肉便器になってみて   五年 三組  紀野 豊
 僕たち五年三組は、社会科見学で善田にある衛生センターに行きました。
 電車から降りて坂道をずっとのぼり、空気の美味しい公園の様な高台にある衛生センターに着く
と、職員の河口さんが出迎えてくれて、センター見学が始まりました。
 衛生センターというのは、僕たちの街にもある衛生局をまとめている施設だそうです。建物の中
はとても清潔で、広いロビーには用事のある人たちが何人も、順番を待っていました。訪れる人の
ほとんどは肉便器を使う男の人ですが、中には女の人や、肉便器になりたい人も来ると聞いて、僕
は少しおどろきました。
 肉便器が仕事をする部屋なんかも見学した後で、いよいよ、肉便器を作る工場を見学する事にな
ったのですが、その時に、河口さんが、誰かに実際に肉便器になってもらいましょうと言いました。
 皆、えーとか、やだと言って話が進まなかったので、仕方なく日直の僕がやる事になりました。
 別の職員さんに連れられて列を離れると、最初に連れて行かれたのは肉便器の部屋でした。
 ビックリしてると職員さんが出て行って、奥から肉便器の人が出てきました。僕より少し年上く
らいのお姉さんで、結構美人だったのでもっとビックリしてると、肉便器になる前に、童貞を卒業
させるという話でした。その時は童貞と言う言葉の意味が分からなかったので、不思議に思ってい
るうちに、肉便器のお姉さんにペニスを触られて、それから二回、セックスしました。
 その後で部屋の奥にあるお風呂で体を洗われて出てみると、僕の服がありませんでした。
 これから肉便器になるので服はいらないと待っていた職員さんに言われて、僕はああ本当に肉便
器にされるんだと、逃げ出したい気持ちになりました。
 それから、僕は肉便器化工場に連れていかれました。
 コンベアの上に乗ったベッドの様な物の上で、おしめを変えられる赤ちゃんの様なポーズをさせ
られたまま、手足を固定されて、口にも輪っかみたいな物をくわえさせられて、すごく恥ずかしか
ったです。でも、コンベアで進んでいくと、ガラスをはさんだ向こうでクラスの皆が見えて、恥ず
かしいのがばれると後でからかわれると思ったので、頑張って笑って、手だけひらひらさせました。
 それから、最初はまず消毒のガスみたいなものをかけられました。体がスーッとしたのに、段々
と頭が眠い時みたいになって、ペニスが段々勃起してきました。皆が見てるのに恥ずかしいな、と
思っている間に、次は胸に注射器が近づいて来て、ちょっとチクっとしました。
 何だか乳首がむずむずして、触りたくて仕方なくなったのを見計らった様に出てきたのは、お椀
みたいな機械です。まさかと思う間もなく、お椀型の機械が、僕の胸に吸い付きました。
 次の瞬間、胸の中で何か細かいものがブルブルふるえ始めて、僕は叫びそうになりました。


 でも、口に輪っかがはまっているせいで、うー、うーという声しか出せなくて、僕は、なるほど
このためだったのかと思いました。
 それからしばらくして、お椀の機械が離れると、僕は今度は、あっという声を出しそうになりま
した。男だからぺったんこだったはずの僕の胸が、ちょっぴりふくらんでいたからです。僕は怖く
なって逃げ出そうとしましたが、手足は固定されてて、ちっとも動きません。
 それから、同じ様な事が腰、お尻と続きました。寝そべってたから良く分からなかったけど、僕
は、性教育の授業で習った、女の子の体がふっくらしてくる所を思い出していました。
 その後で、ベルトコンベアは♂と♀のマークが書かれた分かれ道に来ました。僕は男なので、♂
マークの方に向かいました。今度も同じ様な事があるんだろうと思っていたら、そうなったのは睾
丸の方だけで、ペニスの方には、透明な筒の様な物がかぶさっただけでした。
 えっと思った次の瞬間、ペニスが掃除機で吸われる様な感じがしました。僕はまた、うーうーと
声を出したけど、今度違ったのは、睾丸の方もぶるぶる振るわされて、射精してしまった事です。
 普通は一回射精したらしばらくは出せないのに、その時は何回も続けて出ました。
 一回目、二回目の時は気付かなかったけど、三回目から後、射精するたび、透明な筒の中でペニ
スが小さくなっていくのが見えました。泣きそうになったのに、精液はずっと出続けます。射精の
度に吸う力が強くなった気がしましたが、僕のペニスが小さくなってたからかも知れません。
 僕のペニスが足の間に見えなくなると、透明な筒は外れて、睾丸の方の機械も外れましたが、外
れた下に、もう僕の睾丸はありませんでした。代わりに肉の割れ目の様な物が出来ていて、機械が
外れる拍子に、その間から透明な汁がぴゅっと出たのが、射精の残りカスみたいでした。
 それで僕は、ああ肉便器になっちゃった、と思ったんですが、実はここからが本番でした。
 通り抜けた先で、またコンベアは合流していて、そこで体中にゼリーみたいな物をぬられた後、
次に入った機械を思い出すと、頑張ってここまで見学の時の気持ちを思い出して書いたのに、おま
んこが濡れて来ちゃって、我慢が出来ないから、もう今の気持ちで書きます。 
 ゼリーを塗られた僕はヘッドフォンとモニターの付いたヘルメットみたいなのをかぶせられて、
チンポとかマンコとか言ってるあえぎ声や、クチュクチュいう音の混じった音楽を聴かされ、チン
ポがオマンコや、お尻の穴を出入りしている映像を見せられました。 今でも不思議だけど、それ
を見たり聞いたりしてる間に、僕もオマンコが寂しくなって、チンポを入れられたくなりました。
 そうすると、本当にオマンコとお尻の穴にチンコみたいなものが入ってきて、僕は嬉しくて仕方
なかったです。おっぱいも多分機械だと思うけど、何かで揉まれて、僕はチンポを吸われた時より
もたくさん、何回もイきました。射精しないのにイくのは今もヘンな気がするけど、とても気持ち良いです。


 その後、気が付くとシャワーを浴びせる機械を通ってて、その次の大きなドライヤーみたいな機
械で乾かされました。いつの間にか、おまんこにもお尻にも何も入ってなくて、つい寂しいな、と
思うと、おまんこと、それとお尻まで、じわっと濡れるのが分かりました。
 最後に左のお尻にレーザーでバーコードを書かれ、肉便器用の首輪を付けてもらって、終わりに
なりました。手足が自由になって、ベッドから降りると、ちょうど目の前に鏡がセットされてて、
僕は、すごい仕組みだなあと思いました。
 鏡に映った僕の体は、おっぱいがぷくっとふくらんで、チンポもなくなってるのが見えて、保健
の教科書に載ってた、女子の体のイラストみたいですごく恥ずかしかったです。ほんのちょっと前
までチンポがあったのに、と思うと、何だかすごくもったいない気がしました。
 そうしてる内に鏡だと思ってた所が開いて、クラスの皆が入ってきました。
 その時一番驚いたのは、男子の匂いが分かった事です。今まで気にした事もなかったのに、チン
ポの匂いみたいなのを感じて、寂しいままだったマンコが急に濡れたので、僕は思わず体を隠しま
した。女子は僕の体を見て、やだとか気持ち悪いとか言ってたけど、僕はチンポの事しか考えられ
ませんでした。しかも男子の一人がふざけて、勃起しそう、と言ったので、すごく興奮してしまいました。
 それから河口さんが、「これで紀野君は、服を着ないで生活し、頼まれればセックスをする肉便
器になりました」と言ったので、僕は、ああ、本当に肉便器になったんだなあと思いました。
 その後の帰り道や、電車に乗る時ももちろん、僕一人だけ裸のままでとても恥ずかしかったけど、
それより困ったのは男子の列に並んでたせいで、周りがチンポだらけで落ち着かなかった事です。
我慢出来なくなって、歩きながら少しだけ手でマンコを触ったけど、バレてないと良いと思います。
 学校につくとすぐ、男子何人かにセックスしたいと言われました。今でも男子とそんな事をする
のは嫌だけど、チンポは入れて欲しかったので、セックスしました。今ではオマンコが寂しくなる
と、僕からねだる事もあります。オマンコやお尻の穴にチンポが出たり入ったりすると、嬉しくて
気持ちよくて、涙が出ます。チンポをしゃぶるのも美味しいし、射精を見るのも楽しいです。
 でも一番嬉しいのは、体の中に精液が入って来る事で、オマンコやお尻の中に中出しされると、
幸せで死にそうになります。今では授業中も、ついチンポの事を考えてしまうので、気が付くとイ
スがベトベトになってしまっています。
 しかもセックスをすれば、衛生局から一日五百円ももらえるそうで、とても嬉しいです。
 叱られそうだから家には帰らないで衛生局に泊まっているけど、ご飯をおごってくれる人もいる
し、セックスは気持ち良いし、僕は肉便器になって本当に良かったなあと思いました。


おわり。
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