取っている。
「では、私はこれで失礼しますね・・・。
リョウちゃん・・・次に会う時は完全な女になっててくれよ・・・フフ・・」
マスターはそう言うと着替えを済ませ、部屋を出て行った。
「さて・・・次は俺のチンコを舐めてもらおうかな?」
男の一人はそう言うと、亮太の頬に一物を擦り付けてきた。
「そ・・・そんな事できない・・・・」
亮太はぷいっと横を向いてしまった。
男はそんな亮太を見て、ニヤリと笑う。
「そうか・・・それは仕方ないなぁ・・・。おい、あれを」
男がそう言うと違う男が亮太に近寄り、アルコール臭のする綿を亮太の二の腕に擦り付けた。
男は慣れた手つきで入念に拭き、得体の知れない透明の液体を亮太に注射した。
「え・・・あっ・・いてっ・・。な、何を・・・?」
「ただの鎮静剤だ。今日はもう勘弁してやるよ」
男はそう言うと、他の男と共に隣りの部屋へ移った。
隣りと言っても亮太のいる部屋から丸見えで、男達はビールを飲みながら世間話をし始めた。
(今日は・・・これで助かったのか?・・でも、もう俺は二度と男には・・・・)
そんな事を考えると、亮太はうっすらと涙を浮かべた。
(涙を流すなんて何年ぶりだろう・・・。これも女になったから・・・?)
亮太はそっと目を瞑り、静かに泣いた・・・。

30分後・・・。
亮太の体は異常なほど火照りだし、顔が紅潮し始めた。
だんだん息使いも荒くなり、秘部がまるで火でもついたかのように熱くなりだした。
「あぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
そんな亮太に気付いたのか、男達が再び亮太のいる部屋にやって来た。
「ん?どうした、そんなに興奮して?・・・あ、スマンスマン!
お前に打ったの鎮静剤じゃなくて催淫剤だったわ、しかも結構強烈なヤツ」
周りの男達が笑い始めた。
「ま、今日は勘弁してやるって言っちゃったしな・・・。」
男はそう言うと、他の男達を連れて再び部屋を出て行こうとした。
そうこうしている内に、亮太の興奮はどんどん高まっていく。
手足が縛られている亮太にとって、この興奮をおさめてもらう為には男達にヤられるしか無い。
ついに亮太は言ってしまった。
「ま、待って・・・・行かないで・・・くれ」
男達全員がいやらしい笑みを浮かべて、くるっと振り返った。
「ん、どうした?まさかヤって欲しいのか?」
亮太はコクリと頷いた。
「じゃあフェラしてもらわないとなぁ・・・。
フェラ嫌がって自分だけヤりたいなんて、虫が良すぎるだろ?ククク・・・」
亮太は考え込んだ・・・だが、再び口を開いた。
「や、やる・・・・やるから・・・・」
男達は再びいやらしい笑みを浮かべた。
そして先ほど一物を亮太の頬に擦り付けた男が、再び亮太の頬に一物を擦り付けた。
「おい・・・チンポしゃぶらせて下さいって言えよ。
言わなきゃフェラさせてやらんぞ・・・?クククッ・・・」
既に亮太は我慢の限界で、理性が保てなくなっていた。
一刻も早く気持ち良くなりたい・・・それだけだった。
「ち、チンポ・・・しゃぶらせて下さい・・・・」



亮太の縄は解かれ、立て膝で仁王立ちする男の一物を舐める形となった。
そして亮太は恐る恐る一物を舌で舐めた。
硬くなった肉の生暖かさが舌全体に拡がる。
「れろっ・・・れろっ・・・はあ、はあ・・・・れろっ・・・れろっ」
ぎこちない舌の動きが良いのか、男は「うっ」と声をあげた。
「おい・・・舐めるだけじゃなくて、くわえてくれよ」
亮太は素直に一物を口の中へ入れた。
一物の熱さが口いっぱいに拡がっていった。
「んうっ・・・んんっ・・・・ぢゅっ・・・ふうっ・・・」
ジュプジュプと唾液がかき回される音が響いた。
「んむっんむっ・・・ちゅうっちゅうっ・・・んんっ・・」
「あー・・・やっぱ下手くそだなぁ・・・・・オラッ!」
男は突然亮太の頭を掴み、口の奥まで一物を無理矢理入れ込んだ。
「ふううっ!?んーんー!!んううっんうーっ!!」
だが亮太が叫ぶたび、男の腰の動きは激しくなる。
「おらっ・・おらっ!出すぞっ!」
「んんんんんんーーーーーーっ!!!!」
亮太の口の中で、一物が精液を出しながら激しく暴れ回った。


精液を出し尽くした男の一物が亮太の口から引き抜かれた。
「う・・・ごほっごほっ・・・うええっ・・・」
亮太は口に出された精液を吐き出してしまった。
それを見た男が顔を歪めた。
「お前・・・俺の精液は汚くて飲めないってかぁ!?
いい度胸してるじゃねーか・・・ああっ?」
男は亮太の長くなった髪を掴んで叫んだ。
「ごほっごほっ・・・すい・・・ません・・・げほっ。
苦しく・・・なって・・・ごほっ・・・」
確かに亮太の顔は涙目で赤くなり、苦しそうだった。
だが、もちろんそんな言い訳はこの男達には通用しない。
「普通に気持ちよくしてやろうと思ったが、気が変わった・・・。
おい、ケツの穴を開発してやれ!」
「へいっ」
男はそう言うと、若い衆の一人にあのローションを手渡した。
若い男はローションを手に取り、まだ嗚咽に苦しむ亮太のアナルを指で触り始めた。
「!?え・・・ああっ!?」
亮太は力が抜けて、抵抗らしい抵抗はできなくなってしまった。
まさかそんな所をいじられるとは思っても見なかったからだ。
若い男は亮太のアナルに指を入れ、少しずつ穴を拡げ始めた。
「ああっ・・・そんな所・・・うあっ・・・あんっ・・・」
だが若い男は手を緩めない。
1本・・2本・・3本とアナルに指を入れて愛撫し続けた。
「ひうっ・・・あはあっ・・・あああっ!」
若い男は中に入れた3本の指を広げたり閉じたりして、亮太のアナルを緩め続けた。
「よし、そろそろいいだろう・・・入れてやれ」
男がそう言うと若い男は一物を出し、亮太のアナルに近づけた。
「はあっはあっ・・・そんなトコ無理・・・・」
若い男はミチミチと音を立てながら、亮太のアナルに一物を突き刺した。


「ひぎっ・・・あっああああーっ!!!」
亮太はこれまでで一番大きい声で叫んだ、もちろん若い男は腰の動きを止めようとはしない。
「あああっ!!だ、だめ・・・だって・・・さ・・・け・・るぅ・・・。
ひっ・・・・あああああーっ!!」
「裂けやしねえよ、ただ・・めくりあがっちまうかもな・・・ヒヒッ」
男が残酷な笑みを浮かべる。
若い男は気持ちよさそうな顔を浮かべ、亮太を突き続けた。
「ああっ・・・んあっ・・・ああっ・・・」
「そろそろ痛みに慣れた頃だな・・。おい、俺の上に乗せろ」
違う男があおむけになりながら若い男に言った。
若い男は軽々と亮太を持ち上げ、その男の一物と亮太の秘部が重なるように乗せた。
ズブブッという音がし、亮太は2つの穴に一物を入れられる形になった。
「は・・・あああっ!!んあああっ!!」
「どうだ?2穴責めは。気持ちいいだろう?」
「ひ・・はあっ・・・あんっあんっ・・・・き、気持ちいいよぉっ・・・」
亮太にはすでに理性は無かった。
2穴責めに喘ぐ、一匹のメスと化していた。
「ククッ・・・そうか。・・・チンポは好きになったか?」
「ああっ・・・ああんっ・・・ち、チンポ好きぃっ・・・。
ひあっ・・・あああんっ!!!」
亮太のこの姿この態度を見て、元が男など誰が信じるだろうか?
「ひゃあああんっ!もっと・・もっとぉっ!!」
信じる者などいないだろう・・・この淫乱なメスを見れば。
「兄さん・・・俺、そろそろイキそうっす・・・」
「そうか、じゃあスパートかけるかっ!!」
二人の動きがよりいっそう激しくなった。
その動きに連動して、亮太の胸が大きく揺れる。
「ああっ・・・おかしくなるぅっ!!ああっああっああーっ!!」



「くうっ・・・いくっ・・」「おおっ・・・」
「ああっ!!ひっ・・あああーーーっ!!!」
二人の動きが途端にゆっくりになる・・・。
ドク・・ドク・・と亮太の前後に精液が流し込まれていく。
亮太もまた、動きがゆっくりとなり、余韻に喘いでいた。
「あああっ・・・・はあっ・・・はあっ」
そして二人の一物が抜かれ、亮太はゴロンと床にあおむけになって転がった。
その顔は、「女」そのものであった。
「これで・・・穴という穴は全部ヤり終わったか・・・。
じゃあお前らもやりたいようにヤれ、さっきの薬がピル代わりだから何回中出ししても構わんぞ・・・ククク」
男がそう言うと、待ってましたとばかりに残りの男達全員が再び亮太を犯し始めた。
「う・・・ああっ・・・ひあああああーーーっ!!!」

そして宴は朝まで続いた・・・。




亮太が女に変えられてから1週間が過ぎようとしていた。
毎日のように男達に犯され続け、亮太は半ば希望を失っていた。
唯一自由になれる時間は、昼の11時から夕方の5時まで。
そして今、時計は昼の1時を指していた。
「なあ、昼飯はもう食っただろ?そろそろ風呂に・・」
「うん・・・」
亮太に話しかけたこの男、
名前は健二と言い、このマンションで亮太の世話役をしている若い衆だ。
道具のように扱う他の男と違い、健二は亮太を一人の人間と扱ってくれる。
彼は亮太が男達に犯されている時は別室に行き、
事が終わると、亮太の体を拭きながら「ごめん・・」と謝り続けるのだった。
亮太はそんな健二だけは嫌いでは無かった。
「よし・・・じゃあ洗うぞ」
健二はそう言うと、亮太の髪を洗い始めた。
精液が付いて固まってしまった部分を、優しく洗う。
「なあ・・・健二は俺を犯さないのか・・?」
髪をお湯で流されながら、亮太が聞いた。
「俺は・・・こういうの嫌なんだよ・・・」
タオルで亮太の髪を優しく拭きながら、健二が答える。
次はタオルをボディソープで泡立て、亮太の体を洗い始めた。
「・・・そっか。・・・女の体にも興味ないのか?」
亮太が少し笑いながら質問する。

「まさか。俺だって女には興味あるよ」
亮太の体をゴシゴシと洗いながら、健二が答える。
「あ・・・いつもみたいにあそこ洗うから、こっち向いてくれ」
亮太が泡だらけの体で健二の方を向いた。
健二の体は筋肉質で、トランクス一丁だった。
何故かそれを見ると、亮太の胸の鼓動が速くなった。
「(何考えてるんだ俺・・・健二は男だぞ。
心まで女になったんじゃないだろうな・・・?)」
そんな事を考えている内に、健二は亮太の秘部を洗い始めた。
昨日までは亮太は健二に触られても少し感じるくらいだったのに、
今日は何故かいつもより感じてしまっていた。
「ん・・・あんっ・・」
亮太の色っぽい声に反応し、健二のトランクスはムクムクと大きくなっていった。
健二は急ぐようにお湯をかけ、秘部に付いた泡を流す。
「さ、終わりだ。向こうを向きな・・・」
だが、亮太は後ろを向かなかった。
「なぁ・・・健二。健二さえ良かったら俺・・・健二とHしてもいいぞ」
すると健二が迷いを振り払うかのように答えた。
「な・・馬鹿野郎。誰がお前みたいな元が男の奴と・・・」
だが、健二の股間は言葉とは裏腹にビクビクと動いている。
今にもしたいと言わんばかりに・・・。
「無理しなくてもいいぜ・・・ほら、俺を抱いてくれよ」
男達に犯され続けたせいなのか、毎回のように注射された催淫剤のせいなのか、
亮太は女性の体で男性並みの欲望を持つようになっていた。
「なぁ・・・健二ぃ・・・」



「お前が・・・言ったんだからな・・・」
健二はそう言うと、亮太に抱き付いた。
健二の硬い胸板に押されて亮太の胸がグニュッと潰れる。
そして亮太の秘部に手を伸ばした・・・。
「あ・・・はぁっ・・・んっ・・・」
「凄いな・・・もうこんなに濡れてる・・・」
さらに健二はクリトリスを優しく摘んだ。
「あっあぁっ・・・んんっ・・・ふぅっ・・・・」
亮太は淫乱な声を出し続ける。
「よし・・・そろそろ入れるぞ・・・」
健二がトランクスを脱いだ。
大きく勃起した一物が亮太の目の前に現れる。
ジュブブッ・・・・・!
一物を入れられた亮太の秘部から愛液が噴き出し、風呂場の床にポタリと落ちた。
「はっ・・・・あああぁぁっ!!」
亮太の顔は恍惚とし、快感の表情を浮かべる。
その顔に女になるという不安はすでに無い。
まさに快感に溺れる「女」そのものだった。
「んっあっあっあっ・・・はぁんっ・・・」
健二は腰を振り続ける・・・。
「くそっ・・・」
狭い風呂場の床に健二は動きにくそうだった。
それを見た亮太が起きあがり、そっと健二を床に倒した。
「俺が・・・動くよ・・・んんっ・・・」
亮太は両胸を上下に揺らしながら健二の一物を出し入れした。
「あっあっああっ・・・凄い・・・奥まで・・・ひぁっ!!」
亮太は初めての騎乗位にさらなる快感を感じていた。
自ら腰を動かす・・・女になった初めの頃には考えられない事だった。
「ううっ・・・」
出し入れするたびに締まる亮太の秘部に、健二もまた快感を感じていた。
「ひぁぁっんん・・・あっああっ・・・い・・・ああっ!!」
そして亮太の動きはさらに激しくなる。


「うっあああんっ・・・健二・・・俺、もう・・・ひぁっ・・・」
「俺も・・・もう限界だよ・・・くっ・・・」
健二も亮太の動きに合わせて腰を突き始めた。
二人の動きはさらに激しくなり、
ペチッペチッと肌と肌がぶつかり合う音が小さな風呂場に響いた。
「ひぁっ・・・あっあっあんっ!!ああっ」
「くうっ・・・出るっ・・・!!!」
「あひぁっ・・・・うっああっんん・・・あああーっっ!!!」
ドクッドクッと亮太の中に健二の精液が入っていく・・・。
亮太は力尽き、健二の体にそのまま倒れ込んだ。
「はぁっはぁっはぁ・・・」
「亮太・・・んんん・・・」
健二が舌を絡ませてキスをしてきた。
亮太は男とキスをする事だけは、この一週間極端に嫌がっていた。
だが、何故か健二のキスだけは素直に受け入れられた。
「は・・・んんっ・・・んんん・・・・」
二人の唇が離れる。
健二は亮太を抱きしめ続けた。

亮太は今でも絵美(彼女)の事を愛している。
できることなら早く男に戻って安心させてやりたい。
だが、亮太は「女」として健二に「愛」を感じ始めていた。
「(もう、なんだか・・・よく分からないよ・・・俺。
・・・・・絵美、ごめんな・・・)」
亮太はそっと目を瞑り、健二の腕に抱かれ続けた。



「亮太・・・俺と一緒に逃げよう」
健二が風呂から上がった亮太にそっと呟いた。
「えっ・・・そりゃ逃げたいけど・・・。でも、そんな事したら健二が・・・・」
だが、健二の目は決意の眼差しをしていた。
「関係ない、俺も逃げ続ければいい・・・。
お前には彼女もいるんだろう?その子を安心させるためにも早く帰らなきゃな。」
そう言った健二は、少し悲しそうな表情をしていた。
「健二・・・分かった・・・ありがとう」
亮太は健二にそっと微笑んだ。
「おう・・・。」

亮太は健二に下着と女性用の服を貰って、着る。
ブラジャーに少し違和感を感じたが、今はそんな事、どうでもよかった。
「ほら、これもかぶってろ」
健二はキャップ帽を亮太に深々とかぶせた。
健二もまたニット帽をかぶり、サングラスをかけた。
「行くぞ・・・」
二人はマンションを出て、早歩きで最寄りの駅へと歩いて行った・・・。


空席の目立つ電車内で、健二がそっと呟いた。
「お前を買おうとしてる男は・・かなりの変態なんだ・・・。
今まで買った女に何をしたか知らんが、すでにお前と同じ奴を2人殺している」
亮太はそれを聞き、背筋がゾクッとした。
「マジ・・・かよ・・・!」
健二はコクリと頷く。
「○○党のかなり権力のある国会議員なんだ、そいつ。
自分の性欲を満たす為なら金をいくら出しても惜しまない奴で・・・」
健二の話を聞くと、いかに自分が恐ろしい状況にあるか再度理解した。
ヤクザどもは亮太達が失踪した事に気付き、血まなこになって捜すだろう。
「(絶対見つかる訳には・・・いかないな)」
ガタンガタンと電車が揺れ続けた。

ほとんど2県分の距離を進み、亮太は自分のアパートが近くにある駅にやって来た。
そして健二を自分の家へと案内して行った・・・。
自分の部屋の近くに来ると、ドアの前に一人の女性が体育座りでしゃがみ込んでいるのを見つけた。
「・・・・絵美っ!?」
女性がそっと顔を上げた。
顔は涙を流した跡があり、少しやつれているようだった。
「あ・・・あなたは・・・・」
次の瞬間、亮太は絵美に抱き付いた。


3人は亮太の部屋の中にいる。
健二と亮太が、絵美にこれまでの事を細かく説明をしていた。
「な、何それ・・・酷い・・・酷いよ・・・」
絵美がうっすらと涙を浮かべる・・・俺はそんな絵美をそっと抱きしめた。
「ごめんな・・・心配させて・・・俺はもう大丈夫だ・・・」
「亮太ぁっ!!」
二人は抱き合いながら泣き続けた。
健二は複雑な心境だったが、二人を見てニコリと微笑んだ。
二人が少し落ち着いた時、健二がゆっくりと口を開いた。
「・・・じゃあ絵美さんは警察を呼んで待ってたんだな?」
絵美がそっと頷く。
「よし・・・警察にウチの組を踏み込んでもらえば、すぐにネタは上がるだろう。
俺も共犯で捕まるけどな・・・」
亮太が言う。
「俺が・・・俺が健二は違うって弁明するよ!だから・・・」
「ははっ・・ありがとな・・・でも多分無理だ。
今までに何回も共犯してるからな・・・」
それを聞いた絵美が言った。
「なんで・・・なんで亮太だけ助けてくれたの?」
健二がクスッと笑いながら答える。
「女になったあんたの彼氏が・・・亡くなった俺の元カノに似てるからさ・・」
健二はそっと亮太を見つめた、亮太は顔を赤くして目をそらした。
「(え、え?この二人もしかして・・・ウソでしょ?)」
絵美が少し不安に感じていると、部屋の呼び鈴が鳴り響いた。


「あ、はい」
絵美が向かう。
ドアを開けると、警官が2人立っていた。
「どうも○○署の者です。ここの住居人の加藤さんが失踪された事について・・・」
「はい・・・取り敢えず中に上がって下さい・・・」
絵美がそう言うと、隣りから柄の悪そうな男が数人現れた。
「クク・・・じゃあ遠慮なく上がらせてもらうぜ・・・?」
その男達を見て亮太と健二が愕然とした。
そう、その男達は亮太を一週間陵辱し続けたあのヤクザ達だった。
「な・・・なんで・・・!?」
亮太の顔が真っ青になる。
「・・・クク・・・俺達を舐めてもらっちゃ困るなぁ。
警察が来るからって安心してたんだろ・・・?はははっ。」
ふと2人の警官を見ると手には膨れ上がった封筒が握られていた。
「クソッ・・・まさか警察までウチの組の手が延びてるとは・・・」
健二がそう言うと、男の顔が見る見る内に恐ろしい形相に変わる。
「健二ぃ・・・てめえ舐めた事してくれんじゃねえか・・・おおっ!?」
男はそう言うと指輪をした手で健二の顔を殴り飛ばした。
健二は壁に叩きつけられ、前歯が折れ、鼻血を出している。
そしてさらに数人の男達が健二を蹴り始めた。
「う・・ぐうっ・・・があっ・・・」
「や、やめてくれっ!!やめてくれーっ!!」
亮太が叫ぶ。
しかし男達による健二への暴行はエスカレートしていった。
「リョウちゃん・・・駄目じゃないか、勝手に逃げちゃあ・・・」
男がそう言うと、亮太は他の男達に口を押さえられ、
羽交い締めにされながら、アパートの下に止めてあるワゴンに連れて行かれた。



横には同じように体の自由を奪われた絵美がいた。
「え、絵美は関係ないだろっ!?放してやってくれよ!!」
男は冷酷な笑みを浮かべた。
「だってリョウちゃん、この子に俺達の事話しちゃっただろ?
・・・連れて行け」
男達によって、絵美がワゴンの中に押し込まれた。
「ああっ・・・こんな・・・こんな・・・!!」
そして亮太もワゴンの中に押し込まれた・・・。

・・・亮太は目を覚ました。
あまりにも叫ぶので、薬でも嗅がされたのだろう。
ゆっくりと目を開けると、そこには・・・
「ああっああっ!!亮太っ!!ひあああっ!!」
男達に犯されている絵美の姿があった。
「え・・絵美っ!?」
絵美は2穴責めをされ、泣きながら喘ぎ声をあげている。
「ひゃぁんっ!!りょ・・うたぁっ・・・ひううっ・・・ふぐっ!?」
一人の男が絵美の口に一物を突っ込んだ。
「君が逃げ出したりするからこんな事になったんだよ・・・。
そう、全部君の責任なんだよ、リョウちゃん・・・ククク・・・」
亮太は言葉を失った。
「そうそう・・・健二にも罰を与えないとねぇ・・・」
男がそう言うと、部屋に男達に身動きできなくされた健二が入って来た。
端正な顔立ちは暴行によって酷く膨れ上がり、所々に血の跡が付いている。
「ぐっ・・・す、すまん・・・亮太。
まさか・・・こんな事になるとは・・・ぐうっ!?」
健二が男の手に押さえつけられ、床に叩きつけられた。
「勝手に喋ってんじゃねえよカス・・・・。
リョウちゃん、それと・・絵美ちゃんだったかな?
あんまり俺達を舐めない方がいいよ・・・俺達は・・・ヤクザなんだぜ?」


男はそう言うと、胸からドスを取り出した。
「警察なんかに・・・ひれ伏す程・・・甘く・・・ないんだよっ!!」
男はそう言うと、持っていたドスで健二の小指を切り飛ばした。
「う・・・があああああっっ!!」
健二の悲痛な叫びが響き、小指から鮮血がほと走る。
亮太は顔面が蒼白になり、絵美は今にも失神しそうだった。
「け・・・健二ぃーっ!!」
「ひはぁっ!!ふううーーーっ!!!」
二人が叫ぶ、だが健二は痛みにもがき苦しんでいた。
「おい、向こう行って治療してやれ」
健二はズルズルと男達に引きずられ、別室に連れて行かれた。
床には無惨にも、血の跡がびっしり残っている。
「これで・・・分かっただろ?無駄な抵抗は・・・よしな」
亮太は瞬時に悟る。
〔もう二度と逃げられない・・・〕
そして、亮太は男達に身を任せた・・・。



「はっああっ・・・ひうっ・・んんっ・・・れろっれろっ・・・」
亮太が声をあげながら男の一物を舐める。
正面には同じように絵美が男の一物を舐めていた。
さらに二人のアナルには男の一物が突き刺さり、秘部には双頭バイブを入れられ、
亮太と絵美は繋がっていた。
「ひううっ・・はあ・・・ちゅっちゅう・・・」
絵美もまた声をあげる。
横には別の男が二人の様子をビデオに撮っていた。
「どうだ、俺の粋な計らい?
最後くらい恋人同士結ばれていたいもんなぁ・・・ヒヒッ」
「ひううっああっ・・・はぁっ・・・ちゅうっ・・・れろ・・・れろ・・」
両側の男達が二人のアナルを突くたび、双頭バイブが奥へとめり込んでいく。
「りょ・・ああっ・・うたっ・・・ひはぁっ・・・んんん・・・ちゅ・・・」
絵美が必死に亮太の名前を呼ぶ。
「え・・・みぃぃっ・・・ごめ・・・んんっ・・・んあっ・・はぁっ!!」
次々に男達は二人のアナルの中に精液を吐き出し、交代していく。
何度イッただろう・・・何度中に出されただろう・・・。
数える暇すら無く、途切れる事の無い快感が二人を襲う。
「ひっああっ・・・んああーっ・・・んんん・・・」
「んはぁっ・・・だめっ・・・また・・あああーっ!!!」
二人が舐めていた一物から精液が飛び出した。
大量の精液が二人の口や顔を汚す。
「ふ・・・ああっ・・・ん・・・ちゅっ・・んん・・・」
「は・・・んん・・・あん・・・・ちゅっ・・・・・んう・・・」
生臭い匂いと味が二人の口の中に拡がる。
二人は舌と舌を絡め合い、キスをした。
おそらく、二人でする最後のキスを・・・・。


それから2週間後、亮太は売られていった。
体も心も「女」となって・・・。

それからさらに1年が過ぎた・・・・・。
絵美は組の性欲処理の道具となっている。
その世話係の健二は今、風呂場で絵美の体を洗っていた。
「はぁ・・・チンポ欲しいよぉ・・・」
薬漬けにされ続けたせいなのか、
最近、絵美はこんな事しか喋らない。
健二は黙って絵美の体を洗い続けた。
「欲しいよぉ・・・欲しいよぉ・・・・・」
絵美の言葉が小さい風呂場に響いた。
健二は4本の指でタオルを持ち、絵美の体を洗い続けた。
秘部とアナルはさんざん使い込まれ、20代の女性とは思えない色と形をしている。
だが健二は何事にも動じず、静かに絵美の体の泡をお湯で流した・・・。


夕方の5時頃、男達がやって来た。
今日はいつもと違い、眠った女を抱きかかえている。
「おい、新しい売り物だ。こいつの世話も頼むぞ」
「どういう事ですか・・・?」
まさかと思い、健二は聞き返した。
「どうもこうも、○○党の●●さんが買ったリョウちゃんが使い物にならなくなったらしくてな、
新しい商品をご発注って訳だ」
「・・・・はい」
そして健二は別室に移った。
真っ暗な部屋で、健二以外は誰もいない。
「・・・・・・う・・・・・・うううううぅぅ・・・・・!!!!」
健二は床にしゃがみ込み、静かに泣き叫んだ。
亮太は死んでしまったのだ。
どんな酷い事をされたのだろう、どんな痛い目に合わされたのだろう。
自分が死んででも、亮太を助けるべきだった・・・。
そんな後悔の念がさらに健二を苦しめる。
だが無情にも、隣りの部屋から絵美の喘ぎ声と新しく来た女の悲痛な叫び声が、
健二の耳に聞こえてくるのであった・・・・・。

  完

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