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読む前に注意書きを…

  • 著しいキャラ崩壊
  • トレーナー×ルカリオ♀
  • ルカリオが雌犬
  • トレーナーが変態(ケモナー的な意味で
  • 不完全燃焼だがエロ・獣姦
  • gdgd

危機・嫌悪を感じたらスルーでお願いします。



知っての通り今は春。獣における発情期。
普段おしとやかなプリンは暴走し、メンバーの雄を次々と襲う愛の狩人となっていた。
トレーナーの相棒三匹に遊撃隊はじめ、その犠牲者数知れず。
そして、ルカリオも春の洗礼を真正面から受けた一匹らしく。
なんとルカリオの方から「エロパロにおいて何でもイケる男No.1(ちなみに女性部門はゼルダ姫)」であるスネークを襲っていた。
そして、すんでの所でトレーナーがルカリオを横から拐って行ったのだった――


トレーナーはルカリオを抱き抱えたまま自室の扉を蹴り、その身体を部屋に備え付けられたベッドに落とした。
三匹の相棒がいない今部屋は無駄に広い。
照明は月明かりのみ。それが一層淋しさを際立たせた。
『…は、ぁ……っ』
苦しげなくらいに乱れた吐息が静かな部屋に響く。
腕にすがる手はあまりに弱々しく、いつもの凛とした鋭い眼光を湛える彼女ではない。

とりあえず膝に抱えて座らせ、白濁で汚れたルカリオの顔を、濡らしたタオルで拭いてやる。
風呂のシャワーで一気に流したい所だが、生憎日付も変わらぬ時間。
まだ多少人がいるだろう。こんな状態のルカリオを見られたくない。
蛇臭いタオルを洗ってまた使う気には到底なれず、ゴミ箱に放り投げる。
濃い匂いが取れるまで、何度も何度も全身を柔らかいタオルで擦った。
ルカリオはきつく眼を閉じ、込み上げる熱をやり過ごそうと努めている。
ゴミ箱が一杯になり、溢れる程になってやっと、トレーナーはその作業を止めた。


『…トレーナー……』
「何?」
込み上げる羞恥と行き場の無い熱で涙の零れそうな眼でトレーナーを見上げる。
『見ただろう…今の私は…お前にもスネークにしたような…それこそ…プリンがお前の仲間にしたみたいに』
トレーナーは苦笑を溢した。
『一時的なものだ…波が過ぎれば自然に収まる…それまで閉じ込めるなり何なり――』
全て言い切る前にトレーナーは、人と明らかに違う形状の口を器用に塞いだ。
赤い舌を絡め、口内を犯す。
鋭い犬歯に舌を掠め、鉄の味が滲んだ。そんなこともおかまいなしに。
驚きに見開かれた紅い眼はたちまち潤みを増し、とろりと伏せられる。それを見計らってトレーナーはおもむろに青い獣の身体をベッドに沈めた。
紅の混じった透明の糸を名残に、唇が解放される。
「…あんな所見せつけておいて…酷いな」
『トレー、ナー…?』
「こっちの方がてっとり早いでしょ?それに、イイトコロで邪魔した責任、取らないと」
『………っ!』

それからする事等決まっている。
トレーナーは、まだ乾ききっていない微かに濡れた毛並を撫でる。
相棒達への遠慮のないスキンシップとは違う、愛撫。
「…くぅ……ん……っ」
全身に熱のまわったルカリオの身体は、房から足の先まで、与えられた刺激の一つ一つも逃さず跳ねる。
その度に、子犬が甘えるような嬌声を発した。
しかし、今の彼女はいつもの彼女ではない。本能に忠実な、雌の獣。
愛撫だけではもの足りない、とトレーナーの口元を舐める。
トレーナーは微笑し、自らジッパーを下ろし、自身を解放した。
「じゃあ…ルカリオがしてくれる?」
トレーナーはルカリオの腰を掴み、自分の腰上に跨がらせた。
熱っぽい眼に微かに混じる戸惑いの色。
「スネークさんにはしようとしたんだから…できるよね?」
『……分かった…』
一瞬の間が流れる。
ルカリオは大きく息を吐くと、スネークにそうしたように、入り口にトレーナーをあてがう。
『ん…っ』
一気に腰を落とした。



十分にとろりとした愛液に満たされたそこは、根本まで飲み込んだ。
しかし、あまりに急激に押し寄せる快楽に肩を震わせ、両手をトレーナーの肩に置いたまま動かない。
うつ向き、伏せた眼から涙を溢す。それは、トレーナーの襟元をいたずらに濡らし、シミを作った。
トレーナーはルカリオの房を撫で、笑いかける。
「動いて、ルカリオ」
返事のようにブルル、と一鳴きしおもむろに腰を揺らし始める。
酷く拙く、円を描くように。
接合部からはその動きに従い、卑猥な水音が響いた。
二人分の荒い息、ベッドの軋む音、そして水音。
それだけが、静かな部屋に木霊する。
ルカリオの腰は徐々に早まり、繋がった二人の熱を最高まで上げた。
「もう…出そう…っ出すよ…!」
『…ん……来て…っ』
細い腰を掴み、自身を打ち付ける。
トレーナーは雌のその中に、熱い精子をぶちまけた。
繋がった所から、白濁と分泌物の混じり合った粘液が溢れる。
望んでいた雄のもので満たされたルカリオは、事が終わるとトレーナーの隣に倒れ込んだ。


「ルカリオ、お早う」
すっかり正気を取り戻したルカリオが朝一番に見たのは、トレーナーの顔だった。
「お早う――ルカリオ、大丈夫?」
自分の身を気遣うトレーナーに、取り敢えず全力で手元にあったどせいさんを投げる。見事命中。
汗やら行為の名残やらで毛並が濡れて気持ち悪い――スネークを襲い、トレーナーに抱かれた事は夢などでは無い。
そのお陰で春の熱病からは解放されたわけだが。
果たして結果、正気を取り戻したのは幸なのか不幸なのか。
『何故、止めた…』
「ん?」
質問の意図が分からず、トレーナーは首をかしげる。
『お前がここまでしなくても…スネークで…』
そのことか、とトレーナーはこぶを抑え、苦笑混じりの笑みを浮かべた。
「男として嫉妬するだろ、好きな子があんな…」
『…………馬鹿…っ!!』
どせいさんではなく、全力の波導弾が命中した。
トレーナーの相棒三匹が無事回復し、トレーナーの元へ帰って来るのはもうすぐだ。


END…?


41 :発情期(最後・オマケ):2008/04/06(日) 18:06:19
その頃のスネーク


空が白み始めた頃。
ここは薄暗い部屋の一角。
スネークは先折り煙草に火を着けた。
傍らには、プリンがすやすやと寝息を立てる。
微かに赤みを帯びた桜色には、濃い白濁のトッピングが施されていた。
夢の深く奥深くまで堕ちた彼女には、静かな朝にはけたたましい無線の呼び出し音も届かず。
スネークはおもむろに無線を手に取った。
「大佐、俺は勝負には勝った…だが…人間として負けた…」
――哀愁漂う男の背中を、朝日はただ照らしていた――

………
一方、ドクターマリオの医務室では
「ルイージ、患者でも無いのにここのベッドを使うのは――」
「お願いだよ兄さん、僕の部屋変な物音がして入れないんだよ…」白衣の兄にすがりつくルイージがいたとか。

END
2008年04月13日(日) 21:29:56 Modified by smer




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