大学前の老人
【老人】
この大陸で唯一の大学、イリアスポート大学はここじゃ。
大学の門は常に開かれておる、見学も自由じゃぞ。
【老人】
冒険に役立つ話も聞けるじゃろう。
ぜひ、立ち寄っていくがいい。
【ヨーコ】
大学ですか、蔵書は専門書ばかりで退屈そう……
大学1F右下の学者
【学者】
サン・イリアの大図書館に行ってみたいですね。
あそこには、あらゆる本が存在するとか……
【ヨーコ】
専門書がほとんどですので、退屈ですがね……
井戸隣のモーホー
【モーホー】
おう、俺はガチホモだ。
特に大好物なのは、可愛い少年だな。
【ヨーコ】
そういう嗜好も悪くありませんけど……
もう少し耽美な方が好みですね。
城入口左の民家の男女
【町娘】
この町はとても神聖で、観光や巡礼の方には良いんですけど……
ここで生活するとなると、色々と神聖すぎて困る事も多いです。
【男】
なんだか、遺跡の中に住んでるような心地だよ……
もう少し肩の力が抜ける場所に引っ越そうかな?
【ヨーコ】
荘厳で良いではないですか……
兵舎訓練所のシスター
【シスター】
汗だらけで訓練する殿方って……ステキ……
……はぁはぁ……
【ヨーコ】
まったく興味をそそりません……
理知的な殿方はいないのですか?
兵舎二つ並んだベッド脇の兵士
【衛兵】
アッー!
【ヨーコ】
…………♪
図書館下の少女
【貴族の娘】
この図書館には、小説や物語もありますわ。
ここで時間を潰すのが、何よりの娯楽ですの……
【ヨーコ】
うふふっ、気が合うのですね……
図書館左上の男
【青年】
気になる女性から紹介された小説を読んでみたけど……
なんだか、哲学的で難しいな。
【青年】
でも話を合わせるために、下心全開で読んでるんだ。
なんとか読破して、それをきっかけにするぞ……!
【ヨーコ】
うふふっ、そういうのも素敵ですわね……
恋愛小説のような展開を期待していますわ。
図書館階段降りて左の学者
【学者】
いったいなぜ、魔物達は最近になって地下図書館を占拠したのでしょう。
魔物が喜びそうなものは、全くもって存在しないはずですが……
【学者】
……もしかして、本に興味があるのでしょうか?
【ヨーコ】
まあ、間違ってはおりませんね。
宿屋2F右上の男
【貴族の観光客】
今日は西のピラミッドに行ってきたよ。
もちろん冒険者じゃないから、中には入ってないけど。
【貴族の観光客】
明日の午後は恵みのオアシスを観光し、夜はグランドールに行こう。
大劇場の観劇か、わくわくするなぁ……
【ヨーコ】
あら、素敵……あやありたいものです。
道具屋前の吟遊詩人
【吟遊詩人】
サバサもこれだけ色々な店があるのに……
北のグランドールは、もっとすごいとは!
【吟遊詩人】
世界一の繁華街とは、どんなものなのでしょう……
期待で胸が張り裂けてしまいそうです。
【ヨーコ】
大劇場は楽しみですね。
オペラなどはやっているのでしょうか……?
鍛冶屋前の兵士
【兵士】
ここは鍛冶屋だが、訓練施設もある。
ガチムチの野郎達が、いい汗を流してるぜ!
【ヨーコ】
ガチムチよりは、耽美な方が……
劇場前のメイド(サキ討伐前)
【メイド】
観劇に足を運びましたが、今はやっていないとか。
サキちゃんのコンサート中との事で、いかが致しましょう……
【ヨーコ】
私も、演劇の方が興味があったのですが……
劇場内左下テーブルの青年(サキ討伐前)
【青年】
ハァハァ、サキちゃん……
ハァハァハァ……ウッ!
【ヨーコ】
最低ですね……
劇場内バーの下側テーブルの娘
【若い娘】
サキちゃんが去った今だからこそ分かる……
私は、あの娘に嫉妬してたのね。
【ヨーコ】
ジェラシー上等ではないですか……
嫉妬がなければ、恋愛小説は半分の薄さになってしまいます。
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