「>>30乙。期待に胸膨らまりんぐっ、っと」


・・・さて、ブツが投下されるまで暇だ。
何か時間を潰す物は無いだろうか?

「つってもゲームも2ちゃんもpixivも飽きちまったしなぁ」

伸びをしたあと机に突っ伏すと、机との間にムニュっと鈍痛が走る。
見ると胸が身体と机の間に挟まっている。Aカップしか無いからか、完全に存在を失念していた。
溜息をついて、トレーナーの上から手を被せる。

「やっぱブ・・・サラシ巻かないと駄目かな」

一瞬ブラジャーと言いかけて慌てて言い直す、
何考えてるんだ?男がブラジャーなんか付けたら変態じゃないか。
そう思った俺はトレーナーを脱いで、シャツをはだけ、
右手でサラシを持ってその端を左脇で挟み、空いた左手で自分の胸を抑え付けた。

「よっと・・・ぁんっ!?」

左手の薬指が胸の敏感な所に触れて思わず声が出る、それと同時に背筋を走る寒気、
自分の身体の筈なのに初めて味わったかのようなキモチワルイ感覚、だが妙に好奇心を刺激された。
恐る恐る手を伸ばして、そこを摘む

「んっ・・・」

肌が粟立つ様な悪寒、すぐに手を離す。でも・・・でも、もう一度味わってみたいような・・・
そこで閃く。いきなり頂を摘むから駄目なのだ、胸の付け根に手を置いて少しづつ這わせて行けば良いじゃないか。


「・・・っと」

両手を胸の下に這わせて、少しづつ少しづつ頂点を目指す。だが

「はぁ・・・はぁ、ふぁんっ!?」

先ほどの行為で敏感になってしまったのか、手を這わせるだけで堪え切れない悪寒が走る。
これではとても"そこ"まで達する勇気が沸かない。
仕方が無い、ここは周囲を撫で回すくらいに留めておこう。。
階下の親にバレないようにシャツの襟を噛み、声を押し殺して胸を触り続ける。
身体が熱い。熱さで脂肪が柔らかくなったのか、胸がふるふると震えて手のひらを押し返して来た。

「ん・・・くぅ・・・」

時折漏れ出る吐息は、興奮を抑えているせいで普段にも増して高くなって行く。

「ひゃ!?」

熱中し過ぎてまた一瞬だけ乳首に触れてしまった。
思わずクロスして抱え込む腕の中、俺のCカップの胸がきゅっと谷間を作り出す。
汗で水気を帯びた真っ白な乳房、その上にほんのりと載った桜色がツンと上を向いていた、
決して大きい方ではないが、美乳の部類だと俺は思う。
髪の毛に篭る熱気を払おうと首を振ると、ふぁさっ・・・と栗色の髪が降りる。
備え付けの鏡を見ると、いつも通りの肩までかかるストレート、
色白で鼻筋が通り、切れ長の目に長い睫毛の物憂げな瓜実顔が映っていた。

ふと昔を思い出した、中学の頃に俺を苛めていた奴ら。俺を投げ飛ばして首根っこを掴み、ニヤニヤ笑っていた。
もしあの頃の俺が今の美貌を持ち合わせていたなら、一体どうなっていたのだろうか?っと妄想する。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「あっ!やっ、やめてよぉ」

たぶん、あの後で二の腕を掴まれて後ろ手に組まれ、壁に手を付かされてズボンを脱がされ

「やめてやめて、お願いだからぁ!」

お気にだった縞々のパンツも、男たちの野蛮な腕によって無残に引き裂かれ、外気に晒された無防備な俺の・・・

想像するとゾクっとする。ゾクゾクゾクンッっと、股の間から胎内に向かって熱い湿り気が上がって来るのを感じる。
俺は堪えきれずに股間に左手を滑り込ませた。
そこには長年見慣れ触り慣れてるはずなのに、いつもと違う何か・・・蜜を滴らせる、"それ"が・・・

きっと男どもはその様子を見て、更に喜び猛り狂うだろう。
何者にも汚された事の無い穢れ無き白が、どす黒い欲望に汚されて行く。
胸を揉まれ、首筋を舐められ、やがて胎内にまで侵入されて何もかも奪いつくされてしまうだろう。
右手で胸を揉みしだき、左手で股間をまさぐりながら俺の妄想は続く。

「やっ!やだぁあぁああ!!んっ!」

挿入の瞬間。絶望の終わりと始まり。
男の腰に合わせて胸が揺れる、楕円を描いて乳房が揺れる。
Eカップくらいなら、それこそプリンの様にぶるぶると揺れる筈だ。

そう思った所で乳房の底が熱くなる、先端がムズムズして思わず喘ぎ声が出た。
乳首を男に撫でられる時の感覚って、こう言う感じなのではないだろうか?っとふと思う。
捏ね回る右手に胸が吸い付くように張り付いて来て、まるで大きく柔らかく膨らんで行くかのようだ。


さて・・・己を守る術を何もかも剥ぎ取られた少女、だがまだ最後の砦が残っている、
"理性"と言う名の、人間が人間であるために装う偽りの仮面。
だがそれもまた風前の灯だ。

「あ?・・・やだ、そんな・・・あっ!?」

苦悶の声に、少しづつ艶が混じるようになっていた。想像して俺は目一杯可愛い声を出す。
先ほどまでのハスキー掛かった声は更に高く、アニメのロリ美少女の様な甘く幼さを帯びた囀りになる。
胸が切ない、股の間から胎内に向かって耐え難い幸福感が襲う。
辱めを受けているはずなのに、悔しいと思っているはずなのに、快感の奔流が確実に精神を蝕んでいるのだ。

「やだ!?そんな、どうし・・・くぅ!?いくっ!うそ!?やだ!!!」

最後の抵抗、精一杯の抗い、だがもう遅い。
心がどれだけ嫌がっても、頭がどれだけ否定しても、刺激を受け続けた身体は言う事を聞かず、
やがて他ならぬ少女自身の脳から、定められた条件反射を行うよう全身、そう・・・"心"も含む全神経に命令が下される。


  こ  の  オ  ス  の  精  を  胎  内  に  取  り  込  め


「いっ・・・やっ・・・やだっ・・・いっ・・・」

少女の目から涙が溢れ出た、この先に起こる事は分かっている。彼女に拒否権は無い。

「・・・や・・・・いっ!・・・・・・いっ!」

刹那、息を止める。それは理性による抵抗か?それとも野生の猛りだったろうか?

「いくぅぅっ〜!!」

硬直して海老反りになる身体。本能と言う名の厳正な裁き。その瞬間、少女は人間から

・・・一匹の、牝に堕ちた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


暫く体勢をキープした後、唐突に制御を失って床に倒れ込んだ。
身体が動かない、何も考えられない。
ただ全身を駆け巡るキモチヨサに、己の手足の末端がビクッ・・・ビクンッ・・・と痙攣するのを感じていた。


15分ほど経った、少しづつ身体に力が戻りだした俺は、のそっと身体を起こす、
シャツをはだけたままで、机に向かう。
目的は2ちゃんブラウザのスレッド更新、開いているのは『強制女性化小説スレッド』だ。

「え〜?キューティエアリィ、もう投下されてるのぉ!?」

しかし時既に遅く、楽しみにしていた作品は既に投下され、住人の感想カキコが始まっている。

「>>33-47とっても面白いです、気になるので是非是非最後まで書き上げて下さい、お願いします・・・と。」

即座に書き込んだ。

「はぁ・・・」

感想レス一番乗りを逃した私は頭を抱え込んで、再び机に突っ伏す。
Fカップの胸が冷たい机に乗る感触が何となくこそばゆかったけど・・・でも嫌な感じは。もうしなかった。

【END】
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