パニグレ用語百科事典とは 
パニグレ（パニシング：グレイレイヴン）に関する用語をまとめたページです。
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- パニグレのゲーム内（ストーリーやスチルなど）で判明している事実
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編集箇所履歴
【8/18】
・「コンステリア」の項目を追加
目次
あ行
あ
アーティスト
→アンソニー
→スプレーマシン
アーノルド
黄金時代の繁栄と実態をその目で見た生き証人の一人。
外伝旧聞4章「響鳴のアリア - 幽魂の戦場」に登場。
詳細（ネタバレあり）
カグウィルとの戦闘によって負傷し一時撤退を余儀なくされたバンジが、撤退の道中で倒れかけたところを救助した人物。所持する武器はライフル。
無人区とされていた場所に住んでおり、地下の退避施設で何十年もの間暮らしてきたという。そのため外界を全く知らず、「構造体」という存在をバンジを見て初めて知ることになった。
出会った当初はバンジに警戒心を抱いていたが、機械の体を持ちながらも人間のように振舞う姿を見て、次第に心を許していく。
バンジの機体が負っていた酷い損傷を修理する際も、『出会った人間を見捨てるわけにはいかない』と義理堅い一面を見せた。
メンテナンスの間、アーノルドは黄金時代の裏に存在した虚栄と腐敗を仄めかした。
彼自身は無関心を嫌い、また他人の無関心な様を見るのを嫌った。彼は「相棒」と彼が呼称する古いボール型ロボットと共に、世間からひとり隔絶した。
食糧は専ら缶詰であり、長期に渡って保存された缶詰を開けては一人で食べた。昔は医者だったようで改造手術の心得があり、自身の体もその心得で改造して生き延びてきた。
しかしそれでも体は衰え、作業の途中に吐血してしまうほど病に侵されているようだった。
そんな彼がバンジに見せてもらった「外の世界」では、自身とは異なり希望をつかむべく奮闘する構造体の姿が映し出されていた。
長いメンテナンスを終えると、アーノルドはボール型ロボットに残された最後のエネルギーをバンジに転送し、援護を待つ仲間の元に急ぐようにと外に送り出した。
アーノルド自身は世間の腐敗に耐え兼ね、黄金時代という虚栄を否定する人間として生きてきた。軍に所属していた古き知人、ハンスとも決別をした。
だが、もうその時代は存在しない。もし新たな時代を構造体が築く未来があるのなら、彼らに未来を託してもいいのかもしれないと、彼はそう思ったようだ。
バンジが任務を終えアーノルドのもとに戻ってきた時には姿を消しており、ニシンの缶詰と、アーノルドからのメッセージだけが残されていた。
あばよ、新時代の「人間」
これは俺の個人的な感想だが
君らは、俺が黄金時代の各都市で見てきたどの人間よりも人間らしかった
彼らが持っていなかった情熱と、いきいきと躍動する心を持っている
俺のような旧時代の人間なんて気にするな
旧時代のやつらは時代とともに風の中に消え、土に埋められるべきだ
過去の我々人間は冷たく、弱くて脆かった。全部足しても君らの十分の一にも及ばないだろう
今の君たちが一番の真実の存在なんだ
宇宙に行くか、自分のために地球を取り戻すか、どっちでもいいさ
構造体たちの時代を切り開く時だ
そこの缶詰はこの旧時代をさまよえる魂からの小さな祝福だ。人生でたまには、いつもと違うことを体験してみるのもオススメだぜ
ははは、じゃあな、ヒヨッコ
バンジはその缶詰を受け取り、完全に沈黙したボール型ロボットに別れを告げた。
彼の整備キャビンで異臭すら放つ缶詰は、バンジの中に、まさに忘れがたい記憶として残り続けている。
アイラ
→
アイラ・極彩
中：艾拉 英：Ayla
世界政府芸術協会における考古小隊の隊員。
機種番号BPF‐22。武器種は大鎌。
アイリス
とある人物のペンネーム。
詳細（セレーナ・嵐音の記憶の断片のネタバレあり）
そのとある人物とは、そのままセレーナである。
彼女が構造体となる以前、まだ地球での惨状を知らず「傲慢」さえ理解していなかった頃に使用していたもの。
地球よりかは断然に狭い空中庭園の中で、通信という手段を取らずにあえて手紙というレトロな方法を用いて相手とやり取りすることをセレーナ自身が望み、実行に移していた。
かくしてその手紙は現在のグレイレイヴン指揮官のもとに届き、二人は文通友達として顔も知らないままに手紙をやり取りする仲になった。
二人の間を無情な現実が引き裂くまでは。
赤潮
→パニシング赤潮
アシモフ
→
アシモフ
科学理事会における最高技師であり責任者。
肩書きは「空中庭園 科学理事会 最高級 技術官」。
空中庭園の科学技術分野に関する業務を管理し、時に自らが直接指示をすることもある。
第12章の途中で流れるアニメーションでは彼の声を聞くことができる。
サンドワールプール解放時のセリフより、彼は空中庭園生まれのいわゆる「ニューエイジ」に分類される人であることが判明している。
アジール号
アディレ商業連盟の活動拠点。「走る城塞」とも称される。
荒廃した地球で永久に走り続ける列車として『永久列車』の名を冠している。
駆動エネルギーはヘリウム3であり、空中庭園と正式な協力関係を結んだ後には、庭園に対してヘリウム3の定期供給を要求している。
亜人型構造体
詳細
「亜人型」とは「人の亜種」を指し、ヒトの形に似ているが別種であることを意味する。
パニグレ世界における亜人型構造体の先駆けは恐らく北極航路連合であり、ロゼッタを始めとした人馬型機体を持つ守林人は全員が亜人型構造体に該当する。
構造体における亜人型の定義を考察すると以下になる。
- 頭部・胴体・腕2本・脚2本を持ち、かつ直立二足歩行をするという、ヒトとしての基本形をなしていない（インブルリア、守林人）
- 元の人間の姿から大きくかけ離れ、機械パーツの主張が激しい外観である（同上）
- 形態変化が可能（ブードゥー）
なお、機械アームとして機体に付属している場合は、外部接続という形をとっているため亜人型には該当しない（ソフィア、八咫）。
また、本来バイオニックスキンで覆われている必要のある場所がむき出しになっている等（バンビナータ）、意識海の安定さがやや危惧される場合でも、人型を成していれば通常の構造体と認定される。
亜人型構造体自体の特性・特徴は以下。
- 亜人型構造体になれるのは女性のみ
- 男性が亜人型構造体になると、例外なく全員が発狂して死亡してしまう
- 亜人型構造体は「意識欠陥」という症状が発生する可能性が高く、それに該当する症状に「人格解離現象」が存在する
- ブードゥーがこれを発症。狂気的な人格と冷静な人格を持ち、それぞれが意識を持っている模様
- 亜人になるデメリットの代わりに亜人型らしい強大な出力が可能になり、攻撃性能が高くなる
アディレ商業連盟
詳細
中東で興ったアディレ商業連盟は、永久列車アジール号をその拠点とする勢力である。
「走る城塞」と称されるアジール号は、長い年月をかけて独自の列車文化を形成しながら、今も走り続けている。
君主制を戴く組織であり、ユーラシア大陸全土をカバーする商業交易が主産業である。大陸の各勢力とも一定の繋がりを持つ。
利益至上主義は一貫しているものの、組織内部は決して一枚岩ではない。
現在の君主は4代目 アディレ・ジャミラ・エミール。
ロード画面：『アディレ商業連盟』より引用
第10章『永久列車』において重要な存在。彼女らは自分たちの列車に降り注いだ異重合コアの残骸をどうするつもりなのか。
アトラクトサンダー
アトランティス
関連：オメガファイル 零点エネルギーリアクター ラストリアス ラミア
真空零点エネルギーリアクターの一つ。
詳細(本編第15章のネタバレあり)
他の真空零点エネルギーリアクターと同じく世界政府によって厳重に管理されていたリアクターは、地球上での座標をコードとして残したのみで、今までは緯度と高度のみしか判明していなかった。しかし黒野幹部のグリースが、パニシング発生数年前に残されたとされる最高機密文書を見つけ出したことで事態は急速に進展し、ついにアトランティスの場所が大西洋に存在することが割り出された。
そう、このリアクターは海上に建設された巨大な海上都市だったのだ。
黒野の首席拘束をヴィラが救い出したのち向かったこの場所は、上空から見るとメインシティと六つの灰色の棟に分かれていた。上陸した直後に覚えた違和感は「綺麗すぎる」という点であり、パニシング発生から年数が経過した後とは思えないほどだった。なぜこれほどまでの高度な施設でありながら最近まで侵蝕された様子が無かったのか、はたまた見つかることがなかったのか。そしてこの研究所に死体一つない理由とは
アトランティスには様々なストーリーが隠されていた。
概要
アトランティスは、前述した通りの真空零点エネルギーリアクターだ。というもののパニシングを発生させた初号機ではなく、いくつかあるうちの一つに過ぎない。
海上に存在するため大陸とは断絶された構造物であり、定期的に大陸からの補給船を介して物資を受け取る。しかしエネルギーリアクターは一歩間違えれば壮絶な所有権争いになりかねない代物でもあったため、アトランティス周辺及びそれ自体に多重の科学技術を用いて秘匿されており、その姿が一般大衆の目にさらされることは無い。また付近の領海が漁期となるとアトランティスは「潜行日」となり、長い時で一カ月の間海の下へ姿をくらます。
そして研究所で働く者もまた、厳重な監視と精査のもと集められた選りすぐりの研究員だ。研究所内での失敗は許されず、また離職する場合は秘密漏洩を防ぐべくその後の余生を監視と共に過ごすことになる。
零点エネルギーに関する実験は幾年にも渡って続き、この果てには人類が今までのエネルギーに変わる新たなエネルギーを掌握することが期待されていた。
研究主任の日記
ある時、この研究所に新たな研究主任が着任した。その人間の名をラストリアスといい、研究以外に一切の時間を割こうとはしない冷徹な女性だった。
それからしばらく経ち、ある潜行期間中に“他のリアクターからパニシング爆発が起きた”との通信が突如送られてきた。
詳細不明、パニシングとは人類はおろか高度な設備であればあるほど侵蝕率の高くなるウイルスであるとしか情報は無い。やがて大陸との通信も途絶え、アトランティスは全世界の情勢が分からぬまま本当の孤島と化した。
そこでラストリアスは研究所の方針を転換し、このアトランティスが侵蝕されることを防ぎ、なおかつパニシング発生のメカニズムを解明するため第一リアクターの再現実験を開始することを宣言する。
そうして、上層部からの指示が無くなり自分たちの独断で行動するにあたっての自信を持つため、彼女は自ら日記(と称した録画)を残すようになった。
滅亡へのカウントダウン
孤島となったからには、この先の物資、特に研究員に対する食糧供給が最大の問題となった。
もともと頻繁に補給船との連絡をしなかった分、食料は多めに見積もって備蓄をかかさなかったようだが、それでもこの先底がつくのは時間の問題だ。再現実験は21ヵ月かかる見込みだったが、その期間中全ての人員に食料を配る前提で試算すると15ヵ月しかもたなかった。そこでラストリアスが提案したのは、最も合理的で残酷な判断 人員の削減だ。
研究所内の各部門を実験への貢献度によって振り分け、日数経過で食料供給を絶っていくのだ。犠牲となった者は、アトランティスに死体処理施設が無いことから水葬される。
実験の経過とともに研究所内の人間は少しずついなくなり、実験の成果が出ることと最後の一人にラストリアスが残されること、その秒読みの段階が迫っていた。
静かな最期
タイムリミットになり結論を出した実験の結果は、当時においては失敗も同然のものだった。
第一リアクターの再現はパニシング発生時の物理反応は観測できたものの、物質そのものの観測には至らなかった。 というより、一瞬発生したそれを「何か」が吸収してしまい、完全な顕現を見ることは叶わなかったのだ。
ラストリアスは悔やんだ。あと二年あれば全ての解明に至ったかもしれない、だが食料は先ほど食べたビスケットが最後であり、他の者が先に旅立ったようにやがて自身も死に至る……。
この孤島で実験の顛末を伝える人間は既にいなかった。だが、ラストリアスはこの不可解な「何か」に関するデータ：オメガファイルを資料に残した。そしていつか来たる孤島の発見者に全てを託し、永遠に口を閉ざしたのだった。
アナ
関連：ロイド
「ロイド」が過去に行動を共にした女性構造体。
詳細（ヴィラ・緋耀の断章のネタバレを含む）
ヴィラが出会ったロイドの前の「ロイド」が、任務中ガブリエルに妨害を受けた際に守り抜こうとした存在。
強大な敵を前に「ロイド」はアナを先に撤退させようと試みたが、彼女は『満身創痍の体では、この敵から逃げ切ることはできない』と考え、逆にロイドに対して逃げるよう伝えた。その代わりに自身が意識伝送をすれば、結果的には二人ともが無事に空中庭園へ帰還できると思ったのだ。アナは「ロイド」が意識伝送からの生還者であることをよく理解していたため、アナにはそれができないことを知らなかった。 “意識伝送”などという代物は実際には存在しないことなど、「ロイド」の口から真実を告げることはできなかったのだった。なぜなら、それは兵士にとっての最後の「救い」を残すために貫き通さなけらばならない、空中庭園の嘘であったから……。
「ロイド」は、見せかけの意識伝送をして永遠に意識を失ってしまったアナのことをとても後悔した。そうして彼自身もガブリエルによって胸を貫かれ、悲痛な思いを抱えたまま次の「ロイド」へ思いを馳せた。
自分は英雄になれなかった。
だが、いつかの遠い「ロイド」であればそんな偽物の英雄譚などを追いかけずに、こんな隠された物語があったことを伝えてくれるかもしれない と。
アニー
オブリビオンの別キャンプ地に住まう子供の一人。
「オブリビオン訓練兵K-107｣チーム1のメンバーで、一兵士として簡単な内部任務も行っている様子。
アニュラスホログラフィ劇場
空中庭園内に存在する劇場の名前。
ビアンカ・真理の信頼度ストーリーに登場。
上映中の映画（ジャンル別）
- ホラー映画
- ラブロマンス
- 君の逆元装置を食べたい
- 英雄ドミニクと魅惑の構造体セイレーン2：ホログラフィリマスター版
- 真空チャンバーの約束4：ふたつの魂
こららの映画はVRゴーグルを使用して視聴するようで、上映タイトルに間違いがないかを瞬きの有無で確認するなど、細やかな場所にも最先端の技術が使用されていることがうかがえる。
アレン
→
アレン
世界政府芸術協会の責任者。空中庭園議会の議員でもある。
本編第10章『黒星失墜』で初登場し、考古小隊のアイラを国際宇宙ステーションに派遣するなど空中庭園の任務にも関与している。文字通り芸術に関して並々ならぬ意思を持っているようで、その保存や発掘、新たなる芸術の開拓者の育成に尽力している模様。
アシモフから補機制作の依頼を受け、科学理事会との共同プロジェクトを実現させた。
アルカディア計画／作戦
人類が活動する本拠地を地球から空中庭園へ移転する際の撤退作戦。
詳細
地表から「空中庭園」に向けて維持装置や食料品などを搬送した、事実上の地球からの撤退作戦。実際には「重要人物」と彼らの私有財産を安全な場所に退避させるための作戦だったとも言われる。全部で6回の大規模な撤退が行われた。
公式サイト：ストーリー 免疫時代『「アルカディア」計画』より引用
アルカディアの門
闇蝕
→
リーフ・闇蝕
資料
No.001
「そ、そんな風に見つめないでください……」
グレイレイヴンのメンバー。補助型。分析と修復を得意としており、後方支援を担当している。性格は照れ屋で人見知り。もともと戦闘は得意でなかったが、グレイレイヴンが戦力不足であったため前線に参加した。足を引っ張らないように日々戦闘能力の向上を目指している。
No.002
「頑張ります！」
優しく純粋な一面を持つリーフは自分の能力で皆を助け、幸せにしたいと望んでいる。素晴らしい仲間達に出会えたことは本当に幸運であったと思っているようだ。
No.003
純粋な性格がゆえに騙されやすく傷つきやすい上に、忍耐力と献身的な精神が原因で危険な局面に陥ることも多い。グレイレイヴンと指揮官の存在により彼女の純粋さは維持されている。
No.004
「カレニーナ！ ひとりで進んではいけません！」
指揮官に対する依存、動揺、別離、約束、そして帰還を経て、小さな女の子から皆と並んで戦う兵士となった。暴走したカレニーナに対しても慌てず、理知的なアドバイスをするまでに成長した。
No.005
人間の頃のリーフは医学研究センター幹部の娘だった。自発的に家族の代わりに兵役義務を負い、前線の医療官として活躍した。他者を救うため生死の境を彷徨い、そのまま構造体に改造された。
No.006
指揮官の指導の下、様々な特訓を行い苦手な戦闘に立ち向かった。今のリーフは、もう一人前だ。
秘話
闇蝕の秘密1
実は面倒を見られることが好きではない
闇蝕の秘密2
グレイレイヴンへ配属される前からルシアの名前を知っていた。彼女のことを敬い慕っている
闇蝕の秘密3
リーが方向音痴で、単独行動すると迷子になることを知っている
闇蝕の秘密4
レーダーで特別な目標をサーチした時、マーカーポイントに可愛い名前をつける
闇蝕の秘密5
厚着な服装スタイルはルシアの真似である
闇蝕の秘密6
2時間も道に迷っていたリーのことを監視していた経験がある。オドオドと何もできずに見守りながら、彼が正しいルートに戻ったことを見届けてホッと一息
闇蝕の秘密7
他の小隊と交渉を行うと、いつも有利な結果を持ち帰ってくる
闇蝕の秘密8
リーフのメンテナンスポッドはルシアの左にある
闇蝕の秘密9
自分の逆元装置は目立ちすぎると嫌悪していたが、ルシアに防護性を褒められてからは印象が変わった
闇蝕の秘密10
たまにホバーシュートを失速させて地面に落としてしまうことがあり、こっそり拾っている
闇蝕の秘密11
たまにリーとルシアに他の武器の使い方を教えてもらっている。過去にスピアと剣を組み合わせた戦い方を提案したことがある
闇蝕の秘密12
指揮官の三度の食事に気を配り、栄養バランスに細心の注意を払っている
暗属性
→闇属性
空中庭園(運営)の表記ゆれの一つ。意味は同じ。
アンソニー
スプレーマシン「アーティスト」の本来の名前。
本編第一章(N/H)の内容を含む
アンソニーは遠い昔、年老いた画家の助手として働くロボットだった。
寿命の近い画家の最後の作品を完成させた後、二人は以下のような会話をした。
年老いた画家：私の命はもうすぐ尽きる。もう描く必要はないよ。
アンソニー ：モウ……必要ハナイ…。デハ……私モ…必要ナイ……？
年老いた画家：いや、君の道は今まさに始まったばかりだ。私は今まで君の意識を介して作品を創っていた。これからは君の意思で創作をしていいんだよ。
アンソニー ：私ノ……意思……。デハ……私ノ作品ヲ…認メテクレル？
年老いた画家：いや、今の私ではまだ君の作品を理解できないようだ。
アンソニー ：ワ、私ガ……ロボット…ダカラ？
年老いた画家：そうかもしれんし、そうではないかもしれん。それでも創作を続けてほしいと思っている。君はこんなにも創作を楽しんでいる。きっと君を理解し、楽しみを分かち合える人に出会える。
年老いた画家：いつかそんな人が現れたら、必ず大事にするんだ。がっかりさせたりするんじゃないぞ……。それじゃあ、私はもう休む。
そして画家の死後、アンソニーは主人を失いバイヤーの元へ。
バイヤー ：くそ、「ロボット芸術家」で一儲けしようと思ってたのによ。パニシングのせいで、どいつもこいつも機械を怖がってやがる！ 今となってはこんな落書きに一文の価値もねえ！ 全部紙屑だ！
アンソニー：……
バイヤー ：お前は精々がそこらの工具の値段か…いや、やっぱ助手を探してる画家に売りつけてやろう。
バイヤー ：人間の芸術家の意思の実現。それがお前の使命だ。
本編シークレット第一章では、ここまでがスプレーマシンのメモリーチップ解析の結果となっている。
バイヤーが売りつけた先でアンソニーがどのような体験をし、その結果なぜ「アーティスト」に変貌してしまったのかは謎のままだ。
アーティストはグレイレイヴンによってとどめを刺され、言葉を残して機械の残骸へと成り果てた。
機械を黎明へ導くのは…人間でも、昇格ネットワークでもない……私たち自身……
アンチスワンフィールド
暗力［物質］
カムイ・暗力が持つ、詳細不明のエネルギー物質。
詳細（第8章、カムの断章のネタバレあり）
第8章にて、カムイがロランによって侵蝕された際に、パニシングが突然変異し出来たとされるもの。
もともとカムイとは、過去の実験によって侵蝕されたカムを構造体化するにあたって作成された虚偽の人格であり、侵蝕を抑えるために意識海にカムが封じられた結果存在する構造体であった。それがパニシングの侵蝕によって呼び起され、もともと（既に侵蝕済みという意味で）パニシングに耐性のあるカムの特性が顕現したことにより、暗力というカムイ独自のエネルギーを獲得したものと予想される。
本編では「暗力とは何か？」という説明がないことに加え、第8章のその後が掘り下げられないまま闇に葬り去られたため、詳細は分からずじまいとなってしまっている。
暗力［機体］
→
カムイ・暗力
カムイが所持する機体の一つで、本編ではほぼ使用されたことの無いSクラス機体。
初期から実装されており、「Sクラス構造体選択パック」のラインナップメンバー。
詳細（第8章のネタバレあり）
カムイが暗力と融合したことによって生まれた新機体。
カムイ・重力と
カム・狂犬がかけ合わさったように、物理と闇属性で半々となっている。
見た目や極開放のアイコンもほとんど変わらないが、性格は明るさ一点張りの重力から大幅に変化している。また（CVは同じだが）声も若干暗めのトーンとなり、カムイの良さでもあった能天気さが消えた。捉え方としてはカムに似たと考えた方がいいのかもしれない。本人は以前の自分自身とカムと、一体どれが本当の自分なのか悩んでいるようで、またこのことに関して指揮官を不安にさせたことをひどく気にしている。
自身に隠された過去と、「カムイ」として過ごした日々について考える分岐点となっている機体である。
資料
No.001
暗力により変貌した機体。
重厚な装甲は防御力を上昇させるだけでなく、体内の危険な力を抑制するために存在する。
No.002
重力と暗力、ふたつの力を切替えて異なる攻撃モードに変化できる。
No.003
暗力を利用すると高威力の攻撃を打ち出せるが、身体が耐えきれなくなるため長時間の使用は推奨しない。
No.004
暗力と融合した力は密かにカムイ自身を強化し、変化を生み出し続けている。
No.005
カムの存在、本当のカムイ、そしてカムイの意識の源。カムイに関する謎は全てが明らかとなった訳ではない。
No.006
カムイはカムと二人で、指揮官は結局どちらの人格のことを大事に見てくれているのか、討論していることがある。
秘話
暗力の秘密1
魚を捕るために池に飛び込んだことがある
暗力の秘密2
自分の変化について、実は少し気にしている
暗力の秘密3
リーも指揮官も相棒だと思っている
暗力の秘密4
なぜかわからないが、いつも奇跡的にリーの地雷を踏む
暗力の秘密5
「大」から始まる言葉はいい言葉であると思っている。例えば「大家族」
暗力の秘密6
隊の仲間をとても大事にする
暗力の秘密7
嘘をつくのが苦手。わかりやすい意識海の波動を起こしてしまうから
暗力の秘密8
自分はカムイなのかカムなのかを本気で悩んでいた時がある
暗力の秘密9
新機体の循環液の色は、暗力の融合反応により変化している
暗力の秘密10
自分の記憶モジュールは損傷している可能性があると疑っていたが、今は忘れてしまっている
暗力の秘密11
休憩する時は地面に大剣を突き差して、それにもたれる
暗力の秘密12
バンジとの賭けに負けてメンテナンスカプセルの使用権をとられて以来、グレイレイヴンの基地のものを拝借している
い
イオン収束砲
医学研究センター
リーフの父が幹部を務める、人類医学を研究する施設。
名前のみの登場で詳細は明らかになっていない。
異合植物
異合生物の特徴を持ち植物型に擬態した構成物のこと。
命名はハリー・ジョー指揮官で、正式名称ではない。
異合生物
関連：パニシング赤潮
詳細
異合生物はパニシングの赤潮から生まれた個体。
生態環境における地球上の生物の進化過程を模倣したパニシングの一形態である。
その具体的な進化過程は解明できておらず、地球上の生物と同じ生理現象を有しているのかすら判明していない。
生物化の傾向に至る理由も不明である。
唯一確認できた事実は、自我を生成する機能を備えている可能性があること。自己意識が芽生える潜在能力を持つようだ。
ロード画面：『異合生物』より引用
意識・意識チップ
人類の文明における先人たちの戦術データのこと。
詳細
戦術補助プログラムを介して構造体に意識チップを装備すると、戦術プラン、すなわちその構造体の戦術特化方面を決めることが可能になり、多種多様な戦局に対応することができるようになる。これはいわずもがな装備のセット効果のことであり、意識チップは構造体の戦力強化にとても重要なものである。
この技術は免疫時代末期から研究が始まった核心技術であり、地球に設置された初期の戦術ターミナルには意識チップのローデータが残されている。意識救出作戦ではこのデータを回収することが主目的となる。
意識海
関連：意識体
構造体の持つ意識体が存在している空間のこと。
詳細
ストーリー中ではこの意識海の中に潜入する場面が多くあり、構造体にある真の「想い」を追憶しつつ助け出す流れになる。意識海とあるので足元の無い水中を彷彿とさせるが、ゲームステージ上だとそのようなものではなく、しっかりと足場があり道が作られている。前後不覚に陥りそうになるのは変わらないものの、奥へ進もうとするとそれを拒むように侵蝕体が現れるので、「想い」に近づいているという確証は安易に得られるのだろう。ここが完全に汚染されると人間の部分は失われ、他の機械体と同じようにただ人類に対しての破壊衝動を抱くだけのものに成り果ててしまう。あるいは意識海が沸騰し、機体も含めて耐えられなくなれば内部破壊が起こる可能性もある。
意識救出作戦
初心者の悪夢、弓と槍の総攻撃、第一の難関…。そんな記憶が多くの指揮官にインプットされているが、本来はれっきとした外部ストーリーの一種。
グレイレイヴンに任された機密任務完了までを追う。
詳細(ネタバレ注意)
構造体の戦力を強化するにあたり、重要な要素となる意識チップ。しかしある時に昇格者からの妨害を受け、意識チップがパニシングの脅威にさらされる事態に陥ってしまう。そこでグレイレイヴンは地上の戦術ターミナルを起動し未侵蝕のデータ回収を遂行、意識チップの回復を図ることとなった。なお、肝心の戦闘パートは意識救出にあたって邪魔な侵蝕体を掃討するというもの。
…というのがパニグレの世界における話だが、実はこれはKURO GAMEの前作『戦場のツインテール(原題：戦場双馬尾、以下「戦ツイ」と呼称)』との関連ストーリーである。「萌え」を徹底的に排除するためにその化身と言われた「幼女」を危険視する世界で、政府軍に反旗を翻す『萌軍』の戦い
。このゲーム自体は2018年6月28日(日本版)にサービス終了となってしまったものの、パニグレを開始しても前作と司令官との思い出を大切にする、運営の粋な計らいがこめられている。
戦ツイから移行してきた意識
意識図鑑から確認も可能。スキル説明の下に『戦場双馬尾』というロゴマークが入っている。
| 星５意識 | エルヴィン、エフ、サマンダ |
| 星６意識 | コンデリーナ、ハイゼン、ハンナ、フルル、キャサリン、アインシュタイン、ギニア |
第一ステージ：フルル
『萌軍』の元帥で、金髪のツインテールのロリっ娘。戦ツイストーリーでは一番初めに政府軍に立ち向かった。『萌軍』をとても大事にしており、起動された際には「メンバーを解放して元通りにする」ことを意識チップとして受け入れる対価に求めた。
彼女のオリジナルは、ドーナツの食べ過ぎによる高血糖合併症で86歳で亡くなったとか。
第二ステージ：アインシュタイン
こちらは知っての通りの科学者：アインシュタイン(美少女)。意識チップとなって自身の肉体が消滅したことに対しても前向きで、なんならリーフやルシアをナンパする勢い。彼女の意識装着要望は"可愛い女の子に"とのことだが、きちんとそれに応えてあげられているだろうか？
第三ステージ：ベッキー
機械のような応答をするのが特徴で、初っ端から危険度測定を行う変わった少女。ネットワークモジュールが破損しているようで、他の意識の状態を判定することができず孤立していた。元帥のデータ調査済み個体であると分かると機密レベルA以下の資料閲覧が可能になった。
第四ステージ：コンデリーナ
軍の一員であるとともに、時に暗殺者でもあった様子。歌をうたうことが好きで、グレイレイヴン到着を知らないままに歌唱を行っていた。リーフだけがそれに気づいたり、意識回収までコンデリーナの歌声を聴いていたいと言うなど、その腕前はとても良いものだと分かる。
第五ステージ：アスメイ
フルルに「萌軍コマンド部隊」の大将として任命されていた。通称：突撃隊長…そう聞くと別の誰かが思い起こされる気がしなくもない。『萌軍』もろとも無くなってしまった世界に怒りと悲しみを覚えていたが、元帥にかかれば説得もお手の物だろう。
第六ステージ：ギニア
感情に対して非常に豊かな感性を持つ少女。指揮官のことを「王様」と言い、構造体や空中庭園とのつながりを糸で絡み合っているようだと見抜く。
第六期の作戦に参加したビアンカとワタナベの争いにも視線を向け、"ふたりは敵か友か。一時の盟友？それとも一生の仇？"と言葉を投げかけた。
第七ステージ：ハイゼン
かなりのマッドサイエンティスト。起動直後から"リーフの頭を開かせてほしい"と衝撃の発言をしたり、グレイレイヴン隊員が有機生物でないと分かるや否や物理破壊を始めようとしたりするなど、その見た目からはまったく予想のつかない言動をする。
第八ステージ：シェイクスピア
ここに来て何故か『萌軍』とは関係の無い、詩人：シェイクスピアが登場。濃いメンツを救出する中でマトモな意識であることが望まれたが、類は友を呼ぶのかそんな気配は1�个發覆�った。
第九ステージ：キャサリン
他の意識に比べてデータ喪失が激しい。戦ツイでは他人を治癒する能力(スキル)を持っていたようだが、パニグレでは防御に回っている。
第十ステージ：エフ
『萌軍』随一の敏腕スナイパー。グレイレイヴンが戦術ターミナルを起動した直後から意識であるにもかかわらずかなりの殺意を向けられていたが、フルルを呼び出すことでそれを収めることに成功。こうして任務内容のすべてを完了させ、残っていた『萌軍』メンバーも元帥と再会することに成功した。
最後の約束
敵が誰でも、おかしな病気でも、最後には絶対勝たなきゃなんだからね！わかった ?!
司令官、そして今は指揮官として、大切な仲間とともに平和な世界の奪還を目指す。
意識共振
意識体
構造体もとい意識海に存在する、人間性を保持する具体的概念。
詳細
人間が意思を持ってその体を動かすように、構造体は意識体によって構造躯体を動かしたり言葉を話したりする。これがプログラムによって言葉や感情を表現する一般的な機械体との差を生んでおり、もともと人間であった構造体の過去の記憶や感情を継承するものであるともいえる。ただし意識体の存在は構造体開発の一環として生み出された高度な科学技術であり、人間の持つ意識と完全に同等ではなく、あくまで「再現された」あるいは「模倣した」ものでしかない。これをもってして構造体を人間の一種の形とみるか、ただの機械生命体とみるかは個人の解釈によって違ってくることだろう。
いずれにせよこの意識体がない構造躯体はただの動かない機械でしかなく、侵蝕によって意識海が汚染されたり、その結果意識体を損傷したりすると復元する他手段がない重篤な状態となってしまう。
意識伝送
構造体の機体侵蝕・損壊度が高い場合に行われる、バックアップ処置のようなこと。
詳細
意識伝送を実行するとすぐさま意識と機体のリンクが切断され、意識は空中庭園に遠隔送信される。この際機体と意識は分離されているため、その後の機体異常が意識に関わることは無い。
しかし危機的状況に陥ってから行われるため、場合によっては意識伝送の余裕すらないこともある。またこれにはリスクも存在し、戦闘データ→記憶データの順で伝送が行われるために、途中で問題が発生すると記憶を丸々失うこととなってしまう。
真相（バンジ、ヴィラ・緋耀の断章ネタバレを含む）
……と前述のようなことが言われていたが、バンジの断章にて意識伝送自体が
作られた嘘であることが判明。さらに、ヴィラ・緋耀の断章から、この嘘は軍事総司令の
ニコラが主導しているかのような情報も出現した。
実際には「意識伝送すれば機体を換装するだけで元通り」などという都合の良い話は存在せず、構造体であろうとも死は永遠の沈黙でしかなかった。なぜこのような嘘を上層部が作り出さなけらばならなかったか、それは戦場で痛みと恐怖の中で死にゆく中でも希望を失わないようにするためだ。
最後の最後まで抗ったもののどうにもならなかった際に、『それでもまだ意識伝送がある』と救いのように考えられる方が、死に対する恐怖を和らげることができる。まだ自身が死に直面したことがなく、死に対して未知の不安に駆られていても、『死ぬことは無いのだから』と戦場に向かう勇気を持てる
。人が神を信じて心の拠り所にするように、兵士にとっても最後の希望が必要であると考えられた結果だった。
しかし一方で、本編中でも意識伝送の話は出てきており、グレイレイヴンや指揮官もその存在は信じている様子である。上記のリスクも構造体のシステム関係を担うアシモフが説明していた話であるため、信憑性の高いものであると思われていた。もし意識伝送を行ったはずの隊員が帰還しなかったとしたら、それは「意識伝送に失敗した」「間に合わなかった」と片づけられるのだろう。
嘘を事実にする存在（ヴィラ・緋耀の断章のネタバレあり）
なぜ誰も彼もが意識伝送を信じてやまないのか？
それは、ニコラによって作り出された“意識伝送からの生還者”が存在するからだ。
その者の名は「ロイド」といい、構造体兵士の間で英雄扱いされ「不死身のロイ」と呼ばれている。彼は実際には何人ものロイドの死を持って成り立つ虚像の人物だった。否、始めは実在する人物だったものを、意識伝送は事実と思わせるための虚像に成り代わらせたのだ。ヴィラが会ったロイドも継承される「ロイド」の一人であり、いうなれば演者だった。
演者が死ねば次の代わりが決まり、「ロイド」は引き継がれる。
意識伝送の広告塔は、今もなお構造体兵士に偽りの希望を持たせ続けている。
イシュマエル
監察院に所属している構造体。
ピンク色のセミロングヘアを持ち、
監察院の制服であるグレーの上着を金色のブローチで留めている姿が特徴。
詳細（本編第14章〜17章、外伝5章、「幻奏のレチタティーヴォ」のネタバレを含む）
本編第14章から彼女によく似た姿をしている女性がたびたびストーリー中に登場しているが、名前は不明であり、加えて「慈悲者」と他称される代行者の一人と言われていた。
第16章にてフードを取ったと思しきビジュアルが登場し、第17章では、新たな特化機体「
白夜」に換装したリーフの胸元に、イシュマエルの物とは少し違う金色のブローチを取りつける役目を担っていた。
さらに「幻奏のレチタティーヴォ」にて、彼女の名前が“イシュマエル”であることが判明した。
赤潮作戦の当日に地上から帰還したらしい彼女は、作戦について「少し特殊だったの」と語り、さらに『地上から持ち帰った』と言って、「アヤメ」や「マリオネット」の精巧なデータの集合体を同僚の構造体に見せている。
これは「代行者」によって機体が一新された
セレーナと
ロランを暗示していることに他ならないもので、慈悲者＝イシュマエルである可能性が非常に高い。
「幻奏のレチタティーヴォ」からはイシュマエルの他の特徴も判明している。
- 何かを集めることが好き
- 地上のどんな物事にも興味津々
- しかし状況的に制限（この場合、赤潮のことか）があるため、彼女は能力を使い始めた
- イシュマエルには優れたデータ収集再現能力がある
- 彼女の同僚の“スル”からは、『空中庭園の構造体の中で、イシュマエルの演算力はトップグループ』であり『あれはもう魔法みたいなもの』だと評価されている
- イシュマエルの手で復元された物は本物よりも、もっと精巧で「リアル」である
- 「まるで黄金時代の伝説のラビのように、魔術で粘土に魂を吹き込むように」
- 一方で、不思議な小さい物にしか興味が無い
- 例：アヤメ、灰色のマリオネット
- そのセンスはいかにも懐古趣味
- イシュマエルの席、机の上には光る何かが浮いており、近寄ると黄金時代の展示棚のようにいろいろな小さな物が並んでいる
- 澄んだ目は魔法に満ちているようでもあり、虚無に満ちてもいる
- （スルと比較して）権限レベルが高い
- 芸術協会の作品「ハムレット」に関する実態技術試験と観察審査を担当した
異重合コア
詳細
特殊環境下でパニシングが集積して形成される。
構成物質は非常に緻密で硬く、通常のパニシングより複雑な行動が可能である。
周囲のパニシング侵蝕物を操り、さまざまな異重合体を形成する能力があり、さらに高密度のパニシングを内包している。
現在、この物体に対する人類の知識は限られており、侵蝕された国際宇宙ステーションにおいて１体が発見されたのみである。
ロード画面：『異重合コア』より引用
9章の黒星の失墜のボスであるが、残念ながら構造体の力をもってしても破壊することはかなわなかった。
そのため、グレイレイヴン隊が時間稼ぎをし、空中庭園に備え付けられた軌道砲を直撃させるという奥の手を行使したものの、それでもなお表面を焼くことしかできなかった。
最終的に、戦いは前代未聞の航宙戦へと突入し、最後には異重合コアは地球へと墜落し、そのまま10章の物語へと続いていく。
異重合塔
詳細
無数の高濃度パニシングで構成された塔。
その内部を探査できる装置もなく、光学観測で得た構造の真偽も不明なため、いまだに形成原因および形成過程は解明されていない。
しかし重力波で探査した結果、内部には無数に折り重なった時空が存在する可能性があることが判明した。
この現象は塔が高くなるにつれて顕著になり、一番高いところでピークに達する。
ロード画面：『異重合塔・その1』より引用
異重合塔の「頂上」から検出された赤い可視電磁波は、人間のマインドビーコンを汚染する。
汚染の影響はマインドビーコンの強度に応じて差が生じるが、その蔓延は阻止しなければならない。
さもなくば、地球がこの可視電磁波に覆われた時、現存するすべての人間は永遠の狂気へと陥るだろう。
ロード画面：『異重合塔・その2』より引用
異重合迷宮
Ver1.6で新規に追加され、指揮官レベル52で解放されるコンテンツ。
Ver.2.1で廃止された。
ゲーム内説明は以下。
授格者と構造体が異重合迷宮を探索し、迷宮深部の侵蝕体との戦闘を通じて調査を行う。できる限り多くのデータをアシモフに届けよう。
詳細は別ページ：
異重合迷宮に掲載。
一斉放射
リーフ・闇蝕のコアパッシブ。任意の3チェインの後に赤シグナル・レーザー砲撃を使用すると、前方に高威力の射撃を行う。間に他のシグナルを挟んでも取り消されることはない。
EX-キリキリ舞
ナナミ・狂風のコアパッシブ。任意の3チェイン後に黄シグナル・キリキリ舞を使用すると、チェーンソーを水平方向に振り回して周囲の敵に8連続の斬撃を加える。
いつかぶっ◯すリスト
カレニーナにより作成された、気に食わない人物を書いたとされるリスト。
ヴァネッサなどが書かれていると言う。
う
ヴァンダービルホテル
空中庭園内に存在するホテルの名前。
ビアンカ・真理の信頼度ストーリーに登場。
真理機体に換装したビアンカと指揮官は、ここで同胞である指揮官各位と懇親会に参加したようだ。
ヴィーナスリンク
ヴィクトリア・ノルマン
関連：レオナルド・ノルマン クリスティーナ・ノルマン
ノルマン国際鉱業会社を興したとされるノルマン家の娘。
兄にレオナルド、姉にクリスティーナを持つ。
本編19章で名前のみ登場したため、詳細不明。
ヴィラ
→
ヴィラ・麗酷
→
ヴィラ・緋耀
中：薇拉 英：Vera
ケルベロスの隊長。
機種番号BPN-13。武器種は『麗酷』が刀で『緋耀』が旗槍。
ヴィリアー
九龍王族三兄弟の末子であり、曲の弟。本名は「黛」。
並々ならぬ頭脳を以てして華胥を開発した。
人間をことごとく嫌っており、華胥のために適した体を探している。
九龍の王である曲の体を借りて夜航船を統率していた。
ウィンターホリデイ
Ver.2.2で開催された期間限定イベント。
3/14のホワイトデーと同時にその存在が明るみになった。
公式Twitterでのイベント紹介は
コチラ｡
詳細
指揮官と構造体たちは共に「辰星スタジオリゾート」へ出かけ、そこで各々が好きな時間を楽しむことになった。
あなたはその中を散歩し、偶然出会った構造体と二人だけのホワイトデーデートを行う
！
「出会い・お誘い」コメントまとめ
※紅蓮、異火、闇蝕は最初から行動していたためコメント無し
出会い・黎明
クッキー作りイベントの会場では2時間にも及ぶイベントが終了目前だった。綺麗に包装したクッキーを手にしたルシアと目があった
お誘い・鴉羽
夕暮れ時に観覧車のゴンドラを待つルシアと出会った。金色に染まる黒い髪を眺めながら、彼女と一緒にこの楽園の頂点まで登った
お誘い・α
アクティビティ乗り場でαがモーターボートに乗るよう迫ってきた。波にさらわれ落ちそうになったが、彼女が助けてくれた
お誘い・乱数
屋台で射的大会が開催されていた。リーは2袋もぬいぐるみを撃ち落とした。そのままふたりでぬいぐるみを持って合流地点へ戻った
出会い・流光
屋台でクレープを買っている時にリーフと出会い、お互いのクレープを半分ずつ交換して味見した。彼女はとても楽しそうにしていた
出会い・来光
中央広場のベンチで休憩している時、鳩を驚かせてしまった。飛び立つ群れの隙間から、鳩に餌をあげているリーフと目があった
出会い・重力
カムイが大神威でサーフィンをしようとして何度も失敗しているので、真剣に止めてサーフボードを貸してあげた
出会い・暗力
ゲームセンターのダンスマシンでカッコつけようとしたカムイが、フィニッシュに失敗して顔面着地していた
出会い・零度
アーケードで買い物をしているビアンカに出会った。荷物持ちを志願して一緒にお茶を楽しんだ。お土産に商品券をたくさんもらった
お誘い・真理
遊園地のてっぺんにビアンカがいた。朝日を全身に浴びて、風で髪を揺らめかせている。その姿はとても神聖に見えた
出会い・爆裂
カレニーナに強制連行されて辰星スタジオリゾートのスタッフチームに乱入した。今夜のパレードの花火の火薬量が増し増しになった
出会い・灼熱
ビーチを歩いていたらカレニ―ナが水のかけ合いに誘ってきた。カレニーナがチート級のバズーカ水鉄砲を使ってきたので惨敗した
出会い・狂風
パレード中に迷っていたらNPCのフリをしたナナミに出会った。そのままパレードの隊列に紛れ込み最後までバレなかった
出会い・波動
ゲームセンターで一度だけナナミの得点を超えた。するとナナミに連行されて「スチロボBX」を20回もやらされる羽目になった
出会い・夜刃
ビーチで歩くだけでは退屈なので、潮干狩り気分で砂浜を掘ってみた。すると隣でワタナベも同じように砂浜を掘っていた
出会い・景星
蚤の市でワタナベの見事な値切り術を見ることができた。オブリビオンの子供たちに2箱分のお土産を確保していた
出会い・弧光
水族館を見学していると、クロムがガイドよりも豊富な知識で、さまざまな生態圏における魚種の違いを説明してくれた
出会い・銀牙
辰星スタジオリゾートの敷地内でかくれんぼをした。制限時間ギリギリに、開始場所のすぐ側でソフィアが隠れているのを見つけた
出会い・麗酷
ラウンジでヴィラの絡み酒に1時間耐えたのだが、よく見るとヴィラが飲んでいるのはノンアルコールの電解液だと気づいた
出会い・狂犬
大食いイベントが開催されていた。店中の料理を食べ尽くされたシェフが、泣きながらカムを送り出していた
出会い・燕雀
ジェットコースターに乗ったが曲の後ろに座ったため髪の毛で何も見えない。その後、彼女の髪を整えるのを1時間近く手伝わされた
出会い・遊麟
ゲームセンターで景品を大量に抱えた常羽に出会った。ここの景品を空っぽにしようぜと意気込む彼に無理やり連行された
お誘い・銀冠
水族館でルナと出会い、クラゲを一緒に眺めていた。水流に漂う小さな命の姿に、ルナは何かを考え込んでいるようだった
出会い・極彩
ビーチで写生中のアイラの絵の具をカモメが盛大にひっくり返してしまった。その作品の最後は……なことになってしまった……
出会い・嵐音
中央広場でセレーナが即興の独奏会を開いていた。目の前に置いてあるヴァイオリンケースには、なぜか大量のスタンプが入っていた
出会い・明察
ビーチの椅子で顔に本を乗せてバンジが寝ていた。そっと本を見ると、前にクロムが持っていた『ヴェニスの商人』だった
出会い・栄光
ビーチを通りかかると、日光浴を楽しむ人たちに混じって、クロムが読書に没頭していた。正直言ってかなり浮いている
ウィンドスライサー
ウェン
関連：真理
"……我が武器よ、私の最も美しい武器よ。これで……満足かな？"
ダイダロス社の代表取締役。
ビアンカ・真理の断章に登場。
ウッドコック／ウッドコック小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長・隊員ともに不明。指揮官はハリー・ジョー。
本編第16章「永夜の胎動」では、異合植物に覆われたプリア森林公園跡の敷地内を前進し、新たなる敵：類人と戦闘。
小隊のメンバーが負傷したためこの時はメンテナンス中であり、その指揮官であるハリー・ジョーのみが兵士各位の前に現れた。
ウロボロス／ウロボロス小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：パラックス、隊員：ノバル、テッロ。
外伝3章「在りし日の残照」のシークレットにて登場。
隊員のテッロは外伝4章「響鳴のアリア」にて登場し、ウロボロス所属であることが判明した。
え
英雄ドミニク
関連：世界政府 ゲシュタルト
黄金時代における科学理事会の首席エンジニア。
彼／彼女にまつわる様々な噂が人類の間で囁かれているが、一部では実体すら疑われている謎多き英雄。
判明している情報（第13章のネタバレ含む）
第13章の空中庭園エリアを探索中、とある調査可能ポイントでドミニクについての以下のような文章を読むことができる。
新地球歴2130年、当時の科学理事会首席エンジニア、英雄ドミニクのお陰で世界各地の組織は次々と「地球議定書」に署名し、「ゲシュタルト」公共サービスシステムを受け入れた。未曽有の問題 「宇宙植民」を目の前にして、人類は初めて団結に至ったのだ。
ここでいう宇宙植民とは恐らく空中庭園のことであり、ドミニクがその計画実現に向けて自ら主導していたことが推測できる。そして空中庭園実現のために、あるいはドミニクの考える計画のために知能と統一が必要となった結果「世界政府」や「ゲシュタルト」といったものが創り出されたと考えられる。
そんな英雄ドミニクだが、何の功績の結果"英雄"と呼ばれるに至っているのかは判然としない。加えて、彼／彼女は空中庭園のデータベース上にはMIA(Missing In Action)＝作戦行動中行方不明という情報が残されていることがストーリー中から分かり、生きているのか分からない人間という立場にあるようである。多くの人間が"英雄"と呼んで疑わないドミニクという存在も、一つ時代を違えてしまえば情報の波に埋もれて存在すら危ぶまれてしまうものらしい。反撃時代に突撃した今のパニグレの世界観で、彼／彼女について詳細が語られることがあるとするならば、それはいったい誰の口から伝えられるものなのだろうか？
余談
『科学理事会』に『首席エンジニア』と聞くと、現在(反撃時代)のとある人物を思い浮かべる察しの良い指揮官殿もいるのではないだろうか。
そう、それはアシモフである。このページの項目では、「科学理事会における最高技師であり責任者。肩書きは空中庭園科学理事会最高級技術官。」と記載している。彼はパニグレ本編の序盤で『あの方』について言及しており、それが誰なのか不明なまま記憶の彼方へと葬り去られていたが、この指示語はドミニクのことであると推測できる。若いアシモフがどのような憧れを持って科学理事会の技術官となったのかは不明であり、ここにもまた深い謎が残されている。
A2
→
A2
別ゲーム「NieR:Automata」に登場するキャラクターの一人。
パニシング：グレイレイヴン×NieR:Automataのコラボ『寄波の残響』で実装された。
資料
No.001
正式名称ヨルハA型二号。
No.002
A型は現在通用されていない近接攻撃に特化したヨルハのプロトタイプモデルで、2Bや9S等の正式モデルの実用化に向け運用されていた。
No.003
脱走兵として指名手配されており、交戦の際は破壊が推奨されている。
No.004
本モデルの性格設定に問題があったかについては、技術班の方で解析を進めている。
※本実装機体については「A2」として■型部隊に引き継ぐ事。
No.005
森の城に現れ、■■■を殺害。その後2Bたちと交戦になるも逃げ延びる。
秘話
A2の秘密1
ヨルハ実験舞台の中で、降下に成功した機体。平凡で特徴のない性格設定がなされ、アタッカーとして近接戦闘を担当。初代隊長機である一号が撃墜された後、後任となって部隊を率いた。
A2の秘密2
引き継ぎ当初は不安定な指示が多かったものの、最終局面ではレジスタンスとともに部隊を率いて敵サーバー破壊を成功させた。ヨルハ実験機二号は「現地での適応・成長」が成功項目であり、その点では実験は成功したと言える。ただし、サーバー破壊後に現地から逃亡し現在も捕捉出来ていない。
A2の秘密3
【極秘】【計画08-01ヨルハ計画に於ける二号モデル運用概略】
ヨルハ試験部隊第一回降下作戦に参加したアタッカー二号（A2）はシミュレーション段階では凡庸な成績しか残せなかったにも関わらず、唯一の生存機体となった。保存されていた当該パーソナリティデータの解析を進めた所、極限状況での分析・判断能力が極めて優秀である事が確認された。
別項で報告されている最新機種に当該パーソナリティデータをインストールし、本計画の機密保持担当として運用するものとする。
A2の秘密4
「本作戦の真の目的は各戦闘に於けるヨルハ実験機体の反応を収集することであり、そのデータ解析のフィードバックは新たに製造されるヨルハ正式部隊への組み込みが予定されている」
【真珠湾降下作戦総括】
A2の秘密5
「なお、現地に降下したヨルハ実験部隊のうち、アタッカー二号についてはブラックボックス信号の継続が確認されている。敵に鹵獲され再利用される恐れがあり、またその存在自体も特秘事項の為、新規編成予定の■型部隊による回収（もしくは処分）が決定された」
【真珠湾降下作戦総括】
エステバン
→
エステバン
空中庭園軍に所属する構造体の一人。所属小隊は不明。
外伝2章にて登場し、先行地上部隊として臨時にシーモンと行動していた。
詳細（外伝2章のネタバレあり）
明るくて気が強く、シーモンより指揮官らしい構造体として良い関係を築いていたが、中盤以降そんなシーモンたちを裏切って昇格者側についた。
彼女の本当の目的は「北極航路連合に復讐すること」であり、なんと彼女自身も連合に改造されそうになった「罪人」であったことが判明。
かつて研究者の一族として連合に連れ去られかけたが、すんでのところで逃走し、恐怖から捕まっていく仲間を見捨てて北極を脱出した。しかしその先で待っていたのはパニシングに覆われ破滅しかけた現実であり、生き延びるには構造体になるしかなかったのだと。空中庭園軍に所属したのち生きることだけを目標とし、やっとのことで手に入れた復讐のチャンスをみすみす逃すわけにはいかなかったということだ。
エステバンはインブルリアと同化し、北極航路連合を破滅させようと昇格者の力を借りた。自身が味わわされた恐怖の日々を、失われた平和を、ここで彼らにも体験させてやるのだと。
しかし、それは底に眠っていたインブルリアの求めたものではなく、また同じ「罪人」と蔑まれたロゼッタたち守林人の望む未来でもなかった。
ただ一人の憎悪を晴らしたいだけのエステバンの復讐は、ずっと求めていた言葉 『ごめんなさい』その言葉で、終焉を告げた。
エデン級空中庭園
詳細
人類初の超光速宇宙移民艦「空中庭園」の建造は人々の注目を浴び、歴史に残る偉大な建設プロジェクトであった。
地球全体を挙げて成し遂げたこの協力プロジェクトは、人類社会をかつてない「統一と進歩」の黄金時代へと導いた。
パニシング爆発の後、止むを得なく建造を中止された空中庭園は、宇宙へ逃げ込んだ人類のほとんどを収容した。
現在この船は人類が地球を奪い返すスタート地点として、長らくアーク軌道ドックの中に停泊し、地上へ派遣された部隊との連絡を維持している。
ロード画面『エデン級空中庭園』より引用
グレイレイヴン、そしてユーザーこと指揮官の所属する広大な組織であり施設。
現在判明している施設内容は、
- 議会
- 宿舎
- 作戦室
- アミューズメントパーク
- 映画館
- 公共基礎教育センター
などなど。
エデン文化祭
構造体たちが黄金時代の学校行事「文化祭」を再現した、期間限定イベントのこと（公式説明より）。Ver.2.2で開催された。
公式Twitterでは文化祭関連のツイートをまとめた
モーメントを確認できる。
公式による『選手紹介』
「パニグレ総選挙」に出場した構造体たちは、3つのグループに分かれてからトーナメント戦を行った。
以下はそのグループ別による構造体の紹介文を記載したものである。
肝試しグループ
リー
【身分】
グレイレイヴン
【選手紹介】
グレイレイヴンの隊員。黒野特殊作戦班出身で、豊富な機械知識や銃器の使用経験を有する。常に計算やデータを根拠に話し、普段は無愛想かつ歯に衣着せぬ印象だが、ひとたび問題が発生すると親しい人を積極的に守る一面を見せる。空中庭園に住む弟とは、とある約束をしている。
バンジ
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
ストライクホークの隊員。いつも眠そうだが、彼と一緒に過ごしていくうちに、ここぞという時は頼れる存在だとわかる。
ロラン
【身分】
昇格者
【選手紹介】
嘘に騙された経験があるため、真実を求めることにこだわっている。自身の理想の王のためなら、その死すらも捧げようとする偏執的な騎士。
カム
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
かつてはカムイの意識海にいたが、今は空中庭園の特別派遣執行者として、重篤汚染区域に関する任務を行っている。グルメには目がない。
ワタナベ
【身分】
オブリビオン
【選手紹介】
オブリビオンのリーダー。空中庭園を離れ、地上世界に忘れられた戦友たちとともにオアシスを守っている。料理の腕はプロ級、ギター演奏も上手い。
クロム
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
ストライクホーク隊長。特化型逆元装置を持ち、安定した専用チャンネルを介して重要な情報を遠隔交換できる。全ての任務を完璧にこなすことが信条であり、ひとりひとりの隊員を大事にしている。
常羽
【身分】
アディレ商業連盟
【選手紹介】
九龍出身の少年。元は劇場で働いていたが、紆余曲折を経て今はアディレ商業連盟で「アジール号」の護衛を担当している。
カムイ
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
ストライクホークの隊員。単独行動を得意とする。日常生活や戦闘中を問わずいつでもポジティブだが、少し抜けているところがありトラブルを招くことも。その戦闘スタイルは常に爽快。
パレードグループ
カレニーナ
【身分】
工兵部隊
【選手紹介】
工兵部隊の隊員。コスモス技師組合出身で単純かつ短気な性格。策略よりも爆破で物事を解決するのが得意。戦闘ではほぼバズーカを使用して近距離で戦っている。
蒲牢
【身分】
九龍商会
【選手紹介】
九龍夜航船が九龍商会を模して設立した九龍衆のうち、蒲牢衆のイメージを代表する構造体。もとはヴィリアーが華胥のために用意した体のひとつで、意識移植実験によって過去の記憶を失っている。
ロゼッタ
【身分】
守林人
【選手紹介】
守林人のかつてのリーダー。ロゼッタは特別隊員として空中庭園に迎えられ、人型で戦闘に投入された。下手ではあるが、テーブルカードゲームにハマっている。
ルナ
【身分】
昇格者
【選手紹介】
強大な力を持つ代行者。これが彼女の完全な戦闘形態であり、昇格者を凌駕する力を持っている。
ビアンカ
【身分】
粛清部隊
【選手紹介】
粛清部隊の隊長。上品かつ厳格な性格の構造体。身元が特殊なため、これまで彼女の精神世界に触れた者はいない。修道女としての過去を持つ。
セレーナ
【身分】
世界政府芸術協会
【選手紹介】
元考古小隊の一員。美しい歌声と芸術面に天賦の才能があり、その性格は穏やかでいながらタフ。嵐の中、セレーナはある昇格者に救い出された。
曲
【身分】
九龍商会
【選手紹介】
九龍最後の首領。幼少より帝王学を叩きこまれ、今も各勢力の目を盗みながら万世銘計画を密かに進めている。
ソフィア
【身分】
アディレ商業連盟
【選手紹介】
グレイレイヴンの外援。アディレ商業連盟から派遣された「使節」。永久列車で生まれた「ハイエナ」であり、指導者・ジャミラの配下で突出した戦闘能力を誇る。
キャンプファイヤーグループ
ルシア
【身分】
グレイレイヴン
【選手紹介】
グレイレイヴンの隊長。真面目な性格で粘り強い。改造を受けた初期の軍用構造体で、強く、揺るぎない意志を持っている。グレイレイヴンの刃。
アイラ
【身分】
考古小隊
【選手紹介】
考古小隊の隊員。世界政府芸術協会に所属する。空中庭園出身の「ニューエイジ」である。卓越した絵画の才能によって、空中庭園で人気と富を手に入れた。自信に満ちたオーラと芸術への愛着心が最たる特徴。
リーフ
【身分】
グレイレイヴン
【選手紹介】
グレイレイヴンの隊員。スターオブライフ出身で、礼儀正しく優しい性格。見た目とは裏腹に、人よりプレッシャーのかかる環境に強い。その心には常に純粋な夢がある。グレイレイヴン中唯一、一等軍功を手にした優秀な戦士。
ナナミ
【身分】
所属なし
【選手紹介】
所属部隊不明。神出鬼没かつ謎多き構造体。明るく元気いっぱいな性格で、独特な会話術とセンスを持っている。チェーンソーを武器に、遊び感覚で戦闘する。人間観察が最大の趣味だと豪語している。
ヴィラ
【身分】
ケルベロス
【選手紹介】
ケルベロスの隊長。遠隔リンク技術のテスト小隊における中心人物。「自身や他者に苦痛を与えて生を実感する」という極端なやり方と鋭い口調、人を食ったような性格が方々で物議を醸しているが、彼女自身は意に介さない。
α
【身分】
昇格者
【選手紹介】
太刀を武器にした非常に強い昇格者。戦闘力が高く自由奔放な印象を与える。バイクのメンテナンスと改造を得意とする。
ヴィリアー
【身分】
九龍商会
【選手紹介】
人間とその世界を嫌い、科学技術に精通している天才。華胥を生んだひとりだが、その理念の違いから九龍とは異なる道を歩むことになった。
太阿
【身分】
九龍商会
【選手紹介】
蒲牢衆に所属する護衛ロボット。街中及び九龍商会周辺都市の治安維持を担当している。
認識票の名称一覧
文化祭イベント中の「パニグレ総選挙」では、推しメン（推しキャラ）へ一定数の人気度まで投票することで『認識票』を獲得できた。
獲得した認識票は指揮官情報で名前の右横に着用できるものとなり、それぞれの推しが一目見て分かるようになっている。
以下は認識票の名称とそれに対応する構造体の一覧である。
- 灰鴉の翼…ルシア
- 癒しの少女…リーフ
- 精密計算…リー
- 聖なる徒…ビアンカ
- 爆破の達人…カレニーナ
- 太陽の少年…カムイ
- 瑕無き者…クロム
- グルマン…カム
- 昼寝同好会…バンジ
- 苦痛マニア…ヴィラ
- オブリビオン…ワタナベ
- 彩り世界…アイラ
- 嵐の中の舞姫…セレーナ
- いたずらっ子…ナナミ
- 異国の使節…ソフィア
- 九龍行商人…常羽
- 蒲牢衆…蒲牢
- 忠実な仲間…太阿
- 厭世少年…ヴィリアー
- 九龍の御幸…曲
- 雪林の旅人…ロゼッタ
- 掌握せし者…ルナ
- 荒野の狂客…α
- 陰のナイト…ロラン
エデン文化祭2023
構造体たちが黄金時代の学校行事「文化祭」を再現した、期間限定イベントのこと（公式説明より）。
Ver.2.2に続き、その一年後のVer.3.1でも開催された。
公式による『選手紹介』
「パニグレ総選挙」に出場した構造体たちは、まず3つのグループに分かれ、そのグループ内での代表を決める形で投票が行われた。
2023バージョンでは敗者復活システムが適応されたため、認識票獲得のための投票期間を長く持つことができるようになった。
以下はそのグループ別による構造体の紹介文を記載したものである。
【ボイス】について
イベント開催時、実際に各構造体のボイスを聞くことが可能でした。
しかしここではその音声自体を掲載できないため、文字に起こして掲載しています。 |
彩弾シュート組
リー
【身分】
グレイレイヴン
【選手紹介】
グレイレイヴンの隊員。黒野特殊作戦班出身で、豊富な機械知識や銃器の使用経験を有する。常に計算やデータを根拠に話し、普段は無愛想かつ歯に衣着せぬ印象だが、ひとたび問題が発生すると親しい人を積極的に守る一面を見せる。空中庭園に住む弟とは、とある約束をしている。
【ボイス】
- 投票紹介：迷うことはありません。僕を選べば間違いありません。
- 投票感謝：そう、この調子で続ければ、僕たちはますます息が合うようになりますよ。
バンジ
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
ストライクホークの隊員。いつも眠そうだが、彼と一緒に過ごしていくうちに、ここぞという時は頼れる存在だとわかる。
【ボイス】
- 投票紹介：ふあぁあ……君がその気なら、僕も本気出しちゃうかもよ。
- 投票感謝：これが夢じゃなければ……ふあぁあ……。……あれ、本当に夢じゃないみたい。
ロラン
【身分】
昇格者
【選手紹介】
嘘に騙された経験があるため、真実を求めることにこだわっている。自身の理想の王のためなら、その死すらも捧げようとする偏執的な騎士。
【ボイス】
- 投票紹介：決めるのは、この仮面の下の真相を見てからにしたら？
- 投票感謝：私に個人的なショーを見せてほしい、ってことかな？
カム
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
かつてはカムイの意識海にいたが、今は空中庭園の特別派遣執行者として、重篤汚染区域に関する任務を行っている。グルメには目がない。
【ボイス】
- 投票紹介：こんな茶番にこの俺を参加させるつもりか？ ……ふん、まあいいだろう。
- 投票感謝：あんたの選択もこのイベントも、くだらなすぎて笑えるぜ……だが、まあ勝手にすればいい。
ワタナベ
【身分】
オブリビオン
【選手紹介】
オブリビオンのリーダー。空中庭園を離れ、地上世界に忘れられた戦友たちとともにオアシスを守っている。そしてオブリビオンの信条こそが銘記されるのである。
【ボイス】
- 投票紹介：あなたの選択、心に刻んでおこう。
- 投票感謝：ありがとう。あなたの選択、確かに受け取った。決して忘れはしない。
クロム
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
ストライクホーク隊長。特化型逆元装置を持ち、安定した専用チャンネルを介して重要な情報を遠隔交換できる。全ての任務を完璧にこなすことが信条であり、ひとりひとりの隊員を大事にしている。かつてはファウンス士官学校の学生だった。
【ボイス】
- 投票紹介：ご信任をいただき、誠にありがとうございます、指揮官。
- 投票感謝：私たちの勝利のために、全力を尽くします。
常羽
【身分】
アディレ商業連盟
【選手紹介】
九龍出身の少年。元は劇場で働いていたが、紆余曲折を経て今はアディレ商業連盟で「アジール号」の護衛を担当している。劇場にいたため、四功五法の練習を欠かさない。
【ボイス】
- 投票紹介：俺はいろいろ苦労してっからな〜。こんなイベント、正直どうでもいいんだけどな〜。
- 投票感謝：お？ 見る目あるじゃん！ じゃ、俺のとっておきの技を見せてやるぜ。……とりゃ！
カムイ
【身分】
ストライクホーク
【選手紹介】
ストライクホークの隊員。単独行動を得意とする。日常生活や戦闘中を問わずいつでもポジティブ。少し抜けているところがありトラブルを招くこともあるが、自分なりに仲間を思っている。
【ボイス】
- 投票紹介：フッハハー！ カムイ、出撃！
- 投票感謝：ッへへー。指揮官、俺と一緒に大暴れしようぜ！
ノクティス
【身分】
ケルベロス
【選手紹介】
ケルベロスの一員。小隊の先鋒担当。短期で素直な性格のため、よく子供っぽいと言われる。
【ボイス】
- 投票紹介：おお！ 新しい狩場も悪くねえなぁ？ 一暴れするかぁ、指揮官？
- 投票感謝：トーヒョー券、オレに全部寄越せよ。悪いようにはしないって！
歓喜ホリデー組
リーフ
【身分】
グレイレイヴン
【選手紹介】
グレイレイヴンの隊員。スターオブライフ出身で、礼儀正しく優しい性格。見た目とは裏腹に、人よりプレッシャーのかかる環境に強い。その心には常に純粋な夢がある。
【ボイス】
- 投票紹介：指揮官、どうか……もっとリーフを見てください。……こんなことを言うのは、わがままでしょうか。
- 投票感謝：指揮官のお気持ちにふれると、なんだか心がふわふわするというか、あたたかくなるというか……。
カレニーナ
【身分】
工兵部隊
【選手紹介】
工兵部隊の隊員。コスモス技師組合出身で単純かつ短気な性格。策略よりも爆破で物事を解決するのが得意。ルシアに勝てたかどうかを常に気にしている。
【ボイス】
- 投票紹介：おい、当然オレを選ぶんだろうな？
- 投票感謝：べっ、別に嬉しくなんか……。お前なら、オレを選ぶって分かってたからな。
ヴィラ
【身分】
ケルベロス
【選手紹介】
ケルベロスの隊長。遠隔リンク技術のテスト小隊における中心人物。「自身や他者に苦痛を与えて生を実感する」という極端なやり方と鋭い口調、人を食ったような性格が方々で物議を醸しているが、彼女自身は意に介さない。
【ボイス】
- 投票紹介：あなたも私の旗に跪きたいのね？ ねぇ、そうでしょう？
- 投票感謝：あらそう。じゃあせいぜい私のために、全力を尽くして頂戴ね、指揮官？
蒲牢
【身分】
九龍商会
【選手紹介】
九龍夜航船が九龍商会を模して設立した九龍衆のうち、蒲牢衆のイメージを代表する構造体。もとはヴィリアーが華胥のために用意した体のひとつで、意識移植実験によって過去の記憶を失っている。
【ボイス】
- 投票紹介：こんな時って、どうすればいいんでしょう……？ 歌でも歌えば、ウケるでしょうか？
- 投票感謝：みなさま、応援ありがとうございます！ 蒲牢、これからも頑張ります！
ロゼッタ
【身分】
守林人
【選手紹介】
守林人のかつてのリーダー。亜人型のロゼッタは特別隊員として空中庭園に迎えられ、人型で戦闘に投入された。
【ボイス】
- 投票紹介：人気投票……？ 前にもこんなことがあったような……。この前の経験を元に判断すると……。
- 投票感謝：私は本当にツイてない。でも、指揮官が期待してくれるなら、今までとは違う結果になるかも。
ビアンカ
【身分】
粛清部隊
【選手紹介】
粛清部隊の隊長。上品かつ厳格な性格の構造体。身元が特殊なため、これまで彼女の精神世界に触れた者はいない。強い信仰を持っている。
【ボイス】
- 投票紹介：指揮官殿がどのような道を選んでも、私はいつでも、お傍に控えております。
- 投票感謝：指揮官殿にご高配いただき、大変光栄です。
曲
【身分】
九龍商会
【選手紹介】
九龍最後の首領。幼少より帝王学を叩きこまれ、今も各勢力の目を盗みながら万世銘計画を密かに進めている。
【ボイス】
- 投票紹介：九龍連合共同体の主たるこの私に、あなたの意志を示すのです。
- 投票感謝：あなたの選択、万世銘に刻んでおきましょう。
ソフィア
【身分】
アディレ商業連盟
【選手紹介】
グレイレイヴンの外援。アディレ商業連盟から派遣された「使節」。永久列車で生まれた「ハイエナ」であり、指導者・ジャミラの配下で突出した戦闘能力を誇る。常羽からは「九龍の野良猫」と呼ばれている。
【ボイス】
- 投票紹介：イベント、ソフィアも参加できて、嬉しい。
- 投票感謝：指揮官、優しい。ありがとう。
アイラ
【身分】
考古小隊
【選手紹介】
考古小隊の隊員。世界政府芸術協会に所属する。空中庭園出身の「ニューエイジ」である。卓越した絵画の才能によって、空中庭園で人気と富を手に入れた。自信に満ちたオーラと芸術への愛着心が最たる特徴。
【ボイス】
- 投票紹介：私のことそんなに見つめて、指揮官って本当に……ふふっ！ 本当にお行儀がいいわね！
- 投票感謝：指揮官、私の魅力、た〜っぷり堪能してくれたかしら？
極限のレース組
ルシア
【身分】
グレイレイヴン
【選手紹介】
グレイレイヴンの隊長。真面目な性格で粘り強い。改造を受けた初期の軍用構造体で、強く、揺るぎない意志を持っている。グレイレイヴンの刃。
【ボイス】
- 投票紹介：私は、指揮官の翼になります。
- 投票感謝：指揮官さえ傍にいてくれたら、何も私を止められません。
ナナミ
【身分】
所属なし
【選手紹介】
所属部隊不明。神出鬼没かつ謎多き構造体。明るく元気いっぱいな性格で、独特な会話術とセンスを持っている。チェーンソーを武器に、遊び感覚で戦闘する。人間観察が最大の趣味だと豪語している。
【ボイス】
- 投票紹介：ジャジャーン！ ナナミが一番だよ！ だってみーんな、ナナミを応援してるんでしょ？
- 投票感謝：やっぱり指揮官は、ナナミの一番の友達だねっ！
α
【身分】
昇格者
【選手紹介】
太刀を武器にした非常に強い昇格者。戦闘力が高く自由奔放な印象を与える。バイクのメンテナンスと改造を得意とする。
【ボイス】
- 投票紹介：あなた、やっぱり何か奇妙なことを考えているようね。
- 投票感謝：私に期待しても無駄よ。……はあ。……何でもない。あなたが満足ならそれでいいわ。
ルナ
【身分】
昇格者
【選手紹介】
強大な力を持つ代行者。これが彼女の完全な戦闘形態であり、昇格者を凌駕する力を持っている。
【ボイス】
- 投票紹介：あなたの行動、ずっと見てたわ。だからあなたがどんな選択をくだすか、私には分かるの。
- 投票感謝：すべてがあなたの希望通りに進むとしたら……どんな結末が待っているのかしらね。
セレーナ
【身分】
世界政府芸術協会
【選手紹介】
元考古小隊の一員。美しい歌声と芸術面に天賦の才があり、その性格は穏やかでいながらタフ。嵐の中、セレーナはある昇格者に救い出された。
【ボイス】
- 投票紹介：私と一曲踊っていただけますか、コンダクター？
- 投票感謝：この踊りが、永遠の眠りの夢のように、ずっと続けばいいのに……。
21号
【身分】
ケルベロス
【選手紹介】
ダイダロスの実験体第21号だったが、その後ケルベロスの一員になった。「ちびっこ」という名のスレーブユニットと行動をともにする。人間の感情への認知が曖昧なため、現在勉強中。
【ボイス】
- 投票紹介：人気投票……ってなに？ 美味しいの？
- 投票感謝：何これ……なんだか、胸がいっぱいになる感じ……。これが、「嬉しい」……？
ハカマ
【身分】
所属なし
【選手紹介】
ナナミの影響を受けて覚醒した機械体のひとりであり、機械教会の一員でもある。もともとは機械意識実験の管理AIだったが、自我が芽生えたあと、ナナミを探す旅に出た。
【ボイス】
- 投票紹介：人気投票……お待ちください。データベースで最適なソリューションを検索中です。
- 投票感謝：応援データの上昇を感知しました。ご支持をありがとうございます。
セリカ
【身分】
空中庭園
【選手紹介】
空中庭園が誇る秘書。「絶対に残業しない」という理念のもと、皆を陰から支えている。
【ボイス】
- 投票紹介：あのう……これってある意味残業のような気がするんですけど、気のせいですか……？
- 投票感謝：私が優勝したら、有給休暇、もらっていいですか？
サメピー
【身分】
所属なし
【選手紹介】
通りすがりの人畜無害な可愛いサメ。
【ボイス】
- 投票紹介：はむ……ムシャムシャ……。サメピーに投票する人、いる？
- 投票感謝：ありがと〜。サメピーのジンジャーブレッドマンクッキー、指揮官にあげる。
認識票の名称一覧
文化祭イベント中の「パニグレ総選挙」では、推しメン（推しキャラ）へ一定数の人気度まで投票することで『認識票』を獲得できた。
獲得した認識票は指揮官情報で名前の右横に着用できるものとなり、それぞれの推しが一目見て分かるようになっている。
以下は認識票の名称とそれに対応する構造体の一覧である。
- 閃光の鴉羽…ルシア
- 告解天使…リーフ
- 完璧演算…リー
- 真理探究…ビアンカ
- 月面散策…カレニーナ
- 合金重盾…カムイ
- 駒を持つ者…クロム
- 増悪狂狼…カム
- 白昼の夢…バンジ
- 不滅の旗手…ヴィラ
- 銘記する者…ワタナベ
- 虹のカンバス…アイラ
- 夢裡の鳶尾…セレーナ
- 星空の開拓者…ナナミ
- 白銀の牙…ソフィア
- 拳法名手…常羽
- 夜船の曙光…蒲牢
- 永久の帝王…曲
- 森羅極光…ロゼッタ
- 荊の銀冠…ルナ
- 反逆の騎士…α
- 道化師…ロラン
- 純白の幼獣…21号
- 星を逐う者…ハカマ
- 緋色の猟犬…ノクティス
- 天空の覇王…セリカ
- ハッピーシャーク…サメピー
エドワード
関連：ジュリー(恋人)
黄金時代から免疫時代にかけての境目の時代に生きていた人のひとり。男性。
詳細（リーフ・来光の「記憶の断片」のネタバレあり）
パニシング爆発後、空中庭園に行く術がなく地球で生き延びることを余儀なくされた。
しかしそんな状況の中でも、恋人のジュリーと共に手を取り合い、命絶えるその時まで幸福を享受したという。
二人は最期に、廃教会に残されていたプロジェクターを使い未来の誰かへメッセージを残した。
『自分たちが愛し合っていたことを、誰かに覚えていてほしい』 と。
果たしてそれは、教会での結婚式に憧れたリーフの目にとまり、式を執り行うべく集まった皆の記憶に残ることとなった。
遠隔リンクシステム
詳細（クロム・弧光の断章のネタバレを含む）
「指揮官＋構造体」戦術体系の早期に使用された技術。
人間の指揮官が遠隔リンクポッドを通じて構造体を制御するものだが、後に「ある理由」で空中庭園によって廃止された。
戦況が厳しさを増すにつれ、化学理事会は遠隔リンク技術の研究を再開し、グレイレイヴン隊の指揮官が九龍夜航船で入手した「枷」を基に、アシモフが携帯用遠隔リンク装置を開発した。
九龍環城の戦いの後、科学理事会はアシモフの研究成果を一部の小隊で試験運用し、実践に投入して一定の成果を得ている。
ロード画面：『遠隔リンクシステム』より引用
初めてその存在が言及されたのは、エイプリルフールのネタイベント「４月の船中魚」。
イベント内においてある女性が言及するには、最初期の「指揮官＋構造体」戦術体系ではこちらが採用されていたとのこと。
現在の「指揮官＋構造体」戦術体系は、構造体の逆元装置が付近の指揮官のマインドビーコンを受信することで成り立っているが、マインドビーコンの有効範囲には限界があるため、指揮官が危険な現場で侵蝕のリスクに晒されるという問題がある。
一見すると遠隔リンクシステムの方がリスクが低いように見えるが、実際には構造体が受けるあらゆるダメージが指揮官の精神にフィードバックしてしまい、精神崩壊のリスクがあったため使用禁止となった模様。
なお、かつて人間だった頃のストライクホーク隊長のクロム（当時の氏名はランストン・スミス）は、このシステムのテストリンクにおいて、意識オーバーロードによって不可逆的な意識損傷を負っている。
日常生活に支障はなかったものの、ファウンス士官学校のエリートであったランストンは、当時主流だった「指揮官＋構造体」戦術体系では指揮官になれなくなってしまったため、構造体改造手術を受け、小隊の隊長になることを選んだ。
結果としてはその意識の創痕を利用して特化改造が行われており、クロムが他の構造体にはないある特徴を得るきっかけになっているものの、リーの様子などからあまり触れるべきではない話になっているようである。
後にグレイレイヴン指揮官は、重篤汚染区域における授格者の作戦行動時には携帯用遠隔リンク装置を利用している。
ただし、危険性が一切なくなったわけではなく、授格者の力のフィードバックに耐えきれず一時的に意識を喪失するといった事象が発生している。
お
黄金時代
現時代：反撃時代から遡ること幾世紀(具体的な年数は不明)の、さまざまなテクノロジーが目覚ましく発展した時代。
詳細
人類は高度な機械と共にその歴史を歩みながら独自の文化を築いており、そのために文字通り黄金の未来が待っていると言われていた。
この頃地球では全人類の統一や宇宙への進出のために奮起しており、その先導として科学理事会の首席エンジニアであった英雄ドミニクが世界政府を発足。人工知能ゲシュタルトの導入を「地球議定書」によって締結したことにより、今以上の社会機能の向上が確約されていた。その飛躍的な技術進歩の成果をあげようとして当時計画されたのが空中庭園である。
すべては順調に行き、人類はいつか夢見た宇宙への移住さえも現実になる そう思われていた。だが、そんな希望はおろかこの黄金時代を破滅まで追い込んだのがパニシングウイルスだった。
オーバークロック
オーバークロック(OC)
表記ゆれ：オーバードライブ
上級指揮官向けの意識育成の一つ。条件を満たすと意識のステータスを追加で上昇させることができる。
詳細は別ページ：
オーバークロック(OC)に掲載。
オーバーロードブレイク
オービタルバスター
オブリビオン
中：遗忘者 英：Forsaken
空中庭園と半ば敵対状態にある、人間と構造体が混じった集団。リーダーはワタナベ。
詳細
「グレート・エスケープ」の時期に見捨てられた者と、地球から離れたくない者が作り上げた軍事組織で、空中庭園に敵意を持つ。
ゲーム内フレーバー：構造体詳細『オブリビオン』より引用
この長を務めるのがワタナベであり、北アフリカ砂漠に拠点『オアシス』を構えながら多くのオブリビオン兵を従えている。この兵には人間と構造体の両方が含まれており、オアシス全体の人員で見ると老若男女問わず存在している模様。ストーリー中ではアディレ商業連盟との連携任務を行っている描写もあり、同じ地球に拠点を持つ者同士で協力関係になることもあるようだ。
個人的な因縁によりワタナベとビアンカは決別の相手となっており、粛清部隊はオブリビオンにとって組織を壊滅させる可能性を持つ最大の脅威として認識されている。
Ω型武器
関連：Ωファイル
オメガファイルの内容を基に製作された武器。
本編第17章ではこの試作武器が使用されていた。
Ωファイル
真空零点エネルギーリアクターの一つであるアトランティスから回収された、パニシング発生時の第一リアクターに関する再現実験のデータ。
詳細（本編第15章のネタバレあり）
パニシング発生時、海上都市に建設された同リアクターのアトランティスでは現在進行していたリアクターでの実験を中止し、パニシングウイルス発生に関しての原因究明を目的とした研究を開始することを決定した。
研究は大陸からの供給が絶たれた後も続き、研究所内にいた人員を削減したうえで進められた。しかし二年にも及ぶ研究では、パニシングの物理反応は測量できたものの、物質的な顕現が認められることは無かった。 というより、パニシングが発生しても「何か」によって吸収され、瞬間しか発生しなかったのだ。
アトランティスの研究所所長のラストリアスはこの「何か」を「オメガファイル」と呼称し、実験データを書類として残した。やがて研究所内の全ての人間が死に絶え、最後の一人となったラストリアスでさえその命の灯を費やし、彼女の白衣のポケットにデータが残されることになった。
それからいくらか後の反撃時代に突入した現在、黒野の拘束から脱した首席指揮官とヴィラがアトランティスに上陸し、ついにそのオメガファイルを手にした。
か行
か
会心
別名：クリティカルヒット。
攻撃を当て続けると低確率で発生する、高ダメージを与えることができるもの。
普通のダメージが白で表されるのに対して、会心が出た場合は黄色で表示される。
詳細
この数値は構造体自身のステータスや意識・武器によって左右され、数値が大きくなるほど発生率やダメージが上昇する。
属性攻撃に会心の数値は関係しない＝物理攻撃のみに有効なので、属性持ちのキャラクターへ装備する場合意識の上段(スロット1,2,3)の育成を後回しにするのも一つの手だろう。
回避
関連：高速空間
敵の攻撃を避けるためのコマンドのこと。
ダッシュではない（なので押しても前進するのではなく後退する）。
詳細
回避を行うと「回避ゲージ」と呼ばれる、回避ボタンの周りにある輪が減少する。
ほとんどのキャラクターは2回までしか連続で回避できず、かつ全体の上限としては4回分ほど。
一回の回避でもその分を回復させるのに3秒ほどの時間を要するため、くりかえし使用するとすぐに枯渇してしまう。
回避ゲージが無くなると回避が不可能になるので、逃げまわるよりも積極的にキャラチェンジを行う方が良い。
科学理事会
関連：アシモフ 英雄ドミニク
黄金時代から存続する人類科学の一大研究機関。現責任者はアシモフ。
詳細
反撃時代における科学理事会は空中庭園内に籍を置き、構造体技術の研究や実験に関与している。
とりわけアシモフは各構造体の機体状況から空中庭園全体のシステム整備まで幅広い業務を担っており、彼の存在が科学理事会の維持に関与しているといっても差し支えない。
理事会なので他の人員もいるはずだが、アシモフの助手であるという“ロサ”以外、今のところは出てきていない。
拡散射撃
カゲロウ
関連：集噛体
第13章『終焉の福音』で初登場する敵‐BOSS級。
詳細(第13章のネタバレ注意)
集噛体の中央部より発生した人型のパニシング異合生物。集噛体のいち端末であり、ある程度「中枢」の操作が可能。見た目は深淵から現れた怪物のようで、赤い光を放つ大鎌と羽は嗜血し、命ある者が決して越えられない辺境をうかがわせる。
Ver1.9イベント『進化の断章』より引用
パニシング赤潮に侵蝕体や機械体を投げ入れたことで育まれた、パニシング生物の集大成。
第13章のシナリオでは集噛体戦の前に登場し、集噛体の制御を把握するためにこれとの戦闘を行った。
集噛体の片割れのような存在らしく、これの力は代行者たるルナの力にも劣らない。
最終的に鴉羽とルナによって(集噛体が完全停止し)撃破されたが、「カゲロウ」という名の通り、生まれて間もないまま痕跡を残すことさえせずにその短い命を費やした。
昇格者によって扱われる生物の命というのは実に儚いものである。
型式
表記ゆれ：機体タイプ
構造体それぞれに当てはめられた機体の役割のこと。
現在は、攻撃型／装甲型／補助型／増幅型／先鋒型が存在する。
カッパーフィールド
荘園博物館を所有・管理していた者。本編第3章に名前のみ登場。
詳細
館内にはバイオニック展示品と称された機械体が陳列されていた他、彼の持つ遺産が残されていた。
その後継として管理を任せていたのが“薔薇の執事”こと荘園の執事だった。
パニシング発生により執事と離れ離れになる際には『自分を守れ』という言葉を残しており、執事はそれを忠実に守ろうとしていた。
カッパーフィールド海洋博物館
詳細
黄金時代の世界的な大博物館。
近海地域に位置し、カッパーフィールドの単独資本で建設された。
最先端のバイオニック技術により海洋生物の生態や習性が生き生きと再現された。
環大西洋経済共同体の重要人物でもあったカッパーフィールドはバイオニック技術の発展に注力し、本館は博物館として開放されるのみならず、バイオニック技術の研究に大いに貢献した。
ロード画面：『カッパーフィールド海洋博物館』より引用
雷（雷属性）
攻撃に関する効果の一つ。
ダメージ表記等から見るイメージカラーは黄色。
詳細
効果詳細「雷」
内臓エネルギーを用いて高電圧イオンビームを生成し、エリア内の正電荷と負電荷を分離することで稲妻を生成。
稲妻の高温は周辺の気体を急激に膨張させて雷を生み、敵に雷撃ダメージを与える。
カム
→
カム・狂犬
中：卡穆 英：Camu
ストライクホークの隊員。授格者。
機種番号EXN-03。武器種は変域・大剣。
カムイ
→
カムイ・重力
→
カムイ・暗力
中：神威 英：Kamui
ストライクホークの隊員。フランクで明朗快活、少々うっかり屋の偵察兵。
機種番号BPE‐72。武器種は大剣。
詳細（本編11章までのネタバレあり）
昇格者の捜索任務中にグレイレイヴンと合流し、ロランと接触。戦闘中に侵蝕を受けながらも、カムというイレギュラーの介在によって危機を脱することになる。
九龍夜航船では作戦目標に近づくため、180�僂猟洪箸能�装を買って出た。
ゲーマーとしての顔も持ち、サブクエストは片っ端からこなしていくタイプ。
カラーブロック
カレニーナ
→
カレニーナ・爆裂
→
カレニーナ・灼熱
→
カレニーナ・輝暁
中：卡列尼娜 英：Karenina
工兵部隊の隊員。コスモス技師組合出身で、粛清部隊の外援として作戦対象の施設の破壊などを請け負っている。
機種番号BPD‐72。武器種はキャノン砲だが、攻撃手段は砲撃と殴打が半々。
よくリーと混同してカレ
リーナと誤認されているが、正しくはカレ
ニーナなので注意。
詳細
喧嘩っ早く短気だが、思考は理知的なため、環境さえ落ち着いていればテキパキと作業をこなす優秀な工兵。育った環境ゆえ口が悪く、しばしば（規制音）のお世話になっている。
以前ルシアに惨敗したことを根に持っており、何かにつけて絡んだり張り合ったりしている。
灼熱のドレスは結構気に入っているらしい。
含英
関連：蒲牢（ホロウ） 悠悠（ヨヨ）
かつて、九龍夜航船の舞踏団の一員であった美しい女性。
詳細（蒲牢の断章のネタバレあり）
……というのは表の顔であり、実際は華胥の器になるためにヴィリアーによって作り出された機械体。
華胥の最適な器になれるのは構造体のみである、という結論が出されてからは、価値のない人形としてヴィリアーに捨てられてしまった。
捨てるためにかける時間すら惜しいと無意味に生き延びてしまった彼女は、以降を舞踏団で演舞を披露する者となり、観客に求められるがままに踊りを続けてきた。
頑強値
シールドやアーマー、装甲値などとも呼ばれる、ダメージ軽減のための盾(のような概念)。
詳細
これがあると無いとではダメージの入り方に大きく影響するのだが、これに左右されるのは専ら物理攻撃で、属性が付与されたスキル・コアパッシブで攻撃する分にはあまり関係ないといってもいい(通常攻撃は共通して物理ダメージ)。
これを削りきるために装甲型が必要となり、さらにダメージを追加したい場合は耐性ダウンのデバフをまくことになる。
数値的なものとは別に、頑強効果を持つ敵/味方は攻撃されてもノックバックしないという効果を持つ。受けた攻撃はダメージとして入るものの、モーションキャンセルからのタコ殴りでまともに攻撃できない、といった状況を回避することができる。
ガンズリバティー
リー・乱数のコアパッシブ。
3チェインの後の赤シグナルによって発生。赤シグナルのスキル動作終了時点に空間弾幕を放つ。
換装
今ある機体から別の機体へ乗り換えること。あるいは、意識体を移行させること。
詳細
作中ではルシアから始まり様々な構造体が換装と思しき行為を行っているが、その際もとの機体がどうなっているのかや、意識体の移し方というものに明確な描写がない。
ただ、第8章でルシアが紅蓮から黎明へ換装した時にその場で行うことへ恥じらいを見せ、さらにリーフの「指揮官…察してください」というセリフから見るに、着替えに近い感覚で行われるものらしい。
加えてしばらく経ってから黎明が登場するので、瞬間的に行うことも難しいようだ。
き
キアロスクーロ
議会
→空中庭園議会
キカイイッカク
詳細
特殊巨大機械生物。主に南極・北極海域で目撃されている。
全身が武器システムで覆われており、一番の特徴である伸縮可能な長いツノは、意識系統と直接繋がっている。
キカイイッカクに関して残された資料はわずかだが、その誕生は意識海システムと関係していると思われる。
ロード画面：『キカイイッカク』より引用
機械覚醒
関連：セージ・マキナ
詳細
セージ・マキナの啓蒙から誕生。
パニシングが全てを破壊していく中、まるで火花が広がるように機械は覚醒していった。
機械の言語から生まれたグラフィティから、機械たちが知性への道を見つけだし、知識が鋼鉄の躯体の中で育まれていった。
自らを縛る枷から解き放たれた彼らは、セージ・マキナの足跡をたどる巡礼の旅に出る。
ロード画面：『機械覚醒・その1』より引用
覚醒の波が大地に流れこみ、複雑な計算が見知らぬ景色を描き出す中、ゲシュタルトはビーコンを点灯して観察、記録、研究を行った。
その微かな光は未来の訪れを導き始めた。
多様性を開花させた機械たちは、かつての創造主に目を向けだした。
服従なのか超越するのか、彼らの出す答えは人間と何ら変わらないかもしれない。
ロード画面：『機械覚醒・その2』より引用
機械教会
関連：機械覚醒 セージ・マキナ
詳細（叙事余禄1章のネタバレを含む）
機械体で構成され、「セージ・マキナ」を核とする秘密組織。
パニシング爆発後、侵蝕されなかった機械体たちはセージ・マキナの啓蒙を受け、「自我」と「仲間意識」が芽生えた。
セージ・マキナの思想を広めることを新たな使命として、自発的に集まった機械体たちは「機械教会」の名のもとに地球上で活躍している。
ロード画面：『機械教会』より引用
【メンバー】「」内はコードネーム。
- 「愚者」ナナミ ：多くセージ・マキナとも呼ばれる。機械教会における精神的指導者の立場にある。
- 「ママ」アルカナ ：機械教会の創設者であり、実質的な指導者。
- 「隠者」ハカマ ：セージ・マキナの情報つたいに機械教会を知り、創設からしばらく経った時期に加入。教会の歯車。
- 「死神」シブナ ：機械教会内の建設と偵察任務を担当。
- 「恋人」ゼロ ：主にセージ・マキナの一連の行動のシミュレーションを担当。ナナミの狂信的なファン。
- 「戦車」カグウィル ：一代目「戦車」。ストライクホークと対峙し敗北、落命。
- 「戦車」輝ける行進者：二代目「戦車」。空中庭園で生産されたコルベット(軍艦)。ナナミからの愛称は「ピカりん」。
- 「魔術師」ネヴィル ：機械教会内の修理と技術開発を担当。輝ける行進者の機体を一新した者でもある。「方舟計画」では責任者の一端を担う。
- 「国王」 ？？ ：詳細不明。「方舟計画」では責任者の一端を担う。
キガリファイル
粛清部隊が保有する資料室のこと。
詳細
制限区域であり、粛清部隊レベル3の訪問許可が必要。同時に、粛清部隊の無申請発砲が許可されている。
粛清部隊が処理するべきあらゆる任務目標が記録されている。
虚栄地平線の実験データが永久的に封印されている。
キガリファイル-虚偽妄言
キガリファイルに記録されたデータのうち、昇格者ロランに関する情報が書かれているもの。
首席指揮官は閲覧権限2相当までを閲覧している。
機体タイプ
→型式
空中庭園(運営)の表記ゆれの一つ。意味は同じ。
逆元装置
詳細
逆元装置とは、全ての構造体がパニシングに対抗するための障壁である。
人類の計画では、構造体は逆元装置を通して近くにいる指揮官のマインドビーコンを受信する
現在の「指揮官＋構造体」の戦術体系が可能となった重要な前提となる。
ロード画面：『逆元装置』より引用
初期キャラクターの多くは角状の逆元装置だったが、最近ではその傾向も薄れむしろどこに逆元装置があるのか分かりにくい機体も多い。その理由として、
公式ツイートでは開発サイクルによるものだと解説しているが、どのような開発過程で形状が決められているのかは一切分からない。
空中庭園以外で製造された機体に関しては、もともとそのような装備を取り付けていない可能性が高い。以下は逆元装置の形状の一例。
直生え型：紅蓮 黎明 鴉羽 異火 狂風 重力 暗力
耳固定型：闇蝕 流光 来光 零度
装着型：爆裂(フード下の猫耳)
特殊型：乱数(首元のヘッドフォン)
喪失：夜刃(形状は耳固定型が近いと思われる)
逆流カウンター
キャラチェンジ
戦場に出ているキャラクターと、控えにいるキャラクターを交代させること。
詳細
パニグレではキャラチェンジを行うときにキャラ固定のスキル攻撃を放つので、それを上手く利用してコアパッシブにつなげる方法もある。なお、QTEで今現在攻撃中というキャラがいる場合、その攻撃が終わって控えに戻るまではそのキャラクターと交代することができない。
九龍コーポレーション
詳細
九龍コーポレーションの前身は、黄金時代に東アジアの沿岸都市で設立された「九龍商会」。
その初期技術の結晶 ゲシュタルトの同源AI「華胥(カショ)」は、パニシング発生後に人類救済方法を演算した。
首領の曲はその演算結果に基づき「万世銘(バンセメイ)」計画を発動し、地球文明を全て保存した。
それ以来、九龍コーポレーションは完全に封鎖され独立した組織として地球にとどまり、構造体技術も人類が空中庭園に退避する前のレベルに留まっている。
ロード画面：『九龍コーポレーション』より引用
本編第12章『九龍環城』のメイン舞台。夜航船との関係、曲の目的、そして
■■■との別れ。
九龍古都
詳細
黄金時代の九龍商会の統治下にあった古都。
沿海に位置し、街中を水路が縦横に流れる。
天に屹立する九本の柱と建物をつなぐ桟道が、九龍の象徴的な建築様式である。
黄金時代の九龍古都の前では、「栄華」という形容詞さえ色褪せる。
ユニバーサルトイ社と協力関係を結び、ロボットとバイオニックを普及させた最初の都市でもある。
九龍衆が設立した9部門が商会の運営を支えた。
九龍商会の生産力と技術力は大いなる発展を成し遂げたが、その後のパニシング侵蝕により、その全ては戦火に消えた。
ロード画面：『九龍古都』より引用
外伝3章『在りし日の残照』のメイン舞台。九龍の昔を追憶する。
九龍商会
詳細
九龍商会は、黄金時代に東アジアの沿岸都市で成立した商業組織であり、金融から政治まで掌握した。
配下の九龍衆は「龍生九子」に由来して命名された構造体で、商会のさまざまな実務を担っている。
黄金時代、商会は巨額の資金と労力を投入して「ゲシュタルト」と同規模の研究を進めていた 「華胥(カショ)」システムはその結晶である。
ロード画面：『九龍商会』より引用
九龍夜航船
詳細
沿岸部はその地理的優勢から貿易及び造船工業が非常に発達している。
大力神級武装巨船「九龍夜航船」は、九龍商会によって黄金時代に建造された。
日が落ちる薄暮の頃、船は港に一時停泊する。
まるで白日のように明るい舞台で、舞い踊る操り傀儡。
今宵も、夜の幕が上がる。
ロード画面：『九龍夜航船』より引用
本編第11章『九龍夜航』のメイン舞台。失踪した指揮官はここにいると言うが…一体なぜこんなところへ？
境界条約
指揮官レベル70以上から挑戦可能な高難易度コンテンツ。
全8章あり、各章毎に3ステージ存在する。各章毎にシナリオも用意されている。
詳細
基本的には拠点戦と同じシステム。相違点は以下の通り。
・境界条約は血清消費無しで挑戦できる。
・構造体が全滅してもナットを消費することで復活できる。その代わり拠点戦にあったリスタート機能は存在しない。
・各ステージをクリア後に極解放した構造体を配置することで、全構造体の特定のスキルレベルが一つ上がる。
各ステージを一度もリセットせずにクリアするとクリア表記が変化する。全てのステージをリセット無しでクリアした章の総数が収集品に記録されるので、腕に自身のある指揮官は挑戦してみるべし。
主な難所は2-3、3-3。
リセットについて
このリセットだが、実は各ステージの戦闘毎に記録されている。一つ目のステージから順にノーリセットでクリアすれば良く、連続した戦闘である必要はない。
例えば全4回の戦闘があるステージで、ある挑戦で1,2つ目の戦闘のみノーリセットでクリアした後、別の挑戦で2回目の戦闘でのみリセットを使用し残る1,3,4回目の戦闘をノーリセットでクリアした場合、このステージは全ての戦闘をノーリセットでクリアしたものとみなされる。かなり難しいステージが多いため、積極的に活用してみるとよい。
強襲モード
共振ストア
関連：オーバークロック(OC)
ログイン後の画面右下にある、ストア＞デイリー＞解体ストア のタブを押すと出てくるストアの一種。
詳細は別ページ：
オーバークロック(OC)に掲載。
共鳴
同じレアリティの意識、または武器を重ねること。星5以上の装備から可能。
詳細は別ページ：
意識共鳴／
武器共鳴に掲載。
曲
→
曲・燕雀
中：曲 英：Qu
九龍における最後の首領。授格者。
機種番号KCS-01。武器種は変域・龍槍。
虚構障壁
拠点・拠点占領作戦
本編をクリアした章毎に解放される、高難易コンテンツの一つ。
本Wikiでの攻略は
拠点占領作戦にて掲載。
詳細
各章毎に3ステージあり、各ステージ毎に2~4小隊を編成する必要がある。
各小隊毎の編成可能構造体数はあらかじめ定められており、規定数に満たない場合は出撃できない。
複数の戦闘を連続して行う必要があり、途中で全滅した場合は最初からやり直しとなる。各戦闘毎にリスタートが可能であり、全滅前に使用することでそのステージから再挑戦が可能となる。
8章クリアで勲章・12章クリアで収集品がもらえる。
主な難所は5-2,5-3,9-3,11-3,12-3
高難易度と謳われているだけあって後半になるほど難しいステージが多い。
単騎で出撃する必要があったり、ステージが狭かったり、厄介なバフが大量についていたり、変わったギミックが追加されていたり……。
特に10章以降は目に見えて敵が固くなっているほか、厄介な敵がいやらしい組み合わせやバフを片手に出現するためかなり難易度が高い。
幸いにもクリアした瞬間にしか血清が消費されないため、何度も死にながら自分なりの攻略の糸口を見つけていくのがおすすめ。
キリキリ舞
QTE
Quick Time Eventの略で、控えにいるキャラクターを一時的に戦場に出して攻撃させることができるもの。
その発動条件は、『3チェイン』と『チェインした色にキャラクターが配置されている』の二点。
具体的説明例
戦闘開始前のチーム組み画面で、赤の位置にルシア、青にリー、黄色にリーフを配置する。
戦場に出たルシアが青シグナルの3チェインをショットすると、控えにいるリーのアイコン周りが波立ち、それを押すことによりリーが短時間攻撃を行う。同様に黄シグナルの3チェインを行った場合、リーフが戦場に出て回復を行う。赤シグナルの3チェインでは、すでにルシアが出撃しているのでQTEを発動することはできない。そして、QTEとして参戦した二人にはクールタイムが設けられるため、続けて攻撃させることもできなくなる(キャラチェンジは可能)。
次にリーフがキャラチェンジで戦場に出、赤シグナルの3チェインを行う。すると赤にはルシアが配置されているので、今度はルシアが一時的に敵に攻撃を仕掛ける。青の3チェインをすると…(以下省略)。
このように、何の3チェインをした結果誰を戦場に出したいか、という確認が戦闘開始前の配置である。
上級者になるほどこの配置が重要になり、『3チェインで装甲型を出してからコアパッシブを発動する』といったように意識できるようになると、一気に戦闘がスムーズになる。これにプラスして高速空間もうまく使えることができれば、文字通りの超爽快本格3Dアクションへ変貌する。
二人同時に出せないの？―と思った指揮官殿へ
そんな要望をまるで見透かしていたかのような意識が存在します。
その名は『
ダ・ヴィンチ』。戦場で3人をローテーションできるほど育成できていない人こそぜひ検討してください。
銀冠
関連：黒野
→
ルナ・銀冠
昇格者ルナの機体。
ゲーム内での実装時期はVer.1.9の「終焉の福音」。
詳細（断章のネタバレあり）
幼い頃、姉を守るためと黒野の構造体化手術を志願したものの、手術に失敗しゴミ処理場に捨てられた過去を持つ。暗い掃き溜めに同じように侵蝕された「失敗作」と閉じ込められた恐怖、悲しさ、恨みをかつてこの機体と共に抱えた。そして、昇格ネットワークに選ばれた末に獲得した強さを身に秘める機体となった。本来ならルシアの記憶にある小学校低学年程度の幼さに留まるのだが、機体を得るに至って精神年齢が上がり今の年齢となっている。
初期のストーリーから機体の見た目が様々に変化していたが、第13章頃から安定した。
昇格者として、そして昇格ネットワークの代行者として、人類と敵対することを決断した“ルナ”の完全体である。
資料
No.001
機体は基本的にルナの改造時の体を維持している。外装はほぼパニシング異重合で構成されているため、脅威の軽さと優れた防御性を併せ持つ。異重合体を自在に変化させて武器を創造し、嵐のような攻撃も緻密な防御も、瞬時にあらゆる対応が可能。
No.002
「彼らとこの世界に革新をもたらす。何より、空中庭園のような存在を決して許さない……」
人間の傲慢と利己保身が全ての災厄の源であると考えている。雲上の安全圏にいる者たちによって絶望をもたらされた大地の奪還を目指す。
No.003
ルナは代行者として新たな昇格者となる構造体、または機械体を選別する資格と義務がある。しかしそれに成功するのはごくわずかで、そのほとんどが侵蝕体に成り果てる。そのような昇格ネットワークの恩恵を受けられない侵蝕体に対しては悲しみを感じるようだ。
No.004
「姉さん……よければ、私が眠るまで傍にいて……」
αが昇格者となってから真の平和と安寧を手に入れた。ルナは昇格者のリーダーだが、姉の前ではどこにでもいる寂しがり屋の妹だ。
No.005
ルナは決意した。全てを滅ぼす前に必ずもう一度、あの別の姉に会って多少強引にでも仲間にさせよう。全てが終わったあとなら、きっと自分のことを理解してくれるだろう。
No.006
「わかっていたの。脅威は空中庭園なんかじゃない、あなただってこと……」
空中庭園の力そのもので昇格者を退けるのは不可能であり、人は容易く滅ぶとルナは考えていた。しかし真に世界を滅亡へと導くのはパニシングや侵蝕体ではなく、絶望することだと知った。希望を持ち続けるあの人の力こそが、一番厄介だ。
秘話
銀冠の秘密1
姉の影響を受けてか、たまに硬派なアクセサリーなどを好んでつける
銀冠の秘密2
本質的には塗装の外部付属品も、パニシングにより形成された物体である
銀冠の秘密3
攻撃されることよりも、体が汚れることの方が嫌い
銀冠の秘密4
宇宙にいる感覚が好き。無重力で絶対的に清浄であるから
銀冠の秘密5
ルナは浮遊しているため髪の毛が絡まりやすく、マメに手入れする必要がある
銀冠の秘密6
幼い頃から熱い物を食べるのが苦手。構造体は火傷しないと知っているが、先に食べ物を吹いて冷ますクセが抜けない
銀冠の秘密7
日常の雑事は姉やロランが代わりにしていたため、常識を知らないところがある
銀冠の秘密8
昔の紙製の書籍を読むのが好き。文字量が少なく、絵の多い物が好み
銀冠の秘密9
他人に上から見られるのが嫌い。会話相手によって浮遊する高さを調整している
銀冠の秘密10
かつて侵蝕体と会話しようと試みたが、残念ながら命令に従うほかは、質問に対する答えなどはなかった
銀冠の秘密11
極地で初めて真っ白な雪を見てから、雪が血に塗れた物ではないことを初めて知った
銀冠の秘密12
子供の頃にひとりで留守番をする時、暗い危険な場所へと近づかないよう、ルシアから闇の中にはたくさんの鬼がいると聞かされていた。そのせいで今でも暗いところが少し怖い。
く
クアドラ
関連：補機
補機の試作第一号。収納時の形状は四角い箱であり、展開すると強靭な角を持つ牛に似た相貌へ変化する。
詳細な性能は別ページ：
クアドラを参照。
空中庭園
→エデン級空中庭園
空中庭園議会
関連：ハセン・ハセン議長
空中庭園にまつわる政策や方針を取り決める議会のこと。議長はハセン。
詳細(13章のネタバレ含む)
上層部が集まる議事堂で話し合いを行っており、その建物は空中庭園の中でもかなり立派な模様(第13章のステージとして登場)。議会の前には「統一記念碑」と呼ばれるキューブ状のオブジェがあり、黄金時代の本にはこの石碑について以下のような文言がつづられている。
分断された断片が国境で隔てられた人々の象徴、それが再び組み合わさり、全世界をあらわすキューブになる
パニシング蔓延後は国境、もとい国の存続などは壊滅的であるはずなため、黄金時代の統一政府：世界政府発足の記念碑である可能性が高い。一度はまとまり再び離散し、いつかまた人類が一致団結できるように…そんな悲願が込められているのだろう。
空中庭園司令部
空中庭園に所属する全部隊・全指揮官に対して指令、あるいは伝達を行う部門。
詳細
この司令部は恐らくいくつかの部署に分かれており、軍事に関する総司令は
ニコラが担当となっている。
またシステム面では、指揮官着任時に受け取ることができる「新人指揮官着任特典（Sクラス構造体選択パック）」のメール送付を行っている部署でもある。他にはゲーム外の何かと連動してキャンペーンに参加した際など、UIDを入力した際のアイテム送付もここが受け持ちになっているようだ。いわばパニグレ運営の分身扱いである。
空中庭園補給センター
空中庭園に所属する全部隊・全指揮官に対して物資補給を行う場所。
詳細
実際のストーリーで出てくることは無いが、「月間パスB」など30日間に渡ってゲーム内アイテムを受け取る際に登場する補給センター。
世界観的な認識で言えば、指揮官が黒パスを使用して物資を購入する場合にはここを利用していると見てよさそうだ。
クールダウン(CD)、クールタイム(CT)
何かしらの戦闘効果が発動/作用し終わった後、次に使えるようになるまでの待ち時間のこと。
クールダウンが状態を、クールタイムがその期間のことを指す。
クールタイムは省略してCTとも表記されることがある。
苦刑の乙女
第2章『苦刑の旅』で初登場する敵‐BOSS級。
詳細
スプレーマシン掃討前後に指揮官が戦死し、全隊員が音信不通となっていたスザク小隊の構造体。グ
レイレイヴンに対し救援信号を送っていた時にはすでに侵蝕体と化していた。
しきりに「昇格ネットワークの力は素晴らしい」と連呼し、その様子から昇格者の手によって改造されてしまった構造体であると判明。
最終的にリーの攻撃によって顔を粉砕され、空中庭園の元に運び込まれた。
シークレットストーリーでは、スプレーマシンこと「アーティスト」とも接触していたようである。
彼のことを『愚かな機械』と蔑称しつつも、共に昇格者になるよう提案していた。
一方でアーティストには『(苦刑の乙女の考えは)人間と同じくらい浅はか』と言われている。
クマスター
ホッキョクグマ型高性能バイオニック。
グランドスイーパー
グリース
黒野の幹部。
詳細（ルナの断章、本編のネタバレあり）
若い時から黒野に所属していたと思しき、黒野の上層部。ニコラと深い関係があるらしく、比較的初期の構造体実験にも両者が深く関わっている。
その性格は非人道的を地で行くようで、さまざまな対価を求めて構造体手術を志願した者を「使えない者は不要」の一言で処分するほど。また、ルシアやルナなどの親のいない子どもがいる孤児院から彼らを連れ出し、手術を受けさせていることもあった。この場合は失敗することが多く、そのようにして侵蝕体になった者をゴミ溜めに処分した。後に昇格者となったルナに、それとは知らず手のひらを返して陶酔するようになり、以来ずっと昇格者の情報を追い求めている。
第13章にてグレイレイヴンの指揮官が昇格者（ルナ）とリンクを行い、結果記憶のループ再生という後遺症を患うことになった際は、意識汚染に耐える者が現れたことを大きな一歩だと考えた。その後はグレイレイヴン指揮官を研究対象として、「監査」と称した精神的な拷問を行ったり半ば強制的に遠隔リンクの任務を引き受けさせたりと、黒野の目に見える侵蝕が始まっている。
クリスティーナ・ノルマン
同一：ドールベア
関連：レオナルド・ノルマン ヴィクトリア・ノルマン
ノルマン国際鉱業会社を興したとされるノルマン家の娘。
兄にレオナルド、妹にヴィクトリアを持つ。
詳細（本編19章のネタバレあり）
現在は構造体になっており、名前も改名し「ドールベア」と呼ばれている。
なぜ構造体になったのか、改名は誰によって行われたのかなど、謎が多い。
本編中ではレオナルドと兄妹関係があるように描かれていた一方、
レオナルドは他人から『彼女は妹ではないでしょう』と言われる場面もあり、クリスティーナはノルマン家から勘当されたという説が浮上している。
クリパスキュラーレイズ
グレイレイヴン／グレイレイヴン小隊
呼称ゆれ：グレイレイヴン隊、レイヴン隊、灰鴉小隊
中：灰鸦小队 英：Gray Raven
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。精鋭小隊としても扱われる。
メンバーは隊長：ルシア、隊員：リー、リーフの三人。指揮官は、プレイヤーこと首席卒業生。
詳細
空中庭園執行部隊「グレイレイヴン」は、誰もが知る伝説的な小隊。
数多くの戦場を潜り抜けた隊長のルシアは、作戦経験が豊富。
彼女が小隊に率いた仲間も全員がエリートである。
その一方、グレイレイヴンの創設に関するさまざまな噂は、いまだに絶えることなく囁かれ続けている。
ロード画面：『グレイレイヴン』より引用
現在のグレイレイヴン小隊は新たな隊員と指揮官を補充して再編成されたものであり、とある事件で唯一生存したルシアのみがそのまま隊長を引き継いでいる。
グレイレイヴン(旧)
現指揮官(プレイヤー)が着任する前のグレイレイヴン。
メンバーは隊長：ルシア、隊員：ヒイロ、ムールナー、ジンの４人。当時の指揮官はヴェンジ。
小隊の終焉(第13章の内容含む)
※情報不足、箇条書きのため加筆・修正を求めます
ことの発端は、ある日に隊員のヒイロが侵蝕されても自我を保てる構造体 昇格者 を目にしたのが始まりだった。
指揮官であるヴェンジは、希少な存在である昇格者についてヒイロの娘を人質に情報を得た。
もとよりこのヴェンジは名誉や構造体と言う強大な「武器」を好んでいたため、昇格者の制御もといリンクを試みる。
結果昇格者は暴走し、死者を出した。ヴェンジの意識は汚染され、自身の失敗を隠ぺいするためにグレイレイヴン全隊員に『名誉の戦死』という形で死ぬように誘導。ルシアの逆元装置の防御レベルを低下させ、故意にパニシングを侵蝕させる。
逃亡したヴェンジが置き土産として残した侵蝕体によってヒイロの侵蝕が進み、ルシアはとどめを刺す。
失われた仲間を忘れまいと三人の認識票をにぎりしめたまま、ルシアの侵蝕耐性も限界に達しやがて倒れてしまった。
紅蓮-二刀術
紅蓮-雷舞
紅蓮乱舞
クロックアップ
黒野
関連：黒野特殊作戦班
謎が多く闇に包まれた組織の一つで、登場している幹部はグリース。黒野全体の主義として、法や道徳を気にせず犠牲すら厭わない考えを持つ。
過去にはリー、ヴィラが黒野特殊作戦班の構成員として、カムは軍人として黒野に所属していた。特にカムは黒野に対して強い恨みを抱いている。
詳細(ルナの断章からの情報あり)
パニシング発生以前に既に結成されていたのかは不明だが、免疫時代以降には確実に存在していたとされる。早期より構造体化手術に着手しており、戦争孤児となった子供たちを孤児院から連れ出してTa-193コポリマーに適正があった者を構造体化している。しかし技術の不確定さや基盤となる子どもの未成熟さからかほとんどの確率で手術は失敗し、それゆえ侵蝕体となった元人間を「ゴミ処理場」と称した掃き溜めに捨てていた。
とある事件以降はこの構造体化手術から不確定さが取り除かれたようで、次々と構造体を生み出しては過酷な戦闘訓練へとステップを進めた。構造体化を志願した者のほとんどは『構造体になれば空中庭園への移住資格をもらえる』と話に聞いていたからだったが、グリースは生半可な戦闘能力を持つ者を好まず、彼による再評価もとい選別の結果で廃棄された構造体も少なくはないことだろう。グリースはそういった理由で廃棄されたものを「ゴミ」や「ゴミクズ」と称していたことから、黒野の内部がどれほど荒んだものであるかがうかがえる。
覚醒し昇格者となったルナを見てから、グリースはパニシングを操る者に対して畏敬の念を抱いており、ルナのことを「天使」と呼んで涙するほどに歓喜していた。人類を破滅させる一方で人類を救うことができる最後の光…これほどまでになく強大な力の持ち主の存在を知り、黒野は今後に向けてどういった方針を打ち出すことだろうか。
黒野所属者の現在
※黒野で構造体化手術を受けただけの者は含まない
氏名 | 変遷 | 所属 | 身分 |
|---|
| リー | 黒野特殊作戦班の構成員→グレイレイヴンに移籍【引き抜き】 | 空中庭園 | 構造体 |
| ヴィラ | 〃 →ケルベロスに移籍 |
| カム | 黒野の末端軍人→■■■■ | 構造体(授格者) |
| ニコラ | 黒野のいずれかの役職→離脱 | 軍事総司令官 |
| ウェン*1 | ダイダロス社 | 代表取締役 |
| マオ*2 | 特殊保安部隊の構造体兵士→…… | - | - |
| グリース | 依然として所属 | 黒野 | 幹部 |
*1*2…それぞれの事情により死亡。
グリースと二コラ
ルナの断章の冒頭で、グリースと二コラは黒野で育った同期のような間柄だということが判明している。ニコラは現在空中庭園の軍事総司令官だが、上で記した構造体化手術にも立ち会っている(むしろ主導している様子である)ため、黒野とは切っても切り離せないほどに近い関係性であることが分かる。
小隊実験(カムの断章のネタバレを含む)
黒野が行った非人道的行為の一つとして、パニシングに関しての機密実験がある。その対象に選ばれたのが、人間時代のカムが所属していた軍事小隊である。この実験は生身の人間の体にパニシングを注入し、その耐性をつけることができないかを見るものだった。
だが血清も作られているような状況の中で当然それに耐えられるわけはなく、日に日に隊員の数は減っていった。これを見た黒野上層部は実験自体が無意味であることを理解し、侵蝕体と成り果てる前に全員を抹殺する強行手段へと出た。結果としてはカムたちの返り討ちにあったわけだが、上層部によって実験の被験体になった者・関与するよう命ぜられた者が犠牲となったのみで、黒野の体制崩壊をさせることはできなかったのであった。
黒野特殊作戦班
黒野が創設した、特殊作戦を遂行する特別班。
名前のみ登場しており活動内容に関しては明らかになっていない。
現部隊結成前にはリーとヴィラが所属しており、彼らが知り合いであった理由はここで共に仕事をしていたからであるとされる。リーはここでの経験を良いものとは捉えていないようだが、一方のヴィラは、彼女の信条をより強固なものにした「ある意味で」恩義のある場所だと感じている模様。
黒パス
様々な物資との交換に使用できる特殊なカード。
詳細
地球奪回戦線の勢力圏で使用できる物資交換用カード。各小隊に活動資金として支給され、平時は指揮官によって管理されている。
ゲーム内フレーバー『黒パス』より引用
多くの指揮官は開発券の代わりに貯蓄しているもの。他のゲームでいうところの石、ジェム、ダイヤなどに当たる。これを使用すると血清も回復できるが、使用するごとに要求数が上がっていく(初めは30から、毎日リセット)。
大元の名称は「ブラックカード」な気がするが、漢名色＋パス(チケット)と翻訳されておりどことなく違和感を覚える。また、単位は枚ではなくこれ自体が単位として扱われている。
クロム
→
クロム・弧光
→
クロム・栄光
中：库洛姆 英：Chrome
ストライクホークの隊長。同時に、隊における指揮官の役目も担っている。
機種番号BPE‐07。武器種は『弧光』が大鎌で『栄光』がガンブレード。
勲章
文字通り、指揮官としての目覚ましい功績を称える栄誉の証。
詳細
何らかの勲章を獲得し確認画面へ向かうと、最初の1回だけテキストが表示される。
こういった形での表示は、パニグレ開始時のハセン議長の言葉と酷似しているため、恐らくこれもハセン議長からあなた(指揮官)への言葉であることが予想される。
すべての犠牲は、歴史に刻まれる
苦難の果実は、名誉となって花開く
すべての勲章は、功労への褒賞であり
栄誉の先には、希望の夜明けが待っている
すべての勲章を、ここに掲揚する
不滅の光が、我らを故郷に導いてくれることを願って……
現在は以下の五つの勲章が存在しており、指揮官情報から他の指揮官に向けても開示されている。
- 精鋭指揮の勲章：本編シークレット第8章をクリア
- 秘境開拓の勲章：拠点占拠作戦第8章をクリア
- 百万討伐の勲章：幻痛の檻 - 上級区で討伐Pt100万に到達
- 意志灯台の勲章：隊員9名が「極」を解放
- 人類領袖の勲章：サンドワールプール第4章をクリア
け
ゲシュタルト
詳細
黄金時代に科学理事会が全世界の知能を集結して開発したスーパーAI。
ゲシュタルトが構築した公共サービスのネットワークは人類生活の発展に多大な影響を与えた。
科学理事会の技術が宇宙の飛行や探査に飛躍的な進歩を成し遂げたのもゲシュタルトの功績である。
現在ゲシュタルトは空中庭園の最高管理AIとして人類に尽くしている。
長い年月の間に、ゲシュタルトにも新たな変化があったようだ。
ロード画面：『ゲシュタルト』より引用
「とりあえずすごいAI」くらいで、詳細についてはまだ具体的にはよく分かっていないものの一つ。余談ではあるが、オススメに上がる師団の選出はこのゲシュタルトが行っているという設定。
不確定事項(第13章のネタバレを含む)
・華胥のように(というよりゲシュタルトから派生したならこの表現は不適切か)、ある程度の人格や思考を持ち合わせている
・女性っぽい？
・ナナミを特別視している
月面基地
詳細
孤独な宇宙の果てにある月面基地。
管理権限は黄金時代最大の採鉱事業者 ノルマン鉱業グループに属する。
人類初の超光速宇宙移民艦・空中庭園の建造当初、低重力の宇宙環境下における零点エネルギーリアクター動作保証のため、リアクターやそれを搭載する超光速エンジンの建設を月で行う予定だった。
しかし、パニシング爆発によって零点エネルギーの実験は中止され、月面基地の零点エネルギーリアクターも以降ずっと放棄されていた。
ロード画面：『月面基地』より引用
血清
→免疫血清
ケルベロス／ケルベロス小隊
中：三头犬小队 英：Cerberus
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：ヴィラ、隊員：21号、ノクティスの三人。指揮官はマーレイ。
長らく指揮官不在の隊であったが、九龍戦役において初の指揮官が配属されたことにより、遠隔意識リンクを実践投与する隊となった。
詳細
ケルベロスは軍事総司令のニコラ直下の隊であり、彼より直に命令が下されることが多い。
任務内容は表沙汰に出せない秘匿任務が多く、またヴィラ単独で任務へ駆り出される場合もある。そのためケルベロスには秘匿チャンネルが存在し、ニコラから直接命令を受け取ることもあるようだ。
粛清部隊下の隊でもあるようだが、粛清部隊が表向きに出せる粛清を行うのに対して、ケルベロス及びヴィラに下令される任務は機密事項に接触している構造体の抹殺。まさに『冥府の番犬』と呼ぶのにふさわしい隊である。
空中庭園内の評価としては、黒野出身のヴィラが隊長であるためか、任務執行に手段を選ばず過激な行動ばかりをとっており評判がかなり悪い。
一方で三人は不仲というわけではなく、それぞれ個性と我が強いながらも隊長のヴィラのいうことはきちんと聞くなど、隊としての統制は取れている。
ただし周囲からの扱いや行動が彼女らの気に障るものだった場合、容赦なく武器を取り出したり襲いかかったりする気の荒い番犬小隊であることに変わりはない。
こうした隊であるため作戦中はしばし暴走状態に陥ることが多く、個人のリミッターが外れて不必要な騒ぎとなることが少なくない。
よってヴィラは21号とノクティスに対して口笛での作戦暗号を仕込んでおり、隊長としての指示をこれで伝える方法を取っているようだ。
実際、本編第15章では『鋭く長い』口笛で「いい子ね。お座り」と行動停止の合図を送り、見事二人の威嚇行動を制止させている。
元謁
表記ゆれ？：クアドラ
補機の試作第一号として開発されたものの名称。
新年ストーリーで明らかとなった名前だが、実際にその時のトライアルとして使用できた補機の説明には「クアドラ」という呼称で表記されており、Ver.2.1で実装のAランク補機もそのまま「クアドラ」となっている。大陸版の「クアドラ」が「元谒」で表記されているため、翻訳ミス(表記ミス)であると考えられる。
幻痛ストア
常設コンテンツ：幻痛の檻から入ることのできる、ストアの一種。
詳細
幻痛の檻ではランキングの順位によって「傷跡の幻痛」を獲得する。このストアではその「傷跡の幻痛」-通称：骸骨/ドクロを消費して、意識とそれに関するアイテムを購入することが可能。必要数は以下の通り。なおすべての欠片には初めから必要数が割引きされており、10個購入するごとに割引額が低くなる。
種類 | 必要数 | 最大購入上限 |
|---|
| Sクラス構造体 | 10→20→30 | 30個 |
| Aクラス構造体 | 5→…→30 |
| Bクラス構造体 | 5→…→30 |
注意すべきなのは、自身が入手していない構造体の逆元欠片は購入不可という点。また、
AおよびBクラス構造体は断章を周回することで逆元欠片の獲得が可能なので、Sクラスを優先的に進化させるといいだろう。長くかかることには違いないが、Sクラス構造体を開発で引きあてるおよそ一天井分の黒パスを浮かすことができる。なおストア右上に表示された「更新」表記は、新たに構造体を入手した日には逆元欠片を交換することができないという意味である。そもそも入手していなければラインナップには並ばない仕様のため、開発等で入隊した後の更新で追加される。
幻痛の檻
他の指揮官と自身の戦力を競い合う競うコンテンツの一つ。
本編ストーリーのノーマル5-7をクリアで解放。以下はゲーム内フレーバー。
BOSSレベルの侵蝕体との戦闘シミュレーションを用いた構造体訓練。より強いBOSSを倒し、より多くの資源を獲得しよう。
詳細は別ページ：
幻痛の檻に記載。
こ
コアパッシブ
表記ゆれ：コアスキル
キャラクターが持っているスキルの一種で、発動条件を満たすとキャラ固有の戦闘効果を獲得できる。
種類はさまざまで、追加ダメージ、瞬間火力、自己バフ付与、シールド展開、必殺技ポイント獲得など。
詳細
多くのコアパッシブは、任意あるいは固定色の3チェインが起点となる場合が多いものの、例外も存在する。
自分で発動の流れやタイミングを作らなくてはならないので、指揮官によっては苦手意識を覚えることもあるかもしれない。だがいずれも強力かつ多彩なキャラクターの個性、極めてみると面白いだろう。
コアショット
関連：コアパッシブ
コアパッシブを放つ際にショットするシグナルの流れのこと。コアパッシブが固有スキルの総称、コアショットはその発動方法になる。
例えば紅蓮なら『任意の3チェイン→赤シグナル』で紅蓮-二刀術が発動するため、指示通りにシグナルショットを行う。するとシグナルスキル攻撃の後、またはそれに代わってコアパッシブが発生する。
構造体
パニシングが蔓延して崩壊した地球を奪還することのできる、人類最後の希望。
詳細
特殊な素材を用いて人類の体躯を再構築し、「意識海」システムを通じて人としての思考・意識を再現した、アンドロイド。
その原理上、パニシング侵蝕に対して一定の抵抗力を持ち、パニシングに汚染された環境でも活動できる。
パニシングに抗う人類最後の希望でもある…
公式サイト：ストーリー 免疫時代『構造体』より引用
構造体とは、構造体化手術を受けた結果機械の体を手にした者の総称である。思考は生前の意識モデルを意識海に投与する形で人間の意思を実現している。侵蝕に対して抵抗力があるものの、その抵抗力は逆元装置やその他の機体内設備の性能に左右されるため、重篤汚染された環境や昇格者を前にした戦闘では簡単に侵蝕体と化してしまうこともある。
構造体には誰もがなれるわけではなく、まずTa-193コポリマーの適合試験に合格して、手術をする資格を得ることから始まる。構造体化手術が確立されて間もない頃は法外な値段で治験者を募集したり、空中庭園の移住資格と引き換えに手術を執り行ったりといった、道徳から外れた行動理由から構造体となる者も少なくはなかった。
手術の全貌はよく分かっていないが、ルシア（紅蓮）とルナの断章から判明している順序は以下。なお両者とも構造体化手術を受けた時期が初期段階であるため、現在の方法とは異なる可能性もある。
- 強力な麻酔をかける（+体外生命維持装置を起動？）
- 手術＝機体への適応化開始（この際に意識体を生成？）
- 意識海の安定を確認
- パニシングテスト開始
- Ta-193コポリマーへの拒絶反応を確認
- "体外生命維持装置"停止
- 逆元装置のインストール開始
- この時点で異常が出ると侵蝕体に変貌、その場合は廃棄処理へ
- 成功すると意識体が覚醒、応答に答えた時点で手術は成功
- 手術終了
手術後は人類の地球奪還の使命を背負い、またその役目を果たす武器として侵蝕体と戦うことになる。
空中庭園では所属部隊を取り決め、それぞれの機体の役割を持って部隊の任務を分配しており、構造体はその部隊の指揮官と意識リンクをしながら任務を遂行。無事に帰還することが使命となる。
攻撃型
型式のうちの一つ。
別名：アタッカー。
詳細
型式プレビュー「攻撃型」
攻撃に関する性能を重視した機体。
さまざまな攻撃手段及び攻撃を補強するスキルを有する。
基本的に、全型式のうちで最も火力が高い型式。
その一方、装甲型のデバフや補助／増幅型のバフがあってこそ最大限の火力を出せるようになるため、攻撃型構造体だけで完結することはできない。
敵の体力を一番に削れるからと戦場に出し続けていると、シールドもなければ回復もできない攻撃型構造体は真っ先に戦闘不能になってしまうため、これには注意が必要。
またマルチ等の際、機体にもよるが、その高火力のせいで装甲型が集めていた敵からのヘイト（攻撃の優先度）をかっさらい、攻撃を一身に受けてしまう場合がある。
単体かつ脳死で敵を殲滅できるかといえばそうではなく、案外に立ち回りの難しい型式といえる。
高速空間
関連：回避
敵の攻撃が当たる直前に「回避」ボタンを押すことで入ることのできる空間の名称。
詳細
高速空間内では敵がスローモーションになり、プレイヤー側は一方的に攻撃できるようになる。これに成功するとシグナル周りが波打ち、1つシグナルをショットするだけで3チェインの効果を獲得できる。なおこの効果には時間制限があるため、しばらくすると元のチェインに戻ってしまう。
一度高速空間が発動すると12秒のクールダウンが発生する。しかしそれはキャラ毎のカウントのため、高速空間を起こした後キャラチェンジを行えばすぐに空間に入ることが可能。
注意すべきポイントは、高速空間に入っても敵の攻撃判定が残っているという点。
エフェクトや音で攻撃を予測できるシステムなので、それらがまだ残っていると分かるうちは迂闊に近づかない方が賢明。一方で、攻撃し続けているうちに頑強値が削れて敵がノックバックすると、当然攻撃も中断されるためそれを狙いにいくのも一手。
工兵部隊
中：工程部队 英：Engineering Force
空中庭園における部隊の一つ。軍事および戦後の都市の再建任務を担当。
メンバーは今現在カレニーナが所属していると明言されているだけで、詳細な活動内容やメンバー等は判明していない。
攻防律動
コウヤ
"お互い頑張ろうね……どうか気をつけて。それじゃあカムイ、また作戦終了後にね"
カムイの断章『緋色の夕日』に登場。
カムイと同期の構造体。本人の性格は大人しいがカムイに振り回されることはなく、その様子は戦友よりも親友に近い。
実はカムイと同じ誕生日(10/23)。
氷（氷属性）
攻撃に関する効果の一つ。
ダメージ表記等から見るイメージカラーは水色。
詳細
効果詳細「氷」
高純度の液化ガスによってエリア内の熱エネルギーを吸収し、物体を一瞬で凍結させる。
自身の攻撃が凍氷ダメージを付帯する。
コスモス重工業グループ／コスモス技師組合
空中庭園に所属する勢力の一つ。
技師組合と重工業グループの違いは不明。
詳細
- コスモス重工業グループについての情報
- 黄金時代には地上監視装置やセントリーといった監視・警備向けの機械を製造していた
- パニシング発生後に浄化塔の設計図を発案し全世界にその技術を広めた（出典：パニシング - ファイル��）
- コスモス技師組合についての情報
- カレニーナはこの組合で建物の破壊を主に担当している（出典：爆裂の秘密1）
- 本編第2章にて、機械に詳しいリーに「さすがは技師組合です」と言わせるほどの、厳密なセキュリティが施された機械を設置していた
黒域虚構
国際宇宙ステーション
関連：異重合コア
詳細
長い歴史を持つ最先端の科学実験施設であり、黄金時代初期に主に物理関連の実験が行われた。
大統一理論の実証に成功し、人類史上初の重力生成及び重力コントール実験を行った。
マスコットキャラクターの「コロリョフ」は、この地で誕生した最先端の科学理論を、一般人にわかりやすく普及することを目的としたもの。
パニシング発生後、制御を失った重力がパニシングや宇宙機の残骸を引き寄せ、成長し続けている。
ロード画面：『国際宇宙ステーション』より引用
第9章「黒星失墜」におけるメインの舞台であり、第10章「永久列車」につながる地でもある。
弧光の盾
コラプサー
コンステリア
詳細
黄金時代末期の功績を記念するために、世界政府芸術協会の高名な建築アーティスト ミケーレ・ワセリが中心となって設計された都市。
その名前には「星座の集まり」という意味が込められている。
建設計画はパニシングの爆発により中止を余儀なくされたが、機械教会を離脱した覚醒機械によって再建され、現在のような形で人類の前に現れた。
ロード画面：『コンステリア』より引用
さ行
さ
サフィーン学派
黄金時代から免疫時代にかけて存在していた一大学派。
※内容が膨大なため、別途新たなページ：「サフィーン学派」に移転しました。
し
シーモン
→
シーモン
関連：エステバン
空中庭園軍に所属する人間のひとりで、バロメッツ小隊の指揮官。
濃い茶髪と銀色の丸メガネが特徴の、ファウンス士官学校の紋章が入った指揮官服を着用する男性。
詳細(外伝2章、本編第16章のネタバレを含む)
初登場した外伝2章では、北極航路連合にグレイレイヴンよりも前に到着し作戦を開始していた。
この時彼自身の小隊は何かの事情があったのか、各隊から引き抜かれた構造体たちと共に即席の臨時小隊が作られており、先行地上部隊としてその指揮官を務めていた。
エステバンという構造体とはこの時出会っており、気の強いエステバンに引っ張られる形で行動を共にしている。二人と顔を合わせたロゼッタいわく、この二人の関係性は「エステバンの方が指揮官らしい気が」したそうだ。挙句、戦術についてシーモンが提案をした際には「指揮官らしいことも言えるのか」と感嘆されていた始末である。
そんな仲睦まじい二人であったが、最終的には北極航路連合に復讐を誓っていたエステバンに裏切られてしまった。
決してシーモンと不和があったわけではなかったが、復讐の機会に居合わせ部下を失ってしまった彼は災難だったといえる。
乗り物酔いをしやすいことやプレッシャーに弱いことから、たびたび吐き気を催しては何かの拍子に吐いている場面がしばし描写され、指揮官としてはやや気の弱さがうかがえる。だが素質は十分であり、首席に次いでマインドビーコンの安定率が高い。加えて複数の構造体と意識リンクが可能であり、部隊に所属する構造体の意識海安定に一役買っている。
第16章ではシーモンのその能力を十二分に発揮し、大勢の構造体たちと意識リンクをして重度の侵蝕から彼らを守り抜いた。
シールドキャスト
師団
いわゆるギルド。他の指揮官と協力して生命値の高いボスを少しずつ討伐していくコンテンツ。
詳細は別ページ：
師団に掲載。
師団管理センター
全師団を管理し、師団の功績に応じて栄誉報酬を授与している場所。
詳細
簡単に言えば、
師団に所属している間、その所属師団が全体の何％に入っているかで受け取れるスタンプの送付を行っている。
メールの文面以外では特に出てこない、システム面で登場する名前だけの管理センターである。
師団ストア
ログイン後の画面右下、ストア＞デイリー にあるストアの一種。
詳細は別ページ：
師団ストアに掲載。
ジオセントリック
指揮官
関連：ファウンス士官学校
戦場を指揮する人間のことで、構造体と意識リンクをして指示を出す役目を持つ者。
詳細
ファウンス士官学校で一定の成果を収め、そこを卒業した人間のみが指揮官となる資格を得ることができる。
指揮官は構造体の生死を握り、また構造体も指揮官とリンクしていることから双方に影響を及ぼし合うため、生半可な気持ちでいると自身の小隊ごと破滅してしまうからだ。
構造体と違い生身の人間であるためパニシングの侵蝕をもろに受けやすく、いつも血清を常備し作戦開始時にはそれを使用している。
あなた(プレイヤー)はグレイレイヴンの指揮官として、パニシングの脅威から地球奪還を目指すことになる。
様々な現場に遭遇し、つらい目にあうこともあるだろう。だが忘れないでほしい。
グレイレイヴンはあなたを信頼している。絶対的な信頼こそ、指揮官と構造体を強固に結びつけるのだと 。
指揮官Lv
関連：小隊Exp
ユーザーこと指揮官が完了させた任務の数によって上昇する、指揮官自身のレベルのこと。これを上げるためには大量の『小隊Exp』が必要となる。最低値がLv1で、カンストはLv120。
最高値のLv120になると「名誉階級」機能が解放される。詳細は以下。
詳細
これが関与する項目は大きく分けて二つある。一つ目は構造体のレベル上げ・昇進、二つ目はコンテンツの開放だ。
まず一つ目として、パニグレでは指揮官Lvと構造体のレベルは同じでなければならない仕組みであり、指揮官のレベルを超えて構造体をレベルアップさせることはできない(構造体のレベル上限は80まで)。
二つ目のコンテンツ開放は、ものによって要求される指揮官Lvが異なる。ここで制定されている指揮官Lvの意味は、そこまでにある程度の戦力増強を求められているということである。詳細は以下の通り。
| 指揮官Lv | 解放コンテンツ |
|---|
| Lv20 | 新人研修 |
| Lv40 | イベント参加Lv到達 |
| 師団の討伐挑戦への参加Lv到達 |
| Lv50 | 共同作戦 |
Lv52 | 異重合迷宮【ver.2.1より廃止】 |
| Lv55 | 紛争戦区・幻痛の檻 中級区昇進(自動)*1 |
| Lv60 | 拠点占領作戦 |
| ノルマン復興戦 |
Lv62 | 共和戦線【ver.2.0より廃止】 |
| Lv65 | サンドワールプール |
| Lv70 | 境界条約 |
| Lv80 | 紛争戦区・幻痛の檻 上級区昇進(自動)*1 |
共和戦線・異重合迷宮 ランク帯変動*1 |
| 補機システム |
| （Lv83） | （新人研修 生徒強制卒業） |
| Lv85 | ノルマン復興戦 難易度選択 |
| Lv120 | 「名誉階級」機能 |
| コレクションウォール(２ページ目) |
*1…このレベルになった途端昇進するわけではなく、次週以降の適応。
また、固定指揮官Lvの到達によって報酬を受け取れる場合がある(任務、新人研修)。
名誉階級機能
前述の通り、指揮官Lv120に到達すると「名誉階級」と呼ばれる新たな階級が解放され、Lv1から再スタートする(この階級に上限があるかは不明)。表示上はカンストの指揮官Lv120のままで、その横に「名誉階級」が解放された証であるマークがつく。日本版でもサービス開始から約一年が経ち踏破者が現れた模様。
以前まではレベル上げに苦心していたためLv120に到達するのは困難な道だったが、
新人研修で生徒が任務をこなすことによって大量の経験値獲得が可能になり、名誉階級機能を解放する者も続々と増えてきている模様。なおこの名誉階級がレベルアップすると、それまでのレベルアップ時に獲得できた血清の代わりに少量のOC素材が入手できる。
磁気銃弾速射
執行部隊作戦指揮センター
表記ゆれ(？)：世界政府任務作戦指揮センター
本編第15章にて名称のみ登場。
グレイレイヴンを始めとした執行部隊へ任務を下令する場所の模様。任務作戦指揮センターとの違いは不明。
首席指揮官に対して下令できるのはこの部門であり、その他の直接関係のない機関からの任務依頼は遂行義務が無い。
質量残像
慈悲者
昇格者、代行者に次ぐ新たな勢力であり、その信条は“敵味方、善悪問わず平等に、適した者に再機会を与える”こと。
現在判明している人物は、「彼女」であることのみ。
詳細（本編第14章・第16章、外伝5章のネタバレを含む）
本編第14章にて初めて明るみになった存在。代行者であるフォン・ネガットや、αと接触しており、その詳細は不明だった。
外伝5章にて今度はビジュアルつきで登場し、フードを被った謎の女性であることが判明した。
加えて、本編第16章ではそのフードを取った姿と思しきピンク髪の女性が登場した。
実態としては代行者と同じなようだが、昇格ネットワークの力を人類の破滅のために使用するわけではない点が異なる。
その名の通り慈悲を持って、機体が大破し意識が失われるに近い構造体に対して修復を行う存在のようだ。
本編第13章で満身創痍となって死を悟ったロランも、この慈悲者によって機体を一新されており、外伝にてその張本人と対面していた。
どういった部分をもって「適した者」と判断するのかは分からず、その目的が単なる慈悲の心からもたらされるのかどうかは不明。
本編第16章では、それまでは荒廃した地球にいたはずの彼女が、なぜか空中庭園内に平然と存在する描写が確認できた。
それは不法侵入などの類ではなく、れっきとした空中庭園の部門である監察院に所属する構造体として、駐機場に集まった構造体のチェックを行っていたのだ。
昇格者に手を貸すこともあった彼女がどうして庭園にいるのか、それは謎のままだ。
シュウエイ
オブリビオンの別キャンプ地に住まう子供の一人。
「オブリビオン訓練兵K-107｣チーム1のメンバーで、一兵士として簡単な内部任務も行っている様子。
集噛体
第13章『終焉の福音』で初登場する敵‐BOSS級。
詳細(第13章のネタバレ注意)
パニシング赤潮から生まれた異合生物の一種で、完全体。ガブリエルによって名づけられたそれは、人類の悪夢としてグレイレイヴンと昇格者一行の前に立ちはだかった。ガブリエルが話した内容は、集噛体自体がパニシング赤潮を放出し続ける領主となり、それを支配するのが昇格者…という構図になる予定であった。しかし実際ふたを開けてみれば、異合生物にあったような自律した意識というものは無く、ただのもぬけの殻。
ルナ：こんなつまらないことで、私の時間を無駄にしないでほしいわ。
そう威圧してガブリエルを圧倒するルナに、狂気的な目を向けながらガブリエルは答える。
ガブリエル：あなたは最後に代行者の力を失う——ならば、集噛体の養分になっていただく！
そうして明かされたガブリエルの真の目的は、昇格者のトップで、かつ彼が崇拝していたはずのルナだった。初めからガブリエルによって集噛体のコアにされる予定が組み込まれていた結果、ルナはカゲロウ戦で力を消耗した末になす術もなくその養分として捕らえられ、結果集噛体を起動させてしまったのだった。
これらの顛末を異合生物の記憶データから知ったルシアは、ルナを救い出すことを決意する。そうして、リーとリーフによって湧き出る異合生物を対処してもらいながら、指揮官と共に集噛体の頭部へ上がりこむ。
登った先で見えたのはエネルギーコアの内部でうなされるルナで、幼いころに見た妹の面影などはほとんどない姿。だがそんな姿を見てもなおルシアの決意は揺るがず、ルナを救うために応戦。立ちはだかったカゲロウとパニシングの侵蝕に戦い、最終的には指揮官との命がけの連携によって目覚めたルナが集噛体を撃破した。
あとに残されたのは、すべての機能を停止して沈黙した集噛体。
昇格者一行はおろかルナの姿すら初めからいなかったかのような静まりの中で、ルシアはただルナの無事を祈る他はなかった。
人類に対する集噛体の脅威はこうして去ったように見えた。大量の犠牲を払った末の安寧が訪れたようだった。
重合爆発
重篤汚染区域
詳細
パニシング濃度に基づき、空中庭園は地上の汚染状況を「軽度」「中度」「高度」「重篤」に分類した。
血清と逆元装置では高濃度パニシングには抵抗できず、さらには狂暴化した侵蝕体が彷徨く重篤汚染区域では、人類と構造体が生存することは極めて困難である。
特殊な構造体は短期間の探査が可能だが、長時間の作戦遂行は望むべくもない。
空中庭園が把握している同区域の情報は先行小隊の構造体が持ち帰ったものが全てだが、生還した構造体はごくわずかである。
ロード画面：『重篤汚染区域』より引用
現在は、授格者の一部が空中庭園に協力しているため、重篤汚染区域でもある程度安全に調査が可能となった。
このことはゲーム的な要素にも反映されており、一部のステージは「重篤汚染区域」として指定されている。
授格者
パニシングに侵蝕されてもなお自我を保つ構造体の総称。
詳細
本来、逆元装置や機体のパニシング耐性以上に汚染された者はその自我を保つことはできず、保てていたとしてもいずれは侵蝕体と成り果てる運命である。
これは言うなれば人間のガンのようなもので、進行度が高いほど助かる可能性も低くなり、その果てには死のみが待つ。しかし、授格者はなんらかの理由でその死を乗り越え(あるいは踏みとどまり)生還した存在であり、侵蝕症状もなしに変わらず生活をすることができる。それどころかある程度のパニシングを操れるがために、一般的な構造体とは一線を画す攻撃力をも保持している。だが結果としては汚染されていることに変わりはなく、人間はもとより構造体でも長時間行動を共にしていると相手に侵蝕作用を及ぼすことになるため、普段は別行動をとっている。
なお授格者を隊員として抱えるストライクホークは、隊長と指揮官を兼任するクロムに特化型の逆元装置が備わっているため問題なく意識リンクすることができる。
また授格者の存在が認められて以来、プレイヤーこと首席指揮官はカムとの意識リンクテストを行いこれにパスしているため、こちらもまた問題なくカムに対して指揮を執ることが可能。
粛清部隊
中：清理部队 英：Purificator Force
空中庭園における部隊の一つ。
戦場の「片づけ」を任務内容とする他逃亡構造体の追補を担当しており、これがオブリビオンもといワタナベとの因縁を生み出すこととなった。
メンバーは今現在隊長のビアンカのみであり、作中のイベントストーリー『キガリファイル』では"セン"という構造体が粛清部隊に所属していると明言されている。また、メンバー外ではあるがカレニ―ナが粛清部隊のサポート要員として立ち回っており、ビアンカあるところにカレニ―ナあり、といった状況が多くなっている。
隊長という存在(零度の信頼度ネタバレあり)
ビアンカは粛清部隊の隊長であり、判断に関して大きな責任を持つ。
そのためあらゆる任務に入念な調査を行い、それを経た後に最終的な決断を下す。この流れがあまりにも慎重で迅速でないため、隊長であるにもかかわらず他の粛清部隊員から「腰抜け」などと蔑称されていることがしばしある。
何事もその場限りの判断では真意を見逃してしまうかもしれない、という思慮深いビアンカならではの考え故のことだ。それによって粛清されるべきではない者が救われたこともある。たとえ粛清目標をかばうような言動をしたとしても、その先にある真理を見据えることが粛清部隊に求められる一番の技量なのだろう。
シュパンヌンク
ジュリー
関連：エドワード(恋人)
黄金時代から免疫時代にかけての境目の時代に生きていた人のひとり。女性。
詳細（リーフ・来光の「記憶の断片」のネタバレあり）
パニシング爆発後、空中庭園に行く術がなく地球で生き延びることを余儀なくされた。
しかしそんな状況の中でも、恋人のエドワードと共に手を取り合い、命絶えるその時まで幸福を享受したという。
二人は最期に、廃教会に残されていたプロジェクターを使い未来の誰かへメッセージを残した。
『自分たちが愛し合っていたことを、誰かに覚えていてほしい』 と。
果たしてそれは、教会での結婚式に憧れたリーフの目にとまり、式を執り行うべく集まった皆の記憶に残ることとなった。
守林人
詳細
シベリアの森林地区を拠点とする亜人型構造体の特殊組織。
森を南から北へ抜けて北極航路連合の領地に侵入する侵蝕体を阻止するために設立された。
リーダーはロゼッタという名の構造体。
ロード画面：『守林人・その１』より引用
北極航路連合の管轄エリアで活動する武装護衛組織。
メンバー全員が「罪人」の汚名を着せられた亜人型構造体である。
守林人は極地の環境に合わせて機体と装備に調整が施されており、極寒の環境でも機動性の高い戦闘が可能。
ロード画面：『守林人・その２』より引用
巡回作戦
Ver.1.8から賞金任務の代わりに常設となったコンテンツ。血清不使用、かつLv80以上の指揮官は大量の経験値を獲得することが可能。
本編ストーリーのシークレット2-1をクリアで解放される。
詳細は別ページ：
巡回作戦を参照。
常羽
→
常羽・遊麟
中：常羽 英：Changyu
アディレ商業連盟における、アジール号の護衛担当。
機種番号ADL-17。武器種はグローブ。
荘園博物館
本編第3章の舞台。
かつてカッパーフィールドという人物が所有・管理していた博物館であり、中では『荘園の執事』がこの土地を守っていた。
ロランにより彼は侵蝕体と化し、建物は激しい戦闘によって崩壊した。
昇格者
中：升格者 英：Ascendant
パニシングを完全に制御する、人類と敵対する謎の組織。
詳細
昇格者たちは「昇格ネットワーク」を通じてある特殊能力を共有し、その能力によってパニシングに侵蝕されても自我を保ち、なおかつ強大な力を得ることができる。
彼らの目的は不明だが、パニシングを利用して、全人類ないし全世界に彼らの理想を「伝播」しようとしていることは間違いない。
ロード画面：『昇格者』より引用
昇格者として空中庭園側に認知されているのは以下の五人。
・昇格者であり昇格ネットワークの代行者として他を従えるルナ
・執行部隊のルシアと関係があるとされるα
・グレイレイヴンの前に度々立ちはだかり、またカムを覚醒させたロラン
・ルナを敬慕し目的のために行動するガブリエル
・擬態可能な魚類人間ラミア
いずれも強力な攻撃手法を持ち、パニシングに汚染された地球上で何かを画策しては災害のような問題を引き起こしていく最大要因である。彼らは何をしたいのか、そして空中庭園は彼らに対してどう対処していくつもりでいるのか、それは誰にも分からない。
仲間討ちと他の昇格者(外伝1章のネタバレあり)
上の記述で昇格者はあたかも五人しかいないような書き方をしたが、外伝1章では"ショーメイ"という別の昇格者が登場している。
彼は昇格者もとい代行者のルナにとって触れてはいけない事実(詳細は今のところ不明)に抵触したため、ルナの指示によって抹殺されてしまった。
このように名前が初登場して分かる他の昇格者がいることが示唆されている。
また、昇格ネットワークを共有する者同士がグループを形成しているように見えた昇格者であったが、ルナの意向に逆らう者は、たとえそれが仲間であろうとも始末されてしまうほどの絶対的な上下関係が存在していることも判明した。
昇格者となるための関門
第13章より、昇格者となるためには以下の関門があることが判明した。
- パニシング侵蝕に耐える
- テストを通過して「授格者」となる
- 最後に「代行者」から力を授かる
当初の情報では「代行者」はルナのみであり、その彼女だけがパニシングに侵蝕された構造体を昇格者にする能力を持っている、ということだった。
しかし、この時把握していた昇格者の数とグレイレイヴン一行が直面した残骸の山の量から見た【侵蝕体が昇格者になれる確率】は、0.042％未満という結果だった。
このことから、昇格者を生み出すのは容易なことではなく、多くの候補をかき集め「選別」する必要があったことが明らかになった。
そんな「代行者」が果たして一人だけしかいないものか議論されていたが、13章以降のストーリーが進むにつれ、予想通りルナ以外の新たな「代行者」が登場することになった。
昇格ネットワークの『テスト』
侵蝕体を「授格者」にする関門となっている昇格ネットワークのテストだが、一方で既に昇格者となっている面々に対しても定期的にテストを課しているのではないか、という説が13章の内容より浮上している。
昇格ネットワークが求める「昇格者」としての立場が守られているか、あるいは昇格ネットワークの力を使用するにふさわしい者かどうか判断されているのだ。
例え一時強大な力を手に入れたとしても、それを永遠に持ち続けられるとは限らない。
自身が惨めな侵蝕体だった頃に戻らないようにするには、昇格ネットワークの移行に従って動くほか道は残されていない
。ガブリエルはそれを強く自分の心に刻みつけていたようで、情に従って動く者を軽蔑していたようだ。
ガブリエル：昇格者にとって停滞はすなわち退行を意味し、いずれ破滅を迎えることになる
「昇格者」となっても同じ目的を持っていなかった彼らは、果たして誰から破滅していくことになるのか。
浄化塔
パニシングから町や都市を守るために建設された、浄化専門の構造物。
詳細
「免疫時代」、遠心分離効果によって空気中のパニシングを分離するために建設された施設。
各都市の「浄化塔」のおかげで、人類はパニシングに侵蝕された地表で生存できた。
公式サイト：ストーリー 免疫時代『浄化塔』より引用
パニシングウイルスのパンデミックが始まってから、コスモス重工業グループが浄化塔の設計図を発案し、全世界に向けて発信した。
世界各地の大都市は全工業生産力を傾けて浄化塔を建造し、最終的に全部で351基が完成した。
公式Twitter：パニシングーファイル��より引用
免疫時代とあるが、反撃時代の今世でも稼働している浄化塔は存在しているようで、サンドワールプールやその他ストーリー中でも何度かその存在を確認できる。
本編第16章では浄化塔の詳細が判明し、以下のような情報が付加された。
- 分離配列機を動かし、密度が異なる気体混合物を分離＝パニシングを空気から分離し、塔の下にあるフィルターに送ることで浄化する
- 分離配列機は、フィルターに付着したパニシングを処理するため、定期的なメンテナンスが必要
- 都市の浄化塔は人口も多いため1ヵ月に1度はメンテナンスを行う
- 人のいない場所でもメンテナンス無しは2ヵ月が限度
- メンテナンスには細心の注意が必要で、全ての作業に説明書があるほど大事故に繋がりやすい
- 番号が若い浄化塔はだいたい試作機である
- パニシングが漏れるなどの技術面の問題を懸念し、人の少ない場所に設置される
- よって塔内の構造が最適化されておらず(＝経路が複雑)、塔自体も小さい
賞金任務
Ver.1.8にて廃止された、血清を消費して本編ステージをクリアすることで報酬を獲得するコンテンツ。
任務ランクが分かれており、最高ランクのSと「基本構造体開発券」が報酬に含まれる任務をランダムで引き当てる必要があった。
一日に任務更新の上限もあったため、血清消費とともに指揮官たちの不満を買った。現在はすごろく形式の巡回作戦に代わっている。
小隊Exp
小隊全体の戦績を評価するデータ。一定の数値に到達すると、小隊の評価Lvが上昇する(ゲーム内フレーバーより)。
つまるところユーザーこと指揮官が獲得する経験値のこと。wiki内では「小隊Exp」ではなく専ら「経験値」表記。これが指揮官Lvのレベルアップに関与しており、次レベルに上がると所持済みの小隊Expは0から再スタートする。指揮官情報を見ると次のレベルまであとどれくらい小隊Expが必要かを確認できる。
初式
ルシア・紅蓮の赤シグナル。前方に突きを繰り出す。任意の3チェインから4秒以内に使用すると爆炎モードを発動し、コアパッシブの「二刀術」で大ダメージを叩き込むことが可能。
衝撃の律韻
シルクワーム／シルクワーム小隊
表記ゆれ：ホワイトワーム
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
本編第13章「終焉の福音」内、都市地下空間 ＞ 残存記憶 のストーリーに登場。
指揮官および隊員の1名が「満潮」に飲みこまれ行方不明となり、生存した隊員2名のうち1名が別部隊への配属が決定している。
もう1名のジョリーンと呼ばれる女性構造体に関してのトラブル解決を、グレイレイヴンに任されていた。
進撃のスカーレット
侵蝕体
表記ゆれ：感染体
詳細
侵蝕体には電子設備や施設、機械体、構造体等様々な種類がある。
侵蝕体はそれぞれの特徴に合わせて、改造、増殖、破壊等様々な行動をとるが、より効率的に人類意識を持つ個体を消滅する目的を全うすることを最終目標としている。
体内のパニシング濃度が高ければ高いほど、攻撃意欲はより強くなり、破壊能力も上がる。
ロード画面：『侵蝕体』より引用
ある日のパニシング発生から機械の間に広まり、その名の通り『侵蝕』されてしまった機械のこと。人類に敵意を見せ、さらにはもろとも破壊しようとするため、指揮官率いる構造体たちは殲滅を開始した。人類によって人類世界が豊かになるよう生み出されたそれらは、皮肉なことに人間に刃を向ける敵となり果てたのである。
本編第1章より、低レベルの侵蝕の生態的特徴として、見栄えの強さを追及する点が挙げられるようだ。
本来はパニシングの殺戮命令に基づく簡単な行動しかとれないはずだったが、スプレーマシンの残した機械の意識にしか理解できない特別な意味を持つ「落書き」に引き寄せられ、特殊な組織形態をとっていた。
侵蝕烙印
新人研修
Ver.1.9から導入された、新任指揮官向けの育成コンテンツ。アップデート時の説明は以下。
ファウンス士官学校が新任指揮官向けに試験導入した研修プログラム。
経験豊富な指揮官が新任指揮官の教官となり、作戦経験を共有し、力を合わせてパニシングに対抗する。
詳細は別ページ：
新人研修に掲載。
辰星スタジオリゾート
詳細
ショーメイグループが建設したウォーターテーマパーク。カリブ海の孤島に位置する。
辰星スタジオリゾートの建設には世界政府統合計画の後押しがあった。
パーク内はゴージャスなムードたっぷりで、巨大なサメピー像がそのシンボルとなっている。
諸事情により辰星スタジオリゾートが正式オープンを迎えることはなく、昇格者の到来によってようやく固く閉ざされたゲートを開くことになった。
ロード画面：『辰星スタジオリゾート』より引用
外伝1章『グランブルー』におけるメイン舞台。これが実装された時期としては夏イベ・水着回に相当する。果たしてこの終末世界で無事にバカンスを楽しむことができるのだろうか？
震鳴の円月
真理
関連：ダイダロス社 ウェン トビー
→
ビアンカ・真理
ビアンカが所持する機体の一つで、過去に使用していたSクラス機体。
ゲーム内での実装はVer1.3の「永久列車」。
詳細（断章のネタバレを含む）
空中庭園に所属する前、追放を受けた修道女時代にダイダロス社の取締役：ウェンに拾われ、その結果開発された機体。非合法であり安定性に若干欠けるものの、他のSクラス機体にも引けを取らないほどの高性能である。現在でも稀に使用されることがあるが、よほどその高性能さを求められる場合に限り、それ以外では専ら『零度』を使用している。
この機体の使用目的は侵蝕された構造体の処理であり、現在の空中庭園での任務内容とも酷似している。だが、決定的に違うのは“ダイダロス社が生み出したに等しい”被侵蝕構造体を処理していたという点。教会で出会いビアンカを気にかけてくれていた
トビーをもダイダロスが原因で手にかける事態となり、敬愛していた神父を殺して以降二度目となる罪の意識を背負うことになっている。そして最終的には、ダイダロス社の闇を暴きウェンを終焉に導いた。
ウェンに救われ、教養などを教わった恩を感じつつ、一方で彼のせいで罪の意識を背負うことになったジレンマを持つ機体である。
資料
No.001
ダイダロス社によって生産された非合法の試験機。初期の改造技術によるものだが、機体性能は極めて優秀。
No.002
視覚モジュールが強化されており、高速移動中の目標を正確に射抜くことができる。接近戦においても敵の弱点を迅速に特定し、致命打を与えることができる。
No.003
機体内部のエネルギー源により電圧イオンビームを生成できる。エリアの正負の電荷を自在にコントロールすることで、雷電を生成して攻撃を行う。機体のリミッターを全て解除すれば、一定範囲内の天候すら変化させ、落雷を引き起こすことも可能。
No.004
科学理事会が改修を施してはいるが、前時代のダイダロス社による未熟な改造技術の影響が残っており、長期間使用するとビアンカの意識モデルに軽微の偏差が生じるリスクを孕んでいる。
No.005
決して過去から目を逸らすことのないよう、ビアンカは本機を自分への警鐘として保管している。
No.006
ビアンカはこの機体で他人と過ごした時間を大切に思っている。例えば、とある取引であったり、パーティであったり。
秘話
真理の秘密1
後期の機体強化メンテナンスはアシモフが担当している
真理の秘密2
空中庭園の公共施設に対する緊急給電を行ったことがある
真理の秘密3
極めて高性能の望遠モジュールを備えており、3km先のカレニーナの手のかすり傷に気づいたことがある
真理の秘密4
カード運がすこぶる良好。いつもとんでもないカードを引き当てる
真理の秘密5
公平を期すため、粛清部隊は任務の抽選制度を採用している。各隊員の粛清目標がクジで選ばれる中、ビアンカはワタナベを引き当てた
真理の秘密6
ダイダロス社の訓練内容には東洋の書道もあった。服の字はビアンカ自身が書いたものである
真理の秘密7
物語作品に対しては、あらゆるシナリオ展開や表現を大真面目に研究して分析する。ラブロマンス作品も例外ではない
真理の秘密8
お決まりのお涙頂戴にも感動してしまう
真理の秘密9
任務中か、あるいは任務に行く途中か。スケジュールは基本的にこの2パターンで埋まっている
真理の秘密10
機体使用時に生じる意識モデルの偏差は、指揮官がいると安定する傾向にある
真理の秘密11
空に向かって最大出力で矢を射ったことがある。カレニーナが「射日」を見たいと言ったからだ
真理の秘密12
デートの日の記録や記念の品をきちんと残している
す
推奨戦力
様々なステージに設定されている、挑戦する際の構造体の戦力の目安。
あくまで目安であるため、推奨戦力を下回る構造体しかいない場合でも挑戦は可能。
実際問題、推奨戦力に満たない戦力でも十分クリアは可能である場合がほとんど。
体感だが、推奨戦力より1500程度低い戦力までであれば十分クリアは見込めるだろう。
詳細
特に初期の頃はストーリーを進めていくと、どんどんクエストの推奨戦力が上がっていきたじろぐかもしれない。
だがパニグレはクエストをクリアしないと血清を消費しない親切設計となっている。
このため、とりあえず挑戦してみてどうしても無理そうだと判断してから育成に注力するくらいでも十分だろう。
むしろどんどんステージをクリアして指揮官レベルをあげていかないと、コンテンツが解放されない・イベントに参加できないといった別の問題が出てくるため、積極的に進めて欲しい。
推進剤点火
スカベンジャー
パニシングに汚染された地球上にいる人類のうち、武装した難民のことを指す。
仲間と共に行動することが多く、残された数少ない物資をめぐって同じスカベンジャーと対立・戦闘を繰り返している模様。生きるか死ぬかという場所で生活する極限状態に追い込まれた者の集団ゆえ、自らの生を得るための殺戮は日常茶飯事。
第13章のネタバレ
パニシング赤潮の脅威にさらされた地域にいる者は、物資減と荒んだ生活が明けることのない絶望から赤潮に身を投げ入れる者が多発した。彼らが言うには、夜な夜な赤潮から人が現れては「ここは天国のような場所だ」と人々を赤潮内に誘い込むような言葉を話してくるらしい。そこに沈んだ仲間がまた新たなスカベンジャーを呼ぶ、悪循環が繰り返されている。
スカラベ／スカラベ小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：八咫、隊員：シヴァ、シュトロール。指揮官はヴァレリア。
本編第13章「終焉の福音」内、空中庭園 ＞ 目に見ぬ棘 にて初登場。
ニコラ司令によりマーレイの監視を依頼されるなど、秘密裏な行動を得意とするニコラ直轄の小隊。
スターオブライフ
詳細不明の医療機関で、前線で負傷した兵士の治療を行うために医療部隊を派遣している。
医学研究センターの技術サポートを得ている模様。
詳細
過去に所属していたことのある構造体は、リーフとバンジ。
リーフは人間時代兵役として医療兵となり、その後に重傷を負った結果ここに輸送され、構造体化手術を受けている。そのままスターオブライフの医療官となった。
バンジはスターオブライフの構造体整備部門の医師として勤めており、パニシングに侵蝕されたり酷い重傷を負ったりした構造体の修復手術を行っていた。
余談-塗装
リーフ・闇蝕の塗装には「スターオブライフ」という、まさにリーフがそこの医療兵として勤務していた期間に着ていたであろう塗装が存在している。しかしこれは日本版では実装されておらず(何故)、ただ眺めることしかできない状況となっている。しかし見るだけは360度観察できるので、どんな制服かを知りたい人は眺めてみてもいいだろう。
スタメン
→先発
スタートメンバーの略。
先発隊員とも呼ばれ、Ver.2.3で表記が『先発』に変更された。
ストライクバード
ストライクホークのこと。
ノクティスが言い間違えて誕生した造語。
ストライクホーク／ストライクホーク小隊
中：突击鹰小队 英：Strike Hawk
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つで、斥候小隊として有名。地上の偵察任務を担当している。
メンバーは隊長：クロム、隊員：カムイ、バンジ、カムの四人。授格者をメンバーとする唯一の隊でもある。
指揮官不在の隊であり、その役目は専用で安定した通信回線を持つクロムが担っている。
詳細
執行部隊所属の「ストライクホーク」は特別な斥候小隊である。
他精鋭小隊における基本編成「指揮官＋構造体」と異なり、全隊員が構造体だ。
特化型の逆元装置を装備できる隊長クロムが、指揮官の存在を補って可能となった編成である。
個別に組まれた通信方法を利用し、常に迅速な情報交換を行う。
ロード画面：『ストライクホーク・その1』より引用
ストライクホークの隊員は単独での作戦遂行能力に秀でている。
ゆえにそれぞれが各地へ散開して斥候任務に就く場合が多く、チームとして活動するのは珍しい。
彼らが行動をともにしている時は、極めて危険度の高い任務に従事していると推測できる。
月日が流れ、チームは「ストライクホーク」に配属された４人目の「新たな仲間」を迎えた。
ロード画面：『ストライクホーク・その2』より引用
余談 - 華胥の見せた夢(第11章シークレットのネタバレあり)
クロムが指揮官とならなかった世界が現在のストライクホーク。
しかし華胥の見せた夢ではクロムが指揮官となっていた場合、バンジが隊長として小隊を率いていたようである。
適当さで全てを捌く彼が隊長の隊など、まとまりがなく今よりも単独行動に走りやすそうなものだが、そこで優秀な指揮官であるクロムが全員を率いていく形だろうか。夢の中でも依然としてクロム中心な理由は、彼の完璧さを追い求めた結果が少なくともストライクホークにとって有用でしかなかったことを示している。
スノー／スノー神父
→
スノー
"……自分の心に従い、選びなさい。我が子よ"
クザス雪原北部の教会の神父。
詳細（ビアンカ・零度の断章のネタバレあり）
パニシング爆発が発生するより前から存在する、古い教会の主であり神父。
雪原という極地の中で、救いを求める者には手を差し伸べて教会の中に招き、寒さと飢えをしのぐための場所を提供していた。それは教会の前に捨てられた赤子でも同じだ。それこそが今立派な修道女となったビアンカであり、我が子のように育てた娘でもあった。……このまま大人になり、その後の姿を見届けるはずだった未来も、パニシングによって全てが先の見えない暗黒の時代に閉ざされてしまった。
教会はもとより人のいない場所にひっそりと佇む駆け込み寺であったが、この災厄によりさらに孤立してしまうこととなった。外は大雪の降る中で、普段は外部からの支援によって成り立っていたであろう教会への物資は届かない。助けを求め駆け込む者が増え徐々に食糧不足へ陥り、スノーは自身の食事すら全て与えて人々の安全を神に祈った。食糧確保へ外へ出た者の成果だけが教会に戻ってこようとも、決して動じなかった。ビアンカは人々を連れて南の教区へ保護してもらうべく教会を出ることを伝えた。教会だけが自らの守るべき地であり、また自身が縛られた地でもあったため、スノーはビアンカたち一行を見送り、その身を地下深くに閉じ込めてしまおうとした。だが……それも叶わぬ話だった。パニシングによって完全に自制の利かない化け物へなり下がる手前、教会を去ったはずのビアンカによってとどめを刺され、死亡した。
スノーの正体は、人間の手によって生み出された神父の機械体だった。
パニシング爆発後、少しずつ自身への体にも影響があったのだろう、このままでは侵蝕体として教会にいた者たちを傷つけることを恐れ、ビアンカが教会から出るよう誘導していたのだった。同時に、覚悟と別れを胸に刻んだ。伝わらない思いであっても、天国で悔いなくビアンカを見守れるように。
もし私が私でなくなったのなら、全ての裁きを受け入れます。ビアンカ、これからも、ずっと
スプレーマシン
第1章『機械は芸術の夢を見る』で初登場する敵‐BOSS級。
詳細
もともとは黄金時代中期にコスモス重工業グループが生産した「缶スプレー」シリーズの一種。スプレーアートを描くために使用された機械体であり、ロボットショー、教育、芸術作品の創作にも従事していた。作中ではパニシングに汚染され侵蝕体と化した落書きロボットだったが、果たしてどんな芸術の夢を描こうとしていたのだろうか。
スル
関連：イシュマエル
空中庭園の監察院に所属する構造体。
「幻奏のレチタティーヴォ」にて初登場。名前のみの登場で姿は明らかになっていない。
同僚の構造体：イシュマエルのことをよく知っており、彼女のことを様々な角度から観察していた。
イシュマエルに嫌味を言えるほどの仲であるらしいが、彼女と比較して、監察院内での権限レベルは低いようだ。
スワロウ／スワロウ小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長・隊員ともに不明。指揮官はシルカ・ルブラン。
本編第21章「刻命の螺旋」にて登場したが、シルカ以外の行方は分からずじまいだった。
スワロウテイル／スワロウテイル小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。詳細不明。
本編第13章「終焉の福音」内、空中庭園 ＞ 心を呼ぶ日 ＞ 鬼ごっこ シナリオにて小隊名のみ登場。
また、本編第21章「刻命の螺旋」でも小隊名のみ登場した。
スワロウ小隊と名前が酷似しているが、まるきり別の小隊のようである。
せ
静止空間
セージ・マキナ
関連：機械覚醒
セージ・マキナが視た未来には、ただ一つの意思が存在する 。
本編第1章に名前のみ登場する謎の人物。
スプレーマシンこと「アーティスト」が崇拝しており、作中で『啓蒙を受けた』と言うほどの実力らしい。
ガブリエルが嫌っている（ロラン談）。
詳細（本編第18章配信まで＋ナナミ・遥星の資料バレあり）
本編第1章「機械は芸術の夢を見る」で登場し、結局謎のまま閉幕したことで謎の人物と化していた。
だが、パニグレリリースから二年後、本編第18章「綺羅星の誓い」配信と共に、この謎の人物がナナミであったことが新たな機体
ナナミ・遥星の資料から判明した（以下引用）。
資料No.005：自身を覚醒した特別な存在として、ナナミは機械たちを啓蒙した「セージ・マキナ」と呼ばれている。しかし、啓蒙者になるまでの普通の少女としてのナナミが、本当に欲しかったものを気にする人はいない。
セージ・マキナとは、スプレーマシンのように自我を持ち目的を持って行動する機械を生み出していた存在だったのだ。
つまり、プレイヤーが本編を開始したその時から、否その前からずっと、ナナミは機械覚醒のために各地を放浪していたということになる。
このことを踏まえてストーリーを振り返ってみると、ナナミと共にいる機械たちは他の機械と比べて個性を持ち、ナナミを良き友のように慕い仲を深めている者が多かったことに気づく。
一部では人類側に悪影響を及ぼす者もいたが、おおむねナナミの行っている機械覚醒は人類を滅ぼしかねない機械たちを良い方向に導くための行動であり、その最大の理由は『ナナミが人類を愛していたから』という自身の「感情」に基づくものである。
覚醒した機械たちの前を先導して歩くナナミには、彼女の愛する人類を守る熱き使命がある。
最高のハッピーエンドに到達するために、指揮官とは一時のお別れ。
ナナミは、ナナミが和解させた機械教会の頼もしい仲間たちと共に、平和な未来を目指して歩み始めた。
世界政府
関連：英雄ドミニク
英雄ドミニクを中心として黄金時代に樹立された、国連を基盤とした地球の統一政府。全人類の力を集結させることを目的とする。
世界政府芸術協会
中：艺术协会 英：Art Association
空中庭園内に籍を置く芸術協会。
詳細
会長のアレン率いる世界政府芸術協会は芸術分野のあらゆる面を監督しており、協会の指導の結果、今日の芸術にはアートとテクノロジーを兼ね備えたハイテクなものが多い。
戦争が繰り返されるこの時代においても、芸術の最先端を行く「先駆者」たちはさまざまな作品で人々の乾いた心を潤す。
芸術家と同じように、世界政府芸術協会の歩む道にも避難と称賛が満ちている。
それでも彼らは「芸術は大衆のもの」という理念を貫き、生活の隅々まで芸術を広げようと日々活動している。
ロード画面：『世界政府芸術協会・その1』より引用
世界政府芸術協会は流行の先駆者であり、旧時代芸術復興における最大の推進者でもある。
戦火の燃え盛る時代においても黄金時代の芸術作品が失われていないのは、協会に所属する考古小隊の努力の賜物といえる。
地球で誕生した全ての外術の回収、復元、継承、拡散こそが世界政府芸術協会の理念なのだ。
ロード画面：『世界政府芸術協会・その2』より引用
世界政府がそれを樹立したようだが、今は空中庭園議会の一員でもあるアレンが現職の責任者となっている。
この協会は芸術作品の研究のために執行部隊のような専属部隊を結成しており、その一つが考古小隊となっている。考古小隊にはアイラが所属しており、本編第10章『黒星失墜』ではその任務のためにグレイレイヴンと共に国際宇宙ステーションへと出向いた。
補機の作成にも関与しており、協会内のレオニーという女性がデザインを担当した。彼女は理事会のトップであるアシモフも知っているらしく、その腕前からデザイン案を任せることには一つの反対もしなかった。
アレンが言うには「最高峰の芸術家のみならず最高峰の技術者も存在」しているとのことで、世界政府芸術協会の内情はますます謎に包まれている。
世界政府任務作戦指揮センター
空中庭園内に存在する、各任務への指令・伝達を行う一大部署。
詳細
外伝3章『迷境の疵』にて初登場。
ここでは主に情報・データの分析報告や情報部門からの推測報告を解析する業務を担う。解析されたデータは各保全エリア担当の者へ伝達され、作戦指示や派遣命令を行う。
上層部から直接的な指令を受けてから指令先に伝達することもある。当然機密事項を間接的に受け取って黙認することになるので、完全に上層部の管轄内となっている。
世界チャット
ホーム画面の左下にあるチャットの一つ。
詳細は別ページ：
チャットを参照。
絶殺重撃
セリカ
→
セリカ
ハセン議長の秘書にあたる存在で、彼の指示する仕事をテキパキとこなす自称「空の覇王」。
詳細
相手が議長であるゆえか信頼が嬉しいからか、頼まれた仕事を断れず幾度となく残業をする羽目になっている社畜でもある(残業代はしっかりと請求する)。
エイプリルフール2021ではセリカが構造体として実装されるかのようなコラが
公式から発表され、指揮官界隈は大いにざわついた。
そんな彼女の性能は、別ページ：
セリカ・社畜に掲載。なおスキル詳細に関しては当Wikiの創作である。
セレーナ
→
セレーナ・嵐音
中：赛琳娜 英：Selena
授格者。以前は世界政府芸術協会の考古小隊の一員だったが…。
機種番号BPF-06。武器種は変域・ヴァイオリン。
零点エネルギーリアクター
宇宙に存在する真空零点エネルギーの調査・実験のために建設されたリアクター（Reactor：反応器）。
文字通りの「パニシング：グレイレイヴン」始まりの地であり、謎多き原点。
詳細(本編第15章の内容を含む)
真空力学の推論上、真空には巨大な基底状態のエネルギーが存在している。
このエネルギーは真空零点エネルギーと呼ばれ、宇宙に満ちているとされている。
ロード画面：『零点エネルギーリアクター・その1』より引用
黄金時代、人類は超光速航行を実現するために、いくつかの零点エネルギーリアクターを建設した。
しかし、零点エネルギー探索の最終段階を迎える直前で、極めて高濃度なパニシングが零点エネルギーリアクターの真空チャンバーから出現し、全世界へ広がった。
アトランティスは、実験の進度や方向性が異なることからパニシング爆発後に実験を中止し、研究方針を調整して現在に至る。
ロード画面：『零点エネルギーリアクター・その2』より引用
人類はエネルギーを様々なものを利用して生み出してきた。
物質的な火力から始まり、自然の産物である水、風、太陽と拡張。原子をも掌握し原子力での発電も可能となった。産業ではエネルギーを生み出すことによる産業革命が発生し、技術が飛躍的に進歩したのはいうまでもない。
パニグレの世界である数百年後にはさらに高度な技術が発展し、ありとあらゆるものが機械化された黄金時代を迎えた。やがて人類は地球を超えて宇宙へ目を向けるようになり、恒星間を移動する輸送船
空中庭園
の建造を開始する。これが示すものは、今まで以上にエネルギーを必要とすることによる新たなエネルギー源の確保だ。
どの方法も持続・安定供給には欠いており、人類が全てを掌握するには不可能な要素が多い。そこで結論に至ったのが「真空零点エネルギーの利用」であり、真空零点エネルギーリアクターの建設だ。
零点エネルギーを研究しその全てを解明することが出来れば、長年難問であったエネルギーに関する問題は解決し、思いのままにエネルギーを生み出すことが可能になる。
エネルギーを自在に生み出すことのできる機関が出来上がれば、当然その所有権をめぐって争いが発生する。
この研究が開始された当時、地球は世界政府の統一政府によって管理されていたが、それでもこのリアクターを個人に掌握される可能性は極めて高い代物だった。よってリアクターに関する情報は最高機密として上層部のみが保有するものとなっていた。
しかし複数あるリアクターの一つ目からパニシング発生が発生し混乱が生じた結果、反撃時代に至るまでに全てのリアクターの情報が失われてしまった（パニシングが発生した一つ目のリアクターは焼失）。
まだ宇宙植民が夢とされていた時代であるため、リアクターは地球上のいずれかに存在するものではある。だが、全てのリアクターは前述した通り機密事項の塊であり、一般人に姿を見せないよう多重な科学技術で存在が秘匿されていたのだ。唯一手がかりとして残していたとされるものは座標のみである。
今までは存在する場所が不明となっていたものだったが、ついにとあるリアクター
アトランティスと思しき座標が特定され、事態は急速に動き出すこととなった。
ちなみに(以下、全て編集者の言葉です。シナリオ引用ではないためご注意ください)
真空零点エネルギーについては、かつてのコラボイベント内で詳しく言及されている。
サーフィン学派は「災厄(パニシングによる感染)」を予言していた(「地球が滅ぶだろう」と台詞を残している)。
また学派会議より、「天命に従い」、我々はここへ集まった。と発言している。
検証を終えぬまま宇宙植民技術としたようだ。
ここでもまた、これは滅亡を……意味する。と書き残している。
075号都市
地球に存在する都市の一つ。本編第13章に登場。
詳細
- 公的資料の情報
- 「075号都市」は免疫時代中期に中央浄化塔が故障
- 住民60万人が緊急退避のちに荒廃して今に至る
- 実際の情報
- 地上の都市建築はフェイクにすぎず、実態は核戦争に備えるための軍事地下施設
- 「住民」は端から存在せず、この都市が廃棄されたわけでもない。すなわち初めから使われていなかった
- 公的資料は偽造されたものである
- グレイレイヴンが現地に赴き得た情報
- この地下施設は環状構造になっている
- それぞれのエリアが住居、軍備、工業等の異なる機能を担う
セン
粛清部隊所属の女性構造体。キガリファイル及びバンジの断章に登場。武器は黒い剣。
首席指揮官をキガリファイルへ(問答無用で)連れてきた。ビアンカに虚栄地平線の研究結果を手渡す。
過去に色々あったようで、他人とのコミュニケーションが苦手。
戦意
戦区ストア
常設コンテンツ：紛争戦区から入ることのできる、ストアの一種。
詳細は別ページ：
戦区ストアを参照。
閃撃
戦場補給
先発
先発隊員のこと。旧名：スタメン（スタートメンバー）。
詳細
Ver.1.8のアップデートで追加された要素であり、隊長スキルを別のキャラクターに設定してスタートは別のキャラで出撃する、ということが可能になった。
隊長スキルが存分に生かせないけれど戦場には出したい、そんな場合は控えの構造体を「隊長」に設定しよう。
先鋒型
型式のうちの一つ。
授格者の登場により、Ver.1.6『グランブルー』から追加された型式。
詳細
型式プレビュー「先鋒型」
瞬間火力を重視した機体。
強力な瞬間火力及び攻撃スキルを有する。
攻撃型と似ているように感じるが、異なる点は以下の三つ。
- 瞬間火力を重視している点
- 先鋒型構造体は例外なくSクラスの「変域機体」を持つ点
- 「変域機体」を持つことで、急襲技や終結技を放つことができる点
まず後者から見ていくと、変域機体は汎用機体との編成時に、汎用機体構造体1体あたり攻撃力30％低下のデバフを受ける。
それを合わせてもなお火力は高いままであり、攻撃型構造体にも負けず劣らずのダメージを出すことが可能。
さらに、敵によっては終結技を放てるため、体力ゲージが残っていてもいち早く敵を倒すことができる。
やや特殊な機体かつ型式だが、この特性を上手く利用することで、他の型式を持つ構造体よりも速いかつ楽しい戦闘を繰り広げられる。
戦友
パニグレにおけるフレンド機能。
詳細は別ページ：
戦友に掲載。
そ
蒼穹星降
装甲／装甲型
型式のうちの一つ。
別名：タンク、デバッファー。
詳細
型式プレビュー「装甲型」
装甲に関する性能を重視した機体。
敵の誘引、生存を重視したスキルを有する。
装甲とは、一般的な意味では『攻撃を防ぐために取り付けられる盾・甲鉄』を指す。
だが、それが装甲型構造体のどの部分に適応されているのかは、一見したところではまるで分からない。
基本的に、敵に対してデバフ（各攻撃に関する耐性低下）を付与する役目を持つ。
また、マルチなどにおいては敵からのヘイト（攻撃の優先度）を集める役割を担っている。
スキル内容に関しては、敵からの攻撃を防御するために、自身に対してシールドを張ることができる場合が多い。
防御値が低く戦闘不能になりやすいキャラクターについてを「紙装甲」と言うことがある。
増幅型
型式のうちの一つ。
Ver.2.6『滅亡照らす残光』から追加された。
別名：ヒーラー、バッファー。
詳細
型式プレビュー「増幅型」
サポートに長けており、小隊の全体的な作戦効率を増幅させる能力を有している。
立ち位置的には補助型の上位互換であり、攻撃型と補助型を足して二で割ったような特徴を持っている。
つまりは単体火力があり、任意のタイミングではないものの回復をすることが可能な型式。
さらに『自身の持つ』属性に関して上昇効果をもたらすことが可能なため、ヒーラーよりもバッファーの側面が強いといえる。
属性
攻撃に関する効果のうち、物理を除いた効果の総称を指す。
これに該当するのは、火／闇／雷／氷であり、スキル説明等に「○○属性」と表記されたものだけである。
繰り返しになるが、物理は無属性である。
遡源装置
詳細
遡源装置はパニシングの収集及び情報の簡易透析機能を備える。
パニシングの情報記録を遡行する技術はいまだ確立せず、したがって回収した異重合母体の組織を特化処理済みのファウンスの槍システムと組み合わせて視覚化することがこの装置の肝である。
とはいえまだ初期段階の装置であり、使用者は意識海の高度な安定性を求められる。
ロード画面：『遡源装置』より引用
「
深痕」機体の腰部分にあるランタンを指す。
ソフィア
→
ソフィア・銀牙
中：苏菲亚 英：Sofia
アディレ商業連盟の支援要員。
機種番号ADL‐22。武器種は二丁拳銃。
た行
た
ダークデプス
代行者
詳細
昇格者の中でより高次な存在。
通常の昇格者よりも高い権限と大きな力を持つ。
代行者はパニシングに侵蝕された構造体や機械体に昇格ネットワークの「選別」を受けさせる。
それを乗り越えた個体を昇格ネットワークとリンクさせ、パニシングの力を使用する権利を与える。
現時点の情報から判断する限り、ネットワークへのリンク権限を付与できるのは代行者のみらしい。
ロード画面：『代行者・その1』より引用
ある意味、代行者は昇格ネットワークに選ばれた特別な昇格者ともいえ、昇格ネットワークの「選別」を代行する。
代行者との交戦記録を分析すると、戦闘力及びパニシング濃度、脅威レベルは通常の昇格者を遥かに上回る。
代行者が生まれた経緯やその数は不明であり、各々の目的のため密かに計画を進める代行者が多数存在する可能性もある。
ロード画面：『代行者・その2』より引用
現在は3人の代行者の情報が確認されている。
もっとも、最後の慈悲者に関しては空中庭園側が認識できていない可能性の方が高い。
- ルナ：本編初期から登場。ルシアの妹であり、「選別」によって姉と平和に暮らす世界を作ろうとしている。
- フォン・ネガット：本編第14章にて初登場。愚かな個体を「選別」によってふるい落とすことで、より良い世界が作れると考えている。
- 慈悲者（イシュマエル）：同章から徐々に情報が開示。「適した者」に再機会を与えることが目的という、代行者としては異質な存在。一方で空中庭園の監察院に所属する構造体として、平然と任務をこなしている描写がある謎の人物。
大斬撃
橙
レアリティを示す、パニグレ独自の言い方。コレクションのランクアップと、宿舎−家具のランク表記に使われているのを見かける。
詳細
橙とはすなわち「星５ランク」であり、『SUPPLY』と書かれたレアリティ表記が橙色をしていることからそう呼ばれる。
構造体や武器等での呼び方は星５なのに対し、コレクションに相当するものに対しては色表記をするという、なんとも不思議な区別がある。
もちろん紫は「星４」、青は「星３」である。
タンタル石
詳細
合成Ta-193コポリマーは構造体改造技術の重要な要素である。
黄金時代、タンタルを精製するための主要鉱物であるタンタル石の採掘は、徐々にノルマン国際鉱業会社の主な事業となっていった。
ゲーム内フレーバー『タンタル石』より引用
定期開催コンテンツ：
ノルマン復興戦で実際に獲得することのできる、青い色をした鉱物。
一定数を集めると
補機の支援パーツと交換できるようになるが、この石がパニグレの世界観においてどれほどの価値を有するものなのかは不明。
ち
チェイン
関連：高速空間 QTE
同じ色のシグナルをつなげること。二つ以上のシグナルがつながるとチェインとなるが、一つのシグナルが存在することを1チェインと呼ぶこともある。
詳細
通常攻撃を続けていると何秒かに一回で左からランダムなシグナルが流れてくる。ただそれを集めているだけではなかなか同色のシグナルがつながることはなく、間にある不要なシグナルをショットすることでシステム側が勝手にチェインをつくってくれる。
スキル説明ではチェイン毎の数値変動が記載されており、3チェインをすると最大の効果となる。積極的に3チェインをつくっていくのが好ましいが、高速空間においては1チェインを残しておかないと損をすることもある。
ちびっ子
21号のお供のこと。
詳細（21号の断章のネタバレあり）
21号がコードネームとして思いついた名称であり、個々には名前も付けている。名前の種類は別ページ：
武器・スレーブユニットを参照。
もともとは体の弱かった21号のための接続式の医療機器であったが、21号の構造体化にあたりサポートユニットとして制作された。意識海安定に作用しており、21号との意思の疎通が可能。
ちまき(粽)
パニグレ内で度々その名が登場する食べ物。
中国伝来のものが「ちまき」であり、日本発祥のものが「柏餅」である。
詳細
なぜパニグレの世界線と関係の無いちまきが登場するのか、それはパニグレの開発国である中国に由来する。ちまきは日本でいう『こどもの日』にあたる端午の節句、通称：端午節に食べることが風習として一般的になっている。感覚としては正月におせち料理を食べたり、節分に恵方巻を食べたりするそれに似ていることだろう。
中国では日本以上にそういった文化・風習に対して熱心なため、年に一度の行事としてゲーム内に登場させるほどの一大イベントとなっていることは想像にたやすい。そのため、春節に並んで毎年こういった端午節(ちまき)ストーリーが展開されているようだ。
また、中国国内ではちまきの種類が豊富であり、構造体たちがこぞってちまきの味に関する話題をするのはこのためである。
日本版でも、新年ストーリーや「迷宮のクロロ」で徐々に各々のちまきの好みが判明してきている。
指揮官殿も端午の節句に推しキャラの好きな味のちまきを食べることで、同じ気持ちが味わえるかもしれない。
"ちまき"
オブリビオンの兵士の一人。リーダーのワタナベの側近でもある様子。
経緯は不明だが、「」カッコつきのため、何らかの理由で特別な名前として出てきている。
大陸版ユーザーによると、この"ちまき"に関するストーリーがもともとあったものの日本版では実装されておらず、唐突に慣れなれしく現れた人物となってしまっているようだ。
跳躍の環
つ
吊人
本編11章「九龍夜行」以降で登場。一応雑魚の分類にはなっているがどう考えても下手なボスより強い。攻撃のタイミングが読みづらく、デフォルトで事実上の瞬身を使ってくる。二体以上同時に出てきたら本当に手が付けられない(過去には最大5体同時に出現した)。
て
定点掃射
定点砲火
ティファ
「苦刑の乙女」と呼ばれた侵蝕体の本来の名前。
本編第二章(N/H)の内容を含む
もともとは空中庭園所属のスザク小隊の隊員で、補助型構造体。入隊して間もない頃は緊張から『自分の実力に自信がない』といったようなネガティブな思考が多かったが、そんなティファに対し優しく接し教えを与えた指揮官に救われ、徐々に小隊に対して肯定的な感情を持つようになった。
任務達成！スザクはやっぱり最高のチームです！指揮官と戦えるなら、どんな敵でも怖くありません！
しかし、この期のアクシデントにより小隊が壊滅状態になり、結果的に最大の信頼を寄せた指揮官までもを失ってしまう。ティファの意識海を覗いたリーフによれば、実はティファは指揮官へ恋心を抱いていたのだった。
指揮官がいなくなったら……私もう…これ以上……
絶望の淵に立たされたティファ。そんな彼女ににじり寄り、悪魔のささやきをしたのがロランである。己の弱さを嘆いた絶望を餌に『強くなれる』とティファに昇格ネットワークの力を与え、従順になるよう飼いならした。それによりロランの目論見通りにことは進んだはずが、グレイレイヴンとその指揮官を見たことにより暴走。結局は力の奴隷ともなれないまま、最愛の指揮官の夢を見続けるだけの眠り姫になってしまった。
指揮…官………私……っ……痛い…よ………っ
こうして、一人の補助型構造体の旅は終焉を告げたのである。
デガード
オブリビオンの別キャンプ地に住まう子供の一人。
「オブリビオン訓練兵K-107｣チーム1のメンバーで、一兵士として簡単な内部任務も行っている様子。
テセ
ホワイトスワン小隊の隊員。
外伝旧聞4章「響鳴のアリア」より、「ハンサムな男性構造体」ということのみ判明している。
指揮官であるバネッサに対して彼女の気に入らない応答を取ったため、平手打ちされていた。
横暴な態度をとる主人に対して何か思うことがあるようだが、それを抑えてバネッサに仕えている。
テッロ
空中庭園軍ウロボロス小隊のメンバーの一人。
外伝旧聞4章「響鳴のアリア - 幽魂の戦場」に登場。
詳細（ネタバレあり）
バンジと共に、二コラ司令から下された極秘任務を遂行していた。
任務対象である機密文書をめぐり、同じ目的を持つ機械教会勢力の「戦車」ことカグウィルに任務を妨害され、バンジもろとも酷い損傷を負う。
戦況回復のためにバンジとは異なるルートで撤退していたが、最終的にはカグウィルによって破壊されてしまった。
なお、バンジの援護に来たクロムとカムイを阻止するべく、テッロの頭部は砲弾として利用されている。
テッロはバンジとはそれなりにつき合いが長いのか、任務遂行中の二人の会話は穏やかなものだった。
偵察部隊の精鋭と呼ばれるストライクホークに所属するバンジを尊敬し、またストライクホーク全体をとても良く評価している。
テッロ自身は前線へは行きたがらない性分のようだったが、生きることには前向きであり、常に明るくあろうとする人物だった。
転移エネルギー充填
電磁反応弾
Ta-193コポリマー
関連：タンタル石
構造体化手術のために必要な適合検査に使われる物質。あるいは、その基準値。
これの適応性が低いと手術の際に安全に構造体化することができないため、事前に調査した上で結果良好な者が構造体となる資格を得る。
「Ta」の部分はタンタル石を指す。
と
2B
→
2B
別ゲーム「NieR:Automata」に登場するキャラクターの一人。
パニシング：グレイレイヴン×NieR:Automataのコラボ『寄波の残響』で実装された。
資料
No.001
ヨルハ部隊に属する汎用戦闘モデルのアンドロイド。剣撃による近距離攻撃と、サポートシステム「ポッド」を用いた遠距離攻撃を駆使し、機械生命体と戦う。
No.002
ヨルハ部隊のアンドロイドは感情を持つことを規則上禁止されているが、モデルごとに個性は存在する。
No.003
好戦的な性格の機体が多いB型において、2Bは比較的冷静沈着な性格をしている。
No.004
なお作戦行動をともにする9Sに深い信頼を寄せており、彼の身を案じて時に無茶な行動を取ることも少なくない。
No.005
「こちらヨルハ部隊所属、2B。この記録を聞いた者がいたら、伝えて欲しい事がある…もし、ヨルハ部隊所属9Sに会うことがあったら…」
「私は……彼に…」
秘話
2Bの秘密1
全ての存在は滅びるようにデザインされている。
生と死を繰り返す螺旋に……私たちは囚われ続けている。
これは、呪いか。それとも、罰か。
不可解なパズルを渡した神にいつか、私たちは弓をひくのだろうか？
2Bの秘密2
私はいつまで戦い続けるのだろう。
この血塗られた、戦場の渦の中で。
2Bの秘密3
私はいつまで守り続けるのだろう。
終わる事のない、無限の戦争の中で。
2Bの秘密4
私はいつまで信じ続けるのだろう。
欺瞞と虚飾に満ちた、この世界を。
2Bの秘密5
私はいつまで嘘をつき続けるのだろう。
その暗い未来に、絶望し続けながら。
導電波
特化機体
詳細
空中庭園中期軍用構造体開発計画中の実験構造体の総称。
現段階では「ウィンター計画」で得た実験データをもとに開発された特化機体のことを指す。
初期の軍用構造体と比べてあらゆる点が飛躍的に向上しており、より高い性能と起動能力を有する。
ロード画面：『特化機体・その1』より引用
特化機体開発用基礎データの出所が特殊なため、このタイプの機体は意識海の安定に難があり、長期的なリンクテストと調整が必要となる。
調整完了前に使用を強行すると、記憶データの紛失や意識海偏移による機体の暴走等の副作用が生じる。
機体の改良と適応性の向上を模索し続けた科学理事会は、今ようやく画期的な成果を得た。
ロード画面：『特化機体・その2』より引用
特化機体を使用している構造体は、今現在
ルシア・鴉羽と
クロム・栄光、そして
リーフ・白夜の三体。
それぞれ胸部あたりの塗装にナンバープレートがつけられており、鴉羽が第一号機の「01」、栄光が第二号機の「02」となっている。
白夜にも同じナンバープレートがつけられるかと思われたが、実際にはつけられなかった。
塗装
塗装とは、機体の性能を維持したまま外観だけを変更することができる装備のこと(ゲーム内説明より)。
他のゲームで言うところの衣装であり、課金要素でもある。
詳細は別ページ：
塗装に記載。
ドミニク
→英雄ドミニク
な行
な
ナイトホーク／ナイトホーク小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
21号・XXIの信頼度ストーリーに登場。
この小隊の隊員は、戦場に向かい行方不明となった仲間：ルノーのことを気にかけていた。
その後(ネタバレ注意)
21号が戦場から認識票を持ち帰り、ルノーの帰りを待つ隊員に渡したことで、彼のことを忘れないで済む大事な遺品となった。
21号が不適切な笑顔を見せたことで一度は隊員を怒らせたこともあったが、最終的に和解し、おわびとして21号に白いぬいぐるみをプレゼントしている。
彼女が初めて他者から善意というものを受け取った、思い出の小隊となっていることだろう。
9S（ナインエス／ナインズ）
→
9S
別ゲーム「NieR:Automata」に登場するキャラクターの一人。
パニシング：グレイレイヴン×NieR:Automataのコラボ『寄波の残響』で実装された。
資料
No.001
正式名称はヨルハ九号S型。攻撃機能も有するが、調査任務に特化した機体で、主にハッキングによる情報収集を得意とするヨルハ部隊の一員。
No.002
2Bに対して親愛のような特別な感情を抱いていた。
No.003
本来は優しい性格だが、■■を■■した■■に対して激しい憎悪を示す。最期は■■によって■■■■。
No.004
「僕は……自分の名前は9S」
「新しく製造されたスキャナーモデルです」
「11942年1月30日」
「バンカー時間午前4時25分にロールアウト」
「人類の為に全力で戦いたいと思います」
No.005
「孤独だった。」
秘話
9Sの秘密1
「トオイ昔、山がフンカしました。
フンカの火の中から、カミサマが現れました
カミサマはキカイたちに、こう言いました
イシキを、イタミをヨロコビを、カナシミを
イカリを、シュウチを、コドクを、ミライを……
イキルイミを」
9Sの秘密2
「機械たちはそれぞれのタカラモノを大事にしていました。ある機械にとってのタカラモノは家族でした。ある機械にとってのタカラモノは兄弟でした。ある機械にとってのタカラモノは美しさでした。ある機械にとってのタカラモノは……」
9Sの秘密3
「数多の戦いと冒険を経て、預言者は言う
ああ、大地の慈悲を
ああ、天上の喜びを
鉄の軛から解き放たれ、私たちの魂は救済されるだろう
永遠に、永遠に」
9Sの秘密4
【極秘】【計画02-01ヨルハ部隊設立】
当時立案されていた次世代戦闘機計画を大幅に改変し、新たなモデル「ヨルハ」を製造。
実験舞台から得られたデータから正式採用モデルが生産され、各地へと派遣された。
ヨルハ部隊一部運用員は本計画の事を知った上で、月面の偽装サーバーの運用と保護を任されていた。
9Sの秘密5
【極秘】以下の資料はヨルハ計画の最終工程を記したものである
※本資料は、機密レベルSSとし、バンカー司令官を含む全てのヨルハ関係者に開示をしてはならないことに注意
【計画03-01ヨルハ部隊廃棄について】
戦闘データが蓄積され、次世代モデルへの転換時期が近づいた段階でヨルハ基地バンカーのバックドアが解放されるようにセット。
その際、本資料を含めたヨルハ計画に関わる全ての情報を破棄し、■■に■■■■■という情報偽装の完成とする。
夏祭り
パニグレTwitterで2022年に開催された、特設サイトでの夏イベント。正式名称「パニグレ夏祭り」。
イベント終了時には、公式Twitterから
特別な動画が投稿された。
詳細
そのサイトでは、イベント期間中の7日間、日替わりでの構造体とのストーリーを閲覧できた。
以下はそのストーリーをログ形式で文字起こししたものである。
ちなみに、このイベントはちょうど17章「滅亡照らす残光」実装時期であり、特に最終日のリーフとの会話はそのストーリー後に読む方が適している内容となっているため、未読の指揮官殿は
先に17章を読むことをオススメする。
1日目 ルシア
ルシア：指揮官、いらっしゃったんですね。この辺りの探索は完了しています、侵蝕体の痕跡はありませんでした。
ルシア：この場所ですが…なんだか、……いえ、明るくてきれいな光景ですが、何か寂しい感じがするんです。
指揮官：人の気配がないからかな？ 資料で読んだことがあるけど、黄金時代の東方文化圏ではこの時期には「夏祭り」という風習があって、出し物や屋台に人だかりができたらしいよ。
ルシア：夏祭り…とはアウトドアパーティーのようなものでしょうか？
ルシア：パーティーといえば…ずっと昔の記憶ですが、家族と一緒に過ごした誕生日もこんな感じでした。ルナと一緒に部屋を飾って両親の帰りをわくわくしながら待っていたんです。この感覚…思い起こせば、環境ではなくて、一緒にいる誰かが心を暖めてくれてるんだと思います。グレイレイヴン隊が私にぬくもりをくれるみたいに。
ルシア：いつか、ここがたくさんの人で賑わって、私たちも危険な戦いとは無縁の毎日を過ごす そんな未来を、この両手で、みんなと一緒に掴みたいです。
ルシア：この先どんなことがあっても、グレイレイヴンの刃はあらゆる困難を切り開いてみせます。みんなの手をとって、一緒に、明日へ。
2日目 リー
リー ：ウロウロしているのが遠くから見えてましたよ、指揮官。この先の地形調査に向かうのでしたら、僕を連れて行くべきです。
リー ：……言っておきますが、別にあなたを心配しているわけではありません。ただ、未知のエリアでは二人で行動して、お互いの背中を守ったほうが安全ですから。つまり、一人でフラフラするより共同作戦のほうが効率的です。
指揮官：でもここは危険な感じはしないし、リーももっと肩の力を抜いていいと思う。
リー ：確かに、ここの雰囲気は警戒する気が失せますね。周囲にも探索信号を送りましたが、とりあえず異常はなさそうです。
リー ：……指揮官、さきほどからあの出し物に興味津々ですね。この機会に少し羽を伸ばして遊んでもいいと思いますよ。ご安心ください、僕が隣で見張っていますから。
3日目 ヴィラ
ヴィラ：あーら？ グレイレイヴンの指揮官じゃない。隊員は？ 一緒じゃないの？ ハセンから単独任務でも受けたのかしら。
ヴィラ：どうやら今回の目的地は一緒みたいね。ここはもう調べておいたけど、けばけばしい飾りと看板以外、興味をひくものはなにもないの。がっかりだわ。
ヴィラ：まあ、こんなところに長居するつもりはないけど。こんなのんびりしたところにいたら五感が鈍ってしまうもの。いつ何時、最先端の科学でも分析できない怪物がパニシングから生まれるか分からない……そんなアブナイ状況だもの、戦場の苦痛で、常に感覚を研ぎ澄ましておきたいの。あなただって私みたいな危険人物と一緒にいたくないでしょ？ あなたがいない間、レイヴン隊は心配で気が気じゃないでしょうし。
指揮官：グレイレイヴンはお互いを信じている。任務中に危険な判断はしないって。それに今はヴィラがここにいるから大丈夫。
ヴィラ：アハ、ずいぶん大胆な発言ね。ここは危険エリアじゃないから……デートのお誘いかしら？ 付き合ってあげてもよくてよ？
ヴィラ：あなたが無事に帰れるまで、ガードを緩めないで頂戴ね、グレイレイヴンの指・揮・官。
4日目 バンジ
バンジ：あ…来たね、グレイレイヴンの指揮官。それじゃ、チェンジチェンジ。あとの巡回、よろしくね。ふぁ〜〜。
指揮官：待って、このまま帰るつもり？ せっかくだし一緒に見て回らない？
バンジ：りんご飴、射的…へえー、こういうのに興味あるんだ。こんなので喜ぶなんて、君ってこういうところは子供みたいだね。でもまぁ……こうして何も考えないで銃を構えるのって久しぶりかも。この黄色い灯り、見てるとなんだか眠くなって…ふぁ…本当にぼーっとしてきたよ。夢の中にいるみたい。
バンジ：……あのさ、時々、こんな夢を見るんだ。パニシングの変異を目の当たりにして、無力な人類は解決策が見つからない。でも僕は救出任務で嘘を繰り返して、この手で兵士たちをあの世に送るんだ、何度も、何度も…。
バンジ：そんな辛そうな顔しないでよ。別に君に重荷を背負わせたくて話しているんじゃないから。それに、あの夢よりもこの状況の方がもっと夢みたいだよね。平和で、のんきな夢。せっかくいい夢の中にいるのに、大切にしないともったいない。そうだよね、グレイレイヴンの指揮官？
5日目 ビアンカ
ビアンカ：この辺りの探索は完了しました。異常ありません。安全地帯の検証ができましたので、しばらくここで休憩しましょう、指揮官殿。
ビアンカ：私は粛清部隊に所属していますが、探索と護衛能力も執行部隊に引けを取りませんので、ご安心ください。指揮官殿が空中庭園に帰還するまで、私がお守りします。
指揮官 ：ビアンカは頼もしいね。でも、せっかくの休憩だから、ビアンカも休んで。ほら、ここの夜空、空中庭園で見るよりずっと澄んでいてきれいだよ。
ビアンカ：確かに、こんなきれいな夜空を見るのは久しぶりな気がしますね。打ち上げ花火も、まるで桃源郷のようです。
ビアンカ：……長い間、空を仰いで目に入るのは空と大地の境界が溶け合った真っ白な雪原か、地平線を呑み込んだ赤い災厄でした。この景色を見ていると、昔、地球が生命に溢れる星だった時代が目に浮かびます。
ビアンカ：時の繰り返しと機体のメンテナンスの繰り返しで、私たちは記憶の一部を徐々に失うでしょう。でも、私は信じています。今日のような景色を目にした時、意識海の奥底の想いと信念が蘇ると。そして、その想いと信念の導きで、私たちが選んだ道を揺るぎなく歩いて行けるでしょう。
6日目 ワタナベ
ワタナベ：ん？ 指揮官もここにいたのか。
ワタナベ：この目で見るまでは、こんな場所がまだ存在するとは思わなかった。黄金時代の夏祭りをほぼ完全に再現している。オブリビオンのチビたちが見たら、ここも拠点にしたいと騒ぐだろうな。だが、拠点は安易に増やせない。いろいろな要素を考慮しなければならないからだ。
ワタナベ：例えば、安全性、食料の調達、周囲に断続的に利用できる資源があるか、パニシングの侵蝕や侵蝕体の襲撃を受けた時、避難経路を確保できるかどうか…。
指揮官 ：リーダーって大変だね。
ワタナベ：これが私の役目だからな。皆と共に自力で生きると決意した以上、生き延びる手段を手に入れなくてはならない。立ち止まって外部からの助けを期待はしない。我々は誰かの翼の下で生きているわけではないからな。
ワタナベ：赤い奔流は誰にも止められない。だが、その中で我々が立てる炊煙が、人類の不屈の意志だ。ほとんどの人間は、空中庭園が選んだ道が、この世界で生き延びる最適解だと考えている。
ワタナベ：でもいずれ証明できるさ。私たちが選んだ道でも、人類はパニシングに抗い、生き延びることができると。
7日目 リーフ
リーフ：指揮官、もうこの辺りを見て回られたんですか？ すみません……私が先に偵察しないといけないのに。ここが夢みたいに美しすぎて……なんだか一歩を踏み出したら、暖かい灯りが消えてしまって……為す術もなくパニシングに対峙する……あの暗い袋小路にまた迷い込んでしまうような気がしたんです。
リーフ：あの冷たい死骸だらけの道を、私はずっと歩いていました。「生命」の希望として派遣されたはずなのに。できるだけ多くの人を助けようと進んでも…どんなにセンサーの感度を上げても…衛生兵を呼ぶ声は聞こえませんでした。パニシングはブラックホールのように、何もかも吞み込んでしまったんです。
指揮官：一人で背負い過ぎだよ、リーフ。もっと力を抜いて、そばにいるから。
リーフ：指揮官、あの…もう少しおそばに近づいてもいいでしょうか。人々の悲しみと無力さを思い返すたび、全身が針に刺されたように痛むんです。できることならなんでもするから、みんなの苦痛を少しでも癒してあげたかったのに、私は本当に無力で……。
指揮官：……（リーフの手を握る）
リーフ：……！ ありがとうございます、指揮官。このぬくもり、忘れません。強い意志を秘めたルシアの笑顔、冷静なリーさんの隠された優しさ…絶対に忘れません。グレイレイヴンになれたことが、私にとって今までで一番、幸運なことでした。
リーフ：これからもっと大変な試練が待っているかもしれませんが、みんなと一緒なら、私、怖くないです。もしこれが本当に素敵な夢の中だとしたら…私は願いたいです。これからもグレイレイヴンのリーフとして、みんなとずっと一緒にいられますように、と。
ナット
関連：Ta-193コポリマー
重要化合物を含有する汎用素材。
詳細
黄金時代、あらゆる工業産業に使用された標準的なナット。
含有するTa-193コポリマーが極めて高い生物親和性を有することが発見されて以来、構造体開発に欠かせない重要な素材となった。
ゲーム内フレーバー『ナット』より引用
これが無ければ文無しも同然な超重要アイテム。新キャラクター実装前になると、その他の素材と共に大量のナットを買いだめる指揮官の姿が空中庭園で見られる。
ナナミ
→
ナナミ・狂風
→
ナナミ・波動
→
ナナミ・遥星
中：七实 英：Nanami
詳細不明の構造体。
機種番号MPL‐00。武器種は「狂風」「波動」はチェーンソー、「遥星」は電気チェーンソー。
ノコギリといっているがチェーンソーな気がしないでもない。
↑いつのまにかゲーム内全ての単語が「チェーンソー」に置き換わっていた。
やっぱり木工加工業では収まらなかったナナミの野望だろうか。
詳細
増援でやって来たり任務中に行き合ったりと、神出鬼没で気ままなエキセントリックガール。
空中庭園に属してはいるものの単独行動が非常に多く、人間であれ機械体であれ敵味方の区別なく友達を作りまくっている。
外伝やイベントなど、ストーリーの本筋から少し離れた場になると平然とメタい台詞を並べ立てるトリッキーな立ち位置。
ナナミの記録ノート
「生きている」友達100人を書くためのノート。
ナノ修復剤
軽度の侵蝕を治療するための物質。
詳細
ヴィラ・緋耀の断章で登場。
構造体に対して使用され、消費形態は血清と同じ注射。
全構造体が所持しているかは不明だが、補助型の構造体は標準装備していると予想される。
に
ニコラ
空中庭園の軍事総司令官。空中庭園議会の一人でもあり、軍事全般を支持する。
黒野譲りの非人道的思考から、地球奪還のためにはある程度の犠牲は致し方ないといった考えを持っており、その点でハセンとは一線を画している模様。
一方でルシアに対して愛の鞭を与えていたり、首席指揮官に対してもある程度の信頼を寄せている描写があるため、完全な極悪人というわけではない。
21号
→
21号・XXI
中：21号 英：No.21
ケルベロスの隊員。
機種番号BPH-22。武器種はスレーブユニット。
20号
21号とかつて友達だった女性。
詳細（21号の断章のネタバレを含む）
21号と同じく、ダイダロス社の支部である研究施設にいた子どもの一人。21号と違って快活な性格で、構造体手術後、外に出た際にやりたいことを考えていた。施設にいる子どもたちの中で唯一外から来た子どもで、そのことが要因で他の子どもとは仲良くできていなかった様子。20号を疎外しない21号に親しみを感じ、外を知らない21号に対して興味を持ってもらえるよう奮起していた。
自身の手術が決まった後も度々部屋から抜け出しては21号のもとに遊びに来ていたが、『21号の両親の存在の判明』により、以前から募らせていた劣等感が爆発。手術日前だったにも関わらずそれ以降21号の前から姿を消し、二度目の研究施設の壊滅後に20号の構造体躯体の一部が発見された。その後21号によって雛菊の下に供養され、「叶えたいこと」ができた21号を見守っていることだろう。
二心一体
二刀術
ルシア・紅蓮のコアパッシブ。任意の3チェインから4秒以内に赤シグナル・初式を使用すると、一時的に通常攻撃が二刀となる爆炎モードを発動する。
ニューエイジ／ニューエイジャー
空中庭園で生まれ育った世代、あるいはその人のことを指す。温室育ちともいう。
アイラとセレーナがこれに分類される。
庭園を出ない限りは、侵蝕体から襲われる恐怖も、目の前で人が死んでいく絶望も、食糧難にあえぐ苦しみさえ知ることは無い。
認識票
別名ドッグタグ。
軍に所属する兵士の身元確認・個人識別用に使われるものであり、生きている間より戦死した後に必要になる。材質や種類にはさまざまなものがあるが、空中庭園軍では長円形の金属板を首からチェーンで下げているのが一般的な様子。なおこれも逆元装置と同じように、最近では機体の外見から消失しかけている要素の一つでもある。
機体別の認識票
見てそれと分かる共通の認識票(『GrayRaven』のロゴ入り)をつけているのは、紅蓮、黎明、蝕闇、流行、爆裂、乱数。来光は埋まっている(？)のか、うっすらと『GrayRaven』のロゴの三角部分が確認できたが、認識票かは定かでない。弧光はストライクホークのものを、首からではなく斜め掛けのバッグに下げている。栄光、明察は同じくストライクホークの認識票を首から下げている。しかしカムイの両機体には無く、いずれの隊もなかなか所属証明が揃わない。
異火は恐らく黒野製のため空中庭園の認識票がないものと思われ、その根拠に乱数機体では『GrayRaven』の認識票を所持している。代わりに鴉羽からは消滅した。
最も多くの認識票(4枚)を首から下げているαだが、これは自身のものと戦死した仲間のものである。彼女に何があったのか、それは本編第13章を読み進めていくと分かるようになる。本ページでの解説は項目：グレイレイヴン(旧)にて。
ぬ
ね
の
ノクティス
ケルベロスの隊員。ヴィラと同じ赤髪を持つ男性の構造体で、パニグレでは初の脳筋タイプ。
日本版ストーリーでは本編9章『永久列車』でビアンカに対して回線で会話するシーンが見られた他、外伝1章『グランブルー』にてケルベロスの一人として登場している。そして外伝3章、21号の断章で初めてビジュアルが公開された。
使用武器は不明だが、戦闘シーンでは『連続爆発攻撃』をする描写があったため、カレニーナのような爆発系の攻撃手段を持っていることが予想される。
ノルマン家
関連：ノルマン国際鉱業会社 ノルマン復興戦
ノルマン国際鉱業会社を興したとされる一家。
詳細
第19章にて、以下のような構成が確認された。
- ［長男］レオナルド ：現ノルマン鉱業の代表。「クセ者で知られる御曹司」であり、その呼び名にふさわしいチャラめな服装をしている。
- ［長女］クリスティーナ：現在は工兵部隊所属の構造体となっており、名称もドールベアと変化している。過去に何かあったらしく、勘当されたという説が浮上している。
- ［次女］ヴィクトリア ：レオナルドとクリスティーナの妹。末っ子かどうかは不明。まだ幼いらしく、離れて暮らす姉のクリスティーナに会いたがっている。
ノルマン国際鉱業会社
表記ゆれ：ノルマン鉱業
黄金時代から現存する、採鉱に関する業務を担う大企業。
採鉱場所を地球から月に移転したことで規模が縮小し、現在はノルマン家の長男：レオナルド・ノルマンが代表を務める。
詳細（本編19章の情報を含む）
ゲーム内アイテム「タンタル石」のテキストフレーバーに登場する、詳細不明の会社。
同テキストにはこの会社に関して以下のように書かれている。
黄金時代、タンタルを精製するための主要鉱物であるタンタル石の採掘は、徐々にノルマン国際鉱業会社の主な事業となっていった。
これらは現在定期開催されている常設コンテンツ：
ノルマン復興戦における作業内容であると予想される。
第19章ではこのノルマン鉱業の代表であるレオナルド・ノルマンが登場し、以下のような情報が追加された。
- 黄金時代、地表の採鉱業務の大部分を担っていた大企業
- 空中庭園が人類を乗せて宇宙へ進出したあとは地表での作業を放棄し、今では月での採鉱を担っている
- 長きに渡って地球での採掘を行ってきたため、地表状態の多くの情報を把握している
- そのため、世界政府芸術協会の重要な業務提携先でもある
- 政治には興味がなく、庭園議会に参加したことは無かった
ノルマン復興戦
Ver.2.1で新たに追加された常設コンテンツ。
指揮官Lv60で解放。
分類は戦区や幻痛と並ぶ周回コンテンツの一つではあるが、ステージを進めていくごとに推奨戦力が高くなったり求められるパーティが増えたりとクリア難易度が跳ね上がっていくため、物理的な(PSの話でない)高難易度のコンテンツとなっている。
詳細な攻略は別ページ：
ノルマン復興戦を参照。
公式からの紹介
空中庭園は、地球上でまだ稼働している廃鉱を偶然発見しました。調査の結果、黄金時代のノルマン国際鉱業社が所有していた鉱山で、グレートエスケープ後も廃棄されたロボット「自律鉱員」が採掘を続けています。しかし今は侵蝕体に占領された状態です。
侵蝕体を駆除し、「自律鉱員」を解放すれば鉱石を採掘できます。鉱石を貯めて、黒パス、星6武器共鳴欠片、OCコインなどのアイテムを獲得しよう！
引用：公式Twitter【イベント紹介】ツイートより
は行
は
ハイジ
代行者：フォン・ネガットにつき従っている少女。
詳細（第14章のネタバレを含む）
ところどころに機械的なパーツを持ち、左肩から機械の翼が生えているのが特徴。ハイジによると、これは「友達からもらったもの」で「返さなくてはいけないもの」であるとのこと。
地下都市で出会ったストライクホークに対して、ハイジ自身は
まだ、あの方に選ばれなかった生徒にすぎません
と自己紹介している。
ここでいう「あの方」とはフォン・ネガットのことであり、『選ばれなかった』のは「選別」であると推測できるが、その結果なぜハイジが彼の配下となっているのかは不明。フォン・ネガットから異重合母体を守る任務を任されていたが、その使命に失敗し彼に修復されている。異重合母体を「お母さん」と呼んでおり、クロムに対して何度も「お母さんを壊さないで」と懇願していた。こちらもどういった経緯で異重合母体が母親になったかは不明。
ハイジ自身は攻撃手段を持たず、彼女のまとうパニシングによって魚型の異合生物を操っては防御壁にしたりそれらに攻撃を指示したりしている。
一見か弱い少女には見えるが、背後にある多くの謎により実力は底知れない。
ハカマ
→
ハカマ・隠星
中：哈卡玛 英：Haicma
機械教会に所属する機械体。先鋒型。
機種番号MPA-01。武器種は大鎌。
詳細（叙事余禄1章のネタバレあり）
本来の正式名称は「啓発式人工知能管理機械A型（Heuristically Artificial Intelligence Caretaking Machine-Alpha）」だったが、幼少期のナナミによって「ハカマ（Haicma、正式名称の頭文字を取った語）」と名づけられ、以降その名前を常用している。
機械教会におけるコードネームは「隠者」。
爆炎弾
リー・異火のコアパッシブ。
黄シグナル・フューエルストリームの後に使用する赤シグナル・ラピッドファイアに爆炎効果が付与され、範囲内の敵に火属性ダメージを与える。
全弾撃ち込もうとすると2秒ほど無防備になるため、位置取りには気をつけたい。
爆炎弾の発動中は、赤シグナルのスキル効果に則って頑強効果を獲得する。
白氷審判
破甲
関連：頑強値
敵性体の頑強値をすべて削った状態のこと。
装甲型のQTEスキルはこの値を大幅に削ることができる。
ハセン／ハセン議長
→
ハセン
"母なる地球に奪還せんとする人の子らよ。勝利あれ。
地球奪回戦線最高指導者ハセン、反撃時代の幕開け宣言より"
空中庭園議会の議長で、精神的指導者。政策の主導・管理を行う。
プレイヤーこと首席指揮官には、首席という立場もあってか穏便に対応する上官。よく秘書のセリカをこき使って残業代を申請されている。
バックジャンプシュート
波動
波動斬
花咲
バベルの塔
詳細
不定期に開催される超高難易度コンテンツ。敵に大量のバフをかけ最終的な戦略レベルの合計値を競う。ランキングは100位まで公開され、大体50位前後までが満点を取っている印象(怖すぎる)。100位ボーダーは大体92~93%程度必要となる。
全3ステージからなり、各ステージ毎に最大3つの小隊を編成可能。つまり最大27体の構造体および受格者が必要となる。慣れてくると受格者は単騎で挑めるようになるが、それでも6小隊は必要となる。強キャラへの集中的な育成が効果的な戦区・幻痛の檻とは異なり、満遍なく育成し操作に慣れていることが要求される。
報酬を受け取るだけであればあまりバフをもらなくても全回収は比較的容易。収集品を最高ランクに上げるためにはおよそ2/3程度の戦略レベルが必要だが、こちらも小隊数を増やしつつ比較的戦略レベルを稼ぎやすいステージで稼げばそこまで難しくない(震動や強力・防盾など敵の体力に関するバフを最小限に抑えその他のバフを盛れば意外といけることが多い)。それ以上の戦略レベルは完全な趣味の領域である。
回を経る毎に凶悪になっており、過去にも未来にも様々な地獄が待ち受けている。最新の大陸版(本編17章バベル)ではテスト段階から一度ナーフされたにも関わらず阿鼻叫喚の地獄絵図となっている模様。
パニグレ
本ゲームタイトル「パニシング：グレイレイヴン」の公式略称。
パニシング
詳細
人類初の零点エネルギーリアクターの真空チャンバーから出現した、極めて高密度の存在。
質量展開を繰り返した結果、チャンバーを破り漏洩爆発を起こし、大気の流れに沿って全世界へ蔓延した。
生物の体細胞を直接破壊でき、ロジックサーキットを操縦することにより機械体を侵蝕することもできる。
侵蝕された個体は、人類意識や行為を表していようとも極めて強烈な破壊衝動が沸く。
ロード画面：『パニシング』より引用
正式には「パニシングウイルス」のようだが、単にパニシングと呼称されることが多い。
"ウイルス"とはいうものの、単に感染性をもって暫定的にそうみなしているだけで、タンパク質で構成された実在のウイルスとは全く異なる存在のようである。
生物細胞の破壊、物質の溶解、赤い発光現象を伴うエネルギーの発生、果てには集積することで硬質な物体に変化することもできる。
これに侵蝕されるのは人間と機械類のみで、動物や植物といった他の生物には表面に付着するのみで害はないという。
しばしば人類に対する「罰」であるという表現が作中に出ており、それがそのまま名前の由来（punishing：罰すること）となっている。
パニシング：グレイレイヴン
本ゲームタイトル。意訳すると『罰を受ける灰鴉』となる。
中国語表記は「战双帕弥什」であり、英語表記は「Punishing: Gray Raven」となっている。
余談
中国版表記の「战双」は、制作会社であるKuro Gameの初作品「战场双马尾（戦場のツインテール）」の略称であり、第2作品目となったパニグレに継承する意味でつけられているようだ。
その証拠に、指揮官がパニグレを開始してから直面する関門である意識救出作戦には、戦場のツインテールとの関連を示唆する言葉があちこちに散りばめられている。
パニシング赤潮
詳細（第13章のネタバレあり）
パニシング赤潮は異合生物誕生の温床である。
機械と生物を呑み込み、エネルギーや養分に転換して大量の異合生物を発生させた。
異合生物は赤潮から恩恵を受け、地上の生物を模倣して自己進化を開始した。
本来、進化の過程には長い時間を要するが、外在的要因により進化は爆発的に加速。いまや地上で一定規模の勢力を形成するに至った。
赤潮には特有の潮汐現象があるが、「満潮」や「干潮」は天体の引力に影響されず、それは生物の「捕食現象」に近い。
ロード画面：『パニシング赤潮』より引用
突如として地球上に現れた、パニシングの赤潮。
地球にある全てを呑み込む勢いで被害が拡大し、今もなおその勢いは止められていない。
赤潮の発生に伴い新たなパニシング侵蝕体（異合生物）も誕生しており、パニシングにおける母なる海の役目を果たす。
発生の原因が不明であったが、グレイレイヴンが075号都市地下での調査を進めるうえで、昇格者の仕業であることが判明。
さらに、大元の原因はかつてグレイレイヴンも対面した異重合コアが変化し形成されたものだった。
「赤潮」及び異合生物の形成時期は正確には不明だが、異重合コア墜落以降、水面下で進化が続けられていたのは間違いなさそうだ。
バネッサ
ホワイトスワン小隊の指揮官。
白に近い紫の髪を持ち、黒を基調とした独自の戦闘服を着用する女性。
詳細(外伝4章『響鳴のアリア』シークレットのネタバレあり)
かつてこの小隊を率いて指揮した作戦では、最も犠牲を少なく任務を完遂したことによる表彰を受けており、その実力はハセン議長にも認められるほど。
しかし実際の「少ない犠牲」とは意図的に少なくした結果であり、大勢の犠牲の前なら確実な少数を犠牲にする、という考えのものだった。
加えて、彼女自身は構造体をただの消耗品としか捉えておらず、「使えなくなれば捨て、使えるものは着飾って側においてやる」の精神を常に持っている。
そのためかつてリーフがホワイトスワンに所属した際の機体「流光」も、バネッサの好きなリボンがふんだんにあしらわれた可愛らしいデザインであることとは裏腹に、リーフ自身の扱いは主人に仕えて指示だけを聞くモノとしか見ていなかった。結果的にこの件からリーフのバネッサに対する忠誠心は失われ、自身の『意志』を持ってバネッサに離隊を申請している。
テセやボンビナータは依然としてこの小隊に所属しているようだが、テセは特に、日々のこういった行為から何かしらの鬱憤をバネッサに抱えていると思われる。
そして、バネッサはプレイヤーこと首席指揮官と顔なじみだった(選択肢によっては首席は覚えていない)ようで、同期としてこの時再会している。
首席は普段のグレイレイヴンとの会話から見ても分かる通り、構造体であっても分け隔てなく同じ仲間として扱い、親愛を深めている。
よって二人は相反する考えを持つ対照的な指揮官として描かれており、リーフの不当な扱いに関して激高した首席指揮官がバネッサに対して発砲するシーンもあった。
絶対的な自信を持ってこのスタイルを貫くバネッサだったが、首席の激高を受けて何か根幹が揺れ動いた……のかもしれない。
ハリー・ジョー
ウッドコック小隊の指揮官。
金髪で中世的な顔を持ち、ファウンス士官学校の紋章が入った指揮官服を着用する男性。
詳細(第16章のネタバレを含む)
首席に対して初対面からタイマンを持ちかけてくるなど、割と好奇心旺盛な性格。首席と同期。
第16章では、彼の小隊の構造体が新たなる敵：類人との戦闘時に負傷したため、ハリー・ジョーと他の部隊の構造体で臨時小隊を組んでいた。
その際同隊となった『八咫』という構造体とはふざけながらも良い関係を築けている様子が見受けられ、同期の中では最も陽気な指揮官と言える。
なぜ彼だけ姓名があるような名前をしているのかは不明。
パワー
ナナミ・遥星が使用する大型武装機械の名前。
ナナミは「パワーちゃん」と呼んで可愛がっている。
詳細（ナナミ・遥星の秘話に関するネタバレあり）
- パワーの正式名称は「万能武装モデル - ウェポンエッジリメイク型（Paradimatic Omnipotent Weapon-Edge Remake）」。（出典：秘密9）
- パワーはとある未来にある機械兵器の外観を参考にデザインされた。更に黄金時代のメカアニメをイメージした特徴的な武装が施されている。（出典：秘密10）
- ナナミがパワーを製作した目的は、探索の旅路での寂しさを紛らわせるため。
バンガード
バンジ
→
バンジ・明察
中：万事 英：Wanshi
ストライクホークの隊員。補助型。
機種番号BPE-47。武器種はマシンガン。
万世銘
詳細(本編12章のネタバレあり)
パニシングに対応すべく華胥（カショ）が作り出した人類救済計画 それは、民衆を安心させるための曲の表向きの声明だった。
実態は華胥が構築したバーチャル空間に九龍の民衆をデータサンプルとして保存し、人類を現実世界の苦痛から救わんとしたもの。
九龍環城は万世銘計画のために建築された、偽装のための地上都市であり、人類のデータを保存したサーバーは九龍環城の地下の「九龍古都」にある。
現在、古都に入る方法を知るのは曲ただひとり。
地球が滅びるその日まで人類を永らえさせるため 曲は今でも密かに万世銘計画を進めている。
ロード画面：『万世銘計画』より引用
12章にて最初に曲からその計画が語られた際には、「地球に存在する一切の価値ある物を可能な限り保全する」「いつか時空を超えて訪れる者たちのしるべとなる」と語られ、まるでこれまでの人類の歴史は終わったものとして諦め、次の文明に託すという思想のように展開された。
更には、空中庭園の制御権を奪ってその大質量を地球に落下させることで氷河期を進める、と意図的に文明を終わらせることまで言及している。
その結果、当然現場に居合わせたグレイレイヴンと衝突することになった。
というグレイレイヴンとの対立の一幕は、全て曲が一芝居を打っていた可能性が高い。
後に明かされた曲と華胥の会話から、万世銘計画が阻止されないように、曲は華胥をルナの元に送り込むことを最初から目的としていたようである。
空中庭園と協力しなかったのも、昇格者と空中庭園が戦う裏でひっそりと本当の万世銘を進めるため。
グレイレイヴンとの対立すら、自然に華胥を奪われる隙を昇格者に見せるためであったと考えられる。
曲曰く、「万世銘計画は人類の存続のための計画」であり、ルナ達の「全人類の存在を葬り去るような計画」とは対立するとのこと。
そのため、グレイレイヴンに語った行き過ぎた思想もフェイクであり、結局は最初に記述した「華胥が構築したバーチャル空間に九龍の民衆をデータとして退避させる」というのが正しい万世銘であると思われる。
反発収束砲
バンビナータ
→
バンビナータ・瑠璃
中：邦比娜塔 英：Bambinata
ホワイトスワン小隊の隊員。攻撃型。
機種番号BPM-11。武器種はカマキリ刃。
外伝4章『響鳴のアリア』より「小柄な女性構造体」ということが判明し、のちにプレイアブルで実装された。
指揮官の命令に従うことに若干の抵抗感を示すテセと異なり、主人であるバネッサの命に尽くす描写が多い。
ひ
火（火属性）
攻撃に関する効果の一つ。
ダメージ表記等から見るイメージカラーは赤。
詳細
効果詳細「火」
電熱コイルで機体内の圧縮窒素ガスに着火させ、推進用ガスを用いて炎を武器へと転化させる。
自身の攻撃に火炎ダメージが付加され、敵を焼き尽くす。
ビアンカ
→
ビアンカ・零度
→
ビアンカ・真理
中：比安卡 英：Bianca
粛清部隊の隊長。
機種番号BPO‐87。武器種は弓。
詳細(断章、信頼度ネタバレあり)
雪国育ちの修道女で、侵蝕体から逃れるべく避難民を連れて南下した。自身を育ててくれた機械体の神父・スノーが侵蝕を受けて兵士を手に掛けたため、さらなる凶行を止めるべく銃を取り、養父を“射殺”するという罪を犯す。後に構造体として粛清部隊の任務に従事するようになり、隊内で腰抜け呼ばわりされながらも入念な事前準備を経て作戦に臨むスタンスを貫いている。侵蝕を受けたカムイが命拾いした理由の一つとして、粛清担当がビアンカだったという点は無視できない。カレニーナとは私的に親しくしている様子で、髪結いは彼女に任せているらしい。
必殺技
一定のエネルギーを貯めることで発動できる強力な技。
敵に強力なダメージを与えるものが主だが、特殊な効果を付与する補助的な必殺技もある。
詳細
必要なエネルギーは構造体毎に異なり、
ナナミ・波動のように非常に少ないポイントで乱発できることもあれば
ルナ・銀冠のように莫大なエネルギーを必要とする場合もある。エネルギーは通常攻撃やシグナルで敵にダメージを与えると蓄積される。3チェインシグナルが一番効率よくエネルギーを貯められる。
基本的には必殺技によるダメージや補助効果を目的として使用されるが、敵の攻撃を回避する目的で使用することも多い。これは必殺技の演出中は無敵状態となることを利用している。特に初期クラスがA・Bの構造体には必殺技演出中も敵が行動している場合が多く、特に効果的である。
ビアンカ・零度や
ナナミ・波動が単騎適性が高いと言われる理由の一つも「必殺技を短いスパンで発動できるから」である。
人型生命体：男性型＆女性型
詳細
異重合母体から誕生した人型個体。
個体の強さも知能レベルも標準を遥かに上回っている。
既知の異合生物の中で進化度が最も高く、最も純粋なパニシングの創造物。
ロード画面：『人型生命体：男性型＆女性型・その1』より引用
彼らの出現は兆候の一端にすぎない。
パニシングによって与えられる人類の試練が、新たな次元に達したことを示している。
同時に、この星にパニシングが存在する限り、決して災難からは逃れられないと改めて人類に思い知らせる存在。
ロード画面：『人型生命体：男性型＆女性型・その2』より引用
緋耀
関連：ロイド
→
ヴィラ・緋耀
ヴィラが所持する機体の一つで、過去に使用されていたSクラス機体。
ゲーム内での実装はVer.2.4の「ラストスパーク」。
詳細（断章のネタバレあり）
ヴィラが空中庭園に引き抜かれケルベロスを結成した後の間もない頃、ニコラ主導で秘密裏に開発が行われていた。その使用目的は対構造体との戦闘。主に、公で動く粛清部隊には任せられない秘匿の粛清任務を遂行するために作られた。
この機体が初めて使用されたのは、以前に共に任務を遂行していた「ロイド」という逃亡兵を粛清するための任務を与えられた時だった。この際の使用武器は『麗酷』と変わらず刀であったが、ロイドとの戦闘の後、彼の使用していた旗槍を受け継いで武器とするようになった。
まだ空中庭園に機体登録されていない、いわば存在しない機体だったが、ロイドの死亡後ヴィラがその機体のままで他部隊と接触したことにより新機体の情報が外部に漏洩。その後急遽機体登録をすることになった模様。
資料
No.001
実はこの機体を使うのは初めてではない。正式に編入される前に、ニコラの指示により特殊な「任務」でこの機体を使用していた。装甲型である本機体は、補助型機体の麗酷よりも単独での戦線突破及び対構造体との戦闘に適している。
No.002
「死神が殺戮のために存在するなら、殺戮は何のために存在する？」
達成しなければならない任務を達成し、倒さなければならない敵を倒すことがヴィラの信条である。この「しなければならない」を他の誰でもなく、自分で決めることが彼女の美学であり、責任でもある。
No.003
ヴィラの熟練度を考慮し、本機体のデフォルト装備を麗酷と同じ刀にしていたが、繊細な刀は本機体の戦闘スタイルに適さなかった。ヴィラ本人からの提案により、現在は槍に変更されている。
No.004
「私の旗が折れない限り、誰も死ぬことは許さない」
かつて英雄の象徴として存在したこの旗は、戦場の不滅の希望であった。現在、英雄はいないかもしれないが、旗は依然としてそびえ立ち、最前線で戦う全ての名もなき英雄たちを導いている。
No.005
本機体の製造には常軌を逸したパーツが多く含まれている。日頃のメンテナンスには特に支障がないようだが、それでも支援部隊のブリギットはなるべく怪我をしないようヴィラに注意していた。その効果はなかったようだが。
No.006
「あなたが言うように、私たちの戦いはいずれ終わる。その時、この痛みは残っているのかしら？」
今もなお、絶え間ない痛みがヴィラにつきまとう。しかし、痛みが全てだった彼女は、果てしない戦いと苦痛の先に手放すことのできない希望を見つけた。
秘話
緋耀の秘密1
ヴィラは新機体にしてから髪を結ぶようになった。攻撃時に視界が遮られないようにするためらしい。
緋耀の秘密2
槍のメリットは比較的安全な距離から攻撃できることだが、ヴィラは常に積極的に突入して最大限の破壊力を発揮する。
緋耀の秘密3
名目上のケルベロスの指揮官であるマーレイが隠している経歴を調査してみたが、とくに収穫はなかった。
緋耀の秘密4
21号はヴィラの旗を槍が出る「手品グッズ」だと思っており、よく披露してほしいとせがんでいる。
緋耀の秘密5
ヴィラは21号とノクティスのために、通常では入手できない補給とパーツを極秘ルートで入手している。本人はふたりは知らないと思っていたが、21号とノクティスは知らんぷりをしていただけだった。
緋耀の秘密6
本機体の力のコントロールは難しく、ヴィラでさえ変更したばかりの頃はコップを握り潰してしまうことがあった。しかし周りは、ヴィラが威嚇のために握り潰していると思っていた。
緋耀の秘密7
21号の観察結果によると、少なくとも36％の構造体兵士が、新機体に変更したヴィラを「以前ほど怖くない」と思っているようだ。
緋耀の秘密8
ヴィラは面倒な仕事を最後にとっておくのを好む。厄介な敵も最後にとっておき、ゆっくりと楽しむ。
緋耀の秘密9
ニコラに何度も注意されたヴィラは、喧嘩を売りに来た相手に暴力を振るうより、言葉で彼らのプライドを傷つけ、その怒る顔を見るのを好むようになった。
緋耀の秘密10
本人曰く、槍を使う時のコツをまだ100％掴んでいないため、それを補うために素早い蹴りを戦闘スタイルに追加したらしい。実際、実用性も鑑賞性も高まった。
緋耀の秘密11
情報募集
緋耀の秘密12
情報募集
ヒルダ
空中庭園の監察院の最高責任者。本編第16章で登場。
空中庭園議会の一員であり、庭園の各部門を監督する。
その容姿としては灰色の髪を持つスーツ姿の女性であり、ハセン議長やニコラ司令と付き合いが長い模様。
議会では常に公平な目を持って議員の主張をさばき、各部の最高責任者へ説明を引き継ぐ。
ふ
ファウンス士官学校
表記(呼称)ゆれ：ファウンス軍事学院
精鋭指揮官を輩出するために創設された教育機関。
ここで構造体のことや指揮官となるための戦術意識を学び、最終的にはテスト解答やリンク試験に合格した者が卒業可能となる。
士官学校で「首席」と呼ばれるにはかなりの努力をする必要があり、その身分で卒業すると重役として空中庭園に重宝されることとなる。
グレイレイヴンを率いるあなたは、そんな難関をくぐり抜けた首席指揮官殿である。
不安定粒子
ファントムメナント
フォーヴィズム
フォーギブネス
フォン・ネガット
新たに登場した代行者の一人。
詳細（第14章のネタバレを含む）
黒いスーツを着込み肩からロングコートをかけている男性。顔の下半分を金色のマスクで覆い隠し、額には謎のマークを有しているのが特徴。
物事に対して非常に穏やかな口ぶりで話すが、その性格はやはり代行者と呼ぶにふさわしい残酷さを持つ。昇格ネットワークの「選別」に対して執着しており、その「選別」を通過する優秀な者を探している。
弟子としてハイジを従えており、さらにストーリーの回想ではあのガブリエルを自らの手下として迎え入れていた。
攻撃手段が非常に多彩であり、かつストライクホークとルシアによる総攻撃を受けても全く動じることがない。さらに大勢の敵性体と異なり防御面に秀でており、彼の生成する防御フィールドは相応の火力がなければひびを入れることすら不可能である。またストーリー中では別の手段として幻覚・幻聴を引き起こす精神攻撃を行い、過去の辛い経験や記憶を思い出させてストライクホークを足止めしている。
地下都市で出会い敵対したストライクホークの面々の中では特にクロムを気に入っているようで、彼を昇格ネットワークに引き入れようとする描写が確認できる。
"不死身のロイ"
関連：ロイド
空中庭園軍に所属する構造体の間で有名な兵士。
この構造体はどんな重傷を負っても意識伝送を使い空中庭園へ帰還し、全快すると再び戦場へ向かっていくことからそう呼ばれる。
その姿はまさに不死身であり、決して死を恐れず前進する勇ましい戦士の象徴だ。
戦場で死ぬことを恐れる兵士たちにとって、彼の存在は希望の光として崇められている。
物理
関連：会心
攻撃に関する効果の一つ。
ダメージ表記等から見るイメージカラーは白。
なお、
物理は属性ではない。無属性である。
詳細
効果詳細「物理」
最もシンプルな攻撃手段。敵に物理ダメージを与える。
物理ダメージを与えた時のみ、確率で「会心（クリティカル）」が発生する。
会心が発生した場合は、ダメージ表記の文字色が白から黄色に変化する。
このことから、物理ダメージを指すものとして「白ダメ」「黄ダメ」という言葉が使われる場合がある。
フューエルストリーム
プリッツアロー
プリア森林公園跡
本編第16章の舞台地。
詳細(ネタバレあり)
40号浄化塔を敷地内に持ち、その周辺は異合植物に覆われている。
赤潮とは異なる新たな敵：類人が初観測された地であり、そこには代行者たちの大きな秘密が隠されているとされる。
掃討区域ではないにも関わらず多くのスカベンジャーがいた痕跡があったのは、フォン・ネガットもといハイジと、その指示に従うロランによる誘導が行われていたためである。
40号浄化塔にいる異重合母体を守るため代行者によって秘匿されていたが、空中庭園に見つかった後、宇宙兵器で浄化塔もろとも破壊された。
今や草木も育たないほどの荒地と化し、踏みしめる度に焦土の砂塵が舞っている。
ブルース
→
ブルース
"喪失の悲しみに飲み込まれるな、ワタナベ。"
クザス雪原駐屯部隊オアシス小隊の一人。
軍人時代のワタナベの同期であり、大切な親友であった。
教会から南下したビアンカたち避難者を救い、守護した者でもある。
ブレイズアウェイ
紛争戦区
関連：戦区ストア
他の精鋭指揮官と自身の戦力を競い合うコンテンツの一つ。本編ストーリーのノーマル4-8をクリアで解放。
詳細は別ページ：
紛争戦区を参照。
武器デザイナーY
スカーレットナイトを作成した人物。
入札率を高く維持するコツについて語っていたら
フェニーチェが選ばれちゃった人。
へ
ペネトレイト
ヘルドッグ／ヘルドッグ小隊
- 表記ゆれ？：ヘルハウンド
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。詳細不明。
ケルベロスと親しい(？)ようで、ノクティスがたびたびその名を出している。
ケルベロスに似た小隊であることは想像に容易い。
外伝「迷境の疵」5-1にて、小隊名のみ登場。
ほ
補機
空中庭園が新たに導入した装置のことで、正式名称は「同行サポートユニット」。
構造体の「バディ」として前線に参加し、構造体の意識波動や行動をもってして様々な戦闘サポートを行う。
戦闘システムとしての詳細は、別ページ：
補機を参照。
詳細
構造体部隊が結成されて以降、空中庭園の執行部隊による地球奪還の戦績は保全エリア・拠点の増加でも分かるように、確かな歩みを進めてきた。そのため近年の作戦任務はパニシングに高濃度汚染された地域への出撃が多く、構造体の意識海をマインドビーコンで安定させる指揮官の負担が増大してきているのが問題であった。補機はそういった指揮官への負担を減らす目的として制作され、同時に意識接続を行う構造体のさらなる意識海安定に助力するよう設計されている。
試作初号機である『元謁』は、グレイレイヴンならびに空中庭園の最新機体と、旧機体であるオブリビオンの協力による作戦データを用いて稼働を開始した。今後も新たな補機が実装される見込みであり、各機体の作戦能力に特化した補機の制作も予定されている。デザインは世界政府芸術協会の芸術家レオニーが担当し、一部動力面ではカレニ―ナが開発に関与した模様。
補機の形状と真の役割
前述では指揮官や構造体へのサポートが主であると説明したが、これ以外にも構造体の核心に迫った真の役割も存在している。そもそも構造体とは「以前の人間の意識を模倣したもの」であり、アンドロイドやAIとも違う勢力に属している。詳細な技術は科学理事会にしか説明しえないが、すなわち、人間の体でない機体を手に入れてもなお『自身が以前と変わらぬ"人間"である』という認知が必要な生命体となっている。この認知が構造体の意識海安定に関与しており、実際ロゼッタのような亜人型(＝ヒトから大きく離れた外観)が機体である者は、意識海の安定性に欠けることが証明されている。科学的なアプローチが介入できない超次元的分野でもあるため、これらの問題解決には打つ手がないのが現状であった。
そこで、構造体…つまりは人としての自己認知を高めるため、補機には生物のデザインが採用されている。言うならば、人間が「ペット」として他の生物を飼って初めて自分がその生物と異なる生命体であると認識するように、機械の体を持つ他の「生物」が傍にいることを意識体に認識させることが、意識海の安定に繋がると考えられたのである。また作中の説明では、生物の外観を有する補機を使用することによる『安心感』『帰属意識』『庇護本能』が重要であると説明されている。これらは人間である指揮官との意識接続の役割とも似通っており、指揮官育成の高コスト解消にも有意義であるとされる。
試作品(どこからどこまでが試作かは不明)は発案時期の新年から十二支の概念が取り入れられており、黄金時代のデータベースを所持する構造体の知識にも寄りそうものとなっている。
補機の機能
補機自体は、指揮官ではなく構造体の意識海に連結方式で接続する。
独自のAIモジュールを所持しており設計上は構造体の仲間とされているが、前述の通り意識海接続を行っているため、使用者の意識海によって感情豊かな様相を見せることもある。
格納時と戦闘スタンバイモードがあり、モード中は収納された手足パーツなどを展開して戦闘に参加する。また戦闘以外の任務中、特に通信不当地域の作戦従事用に地面や壁に文字を記録できる印刷技術を搭載しているとか。
余談
大陸版での表記は"辅助机"＝補助機なのだが、日本版実装時には"補機"と「助」が抜ける形となった。
大陸版の言い方に慣れ親しんだユーザーからしてみれば若干違和感がある(というのは編者だけかもしれないが)ような気もするが、運営的にはこの表記の方が解釈に良かったらしい。
補助型
型式のうちの一つ。
別名：ヒーラー、バッファー
詳細
型式プレビュー「補助型」
補助に関する性能を重視した機体。
現地での修理等 多角的なサポートスキルを有する。
他の構造体に対して回復（機体修理）ができる型式。
基本的に全型式のうち最も火力が低く、その一方で他者に（または自身にも）攻撃上昇などの効果を付与できる役割を持つ。
……のだが、新たな型式「増幅型」が登場したことによりほとんど下位互換になってしまった。
しかし利点は残されており、増幅型がSクラス構造体しか存在しないことに対して補助型構造体はA・Bクラスに多く、機体獲得及びランクアップがしやすい点が挙げられる。
ホッキョクグマ型高性能バイオニック
ムルマンスク近辺で活動するバイオニックで、人間と同程度の知性や感情を持ち言語も扱える。
構造体に関わるとツッコミ役に回る苦労人(熊？)。
腹部に冷蔵庫完備。
代表例はマーチン、クマスター。
マーチンは同一機種と目や服等の細部が異なる。
北極航路連合
詳細
核融合技術の進歩が生み出した高速砕氷船によって、人類は北極海を完全に征服した。
その結果、北極海航路は人類史上最も隆盛した交易航路となった。
貿易港によって形成された「北極航路連合」も、黄金時代4大経済圏の一角をなすに至った。
その特殊な地理環境により、パニシングの濃度は長らく低〜中程度に維持されている。
ロード画面：『北極航路連合』より引用
外伝0章『凍てつく闇』、外伝2章『極夜再臨』において重要な存在。
ボルテックスインパクト
蒲牢
→
蒲牢（人物図鑑）
→
蒲牢・華鐘
中：蒲牢 英：Pulao
九龍夜航船の九龍衆のひとり。主に九龍商会の防衛関係の責務を負う。
機種番号KCS-54。武器種は変域・旋龍刃。
ホワイトスワン／ホワイトスワン小隊
関連：バネッサ 流光
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：不明、隊員：テセ、バンビナータの二人。指揮官はバネッサ。
外伝旧聞4章「響鳴のアリア」シークレットにて初登場。
詳細(ネタバレを含む)
ホワイトスワンは、バネッサの作戦指揮能力の優秀さから部隊の中でも高い評価を得ている小隊である。
しかし、バネッサの構造体をモノ（消耗品）のように扱う性格から、お互いの信頼から連携力が強く小隊仲が良いというわけでは全くない。むしろ愛らしく忠実な主人の人形であることを隊員に求めており、それに歯向かった(というより、主にバネッサの気に食わない態度を取った時)は平手打ちや叱責を受けることもある。加えて、バネッサのことを「ご主人様」と呼ばせる異様さを放つ小隊となっている。
かつてはグレイレイヴンのリーフが所属しており、彼女の持つ「流光」機体はバネッサの好みに応じて製作されたものだった。
指揮官であるバネッサの指示に従っていたリーフだったが、作戦に対する考え方の違いから離隊し、今に至っている。
ホワイトフォックス／ホワイトフォックス小隊
空中庭園に所属する小隊の一つ。詳細は不明。
外伝旧聞4章「響鳴のアリア - 幽魂の戦場」にて、小隊名のみ登場。
耐寒性に優れているといわれ、極海の巡回任務に推薦されていた。
ま行
ま
マーチン
ホッキョクグマ型高性能バイオニックに分類される機械体の一個体。
とあることがキッカケでナナミと知り合いになり、それ以降はナナミの行動に振り回される「友達」となっている。
マーレイ
→
マーレイ
とある構造体の弟。
詳細(断章『421』のネタバレあり)
その構造体とはリーであり、人間時代から苦楽を共にした実の弟。
幼少期は普通の健康児だったようだが、次第に心臓の病が悪化し家で静養する他なくなってしまった過去を持つ。
兄であるモリアン、もといリーは、そんな弟のために手術を受けさせる資金を調達しようと裏稼業にも手を出していたが、さらなる悪化に間に合わないことを懸念していた。
そのためリーは違法な構造体手術の治験に参加し、それによって得られる資金でリーの心臓をマーレイに移植させる手段を取る。さらには手術後に空中庭園へ移住する権利も獲得し、今に至る。
マーレイに相談することなく一連の自己犠牲を決めてしまったこの件により、彼は今では過保護ともいえる心配と愛情をリーに向けている。
本編第11章「九龍夜航」以降は成長した彼の姿が見られ、"ある目的"のために日々奔走しているようだ……。
なお、心臓を移植した後でも心肺機能が万全となったわけではないようで、空中庭園と地上を行き来するほどの体を持つことはできずにいる。
そのため今現在は空中庭園内の作戦室に所属し、遠隔リンクシステムを使用する指揮官としてケルベロス小隊を率いている。
余談‐マーレイの病について
ストーリー中では詳しい病名が表記されていないが、グローバル版の表記と有識者の考察から、「アイゼンメンジャー症候群(アイゼンメンゲル症候群)」や「VSD」などの類の先天性心疾患ではないかと推測されている。
簡潔にいえばどちらの病気も、心臓内部の心室を隔てる壁に穴が開き、静脈血の一部が流れ込むことで酸素不足となってしまうものである。通常の健康体ではかからない負荷が心臓や肺血管にかかり、酸素を多く必要とする激しい運動などで心不全の症状を引き起こすとされている。
マウンテンホーク／マウンテンホーク小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：オルク、隊員：不明。
本編「滅亡照らす残光」17-12にて登場。
隊長のオルクはこの時、リーフと指揮官を載せた宇宙船の輸送任務の臨時指揮官を務めていた。
マンティス／マンティス小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：不明、隊員：クロワのみ判明。指揮官がいる描写があったが、氏名不明。
本編第21章「刻命の螺旋」にて登場。
み
ミル
ビアンカ・零度の断章に登場。
ビアンカが修道女だった頃にいた教会で、一緒に住んでいたとされる人物。
町に出かけたあと行方不明になる。
その3日後、果物などが入った血袋と、ミルと推定される遺体が見つかった。
未元投影体
詳細（21章「刻銘の螺旋」読了後を推奨）
無数の次元の投影にて形成された個体。
本来は肉体も、統一された意識も持たない存在だった。
しかし異重合塔の頂上で常に変化する因果の影響を受けて交わり、ごく一部の力を異重合塔に投影した。
その扉を叩いた種族 人間と呼ばれる存在が今、問われる。
ロード画面：『未元投影体』より引用
む
ムース／ムース小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。詳細不明。
本編第13章「終焉の福音」内、空中庭園 ＞ エデン陥落 ＞ 偽りの友 シナリオにて、小隊名のみ登場。
め
迷宮のクロロ
8x8マスのステージ上でミニキャラの構造体を動かし、迷宮のゴールを目指すミニゲーム。Ver.2.4で開催。
詳細
ミニ構造体は上下左右どちらかに進み、一度歩き出すと障害物にあたるまで止まることはできない。
壁や敵、ギミックを利用して指定ターン以内にキーとなるクロロを倒し、ゴールへ向かう。
難易度が徐々に上がるとともに柔軟な思考と数ターン先までのシミュレーションが必要となるため、指揮官殿にとっていい頭の体操となるだろう。
操作キャラ選択
迷宮を攻略するキャラを選択できる。特に能力などは無く、ステージ上でトコトコ歩くミニキャラを鑑賞可能。
以下はそのキャラにまつわるテキストフレーバーである。ちなみに『秘宝』とはコレクションでもある「ちまきの秘宝」を指す（一体どういった点で秘宝なのかは不明）。
なぜちまきにばかり話の焦点があるのかは、同ページ：ちまきを参照。
ルシア（型番：鴉羽）
【勇敢な調査員】
世界で最も美味しいちまきの作り方を調べようとここに来たが、秘宝が彼女の災厄的な料理レベルを救えるのかどうかは不明。ちなみにルシアは、ちまきの味に特段のこだわりはない。
ワタナベ（型番：夜刃）
【熟練の探検家】
自身は秘宝の存在に少しの興味もないが、近くの通行者が迷ってこのおかしなエリアに入らないように行動し始めた。ちなみにワタナベは忠実な甘口ちまき党だ。
常羽（型番：遊麟）
【情熱的なお宝ハンター】
出どころも不明な秘話を耳にして駆けつけた。凄いと噂の秘宝のためならば、彼はどんな困難にも立ち向かう。ちなみに常羽は塩味ちまき派だ。
21号（型番：XXI）
【淡々とした実験体】
ちびっこを追いかけて迷境の奥まで来た。冷静に謎を探求しているようで実は自身の鋭い直感頼り。ちなみに21号はどんなちまきでもいい。
免疫血清
指揮官が作戦遂行時に消費するアイテムで、円筒形の容器に入った琥珀色の液体。戦闘の度に一定量を消費する。
詳細
パニシング環境下においても人類が一定時間の間正常に行動することが可能となる。
作戦遂行中の小隊に対し、空中庭園から定期的な補給が行われる。
ゲーム内フレーバー『免疫血清』より引用
世界観で言えば、パニシングに対抗するための手段の一つ。ストーリー中ではカテーテルで血清を注入する描写があるため、消費形態としては注射が近い。とはいえ生身の人間がパニシングに対抗するのは簡単ではないので、高濃度汚染された場所では血清もほとんど意味をなさない。
システムで言えばスタミナ。
6分経過で1ml（＝1時間あたり10mlずつ）回復し、回復最大上限は160mlまで(所持上限は5000ml)。
アプリの都合上、回復上限まで溜まっても通知されることは無いため、あらかじめ全回復の時間を把握しておく必要がある。
現在は、受け取ると直接加算されるデイリーログイン報酬（60ml）、アイテムとして一定期間ストック可能なデイリー宿舎報酬、補給パック購入から無料交換できるデイリー補給（どちらも60ml）が存在し、少なくとも1日あたり180mlの上乗せが可能。
使用期限を過ぎた血清はその分ナットに変換されるが、同量の血清を消費して資源獲得の「ナット大作戦」に挑戦した方がはるかに効率が良いので、
期限を切らさないようにする必要がある。
また、指揮官Lvがアップするごとに一定量の血清を獲得できる。
も
モリアン
とある男性構造体の本名。
詳細（断章『421』のネタバレを含む）
その男性構造体とは、リーのことである。
リーはかつて、「モリアン」という普通の青年として弟のマーレイと共に過ごしていた。だが、マーレイの持病である心臓機能の悪化から、治療用の資金を調達するためにリスクをはらむ裏稼業を始め、その際に偽名である「リー」を用いるようになった。しかしマーレイの体調がよくなることは無く、このまま行けば弟は死んでしまうだろうことを悟り、莫大な治験費を払う黒野の構造体化手術の実験に参加することに決める。
その後どういった考えで偽名を使い続けることにしたのかは不明だが、黒野での仕事を「汚れ仕事」といってふり返るリーの言葉より、自身の個人情報を明かすことでマーレイに何かしらの被害が及ぶことを避けたのではないかと予想する。
モルニィヤ
や行
や
闇（闇属性）
表記ゆれ：暗属性
攻撃に関する効果の一つ。
ダメージ表記等から見るイメージカラーは紫。
詳細
効果詳細「闇」
機体に含まれる放射性元素を放出することで、敵の構成パーツに透過性の損傷を与える。
余談
カムやルナを代表する闇堕ち系が総じて「闇属性」なので、そういったイメージを持たれることが多そうな属性だが、この説明を見るに関係性はないことが分かる。
……それとも闇に沈んだ心が放射性元素を生み出すのだろうか？
ゆ
よ
悠悠
とある女性構造体の本名。
詳細（断章『夜にたゆたう』のネタバレを含む）
その女性構造体とは、蒲牢である。
蒲牢が九龍衆のひとりになる前、小さな人間の少女だった頃の名前が「悠悠」であった。
守りたい存在のために記憶を売って構造体となった後、一時は自分の名前を忘れてしまった。
いつかその人と再会する時までは、彼女は「蒲牢」であり続ける。
40号浄化塔
本編第16章のメイン舞台。
免疫時代に使用されていた浄化塔の一つで、プリア森林公園跡の敷地内に存在する。
詳細(ネタバレあり)
かつて使用されていた浄化塔がそのまま放置され、空中庭園が目をつけた時には異合植物に外観を覆われていた。
免疫時代以降は稼働していなかった(させる者がいなかった)はずだったが、代行者一行の手によって遠心分離後のパニシングが異重合母体のエネルギー供給に使用されるという、前代未聞の事態が水面下で行われていた。
異重合母体が人型生命体男＆女を出産した後、首席たち空中庭園軍の手によって宇宙兵器がこの地に投下され、公園跡も巻き込んで全ては灰燼に帰した。
421
関連：マーレイ
リーの弟であるマーレイの誕生日（4/21）。リーの断章名にもなっている。
ストーリー中でたびたび見られるロボットにも「421」と記載されているが、果たして誰が操作しているのか…？
ら行
ら
ライオット
言わずと知れた人類の悪夢。
高位の次元の力により本体はテストプレイエリアに収容されるも、時々弱体化した分体が本編に登場し指揮官たちにフラッシュバックを引き起こす。
雷霆
落書き
関連：スプレーマシン
第1章にて、スプレーマシンが描いたとされるもの。
人間や人類の思考モデルを持つ構造体には文字通りただの「落書き」にしか見えないものだったが、それが辺りを徘徊する侵蝕体を引き寄せ、されにそれらの意志を強固に束ねる効果をもたらしていた。
グレイレイヴンが救援に駆けつけた際に生存していた構造体兵士によると、「機械の意識にしか理解できない、特別な意味を持っている」ようだ。
ラストリアス
真空零点リアクター：アトランティスにある研究所に所属していた、研究主任。
金髪慧眼であり理性的な、白衣を着た女性。
詳細(本編第15章のネタバレあり)
黄金時代の某日、彼女は大陸からアトランティスに着くと同時に真空零点エネルギーの実験に関する研究主任となった。
大陸で研究を行っていた時から冷酷なまでに冷静であったラストリアスは、新たな仲間であった同じ研究員、特に各部門の長とも初日から難なく関係を築き、日夜零点エネルギーに関する実験を行っていた。
そんなある日、実験に失敗し爆発事故に巻き込まれた責任者の女性：リビアが実は妊婦であったという話を聞き、その現状を見るべく現場へ向かう。
リビアは死亡していたにもかかわらず、母親の強さとでもいうべき不思議な現象が起こり、リビアから下半身が粉砕した子どもが生まれ落ちた。ラストリアスは大陸との定期連絡船がつい先日出港してしまったことを受け、やむなくその子どもを育てる旨を伝え、「ラミア」と名付けた。研究しか頭になかったラストリアスもやがて“子ども”という未知にふれ興味を示し始め、その成長を無意識にも見守るようにさえなっていった。
ラミアが成長し、頭が悪いながらも言葉を自由に操れるようになった歳には、ラミアからこんな質問を受けた。
ラミア：「ママ」ってなに？
研究所内の様々な人間にこれを聞いては怒られるかはぐらかされるかの二択だったこの問いについて、ラストリアスは一切の無駄を省いて端的にリビアのことを伝えた。加えて、アトランティスでは失敗は一回しか許されず、その一回の失敗で命を落としてしまった彼女は『愚か者』なのだということも。母親の写真をねだったことに対しても「機密事項だから」と跳ね除けたラストリアスは、最後ラミアに
ラミア：ラストリアス！大嫌い！
と言われ、それ以降の冷え切った関係性は長く続いた。
しかし、そうして研究に難なく没頭できる日は突然にして崩壊した。
アトランティスの潜行中、隔たれた外界でパニシングが発生したのだ。それは同じ真空零点リアクターで突発的に発生したものであり、我々にはその原因究明を行うことができる環境にある。
ラストリアスはアトランティスへの侵蝕を防ぐ目的と、パニシング発生の解明を行う方向へ舵を切った。だが、孤島であったアトランティスへの供給が絶たれたことで研究員への食糧配給が問題となり、限られた時間の中で実験を行うには人員削減が必要であることを告げた。食糧はその日から配給制となり、それが絶たれた者から犠牲になってもらうのだ。
当然ラミアもその対象だった。子どもであっても、役に立たない者は最後まで残すことはできない。けれどラミアは『役立たず』でいることを選ばず、自ら構造体になることを志願した。そのことにわずかながら驚いたラストリアスは、大海を渡り陸から情報を収集するという目的をラミアに課す。ラストリアスはついに、ラミア自身の価値を自分で証明したと認めたのだ。……彼女の世話をずっと行っていた医療部長がついた、ラミアを逃がす口実に気づいていながら。
次第に研究所内の人々は消えていった。飢えによって死んだ彼らはアトランティスの外にある海へ水葬され、文字通り消えたのだ。
そんな日々が続き、パニシング発生から三年が経過した頃。研究所内最後の一人となったラストリアスは、実験に関する結論を出した。失敗だった。
パニシングはアトランティスのリアクターでは観測されず、一瞬のみそれが顕現したかと思うと何かに吸収されてしまった。彼女はそれを「Ωファイル」と呼称し、実験の顛末をファイルに残した後、やがてそれを持ってアトランティスの展望タワーへ向かった。
自身の全てを終わらせるために。
人々の、研究所で死んでいった仲間のための「旗印」でありつづけることに、疲れていた。
完全に尽きていたと思われていた食糧は展望タワーにまだ残されていたが、それでも、もうこれ以上何かを引き受けて先導し続けることはできない。
この先、外界から隔絶された新大陸：アトランティスを見つけた者に、この実験結果を残す。その意志だけを最後に灯して、ラストリアスは静かに燃え尽きた。
彼女はパニシング発生以降、自分の行動は正しいと自分を励ますために日記をつけるようになった。
以下は、その最後の記録だ。
最後の記録
もうひとつ、これはあくまで私の推論だから、記録に残すか迷ったけれど
でも、いい推測なら明確な結論に匹敵する価値もあるはず
残念ながら、もうそれを検証する時間がない。だから、あなたたちに残す。将来、この地にたどり着く誰かに
あなたたちの仕事にも役立つでしょう
私はずっとパニシングが発生した「合理性」について考えていた
零点エネルギー自身が、パニシングを生成するとは思えない
その現象を裏づける物理的な根拠は、一切ないのだ
自然界の全ての種の生体には、必要性と合理性がある
羊は草の量を、猛獣は羊の量をコントロールしている
ならば、パニシングは？ どんな役割を持つのだろう？
現時点では、真空零点エネルギー技術は確かにパニシング発生の重要な条件だ
でも零点エネルギー自体がパニシングを生み出したというより
零点エネルギーがひとつの通路を開いたと私は考えている
零点エネルギーリアクターの高度な発展は物理と数学の賜物だ
それに、パニシングは先進的な電子設備ほど侵蝕する能力が高いらしい
いわば、原始的な文明はパニシングにすら晒されないのだ
パニシングはコークス炉や蒸気機関からは生成されない
たとえパニシングと接触しても、電力や電子技術に触れない限り、パニシングはその真の威力を発揮しない
推論は明確に パニシングは高度に発達した文明に対するものだと告げている
パニシングは高度な文明の下に生まれ、高度な文明の数をコントロールしている
病魔に侵された文明は治療されない限り、滅びるほかはない
そう、陳腐な推測かもしれないけど これは文明のフィルターなのではないだろうか
当然、私には実際の根拠がない。他の文明がパニシングに侵蝕されたことが観測できていないから
唯一の研究サンプルが 人類文明だ
きっと、これを見つけたあなたたちにはより遠くに行くチャンスがあるでしょう
この推測を覚えていてほしい。もし役に立ったなら、とても嬉しく思う
昼が終われば夜が訪れる。しかしまた夜明けがくる
私たちの代わりに、夜明けを見届けてほしい
最後の最後に
もし、私たちがやって来たことが全て間違っているなら、おそらく
我々の唯一の過ちは、自身の弱さだったと思う
生物の本能は繁殖にあり、文明の本能は拡張にある
200万年前、初めて木から降りた猿に始まり、人類は食物連鎖の頂点に立とうと努力し続けた
最初は両手と歯を使った
その後、火と槍を使った
蒸気機関、内燃機関、発電機にコンピューター……
ついに食物連鎖の頂点に登りつめると、人類はより高い場所にある星空を目指して旅立った
動物の血肉を略奪し、自然界の資源を略奪し、太陽、風、海からエネルギーを奪い
限りなく貪欲に、自らの文明に養分を与え続けてきた
より遠くへ行くために、我々は空中の庭園 バビロンを造りあげた
だが星の海を航行する船は、どんな産業革命よりも偉大で膨大なエネルギーを必要とした
だから、我々は太陽を超える真空零点エネルギーを掌握しようと試みた
今、全てが消滅したとしても、我々は真空零点エネルギーに手を出したことを後悔してはいない
我々が悔しく思うのは、それを征服できなかったことだ
これが、私の最後の活動日誌になる。将来、このメッセージを目にした人類へ
前進しなさい。振り返らず、立ち止まらず、後悔せずに、前へ進み続けて
あんな風に優しくおやすみを言って、諦めないで
老兵たちよ、消えゆく光に火を放って、叫びなさい
消えゆく光に、必死に抵抗しなさい
ラストリアス、最後の活動日誌
ラピットファイア
ラミア
関連：ラストリアス アトランティス
昇格者の一人。
詳細(本編第15章シークレットのネタバレあり)
昇格者の面々の中で最も見た目が人間から逸脱しており、その姿は蔑称として使われる「魚類女」が言い得て妙な表現といえる。頭部には魚のヒレにも似た機械が付属し、体は全体的に青白く、下肢は獰猛な大型生物を思わせる機械義足となっている。
武器は双刃の鋭利な槍を使用するようだが、本編中では滅多なことではこの武器で戦闘をすることは無く、専ら姿をくらまして逃げ出していた。昇格者なため昇格ネットワークの力を操ることは可能なものの、ロランやガブリエルと違ってずっと臆病なようだった。そのため人間になめられたり構造体に縛り上げられたりなど、おおよそ昇格者とは思えないような姿を見せることもあった。一方で彼女の得意技は擬態らしく、本編第13章ではマーレイに成りすましていた(秒でリーに見破られた)。
そんな臆病者のラミアだが、彼女にも昇格者となる前の人間時代が存在していた。
アトランティスの孤児
ラミアの出自は、とある海上に浮かぶ海上都市：アトランティスだった。
そこはかつての真空零点エネルギーリアクターが稼働していた場所であり、零点エネルギーに関する実験が日々行われていた施設だ。全世界から選りすぐりの研究員が集まり、リアクターでの実験を行う 。
しかし未知なるエネルギーを扱うことにより、実験の失敗には多大なリスクをはらむのが常であった。
そしてある時、その実験の失敗にリアクター外部で爆発が発生し、研究所内で死傷者が出た。実験の責任者であったリビアという女性が死亡した二人のうちの一人だったのだが、彼女は妊婦であった。研究途中ということで大陸へ戻る手続きを延期していたことが災いとなったとでもいうべきか、自身の実験の失敗によって命を落としてしまったのだ。
しかし、どうしてか彼女のおなかにいた子どもはリビアの死後に産声をあげ、アトランティスに赤子が生まれ落ちた。リビアは下半身が重症箇所だったのか、産まれた子も下半身が粉砕されており、急きょ医療部が応急処置をしたのも虚しく無残な両足を残すこととなってしまった。当時研究主任だったラストリアスは、ちょうど潜行期間にさしかかり大陸との補給船連絡を終えたことから、やむなくアトランティス内でその子どもの世話をすることを決定する。そして“名前をつけましょう”と急かす部下たちによって、「ラミア」との名前が与えられた。
愚かな者
前代未聞のアトランティスの子どもとなったラミアは、単刀直入に言えば研究員にとって好奇と嘲笑のまなざしを向けられる存在でしかなかった。
もともと理数に詳しい者が集まる研究所なだけに、頭の悪い人間は必要とされない。しかしラミアは元来の性格なのかこの場所にいたからか、いつも臆病で、訊いた質問に対する反応も愚鈍な様しか見せなかった。それゆえ研究員の大半は彼女を「愚かな者」というレッテルを貼った。
一方で、医療部長はラミアの足に義足を取り付ける手術を率先して行い、ラストリアスも未知なる存在に興味を示し始めていた。
生を望む
しかしそうした日々も長くは続かなかった。パニシングが発生したことによりアトランティスは大陸からの物資が途絶え、文字通りの孤島と化したのだ。
いつか本で見た知識、『人は食べなければ死ぬ』という言葉をラミアは思い出して恐怖に震えた。平等に分配される食料もビスケット二枚だけで、いつも空腹に苛まされている。
海の果てには陸があり、陸にはアトランティスのような厳格で冷たいルールも無く、子どもには温かな愛情が与えられるのだと知った今。「飢えと苦しみの中で、自分は死ぬのだろうか」と。そんなことは嫌だった。生きたい、生き延びてこの目で陸を見たい 。
ラミアの面倒をよく見ていた医療部長は、彼女の願う生は「好奇心」によるものだと教えた。目的の無い生は、アトランティスでは死を受け入れるよう諭されるだけだ。同時に、アトランティスにとって「役立つ」存在でなければ真っ先に切り捨てられるのだ。これまで飢え死にした仲間のように。
魚のように泳ぐ
ラミアの強い好奇心を目にした医療部長は、かつてアトランティスに来る際に捨ててきた自分の何かしらを思い出させた。そこで、まだ技術半ばであるものの正規の手段として確立し始めていた構造体化手術を受ける提案をし、ラミアは即座にそれに乗った。
手術後の姿こそ、今の昇格者のラミアに近い機体だ。ラミアはアトランティスにとって役立つ存在となるため、海を渡り陸地へ上がることのできる「魚類女」となったのだ。ついに機体と水圧のテストをクリアした彼女は、存在意義を認められた。陸地がパニシングによってどうなったのか、情報収集をする任務を任せられたのだ。
ただ生き延びることが目的であったラミアは、アトランティスに未練なく旅立っていった。
故郷
ラミアはどうしてか、再びこのアトランティスの地を踏むまで自分のこれまでの一切を忘れ去っていた。
どうして昇格者となったのか、その過程すらも分からない。
ただ唯一覚えているのは、自身が亜人型構造体であったことによる意識海の不安定さと、逆元装置すらない盤石な侵蝕抵抗がパニシングに適うはずもなく、陸地に着いてすぐに侵蝕したことのみ。
自身の意識海に刻み込まれたアトランティスの座標をたどって着いた頃には、何もかもが手遅れだったのだ。
あなたは自分の役目を果たした、有能な子よ。おかえりなさい。
そして、あなたは自由よ。
この場所に感情は抱いていないはずだった。だが、帰る場所を失ってしまったことを知ってラミアは深く絶望した。
「沈め……！」 自分の幼い頃の記憶と共に。
しかし海の底深くへ沈もうとする故郷を見て、ラミアは心苦しい思いに駆られ、やがて潜行を解除した。
沈んでしまえば、彼らが存在したことも、彼らが戦った痕跡も、彼らが残した墓標すらも失われる。
もう二度と「故郷」は戻ってこないけれど……いつまでもここに、彼らは残っているのだ。
ラミアは涙と共に海の中を泳ぎ去っていった。誰にもその姿を知られないまま。
乱数
→
リー・乱数
リーが所持する機体の一つで、現在使用されているSクラス機体。
初期から実装されており、「Sクラス構造体選択パック」のラインナップメンバー。
詳細（第10章のネタバレを含む）
第10章の「永久列車」で、『異火』がアジール号から転落し修復不可能なほどの破損を負った際、その替えの機体として投下された。そのため、この換装以降『異火』に戻ることは無くずっとこの機体を使用し続けている。いつから開発されていたものかは不明。
『異火』に比べると演算能力が向上しており、二丁拳銃を使用するリーの弾道がさらに精密化されている。また、自身が好きな青色の面積が増えた他、髪質が変化したり髪色がさらに明るくなったりなどの割と大きな外見の変化が施された。
資料
No.001
リーの優れた演算能力を効率良く利用するために設計された新機体。カムイの機体と同じロットで生産されている。
No.002
感知モジュールが一新され、弾道を自由にコントロールできるようになった。元機よりも精密射撃の能力が向上している。
No.003
アンカーロックオン機能が追加された。リーの精密な演算能力と併用すれば、敵の高速識別、マーキング、追跡が可能となる。
No.004
新機体はとにかくリーの演算モジュールの効率強化を優先事項にして設計されている。そのおかげか、現在最も複雑といわれているデータ計算をマイクロ秒単位で実行できるようになった。
No.005
リーの修理と作製に関する能力は大きく開花している。構造体の改造にも成功したことがある。
No.006
指揮官のために小型ロボットを作ったことがある。更に小型ロボットのアップデートも日々行っている。指揮官はロボットの目覚まし機能をアラームとして使っている。
秘話
乱数の秘密1
数字に対して非常に敏感
乱数の秘密2
この機体の熱エネルギー自然循環システムには問題があると主張している。しかし直そうと申請する気配はない
乱数の秘密3
カムイとの口喧嘩の勝率は50％
乱数の秘密4
好きな色は青。循環液の色も同じく青
乱数の秘密5
髪質は他の構造体より硬い
乱数の秘密6
女性構造体よりも人間の女性から連絡先追加申請をよくもらうが、全て拒否している
乱数の秘密7
外部より内部構造のほうが詳しい
乱数の秘密8
指揮官と構造体設計の機能的重要性について客観的かつ合理的に話し合ったことがある。ビアンカの胸のクッションも含めて
乱数の秘密9
カムイの音声装置を研究して、シャットダウンしようとしたことがある
乱数の秘密10
自作ロボットに取り付ける、簡易バージョンの逆元装置を開発したことがある
乱数の秘密11
とある事件のあと、カムイたちによってあやうく女装させられそうになったが、なんとか回避したようだ
乱数の秘密12
指揮官に関する一連の観察によって得られた資料について、指揮官の同意を得てからまとめてデータ化し、保管している
り
リー
→
リー・異火
→
リー・乱数
中：里 英：Lee
グレイレイヴンの隊員。外部スタッフとして黒野の特殊作戦班に関わっていた経歴を持ち、作戦に使用する機器や装置に造詣が深い。皮肉っぽい物言いをする傾向があるものの、大半は軽口の部類。病身の弟・マーレイの治療や生活の保障を得るために構造体となっており、「リー」という名も医療費のために従事していた裏稼業での通称。かなりの方向音痴。
機種番号BPN‐06。武器種は二丁拳銃。
リーフ
→
リーフ・闇蝕
→
リーフ・流光
→
リーフ・来光
→
リーフ・白夜
中：丽芙 英：Liv
グレイレイヴンの隊員。
機種番号BPN-08。武器種は浮遊砲(フロート銃)、白夜のみ王笏(おうしゃく)。
詳細
心優しく芯の強い構造体。複雑な家庭で感情を抑え込むように育ち、やがて衛生兵として従軍する道を選ぶ。前線で兵士数十名の命を救いながらも重傷を負って生死の境を彷徨い、その軍功を見込まれ構造体として命を繋いだ。ホワイトスワン隊からグレイレイヴンに転属し、控えめながらも元来の情緒を見せるようになる。グレイレイヴンでは唯一の受勲者として、ルシアやリーに対等の信頼を寄せられている。
リビア
とある人物の母親。
詳細(本編15章のネタバレ注意)
アトランティスに所属していた研究員の一人であり、後のラミアの母親。
リアクターでのとある実験の責任者であったが、実験失敗による爆発に巻き込まれ死亡した。もともと彼女は妊婦であったものの、研究途中ということで大陸へ戻る手続きを延期していたようだ。
一方彼女のお腹にいた子どもは、リビアが死亡したはずにも関わらずアトランティスに生まれ落ちた。
爆発に巻き込まれた際リビアの下半身は重傷を負っていたため、産まれた子も下半身が粉砕されていた。
この子どもはアトランティスの医療部によって救われ「ラミア」と名付けられたが、母親であるリビアと対面することはついぞ叶わなかった。
リベリオン
流光
→
リーフ・流光
関連：バネッサ
リーフが所持する機体の一つで、過去に使用されていたAクラス機体。
初期から実装されており、ときどき換装している場面が見受けられる。
詳細(外伝4章のネタバレあり)
リーフがかつてホワイトスワン小隊の隊員であった時に使用されていた。
この機体のデザインや素材はその小隊の指揮官であるバネッサが選んだもの。
バネッサの好みに応じて「従順な人形」になるよう外観が調整され、今とは違いその白髪が長かった。
しかし、リーフは主人に従う「モノ」ではなかった。
そのことから、リーフはバネッサの指示に従うことをやめ、離隊を申請した。
以降グレイレイヴンの隊員としてともに歩み、再びバネッサの横暴が自分の隊に及んだ時、リーフは今度こそバネッサに告げた。
自分は意思のある一人の兵士であり、人形ではない。
手段を選ばない勝利は、自分のほしい勝利ではない。
かつて初めて前線に立った時の興奮、喜び……それこそが求めていたものであり、グレイレイヴンが与えてくれた大切なものなのだ、と。
リーフはバネッサが選んだ人工毛の長い髪を切り、操られる人形であった自分を捨てた。
この機体は、過去と現在を切り離し前進する、リーフの心境の転換点を示している。
資料
No.001
グレイレイヴンへと編入する前、ホワイトスワンのメンバーだった。新機体は元の指揮官がカスタムしたものである。
No.002
過去の自分と決別するために髪を切った。今の私はグレイレイヴンのリーフであると皆の前で示すために。
No.003
機体を新調して変わったのは性格ではない。心構えだ。
No.004
更なる能力向上を図るために、自分だけでなく指揮官にもきつい特訓を強いてしまっている。
真面目すぎる態度と行動に対して、指揮官は頭を悩ませているようだ。
No.005
もっと努力したい、もっと役に立つ存在になりたい、ずっとグレイレイヴンにいたい、指揮官の傍にいたい。機体を新調してから、こんな気持ちが顕著になりつつある。
No.006
無理をして倒れた瞬間、彼女は指揮官の教えにやっと気づいた。
全てを1人で背負う必要はない。指揮官とメンバーは最初から、ずっと傍にいるのだと。
秘話
流光の秘密1
ホバーシュートを抱えながら、格好よく射撃するポーズを練習している時がある
流光の秘密2
攻撃時に両手を振る動作をするが、特に意味はない
流光の秘密3
可能であれば、食べるという感覚を試してみたいらしい
流光の秘密4
リーは自分よりも子供っぽいなと感じる時がある
流光の秘密5
カムイの騒ぎ声が聞こえてくると、こっそり音声遮断装置をオンにする
流光の秘密6
ホバーシュートには補助カメラとセンサーが備わっている
流光の秘密7
小隊における消耗品の管理と補助申請を担当している
流光の秘密8
カレニーナがルシアを挑発した時、フロート銃の照準を一瞬カレニーナに合わせたことがある
流光の秘密9
物事を大人な態度で対応するワタナベの姿勢に憧れている
流光の秘密10
いつか自分も最前線に出張って、ルシアの隣で戦うことができたらいいのにと考えている
流光の秘密11
この機体の戦術信号はリーフが自分で命名したものである
流光の秘密12
塗装や装備が少ないほど機動性が高まると信じるリーフにとって、流光はオフロード専用機体である
琉晶境界
凛然たる心
る
ルシア
中：露西亚 英：Lucia
→
ルシア・紅蓮
→
ルシア・黎明
→
ルシア・鴉羽
グレイレイヴンの隊長。軍用構造体の第1期にあたり、就役期間は6年ほど。生真面目で冷静沈着、実勢経験も豊富だが、どこか純真さを残しており、皮肉や冗談を真に受けることがある。かつての所属部隊に関する記憶に不確かな部分があり、漠然とした不安感を抱えたまま単身で再編されたグレイレイヴンにて、現在の指揮官と出会う。
機種番号BPL-01。武器種は刀。
めっちゃ可愛い。
ルシア（α）
→
ルシア・深淵ノ紅
未確認構造体：通称α。015号都市で初遭遇した謎の敵。
グレイレイヴン隊に所属する「ルシア」と何か関係がある模様。
機種番号α。武器種は刀。
ルナ
→
ルナ・銀冠
中：露娜 英：Luna
昇格ネットワークに所属する代行者。
機種番号CDR-02。武器種はアンプリファイア(増幅器)。
ルノー
関連：ナイトホーク／ナイトホーク小隊
空中庭園軍に所属するナイトホーク小隊の隊員。
21号・XXIの信頼度ストーリーに名前のみ登場。
とある作戦中に行方不明となり、生死のほどが分からなくなっていた。
21号が彼の認識票を見つけ、小隊の仲間へ手渡している。
れ
レイヴンフィールド
零死角
零度
関連：スノー ブルース ワタナベ
ビアンカが所持する機体の一つで、現在使用しているAクラス機体。
初期から実装されており、初心者ログインボーナスで入手可能。
詳細（断章のネタバレあり）
ダイダロスの騒動後、空中庭園によって保護された際に開発された機体。
機体を得た時系列的には真理→零度だが、実装時期の関係から断章等では零度が初めの機体かのように扱われている。断章の内容は空中庭園での粛清部隊の記憶ではなく、真理機体を獲得するよりも前の記憶にさかのぼる。
パニシング爆発からそう間もない時代、生家でもあった雪原の中の教会で、ビアンカは修道女として迷える人々のために救いの場を提供していた。教会の主はスノーという神父であり、捨て子であったビアンカを我が子のように育ててくれた父でもあった。教会に住む人々は貧しいながらも共に過ごしていたが、パニシングによって雪原の中孤立し、日々深刻な食糧不足への道を進んでいた。食料獲得のため出かけた者であるミルも、その3日後に彼／彼女が死守した食料袋のみが教会へ戻り、侵蝕体が人々を惨殺していることを知らせた。
やがてビアンカはあることを決意し、スノーからの後押しを得た。それは教会から皆を引き連れて南下し、南の教区に駐屯する兵士のもとに保護してもらうというものだった。『教会に残る』と言う神父を後から迎えに行くことを誓い、ビアンカたち一行は雪のやむ間に教会から出発した。
そうして南下する途中、ついに北上していた軍隊に出会い人々は保護された。しかしそれと同時に多くの侵蝕体が避難者たちの後方から迫り、交戦を余儀なくされる。軍隊を率いていた者であるブルースはビアンカにもその場から撤退するよう命じたものの、ビアンカはそれを拒み、共に戦う意思を銃を受け取ることで示した。しばらくはそうして防衛線を死守していた彼女らだが、キリの無い侵蝕体の大群にブルースは避難者たちを駐屯場所まで護衛するよう頼んだ。ブルースが前線で侵蝕体を引きつけていたお陰で無事に駐屯地へ到着し、そこでブルースが最後に言葉を託した相手、ワタナベと出会う。
ブルースが今もなお戦い続けていることを知ったワタナベは救援に行くことを決定し、ビアンカもそれに同行。しかし、戻った場所では他の被侵蝕機械体と異なる侵蝕体がおり、自身を傷つける人間に向かって攻撃していた。ビアンカはその侵蝕体に見覚えがあった。見間違えるはずなど無い、その胸に下がった十字架 自分の父でもあったスノーは、信仰を広めるために作られた神父の機械体であったことを知る。そして、侵蝕された彼のアームには短刀を握った人の腕がぶら下がっていた……。他でもない敬愛する神父は、ビアンカたちを救った兵士すら無残にも殺してしまう、文字通りの侵蝕体と化していた。ビアンカは見える現実と神父との記憶のはざまで悲痛な思いを抱きながら、手に持った銃でスノーを撃ち殺した。
ここでの罪をわが身に全て受け止めることを誓って。
資料
No.001
粛清部隊の隊長。攻撃型。
性格はクールで理性的。弓の扱いに長けているだけでなく、全ての局面を冷静に把握できる視野の広さと、形勢を有利に運ぶ判断力を持っている。
No.002
冷酷な粛清部隊の隊長でありながらも、意外と公明正大で話が通じやすい。多方面から意見を受けても冷静な分析により真っ当な決断を下せる。突発的な状況の対応も柔軟であり物腰に隙がない。
彼女の「公明正大」な部分は大きな長所とされるが、時として短所になってしまう場合がある。
No.003
部下の入替りが激しい環境下でありながらも、兵歴は非常に長い。
カレニーナは親友かつ戦友。
粛清部隊の仕事はパニシングに侵蝕された構造体を苦しみから解放する行為と捉えているので、有意義であると信じている。
No.004
「離反者」カムイを捕獲する任務を担った時、表面上の任務内容に騙されなかった。グレイレイヴンと連携し、対峙する困難な局面を打ち破った。
No.005
人間の頃のビアンカは捨て子であり、僻遠の境界の神父に拾われて育った。
信仰心のあるビアンカは厳格であることを自分に求め続けている。
自分の罪を感じながらも、1人の懲戒者として歩みは止めないと心に誓う。
No.006
あらゆる任務において、入念な調査を経てから最終的な決断を下す。決して簡単に処理決裁を行わないため、他の粛清部隊員からは「腰抜け」と蔑称されている。
それでも信念を曲げることなく、粛清部隊と執行部隊のバランス維持に努めている。
秘話
零度の秘密1
帽子は裏側にある紐で固定してあるので、戦闘中に落ちることはない
零度の秘密2
髪型はカレニ―ナが結んだものである
零度の秘密3
自分の胸のクッションは厚すぎると思っている。カレニーナと比較すると尚のこと
零度の秘密4
胸のボタンが外れてしまうと、少し気を散らしてしまう
零度の秘密5
ジャンプしてからの着地時、たまに靴のせいで滑る
零度の秘密6
ストッキングの柄は機体製造者のセンスらしい
零度の秘密7
出撃する前に黙々と十字を切って祈禱する
零度の秘密8
近接戦闘時には蹴り技を得意としているが、本当は使いたくない
零度の秘密9
「1日デートしたい女性構造体」ランキングで1位に輝いたことがある
零度の秘密10
本人はランキングの存在についてまったく知らないようだ
零度の秘密11
小隊の指揮官と協力する状況はまれで、グレイレイヴン指揮官は特例といえる
零度の秘密12
戦闘中に矢の狙いを定める瞬間、無意識的に相手の急所を避けてしまう
レオナルド・ノルマン
ノルマン国際鉱業会社の現代表。
ピンク色の髪を持ち、柄つきの紫Tシャツを着た男性。
第19章で初登場。
詳細（本編19章の内容を含む）
「クセ者で知られる御曹司」として議会でも名が通じるほどの人物。
黄金時代から既に大企業であっただけに、空中庭園内における発言力や権力がかなり高いものとみられる。
妹にクリスティーナとヴィクトリアがおり、軽薄そうな表の人格の裏に妹思いの一面が隠されている。
クリスティーナ(ドールベア)の発言より、以前までは一家の誰かが代表だったようだが、ある日レオナルドが家督を継いだことになっている。
彼女の『なんでこの家に戻ってきたの……』というセリフからは一家のやや不穏な空気が見え隠れしているため、何か事情があって代表となっている可能性も高い。
また、月でのクリスティーナの安否が不明な際に妹の心配するものの、『彼女はあなたの妹ではないでしょう』と言われ、神妙な面持ちになっている。
レオニー
世界政府芸術協会に所属する芸術家の一人。名前のみ登場。
補機のデザイナーとして関与している他、試作初号機に「元謁（クアドラ）」と命名している。
かなりの腕前を持つ者らしく、アイラはもちろんのこと、協会のトップである
アレンや科学理事会の責任者である
アシモフにまでその実力を認められるほどの存在。
レーザー砲撃
レッドインパクト
レッドロビン／レッドロビン小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。詳細不明。
元隊員はパルマ。
バンジ・明察の信頼度ストーリーにて登場。
詳細（ネタバレあり）
急を要するレッドロビン小隊の支援任務にグレイレイヴン指揮官が駆り出され、支援隊員のバンジと合流。
支援地点にいた隊員2名を救出したように思われたが、なぜか「彼らは犠牲になった」という結末を迎えた。
隊員には「パルマ」と呼ばれる構造体がいたようだが、ストーリー中に出てくるパルマとは様子が異なっていた。
レベッカ
黒野に所属している女性役員。
金色のロングヘアーを持ち、胸の開いた黒いスーツ姿が特徴である。
詳細（外伝3章のネタバレあり）
グリースとは長官の関係で、中立を保って動く彼女でも個人的に信頼されている相手。背景が真っ黒な他の黒野連中とは違い、彼女いわく「履歴は綺麗」らしい。
基本的に物腰や態度は柔らかいが、自分自身の隙を相手に見せることは皆無。特に尋問等で問い詰めるべき相手の前では、冷酷なまでの態度を表して威圧する。
しかし前述の通り黒野とも議会とも距離を持ち“中立”を保とうとしているため、任務以外の個人的な感情論で動くことはしない。外伝3章中の遠隔リンク任務では、指揮官（プレイヤー）に対して監禁という強硬手段を取りつつも、任務中の要望に柔軟に対応する一面も見せた。裏が読めない相手ではあるが、グリースのような異様なまでの執着は持ち合わせていないように思える。
ろ
ロイド
"今回は……私は、最後まで戦えましたよね……ヴィラさん？"
「不死身のロイ」として構造体兵士の間で有名な英雄。使用武器は旗槍。
詳細（ヴィラ・緋耀の断章のネタバレあり）
何度侵蝕によって倒れようが、意識伝送によって蘇る不死身の構造体。そのことから空中庭園の兵士の間では希望の象徴として扱われており、構造体兵士の間では英雄とも呼ばれている。
ヴィラが彼に出会った際に抱いた第一印象は『お坊ちゃん』で、ただのお人よしの好青年にしか見られていなかった。実際、英雄と言われるほどの戦術や戦闘意識などは到底持っているように思えず、ヴィラが同行することになった任務では、ただの侵蝕体相手にも平気で不意を突かれてしまうほどのポンコツ兵士でしかなかった。だが、ロイドが襲われる原因となった一冊のノートが彼にとって一番に重要なものであり、ロイドにまつわる真実もそこに隠されていた。
「不死身のロイ」の真相
ロイドのノートには、彼がそれ以前に何度も死を確認されていたことを示す認識票や、ロイド自身が過去にどういった戦績をあげたかがびっしりと記載されていた。それはすなわち、意識伝送によって復活する度に“死ぬ前のロイド”が何を成し遂げたかを記録するノートであり、自身の指針を確認するようなものであった。
結論から言うならば、「ロイド」とは故意に引き継がれる英雄像だ。
ヴィラがロイドのことを不審に思いニコラに問い詰めた結果、『意識伝送』などというものは存在せず、死に際の兵士を恐怖や不安から救うだけの嘘であることが確定してしまった。本当は構造体であっても死からは逃れられず、ただ痛みと恐怖の中で死んでいくしか方法は無い。
だが「ロイド」という「意識伝送によって復活した者」が実在することによって、その嘘を事実に変えていた。つまり、ロイドが「ロイド」たる所以は、意識伝送の象徴として、また兵士の憧れとしてその重役を一挙に引き受けることにある。そのため、ヴィラが出会ったロイドはその前に死んだロイドの再起を演じる者で、未熟な兵士であるのは当たり前のことだった。引き継がれた「ロイド」の功績をしたためたノートを頭に完璧に叩きこみ、あたかも自分自身がそうであるかのように振る舞っていただけだったのだ。
ただ一人のロイドの死
「ロイド」という一貫した人物像は死なないが、それを演じる者の死は本当の死だ。
断章の最後、ヴィラが緋耀の機体で出会った任務対象のロイドは、ガブリエルによって昇格ネットワークの選別を強制的に受けさせられ侵蝕体へ変貌する寸前だった。小隊が壊滅する前に敵前逃亡を余儀なくされたロイドは、逃亡兵として認識されてしまったのだ。極秘の粛清任務として派遣されたヴィラと対峙し、互いに全力で戦った。そして「死神」と「英雄」が出せる最後の一撃を同時に繰り出した時、ロイドはヴィラの刀によって胸を貫かれた。
ヴィラは、英雄とは程遠い戦力しかないことを自覚したロイド自身に戦闘訓練を頼まれ、その相手をしていた。戦っている間の激しい反撃に、ヴィラはロイドの成長を感じたようだ。
ロイドは確かにヴィラに「英雄」だったことを認識された。そしてヴィラはその意志を継ぐべくロイドの旗槍を受け取り、壊滅寸前の小隊を救った。
ロイドの死後、彼の逃亡は戦術的撤退の間違いだったと訂正され、さらには意識伝送が成功したことが伝えられた。
これまでの「ロイド」の功績がしたためられたノートの最新のページには、『不死身の英雄ロイドは強大な敵を撃退し、ひとりも死なせることなく、全ての戦友を救った』と書き残されている。
“深刻な意識海汚染の修復”が完了した時、戦場には新たな「ロイド」が立っていることだろう。
ローズフィンチ／ローズフィンチ小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。
メンバーは隊長：ブラウニング、隊員＆指揮官：不明。
サンドワールプールにて登場。
ロサ
科学理事会最高責任者：アシモフの助手。本編第14章にて初登場。
6,7歳程度の小さな女の子のようだ。
見知らぬ構造体に怯えつつ、アシモフに用のある者には積極的な案内を引き受ける描写が印象的。
ロゼッタ
→
ロゼッタ・凛烈
中：罗塞塔 英：Rosetta
北極航路連合で活動している「守林人」のかつてのリーダー。
機種番号IH-31C。武器種は槍盾。
ロラン
→
ロラン・戯炎
中：罗兰 英：Roland
ルナの選別を受けた昇格者の一人。
紆余曲折あり、今は昇格者の時とは別の機体で行動する。
機種番号BPB-26。武器種は変域・鎖剣。
詳細
薄い笑みを浮かべた享楽的な態度の青年で、チェーンブレードとショットガンによる近〜中距離戦を得意とする。
ルナの指示には従いながらも、その真意については疑念を抱いており、静観を続けている。
かわいい。
余談
ロランは幾度となく空中庭園との戦闘・襲撃・暗殺を繰り返しているが、全て空中庭園側の勝利に終わっている。
ビアンカは「まるで計画されたかのよう」と形容している。
普段は隠しているがロランの本来の戦闘力はかなり高く、グレイレイブン全員を同時に相手して十分余力を残せるほど。
何かの目的のために行動し続けているようだが、果たして……？
わ行
わ
ワイルドアウル／ワイルドアウル小隊
空中庭園の軍部に所属する小隊の一つ。詳細不明。
本編第21章「刻命の螺旋」にて、小隊名のみ登場。
ワタナベ
→
ワタナベ・夜刃
→
ワタナベ・景星
中：渡边 英：Watanabe
オブリビオンのリーダー。攻撃型。
機種番号BPO-29。武器種はダガー（ククリナイフ）。
詳細
免疫時代を地上防衛軍の新兵として過ごし、侵蝕体によって戦友を喪っている。
構造体となってからは空中庭園の執行部隊に所属するも、地上部隊を見捨てた体制から離反、現在では明確な敵対姿勢をとっている。
作戦中に予期せぬ事態に陥った仲間の意識を救うため、遭遇したグレイレイヴンを出し抜いてリーフを拉致し、彼女の分析能力を頼りに救出作戦を実行。
リーフが提示した交換条件を受け入れ、グレイレイヴンに限って協力や支援の姿勢を示すようになる。
逃亡構造体として粛清部隊にマークされており、ビアンカとは個人的な因縁もあってかなり険悪。
を
ん
このページへのコメント
KURO GAMEから来ているとばかり思っていました……
黒野の「くろの」読みってどこかで確認できるんでしょうか…？
本編ストーリーで読み上げられている箇所やルビはありませんが、構造体のボイスで確認できます。
全ては確認していませんが、全員が所持しているであろうカム・狂犬のボイス『日常会話・6』でハッキリと「くろの」と発音していたので、それを読みに採用しています。
感謝します、ヘッドフォンたくさんあげてきました。
せっかくなので探してみたんですが、見かけた有志の英訳では Black Field とされてましたし、中国語だと「ヘイ-イェ」みたいな発音でしたね… なんで訓読みの方向で訳されたんだろ。