最終更新: sponta0325_wiki 2023年06月25日(日) 17:20:28履歴
(2021.11.12脱稿。211ページ)
2020年、コロナ禍の中の4月から、胆石で日本赤十字広尾病院に入院し、2度の手術を受けた。
翌、2021年、正月明けから、ブログで綴ってきた「映画/ドラマの評価」の書籍化を目指して書き始め、ゴールデンウィーク頃に初稿を完成。さらに半年ほど、推敲/追加を重ねた。
※ link to 「ドラマバイブル」
2020年、コロナ禍の中の4月から、胆石で日本赤十字広尾病院に入院し、2度の手術を受けた。
翌、2021年、正月明けから、ブログで綴ってきた「映画/ドラマの評価」の書籍化を目指して書き始め、ゴールデンウィーク頃に初稿を完成。さらに半年ほど、推敲/追加を重ねた。
※ link to 「ドラマバイブル」
映画&ドラマの定本「評価法&作成法」。
〜大衆娯楽作品を中心にした「映画&ドラマ理論」〜
韓流ドラマの流入により「日本の観客の価値観」は変化している。観客がリモコンで「早送り・停止」が出来る今、旧来の作劇理論は通用しない。
根本理論:
劇映画&ドラマの「おもしろ成分」は〈主人公の主体的意志〉である。
したがって、作品の「おもしろさ」は〈主人公の主体的意志〉の強さに比例する。
(ただし、功利的 or 論理的帰結で行動するなら主体的意志とはいえぬ。 主人公が多いと割り引かれる)
・映画はドラマだ。アクシデントではない。(小津安二郎の遺言)
・ドラマは「心のケミストリー」。(溝口健二監督)
・シナリオで大切なのは「情熱の挫折」。(脚本家・池端俊策)
・ドラマを逃げるな。(脚本家・首藤剛志)
・設定はダメ。(脚本家・首藤剛志)
・ミメーシス芸術論。(アリストテレス)
・17世紀フランス古典演劇理論。
2022年初夏。フィールドワークの結果、評価シートを修正すべきと考えたが、「ドラマ・バイブル」を変更するのも厄介なので、続編として「ドラマ・セオリー」を執筆した。
「ドラマ・バイブル」は、映画界の巨匠の言葉や私が学んだシナリオライターの言説を引用しながら論理を展開した。
深く理解するためには必要なテキストだが、関連情報は時を経て色あせているので、潔くカットした。令和時代、溝口健二・小津安二郎はもはや「誰でも知っている映画監督」ではない。
古代ギリシアの「ミメーシス理論」、フランス古典演劇理論についても、一般的な興味は薄いと考えるので、深く言及しない。
2021年夏、「ドラマ・バイブル」を脱稿。その秋から、出来上がった「評価シート(7項目)」を使って、フィールドワークを開始した。はじめに驚いたのは、ヤフーの「みんなの感想」で、最終回を終えたNHK朝ドラ「おかえりモネ」の評判がすこぶる悪いこと。「日本最長のドラマ枠が酷評されている」とは、にわかには信じられない。
再放送の視聴は諦め、次作「カムカムエブリバディー」を初回からチェックすることにした。
{朝ドラは、竹内結子主演「あすか」(1999年)以来だが、あまりの変貌に驚いた。物語は、ヒロイン兄の「(当時高級品だった)ラジオ窃盗」からスタートする。朝ドラは「国民の朝の風景」。こんなストーリーはありえない。
次作「ちむどんどん」も同様に酷評の嵐。
朝ドラは「評価の最低基準」を示してくれたが、日本のドラマ界の闇の深い・・・。
ドラマの基本図式
さらに、実用を求めて、教科書の体裁を求めた。
「議論の余地のない真理」のみ記述するのが教科書。
バイブルのように、「レジェンドの至言と行動」が続く人たちのリファレンスとなる。 ※(引用箇所は、 Ctrl-F 「キ ****」で検索できる)NHKの朝ドラは「タブー」のオンパレード。だか、門外漢にはそれが分からない。公共放送の権威もあって、「ドラマのお手本」と勘違いする。 この教科書は「あるべきドラマ」の条件を明確にする。
チェックシートを作成した。エクセル形式だが、検索を考えるとテキスト形式の方がよいのかもしれない。
●7項目チェックシート
A4(4枚組)
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