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7-740

夜も更け、スマブラ寮に泊まるほとんどのファイターが眠りについた頃、スネークの部屋の中は淫らな水音で溢れていた。
「んっ…ちゅ…ふっ、すねぇ…くぅ…」
「っつ……ん…リュカ…」
熱い呼吸音に混じるそれは、個室の隅に置かれたベッドの布団の中から放たれていた。
スネークはリュカを押し倒した体勢で、そのまま幼い少年の柔らかな唇と熱い口付けを交わしあっていた。
スネークの舌がリュカの咥内を蹂躙するたび、リュカはそれに応えるように舌を絡ませてくる。
二人を繋ぐそこからは、互いの熱い吐息と唾液が漏れ、それはリュカの頬を濡らしていった。

だがスネークは、心なしか困惑していた。
彼は、まだ幼いリュカは自分の行為を拒絶するとばかり思っていた。
しかしどうせ嫌がられても、ここまで来たらもう後に引き返せないので勢いに任せて襲ってしまうつもりだったのだ。
だがリュカは嫌がるどころかスネークの体にしっかりと抱きつき、更なる愛撫を欲しがるように息を荒げてスネークの唇を貪っている。
そんなふうに素直に応えられると、襲う側であるこちらは逆にどうすればいいかわからなくなってしまう。
スネークは一旦リュカの口から離れ、一呼吸ついた。するとリュカはいつものように上目遣いでスネークを見つめた。
それはリュカが甘えるときの癖だ。リュカはもう一度キスをしようとスネークの軍服を掴んだ。

―だが、このままこの幼い少年を犯してしまっていいのか。

スネークは仕事柄の都合上、滅多に子供とコミュニケーションをとらない。そのため実はというと、子供の扱い方など全くわからないのだ。



特に目の前にいる少年は思春期という微妙な年頃だ。変に傷をつけたら今後の人生に支障をもたらしかねない。
しかし彼の目は、明らかに自分を欲しがっている。そしてできることなら、自分もその欲求に応えてあげたい。
だが、自分が今からしようとしているそれは、彼が欲しがっているものと一致しているのだろうか。
リュカが嫌がっていたら、このまま犯してしまったかもしれない。しかし実際彼のとった行動は全く逆で、それこそがスネークを苦しめる原因となっていた。

スネークの苦悩など全く知らないのか、リュカは自分を見つめたまま動かないスネークに首を傾げた。
そしていつまでたってもスネークが動こうとしない事に気づくと、にっこり笑って口を開いた。
「あのね、スネーク」
緊張のほどけたリュカの声は、先程より落ち着いている。
スネークは返事をしなかったが(実際はしたくてもできなかったのだが)、リュカは構わず続けた。
「ぼくはまだ子供だけどね…なんにも知らないわけじゃないんだよ。だから大丈夫。」
スネークの迷いはリュカに見透かされていた。もしかしたらPSIで心を読んだのかもしれない。
リュカは続けた。
「ぼく、こういうことするのは初めてだけど…痛いのも苦しいのも平気だよ。ちゃんと我慢する。だから…」
「駄目だ」
スネークはリュカの言葉を途中で遮った。
リュカが例え、自分の迷いを知っていたとしても…彼にとってそれは別の問題だった。
「すまない、リュカ。お前と俺は…体を重ねるには早すぎる。…だから」
「だから、キスだけで我慢しろって言うの?」
今度はリュカがスネークの言葉を遮った。
リュカはもう一度微笑んだ。
「スネークがこれ以上してくれないのなら…ぼくがするね。」
「っ……リュカ!?」



リュカは子供とは思えない力でスネークの体を押し上げると、逆にスネークを押し倒す体制になった。
「ほんとは試合のとき以外は、使っちゃいけない決まりなんだけど…ごめんなさい」
スネークを押さえつける細い腕からは、PSIの放つ眩い光が溢れていた。
いくらスネークといえど、武器のない傭兵が超能力者相手に勝てるわけがなかった。
PSIの光に押さえつけられ身動きがとれず、スネークの体は仰向けのまま固まってしまった。
リュカはスネークを押さえつけたまま、パジャマの上着を脱ぎ捨てた。
リュカの体はまだろくに筋肉もついておらず、胸や腰は少年特有の丸みを帯びて、どこか官能的であった。
「リュカ、頼む!止めてくれ!」
「…ぼくは…平気だから…」
(違う…そうじゃなくて!)
スネークが必死に止めようとしても、リュカは首を振るだけで応じてくれなかった。
リュカはスネークの軍服に手をかけ、器用に脱がしていく。
淡々と手を動かす彼の表情は、どこか寂しげであった。
服を脱がしスネークの下半身が露出すると、リュカはそそり起つ雄に感嘆した。
「わぁ…スネークの、ぼくのと違ってすっごくおっきいね…」
「リュカ…!」
スネークは言葉では駄目だ、やめろと唱えていたが、しかし悲しい性かな、スネークのそれは確実に幼い少年の体に欲情していた。
リュカは寂しそうな目のままぎこちなく微笑んだ。
その表情は、スネークの心をさらに惑わせたのだが、そんなことを知ってか知らずか、リュカはスネークの雄を小さな手でそっと撫ではじめた。
「くっ…」
「スネーク、きもちいい…?」
スネークはただ黙って答えなかったが、リュカの小さな手の中のそれはぴくりと反応し、スネークの意識と関係なく形を変えていった。
「きもちいいんだね…スネークの、どんどんおっきくなってるよ…」
「っ…!」



リュカは力強く起ち上がったそれに顔を近づけ、囁いた。
「えっと…失礼します」
そう言うとリュカはスネークの雄を口に含んだ。
しかし大きすぎるそれはリュカの口にうまく入らず、今までフェラチオというものをしたことの無かったリュカの愛撫は、あまり気持ちの良いものでは無かった。
「ちゅ…んっ…ふぁ…ん…」
リュカは一生懸命に口を開き、亀頭に舌を絡ませた。
リュカの口の端からは唾液と先走りの液が垂れ、それらはリュカの頬をつたい顔を汚していった。
スネークは、汚れた顔で奉仕するリュカを見て興奮している自分がいる事に気づいた。

―こんなの駄目だ。絶対駄目だ。

「っ…リュカ!もう止めろ!」
スネークは意を決して怒鳴った。
しかしリュカは止めない。それどころか、行為に慣れてきたリュカはスネークの性感帯を確実に刺激するようになっていた。
亀頭を舌で小刻みに刺激し、根元から裏筋を舐めあげていく。
そして口を大きく開いてくわえ込むと、カリ首に舌を絡ませた。
「っ…う!」
スネークの体を、急に絶頂感が駆け上っていく。
リュカが先端をちゅるりと吸い上げると、それを合図にスネークは果てた。
「っく……リュ…カ…ッ!」
スネークが絶頂を迎えると同時に、それはびくんと痙攣しながらリュカの咥内に熱い飛沫を注いだ。
青臭いにおいのするそれをリュカは迷わず飲み始めた。
スネークは慌ててリュカを止めようとした。
「駄目だリュカ!そんな物飲むな!!」
しかしリュカは首を振って苦しそうな顔で口の中の物を飲み込むと、無理やり笑顔をつくって頬をぬぐった。
「おいしいよ、スネーク…」
「リュカ…」
涙目で笑うリュカを見て、スネークはもう抵抗するのを止めた。
リュカの手がまたスネークの雄に触れる。まだ興奮は冷めていなかったため、それはすぐに膨張した。



リュカはそれを見てパジャマのズボンと下着を同時に下ろし、スネークの下腹部の上に跨った。
そしてスネークの先走りを指ですくいとると、自分の秘部に指を押し入れ、それを内壁へと塗りつけた。
指を動かすたびにリュカの喉から苦しそうな唸り声が漏れる。
「んっ…くぅ……うぅ…」
リュカの指が自身の秘部を出入りするたび、そこはにゅぷにゅぷと水音を発した。
水音に聴覚を刺激され、リュカの幼い皮かむりのそれは次第に硬くなり、先端を先走りで潤ませた。
「あっ…あ、はぁ……んぅ…そろそろっ、かな…」
「リュカ…」
感じ始めたのか、リュカは顔を赤らめ、切ない喘ぎを漏らし始めた。
そして段々と気持ち良くなってきた所で、勢いよく秘部から指を引き抜いた。
「あんっ…!」
指はずるりと内壁を刺激し、リュカの秘部から粘ついた糸をひいた。
もっと指で弄くりたいという欲望を抑えて、リュカはスネークの雄を自分の秘部にあてがった。
そしてまたリュカは先程と同じ不安の籠もった寂しげな笑顔を見せた。
「ふぅ…。スネーク…じっとしててね」
リュカは深呼吸し、一息ついてから少しずつ腰を下ろしてスネークを自分の中へと導いた。
しかし、成人男性のそれは自分の指とは比べものにならないほど太く、少年の体が受け入れるにはあまりにも大きすぎた。
「くっ…きつい…」
「うぁっ…あうぅぅ…!!」
リュカはあまりの激痛に顔を歪めた。しかしそれでも行為をやめることはせず、スネークの雄が半分ほど入った所で一旦体の動きを止めた。
「っはぁ、はぁ…うぅ…」
リュカの息は荒く、苦痛に満ちていた。体中から冷や汗が吹き出し、それがさらにリュカの気分を悪くした。
スネークはそんなリュカにひたすら罪悪感を感じるしかなかった。
自分の迷いのせいで、幼い少年を傷つけてしまっているのだ。



それを察知したのか、リュカは首を振るとまた笑顔を作った。
「だ、いじょうぶ…だからぁっ…ん!」
作り笑いでそう言うと、リュカはまた行為を再開した。
しかし体はそれ以上進まず、苦痛に耐えきれなくなったリュカの瞳から、ついに涙がこぼれ落ちた。
「うっ…ぅ……ああぁぁぁっ…」
一度涙が出始めると、それが火種となってリュカは崩れるように泣きだしてしまった。
いくら手で拭っても涙は止まってくれず、体はぶるぶる震え、言うことをきいてくれない。
混乱したリュカはただ泣くことしかできなかった。
心の中で負の感情が渦巻き、スネークを押さえつけていたPSIも消えてしまった。

―やっぱりぼくじゃ駄目なんだ。こんなの、スネークに迷惑をかけてるだけだ。ぼくは…―

「あ…」
気づいた頃には、リュカはスネークの胸に抱かれていた。
秘部からは既にスネークの雄は引き抜かれていたが、まだそこは鈍く痛んでいた。
「す…ねぇ、く…」
「リュカ」
スネークはこぼれ落ちたリュカの涙を指で拭い、頬を手のひらで優しく撫でた。
「そんなに辛いなら無理なんてするな。…何を考えてるんだ、お前は」
「だっ…て…!」
喉が詰まって、うまく声が出ない。
それが切ないという感情だということを、幼いリュカはまだ知らなかった。

しばらくそうやって抱き合っていると、リュカの体の震えは止まり、呼吸も大分落ち着いた。
「すまない…リュカ」
「…スネーク?」
スネークは自分のせいでリュカを傷つけてしまった事を謝ったつもりだったが、リュカには何故スネークが謝ったのかが理解できなかった。
リュカがきょとんとしていると、スネークはリュカを抱きかかえ、そっと押し倒した。



「スネーク…」
「大丈夫だ」
スネークに上から見つめられると、リュカは緊張して身を硬くした。
スネークはそんなリュカの緊張を解すように胸元を撫でた。
「ふぁ…っ」
小さな突起を手のひらでなで上げると、じんわりとした快楽がリュカを刺激した。
リュカの体はまだ筋肉が発達していないため柔らかく、肌は艶やかで触り心地が良い。
スネークは手を滑らせ、まだ毛の生えていないリュカの下腹部を撫で始めた。
すぐ近くで刺激を待って蜜を垂らすそこには、まだ触れない。
「あ…すねぇ、くぅ…」胸の突起を指先で摘んで軽く揉み、同時に下腹部を手のひらで優しく撫でる。

気持ちいいが、物足りなさを感じる愛撫にもどかしくなったリュカは、切ない声を漏らして身じろいだ。
リュカが欲情しているのを見て、スネークは蜜で潤んだリュカのさきっぽを指先で軽く摘んだ。
「あっ!ふあぁんっ!」
突然の刺激にリュカは思わず感じきった声を漏らしてしまった。
そのままさきっぽを指先で揉み、皮を摘んで中に隠れる幼いピンク色の亀頭をぐりぐりと刺激する。
「う…あっ、あ、ふぁっ…あぁんっ…」
「気持ちいいか?」
「う、うんっ…あっ!あぁ…そこぉ…き、もちぃ…よぉっ…」
敏感な部分を執拗に責められ、体の中を電流のように快楽が走る。
リュカは刺激を受けるたび口の端からだらしなく涎を垂らし、恍惚とした表情で喘いだ。
絶頂までもう少しというところで、スネークは突然リュカの雄を口に含んだ。
「ひゃっ…!?あ、やぁ…なめちゃ、だめ…!んっ!」
唾液を舌で擦りつけられ、にゅるにゅるとした感触がリュカを包み込む。
先端を舌先でちろちろと責めると、リュカの体は過敏に反応した。



「あ、あっ!さきっぽ、だめっ…びりびりするっ…!」
「ちゅ…ん、そうか、ここが気持ちいいんだな?」
それを聞いてスネークは、さらに尿道を集中的に刺激した。
一番弱いところを刺激され、リュカの体は限界を迎えようとしていた。
「あぁっ!やぁん!も、だめっ、でちゃうよぉ…あぁぁぁっ!」
スネークがとどめを刺すように口を窄めて一気に引き抜くと、全身を弓なりにひきつらせ、甲高い矯声をあげながらリュカは果てた。
そして同時にスネークの咥内に白濁がぶちまけられる。
スネークは嫌な表情ひとつせずにそれを飲み干した。
「これでおあいこだな、リュカ」
「はぁ…あ…すねぇ…くぅ…」
スネークは、いった衝撃で惚けているリュカの額をやさしく撫でた。
撫でられて気分が良くなったのか、リュカの目はとろんとしている。
まだ呼吸も荒く、顔を火照らせているリュカの表情は、ずっと眺めていたら引きずり込まれてしまいそうだ。
「スネーク…」
「何だ?」
リュカは今まで見たなかでもとびっきり愛らしく微笑んだ。
「…だいすきぃ」
「ふむ、俺も好きだ。」
ありきたりの返事しかできなかったが、リュカは喜んでくれたようだ。
疲れたためか、リュカはそのまま目を閉じて眠ってしまった。
しかし素っ裸のまま寝てしまったら、風邪をひいてしまうかもしれない。スネークは慌ててリュカに布団をかけてやった。

微笑みながら眠るリュカを見て、スネークの心に安心感が湧いてきた。
少なくとも、自分のやったことは間違っていなかったのだろう。幸せそうな表情のリュカはそれを暗示してくれている。多分。

しかし、最後にひとつ問題が残っていた。
「…どうすれば良いんだ、これ」



股間には、先程のリュカへの愛撫ですっかり興奮してしまったスネークのそれが自己主張していた。
しかしリュカは先に寝てしまったので、処理してもらうことはできない。
スネークは、眠ってしまった素っ裸のリュカと己の雄を交互に見つめた。
そして頷くと、リュカに被せていた布団をそっと捲った。
「よし…シコるか!」

ちなみに次の日二人して寝坊し、大会には遅れるわマスターハンドに叱られるわでえらい目にあったのは言うまでもない。
2008年03月08日(土) 17:43:43 Modified by smer




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