文字通り、ギリギリで相手の攻撃を回避します。
扱い方によって、ローリスクな切り返し手段にも、一発逆転の反撃にもなる、非常に汎用性の高いシステムです。
6+Gを入力してから9フレーム以内に相手の打撃と接触するとギリギリエスケープ(以下ギリエス)が成立します。
これ以外にもいくつか条件があり、全てを満たさないとギリエスは成立しません。
このため、繋ぎは早いが連続ヒット/ガードにならない連携にギリエスを狙う時だと、入力タイミングが非常にシビアになることも。
例えばバクリュウのP,P,P(ライトガード時)だと1〜3発目の間隔が2フレームなので、ギリエスの猶予は3フレーム(0・1・2の3F間)になりますし、
ユーゴのP,P(ライトガード時)にいたっては間隔0フレームなので、1フレームにビタで合わせないとギリエスできません。
必ず相手の動作が始まってから(動作開始から1F以上経ってから)入力しないとダメ。
スタンは画面左側を向いているので←+Gで背向けギリエスになります
ギリエスの入力は、自キャラが向いている方向が基準です。
相手に背後をとられている時は、「自キャラが向いている方向+G」でギリエスすることになります。(つまり、相手と逆方向に入力する)
何やら混乱する説明ですが、これを覚えておかないと相手に背後を取られた時に困る事になります。
地上と同様に、空中でもギリエスは可能です。
空中でギリエスを成功させると、相手の側面に回りこむように移動するのが特徴で、
地上でのギリエスと異なり、多段の攻撃に対しても最初の一発に対してギリエスを成功させれば、追撃を全て回避できます。
また、空中ギリエス後にジャンプ攻撃を出すにはある程度の高度が必要となるため、(低いとジャンプ攻撃が出せない)
地上と比べるとギリエスからの反撃は不安定と言えます。
どちらかと言うとエアコンボ後の択一から逃げる回避手段と割り切った方がいいでしょう。
攻撃タイミングが同じならば、中段と下段の2択にまとめて対処できます。
失敗したらレバーをニュートラルに戻せばライトガードになります。
ガード投げ抜けを仕込んでおくこともできますが、その場合ギリエスが成功すると立ちPが暴発します。
(ガード投げ抜けについては→システム解説:ガード)
(ギリエス成功時は最短8F間の硬直があり、9F目以降をキャンセルできます)
ただし以下の行動ではモーションをキャンセルできません
獣化ゲージを溜めるには、打撃を相手にヒット/ガードさせる、投げを成功させるなど、基本的には攻撃を出していかないといけません。
同じ防御手段だと、相手の攻撃をガードしても獣化ゲージは溜まりますが、ギリエスに比べると微々たるものです。
獣化ゲージを効率よく溜められるということは、その分早く獣化できるようになる…ということでもあるので、
人間時は積極的にギリエスを狙っていきましょう。
タイミングを合わせなくても後続の連携を全てギリエスすることができます。
ただし「ある程度密度の濃い連携」でないとダメで、繋ぎの遅い連携やディレイをかけられた連携だと
6+G連打では連続ギリエスできません。ちゃんとタイミングを合わせないとダメです。
また、極端に密度の濃い連携(バクリュウのGAなど)の場合は一度の入力で全てギリエスすることができます。
この15Fぶんのペナルティは、失敗を繰り返すとその度に上書きされます。
つまり、適当に6+Gを連打してもダメ!ってことです。ちゃんとタイミングを合わせましょう。
この棒立ちになる瞬間に投げを合わせられると、まず回避できません。
通常投げであれば投げ抜けも可能(ただし反応できれば)ですが、コマンド投げの場合は投げ抜けもできないので痛い目を見ます。
相手の崩し手段が中段・下段の打撃での二択であればギリエスは有効ですが、中段打撃と上段投げの二択だとリスクが生まれるので、
どんな技で二択を仕掛けてくるか、事前に把握しておくといいです。
スタンの236Bにギリエスを仕込む場合
ギリエスの入力にコマンド技のコマンドを挟むことで、ギリエス成功モーションを即コマンド技でキャンセルする事ができます。
具体的には…
G→Bはずらし押しのような感覚で入力すれば成功しやすくなると思います。
他のコマンド技でも同じで、ビーストドライブなら236236+G→Bや、236+G→236+Bでスムーズに出せます。
ギリエスを仕込む際のGを押しっぱなしにしておくと、ギリエスが失敗時にヘビーガードの姿勢をとるのでコマンド技が暴発するのを防げます。
ギリエスに成功した時はスムーズにコマンド技が出てくれるので、ガードされた時のリスクが大きい技に仕込む時はGを長めに押しておくことをおすすめします。
上のスタン236Bの場合だと、ギリエスに成功すれば236Bが出てスムーズに反撃できますし、ギリエスに失敗してもヘビーガードとなりバクリュウの214Bをガードできます。
(レバーを6入れっぱにしているとヘビーガードに失敗するので、別の方向かニュートラルに入れておく必要があります)
ほとんどリスク無くゲージを溜められるので、人間状態でのギリエスは反撃・切り返しよりもゲージ溜めが主な目的になると言っても構いません。
ガードで耐えて受け手に回るよりも、ギリエス+反撃を狙っていけば数段早く獣化ゲージが溜まるので、積極的に狙って試合のペースを握りましょう。
ギリエス成功時はガード時よりも硬直が短いので、多少無理してでもギリエスに成功すれば、ダウンを奪える技が反撃になるという状況が非常に多いです。
こちらの獣化ゲージを溜めつつ相手の獣化を解けるので、瀕死の状況からでも一発逆転は夢ではありません。
相手が人間であれば一気に大ダメージ、獣化していれば獣化ゲージを一気に奪うチャンス。
状況に応じた最高の反撃ができるように、日々練習あるのみ。
安易な攻めはギリエスの的。押せば押すだけ、相手のゲージを溜めてしまいます。
頻繁にギリエスを狙うような相手には投げを増やしたり、同じ連携でもディレイをかけて的を外したりと、
獣化して優位に立っていても、色々と工夫が必要です。
「獣化しているのにペースを握れていない気がする…」「何かすぐ獣化されて逆転されることが多いような…?」と思い当たることがあれば、
獣化中の攻め方を見なおしてみるといいと思います。
扱い方によって、ローリスクな切り返し手段にも、一発逆転の反撃にもなる、非常に汎用性の高いシステムです。
- (相手の攻撃が当たる直前に)6+G
6+Gを入力してから9フレーム以内に相手の打撃と接触するとギリギリエスケープ(以下ギリエス)が成立します。
これ以外にもいくつか条件があり、全てを満たさないとギリエスは成立しません。
- 自キャラが自由に行動できる時に入力すること
このため、繋ぎは早いが連続ヒット/ガードにならない連携にギリエスを狙う時だと、入力タイミングが非常にシビアになることも。
例えばバクリュウのP,P,P(ライトガード時)だと1〜3発目の間隔が2フレームなので、ギリエスの猶予は3フレーム(0・1・2の3F間)になりますし、
ユーゴのP,P(ライトガード時)にいたっては間隔0フレームなので、1フレームにビタで合わせないとギリエスできません。
- 相手の打撃の動作が始まっていること
必ず相手の動作が始まってから(動作開始から1F以上経ってから)入力しないとダメ。
- 背向けギリエス
スタンは画面左側を向いているので←+Gで背向けギリエスになります
ギリエスの入力は、自キャラが向いている方向が基準です。
相手に背後をとられている時は、「自キャラが向いている方向+G」でギリエスすることになります。(つまり、相手と逆方向に入力する)
何やら混乱する説明ですが、これを覚えておかないと相手に背後を取られた時に困る事になります。
- 空中ギリエス
地上と同様に、空中でもギリエスは可能です。
空中でギリエスを成功させると、相手の側面に回りこむように移動するのが特徴で、
地上でのギリエスと異なり、多段の攻撃に対しても最初の一発に対してギリエスを成功させれば、追撃を全て回避できます。
また、空中ギリエス後にジャンプ攻撃を出すにはある程度の高度が必要となるため、(低いとジャンプ攻撃が出せない)
地上と比べるとギリエスからの反撃は不安定と言えます。
どちらかと言うとエアコンボ後の択一から逃げる回避手段と割り切った方がいいでしょう。
- 全ての打撃に対応可能
攻撃タイミングが同じならば、中段と下段の2択にまとめて対処できます。
- 失敗時の不成立モーションなどは無い
失敗したらレバーをニュートラルに戻せばライトガードになります。
ガード投げ抜けを仕込んでおくこともできますが、その場合ギリエスが成功すると立ちPが暴発します。
(ガード投げ抜けについては→システム解説:ガード)
- 成功時は即行動可能になる
(ギリエス成功時は最短8F間の硬直があり、9F目以降をキャンセルできます)
ただし以下の行動ではモーションをキャンセルできません
- 通常投げ・コマンド投げ
- ジャンプ・8+ボタンで出る技 *1
- 6入れでの前進 (しゃがみ前進は出せる)
- クイックフォワード・ダッシュ、バックステップ
- 人間時にギリエスを成功させると獣化ゲージが溜まる
獣化ゲージを溜めるには、打撃を相手にヒット/ガードさせる、投げを成功させるなど、基本的には攻撃を出していかないといけません。
同じ防御手段だと、相手の攻撃をガードしても獣化ゲージは溜まりますが、ギリエスに比べると微々たるものです。
獣化ゲージを効率よく溜められるということは、その分早く獣化できるようになる…ということでもあるので、
人間時は積極的にギリエスを狙っていきましょう。
- 多段の攻撃に対しては、連続的にギリエスが可能
タイミングを合わせなくても後続の連携を全てギリエスすることができます。
ただし「ある程度密度の濃い連携」でないとダメで、繋ぎの遅い連携やディレイをかけられた連携だと
6+G連打では連続ギリエスできません。ちゃんとタイミングを合わせないとダメです。
また、極端に密度の濃い連携(バクリュウのGAなど)の場合は一度の入力で全てギリエスすることができます。
- 失敗時は再度ギリエスが受け付けられるまで時間がかかる (失敗時のペナルティ)
この15Fぶんのペナルティは、失敗を繰り返すとその度に上書きされます。
つまり、適当に6+Gを連打してもダメ!ってことです。ちゃんとタイミングを合わせましょう。
- 投げに弱い
この棒立ちになる瞬間に投げを合わせられると、まず回避できません。
通常投げであれば投げ抜けも可能(ただし反応できれば)ですが、コマンド投げの場合は投げ抜けもできないので痛い目を見ます。
相手の崩し手段が中段・下段の打撃での二択であればギリエスは有効ですが、中段打撃と上段投げの二択だとリスクが生まれるので、
どんな技で二択を仕掛けてくるか、事前に把握しておくといいです。
- 成功すると相手の方に向き直る
スタンの236Bにギリエスを仕込む場合
ギリエスの入力にコマンド技のコマンドを挟むことで、ギリエス成功モーションを即コマンド技でキャンセルする事ができます。
具体的には…
- 236+Gと入力して、「6+G」部分でギリエスする
- ギリエスの回避モーション中にBを押す
G→Bはずらし押しのような感覚で入力すれば成功しやすくなると思います。
他のコマンド技でも同じで、ビーストドライブなら236236+G→Bや、236+G→236+Bでスムーズに出せます。
ギリエスを仕込む際のGを押しっぱなしにしておくと、ギリエスが失敗時にヘビーガードの姿勢をとるのでコマンド技が暴発するのを防げます。
ギリエスに成功した時はスムーズにコマンド技が出てくれるので、ガードされた時のリスクが大きい技に仕込む時はGを長めに押しておくことをおすすめします。
上のスタン236Bの場合だと、ギリエスに成功すれば236Bが出てスムーズに反撃できますし、ギリエスに失敗してもヘビーガードとなりバクリュウの214Bをガードできます。
(レバーを6入れっぱにしているとヘビーガードに失敗するので、別の方向かニュートラルに入れておく必要があります)
ギリエスの入力方法は、正確にはヘビーガード操作から4F以内にレバー6or3となっています。
ヘビーガード入力であれば4or1入力のヘビーガードでも構わないため、4→6や1→2→3と高速で入力(Gは押さない)してもギリエスができます。
これを先のコマンド仕込みギリエスと併用すると…
やはり、レバーを4or1に入れる→6or3でギリエス入力を4F以内に完成させるというのが難しく、
相当な練習が必要になります。
正規のものと入力が違う、というだけで、成立の条件や失敗時のペナルティは変わりません。
また、ギリエス仕込みコマンド技と違って、G押しっぱなしで技の暴発を防ぐことはできません。
(必ずコマンド技が出てからG止め…という流れになる)
ヘビーガード入力であれば4or1入力のヘビーガードでも構わないため、4→6や1→2→3と高速で入力(Gは押さない)してもギリエスができます。
これを先のコマンド仕込みギリエスと併用すると…
- レバー1入れでHGを入力する
- 素早く23と入力し、3入れでギリエス入力を完成させる
- ギリエス成功後の硬直中に6+ボタンで、コマンド技を出してギリエスの硬直をキャンセルする
やはり、レバーを4or1に入れる→6or3でギリエス入力を4F以内に完成させるというのが難しく、
相当な練習が必要になります。
正規のものと入力が違う、というだけで、成立の条件や失敗時のペナルティは変わりません。
また、ギリエス仕込みコマンド技と違って、G押しっぱなしで技の暴発を防ぐことはできません。
(必ずコマンド技が出てからG止め…という流れになる)
ギリエスは失敗しても硬直が生じる事はありませんが、6+Gという入力の性質上、上段投げに対して弱いという欠点があります。
そこで3+Gでギリエスを入力してやると、上段投げに対処しつつギリエスを狙えます。
ギリエス入力後に3入れっぱなしにしていると、ギリエスの硬直を自動的にしゃがみ前進でキャンセルします。
そのため、一度ギリエスした攻撃の持続時間に引っかかる「食らい直し」が生じることが多々あります。
ただし、食らい直しが発生するということは再度ギリエスできる、ということでもあるので…
素早く再度ギリエスを入力してやれば、単発の攻撃に対して複数回ギリエスすることも可能です。
複数回ギリエスできると成功回数ぶん獣化ゲージが溜まるので、人間の時なら狙ってもいいかもしれません。
そこで3+Gでギリエスを入力してやると、上段投げに対処しつつギリエスを狙えます。
ギリエス入力後に3入れっぱなしにしていると、ギリエスの硬直を自動的にしゃがみ前進でキャンセルします。
そのため、一度ギリエスした攻撃の持続時間に引っかかる「食らい直し」が生じることが多々あります。
ただし、食らい直しが発生するということは再度ギリエスできる、ということでもあるので…
素早く再度ギリエスを入力してやれば、単発の攻撃に対して複数回ギリエスすることも可能です。
複数回ギリエスできると成功回数ぶん獣化ゲージが溜まるので、人間の時なら狙ってもいいかもしれません。
この場合、ギリエスを狙う前に「どんな攻撃が反撃になるか」考えながらギリエスを狙うことになります。
振りの早い牽制技であれば、発生の早い技・連携(できればダメージの高いもの)を決め、
発生の遅い下段技なんかであれば、浮かせ技からエアコンボを決めて大ダメージを奪えます。
コマンド投げを決めるチャンスでもありますが、投げ間合い内に入るかどうかはしっかり確認しておきましょう。
振りの早い牽制技であれば、発生の早い技・連携(できればダメージの高いもの)を決め、
発生の遅い下段技なんかであれば、浮かせ技からエアコンボを決めて大ダメージを奪えます。
コマンド投げを決めるチャンスでもありますが、投げ間合い内に入るかどうかはしっかり確認しておきましょう。
連携に対しては、ギリエス成功後に発生の遅い技や投げを出すと、後続の技に潰されることが多いです。
この辺りは経験がモノを言うので、対戦中・トレモで色々試してみてください。
- P,Pや2Pなどの発生の早い技でとりあえず連携を止める
- 相手が連携を続けることを期待して、伏せ・バックステップ・連続ギリエスを狙う
この辺りは経験がモノを言うので、対戦中・トレモで色々試してみてください。
詳しくは対キャンセルポイントのページに書いていますが、キャンセルポイントでのギリエスは他の状況ほど優位を得られません。
これは他のゲームにはない、ロア3特有の読み合いといえるもの。
複雑ではありますが、ここを抑えるとこのゲームが10倍楽しくなるポイントでもあるので、*3
しっかりと読み合って行きましょう。
- 攻撃側はキャンセルからガードアタックを出して、反撃をシャットアウトする
- 防御側はキャンセル〜ガードアタックを読んで、投げで反撃する
- 攻撃側は投げでの反撃を読んで、キャンセルから浮かせ技などをあえて出し切る
- 防御側は反撃を諦め、様子見しつつ連続ギリエスを狙う
- 攻撃側は様子見を確認して、コマンド技をG止めする
- 防御側は発生の早い技を出して、G止め中の隙に反撃を決める
- 攻撃側はキャンセルからガードアタックで反撃を…
これは他のゲームにはない、ロア3特有の読み合いといえるもの。
複雑ではありますが、ここを抑えるとこのゲームが10倍楽しくなるポイントでもあるので、*3
しっかりと読み合って行きましょう。
- 獣化ゲージを効率よく溜める
ほとんどリスク無くゲージを溜められるので、人間状態でのギリエスは反撃・切り返しよりもゲージ溜めが主な目的になると言っても構いません。
ガードで耐えて受け手に回るよりも、ギリエス+反撃を狙っていけば数段早く獣化ゲージが溜まるので、積極的に狙って試合のペースを握りましょう。
- ダウンを奪える技を狙う
ギリエス成功時はガード時よりも硬直が短いので、多少無理してでもギリエスに成功すれば、ダウンを奪える技が反撃になるという状況が非常に多いです。
こちらの獣化ゲージを溜めつつ相手の獣化を解けるので、瀕死の状況からでも一発逆転は夢ではありません。
- 切り返し
相手が人間であれば一気に大ダメージ、獣化していれば獣化ゲージを一気に奪うチャンス。
状況に応じた最高の反撃ができるように、日々練習あるのみ。
- ギリエスさせない攻め方
安易な攻めはギリエスの的。押せば押すだけ、相手のゲージを溜めてしまいます。
頻繁にギリエスを狙うような相手には投げを増やしたり、同じ連携でもディレイをかけて的を外したりと、
獣化して優位に立っていても、色々と工夫が必要です。
「獣化しているのにペースを握れていない気がする…」「何かすぐ獣化されて逆転されることが多いような…?」と思い当たることがあれば、
獣化中の攻め方を見なおしてみるといいと思います。
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