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10-312

マルス×にょたピットでピット君が
ちょっと痛めつけられているので注意



「う…」
微かにうめき声をあげ、天使は目を開けた。
頭が僅かに痛む。そういえば、先程マルスが入れてくれたココアを飲んでからの記憶がない。
何か混入されていたのだろうか?しかし、何故?

ピットは体を起こし、辺りを見回した。まず目に入ったのは鉄格子である。
「えっ!?」
思わず声をあげた。なんとピットは小さな檻に閉じ込められていたのだ。
みれば自分自身にも無骨な首輪がはめられていた。
「目が覚めたかい?」
声を発したのはマルスだ。どうやらこの檻がある部屋はマルスの個室らしい。
「マルスさん?あの、どうして僕はこんな所に?」
「僕が君を欲しかったからさ。天使を飼うだなんて、めったにある機会じゃない」
マルスは涼しげな笑みを浮かべながらこちらへ来、ピットを見下ろす。
飼う?天使、僕を?一体何の話をしているんだ?ピットはますます困惑する。
「…ここから出してください、マルスさん」
「その檻は君のために誂えたものなんだ。気に入ってもらえなかったのかな?」
「そうじゃなくて…僕、明日も試合がありますし、その…ずっとここにいることなんてできないです。僕はペットじゃ…」
ガツンと金属音が響き反射的にピットの身がはねた。マルスが檻を蹴ったのだ。
「ひぃっ…」
「ペットじゃない、か。ふーん」
美青年と形容するに相応しい整った顔が不快感に歪む。
「出してください、お願いです、ここから出して…」
震える声で懇願する。しばらく無言でマルスと見つめ合う。
「じゃあ、いいよ」
あっさりと許しを得、ピットの表情がぱっと明るくなる。
「ただし」
マルスは檻の錠を外しながら続ける。
「僕を満足させてくれたら、ね」
ピットは恐る恐るマルスの顔を伺い見る。マルスは穏やかな微笑みを浮かべていたが、
その瞳は暗く、奥が見えなかった。檻の扉が開けられ、ピットはそろそろと這い出した。
マルスはベッドに腰掛け、ピットを手招きで誘う。
「あの…どうすれば?」
「簡単なことさ。僕を楽しませてくれればいいんだ。そうだね…まずは、女性体になってもらおうか。出来るんだろう?」
ピットはこくりと頷き、ゆっくりと翼を広げた。
淡い光が全身を包み、体が段々と丸みを帯びてくる。
光が消えれば、そこには天使の少女が立っていた。
「…見事なもんだね」
マルスは初めて見るその光景に感嘆する。
まじまじと見つめられ、天使は少し恥ずかしそうに頬を染める。
「それで、ええと…」
「こっちへおいで」
招かれた通りにピットはマルスの膝に座った。
「軽いね。ほとんど重さを感じない。」
返答しようとピットが顔をあげた瞬間、唇を塞がれる。
「ん…っ」
声が漏れる。マルスの舌が口内に侵入してきたのだ。
お互いの唾液を混ぜ合わせるように、舌は自在に動き回る。
ピットもなんとかそれに応えようとする。
その傍ら、マルスはピットの衣服を脱がしていく。
「んふ、ぁっ…」
口を離す頃には、ピットは既に一糸纏わぬ姿となっていた。
電灯が華奢な肉体を遠慮なしに照らしだす。
マルスの手のひらが、ピットの小ぶりな乳房を撫でるように揉みだした。
「んん、ぁ…」
「抵抗しないんだね?いい子だ…」
そう言ってマルスはピットの唇に軽く口づける。
ピットは抵抗しないのではなく、できないのだ。
もしも抵抗した場合どうなるか。マルスの底知れぬ瞳がそれを警告する。
「やぁっ!」
マルスの柔らかな唇が桜色に色づいた先端を摘むと、ピットの体が軽く跳ねた。そのまま舌で弄ぶ。
「ん、やぁっ…ふあ…」
清らかな天使の口から、淫靡な息が漏れる。
「天使も人の子を孕むのかな?」
「ぇ…あ、さぁ?」
「試してみる価値はあるかもね。」
マルスは片手をピットの下腹部へと伸ばす。
既に濡れそぼったそこは次の段階を求めているように思えた。
「ここ、ぐちょぐちょだよ。女神様に仕える天使が、こんな風になってもいいのかな?」
「ぁあ、ん…っ」
内部へとマルスの繊細な指が侵入する。わずか一、二本でもきつく締めつけてくる。
「処女か。まぁそうだろうけど。」
内部をかき回すと、深部から淫らな蜜がとめどなくこぼれでる。
その蜜をすくいとり、隠核を愛でる。途端、ピットの体がビクリと反応する。
「ひゃあっ!あ、駄目ですそこ…だめぇっ!」
「駄目?随分と良さそうだけど?」
「いや、やぁっ…ヘンに、僕ヘンになっちゃいます…ぁんっ!」
恐らく未だかつて経験したことのない快感に清らかな天使はうち震える。
マルスは指で最も良さそうな場所を探り当て、刺激する。
「ひゃあああっ!ああん、ああぁ…!やめて…僕、本当にヘンに…やあああぁぁぁっ!!」
ひくひくと手足を痙攣させ、ピットはかくんと頭を垂れた。
「イッちゃったね。思ったより早かったな。」
「…ぅ……は、ぁ…」
「さて、と」
マルスは自分の膝から天使をおろし、向かい合うように座らせた。
「今度は君の番だ」
「?」
マルスはピットの手を取り、自分の股間へと持っていく。
手のひらから堅い感触が伝わってくる。
「え、と…」
「ここを舐めるんだよ。綺麗にね。」
「で、できないです」
ピットは顔を真っ赤にしてかぶりをふる。
「できないの?」
「は、はい…」
「ふーん、そっか」
急にピットの翼に鋭い痛みが走った。
「うわぁっ!」
マルスの手に乱暴に引きちぎられた白く輝く羽が握られていた。
「じゃあ、できないって言うならこのまま羽をちぎって遊んじゃおうかな。」
「ぁ、あ…ごめんなさい、ごめんなさい!」
「嫌?」
「はい…」
「じゃあ、ちゃんとやらないとね?」
ピットは無言で頷いた。が、まだ躊躇しているらしくなかなか行動に移れなかった。
そのうち苛立ってきたのか、マルスはピットの首輪を強引に引っ張り、頭を自分の股間へと移動させた。
「痛っ…」
「さっさとしなよ。どうしたの?」
「ぅぅ…」
恐る恐る手を伸ばし、ズボンを下げる。そこには、既に堅く上を向いた男根があった。
戸惑いながらも先端に口づける。次いで先走りを舐めとり、口に含んだ。
「そうそう、なかなかじゃないか。」
マルスは相変わらず穏やかな微笑みを浮かべている。
不意に、口内の男根が跳ねる。
「!?」
「…出すよ。ちゃんと全部飲んでね。」
次の瞬間、白濁がピットの口内を犯した。
「ほらほら、こぼしちゃだめだよ。」
噎せそうになりながらも、なんとか全て飲み込む。そして先端に残った汁を舐めとり、口を離した。
「よくできました。頑張ったね。」
マルスがピットの頭を撫でる。もう片方の手は、再びピットの肉体を弄る。
「やっ…」
「さて、次は下のお口で処理して貰おうかな。」
そう言って再び膝にピットを載せる。先ほどピットが相手をしたモノは、もう元気を取り戻している。
「ん、ふぁ…っ」
手のひらで全身を愛撫され、再びピットの膣が潤う。
欲しい。
本能がそう求める。
「どうしたの?物欲しそうな顔してるよ?」
指摘されると真っ赤になって俯く。
ぴたりと愛撫が止む。
「さあ、どうして欲しいか言ってごらん。言わなきゃわからないよ?」
「う…」
ただでさえ淫らな単語を口にするのははばかられるものだが、天使であるピットにはなおさらである。
「え、ええと…」
「なに?」
「マ、マルスさんが…欲しい、です…」
「それだけじゃあ、言葉が足りないな?」
「えぅ…」
「でもまぁ、頑張った方か。いいよ。」
マルスは再びピットの頭を撫でる。
「でも、ちゃんと言わなかったお仕置きだ。自分でやりなさい。」
「え?」
「自分で跨るんだよ」
「……」
ピットはあまりの恥ずかしさに顔を伏せる
「ゃ、そんなこと…」
「そんなこと?」
マルスが伏せた顔を覗き込み、目が合う。
その瞳は今度抵抗したら羽だけじゃあすまないと警告しているように感じられた。
ピットは体を浮かせ、猛る男根の方へ動いた。
彼女の狭い入り口にあてがうと、ゆっくりと体を沈める。
「痛ッ!!」
瞬時に強烈な痛みが走る。なおも進めようとするが、そのたびに鋭い痛みに襲われる。
「痛い、痛い…ッ!!」
果ては泣き出してしまった。うっすらと汗がにじんだ顔は軽く青ざめ、
結合部からは破瓜の血が垂れているものの、まだピットは半分もマルスのものを飲み込んではいなかった。
不意にマルスがピットの腰を掴む。
「え…?」
「残念、時間切れ。」

そう告げると一気に貫いた。
「…あぁああッ!!」
もはや痛い痛くないの問題ではない。足がガクガク震える。
しかしマルスは気遣う様子もなくピストン運動を開始する。
「ひぎぃッ!!あ、あぁ、やぁッ!!」
肉壁と肉棒が擦れ合う度にぐちゅぐちゅと淫猥な音が響く。
そうしているうちにピットは痛みの他に快感を感じ始めていることに気づく。
「ああぁぁ、ああんっ」
「大分気持ちよくなってきたみたいだね?」
「や、あああぁぁっ!」
痛みより快感が勝るようになると、ピットは自らも腰を振るようになる。
既に清らかな天使の姿はそこになく、ただ肉棒を求め愛液を垂れ流す淫乱な少女がいるだけだった。
「そろそろ、出すよ」
「ああああっ!やああ…っ!」
間もなくマルスが自身を解放すると、白濁が肉壁をうちつける感覚でピットも再び果てた。

「まあまあ楽しめたよ。70点ってとこかな。」
マルスの言葉は虚ろな瞳の天使には届いていなかった。
「まぁ、ここから出してあげるにはちょっと足りないな。また遊ぼうね。」
マルスは依然として柔らかな微笑みを浮かべたまま、気を失った天使の首輪を引っ張り、再び檻へと閉じ込める。
「さて…次はどうしようかな。」

目の前に立つ男が自分をどうするのか、ピットは知らないまま深い眠りへと落ちていく。

「当分出してあげないけどね?」
マルスの微笑みの下には、底知れぬ深い影がさしていた。
2008年03月30日(日) 10:57:23 Modified by smer




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