現代社会をベースにしたペルソナCoC、その世界観とルール構成

Last Missionの後日談です。
データ紛失につきセッション継続が困難なため、「最終的にはどうなるのか?」を記載しています。
連絡の取れる方々には伝えてありますが、開催中止になったこと、改めて申し訳ありません。

(1)現在のS.A.Iはどうなったのか?

簡潔に述べると、「伊庵総司令」の死亡によりS.A.I本部が崩壊。
ただし、生存している支部はそのまま活動自体が可能なので、S.A.Iの活動自体はひっそりと行われている。後述に記載。

(2)本部のあった町「想永町」について

本部崩壊後に起きた全世界に発生する灰の霧によって壊滅した(以後、これに関する内容は「事件」と記載)
「事件」解決後もこの町だけ霧が止まらずに噴出し続けており、シャドウが徘徊する危険な土地となっている。
そのため、町全体を大きな壁で囲い、立ち入り禁止の状態になっている。

S.A.Iとは関係のない名前ありの住民PC/NPC、及び他PL/KPのPC/NPCは全員生存している。

(3)S.A.I関係者の死亡者と生存者は?

PCと関わりの薄かったNPC達は本部への襲撃によって戦死している。
また、「事件」の収束のため、KPのPC「朝霧 一」が犠牲となって死亡。
その他、死亡はしていないがアーサーが自身のペルソナである「カリバーン」を失っている。

生存者は上記のように関わりの深かったNPC、またKPのPC達。後述にも記載。

(4)そもそも何があったのか? 「事件」とは?

S.A.Iが長年敵対していた組織「S.P.R」が、「魔王」と呼ばれる人物と手を組み、世界そのものを変えようとしてきた。
「魔王」は別世界や別次元から強い存在を具現化する力を持ち、それを召喚させ、「S.P.R」に協力した。
そしてS.A.Iに潜伏していた幹部の一人「アッシュ」が行動を起こし、アーサー不在時を狙って本部を襲撃。
NPCの協力もあって数名は避難できたが、本部所属の正隊員8割はその場で戦死する。
前述の「朝霧 一」はNPC達の避難のため、孤軍奮闘し、身体に大きな怪我を残したがかろうじて逃亡していた。

「事件」はその後に起き、本部の崩壊確認後、満を持して「S.P.R」が活動開始。
世界を灰の霧で包み、適性のある者はシャドウ化していくものだった。
(適性のある者とはペルソナ覚醒者を含む、その可能性のある者を指す)

生き残ったNPCやPC達が合流し、行動を開始。「S.P.R」や「魔王」を討ち、世界を包む霧を解除することに成功している。
この時、解除には「全てのアルカナの力」が必要であり、一部は「魔王」が召喚したものにアルカナの力が与えられていた。
また召喚者の中にはS.A.Iに協力してくれる者もいたが、撃退した召喚者を含めてアルカナの力が足りずにいた。
それを補うため、「愚者」など複数のペルソナを使役する「朝霧 一」、そして「戦車」のアルカナを持つアーサーのペルソナ「カリバーン」が使われた。
(加えてそのアルカナを封じるための器が必要であり、その器を「朝霧 一」が務めた)

こうして「事件」は収束し、世界に日常が取り戻された。
しかし前述のようにS.A.I本部は崩壊、国からの支援ももらえなくなった。
そのため、S.A.Iはこれまでのように「国に認められた裏組織」から「完全に独立した裏組織」となり、S.A.I支部の活動も大っぴらにはできなくなっている。

なお、この「事件」に関しては「世界規模のテロ活動」として報道され、相変わらず灰の霧やシャドウについては隠蔽されている。
ただ、さすがに全ては隠しきれておらず、シャドウのことを怪物や妖怪と呼び、その目撃情報などでネットでは波紋を呼んでいる。
(灰の霧に関しても「それが出た場所には怪物が出る」という、都市伝説のような扱いになっている)

(5)現在も灰の霧などは出現するのか?

根本的な変化はなく、現在も灰の霧は出現し、シャドウも存在する。
ただし、前述のように本部崩壊のため、灰の霧を感知する力が大幅に弱まっている。
そのため、「霧を感知してから解決する」ことより「霧が発覚してから解決する」という方向になっている。
全体的に既に手遅れになっている案件も多く、以前に比べて活動が活発ではなくなった。
(支部自体、本部崩壊後もいくつか残っていたが、結局そういったことから解散している支部も多い)

(6)当KPの扱っている支部で残っているのは?

現在残っているのは日本の「再郷(さいごう)町」にある支部「飛燕孤児院」とアメリカの「シープクレスト」の支部「便利屋ブルーフェザー」のみ。

過去登場したことのある「燕章町」の支部「旅館エンフィールド」は「事件」の一件で隊員及び一般人を巻き込めないと判断し、解散した。
その他の支部も同様の理由で解散しているか、本部と同時刻に襲撃を受け崩壊している。

(7)PC達と関わり深いNPC達の現在は?

「アーサー」はペルソナを失った後、恋人と共に過ごしている。
今でもS.A.I関係者とは連絡を取り合うようにはしているが、本人のペルソナ能力が失っているため、前線に出ることは稀。

「夏季・アトレー」はアメリカの支部「便利屋ブルーフェザー」で今もS.A.Iとして活動している。
自身にペルソナが戻ったこともあり、時折前線にも出ることがある。
また「白耶・フォード」もアメリカへ行き、フォード家と共に過ごしている。
現在はS.A.Iに所属せず、アメリカでの生活ができるように英語などを学んでいる最中。

「御門 珠」「白亜」「レス」など、未成年者は日本の「再郷町」の支部「飛燕孤児院」にお世話になっている。
年長者の珠を筆頭に楽しく過ごしているが、相変わらず「御門 悠」の行方を心配している。

「アルメス」は「想永町」を取り戻すため、その近くに拠点を構えて今も戦っている。
時折、S.A.Iの協力も得ながら町の中へ突入しているが、まだ解決には至っていない。

「赤熊 勇次」は「事件」後、アーサーのアドバイスで支部「飛燕孤児院」のお世話になっている。
孤児院の相手をしながら、今もなお現役ペルソナ使いとして活動している。
また、同様に「シン・フォード」も支部「便利屋ブルーフェザー」に務めている。が、相変わらず命令はあまり聞かない。

「燕章町」の支部「旅館エンフィールド」関係者は新たな生活を始めている。
S.A.Iに対して協力的ではあるが、極力自分から関わるようなことはしないように決めている。

「御門 悠」は「事件」の最中、自身の目的のためにベルベットルームの主「キタロー」から「タナトス」を奪うという暴挙に出ていた。
彼が現在潜む「影の地」に迷い込んだPC達によって防がれ、「エリザ」によってトドメを刺されかけたが、かろうじて逃亡。
今もなお「影の地」に潜伏し、目的のために動いている。

「ジノ」などのショップ「ダークソウル」は「想永町」からすでに退去しており、今は居場所も不明。

「キタロー」は前述のように「御門 悠」によって「事件」中はベルベットルームが閉ざされていた。
「事件」後はいつもとおりに主として過ごしているが、S.A.I本部がなくなったため、能動的に入る手段はなくなっている。
(従来どおり、夢の中などでしかいけなくなっている。「やはりそれがあるべき姿だ」と判断し、どこにも定着しなくなった)
同様に「エリザ」もベルベットルームの中で過ごすことになり、「事件」後は修練の迷宮及び魔窟を開くこともなくなった。

「テイル・フォード」など、KPのPC達は一部を除き、今も生活している。一部はS.A.Iの活動にもまだ協力している。
「朝霧 一」やS.A.Iの正隊員であった数名は「事件」で死亡が確認されている。
他PLのPC及びNPCは全員避難したか偶然その場に居合わせてなかったため、生存している。
(戦死したことにするかどうかは他PL及びKPに一任)

「楼憐町」にいるペルソナ使い達のほとんどはS.A.Iと関わることをやめて生活している。
特に「朝霧家」は「朝霧 一」の死亡によってバラバラになり、家自体が取り壊されている。
「村雨 怜悧」「岩音 弾」「朝霧 朝希」の仲良し三人組は今も変わらず過ごしている(朝希は怜悧の家で居候中)

(8)システムとしてのS.A.Iについて

更新は止めているものの、セッション自体は現在も可能。使える限りどどんとふサーバーもあるので、開催は自由。
前述のような話を考慮するかどうか(本部壊滅前の話か壊滅後の話か)もお任せ。
何か質問があればツイッターアカウントまでどうぞ。

(9)雑記

「魔王」の正体は「アザトース」の化身。「事件」後、衰弱したところを仮面の魔術師「ロク」によって吸収されている。
また、「魔王」が呼んだ召喚者は全て「原作ありきのキャラクター」で、名前や設定などもそのまま引き継いでいるが、厳密に言えばそのキャラクターそのものではない。
「M.U.G.E.N」という実在?するゲーム?を元にしているため、いわば召喚者は「贋作の贋作」である。
(MUGENについての詳しい内容はグーグル先生へ)
ちなみに登場したのはほとんどが「MUGEN」内でいわゆる「凶〜狂キャラ」として扱われているキャラクターや原作的にも印象に残るボスキャラクターである。
結局出ることはなかったが、出現予定だったのは「サンズ」や「ジェネラル」など、一部の人にはよく伝わるキャラクターばかりだった。

「S.P.R」はシャドウやペルソナを使って世界に革命を起こそうとしていた組織。リーダーは「イーニアス」という男。
「事件」後、一部のメンバーは「S.P.R」から離反し、アメリカの支部「ブルーフェザー」に匿っている。
リーダーである「イーニアス」及び彼に崇拝するメンバー、及びS.A.Iに潜伏していたスパイである「アッシュ」は「事件」の最中に死亡している。

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