PersonaCoC：S.A.I

[プロフィール]
好奇心旺盛で、天真爛漫な性格の少年。
持ち前の行動力を生かし、興味を持ったら『とりあえず見てみる・聞いてみる・調べてみる』という考えである。
ただ考え無しに、と言うことは無く、少なくとも彼が危険だと感じたことに深入りはしないようにしている。
昔から歌うことが大好きで、気分が乗ってきたときは即興で歌っている。
周囲の人からの評判は好評であるが、本人はまだまだだと思っている。
少し前から料理に興味を覚え、毎日練習しているうちに中々の腕前になった。
しかし、始めたての頃に調理中にミスをしてしまい、軽い火傷を負ってしまった。
今はもう傷跡も残っていないが、それ以来彼はいつも簡単な治療器具を持ち歩くようにしている。
また、親の教育の一環として乗馬を習っている。
動物と心を通わせることが得意だったのか、彼の技術はめきめきと上達している。

ある日、ふらふらと街を歩いていると、偶発的に発生した灰の霧に遭遇してしまう。
初めて見るシャドウに興味を持ったが、襲われると命からがら逃げ出した。
しかし追い詰められてしまいあわや、という時にグレイマンが覚醒する。
何とかその場を凌いだ後、S.A.Iの隊員によって救出される。
ベルベットルームにて正しい形で覚醒したところ、グレイマンは3体のペルソナへと姿を変えた。
その後は臨時隊員の1人として、S.A.Iの活動に協力している。

夢の中で、彼は幾人かのペルソナ使いと共に閉じ込められた空間からの脱出を試みた。
一時は、あわや全滅という状況まで追い詰められたが、何とか全員で生還することが出来た。
彼が目を覚ましたとき、『誰と会っていたのか、誰と共に戦ったのか』ということは忘れてしまっていた…。
しかし彼は覚えていないが、今回の戦いを通して彼の中では何かが目覚め、新たに3体のペルソナを召還することが出来るようになっていた。

その後、彼は再び異世界…まるでどこかの城のような場所、へと誘われることとなる。
そこで彼は同級生や以前、共に戦いを潜り抜けたものとともに幻想城の脱出を目指した。
4つの部屋、それぞれの試練を辛くも乗り越え、全員で元の世界へと帰還する。
試練を乗り越えた褒美として、共に過ごしたものとの記憶は残っているが、一部のことはおぼろげに覚えているだけである。
今回の一件で彼はさらに3体の新たなペルソナをその身に宿すことになったが、その内2体は既存のペルソナを更なる高みへと導くための糧とした。

次の任務では、鳴神高校という学校の特別活動部と共同で影の討伐を行った。
彼の他にも4名の臨時隊員もいたが、彼らと特別活動部は手分けをして作業を行った。
しかし…最後に出会った相手は格が違った。
その金髪の男のような影は圧倒的な強さで、彼らのうち2名は瀕死の重症を負った。
『あわや』という状況であったが、特別活動部からの救援もあり、何とか戦闘から離脱することが出来た。
彼は『生き延びることの大切さ』を身をもって経験した。