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『彼女の嫉妬』
『彼女の嫉妬』
ぼくは生まれてこの方、バレンタインデーというものを不思議に思っていた。
なぜチョコレートなんだろう、と。
いや、別にチョコが嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。それはもう板チョコ麦チョコチロル
チョコ、どんなものでもおいしくいただける。
好きなんだけど。
でも今の状況にはちょっとそぐわない。
ぼく、日沖耕介は今、ベッドの上で拘束されている。
万歳の恰好で、両手首をパイプ部分にロープでつながれて、身動きが取れない。
すぐ脇にはぼくの彼女がいて、ベッドの縁に腰掛けながら
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%d8%c8%e0%bd%... - 2011年08月24日更新
彼女の至福
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%d8%c8%e0%bd%... - 2011年08月24日更新
「泊まり?」
学校からの帰り道、一緒にいた彼女の言葉にぼく、日沖耕介は思わず訊き返した。
青川文花はこくりと頷くと、こちらの様子を窺うようにどう?という目を向けてきた。
上目遣いに見つめられてぼくはどきりとする。
青川が言うには今週末、両親が泊まりがけで祖父の家に行くらしい。
青川も一緒に行く予定だったらしいけど、土曜の夜にテレビで格闘技中継があるために
断念したのだそうだ。祖父の家は山奥で、テレビの映りが悪いという。
ぼくは青川の小柄な体を見やる。
百五十センチくらいしかな
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%c8%e0%bd%f7%a4%... - 2011年06月12日更新
矛盾邂逅(前編)
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%c8%e0%bd%f7%a4%... - 2011年06月12日更新
一ノ瀬由樹(いちのせゆき)は二十歳の大学三年生である。
女の子みたいな名前だが男だ。細身で女顔のため、たまに女に間違えられることもある。
出身は神守(かみもり)市で、地元の明宝(めいほう)大学に通っている。今はちょうど就職活動中で、由樹はそのことで悩んでいた。
自分のやりたいこととは何だろう。何が自分に合っているのだろう。
説明会にも何度か行ったが、由樹にはピンとこなかった。
十二月に入っても、由樹の心はあまり晴れなかった。
そんなとき、彼が通う武術道場の師範が言った。
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b7%bd%e2%ee%... - 2011年03月20日更新
『ことりのさえずり』
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%b7%bd%e2%ee%... - 2011年03月20日更新
『ことりのさえずり』
『本番一分前です』
いつものように番組が始まる。
ああ、また色々しゃべらないと。スイッチ入れば別に苦じゃないけど、やっぱり始まる
前の緊張はいつまでも拭えない。
『五秒前。……三、二、一』
でも大丈夫。ラジオの向こうで聴いてくれる『あの人』がいるから。
「こんばんはー! 『ことりのさえずり』パーソナリティーの鈴川ことりです。今夜も
一時間、私のさえずりにお付き合い下さいっ」
◇ ◇ ◇
鈴川ことり。25歳。深夜ラジオのパーソナ
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%d8%a4%b3%a4%... - 2008年09月27日更新
1-393 かおるさとー氏 「彼女の趣味」
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%d8%a4%b3%a4%... - 2008年09月27日更新
『彼女の趣味』
青川文花(あおかわふみか)はぼく、日沖耕介(ひおきこうすけ)にとって、とても気になる娘である。
別に飛び抜けた美人というわけじゃない。目鼻立ちは整っていたけどどこか薄い印象を受けるし、小柄な体は百五十センチくらいしかない。セミロングの綺麗な黒髪がちょっと目をみはる以外はごく普通の女の子だ。
ぼくと彼女の接点はほとんどなかった。同じ高校でクラスが近い(ていうか隣)ためによく見掛ける程度で、お互いに全く無関係のところで日々を過ごしていたのだ。
あの日までは。
ある日曜日の夕
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d393%a1%a1%a4... - 2008年02月29日更新
彼女の不安
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d393%a1%a1%a4... - 2008年02月29日更新
ぼく、日沖耕介(ひおきこうすけ)が青川文花(あおかわふみか)と付き合いだしてから一ヶ月が経った。
小さくて、無口で、地味な印象を受ける彼女だけど、ぼくにとっては一番の彼女だ。
青川の方もぼくを好いてくれているみたいで、この一ヶ月、ぼくは幸福感に満たされていた。
◇ ◇ ◇
今日は日曜日。ぼくは初めて青川の家を訪れていた。
綺麗な煉瓦色の建物は周りの家と比較しても大きかった。
塀の隙間から覗く向こう側には広い庭が見え、玄関の隣には建物と一体になったガレー
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%c8%e0%bd%f7%a4%... - 2008年02月29日更新
後輩サンタとクリスマスと
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緑野純一(みどりのじゅんいち)がその娘に初めて出会ったのは一年前のことである。
イブの夜、彼女もいない彼はバイト帰りの道を寂しく歩いていた。
空には紅い満月が昇っていて、なんとはなしにそれを眺めていた。
そのとき、視界に妙なものが入ってきた。
それは、民家の屋根を次から次へと跳び移っていく人影だった。
始めはいまいち認識できていなかったが、それに気付くと純一はあまりの出来事に固まってしまった。
アニメの忍者じゃあるまいに、そんな芸当のできる人間がいるわけがないと思ってしまったこと
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b8%e5%c7%da%a5%... - 2008年02月29日更新
チョコレートケーキとバレンタインと
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二月十三日。
甘利紗枝が橋本家を訪れたのは夜九時過ぎだった。
橋本風見はとりあえず幼馴染みを中に招き入れようとしたが、紗枝は玄関で立ち止まったまま上がろうとしない。
怪訝な顔で相手を見ると、彼女はいたずらっぽく笑い、
「私ですよ、風見さま」
普段の幼馴染みにはありえない言葉を囁いた。
「なんだ冴恵か」
エプロン精霊の方だった。風見は小さくため息をつく。
「あー、そんなにあからさまにがっかりしないでください」
「ごめん。その恰好だったからわかんなくて」
風見は冴恵の着てい
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幼馴染みとエプロンと
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彼女は小さくて、無口で、愛想も何もないけれど、
制服の上からエプロンを着けたときだけ、ぼくだけの無敵の存在になる。
「ねえ橋本」
昼休み、急に声をかけられてぼくは席に着いたまま振り返った。
「なに?」
見るとすぐ後ろに同じクラスの女子が立っていた。出席番号2番、今口翔子(いまぐちしょうこ)。
「ちょっといいかな」
「?」
「あんたさ、甘利(あまり)と仲いいよね」
急な問いかけだが、ぼくは揺れない。何度か訊かれ続けたことがあるので、もう慣れきっていた。
「まあ、幼馴染みだし
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cd%c4%c6%eb%c0%... - 2008年02月29日更新
縁の切れ目 言霊の約束(完)
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cd%c4%c6%eb%c0%... - 2008年02月29日更新
「……何が?」
「……だから、……その」
言い淀む依子の様子に守は訝しむ。しかし、
「…………え!?」
「察してよすぐに……」
「いや、だって、それって」
守がその意味に気付かなかったのは、そういうこととは無縁なイメージを依子に抱いていたからだ。だからその言葉に、守は驚くしかなかった。
「いや、まあ、その」
「私は、別にいいよ……好き合った人同士なら、普通……だよね?」
「それは……そうだけど、でも」
「しないの?」
「あ、だって、まだ早いかもわからない、ていうか」
「……お姉
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b1%ef%a4%ce%c0%... - 2008年01月20日更新
縁の切れ目 言霊の約束(3)
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依子は話した。姉のことを。守のことを。自分の気持ちのことを。
どちらも大好きで、だからこそ迷っていることを。
かつて依子は守に言った。相手を傷付けることを恐れて中途半端になってしまう、と。
あのとき依子は、理解のためなら踏み込むと明言した。しかし今、果たして同じことを言えるかといったら、言えないかもしれない。
あのときは縁視の力があった。だからあんなことを言えたのだ。だが今は違う。今の自分は裸に等しい。ただの弱い一人の人間だ。
それでもいい。やるべきことは決まっている。依子はそれを包
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縁の切れ目 言霊の約束(2)
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朝食を終え、依子は遠藤宅に向かった。
庭を抜けるとき、昔馴染みのお手伝いさんに出会い、少しだけ話をした。親しげで温かい口ぶりがこちらを受け入れてくれてるようで、嬉しかった。
屋敷から二百メートルほど離れたところにある小さな二階建ての家に依子は向かった。裏の方により大きな道場があるのが特徴的な、遠藤家の敷地だ。
依子は直接道場に行くために、裏門へと回る。
やや低い塀に囲まれた敷地は広いが豪奢ではない。あくまで家と道場を囲むだけの塀と、華美さに欠けた狭い庭は住人の性格を表しているようだ。
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縁の切れ目 言霊の約束(1)
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遠藤守の住むアパートの一室で、依子は呆然と固まっていた。
部屋には三人の人間がいた。依子と、守と、もう一人若い女性の三人が座卓を囲んでいる。
その女性は美しかった。
人形のように整った顔立ち。流水のように滑らかな黒髪。厚手のスーツは凛とした雰囲気を際立たせ、服の間から見える柔肌は雪のように白い。
そして、依子にとてもよく似ていた。
依子は何も考えられず、何も言葉が出なかった。色々なことが急に起こりすぎて、頭が混乱していた。
一度だけ小さく深呼吸をする。簡単に落ち着けるものではな
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縁の滅 揺蕩う少女(後編)
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自分よりも大きな少女が公園から出ていくのを見送りながら、美春は自身の魂が弱まっているのを自覚した。
彼女はここ最近、ろくに『食事』を摂っていないのだ。
このままでは長くは持たない。どこか『食事』の摂れる場所を探さなくては。美春は背後に思念を飛ばした。
あきら。
名を呼ぶと、小さな返事が返ってきた。が、それは周囲の大気を微塵も震わせない。
美春にだけ聞こえる、声なき声。
美春に付随する唯一の存在。彼女を守護し、彼女が保護する浮遊霊、明良。美春はそれに話しかける。
(ここでいいの?
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縁の滅 揺蕩う少女(前編)
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十一月。
霜月の空気は肌寒く、季節はあと一歩で冬に辿り着くところまで来ていた。
街は徐々に様変わりを始め、人々の服装も厚みと枚数を増している。商店街では一ヶ月先のクリスマスに向けて装いを改め、駅前にはイルミネーションの鮮やかなツリーが立てられた。
依子はそんな駅前のオープンカフェで、注文の品を待ちながら、人の波を眺めていた。
土曜日の午後。人の数はなかなかに多い。平日でも休日でも、賑わいは常にあった。
房総半島の一隅にある街、神守市。
百万都市にはまったく届かないが、交通のアクセ
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言霊の力 神守の当主(後編)
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『言霊』とは一般的に言葉に宿る霊力のことを指す。神守でもそれは同じだが、依澄の言う言霊とは、もう少し狭い意味合いを持つ。
依澄の放つ言霊は、自身の感情を乗せることが出来るのだ。
普通の人間にもある程度それは出来るが、彼女の言霊は桁違いだ。なぜなら、相手の心に直接自分の感情を侵蝕させるほどの力を持つからだ。
──わかりやすく言うと、『強制的に相手を従わせる』といったところだろうか。
圧倒的な霊力を乗せて感情をぶつける。すると相手はその感情にあてられて、自らを保てなくなる。
狂おしく愛せば相手は自分
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b8%c0%ce%ee%a4%... - 2008年01月20日更新
言霊の力 神守の当主(前編)
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秋も深まる十月十日。
遠藤守はアパートの自室で眠っていた。
もう正午過ぎである。しかし青年はベッドの上で、うつ伏せのまま身じろぎ一つしない。
ほとんど死人のような様だが、これには彼なりの理由があった。
学校の課題を幾つか溜め込んでいたため、守は一昨日から昨日にかけて徹夜で片付けていたのだ。
提出したのが昨日の夕方。そのあと友人に無理やり合コンに付き合わされ、帰ってきたのが今朝の六時。守は疲労に満ちた体を柔らかい寝台に預けると、一分で眠りの園へと旅立った。
で、今に至る。
自業自得は世の常。こ
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b8%c0%ce%ee%a4%... - 2008年01月20日更新
1-527 かおるさとー氏「縁の傷 沈黙の想い」2
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『振り回してしまってごめんなさい』
静梨がメモ帳を広げて頭を下げた。
「静梨ちゃんが楽しかったならぼくは満足だから、そんなに謝らないでよ」
「……」
申し訳なさそうに小さくなる静梨。
そういう態度はやめてほしかった。静梨の笑顔を見たいのだから、そんな顔はしないでほしい。
それに、今から聞かなければならないこともある。
「ねえ、静梨ちゃん」
呼び掛けに顔を上げる。
訊きたいことがある、と言うと、小首を傾げた。
「森嶋君という子、知ってるよね」
静梨の顔が、心なしか強張ったような気がした
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隠し事(後編)
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舞台の上手側の袖に都古の姿はなかった。
ただ、奥の階段から小さくすすり泣く声が聞こえてきた。階段は舞台真下に当たる地下の用具倉庫に繋がっている。
「藤村ぁー」
声量を抑えて呼び掛けたつもりが予想以上に響き、壮は声を押し殺した。
地下倉庫に下りると、充満する埃に出迎えられた。日陰の冷たい空気に少し体が震える。
横に付いていた電気のスイッチを押す。一つきりの電球が真っ暗な空間を明るく照らした。
隅の安全マットの上で、小さな体が縮こまっていた。
体育座りで顔を両膝に埋めている。小さくすんすんと泣く
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隠し事(前編)
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梶谷壮(かじやそう)が藤村都古(ふじむらみやこ)に初めて会ったのは九月の末だった。
まだまだ日射しの強い放課後の屋上。
「えーと……」
壮は多少弱まった西日を横に、一人の少女と相対していた。
小さな少女である。壮よりも三十センチは小さい。短い髪を小さくまとめ、心なしかうつむいている。スリッパの色は藍色なので、一年生ということになる。一つ下だ。
ここに来たのはクラスメイトに呼ばれたからである。しかしいざ来てみれば、この縮こまった下級生がいるだけで、他に人影はない。
(ヨシの奴……)
壮は困惑
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