7-204
最近なんだかガノンドロフが不機嫌だ。何で?って聞かれてもそんなもん俺が知るわけないし、
別に知りたくもない。でも仮にも世界丸ごと一つ壊せるような力を持った奴だから
こんな不機嫌な状態で下手に怒らせると大変なことになりそうだ。
だから他のメンバーも口には出さないが結構気を使っている。
まったく面倒臭い奴だ。
そんなある日
「あ、ピーチ姫さん。どうしたんすか」
「ねーねーリンク、最近ガノン不機嫌じゃない?何であんなにもピリピリしてんの?」
「俺は知りませんよ。以前と比べて弱体化したからストレス溜まってんじゃないんすか?」
「あっ、二人して何話してんの?」
俺たちが話してるときに、トゥーンが割り込んできた。
「いや最近あいつ不機嫌だろ?何でだろうなって」
「え?ああ、そういえばそうだね。だったら僕ガノンから話し聞いてきてこようか?」
トゥーンの意外な返答に、俺は一瞬あっけにとられた。
「いいのか?だってお前相手はあのガノンだぞ?」
「うん!だって僕、冒険の途中によくブタの世話してたから、豚の扱いには慣れてるんだ!」
その時たまたま傍を通りかかったガノンが、トゥーンのそのひとことを聞いて呆然としているのを俺は見た。
そして、不機嫌だったガノンが一転して元気が無くなったのは、その後のお話。
「なんで最近ガノンのおっちゃん元気ないんだろうねー?」
「…ああ、何でだろうな…」
無邪気に聞いてくるトゥーンに、俺はそう答えることしかできなかった。
別に知りたくもない。でも仮にも世界丸ごと一つ壊せるような力を持った奴だから
こんな不機嫌な状態で下手に怒らせると大変なことになりそうだ。
だから他のメンバーも口には出さないが結構気を使っている。
まったく面倒臭い奴だ。
そんなある日
「あ、ピーチ姫さん。どうしたんすか」
「ねーねーリンク、最近ガノン不機嫌じゃない?何であんなにもピリピリしてんの?」
「俺は知りませんよ。以前と比べて弱体化したからストレス溜まってんじゃないんすか?」
「あっ、二人して何話してんの?」
俺たちが話してるときに、トゥーンが割り込んできた。
「いや最近あいつ不機嫌だろ?何でだろうなって」
「え?ああ、そういえばそうだね。だったら僕ガノンから話し聞いてきてこようか?」
トゥーンの意外な返答に、俺は一瞬あっけにとられた。
「いいのか?だってお前相手はあのガノンだぞ?」
「うん!だって僕、冒険の途中によくブタの世話してたから、豚の扱いには慣れてるんだ!」
その時たまたま傍を通りかかったガノンが、トゥーンのそのひとことを聞いて呆然としているのを俺は見た。
そして、不機嫌だったガノンが一転して元気が無くなったのは、その後のお話。
「なんで最近ガノンのおっちゃん元気ないんだろうねー?」
「…ああ、何でだろうな…」
無邪気に聞いてくるトゥーンに、俺はそう答えることしかできなかった。
2008年03月03日(月) 16:41:43 Modified by smer