長谷部健一は、いつものように大学に向かっていた。早いものでもう2年生だ。
最近通学の電車内に一人の可愛い女子高生を発見し、彼女を観察するのが密かな楽しみになっている。
彼女はお嬢様学校として知られる某私立女子校の生徒であった。
今日もまた、途中駅から彼女が乗ってきた。と、思っているといつもに増して乗客が多いせいか、
彼女が健一のすぐ脇に押されてきた。ラッキー、と彼は思った。彼女をこんなに近くで見るのは初めてのことだ。
次の駅でもまた大勢乗車してきた。彼女はさらに押されて、健一に身を預けるような姿勢になってきた。
一方、健一も身動き取れないくらいの姿勢になっていた。おまけに、気がつくと、健一の左手は彼女のお尻に貼りついたような形になっていた。
彼女からは、とても甘い香りが漂ってくる。しかも、彼女のお尻は事実上自分が触っているも同然の状態。
そんななか、硬派な彼は必死に自分を押さえていた…。
しかし、次の駅で、また多くの乗客が乗ってきた。どうも今日はなにかイベントでもあるらしい。
そして、彼の残った右手が彼女の胸を押しつぶすような位置取りとなった。
健一は限界だった。「このまま彼女のお尻を触っても絶対ばれない。」悪魔の声が彼にささやいた。
最初はおそるおそるだった。しかし、彼女は特に反応しない。だんだん健一は大胆に彼女のお尻を触り出した。
やがて彼女もさすがにおかしい思ったようだが、大人しそうな彼女は顔を我慢している様子。
調子に乗った健一は、思うように動けない状態をいいことに、彼女の短いスカートに手を入れ、
下着の上から愛撫しはじめた。どんどんエスカレートした彼は、彼女の秘所にも指を這わせた。
純情でおとなしそうな彼女は顔を真っ赤にしたまま、うつむいて我慢している。健一が犯人がとは気づいていない様子。
一方、健一は夢のような気分で彼女に痴漢行為を続けていた。。。
やがて、健一の降りる駅に着いた。もう二度とこんなラッキーはないだろう、そう思い、とても心残りながら彼は下車した。





翌日、再び彼女が乗ってきた。昨日の今日だけに彼女を正視できない。
彼女は昨日のことがあったせいか、周りを気にしながら心なしか不安げに乗っていた。
そんな彼女の姿に嗜虐心を芽生えさせた彼は、これまででは考えられないことだが、
電車の揺れを利用して少しずつ彼女に接近していき、昨日の続きを実行しようとした。
そして、ついに彼女のすぐ脇に陣取ることに成功した彼は、さりげなく周りを見渡し
勇気を振り絞って彼女のスカートに手を入れた。
「やった!」。
彼は、高校時代生徒会長も務めた。そして、今は名門といわれる名邦大学の学生だ。
また、綾香という可愛い彼女もいる。
今にして思えば、まさに魔が差したとしかいいようがないのだが、
そのときの健一は、眼の前の彼女を蹂躪することしか考えられなくなっていた。
昨日同様、お尻から徐々に前の方に手をやっていった。すでに彼女の顔は真っ赤だ。
「ふふっ、いい感じ」。そう思った彼は、更に動きをエスカレートしようとした。
そのときだった。
不意に腕を強くつかまれたかと思うと、ものすごい力で動けないようにされた。
誰かに見つかったのだ。しまった、と思ったが時既に遅し。
そのまま、彼は次の駅でその男に無理矢理降ろされたのだ。
その間、彼は全く抵抗すらできなかった。
警察に連れて行かれる…その恐怖から彼は必死で言い訳をした。
しかし、その男は一言も発することなく、そして警察に連れて行くこともなく、
ただ、ひたすら健一を羽交い締めにしたまま、駅を出た。

そこには、一台の車が停まっていた。
不吉な予感がした彼は乗ることを拒否し、逃げ出そうとしたが
格闘家のような体をしたその男は、軽々と彼を車に乗せ、待っていた運転士に眼で
合図した。
車が動き出してすぐ、彼は目隠しされるやいなや、口にハンカチのようなものを
当てられ、やがて意識を失った。。。
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