『任務報告書』
『緊急任務:大規模な灰の霧の対処』
『数名の臨時隊員が参戦 各自対処に入る。』
『御霞市役所:水彩堂支部長・水波が対応 敵総数が多く対処に少々時間がかかるも問題なく遂行。』
『その後、全体指揮と現状把握に専念する。』
『霞ヶ駅:臨時隊員・冴凪、戦場ヶ原が対応 発生源と思われる機材周辺に敵組織グループの一味と思われるペルソナ使いと交戦。』
『任務前に面識があった模様、随時調査対象とする。その後二名は他の発生場所へ。』
『御霞市図書館:正規隊員・銀幽寺 臨時隊員・名都、工藤 外部協力者辻真が対応。』
『サクヤと交戦。シャドウの性能がこちらの隊員たちのペルソナと酷似しているとの情報を得る。その後辻真は離脱、2名が他の場所へ。』
『音梨生命研究所:正規隊員・長峰、星河 外部協力者ヨウが対応。』
『先行していた長峰が敵部隊の攻撃を受け戦線離脱、その影響からか彼女のペルソナが暴走 先の二名で対処する。』
『長峰はその後離脱、ペルソナも安定期に入る。』
『またそこで以前死亡を確認したはずのキリカと遭遇。現在は水彩堂にて管理、以後様子見。』
『発生源対処後、上記2名は他の場所へと対応に回る。』
『北端湖公園:正規隊員・水町 臨時隊員・名都、工藤、冴凪、戦場ヶ原、星河、ヨウ が対応』
『イオと名乗る敵グループの一味と遭遇、同じくペルソナ使いと推定。また別所でラムセイとも遭遇を確認。交戦はせず。』
『回収した機械は現在調査中、特殊な液体『リンカー』の作用を利用しているらしく作業は難航の模様。』
『戦場ヶ原ハオ:霞ヶ駅で遭遇したリンカーを使用するペルソナ使い。偽名の可能性が高い。臨時隊員・戦場ヶ原との関わりを調査中』
『イオ:ペルソナは未確認、シャドウを従えている。隊員たちに意味深な言葉を置いてその場を去る。』
ア『・・・・・・・』
藤「・・・ん? 報告書できた?」
ア『・・・一応完成しました』
藤「あなたにしては歯切れが悪いね」
ア『・・・ご主人たま 一つ聞いてもよろしいでしょうか?』
藤「うん?」
ア『生命の死とはどういう意味なのでしょうか?』
藤「・・・・・・前にも聞いて来たね」
ア『申し訳ありません』
藤「ごめんね 僕も結構混乱してるんだよね・・・」
ア『・・・・・』
藤「・・・よし じゃあこうしよう」
ア『?』
藤「宿題にしよう 二人のね」
ア『宿題ですか?』
藤「そっ アルの疑問について・・・あの子 キリカちゃんについて」
ア『・・・ふむ』
藤「僕もいろいろ調べてみるからさ・・・アルも頑張って見つけ出してみて」
ア『了解いたしました 頑張ります』
藤「うん 頑張ろ」
ア『はい・・・あ いつもの皆様の管理記録報告書も合わせて神ノ木様にお届けいたしますね』
藤「あ 了解 よろしくお願いね」
ア『はいです』
藤「・・・・・ふぅむ・・・」
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