ダイエットのための基礎知識、応用知識。正しい知識で健康的にダイエットしましょう。

体内で余ったエネルギーは中性脂肪に変えられ、貯蔵されていきますが、そのままの形で貯蔵されるわけではありません。合成された中性脂肪は「脂肪細胞」と呼ばれる細胞の中に貯蔵されるのです。脂肪細胞は一般的に成人で250〜300億個あるといわれており、全身に分布しています。

この脂肪細胞はいわば中性脂肪の倉庫みたいなもので、貯蔵する中性脂肪が増えて脂肪細胞に入りきらなくなると、脂肪細胞は分裂して新たな脂肪細胞を作り出します。この状態が進んだものが肥満というわけです。 逆に貯蔵する中性脂肪が減少しエネルギーとして使われていくと、脂肪細胞の数も減っていきます。

脂肪細胞に活力があるうちは分裂を繰り返しますが、肥満がかなり進行してしまうと脂肪細胞に分裂する力がなくなり、今度は脂肪細胞自体が膨らんで肥大化するようになります。このような状態になってしまうと、元の状態に戻るのが難しくなってしまいます。ですから、肥満が進行してからダイエットするのではなく、肥満になる前に予防することが大切なのです。

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