PersonaCoC：S.A.I

伊庵率いるS.A.I組織が失われてから数ヶ月。
政府による情報操作もあってか、想永町を中心に巻き起こった事件は人々の記憶からも忘れ去られていき、少しずつ忘れ去られていった。
だがシャドウの存在を怪物として認識し、灰の霧を怪奇現象としてネット社会等では囁かれるようになってくる。

一方で、一部のペルソナ使いにも変化が訪れている。
事件を境目に姿形は同じでも能力が違うものに変わり、元々あった力を失っていた。
何故そうなったのか、いくつかの推測は挙げられるも確証が得られずにいる。

それでも、シャドウに対抗できる唯一の力だという点は変わらない。
組織としての力や政府の後ろ盾を失ったS.A.Iだが、まだ戦えることのできるペルソナ使いやまだ扱える設備のある支部を中心に少しずつ活動を始めている。

正隊員は上記のような立ち位置に全て変更されている。非隊員は影響がない。
その他、ベルベットルーム、マッカ関連のショップも世界観的に消失する。
（厳密に言えばベルベットルーム自体は存在するが、従来のように自由な出入りができなくなる）

事件後、ペルソナやシャドウ、灰の霧に関しては政府の情報操作によって限りなく完璧に隠蔽はされている。
ただし、記憶を操作することまではしていないため、話題にすれば「そういえば」ぐらいの感覚。
しかし超常現象のようなものなので、笑い話にされることが多い。
ペルソナ及びシャドウは怪物として、灰の霧は超常現象として扱われ、一部オカルトやネット社会では噂程度に残されている。
（まとめると、一般的ではないものの存在の認識は多少されている）

事件後、ベルベットルームやマッカショップなどに行くための扉は完全に消失している。
そのため、マッカを用いた買い物はおろか、ベルベットルームへいってスキルを調整する、などといった（設定的な行為は）できなくなった。
その影響で後述のPGペルソナ・NGペルソナという差別化されたペルソナが生まれるようになった、と考えられている。
（ベルベットルームがなくなったことでペルソナという概念が変更された、というイメージ）

公式的に用意してあるのはS.A.Iバッジのみ。
またマッカを使わずとも残されていた設備を使うことで作成できた一部アイテムのみ隊員にはセッション毎に支給される。
これらのアイテムはセッション終了後に返却されるため、持ち越し等はできない。
アイテムの詳細は→アイテム一覧（S3）

旧来のS.A.I本部に位置するような、新たな組織が登場。
詳細はこちらのまとめページへ→特異災害対策機動部

シーズン2以前のPCを利用する際はシーズン3のルールを適用しなければならない。その際、シーズン2のルールでの再利用不可。
具体的には後述の内容になるが、簡潔に述べるとこれまでのBPやCOR、SOR、アクセサリーなどは全て失う形になるので注意。
（CORやSOR、アクセサリーなどは手元に戻る扱いになる）
また、シーズン2以前のペルソナを「PGペルソナ」、シーズン3のペルソナを「NGペルソナ」と呼ぶ。
（シーズン2以前から3に適用した場合は「NGペルソナ」になる）
ちなみにPGは前世代、NGは次世代という意味。

マッカやスキルカード、アクセサリーが使用不可能になる。
マッカがなくなるため、今後売買システムもなくなる。
アイテムは存在するが、所持しているものは消失する。

シーズン2から移行する場合も以下の作成に則る

ペルソナの名前、アルカナ、タイプ、属性耐性まではシーズン2と同様。
（ウォーメントはシーズン2で実装したもののほぼ使用感が不明なので無しとさせてください）
レベルとスキル系統の設定は撤廃。スタイルに関しても別物になるため撤廃。
FPとBPは別途追記するので、ステータスの振り分けやdbは後述。スキルも同様。
ペルソナ技能は50%で統一。ダウン耐性はステータスの耐依存（耐の値がそのままダウン耐性）となる。

スタイルチェンジは廃止され、今後はスタイルを新規時に設定し、それによって初期ステータスが変動する。
そのため、ワイルドにも適用することになる。
「パワー」「ディフェンス」「テクニカル」「スピード」「ラッキー」「バランス」の六種類。
概ね全てのスタイルに従来で言う所のFPが200ほど与えられ、それを各スタイルごとに振り分けられる。
（自由に振り分けることはできず、スタイルによってステータスやdbは決められる。dbに関してはステータスが同じでもスタイルによって異なっている）

各スタイルにはHPとMP補正が存在する。これはアルカニストのみに適用される。
新規段階では補正はないが、一回成長する度に補正が入っていく。
この補正はスキル効果（活泉・魔脈）と同じタイミングで適用される。

シーズン3より、BPは初期に300与えられる（ワイルドは200）
このBPを消費し、スキルを習得する形へと変わる。なお、ステータスの強化もスキル習得で行う形になる。
（取得したBPは常に使い切る必要がある）
これに伴い、シーズン2にあった「アドバンス成長」は理論上廃止。
また、セッション終了時に得られるBPは100で統一され、初期BPと合わせて総BPは600までとなる（ワイルドは400）
それ以降はセッションを終えても得られるBPはなくなるため、スキルの習得も不可能になるので注意。
（今後、CORやSORのスキルが習得可能になる可能性はある）

レベル、スキル系統の設定が撤廃するため、全ペルソナが全スキルの習得が可能になる。属性耐性で弱点に設定したスキル系統は習得不可。
（ワイルドタイプのみ、アナライズ系統のスキルは習得できない）
また、シーズン3よりスキル習得には全てBPを消費する必要がある。消費量はスキルのランク*10。
新規作成時でも同様。従来のようにスキル枠に制限はなくなる。
なお、一度習得したスキルはランクアップしない限り失うことがない。

同じスキル系統の習得する際、それより低いランクのスキルを習得していた場合はランクアップでの習得が可能。
すでに「アギ」を覚えている場合に「アギダイン」を覚えようとした時、「アギ」習得時に使ったBPが習得時に差し引かれる。
上記の例で言えば「アギ」は習得にBP10必要で「アギダイン」はBP40必要だが、「アギ」を習得している場合「アギダイン」習得にはBP30で済む。
ただしランクアップで習得した場合、ランク前のスキル（上記の例で言えば「アギ」）が使えなくなるので注意。
なお、このランクアップは「自動効果系統」には適用できない。また、同じランク同士にも適用不可。

アドバンス成長は撤廃するが、ペルソナ合体は可能。
ただし従来と違い、合体に使用したペルソナはどちらも消失し、新しいペルソナを作り出す形になる。
また合体には総BP300になったペルソナが必要になる（どちらも総BP300でなければいけない）
合体時、それぞれのペルソナから任意のスキルを一つずつ新ペルソナで継承可能。
そのスキルを習得した状態で新しいペルソナを作成することになる。
なお、ワイルドは報酬でもらえるBP100は装備中のワイルドのうち、1体まで。

ワイルドタイプのHPとMP補正はいずれかのペルソナの最大HPと最小HP、最大MPと最小MPを足した後、1/2と1/3で計算する。
この時、HPを1/2で計算した場合はMPが1/3となり、MPを1/2で計算した場合はHPが1/3となるので注意。

ワイルドタイプのペルソナは同時に四体までペルソナを扱える。
もし持ってるペルソナが四体未満の場合（具体的に言えばペルソナ合体直後）、ペルソナの卵を空いている枠だけ獲得できる。
その卵を持った状態でセッションに参加すると終了時に孵化し、新たなペルソナを作り出すことが可能になる。
（卵の状態ではセッション終了時のBP報酬は得られない）

バランス調整をするかもしれないが、とりあえずは従来のペルソナのスキル表を用いて習得していく。
ステータスやdbの取り扱いが変わっているため、習得時に要確認。

従来では「db一段階強化」とあれば次のdb値になっていたが（1d6→1d6+1d4のように）
シーズン3では上記の効果は「dbが1d6上昇する」となる（1d4が廃止される）
また、ステータスによるdb変動は廃止。ペルソナのステータスは各種補正に影響するだけになる。

ルールを一新。詳細は→召喚系スキルルール（S3）

リンクがないものはシーズン2のスキルを使用する。
斬撃系統（S3）　打撃系統（S3）　貫通系統（S3）
火炎系統（S3）　疾風系統（S3）
氷結系統（S3）　電撃系統（S3）
破魔系統（S3）　呪殺系統（S3）
万能系統（S3）
回復系統（S3）　補助系統（S3）
バステ系統（S3） 　バステ一覧（S3）
自動効果系統（S3）　アナライズ系統（S3）
変化系統（S3）

一部戦闘ルールが変更となる。
詳細は→戦闘ルール（S3）

コミュニティルールもシーズン3のものを使用する。
詳細は→コミュニティルール（S3）

新版ではなく旧版を使用する。新版だと補正などがだいぶ変わってしまうので対応外。