誰もが「オモシロいドラマ」を第1回から観たい。後で「見逃したのを後悔したくない」。だが、新作ドラマの情報を調べても、絶賛ばかり。本当のことは、分からない。ならば、どうする?その答えを出すのが、このWikiです。

「2023年春ドラマ」の第1回で満足できたのは、数本。それらは皆、第2話で輝きを無くした。

私は、その理由を
●日本のドラマコンテンツ業界で共有されているドラマツルギーに欠陥がある。
と、結論する。

それらは、


【総論】


・〈設定〉ばかり。

・ドラマタイズしない。

・登場人物感の「ベクトル関係」が弱い。(応援者・傍観者ばかり、仇敵がいない)


【主人公】


・意志薄弱な主人公(出来事順応。職制意志)。

・「主人公の動機を決定する」条件が、ない/足りない。

・主人公が、誰か分からない。


【ドラマでない要素】


・説明セリフ/説明シーン。

・団子の串刺し(出来事の羅列。盛り上がっていかない)。

・「謎〜謎解き」は〈設定〉。

・これ見よがしの「大規模予算のシーン」。





これらの傷を目立たなくするために、プロデューサーたちは、「人気俳優をキャスティング」「大量宣伝/SNSのステマにより、ドラマの品質がゴマかす。

テレビ朝日の土曜ワイド劇場の大団円で、「東尋坊の断崖が舞台になる」のは、真相解明が〈設定〉なので、視聴者は「納得するが感動しない」から。

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