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a-32-3

 今、サムスはとある林道を歩いている。服装は街に出歩く際のカジュアルな私服だ。しかし、腰には愛用のパラライザーガンを携行し、その表情は硬い。彼女は
あのゼルダから届けられたという手紙の通りに、待ち合わせ場所へと出向いている途中であった。それにしても、サムスの心中は複雑だった。何故、彼女がこんな所に
自分を呼び出すのか。その真意が分からなかった。
「……。」
 ふと、サムスは前方に人を目にして立ち止まる。その人の後姿を、彼女は良く知っていた。しかし、昨日最後に見た彼女とは明らかに様子が違う。あのボーイの
言っていた通り、銀色の髪に漆黒のドレス。そして、全身からは邪悪な雰囲気を漂わせている。明らかに、ゼルダとは違う。思わず腰の銃に手を添えるサムスだったが、
ゼルダはそんな彼女に優しく微笑みかけた。
「ただいま。ありがとう。来てくれたのね。」
「えぇ。それにしても、ゼルダ随分雰囲気変わったね。イメチェン?」
「………。」
 その言葉に対し、彼女は答えようとはしない。サムスは気づいていた。顔は笑顔を浮かべているが、その内部からは多大な殺気が発せられている事を。
「ねぇ、サムス。ここが何の場所だか覚えてる?」
 ゼルダはふと、顔を上げて空を見上げた。
「…忘れるわけがないわ。私達が初めて出会った場所…。」
「大正解。サムス、あなたをここに呼び出した理由はたった一つ。分かるでしょう?」
「………。」
「私と戦って。」
「………!」
 予想はしていたが、いざその言葉を耳にすると息を飲む。3か月前、自分はこの場所で今と同じ台詞を聞いた。しかし、今の台詞には恐れや焦りなどといった
気持ちはこれっぽっちも含まれていない。自分に対する相当な自信。それが、今の彼女の言葉からは感じられた。
「ゼルダ、どうして……。」
「どうして?簡単な事だわ。私は3か月前、ここで強くなりたいと言った。そして、あなたは私を鍛え上げてくれた。その成果を見せたいの。
…ま、こんな理由じゃダメかしら?」
「…もし、私が拒否したら?」
「拒否?それはしない筈。あなたは売られた喧嘩は必ず買う人だから。」
「………。」
 彼女の言葉を聞いて、サムスの額には冷や汗が浮かんだ。何故。何故今の彼女と対峙していると、ここまで緊張するのだろうか。何故ここまで心が不安定に
なるのだろうか。服装や髪色が変わっただけなのに、何故…。サムスは目を閉じて息を整えると、賞金稼ぎとしての眼でゼルダを睨みつけた。もうこれ以上話しても
事態を打開する事は出来ないだろう。ならば、彼女と戦い勝つしかない。
 サムスは意を決して、服を脱ぎ捨てた。その服の下からは彼女の豊満な裸体…では無く、澄んだ水色のゼロスーツに包まれた彼女の身体が現れた。サムスは
パラライザーガンを手にすると、ボタンを押して電磁鞭へと機能を変換する。
「あ、ちゃんと着てくれたんだ…。改めて見ると、裸よりエロいね。その戦闘服…。」
「どうでもいい事を。私の本気を見せるならば、この姿が一番やりやすい。手加減は一切しない。泣いたところで、今日は許さないよ。」
「いいわ。だったら見せてよ。あなたの本気ってやつを!」
 ゼルダの言葉が終わる前に、サムスは彼女に向って駆け出していた。幼少の頃より鳥人族の訓練を受けてきた彼女は、100mを10秒もかからずに走り切る俊足の持ち主。
それも、駆け出してからわずか1秒でトップスピードに入ることが出来た。その足でサムスはゼルダとの距離を一気に詰めると、2か月前の勝負を決めた左の鉄拳を
振り上げる。
「シュウッ!」
「……。」
 いくら左の拳を避けようとも、逃げた腹部に向かって右の拳を叩き入れる。彼女はその自信があった。しかし、ゼルダは微笑みを浮かべたまま逃げようともしない。
既に勝負を捨てたか!?サムスは躊躇することなく拳を振り上げる。が。
「なっ!?」
「フフ…。」
 彼女の腹部に思い切り拳を叩きこんだつもりだったが、その左腕は彼女の腹部を捉える寸前で止まった。一瞬何が起こったのか分からなかったが、目を凝らして
良く見ると何か透明な膜のようなものがゼルダの腹部をガードしている。こんな防御法、2か月前はおろかつい先日までゼルダは身につけていなかった。驚きを
隠せないサムスだったが、今度は電磁鞭を彼女へと向かって振り下ろす。彼女の身体を絡め取り、地面や巨木へと叩きつけるためだ。しかし…。
パキイン
「!」
 今度は何かに弾かれるような音を立てて、鞭は彼女に到達する事は無い。立て続けに2度、3度、4度と打ちつけるが、結果は同じだった。
(そ、そんな!?私の攻撃が…通用しないのか!?)
 目を丸くするサムスに向かって、ゼルダのあの高笑いをあげた。
「アハハハハハッ!サムス、あなた困ると結構可愛い顔するのね?アハハハ…ねぇ、もっと見せてよ。あなたのその顔。いや、絶望に震える顔もいいかも。分かる?
あなたの目の前にいる女は、たとえ逆立ちしたって勝てないのよ?百戦錬磨のあなたなら、分かる事でしょう?」
 昨日までは青臭さの残っていた彼女が、大人の女性といった雰囲気の喋り方をしている事を、サムスは不気味に感じていた。何が彼女をここまで変えたのか。
余裕の笑みを浮かべるゼルダに向かい、サムスは精一杯の虚勢を張った。
「私の攻撃を全て防いだだけで、いい気になっているんじゃないよ。あなたは防御に長けているのかもしれないけれど、私を倒すための攻撃魔法は持っているの!?」
「攻撃魔法?あるよ、た〜くさん。でもね…サムスなんかに使ったら、ちょっと勿体無いかなぁ…。」
「ッ!!」
 サムスは怒りもあらわに、再び彼女へと突進した。しかし、これが最大の誤算であった事は言うまでも無い。今度は自分の力を信じ、両の拳をゼルダの胴体へ
何度も叩きつける。しかし、攻撃は魔法のシールドで全て防がれ、決して彼女の肉体に到達する事は無い。
「無駄無駄。頑張ったところで、誰も褒めてなんかくれないわよ?大人しくパワードスーツでも持ってくれば、少しはマシな……」
「ウラァッ!」
「!」
 余裕の表情を浮かべる彼女の顔面に向かい、サムスは怒りの鉄拳を打ち込んだ。しかし、それすらも決して当たる事は無い。あと1cm食い込めば彼女の顔面を
捉えようかという拳も、ゼルダの完全なる防御壁の前には手も足も出なかった。
「そんな…。」
「あぁ、恐い恐い…。今の攻撃、まともに喰らっていたら私の顔面がグシャグシャになっていたんじゃない?パートナーの大切なところを狙うなんて…。最低。」
ガッ
「ううっ!?」
「そんなあなたには、お灸を据えてあげるよ…。」
 ゼルダは硬直したままのサムスの首を右手で掴むと、そのまま片手で持ち上げた。更に、どすんという音を立てて巨木に背を押しつける。こんな細い腕のどこに
そんな力があるのか、サムスは信じられなかった。そして間髪入れずに、ゼルダは右手に力を込める。彼女の白く細い指が、ぎりぎりと五指がサムスの首に
食い込んでいく。
「がっ…うあぁ…ぐっ…あ…。」
 じたばたともがくサムスを見つめるゼルダの眼は冷たいままだ。そして、右手に込める力も弱めるどころか、逆に強くしていく。
(な…なんで…。両手で思い切り掴んでいるのに、外れない!?ゼルダ…どこにこんな力が…あぁぁぁ……。息が…出来ない…。こ、このままじゃ窒息……
いや、そんな生易しいものじゃない…。首を…折られ……る……。)
 サムスは必死になって両手でゼルダの指をこじ開けようとするが、全く動く事は無い。生きようと必死になっているサムスを見つめ、ゼルダは邪悪なまでの笑みを
浮かべた。
「あはは…そう。そうよ。死の恐怖を感じているあなたの顔…ずっと見たかったわ…。なんて格好悪いの!なんて惨めなの!アハハハハハッ!こんなあなたの顔、
初めて見たわ…。それに、知ってる?窒息死って、よだれや糞尿まで垂れ流して情けない姿を晒すのよ。あなたのそんな姿、見てみたいかも……。」
「!…ッ!!…!!」
「アハハハハ!必死になっちゃって。面白〜い…。これもあなたが悪いのよ?弱いあなたがいけないの。そうでしょう?敗者が辿る道なんてたかが知れてる。
女であれば、肉奴隷にされるか殺されるかの二者択一。あなたはその2つの中から、どちらかといえば惨めじゃない方を選べるのよ。幸せでしょう?」
「…ぁ…。………ぅぁ……。」
「あれ?脈弱くなってきちゃってるね?身体も痙攣させちゃって…。死ぬの?死んじゃうの?脆い、脆過ぎ!アッハハハハ!最強の賞金稼ぎサムスが
こんなほっそい腕一本で死んじゃうなんて、弱い!弱過ぎよ!惨め!本当に惨めね!アハハハハハハ!」
 まるで親にあやされた少女のように、楽しそうに笑いながらなお右腕に力を込めるゼルダ。冷徹なまでの彼女の宣告に、サムスは涙を流さずにはいられなかった。
恨みごとの一つでもぶつけてやろうかと思ったが、それも喉を握りつぶされている今では叶わない。
(そ、そんな…。なんで…こんな…。なんでゼルダが……私を殺すの…?愛していたのに…愛し合っていたのに……こんな…こんな酷い事って無いよ…。嫌だ…。
ゼルダに殺されうなんて……そんなのいやぁぁぁぁ……。)
「………フフ。」
 絶望のあまり、涙を流して彼女は目をつぶる。しかしサムスの心を知ってか知らずか、ゼルダは彼女の身を投げ捨てた。ドッという音を立てて、地面を転がる彼女。
それまで肉体が渇望していた酸素を一気に吸い込み、その結果激しくせき込んだ。四肢はビリビリと痺れ、思うように動かす事が出来ない。そんな彼女を、ゼルダは
冷たい目のまま見下ろしていた。
「…なんて冗談。ドッキリ、恐かった?そんな簡単に、あなたを殺すわけは無いでしょう。だって、あなたは私の愛する人なんだもの。」
「はあっ!がはっ!げほっ!ぐはぁっ!……くぅ…はぁ…はぁ…。あなたは…あなたは一体誰!?ゼルダじゃないわね?あなたは何者なの!?ぐうっ!」
 起き上がろうと、四つん這いになった彼女の背をゼルダは激しく踏みつけた。その衝撃は内蔵まで響く。先ほどの首締めといい、今の足蹴といい、こんな短期間の
間に何故ここまでの力を身に付けたのか、彼女には見当もつかなかった。
「私?私はゼルダよ。あなたが愛し、あなたを愛した女。それ以外の何者でも無いわ。」
「それにしても…あなたは変わってしまった…。何もかも…。どうして…何が…あったのよ……。」
「それはね…。」
 サムスを足の下に敷いたまま、彼女は懐から一冊の本を取り出した。それは、彼女が城の地下倉庫から持ち出したあの魔道書。ゼルダは誇らしげにそれを見つめると、
淡々とした語り口で話を始めた。
「これが、私の全てを変えてくれた。あの弱くて、情けなく、どうしようもない私をね。この本のとある呪文が、私の奥底に眠る力と心を呼び覚ましてくれたの。」
「力と…心?」
「そう。そのおかげで、私の魔法力は飛躍的に増大したわ。さっきあなたの攻撃を受けた防御魔法や、筋肉を強化するための高度な魔法もいとも簡単に扱えるように
なった。今の私はね、言うなれば今まで彼女の心に閉じ込められていたの。理性や道徳、モラルといったものに縛られて、彼女も表には一切出る事の無かった存在。」
「…ど、どういうこと!?」
「簡単に言えば…そうね、裏人格と言えばいいかしら。何にも縛られることのない。ただ自身の欲望のままに生きる。それが、今の私なの。私はね、いつでも強く
凛凛しいあなたが苦しんでいる姿を見たかった。付き合い始めた当初から…。だから新魔法の実践を、あなたで試させてもらったの。想像以上に楽しかったわ。
涙流して、死への恐怖からか身体中をがくがくと震わせて…。はぁぁ…思い出しただけで興奮しちゃう……。」
(ほ、本当にこいつがゼルダなの!?あ、あまりにも危険すぎる…!嫌だ…こんなやつがゼルダなんて嫌だ!信じられない!信じたくない!冗談と言ってよ!
嘘だと言ってよ!)
「フフ、怯えてるのね?そんなに怖がらなくてもいいわよ…。私は、あなたが大好きなんだから…。だからあなたも…本当の私を愛して…。」
「え…なにを…。」
 ゼルダは彼女を足蹴にしたまま、手に持った本をパラパラとめくる。そして、とあるページを見つけると、サムスには意味不明の呪文を唱え始めた。無論、
ゼルダが何をしようとしているのかサムスは見当がつかない。そして彼女が呪文を唱え終えたとき、サムスの身体は淡い桃色の膜につつまれた。その膜は彼女の
肌に触れるとゆっくりと内部へ浸透していく。痛みは無い。そして、身体には何も以上は感じなかった。しかし、今のゼルダが何の意味も無く今の魔法を
使ったとは思えない。サムスは決して気を抜く事は無かった。
「な…何をしたの!?」
「さっきはあなたに痛い思いをさせちゃったからね…。今度は…いっぱい、い〜っぱい気持ち良くさせてあげる。さぁ、今度はよがり狂うあなたを見せてよ…。」
「え…なっ…!?」
 サムスの背から足をどけると、ゼルダは座り込んで彼女の顎を持ち上げた。そして、迷うことなく唇を触れ合わせる。これまで何度も経験したことのある
他愛の無いキス。しかし、それはただのキスという言葉では決して言い表せるものでは無かった。
「んんーっ!?んっ!?んっんんんん!?」
「はぁ…ぴちゃ…ちゅむ…。あはは、どう?気持ちいい?」
(な、何これ?何でキスだけでこんな!?ダメェ、吸わないでっ!あっ!ああっ!?か、感じすぎるぅっ!!くはあああああっ!!)
 今になって、サムスは自分の身体の異変に気がついた。ゼルダのキスは唇を合わせ、サムスの唾液を強く吸うといった、普段からしていた口付け。いや、本気の
時はお互いが舌を絡め合うのだから簡単な方だ。しかし、そんな簡単なキスでもサムスの乳首は痛いほどに勃起し、ゼロスーツの内側に擦れていた。
また、割れ目からは大量の蜜が溢れ、スーツの股間部分を湿らせる。
 ゼルダはサムスの反応を確認すると、唇を遠ざけた。彼女達の唇の間には膵液の橋がかかる。そして顔を真っ赤にし、涎を垂らして淫猥な表情を浮かべるサムス。
その顔を見て、ゼルダは思った通りの結果に笑みを浮かべた。
「ただいまのキス。フフ、言ってみたかっただけよ。」
「くっ……。」
 自分が昨日ゼルダに言った言葉を、そっくりそのまま返された。
「な、何で!?何でこんなに感じるのよ……。」
「今私がかけた魔法は、あなたの全身を性感帯へと変換させる魔法。ま、一時的な物だけど、2時間は至極の快楽を得られるわ。あなたのお口はもう、オマ○コも同然。
乳首はクリトリス、いやそれ以上の感度になった筈よ。さぁ、もう一度キスしてあげる…。」
「ちょ、ちょっと待って!あむっ!」
「んふ……。」
 再びゼルダは彼女の顔を引き寄せると、ぷちゅりと音を立てて唇を付けた。唇が触れ合っただけでも快感に震えるというのに、今度は容赦なく舌で舐めまわしてくる。
膣の如く敏感になった口内を柔らかな舌で刺激され、サムスは一切の抵抗をすることは不可能だった。
(ああっ!ああっ!気持ちいい!キスだけで…キスだけでこんなに気持ちいいっ!あぁ、アソコが濡れる!愛液溢れちゃう!嘘!嘘!?もう、もうイキそうになってる!?
何で!?何で!?いやぁぁ気持ちいいっ!くうっ!くうううぅぅぅぅ!!)
「フフフ…。」
 口を付けたまま、サムスの身体がビクビクと震えるのをゼルダは感じ取っていた。口を敏感な性感帯へと変えられたサムスは、口を襲う初めての快感に耐える事が
出来なかったらしい。あまりの気持ち良さに目をグルンを剥いて白目を晒すが、ゼルダがこれで満足するわけは無かった。
(え、また!?んっ!あぁぁぁ気持ちいい!凄いっ!キスだけでこんなに感じるなんてぇ!はぁぁっ!凄い!凄いいいいんん!!)
 たった今絶頂に至ったばかりなのに、間髪入れずに口内を舐めまわしてくるゼルダ。彼女の舌に頬の内側をさすられるだけで、まるで膣壁のような快感を得る事が
出来た。女芯がかぁっと熱くなり、快感は全身を伝わりビリビリと痺れる。
(んはあっ!キス!キスいいいっ!!こんな…こんな気持ちいいキス初めてっ!イクっ!またイクぅっ!私の身体エッチになりすぎぃっ!!あぁぁぁぁぁ!!舌だけで、
舌だけでイカされるぅぅぅ!!!)
 サムスが再び絶頂に上ろうとしたその時、ゼルダはとどめといわんばかりに両の乳首を強くつねった。口に加えて胸先からの痛みと性感の交錯した快感。セックスは
経験豊富な彼女でも、この未知なる快感の前に理性という砦はあえなく落とされてしまっていた。
(くああああっ!ゼルダ!ゼルダァァァ!私、私ぃっ!)
 ゼルダから口を離し、サムスは仰向けに横たわった。乳首はゼロスーツの上からでも完全に分かるくらいにプックリと浮き出、股間からはまるで小便を漏らしたように
卑猥な汁が溢れていた。たった2回絶頂に達しただけだと言うのに、大きく息を切らせて余韻に浸る彼女を見て、ゼルダは笑い声を上げる。
「アハハハ!どうだった?私の新しい魔法、最高でしょ?キスされてイったことなんて初めてじゃない?」
「くはぁぁ…ふぁぁ……。」
「これだけじゃないわ。私は数多くの性魔術…女性を辱めるための秘術を数多く手に入れて戻ってきた。今の私に従えば、更に多くの快楽を毎日提供してあげる。
私に従う?サムス……。」
「………!」
 それまでだらしない顔を浮かべていたサムスだったが、その一言に目つきは変わった。
「あなたに従う…?誰が…。あなたは私の愛したゼルダじゃない。あなたと一緒に暮らすなんてまっぴらよ!」
「そーお…。それじゃ、言い方を変えるわ。私が…あなたを飼ってあげる。」
「なっ!?」
 そう言うと、ゼルダはうつ伏せになっている彼女を引き起こし、後ろから抱き抱える姿勢をとった。その上、両足をフックさせて無理やりサムスの股を広げる。
普段であればこの程度の拘束を解く事は屁でも無いが、今では肌に触れられただけで快感を感じるようになってしまっている。その豊満な両胸を掴まれた彼女が、
抵抗出来る理由は無に等しかった。
「あはああああっ!!」
「おっぱい掴んだだけなのに、この声…。本当にサムスは敏感ね…。もし直に触ったら、どんな声を、どんな痴態を見せてくれるのかしら…。」
「こっ…これはあなたの魔法のせいなんだから!こんなの、こんなの私の身体じゃない!」
「強がっちゃって…。ほら、ここがいいんでしょう?」
「あっ!ダメ!そこはぁ!!」
 ゼルダはゼロスーツの上から、彼女の両乳首をぐりぐりとつまむ。更には人差し指で弾いたり、強く引っ張ってみたり、指の腹でしごいてみる。その度にサムスは
大きな喘ぎ声を洩らし、首をぶんぶんと振って快感に耐えていた。クリトリス以上の感度となってしまった乳首への責めに、サムスはあの言葉を吐きたくて
仕方が無かった。
「はああっ!ふぅぅ…。ひあっ!イヤァ!乳首っ!乳首ダメェ!なんでこんなに感じるのぉ!!なんでぇぇ!!」
「だ・か・ら…何で我慢する必要があるの?快感に身を任せて貪ればいいのに…。下らない心の壁を取り払えば、天国のような世界が待っているわ。
言っちゃいなさいよ、気持ちいいって…。」
「嫌だっ!あんたなんかに身体をいじられて、気持ち良くなるなんてぇっ!!くはあっ!」
「ホント、強情な人…。口ではそう言っていても、ほら…。オマ○コからこんなにエッチなお汁が溢れてるわよ?股間にこんなに染みちゃって…
まるでお漏らししたみたいね。アハハハッ!」
「くううぅ……。」
 悔しさに涙をにじませるが、サムスに出来る事と言えばそれくらいのものだ。会話の最中でもゼルダはその口から甘い声を聞こうと、執拗に彼女の胸をいじり回す。
「ああんっ!だから、だからやめてぇ!ああっ!くぅっ…。だから胸は…胸はぁぁ……あああああっ!気持ちいいいい!!」
「そう、そうよ。その言葉を聞きたかったの。サムス…。これは拷問でも何でも無い。ただ、あなたに気持ち良くなってもらいたいだけなのよ…。」
「あはああっ!気持ちいい!気持ちいいよぉ!乳首だけでこんなに感じられるなんて!こんなの初めてっ!もっと!もっといじってぇ!また私をイカせてぇぇ!!」
 快感の前に屈してしまったサムスは、恥も外聞も投げ捨てて声をあげる。そして、そのゼルダの激しくも柔らかな責めを味わい始めた。そしてゼルダも、
改めててのひらに感じる彼女の胸の感触に心躍らせる。
「フフ…サムスの胸、とっても柔らかい…。これだけの大きいのに全然垂れてないし、何よりこの形。本当に羨ましいわ…。」
「そ、そんな事いいからぁ!イカせてぇ!もっと私の事をイカせてぇ!」
 二人の優劣は完全に逆転してしまっていた。サムスは更なる快感を求め、ゼルダはその様子を楽しむべく彼女の胸を揉みまわす。
「ひあっ!ふあああっ!ゼルダ!ゼルダァ!おっぱい…おっぱい気持ち良すぎるっ!私、私またイっちゃう!イカされちゃう!ゼルダの指でイっちゃうう!!」
「そう…我慢せずにイっちゃいなさいよ。恥ずかしい声をいっぱい聞かせて!さぁ!」
「ああっ!イク!イクのお!おっぱい揉まれただけでイっちゃう!!あぁん!あああん!気持ちいいいぃぃ!!」
 果てる瞬間、ゼルダは両手の中にある肉の塊をぎゅむと強く掴んだ。腕の中でがくがくと身体を震わせ、絶頂に陥るサムス。そして、あまりの快感のために
膀胱に溜められた排泄物も、割れ目から溢れ出てしまっていた。顔を真っ赤にし、舌をだらりと垂らして息をするサムスの耳元でゼルダは囁く。
「サムス、本当に可愛いわ…。でも、忘れてない?ここは外なのよ。もし、こんな光景を誰かに見られたら……。」
「ッ!!」
 その言葉を聞き、まるで酔いが一気に冷めるように、サムスの理性は覚醒した。そして、力を込めてじたばたと抵抗しようとするが、それも絶頂に至ったばかりの
身体では力が入らない。掴まれたままの胸に電流のようなものを流され、サムスの背はビクンと跳ねた。
「あの大乱闘戦士のサムスがゼロスーツ姿で股を広げて…。それも小便漏らしながら、青姦に耽る…。新聞ならともかく、週刊誌ならどんな書き方されるのか…見物だわ。」
「い…いや……いやぁ…。もう、もうやめてゼルダ!私を帰してっ!!せめて、せめて続きをするならホテルでしてよぉっ!!」
「却下。こんな青空のもとでセックス出来るなんて、清々しくていいじゃない。それに、別に誰かに見られてもいいでしょう?見せつけてやりましょうよ。
私達の愛の深さを…。」
「そ、そんなの無いっ!あんたなんかと愛なんて無いッ!放せっ!放せえぇぇぇっ!!」
 力いっぱいに暴れようとするが、それも簡単な胸へと愛撫で止められてしまう。いくら頭では拒否しようとしても、身体が快感に反応してしまう事に、サムスは
自分の身体を恨めしく思っていた。
「そんな事言わないでよ…。片思いほど切ないものなんて無いんだから…。そうだ。それなら、あなたにプロポーズのプレゼントをあげるわ。
これなら、きっと喜んでくれるはずよ。」
「え……?」


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2008年04月12日(土) 14:45:31 Modified by smer




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