用具室を出て、そのまま体育館を出ようとしたとき、
志乃は自分のブラウスのボタンが外れ、スカートからはだけている状態にあることに気づき、
ふと周りを見渡す。

(なんか人目についたらちょっとイヤだな・・)

志乃は体育館の入り口の隣にあるトイレを見つけると、そのまま女子トイレに飛び込んだ。

今は授業中、体育館も未使用だけあって、
ちょうど中には誰も人がいなかった。

適当な個室に入り、そまま洋式の便器に腰掛けると、そこでやっと一息つくように、
軽く息をはく。

そして志乃は改めて自分の姿をみる。
ブラウスのボタンは外され、上に捲くられたブラジャーからは大きな二つの胸が飛び出しており、
その谷間をのぞかせている。

(あちゃー、おれは何をやってんだ・・。こんな胸までみせちゃって、
 最後はあんなヤツに挿れられちゃうなんて・・)

軽く自己嫌悪を陥りなだら、だんだんそのときの記憶が鮮明に蘇り始めてくるのに気がついた。

(でも、我ながら大きな胸だよなぁ。。アイツ、これを好き放題に触りやがって・・。
 でも・・・ちょっと気持ち良かったんだよな・・。)

志乃は僅かに隠しているブラウスを左右におしやると、その大きな胸が前にさらされる。

そしてはあの時、中嶋に手の動きを再現するかのように、
自分のその双乳を、両手の手の平で覆うように包む。

(ヤバイ・・・。なんか思い出してきちゃった・・・。)



手の平がゆっくりと、胸全体を撫でるように動く。
そのまま志乃の敏感な乳首を擦るたびに、
胸全体から甘美な快感が生まれ、志乃の身体をだんだんと熱くさせていく。

(うーん、自分で触っても気持ちいいけど・・、
 中嶋に触られた時は頭がパニクるくらい、気持ちよかったんだよな・・。何でだろう。。)

今度は手の平で撫でるだけでなく、ゆっくりとその胸を両手で揉みしだく。
そのまま敏感になってきている乳首を、指先で捏ねる様に摘む。

「はぁ・・・ああっ・・。」

思わず声が漏れる志乃。

(ヤバイ・・・誰かに聞かれたら・・・。)

しかし志乃の指先はとまらず、その可愛い乳首を摘みながら軽く引っ張ってみる。

「んんっーーー!!」

(ダメだ・・・。 もういい加減にやめないと・・。
 つか学校のトイレで何やってんだよおれは・・。)

もうやめないと。もうやめないと。

そう思っているのにも関わらず、志乃の身体はその意に反する。
そして胸から離れたその手はゆっくりとスカートの中入り、そのまま腰を軽く浮かしてショーツを足首までさげる。

そしてさっきほどから、一番疼いてたまらない箇所に、
志乃はゆっくりと右手を伸ばす。




 ぐちゅっ・・・。

「んっ! あぁぁ・・。」

そこはさきほど中嶋に辱められてからも、未だに乾くことをしらず、
いまだ充分に濡れた状態となっていた。

(はぁはぁ・・まだこんなに濡れているなんて・・・。)

志乃は溢れんばかりの液体を指先に絡みつかせ、
そのまま自分の敏感な突起、クリトリスへと指を移動させる。

愛液を纏ったその指先がクリトリスを軽く撫でると、
瞬く間に大きな快感が志乃の身体を貫く。

「あぁんっ!!・・うぐぅうう・・・」

思わず大きな声が出そうになり、たまらず片方の手で口を塞ぐ。

(やばっ・・、気持ちいい・・・。
 さっき中嶋のヤローにもこんな風に触られてたんだよな。。。んんっ)

触っている自分の指先が、さきほどの中嶋の指をトレースするように動き、
志乃の脳内では、まるでさきほどの光景が再現しているかのような感覚に襲われる。

(中嶋・・・。 いやっ そんなとこ触らないで・・・。あっ・・はぁっ!)


自分のクリトリスを擦る指先の動きがだんだんと強くなっていく。
そしてさらなる快感を欲しようと、触れている指を親指にシフトし、
そのまま親指で敏感な突起の部分を軽く抑えながら、
中指を、濡れた陰唇に近づけ、ゆっくりとその中に指を沈めていく。



(んんーーーっ!!! 入ってくるぅ!!! 私の中にっ!・・はぁはぁ・・・)

こみ上げてくる快感に、たまらず口を塞いだまま前かがみに悶える志乃。
しかしどんなに悶えても、秘部に触れている手は、けしてそこから離されることなかった。

志乃のか細い指先を、膣内の入り口はぎゅうぎゅうに締めてくる。
そのまま第2間接まで指先をゆっくりと挿れていき、
指先をゆっくりと折り曲げる。

「ひゃぁっ!!!」

塞いでる手からたまらず声が漏れる。

(だめえ・・・。気持ちいいい・・・。)

クリトリスと膣内を同時に指先で攻めることで、とんでもない快感が電撃となって、
全身を、脳を、くまなく駆け巡る。

全身からは、さきほどから汗が噴出し続けている。
それ以上に、志乃の膣からも愛液が溢れている。

愛液でぐちょぐちょになった志乃の手が、自分の敏感な部分をゆっくりと、止まることなく攻めていく。

(すっごく気持ちい・・・。 なんで・・!? 学校なのにこんなことしちゃってるのに・・・)

自分に自問してもその答えは決してでず、またすぐに襲ってくる快楽の波にのまれていく。

どんどん鼓動が早くなっていく。
全身がビクっ、ビクっ っと震える。
自分の中でどんどんと高まっていくものを感じていく。




(あぁぁっ もうダメ・・・。なんか・・・、イッ イッちゃいそう・・・っ!!)

自分の中で最高に高まっていくのを感じながら、
最後に親指と中指で、クリトリスと膣内を激しく擦った瞬間、
志乃の中でたまりにたまった大きな波が、快感となって一気に襲い掛かってくる。

「んんんぁぁああああ!!!!!!」

全身をくまなく満ち溢れいく快感。
口を抑えている手は、もうすでに当てているだけで、声はだだ漏れだった。

志乃は自分の秘部を前に突き出すようにして、大きく後ろに反り返りながら、
全身を、ビクッ、ビクッ、と震わせている。


「はぁはぁ・・んっ!! はぁはぁ・・。はんっ・・!」

数秒後、大きな快楽の衝撃が過ぎ去っても、
間隔をおいて、痙攣が快感を混じって志乃の身体を震わしている。




「あ・・・、イッちゃった・・・・。」

1分ほど、ようやく放心状態から戻ってきた。

志乃は疲れたように身体を前を起した。

「信じられねぇ・・・。まさか学校のトイレでこんなことするなんて・・・。」

ついさきほど、用具室で中嶋に犯され、
すごくイヤだったのにも関わらず、
またそれを思い出して自分でやってしまうなんて・・。

仕方ないといえば仕方ないが、志乃は自己嫌悪になっていた。

「つっても、いつまでもこんなところにいても仕方ないしな・・」

志乃は自分に言い聞かせるように声にだし、
右手と、秘部をトイレットペーパーで軽く拭き取り、
ゆっくりと立ち上がりってショーツをはきなおす。

「うわっ、やっぱり湿ってるよ・・。しょうがないなぁ。。」

ブラを付け直して、ブラウスも着なおす。

周りに人の気配がないのを確認し、ゆっくりと個室から出た志乃は、
最後にトイレの鏡で自分の身だしなみをチェックしてから、
自分の教室に戻ることにした。

(はぁ・・・。 なんて言い訳するかねぇ。。)

志乃の足取りはどうしょうもなく重かった。





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この時、体育館には誰もいなく(放心した中嶋以外)、
女子トイレにも他に人気はなかった。
しかし、同じ体育館に隣接している体育教官室にだけ、一人、男がいた。

その男は机においてあるノートPCに、目をぎらつかせながら、食い入るようにみていた。
そのノートPCには無線LANが内臓されており、
すぐ近くの女子トイレにある基地局と通信されている。

「すげーな・・。いままでひっそりと隠し撮りしてただけなのに、
 まさかこんなオイシイ場面が撮れるなんてな・・・。」

志乃の入った女子トイレの個室の上部、ちょうど斜め上から志乃の姿が見える位置に、
ちょっとみただけでは気づかないような、CCDカメラが取り付けられていた。
そのカメラは扉内部に組み込まれた無線LANのアクセスポイントに接続され、
体育教官室においてあるノートPCに映像を送信し続けていた。

「くっくっく・・、おれ盗撮コレクション、排泄シーン以外に凄まじい一品が加わったぜ。」

その男、志乃の担任である坂下は、薄ら笑いを堪えながら、
いましがた録音した志乃の痴態を、再度再生していた。
その下半身のジャージには、もう大きなテントをギンギンに張っている。

「大塚・・、こんな姿をみせられたとあっちゃあ、おれももう我慢できそうもないぜ・・。
 このでかいおっぱい、どうみても女じゃねぇか!!!
 もうオマエは ”元男”、とかふざけたこといってられないぜ・・。くくっ。」

その卑下た笑いが、誰もいない体育教官室に、ひっそりとこだましていた。
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