PersonaCoC：S.A.I

MPの名称をSP(スキルポイント)に変更します。
このSPはスキルの消費に使用し、ステータスの精に応じてセッション開始時の初期値が増加します。
精を1増加する度にSPを2獲得でき、精10で最大20獲得できます。
SPがないとスキルが一切撃てなくなるため、スキルを使用するペルソナの場合はSPが必須になります。
（HP消費のスキルもSP消費に置き換わります）

また、MP0による瀕死はなくなり、SP0になっても瀕死にはならなくなります。

SPの消費量は単純に「強力なスキルほど多く消費する」というイメージです。
一部スキルで威力を自由に決めることができるタイプは威力を高めることでSP消費量が増える、という形になります。

SPは精によって初期値が決まりますが、上限はありません。
そのため、戦闘中に初期値以上のSPを得た場合は上限を超えることが可能です。
上限を超えた分は戦闘が終えても戻らず、引継ぎも可能です。ただし、セッション終了時にはなくなります。

また、ワイルドの場合、SPの初期値はセッション開始時に選択したペルソナの半分とします（理論上、初期SP10が最高値となります）

「待機」は宣言後に任意のイニシアティブを宣言し、そのラウンド中、再び宣言したイニシアティブでターン行動が可能になります。
「待機」は1ラウンドに1回しか宣言できません。

「休息」は宣言後にHPとSPが一定量回復/獲得します。回復量はHPは最大20%分、SPは1d3+1獲得を予定しています。
「休息」を宣言した後はターンが終了となります。
なお、接戦状態では回復量が減少し、HPは最大10%分、SPは1d3獲得となる予定です。

敵味方問わず、弱点属性の攻撃を受けると「ダウン」という状態になります。
「ダウン」は自ターン開始時に自動的に回復しますが、「ダウン」中は回避行動やスキルの発動ができなくなります。
ただし、BPがある状態で弱点属性の攻撃を受けた時、その攻撃によってBPが0以下にならなければ「ダウン」は発生しません。

また、接戦状態の対象に対して弱点属性の攻撃を与えると「ダウン」と同時に「ワンモア」が発生します。
「ワンモア」が発生すると更に追加行動ができます。ただし、すでに「ダウン」になっている対象に弱点属性の攻撃を与えても「ワンモア」は発生しません。

各属性の耐性を受けた時の処理として、「半減」はダメージを半減（切り上げ）します。その攻撃に状態異常判定が発生した場合、通常どおり判定を行います。
「無効」はダメージ自体が0となり、状態異常判定も発生しなくなります。
「吸収」はダメージがそのままHPとなって回復します。同時にSPを1獲得します。また、最大HPを超えた場合、その分をBPとして獲得できます。
「吸収」も「無効」と同様、状態異常判定が発生しなくなります。

クリティカル（1〜5）とファンブル（96〜100）の時に影響します。
スペシャルは何の影響もありません。
また、回避判定時にはクリティカル・ファンブルの影響はありません。
影響するのは命中判定のみとなります。

命中判定で「クリティカル」が発生した場合、その際に消費するSPが0になります。
「ファンブル」が発生した場合、消費するSPが2倍になります。その際、現在値以上になっても発動はします（現在値もマイナスにはなりません）