誰もが「オモシロいドラマ」を第1回から観たい。後で「見逃したのを後悔したくない」。だが、新作ドラマの情報を調べても、絶賛ばかり。本当のことは、分からない。ならば、どうする?その答えを出すのが、このWikiです。

0. 作品の視聴。

※ 評価のために、2度見をしない。
元東大総長・蓮見重彦は「二度見ないと映画批評しない」が、「一般視聴者は、二度見しない」ので、「マニアによる評価」。
誤読も、読解のうち。作品のせいなら、隠してはならない。

※ コンテンツ以外の情報(予告編以外の詳細情報)は、作品理解を助けるが、コンテンツの不備・説明不足を隠すので、事前に得るべきではありません。
※ 視聴時の手書きメモなどは、適宜行う。

【ドラマの評価基準】
総合点数 ◆作品タイトル ◆(◆公開年、話数◆)
◆総評。◆
1.3段階評価主人公の主体的意志。 
2.〇△×max.ドラマ成分。
3.〇△×mini.設定/説明。
4.〇△×「全体と部分」の有機的構成。
※ 追加感想。



1. 「作品」の印象。

鑑賞者が直感した「脊椎反射的な作品の印象」を書き留める。ブレインストーミング的なものと考えて、断片的、非論理的で構わない。

〜第一印象は、真実を反映していることは多いもの。


2. 「形式評価」の第1段階。 

評価基準3項目で吟味。

  i.  主人公の主体的意志の強さの程度(〇△×の3段階評価)。 + その理由。評価項目のワンポイント解説。
  ii.  max.ドラマ成分の程度(〇△×の3段階評価)。 + その理由。評価項目のワンポイント解説。
  iii. mini. 設定/説明の程度(〇△×の3段階評価)。 +その理由。評価項目のワンポイント解説。


3. 「形式批評」の第2段階。

必要とあれば、
  iv. 「全体と部分」の有機的構成で吟味する。(〇△×の3段階評価、評価項目のワンポイント解説)

※ 3項目評価で充足しているなら、この項目は必要ない。

4. 「形式批評」の第3段階。

  i. 総合点を算出して、他の作品の結果と比べる。
  ii. 「相対的に優劣の印象」と、「総合点の差」に整合性がないないなら、「手順2&3」を加点/減点して、整合性を保つ。

5. 短評 : 作品全体のワンポイント解説を書く。
i. 作品の特徴が、一文で分かるように書く。 (コンテンツではなく、メタな視点で)




【サンプル】

「ハケンの品格」(NTV作品・再放送) +4

篠原涼子のキャラクターと合致。再放送が続くのも納得がいく。

1.〇。ヒロインは派遣社員としての強いプライドを持つ。
2.〇。克服すべき課題。正社員(仇敵)/派遣後輩女子(ヒロインに憧れる)は明確。分かりやすいドラマ。
3.〇。設定/説明は最低限である。
4.〇。ヒロインが「何故、スーパー派遣になったか」。作品の底流にあり、シリーズ全体の有機的構成が感じられる。






●主観批評/思索批評

以下は、主観批評。後半に評価項目は示されているが、評価項目を明確にしているだけで、その項目について主観批評しているだけ。
私は、娘が中学生の頃、高円宮杯英語スピーチコンテストに挑戦させ、全国大会に出場させた経験があるが、審査項目について真剣に考えている。その時に痛感したのは、審査員が「自らの主観」に頼る審査をすることを自負していたこと。 スケートや体操で、形式批評は成立するが、文系では難しい。



「ハケンの品格」(日本テレビ・再放送)

現実では弱い立場の派遣社員が、正社員たちをなで斬りにする。ヒロインの活躍は、弱い立場の盲人が主人公の「座頭市」のようで、爽快感がある。
会社で起きる難題にもリアリティーがあり、違和感はない。正社員、派遣社員の後輩との関係にドラマがある。
ヒロインがスーパーハケンになった理由も、少しずつ明かされ、シリーズ全体の一体感がある。

ストーリー : ○
キャスト : ○
オリジナリティー: ○
感動度 : ○
中毒度 : ○

総合点 :  + 5


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