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5 チョコに込める気持ちとか、貰う人の期待とか  sage 2010/02/14(日) 23:46:18 ID:TUDHeLCv



チョコに込める気持ちとか、貰う人の期待とか




2月14日の存在、その意味するところ。
高須竜児にとってそれは、去年までは、もらう日でも、うらやむ日でもなかった。
バレンタインデーの存在を知る前に、自分の目つきの悪さが尋常でない事を知っていたからだ
醜いカエルにキスをしてくれるような奇特なお姫様など早々いない。たとえ義理であっても。

あげる日でもない。
女の子からあげるなんてもう古い。今の時代、男からも告白のチャンス。逆チョコが新しい!
なんて、新たな菓子メーカー、お洒落業界が作る流れにも乗らない。
というよりも
2年前までは凶眼で忌み嫌われる自分が渡そうとしたら絶対逃げられると信じていた。

竜児にとってバレンタインデーとは納期!
大量のチョコレートを作成、納品する日だった。

母である高須泰子の勤め先、スナック、毘沙門天。
キャバクラ、スナックの常套句、2月14日はバレンタインイベント。
毘沙門天もこれに習う。当日の来店者にチョコレートが渡される。
(注意、但し一万円以上飲食されたお客様方に限ります。数に限りがあります。
お早目のご来店をお待ちしております。)

2月14日に笑顔の女の子から手作りチョコレートを受け取る事が出来る。
それは、親父と化した多くの男達にとって、既に滅び去った御伽噺。ぶろーくんふぁんたずむ。
常連客が大集結する日。今一度、ファンタジーを味わい、みんなが笑顔で帰っていく。
健康的な高校生(男子だが家庭的)が作成したお菓子を嬉しそうに抱きしめて。

つまり、その日は毘沙門天にとって大きな稼ぎ時なのである。
全ては竜児の双肩に掛かっていた。

だから竜児は、せっせとお菓子を作る。
顔にチョコレートをつけて、ハート型に形を整える。受け取ってくれる人の事を考えながら。
そんな竜児を泰子が励ます。
どれだけ毘沙門天のみんなが竜児が作ったチョコレートを心待ちにしてるかを。
子供に戻ったような笑みで、それにかぶりつくかを。
配布される場所に同席出来ない彼も、喜んでくれる人たちを想像し、
14日夜までに50個ほどを一生懸命作るのだ。

それが去年までの話し。昨年までの竜児の2月前半の過ごし方だった。

だが、今年の竜児は少し違う。
泰子がは毘沙門天を辞し、お好み焼き屋、弁財天の店長となった今、
チョコレート製造機になる必要性がなくなっていた。
あー、忙しくも、今思えば至福の時。
などと郷愁に浸ってしまう。例年のイベントが無い事に物寂しさを感じてしまう。

「体は覚えてるようだな」、びくんびくん、「……く、悔しい」 なのである。


だから、身近なやつにだけでも作ろうかとも思う。
泰子はチョコレート好きだしな。とマザコンの竜児。
大河のおやつに丁度いいよな。と保護者の竜児。
く、櫛枝に渡したらやばいかな、一度振られちまってるし。と変態の竜児。
そして、川嶋亜美には、
「なんか皮肉ぽいよな」と、彼女の恋人という立場にいる竜児は思う。

川嶋亜美とは何だかんだで、彼氏彼女の関係になっている。
付き合いだしてから、時々しかデート出来ていないし、その割には頻繁に喧嘩もするが、
全部含めて、仲良くやれてる気がしている。

言いたい事も言えてるし、あいつも思った事を言ってくれてる気がすると。
だから、喧嘩にもなるし、仲直りだって早いのだと思う。
自信をもっていいはずだ。多分いいと思う。いいんじゃないかな、少し覚悟はしておく。

そうであるなら、
チョコレートを貰える事を期待してもいいのではないか思う。
貰えるんじゃないかな、少しry

それなのに、もし自分がチョコレートを手作りし、亜美に渡したとしたら…
竜児は想像してみた。

「川嶋、これ、チョコレートなんだが」
「え〜、やだ。高須くんが、超びっくり。私天然だから全然予想してなかった。
 亜美ちゃん嬉しいな。ありがとう♪」
「そりゃ、バレンダインデーだからな」
「じ、つ、は〜、亜美ちゃんもチョコレート用意してたんだよ♪」

無い。絶対に無い。てか怖い。
俺の前で外面なんか、もう使わねーだろ。想像するだけで寒気がする。
それより、悪いケースに備えてみるべきか…、

「川嶋、これ、チョコレートなんだが」
「そういえば、今日、バレンタインデーだっけ」
「そりゃ、2月14日だからな」
「高須くん。ごめ〜ん。仕事忙しくて忘れてた。
 あ、それとも亜美ちゃんの手作り欲しかったの?、竜児は?」
「べ、別にいらねーよ」

一応、くれない事も想定してみた。…が、期待してると割と辛い。寂しい。
貰えない事が前提の去年まで平凡な高校生の時はそんな事なかったのだが、
しかし、俺、なんでツンデレなんだ。


「川嶋、これ、チョコレートなんだが」
「それは解かってるけど、なんで?」
「そりゃ、バレンダインデーだからな」
「こういうのって男女逆じゃない?」
「いや、作りたかったから作ったまでだ」
「ふ〜ん。手作りなんだ。高須くん凄いね。ありがとう。嬉しいよ」
「おう」
「ごめんね。高須くん。私仕事忙しくて忘れてた。こんど埋め合わせするからさ」
「別にいいって、気にするな」

これが正解な気がする。
もし、俺が川嶋より、先にチョコレートを渡したとしたらだ。


仮に、既に買って、用意してくれてたとしても
手作りなんか渡したとしたら、用意したものを隠したままにするのではないだろうか。

万が一に、手作りで作ってくれてたとしたら
自分の方が出来が良くない可能性があると考えて、やはり隠したままにする気がする。

そして、一人で傷ついちまう気がする。
なんて、勝手な想像でしかないが。

と、今年のチョコレート作成は我慢しようと竜児は決めた。
だからなのか、作らない日々というものはなれないもので
2月の第2週をヤキモキと竜児は過ごした。モヤモヤとした気分を久々に味わっていた。
そして、そのやるせなさを痛感していた。

櫛枝に片思いしてた時はいつもこんな感じだったが、川嶋とは時々しかないよな。
あいつの方が先に言ってきたからか、なんか楽しちまってるなと

だから、こんな気分も悪くないかとも思った。
だが、直前となると話は別。2月12日金曜日。瀬戸際になっても、亜美の気持ちが把握出来ない。
健全たる男子というものやっぱり気になる。一応というか、実際、好きで付き合ってる訳だし、
なんて。

だから、様子を探る事に、竜児は決めた。


         ******


大橋高校近くの小さな公園。竜児は彼女が来るのを待っていた。
待ち合わせだった。昼休みにはメールをした。OKが出たのでここで待っていた。
かなり時間がたって、相手がやって来た。

「高須くんから一緒に下校しようなんてお誘いなんて珍しいね。
 今日はタイガーはいいの?」
「あ、あー、櫛枝と帰るらしい」

嘘だった。
亜美にメールして直ぐ、買い物に付き合えと大河のメールが来ていた。
悪い。先約があると断った。これは嘘ではない。
ばかちーと遊ぶつもりだ。と再びメールがあった。
そんなんじゃねーと、ツンデレな返信してしまった。
野生の獣がきな臭さを嗅ぎ取ったらしく、執拗にメールが来た。
最初は否定したが、その事に疲れ、なすがまま。
いつしかメールの内容はスレ荒らしのような内容になっていた。
読むのも辛い。
あと、後がこわい。


「ふ〜ん。実乃梨ちゃん、私が出るときソフト部の後輩に何か頼まれ事してたけど」
「それは…、そうなのか?」
「う、そ。高須くんを試しただけ。でも、嘘ついた理由は聞かないであげる。
 どうしてか解かる?。ね、竜児。亜美ちゃん、嬉しいよ」
「しらねーよ」
と言葉通り、嬉しそうな顔をする亜美。その成分は半分が悪戯に成功した達成感。
残り4分の1は優位にたった状況が生み出す余裕。のこりは当然。

「それで?。今日は何?。デートしようとか?。
 今日は残念ながら直ぐ仕事だから、あんまり時間ないんだ。ご休憩も出来ないくらい」
「そんな誘いじゃねーて、安心しろ」
「そういう否定の仕方もないんじゃない」
「いや実は今日ではなくだな。例えば今度の日曜とか時間取れないか?」
「ごめん。その日、予定入れちゃってるんだ」
「お、おう、そうか。ならいいんだが」
「本当、ごめんね。でも愛してるから」

なんて会話の後、二人で下校。亜美は本当に忙しく、そのまま帰った。
それ以下でもそれ以上でもなく、ただ下校した。

だからこそなのか竜児は一人になり、強烈な敗北感を感じていた。
バレンタインデーにデートの誘い。
どう言い分けしようが。チョコレートをねだってる事は隠しようも無い。
だが、それすらも拒否されたのだから。


         ******


「という訳なんだが、どう思う。北村」
ラーメン屋、六道輪廻。竜児は北村祐作を召還していた。
川嶋亜美の事で相談を持ちかける場合、この場所、この相手となる。

「お前達が俺を仲人だと勘違いしてると思うのだが」
相談相手はぼやいていた。これで何度目だろうかと。
今回にいたっては2回目だ。

「失恋大明神だろ。そこをなんとかな」
「まったくお前といい、亜美といい。同じことを」
「毎回悪いとは思ってる。だが俺が相談出来て、川嶋の本性をしってる男って言ったら
 お前だけなんだ」
「普通の恋愛相談ならいくらでも冷静な回答をする自信はある。が、
 俺の立場になって考えてみろ。親友と幼馴染の恋愛の相談を受ける身を。
 しかも、客観的に聞いてみればノロケ。さすがに俺でも生臭い」

それでも竜児はへこたれず、食い下がる。
「結構、重大な問題なんだ」



そんな親友に、仕方なしと
「で、どういう内容なんだ」
「明日のバレンタインデーなんだが、川嶋からはないとして、
 俺から送ったら嫌味に成っちまうかな」
「それが重大なのか?。大体なんで亜美から貰えないと思ってるんだ?」
「あいつ、2月14日なんか、まったく眼中無いらしくてな」

北村祐作は竜児を不思議そうに見た後、口を開き、また閉じる。
そして言葉を選びなおして
「好きしろと言いたいところだが、時にはなにもしない方がいいだろう」
「やっぱり変か。なんかチョコレートを作らないと落ち着かないんだが」
「俺には解からんが、渡す側はみんな、そうゆう義務感が沸くものなのか?。
 そして、それは手作りじゃないといけないのか?」
「いや、そういう訳でもないと思うが。どうせならって感じだろうか。
 それに俺は料理が好きだし、少々なら自信だってある」
「時に高須。料理が好きでもなければ、自信もないやつでも作りたいと
 思うことはあるらしい」
「大河な。なんであそこまで硬く出来るんだろうな?」
「無理しても作る。それが作る側なりの思いやりか。なるほど納得いった」
「ああ、贈り物って気持ちの問題だろ」

北村祐作はそのまま丼を傾けてスープを飲む。そして丼を置くと
「なら俺からのアドバイスは、やはり何もするなだ。
 後はお前らならなんとでもなるだろ」

と言って立ち上がる。店を出る前に振りかえり、思い出したように。
「それからもう一つ。今回はソープに行くな!だ。
 時には悩みを抱えといた方がいいぞ。とにかく、今度の日曜日くらいソープに行くな。
 家でじっとしてみてはどうだ」
と大声で言ったかと思うと、高笑いをして去っていった。
 
竜児は、ソープなんか行ったことねぇ と叫びたかった。
なぜなら、周りの目が気になったから。

しかし、ドツボにはまるような気がして言えなかった。
バレンタインデー前日のラーメン屋。
その場に居合わせた男たちすべての目が、竜児を優しく見てくれていたから。
きっと俺は2月14日にソープに行く相談をしていた男だと思われたのだろうと、諦めた。
絶対に日曜はソープに行かないと心に決めた。いくつもりもなかったが…


         ******


ここ2、3日、寒波の影響か寒い日が続いていた。昨日など一日中、雪、みぞれが降りどおし。
だが2月14日は曇りぎみでありながらそこそこ気候がいい。
日曜でもあるし、出かけるにはいい日よりだった。

けれど、竜児はいい日だからと外には行かなかった。北村祐作の助言通り、
自分から行動も起こさなければ、ソープにも行かなかった。
心を落ち着かせる為、ただひたすら家事をした。おかげで家はピカピカだ。
そんな事をしてる間に日曜日をあっという間に幕を下ろそうとしていた。
気づいた時にはもう夜だ。
「何もするな」って、何も起こらねーよな。当たり前だけど と
北村に文句でも言うかと考えていると、
メールが一つ。




frm 川嶋
sub 今って家?

もしそうだったらさ
近くに来たから、行っていい?



竜児は了解を返信で告げると、少しの高ぶりを抱きつつ、その時を待った。
しばらくして金属製の外階段を登る軽めの足音。来訪者の訪れを告げるチャイムが一つ。

「きちゃった」
「前も思ったんだが、それって80年代のバラエティのネタか」
「お見舞いの時の事憶えてくれてたんだ」
「まあな」
「つっこみがなかったから、引いたかと思ってた。寒かった?」
「あの時は風邪で寒気がしてたからな。と、今日も寒いか。あがれよ」
「今日はいい。これ届けに来ただけだから」
と言って亜美は綺麗にラッピングされた小さな箱を手渡す。

「お、おう。」
と竜児は感情を抑えて一言だけ答える。

「ゴディバの14日スペシャルバージョン。美味しいと思うよ」
「そんな高いものをかよ」
「だって亜美ちゃんからのだもん。私はなんでも一流。高級じゃないとさ」
「いや、別にそんな力いれなくてもな」
「だってさ、わざわざ探りとか入れてくれたんだもの。そんなに欲しかったて事でしょ。
 嬉しかったな」
「いや、なんて言うか」
「ふふん。かわいいよ。だから持ってきてあげたんだから。ありがたく思ってよね」
とドキマギする竜児の傍らでにこやかに笑顔を亜美は浮かべ、満足したように
「じゃあね」

「ちょ、ちょっと待てよ。送っていくから」
「う、うん」
亜美の足は止まっていた。


二人は夜道をあるく、なんでもない会話を続けて、時々笑って、からかって、
そんな感じで

「……俺もそう思う。大河はあれで律儀なとこあるからな。
 で金曜に大河に貰ったチョコ。川嶋はもう食べたのか?」
「食べてない。てか食べれないての、あの硬さってなに?」
「北村がその場で食べようとして、正に歯が立たないとか言ってたな」
「実乃梨ちゃんも言ってね。超人硬度10。地獄のメリーゴランドとか。あれなんだろう」
「櫛枝のネタも古いからな」
と竜児は笑う。そんな彼氏に亜美は軽く確認。

「それで高須くんもさすがにまだ食べてない?」
「いや食った」
「わ、もしかして必死に被り付いてとか?、なんかその光景超笑える」
「そんな事しねーて、形崩れないようにしながら、こうフライパンで暖めて、
 柔らかくしてだな」
「なるほどね。それで?、美味しかった?」
「そうだな。かなり美味かった」
「へー、タイガー、料理の腕上がったんだ」
亜美は微笑ましいといった心持で、竜児に感想を聞く。

「それもあるが、あの大河が一生懸命作ってくれたのが美味さの理由だと思う」
「ふ〜ん。精神論か」
「割と料理の本質ってそれじゃねーかと俺は思う。
 栄養学とか、旨み成分とかいろいろ化学的な事はあるだろうが、それよりもな。
 例えば、お前は俺の料理、凄いって言ってくれてるが、プロでやってる料理人と
 並べたら、比べるまでも無いだろ」
そんな事ないと亜美は本心から否定するが、

「それは正当な評価じゃない。喜んでくれるのは嬉しいが。それはお前だからだ」
「人によって、美味しさの感じ方が全然違う…、て事?」
「だと思う。根拠も、論理的でもねーが」

亜美はちょっと考え込むと真顔で
「高須くん。私からのチョコレート。嬉しかった?」
竜児は非常な照れを感じ、反射的に否定しようとするが、
今は違うと本能が理解し、本心が指令を出す。
「……そりゃ、まあな」
「だったらさ。さっきあげたチョコ捨てて」


「なんでだよ。そんなMOTTAINAIだろ」
「そんな事言ったって信じらんない。やっぱり比べられたら困る」
亜美は大きな目をより見開いて、必死で、それでいて臆病さが見え隠れする瞳で
言葉を繋ぐ、そして、からかいを装い、

「でも騙されてもあげるよ。送るついでに家にあがって。ごちそうしてあげる。
 亜美ちゃんお手製のチョコ。しかも出来たてがあるんだ」
「それって…」
「野暮なことは言いっこなし。要は高須くんが食べたいか、食べたくないか。
 但し、さっきの捨てる事が条件」
「捨てるのはMOTTAINAIな。誰かにやってもいいか。泰子とか大河とかに」

亜美はその言葉に呆れ顔。
「……それってさ。亜美ちゃんのプレゼント。人にあげるってなんかひどくね」
「そりゃ手作りだったら、人にやるのは嫌だが」

若手女優の表情は変わらない。だがその一言はちょっとした変化をもたらした。
少しだけ亜美の唇の形が変わった。緩やかなカーブを描く。

「そっか、そんなに亜美ちゃんの手作り大事なんだ。
 だったら食べる事許可してあげる。な・ん・な・ら、口移して食べさせてあげようか?」
「てそれはやりすぎだろ」
「別に。もっと凄い事してるじゃん。そうだ。誰かにあげるのは仕方ないとして、
 メッセージカードは抜いといてよ」
「解かったが、一体何て書いてあったんだ」
「なんろうね。チョコ食べてくれた後、口頭で教えてあげる。チョコ食べた口で」

竜児は亜美の唇から目が離せなくなっていた。

END


以上で全て投下終了です。お粗末さまでした。


4 Jp+V6Mm ◆jkvTlOgB.E sage 2010/02/14(日) 23:44:58 ID:TUDHeLCv
こんばんは。 バレンタイン祭り。お題出題中と聞いて、急遽参戦させて頂きます。
概要は以下です。

題名 : チョコに込める気持ちとか、貰う人の期待とか
方向性 :毎度ですが、ちわドラ!
     とらドラ!P 亜美ルートを経て、竜児と亜美が付き合ってる事が前提
時期 : 高校三年のバレンタインデー直前くらいが舞台。

長さ :8レスぐらい

【田村くん】竹宮ゆゆこ 29皿目【とらドラ!】
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