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公式サイト https://overwatchleague.com/en-us/
今年もNA(WEST)とAPAC(EAST)地域に分けてオンライン開催されるOWL。四つのトーナメントとその予選となるリーグで構成され、情勢次第ではぼちぼちオフラインマッチもやるらしい。日付は日本時間です。
【MAY MELEE】
【JUNE JOUST】 BAN:ラインハルト、ソンブラ、トレーサー、ゼニヤッタ
【SUMMER SHOWDOWN】 BAN:なし
【COUNTDOWN CUP】 BAN: シグマ アッシュ エコー ルシオ
【PLAY-IN TOURNAMENT】 BAN: 無し
【PLAYOFFS】 BAN: なし
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今年もNA(WEST)とAPAC(EAST)地域に分けてオンライン開催されるOWL。四つのトーナメントとその予選となるリーグで構成され、情勢次第ではぼちぼちオフラインマッチもやるらしい。日付は日本時間です。
【MAY MELEE】
Housuton Outlaws 3-2 Dallas Fuel
SanFrancisco Shock 3-1 LosAngels Gladiators
テキサスダービーはミックスロースターのHoustonがケガでヒットスキャンのXziを欠くDallasに競り勝ち、第2試合目今年の優勝候補争いは3連覇を狙うShockが目まぐるしくメンバーを変えながらGladiatorsを下して初戦好発進。
Shanghai Dragons 3-0 Guangzhou Charge
Chengdu Hunters 3-1 LosAngels Valiant
Philadelphia Fusion 3-1 Seoul Dynasty
APAC地域の初戦は昨年度APACチャンピオンのShanghaiが新人Choisehwanが良い動きを見せたChargeを一蹴。二戦目は中国移転に伴ってロスターを一新したValiantが同じく拠点を中国に置くChengdu相手に善戦。非常にレベルの高いダイブミラーになった三戦目は今年からAPAC地域に加わったPhillyがビザ問題の影響も見せず昨年度グランドファイナル準優勝のSeoulを下した。
SanFrancisco Shock 3-1 LosAngels Gladiators
テキサスダービーはミックスロースターのHoustonがケガでヒットスキャンのXziを欠くDallasに競り勝ち、第2試合目今年の優勝候補争いは3連覇を狙うShockが目まぐるしくメンバーを変えながらGladiatorsを下して初戦好発進。
Shanghai Dragons 3-0 Guangzhou Charge
Chengdu Hunters 3-1 LosAngels Valiant
Philadelphia Fusion 3-1 Seoul Dynasty
APAC地域の初戦は昨年度APACチャンピオンのShanghaiが新人Choisehwanが良い動きを見せたChargeを一蹴。二戦目は中国移転に伴ってロスターを一新したValiantが同じく拠点を中国に置くChengdu相手に善戦。非常にレベルの高いダイブミラーになった三戦目は今年からAPAC地域に加わったPhillyがビザ問題の影響も見せず昨年度グランドファイナル準優勝のSeoulを下した。
Toronto Defiant 3-1 Vancouver Titans
Florida Mayhem 3-1 Atlanta Reign
Dallas Fuel 3-1 Los Angels Gladiators
下馬評でNA最下位とされることの多かったTitansが多くの韓国人選手と前PhillyのKDGコーチを招聘したTorontoから一マップ奪取。開幕前の評価が高かった2チームによる2戦目はウィンストン構成で差を見せつけたFloridaが勝利している。メンバーはそろっているのに勝てないシーズンが続いてきたDallasとGladiatorsの3試合目はトレーサーに適応しつつあるSp9rk1eが活躍するなどして前マッチの鬱憤を晴らす初勝利。優勝候補とも目されるGladiatorsは簡単な相手ではなかったとはいえ痛い二連敗となった。
Seoul Dynasty 3-0 Guangzhou Charge
Chengdu Hunters 3-0 Shanghai dragons
Philadelphia Fusion 3-0 Los Angels Valiant
APAC一戦目はSeoulがChargeをスウィープ。Chargeは前試合に続きスコア以上の戦いを見せるも昨シーズン終盤からのSeoulの勢いを止められず。二戦目は毎年総合下位ながらポテンシャルはあると評価されるChengduが王者Shanghaiに対してまさかのストレート勝ち。中国最強と目されるdps陣を中心とした爆発力を見せつける結果となった。三試合目はPhillyが新生Valiantに勝利。Valiantはコントロール第一ラウンドを取るも後が続かず。
Florida Mayhem 3-1 Atlanta Reign
Dallas Fuel 3-1 Los Angels Gladiators
下馬評でNA最下位とされることの多かったTitansが多くの韓国人選手と前PhillyのKDGコーチを招聘したTorontoから一マップ奪取。開幕前の評価が高かった2チームによる2戦目はウィンストン構成で差を見せつけたFloridaが勝利している。メンバーはそろっているのに勝てないシーズンが続いてきたDallasとGladiatorsの3試合目はトレーサーに適応しつつあるSp9rk1eが活躍するなどして前マッチの鬱憤を晴らす初勝利。優勝候補とも目されるGladiatorsは簡単な相手ではなかったとはいえ痛い二連敗となった。
Seoul Dynasty 3-0 Guangzhou Charge
Chengdu Hunters 3-0 Shanghai dragons
Philadelphia Fusion 3-0 Los Angels Valiant
APAC一戦目はSeoulがChargeをスウィープ。Chargeは前試合に続きスコア以上の戦いを見せるも昨シーズン終盤からのSeoulの勢いを止められず。二戦目は毎年総合下位ながらポテンシャルはあると評価されるChengduが王者Shanghaiに対してまさかのストレート勝ち。中国最強と目されるdps陣を中心とした爆発力を見せつける結果となった。三試合目はPhillyが新生Valiantに勝利。Valiantはコントロール第一ラウンドを取るも後が続かず。
Houston Outlaws 3-2 San Francisco Shock
Florida Mayhem 3-1 Vancouver Titans
Toronto Defiant 3-2 Atlanta Reign
前日のAPACに続き初戦から波乱。6マップ目までもつれる大激戦を制したHoustonが第一マップにTa1yo選手も出場したShockに土をつけた。Floridaはラインハルトで不安定さを見せるOgeとDVAの苦手なGargoyleというタンクラインながら、DVAの代わりにシグマを出すなど工夫を見せてTitansを下した。三試合目ではTorontoが0-2からまさかのリバーススウィープ。事前予想では優勝候補に挙げる声もあったAtlantaはいまだ勝ち星がない。
Florida Mayhem 3-1 Vancouver Titans
Toronto Defiant 3-2 Atlanta Reign
前日のAPACに続き初戦から波乱。6マップ目までもつれる大激戦を制したHoustonが第一マップにTa1yo選手も出場したShockに土をつけた。Floridaはラインハルトで不安定さを見せるOgeとDVAの苦手なGargoyleというタンクラインながら、DVAの代わりにシグマを出すなど工夫を見せてTitansを下した。三試合目ではTorontoが0-2からまさかのリバーススウィープ。事前予想では優勝候補に挙げる声もあったAtlantaはいまだ勝ち星がない。
Paris Eternal 3-1 Vancouver Titans
初戦はEU出身者で固めた新ロースターのParisが勝利。EU最高のフレックスサポートとも評されるドイツ出身のKaanはPOTMに選出される活躍を見せた。
Los Angels Gladiators 3-0 London Spitfire
Gladiatorsは3戦目で初勝利。コンテンダーズ38連勝の記録を持つアカデミーチームBritish Hurricaneから5名を昇格させEU主体路線に舵を切ったLondonは初戦を飾ることはできなかった。
Chengdu Hunters 3-0 New York Exelsior
APACではChengduの勢いが止まらない。NepalとDoradoではほぼファラOTPのプレイヤーとしてさらなる高みに達しつつあるJinmuとAmengからMTの座を奪い取った新たなレッキングボールGa9aが圧倒的なキャリー力を見せつけ、Jinmuが新加入のヒットスキャンJimmyに交代したAnubisでもNYXLはAポイントの一目盛りにすら到達できず。伝説の世代が去った新生NYXLにとっては苦いスタートとなった。
Philadelphia Fusion 3-0 Hangzhou Spark
ビザ問題で実質的な選手が6人しかいないPhillyとオフシーズンの積極的な補強によって選手だけで12人の大所帯となったSparkの一戦はPhillyに軍配。経験豊富なメンバー(平均年齢リーグトップ)と名コーチNineKが急造チームらしからぬ安定感を生み出している。
初戦はEU出身者で固めた新ロースターのParisが勝利。EU最高のフレックスサポートとも評されるドイツ出身のKaanはPOTMに選出される活躍を見せた。
Los Angels Gladiators 3-0 London Spitfire
Gladiatorsは3戦目で初勝利。コンテンダーズ38連勝の記録を持つアカデミーチームBritish Hurricaneから5名を昇格させEU主体路線に舵を切ったLondonは初戦を飾ることはできなかった。
Chengdu Hunters 3-0 New York Exelsior
APACではChengduの勢いが止まらない。NepalとDoradoではほぼファラOTPのプレイヤーとしてさらなる高みに達しつつあるJinmuとAmengからMTの座を奪い取った新たなレッキングボールGa9aが圧倒的なキャリー力を見せつけ、Jinmuが新加入のヒットスキャンJimmyに交代したAnubisでもNYXLはAポイントの一目盛りにすら到達できず。伝説の世代が去った新生NYXLにとっては苦いスタートとなった。
Philadelphia Fusion 3-0 Hangzhou Spark
ビザ問題で実質的な選手が6人しかいないPhillyとオフシーズンの積極的な補強によって選手だけで12人の大所帯となったSparkの一戦はPhillyに軍配。経験豊富なメンバー(平均年齢リーグトップ)と名コーチNineKが急造チームらしからぬ安定感を生み出している。
Houston Outlaws 3-1 Paris Eternal
OutlawsはParisを下して堂々の3連勝。TalonEsportsから加入したJjanggu・Piggyコンビの安定感に加え、Danteh・Happy・Crimzoといった高い評価を受けながらもチームの結果に恵まれなかった選手たちの活躍が光っている。
Los Angels Gladiators 3-0 Boston Uprising
メンバーを大きく入れ替え韓国勢主体のロースターとなったBostonはリーグ開幕前の戦績こそよかったものの初戦はストレート負けという結果に。開幕直前にチーム加入が発表されたオフタンクのGaeBullSsiは出場しなかった。
Washington Justice 3-1 Dallas Fuel
2年の間に完全に別チームと化した精鋭ぞろいのフルコリアンロースター対決をWashingtonが制した。開幕からレベルの高すぎるウィンストンダイブミラーが展開され、他の全チームがうらやむようなフロントラインを擁するWashingtonが最終的に上回りはしたもののdpsメタはDohaが得意とするソンブラに傾きつつあり、Sp9rk1eもトレーサーで成長を見せている等、負け越しているDallasもそれほど悲観的になる必要はなさそう。
New York Excelsior 3-1 Hangzhou Spark
APACではNYXLが嬉しい初勝利。200pingでプレイしているという報道もあったSparkはいまだ勝ち星がなく、状態が気にかかるところ。
Philadelphia Fusion 3-1 Chengdu Hunters
ついにChengduの連勝をに待ったをかけたのはいまだ控えなしで戦うPhilly。ファラが刺さりづらいIlliosとHavanaを最初に引くという幸運にも恵まれたが、第4マップKing's RowではCarpeマクリーがナノを貰って2度も状況を打開するという圧巻の離れ業を見せた。
OutlawsはParisを下して堂々の3連勝。TalonEsportsから加入したJjanggu・Piggyコンビの安定感に加え、Danteh・Happy・Crimzoといった高い評価を受けながらもチームの結果に恵まれなかった選手たちの活躍が光っている。
Los Angels Gladiators 3-0 Boston Uprising
メンバーを大きく入れ替え韓国勢主体のロースターとなったBostonはリーグ開幕前の戦績こそよかったものの初戦はストレート負けという結果に。開幕直前にチーム加入が発表されたオフタンクのGaeBullSsiは出場しなかった。
Washington Justice 3-1 Dallas Fuel
2年の間に完全に別チームと化した精鋭ぞろいのフルコリアンロースター対決をWashingtonが制した。開幕からレベルの高すぎるウィンストンダイブミラーが展開され、他の全チームがうらやむようなフロントラインを擁するWashingtonが最終的に上回りはしたもののdpsメタはDohaが得意とするソンブラに傾きつつあり、Sp9rk1eもトレーサーで成長を見せている等、負け越しているDallasもそれほど悲観的になる必要はなさそう。
New York Excelsior 3-1 Hangzhou Spark
APACではNYXLが嬉しい初勝利。200pingでプレイしているという報道もあったSparkはいまだ勝ち星がなく、状態が気にかかるところ。
Philadelphia Fusion 3-1 Chengdu Hunters
ついにChengduの連勝をに待ったをかけたのはいまだ控えなしで戦うPhilly。ファラが刺さりづらいIlliosとHavanaを最初に引くという幸運にも恵まれたが、第4マップKing's RowではCarpeマクリーがナノを貰って2度も状況を打開するという圧巻の離れ業を見せた。
Houston Outlaws 3-0 London Spitfire
ラッシュを得意とする2チームだが現在の実力差は歴然。3マップ目のハナムラではレジェンドJakeがdpsで出場し、Rookie of the Year候補筆頭のJjangguはハナムラ防衛だけで2回もビッグシャターを決めて笑顔で試合を終えた。
Dallas Fuel 3-0 Boston Uprising
いまだヒットスキャンプレイヤーのいないDallasはラッシュではシンメトラ、ダイブではソンブラを出すというスタイルを確立しつつある。VolskayaではFielderとMyunb0ngという若手のアナ対決にも注目が集まったが、EMP直後のDohaソンブラを2度も寝かせたMyunb0ngは結果に恵まれなかった。
Washington Justice 3-1 Vancouver Titans
TitansはハルトD.VAミラーになった第3マップAnubisを取ると続くBllizardWorldでも防衛を第二で抑えたが攻撃で第一を攻略できず終戦。対するWashingtonは個人技とウィンストン系構成は申し分ないもののハルトD.VAやボール系構成で粗さが目立つ印象。
ラッシュを得意とする2チームだが現在の実力差は歴然。3マップ目のハナムラではレジェンドJakeがdpsで出場し、Rookie of the Year候補筆頭のJjangguはハナムラ防衛だけで2回もビッグシャターを決めて笑顔で試合を終えた。
Dallas Fuel 3-0 Boston Uprising
いまだヒットスキャンプレイヤーのいないDallasはラッシュではシンメトラ、ダイブではソンブラを出すというスタイルを確立しつつある。VolskayaではFielderとMyunb0ngという若手のアナ対決にも注目が集まったが、EMP直後のDohaソンブラを2度も寝かせたMyunb0ngは結果に恵まれなかった。
Washington Justice 3-1 Vancouver Titans
TitansはハルトD.VAミラーになった第3マップAnubisを取ると続くBllizardWorldでも防衛を第二で抑えたが攻撃で第一を攻略できず終戦。対するWashingtonは個人技とウィンストン系構成は申し分ないもののハルトD.VAやボール系構成で粗さが目立つ印象。
Atlanta Reign 3-0 Paris Eternal
Atlantaは3週目にしてようやく初勝利。コントロールではブリギッテとして出場したPelicanはフレックスdpsの例に漏れずGoats時代にブリギッテをやっていた経験が活きる形となった。一方ParisはDaanのフランクシャターなど見せ場は作ったものの、同様に下位に甘んじているAtlanta相手に悔しい敗戦。既にMay Melee Tournament敗退が決まっている最下位Vancouver相手以外に勝ち星がない。
Washington Justice 3-1 Boston Uprising
Bostonはim37の5連キルでKing's Row防衛をシャットダウンするなど良いところも見せたが接戦をものにできず。この結果WashingtonはHoustonに続いてMay Melee進出、BostonはVancouverに続いて敗退が決まった。
Gungzhou Charge 3-0 Los Angels Valiant
目下のAPAC最下位対決はChargeが3−0でスウィープ。Sparkと同様メンバーは悪くないものの負けが込んでいるChargeにとっては、Valiant相手とは言え嬉しい初勝利となった。
Seoul Dynasty 3-0 New York Excelsior
移籍の激しかった今オフを経ても昨季からほとんどメンバーの変わらないSeoulは首位のPhillyに敗れたものの好調を維持している。これまで三試合中の二試合を0-3で終えているNYXLはYakpungウィンストンのスタッツが非常に悪く、試合中も頻繁にデスしているのが気にかかる。
Shanghai Dragons 3-2 Hangzhou Spark
30日最後の試合、これまで低調なパフォーマンスに終始していたSparkがShanghaiに肉薄した。しかしSparkが取ったVolskayaとKing's Rowは終始ShanghaiがウィンストンD.VAにマーシー・ゼニヤッタを合わせるやや挑戦的な構成を使用しており、他のマップでは力の差は歴然としていた。シーズン早々にコーチ陣の刷新に踏み切ったSparkはこの接戦を転機とできるだろうか。
Atlantaは3週目にしてようやく初勝利。コントロールではブリギッテとして出場したPelicanはフレックスdpsの例に漏れずGoats時代にブリギッテをやっていた経験が活きる形となった。一方ParisはDaanのフランクシャターなど見せ場は作ったものの、同様に下位に甘んじているAtlanta相手に悔しい敗戦。既にMay Melee Tournament敗退が決まっている最下位Vancouver相手以外に勝ち星がない。
Washington Justice 3-1 Boston Uprising
Bostonはim37の5連キルでKing's Row防衛をシャットダウンするなど良いところも見せたが接戦をものにできず。この結果WashingtonはHoustonに続いてMay Melee進出、BostonはVancouverに続いて敗退が決まった。
Gungzhou Charge 3-0 Los Angels Valiant
目下のAPAC最下位対決はChargeが3−0でスウィープ。Sparkと同様メンバーは悪くないものの負けが込んでいるChargeにとっては、Valiant相手とは言え嬉しい初勝利となった。
Seoul Dynasty 3-0 New York Excelsior
移籍の激しかった今オフを経ても昨季からほとんどメンバーの変わらないSeoulは首位のPhillyに敗れたものの好調を維持している。これまで三試合中の二試合を0-3で終えているNYXLはYakpungウィンストンのスタッツが非常に悪く、試合中も頻繁にデスしているのが気にかかる。
Shanghai Dragons 3-2 Hangzhou Spark
30日最後の試合、これまで低調なパフォーマンスに終始していたSparkがShanghaiに肉薄した。しかしSparkが取ったVolskayaとKing's Rowは終始ShanghaiがウィンストンD.VAにマーシー・ゼニヤッタを合わせるやや挑戦的な構成を使用しており、他のマップでは力の差は歴然としていた。シーズン早々にコーチ陣の刷新に踏み切ったSparkはこの接戦を転機とできるだろうか。
Boston Uprising 3-2 London Spitfire
最終マップ3本目までもつれた未勝利勢対決はBostonがものにした。POTMはトレーサー・エコー・ドゥームフィストでキルを量産したValentine。Bostonに敗れたことでLondonもMay Melee敗退が決定。
San Francisco Shock 3-0 Florida Mayhem
Shockが前試合の敗北から広がっていた不安を払拭する快勝。要所要所で見せた少し懐かしさすら感じさせるウィンDラッシュ構成はスロウペースな構成の多い現環境で台風の目となっており、今後採用するチームも増えそうな予感。前マッチでは「ひどいプレーだった」と自ら話すsuperも今回は本職ではないボールとウィンストンで素晴らしい働きを見せた。
Washington Justice 3-0 Toronto Defiant
今年は出だしから好調な戦いぶりのTorontoをWashingtonが一蹴。Decay、Jerry、Assassinのdps陣はあまりに強力で、事前の予想通り優勝争いに絡んできそうな勢いである。Torontoは去年ソンブラで活躍したHeesuを生かしたかったところだがこの試合ではEMPを二回もハックで止められるなど振るわなかった。
Seoul Dynasty 3-0 Los Angels Valiant
特に書くことがない。現在のValiantが勝つことができるとすればどのチームだろうか。
Hangzhou Spark 3-0 Guangzhou Charge
ケツから二番目争いと目されるこの一戦では前マッチで鮮烈なデビューを飾った中国人ヒットスキャンShyがまたしても躍動。SparkはShanghaiにあと一歩のところまで迫った前節に続き調子が上向いている。一方ChargeはShyと同じく中国人dpsのEileenとKyleeが完全に格付けされなすすべなし。昨年まで評価が高かったシグマの名手Crongと歴戦のフレックスサポートKarivのプレーも思わしくない。
Shanghai Dragons 3-0 New York Excelsior
NYXLは今季三つ目のストレート負け。前半は次代のANSと噂されるGwanboongを差し置いてヒットスキャンに起用されているFloraが気を吐いたが試合が進むにつれShanghaiがLipがウィドウにスウィッチしたりDiemにマーシーを付けるなどしてうまく抑えた。今日までの結果から、Philly、Chengdu、Shanghai、Seoulの4チームがAPACのMay Melee Tournamentに勝ち残ることが決定した。
最終マップ3本目までもつれた未勝利勢対決はBostonがものにした。POTMはトレーサー・エコー・ドゥームフィストでキルを量産したValentine。Bostonに敗れたことでLondonもMay Melee敗退が決定。
San Francisco Shock 3-0 Florida Mayhem
Shockが前試合の敗北から広がっていた不安を払拭する快勝。要所要所で見せた少し懐かしさすら感じさせるウィンDラッシュ構成はスロウペースな構成の多い現環境で台風の目となっており、今後採用するチームも増えそうな予感。前マッチでは「ひどいプレーだった」と自ら話すsuperも今回は本職ではないボールとウィンストンで素晴らしい働きを見せた。
Washington Justice 3-0 Toronto Defiant
今年は出だしから好調な戦いぶりのTorontoをWashingtonが一蹴。Decay、Jerry、Assassinのdps陣はあまりに強力で、事前の予想通り優勝争いに絡んできそうな勢いである。Torontoは去年ソンブラで活躍したHeesuを生かしたかったところだがこの試合ではEMPを二回もハックで止められるなど振るわなかった。
Seoul Dynasty 3-0 Los Angels Valiant
特に書くことがない。現在のValiantが勝つことができるとすればどのチームだろうか。
Hangzhou Spark 3-0 Guangzhou Charge
ケツから二番目争いと目されるこの一戦では前マッチで鮮烈なデビューを飾った中国人ヒットスキャンShyがまたしても躍動。SparkはShanghaiにあと一歩のところまで迫った前節に続き調子が上向いている。一方ChargeはShyと同じく中国人dpsのEileenとKyleeが完全に格付けされなすすべなし。昨年まで評価が高かったシグマの名手Crongと歴戦のフレックスサポートKarivのプレーも思わしくない。
Shanghai Dragons 3-0 New York Excelsior
NYXLは今季三つ目のストレート負け。前半は次代のANSと噂されるGwanboongを差し置いてヒットスキャンに起用されているFloraが気を吐いたが試合が進むにつれShanghaiがLipがウィドウにスウィッチしたりDiemにマーシーを付けるなどしてうまく抑えた。今日までの結果から、Philly、Chengdu、Shanghai、Seoulの4チームがAPACのMay Melee Tournamentに勝ち残ることが決定した。
Florida Mayhem 3-1 Paris Eternal
MTが昨年のFateとは全く違うタイプのOgeに代わったこともあり不安定さの拭えないFloridaではあるがParisに競り勝ちトーナメント進出決定。Parisは今回の敗戦でMay Melee敗退が決定したが、欧米プレイヤー主体路線の3チームの中で最も良い戦いぶりを見せており、今後さらに上位を目指せる可能性は大いにある。
Toronto Defiant 3-1 London Spitfire
Torontoも接戦をものにして4位(このあとShockが勝利すれば5位)で勝ち残り決定。前日は精彩を欠いたHeesuだがこの試合ではハンゾーで何度もワンピックを奪う活躍。最後はもはや運命というべきか痛恨のC9で試合を終えたLondonはマップ差でTitansを下回り最下位でMay Melee前のリーグ戦を終えた。
San Francisco Shock 3-2 Atlanta Reign
今春からメタの一角を占めているハルト系構成を得意とするAtlantaに真向勝負を挑んだShockはリードを奪われつつ辛くも逆転勝利。今季からMothに代わってメインサポを担当しているFDgodはミスも多かったが最終マップでは勝負を決める環境キルを2度決め、勝利の立役者となった。以上でMay Melee Tournamentのリーグ全試合が終了し、順位順にWashington、Housuton、Shock、Florida、Toronto、Dallasの6チームのトーナメント進出が決まった。
Shanghai Dragons 3-2 Philadelphia Fusion
第6マップ第4ラウンドまでもつれる大激戦となったAPACノックアウトラウンド初戦。あらゆる構成が使用されたOWL史に残るであろう大激戦は第6マップWatchpointでCarpeウィドウが八面六臂の活躍を見せるも猛攻を耐えきったShanghaiが東西2チームずつが進出する最終トーナメントに駒を進めた。Carpeに負けない活躍を見せたLipのマクリーヘッショ率は13%(ほとんどの選手は10%以下)を記録、POTMに選出されている。
Chengdu Hunters 3-1 Seoul Dynasty
2戦目はChengduがSeoulに快勝して決勝トーナメント進出。いつもの先発から4人を入れ替えてスタートし、層の厚さと今期に入ってからの躍進がまぐれではないことをはっきりと示した。SeoulはProfitが中国最強のトレーサーであるLeaveとアツい1v1を繰り広げたが、最後はマーシー付きLeaveエコーの力強いダイブを止めることができず。
MTが昨年のFateとは全く違うタイプのOgeに代わったこともあり不安定さの拭えないFloridaではあるがParisに競り勝ちトーナメント進出決定。Parisは今回の敗戦でMay Melee敗退が決定したが、欧米プレイヤー主体路線の3チームの中で最も良い戦いぶりを見せており、今後さらに上位を目指せる可能性は大いにある。
Toronto Defiant 3-1 London Spitfire
Torontoも接戦をものにして4位(このあとShockが勝利すれば5位)で勝ち残り決定。前日は精彩を欠いたHeesuだがこの試合ではハンゾーで何度もワンピックを奪う活躍。最後はもはや運命というべきか痛恨のC9で試合を終えたLondonはマップ差でTitansを下回り最下位でMay Melee前のリーグ戦を終えた。
San Francisco Shock 3-2 Atlanta Reign
今春からメタの一角を占めているハルト系構成を得意とするAtlantaに真向勝負を挑んだShockはリードを奪われつつ辛くも逆転勝利。今季からMothに代わってメインサポを担当しているFDgodはミスも多かったが最終マップでは勝負を決める環境キルを2度決め、勝利の立役者となった。以上でMay Melee Tournamentのリーグ全試合が終了し、順位順にWashington、Housuton、Shock、Florida、Toronto、Dallasの6チームのトーナメント進出が決まった。
Shanghai Dragons 3-2 Philadelphia Fusion
第6マップ第4ラウンドまでもつれる大激戦となったAPACノックアウトラウンド初戦。あらゆる構成が使用されたOWL史に残るであろう大激戦は第6マップWatchpointでCarpeウィドウが八面六臂の活躍を見せるも猛攻を耐えきったShanghaiが東西2チームずつが進出する最終トーナメントに駒を進めた。Carpeに負けない活躍を見せたLipのマクリーヘッショ率は13%(ほとんどの選手は10%以下)を記録、POTMに選出されている。
Chengdu Hunters 3-1 Seoul Dynasty
2戦目はChengduがSeoulに快勝して決勝トーナメント進出。いつもの先発から4人を入れ替えてスタートし、層の厚さと今期に入ってからの躍進がまぐれではないことをはっきりと示した。SeoulはProfitが中国最強のトレーサーであるLeaveとアツい1v1を繰り広げたが、最後はマーシー付きLeaveエコーの力強いダイブを止めることができず。
Florida Mayhem 3-0 Toronto Defiant
ハワイで行われるMay Melee Tournamentへ進出する2チームを決定するNAノックアウトラウンド第1戦目、OgeとSadoという攻撃的なメインタンクを擁する2チームの戦いはFloridaに軍配。リーグ入りした昨季から高い評価を受けているフレックスdpsYakiはトレーサーでのファイナルブロウ/デス比が9に迫る活躍。Floridaはこのあと第一シードのWashongtonとハワイ行きをかけて戦う。
Dalla Fuel 3-0 San Francisco Shock
もう一つの準決勝では王者Shockがストレートで敗れる大波乱。これまで高い総合力で幾度も逆境を跳ね返してきたShockだが、Busanを落とすとViol2tがdpsとして出場した第二マップVolskayaでは焦りからか連携が乱れ5分かけてもBを攻略できず。そのままEichenwaldeも落としてトーナメント敗退となった。次にDallasを待つのはおなじくShockに土をつけ第3週までのリーグで2位につけているHouston。
Florida Mayhem 3-1 Washington Justice
決勝AではFloridaが大方の予想を裏切ってWashingtonに勝利。好調のOgeは狙いすましたシャターを幾度も決め、King's Row攻撃では不用意に高台から降りた相手チームに突っ込むと実質8秒でultをためる圧倒的なダメージディールを見せて文句なしのPOTM。Washingtonも出来は決して悪くなかったが今日のFloridaは完全に上を行っていた。
Dallas Fuel 3-0 Houston Outlaws
初週にHoustonに惜敗していたDallasだが今回はShockに勝利した勢いそのままにストレート勝利。ヒットスキャンが必須ではないという環境にも恵まれ、見事ハワイ行きを決めている。Houstonは今季初の敗北で、手術から復帰したDantehの退院祝いを手にすることはできなかった。
ハワイで行われるMay Melee Tournamentへ進出する2チームを決定するNAノックアウトラウンド第1戦目、OgeとSadoという攻撃的なメインタンクを擁する2チームの戦いはFloridaに軍配。リーグ入りした昨季から高い評価を受けているフレックスdpsYakiはトレーサーでのファイナルブロウ/デス比が9に迫る活躍。Floridaはこのあと第一シードのWashongtonとハワイ行きをかけて戦う。
Dalla Fuel 3-0 San Francisco Shock
もう一つの準決勝では王者Shockがストレートで敗れる大波乱。これまで高い総合力で幾度も逆境を跳ね返してきたShockだが、Busanを落とすとViol2tがdpsとして出場した第二マップVolskayaでは焦りからか連携が乱れ5分かけてもBを攻略できず。そのままEichenwaldeも落としてトーナメント敗退となった。次にDallasを待つのはおなじくShockに土をつけ第3週までのリーグで2位につけているHouston。
Florida Mayhem 3-1 Washington Justice
決勝AではFloridaが大方の予想を裏切ってWashingtonに勝利。好調のOgeは狙いすましたシャターを幾度も決め、King's Row攻撃では不用意に高台から降りた相手チームに突っ込むと実質8秒でultをためる圧倒的なダメージディールを見せて文句なしのPOTM。Washingtonも出来は決して悪くなかったが今日のFloridaは完全に上を行っていた。
Dallas Fuel 3-0 Houston Outlaws
初週にHoustonに惜敗していたDallasだが今回はShockに勝利した勢いそのままにストレート勝利。ヒットスキャンが必須ではないという環境にも恵まれ、見事ハワイ行きを決めている。Houstonは今季初の敗北で、手術から復帰したDantehの退院祝いを手にすることはできなかった。
Shanghai Dragons 3-2 Florida Mayhem
pingの影響を最小限に抑えるためハワイにNA2チームが移動して行われたMay Melee Tournament初戦、APAC2位のShanghai対NA1位のFloridaはハナムラ引き分けも含めて第6マップまでもつれる接戦をShanghaiがものにした。Floridaは1-1で迎えた第4マップWatchpointで防衛を第一で止めたものの攻撃でそれを越えられなかったのが悔やまれる。
Dallas Fuel 3-1 Chengdu Hunters
2試合目は直近3試合で1マップも落としていない絶好調Dallasが同様に今季から驚くべき快進撃を続けているChengduに勝利。3マップ目Blizzard WorldではChengduのオリーサ・シグマ・メイ・ハンゾー・バティスト・マーシーという搦め手に第一でシャットダウンされ、4マップ目Watchpointも1ラウンド目には2分半を残してゴールされたが、第4ラウンドを第一で耐えきって見事Winners Finalに駒を進めている。
pingの影響を最小限に抑えるためハワイにNA2チームが移動して行われたMay Melee Tournament初戦、APAC2位のShanghai対NA1位のFloridaはハナムラ引き分けも含めて第6マップまでもつれる接戦をShanghaiがものにした。Floridaは1-1で迎えた第4マップWatchpointで防衛を第一で止めたものの攻撃でそれを越えられなかったのが悔やまれる。
Dallas Fuel 3-1 Chengdu Hunters
2試合目は直近3試合で1マップも落としていない絶好調Dallasが同様に今季から驚くべき快進撃を続けているChengduに勝利。3マップ目Blizzard WorldではChengduのオリーサ・シグマ・メイ・ハンゾー・バティスト・マーシーという搦め手に第一でシャットダウンされ、4マップ目Watchpointも1ラウンド目には2分半を残してゴールされたが、第4ラウンドを第一で耐えきって見事Winners Finalに駒を進めている。
Dallas Fuel 3-2 Shanghai Dragons
連勝街道をゆくDallasがShanghaiとの激戦に勝利し、Grand Finalへ一番乗り。今日も大活躍のFearlessウィンストンを中心に現在のメタで他チームを一歩リードしている感がある。敗れたShanghaiはLipがトレーサーでパルスボムを付けまくる活躍を見せるも得意のはずのソンブラでは何度も効果的でないEMPを吐くなどミスも多かった。Shanghaiは次のマッチの勝者と対戦し、これに勝ったほうが明日のGrand FinalでDallasと対戦することになる。
Florida Mayhem 3-1 Chengdu Hunters
初戦で敗れた2チームによる敗者復活戦は絶好調のYakiトレーサーの活躍もあってFloridaが勝利。Losers Finalは初戦で敗れたShanghaiとのリベンジマッチとなる。一方Ga9aに代わってAmengが出場したBlizzard Worldの1マップを取るにとどまったChengduは、防衛のボールオリーサ構成やHavana攻撃の2盾ソルマクなど「らしさ」は見せたものの苦手マップの対策やコントロールでの引き出しの少なさなどが無視できない問題となってきている。
Shanghai Dragons 3-0 Florida Mayhem
本日2試合目で前日の再戦となったLosers Finalでは途中技術的な問題で配信がストップしたものの上海が快勝。FloridaはChengdu戦から10分しか休憩がなかったらしく、試合後には疲労の色も濃かった。Shanghaiは明日のGrand Finalで今日敗れたDallas相手に雪辱を期す。
連勝街道をゆくDallasがShanghaiとの激戦に勝利し、Grand Finalへ一番乗り。今日も大活躍のFearlessウィンストンを中心に現在のメタで他チームを一歩リードしている感がある。敗れたShanghaiはLipがトレーサーでパルスボムを付けまくる活躍を見せるも得意のはずのソンブラでは何度も効果的でないEMPを吐くなどミスも多かった。Shanghaiは次のマッチの勝者と対戦し、これに勝ったほうが明日のGrand FinalでDallasと対戦することになる。
Florida Mayhem 3-1 Chengdu Hunters
初戦で敗れた2チームによる敗者復活戦は絶好調のYakiトレーサーの活躍もあってFloridaが勝利。Losers Finalは初戦で敗れたShanghaiとのリベンジマッチとなる。一方Ga9aに代わってAmengが出場したBlizzard Worldの1マップを取るにとどまったChengduは、防衛のボールオリーサ構成やHavana攻撃の2盾ソルマクなど「らしさ」は見せたものの苦手マップの対策やコントロールでの引き出しの少なさなどが無視できない問題となってきている。
Shanghai Dragons 3-0 Florida Mayhem
本日2試合目で前日の再戦となったLosers Finalでは途中技術的な問題で配信がストップしたものの上海が快勝。FloridaはChengdu戦から10分しか休憩がなかったらしく、試合後には疲労の色も濃かった。Shanghaiは明日のGrand Finalで今日敗れたDallas相手に雪辱を期す。
Dallas Fuel 4-2 Shanghai Dragons
May Melee Tournament決勝、NAでリーグ2勝2敗と決して良くない戦績からノックアウトラウンドを勝ち上がったDallasと昨年からAPAC王者の地位を保ち続けているShanghaiの一戦をDallasが制し、チーム結成4年目にして初のタイトルを獲得した。ウィンストン構成ミラーではDallasに有利がつくことからShanghaiは要所要所でボール構成を選択。2つ目のコントロールマップIlliosを制して第6マップBlizzard Worldでも防衛第二ゴール付近でOTまで粘ったがここで力尽きた。敗れたとはいえShanghaiはLipが新たにトレーサーで高いスタッツを残すなどプラス要素も多く、今後も安定して上位に食い込んできそうである。文字通り怪我の功名でウィンストンメタにダブルフレックスdpsをマッチさせることに成功したDallasは全員が期待以上の活躍を見せたが、特筆すべきはやはりFearless。ウィンストンとラインハルトという現環境の二大MTの両方で目覚ましい活躍を見せ、浮沈を経験した古巣Shanghai相手にも恐れ知らずという名前通りのプレイでチームをけん引した。
May Melee Tournament決勝、NAでリーグ2勝2敗と決して良くない戦績からノックアウトラウンドを勝ち上がったDallasと昨年からAPAC王者の地位を保ち続けているShanghaiの一戦をDallasが制し、チーム結成4年目にして初のタイトルを獲得した。ウィンストン構成ミラーではDallasに有利がつくことからShanghaiは要所要所でボール構成を選択。2つ目のコントロールマップIlliosを制して第6マップBlizzard Worldでも防衛第二ゴール付近でOTまで粘ったがここで力尽きた。敗れたとはいえShanghaiはLipが新たにトレーサーで高いスタッツを残すなどプラス要素も多く、今後も安定して上位に食い込んできそうである。文字通り怪我の功名でウィンストンメタにダブルフレックスdpsをマッチさせることに成功したDallasは全員が期待以上の活躍を見せたが、特筆すべきはやはりFearless。ウィンストンとラインハルトという現環境の二大MTの両方で目覚ましい活躍を見せ、浮沈を経験した古巣Shanghai相手にも恐れ知らずという名前通りのプレイでチームをけん引した。
【JUNE JOUST】 BAN:ラインハルト、ソンブラ、トレーサー、ゼニヤッタ
Toronto Defiant 3-1 Paris Eternal
June Joustリーグ初戦はMay MeleeをNA5位で終えたTorontoがParisに勝利して好発進。全体としてメタの中心はウィンストンD.VAエコーのようだが、大ベテランNeptunoが引退したParisは随所でアンチダイブを披露。EichenwaldeではホッグD.VAでTorontoに一矢報いた。
Florida Mayhem 3-1 London Spitfire
戦績不振からコーチを交代したLondonがHadiウィンストンを中心とした素晴らしいダイブでFloridaに迫ったが一歩及ばず。NumbaniではFloridaの二度のC9があったもののVolskayaでは5分対1分半のタイムバンク差を生かせなかった。
Hangzhou Spark 3-1 Guangzhou Charge
前回の対戦時は3-0だったが今回はChargeがコントロールを奪取する意地を見せた。Control Centerのボールザリア+ドゥームリーパーやEichenwalde防衛のオリーサザリアなど独創性も見せたがValiantとの一戦以降は勝利から遠ざかっている。
Shanghai Dragons 3-0 Chengdu Hunters
ShanghaiはMay Melee第一週で不覚を取ったChengduに雪辱。トレーサーとゼニヤッタのBANにより得意とするボール構成のパワーが落ちているChengduはウィドウ+ハンゾーの2砂ミラーで6-5の長期戦となったJunkertown以外は内容が良くなかった。
New York Excelsior 3-1 Philadelphia Fusion
この日最終戦はAPAC三強の一角を占めているPhillyがまさかの敗北。NYXLはリーグ上位レベルのヒットスキャンであることをはっきりと示したFloraの活躍が目立ったがチーム全体としてもようやく歯車が嚙み合ってきている感がある。一方のPhillyはNumbaniではヒットスキャンを採用せず(Carpeハンゾー)、Dorado以降はエコーを出さない(Rascalリーパー)という謎采配の意図が気になるところ。
June Joustリーグ初戦はMay MeleeをNA5位で終えたTorontoがParisに勝利して好発進。全体としてメタの中心はウィンストンD.VAエコーのようだが、大ベテランNeptunoが引退したParisは随所でアンチダイブを披露。EichenwaldeではホッグD.VAでTorontoに一矢報いた。
Florida Mayhem 3-1 London Spitfire
戦績不振からコーチを交代したLondonがHadiウィンストンを中心とした素晴らしいダイブでFloridaに迫ったが一歩及ばず。NumbaniではFloridaの二度のC9があったもののVolskayaでは5分対1分半のタイムバンク差を生かせなかった。
Hangzhou Spark 3-1 Guangzhou Charge
前回の対戦時は3-0だったが今回はChargeがコントロールを奪取する意地を見せた。Control Centerのボールザリア+ドゥームリーパーやEichenwalde防衛のオリーサザリアなど独創性も見せたがValiantとの一戦以降は勝利から遠ざかっている。
Shanghai Dragons 3-0 Chengdu Hunters
ShanghaiはMay Melee第一週で不覚を取ったChengduに雪辱。トレーサーとゼニヤッタのBANにより得意とするボール構成のパワーが落ちているChengduはウィドウ+ハンゾーの2砂ミラーで6-5の長期戦となったJunkertown以外は内容が良くなかった。
New York Excelsior 3-1 Philadelphia Fusion
この日最終戦はAPAC三強の一角を占めているPhillyがまさかの敗北。NYXLはリーグ上位レベルのヒットスキャンであることをはっきりと示したFloraの活躍が目立ったがチーム全体としてもようやく歯車が嚙み合ってきている感がある。一方のPhillyはNumbaniではヒットスキャンを採用せず(Carpeハンゾー)、Dorado以降はエコーを出さない(Rascalリーパー)という謎采配の意図が気になるところ。
Paris Eternal 3-0 Washington Justice
今季初対戦のこのカードでまさかの番狂わせ。ここまでわずか1勝のParisがMay Meleeのウィンストンメタでは最強チームに挙げる声も多かったWashingtonにストレート勝ち(2マップで引き分けになったため試合時間は長かった)。コントロールのホッグD.VAやそれ以外のマップでのオリーサ構成でやや新メタへの適応に苦しんでいる感のあるWashingtonをシャットアウトした。POTMには現環境で明らかにマストピックと化しているエコーでキルを量産したNagaが選ばれている。
Atlanta Reign 3-1 Houston Outlaws
シーズン前から評判が高かったものの下位に沈んでいたAtlantaがHouston相手に堂々の勝利。昨季は悪名高い「Atlanta構成(オリーサ・D.VA・アッシュ・トールビョーン・アナ・マーシー)」で一時のメタを席巻しただけあり、同じくオリーサD.VAを軸とする構成が流行りつつある現在の環境での躍進が期待できる。
Boston Uprising 3-0 Toronto Defiant
期待の新人オフタンクGaeBullSsiの加入で完全なフルコリアンロスターになったBostonがTorontoに快勝。June Joustでは直近の4試合含めMay Meleeの順位が低いほうが勝利する結果になることが頻繁に起こっており、ヒーロープールと現行パッチ適用によるメタの変化が多大な影響を及ぼしていることがうかがえる。
Hanzhou Spark 3-0 Shanghai Dragons
またまた番狂わせ。ウィンストンD.VAエコーアナまでミラーで残り二名にマーシー+ヒットスキャンではなくブリギッテ+リーパーを採用したSparkが東の王者Shanghaiを下した。Shanghaiは個々の能力・連携共に申し分ない域にあるもののMay Melee第一週のように戦術面で予想を外された時の弱さが気にかかる。
Guangzhou Charge 3-1 New York Excelsior
下剋上の流れはいつまで続くのか。APAC最下位候補にも挙げられていたChargeが前日Phillyを下したNYXLに勝利。May Meleeリーグでは結果にはつながらなかったもののトレーサーで鮮烈なデビューを飾っていたChoisehwanがエコーでPOTMの活躍。NYXLはプレシーズンから期待を集めているGuwangboongがウィドウで出場したJunkertownを何とかものにしたが、第4マップハナムラでは前例のないChargeのオリーサウィンストン構成を前にAを確保することができなかった。
Chengdu Hunters 3-1 Philadelphia Fusion
23日最後の試合もMay Meleeでの対戦と逆の結果に。前日から調子の上がらないPhillyを尻目にChengduはメタに適応しつつある様子を見せ、これまでエコーで桁違いのプレーを見せているLeaveも大活躍。試合後は珍しく喜びを前面に出していた。
今季初対戦のこのカードでまさかの番狂わせ。ここまでわずか1勝のParisがMay Meleeのウィンストンメタでは最強チームに挙げる声も多かったWashingtonにストレート勝ち(2マップで引き分けになったため試合時間は長かった)。コントロールのホッグD.VAやそれ以外のマップでのオリーサ構成でやや新メタへの適応に苦しんでいる感のあるWashingtonをシャットアウトした。POTMには現環境で明らかにマストピックと化しているエコーでキルを量産したNagaが選ばれている。
Atlanta Reign 3-1 Houston Outlaws
シーズン前から評判が高かったものの下位に沈んでいたAtlantaがHouston相手に堂々の勝利。昨季は悪名高い「Atlanta構成(オリーサ・D.VA・アッシュ・トールビョーン・アナ・マーシー)」で一時のメタを席巻しただけあり、同じくオリーサD.VAを軸とする構成が流行りつつある現在の環境での躍進が期待できる。
Boston Uprising 3-0 Toronto Defiant
期待の新人オフタンクGaeBullSsiの加入で完全なフルコリアンロスターになったBostonがTorontoに快勝。June Joustでは直近の4試合含めMay Meleeの順位が低いほうが勝利する結果になることが頻繁に起こっており、ヒーロープールと現行パッチ適用によるメタの変化が多大な影響を及ぼしていることがうかがえる。
Hanzhou Spark 3-0 Shanghai Dragons
またまた番狂わせ。ウィンストンD.VAエコーアナまでミラーで残り二名にマーシー+ヒットスキャンではなくブリギッテ+リーパーを採用したSparkが東の王者Shanghaiを下した。Shanghaiは個々の能力・連携共に申し分ない域にあるもののMay Melee第一週のように戦術面で予想を外された時の弱さが気にかかる。
Guangzhou Charge 3-1 New York Excelsior
下剋上の流れはいつまで続くのか。APAC最下位候補にも挙げられていたChargeが前日Phillyを下したNYXLに勝利。May Meleeリーグでは結果にはつながらなかったもののトレーサーで鮮烈なデビューを飾っていたChoisehwanがエコーでPOTMの活躍。NYXLはプレシーズンから期待を集めているGuwangboongがウィドウで出場したJunkertownを何とかものにしたが、第4マップハナムラでは前例のないChargeのオリーサウィンストン構成を前にAを確保することができなかった。
Chengdu Hunters 3-1 Philadelphia Fusion
23日最後の試合もMay Meleeでの対戦と逆の結果に。前日から調子の上がらないPhillyを尻目にChengduはメタに適応しつつある様子を見せ、これまでエコーで桁違いのプレーを見せているLeaveも大活躍。試合後は珍しく喜びを前面に出していた。
Atlanta Reign 3-0 London Spitfire
Toronto戦ではHadiウィンストンを中心に印象に残るプレーも見せたLondonだがAtlantaの練度の高いオリーサ構成の前に沈黙。新ロースターになった今シーズンいまだ勝ち星を挙げられないでいる。
Boston Uprising 3-0 Washington Justice
この試合はもはや波乱とは呼べないかも知れない。June Joustに入ってから調子のよくないWashingtonが連敗。BostonはザリアD.VAではGaeBulSsi、シグマではPunkとオフタンクの2名をうまく使い分けてわずか26分(ゲーム内時間合計)で試合を終えた。
Houston Outlaws 3-1 Florida Mayhem
前日にAtlantaに敗れていたHoustonが強敵相手に勝利しJune Joustの戦績をタイに戻した。May Meleeでチームを牽引したJjangguに代わってMTを務めるDreamerが期待に応える良いプレイを見せたほか、選手復帰後ブリギッテとマーシーを任されているJakeがAnubisでdpsとして出場。伝説のJakeratで防衛Aフルホールドに貢献した。
Toronto戦ではHadiウィンストンを中心に印象に残るプレーも見せたLondonだがAtlantaの練度の高いオリーサ構成の前に沈黙。新ロースターになった今シーズンいまだ勝ち星を挙げられないでいる。
Boston Uprising 3-0 Washington Justice
この試合はもはや波乱とは呼べないかも知れない。June Joustに入ってから調子のよくないWashingtonが連敗。BostonはザリアD.VAではGaeBulSsi、シグマではPunkとオフタンクの2名をうまく使い分けてわずか26分(ゲーム内時間合計)で試合を終えた。
Houston Outlaws 3-1 Florida Mayhem
前日にAtlantaに敗れていたHoustonが強敵相手に勝利しJune Joustの戦績をタイに戻した。May Meleeでチームを牽引したJjangguに代わってMTを務めるDreamerが期待に応える良いプレイを見せたほか、選手復帰後ブリギッテとマーシーを任されているJakeがAnubisでdpsとして出場。伝説のJakeratで防衛Aフルホールドに貢献した。
Dallas Fuel 3-0 London Spitfire
遂に負のサイクルを断ち切ったMay MeleeチャンピオンDallasと今季まだ0勝のLondonの試合ではさすがにアップセットは起こらず。Junkertownとハナムラでは昨季Paris時代に華々しい活躍を見せたSp9rk1eゲンジが復活し10分平均のファイナルブロウが17.4竜剣キルが8.2と久しぶりのゲンジにも関わらず良い動きを見せた。
Los Angels Gladiators 3-0 Vancouver Titans
引退したShRedLockに代わってベテラン韓国人メインタンクChangSikが加入したTitansだがJune Joustの初戦を飾ることはできず。ただJunkertownでTeruゲンジが2人落ちの状態から一人で剣を抜き6kを決める大立ち回りを見せたのは今後に向けた好材料と言えるかもしれない。
Shanghai Dragons 3-0 Los Angels Valiant
Fletaがトールビョーンで舐めプをしたためにVolskayaは引き分けに終わったがそれ以外は上海が危なげなく抑えてJune Joustのスコアを2-1とした。POTMには今年Chengduから加入し初出場を飾ったMollyが選ばれている。
Seoul Dynasty 3-1 New York Excelsior
昨年のグランドファイナルを彷彿とさせるようなGestureホッグを中心とした構成を披露したSeoulがNYXLを返り討ちに。POTMにはFitsが選ばれたがエコーとリーパーでソロキルを連発したProfitも裏POTMと呼ぶべき活躍を見せていた。
遂に負のサイクルを断ち切ったMay MeleeチャンピオンDallasと今季まだ0勝のLondonの試合ではさすがにアップセットは起こらず。Junkertownとハナムラでは昨季Paris時代に華々しい活躍を見せたSp9rk1eゲンジが復活し10分平均のファイナルブロウが17.4竜剣キルが8.2と久しぶりのゲンジにも関わらず良い動きを見せた。
Los Angels Gladiators 3-0 Vancouver Titans
引退したShRedLockに代わってベテラン韓国人メインタンクChangSikが加入したTitansだがJune Joustの初戦を飾ることはできず。ただJunkertownでTeruゲンジが2人落ちの状態から一人で剣を抜き6kを決める大立ち回りを見せたのは今後に向けた好材料と言えるかもしれない。
Shanghai Dragons 3-0 Los Angels Valiant
Fletaがトールビョーンで舐めプをしたためにVolskayaは引き分けに終わったがそれ以外は上海が危なげなく抑えてJune Joustのスコアを2-1とした。POTMには今年Chengduから加入し初出場を飾ったMollyが選ばれている。
Seoul Dynasty 3-1 New York Excelsior
昨年のグランドファイナルを彷彿とさせるようなGestureホッグを中心とした構成を披露したSeoulがNYXLを返り討ちに。POTMにはFitsが選ばれたがエコーとリーパーでソロキルを連発したProfitも裏POTMと呼ぶべき活躍を見せていた。
Houston Outlaws 3-0 London Spitfire
Houstonはこの試合でもアヌビスでJakeをdps起用。防衛はジャンクラット、攻撃はリーパーでストレート勝利に貢献している。LondonはDoradoではHybridがHappyとのウィドウ対決で五分五分の活躍を見せBlaseが随所でファーストキルを奪うなどしたもののここ3試合1マップも取れておらず、苦しい状況が続いている。
San Francisco Shock 3-1 Toronto Defiant
May Meleeでの敗戦からしばらく試合がなかったShockが苦しみながらTorontoを下した。先日選手2名コーチ1名の新型コロナ感染が発表されたTorontoは急遽代役として加入したAspireが期待以上の活躍を見せ、Junkertownでは久しぶりの出場となったGlisterとのウィドウ対決を完全にリードしていたが、世界一の完成度を誇るShock2盾構成の中核Smurf、Choi、Viol2tのトリオが盤石と言える動きでTorontoが流れに乗ることを許さなかった。
Los Angels Gladiators 3-1 Atlanta Reign
注目の中位対決は接戦となったが、リーグ4年目の今年も最上位クラスのdpsとして評価されているBirdringが暴れたGladiatorsが勝利。メタはアンチダイブ系の構成に有利が取れダイブに対してもステージ次第で抗える2盾に移りつつあり、先週とはチーム間の力関係がまた変わってきそうである。
New York Excelsior 3-0 Los Angels Valiant
毎試合コントロールは善戦するValiantだが他マップはさっぱり。まだ初勝利は遠そうである。
Shanghai Dragons 3-1 Seoul Dynasty
Shanghaiが昨季グランドファイナルの雪辱を果たした。SeoulはJune Joustに入ってからホッグ軸の構成を使用しており、すでにオリーサ構成に構成に乗り換えたShanghaiとは相性が良くないのだが、Anubisを落としたShanghaiはオリーサ、D.VA、リーパーに加えてアナまで出す徹底ぶりで試合を終わらせた。POTMにはメック召喚でよくわからないキルを取りまくったVoidが選ばれている。
Houstonはこの試合でもアヌビスでJakeをdps起用。防衛はジャンクラット、攻撃はリーパーでストレート勝利に貢献している。LondonはDoradoではHybridがHappyとのウィドウ対決で五分五分の活躍を見せBlaseが随所でファーストキルを奪うなどしたもののここ3試合1マップも取れておらず、苦しい状況が続いている。
San Francisco Shock 3-1 Toronto Defiant
May Meleeでの敗戦からしばらく試合がなかったShockが苦しみながらTorontoを下した。先日選手2名コーチ1名の新型コロナ感染が発表されたTorontoは急遽代役として加入したAspireが期待以上の活躍を見せ、Junkertownでは久しぶりの出場となったGlisterとのウィドウ対決を完全にリードしていたが、世界一の完成度を誇るShock2盾構成の中核Smurf、Choi、Viol2tのトリオが盤石と言える動きでTorontoが流れに乗ることを許さなかった。
Los Angels Gladiators 3-1 Atlanta Reign
注目の中位対決は接戦となったが、リーグ4年目の今年も最上位クラスのdpsとして評価されているBirdringが暴れたGladiatorsが勝利。メタはアンチダイブ系の構成に有利が取れダイブに対してもステージ次第で抗える2盾に移りつつあり、先週とはチーム間の力関係がまた変わってきそうである。
New York Excelsior 3-0 Los Angels Valiant
毎試合コントロールは善戦するValiantだが他マップはさっぱり。まだ初勝利は遠そうである。
Shanghai Dragons 3-1 Seoul Dynasty
Shanghaiが昨季グランドファイナルの雪辱を果たした。SeoulはJune Joustに入ってからホッグ軸の構成を使用しており、すでにオリーサ構成に構成に乗り換えたShanghaiとは相性が良くないのだが、Anubisを落としたShanghaiはオリーサ、D.VA、リーパーに加えてアナまで出す徹底ぶりで試合を終わらせた。POTMにはメック召喚でよくわからないキルを取りまくったVoidが選ばれている。
Houston Outlaws 3-1 Toronto Defiant
コントロールではアンチダイブのTorontoがウィンストンラッシュのHoustonをうまくいなしたが、2盾ミラーになった第二マップ以降はHoustonが圧倒。今季加入のタンクサポート陣は2盾構成においても目を見張る安定感を発揮している。
Atlanta Reign 3-0 Vancouver Titans
Atlantaが当然のように圧勝。Titansは同じく未勝利のLondon、Washingtonをジャイアントキリングして勢いに乗っているものの下位から抜け出せていないParisに勝利するのが現実的な目標だろうか。
San Francisco Shock 3-1 Dallas Fuel
今週最大の注目カードでMay Meleeのリベンジを期すShockがDallasとの熱戦をものにした。引き分けのAnubisを含むほぼすべてのマップでウィンストン/D.VA/リーパー/エコー/モイラ/ルシオのミラーとなり、POTMのSmurfウィンストンと要所でキルを重ねたStrikerリーパーに加え1-1交換をいとわないNeroエコーの鬼気迫るプレーでDallasを押し切った。さらに印象的だったのはDoradoでピンポイント出場したGlisterウィドウ。これまでやはりAnsとの対比もあって評価の高くなかった同選手だがこの日はしょっぱなから抜きまくりで1マップのみと言えどPOTMでもおかしくない働きぶりを発揮。対するDallasも得意とするウィンストン構成で非の打ちどころのないほどレベルの高いファイトを展開していたが、しいて言えばShockのフェイクプッシュに何度も引っかかってultを無駄撃ちしていたのがややもったいなかったか。
コントロールではアンチダイブのTorontoがウィンストンラッシュのHoustonをうまくいなしたが、2盾ミラーになった第二マップ以降はHoustonが圧倒。今季加入のタンクサポート陣は2盾構成においても目を見張る安定感を発揮している。
Atlanta Reign 3-0 Vancouver Titans
Atlantaが当然のように圧勝。Titansは同じく未勝利のLondon、Washingtonをジャイアントキリングして勢いに乗っているものの下位から抜け出せていないParisに勝利するのが現実的な目標だろうか。
San Francisco Shock 3-1 Dallas Fuel
今週最大の注目カードでMay Meleeのリベンジを期すShockがDallasとの熱戦をものにした。引き分けのAnubisを含むほぼすべてのマップでウィンストン/D.VA/リーパー/エコー/モイラ/ルシオのミラーとなり、POTMのSmurfウィンストンと要所でキルを重ねたStrikerリーパーに加え1-1交換をいとわないNeroエコーの鬼気迫るプレーでDallasを押し切った。さらに印象的だったのはDoradoでピンポイント出場したGlisterウィドウ。これまでやはりAnsとの対比もあって評価の高くなかった同選手だがこの日はしょっぱなから抜きまくりで1マップのみと言えどPOTMでもおかしくない働きぶりを発揮。対するDallasも得意とするウィンストン構成で非の打ちどころのないほどレベルの高いファイトを展開していたが、しいて言えばShockのフェイクプッシュに何度も引っかかってultを無駄撃ちしていたのがややもったいなかったか。
Paris Eternal 3-2 Boston Uprising
May Meleeではトーナメント出場が叶わなかったものの調子を上げている2チームの対決は接戦の末Parisに軍配。ウィンストンラッシュを主軸とするBostonに対してParisはホッグやボール、オリーサと戦術の幅で対抗、手首の負傷で退団したEllivoteの代役Vestolaもよい動きを見せて大一番を見事ものにした。この結果ParisとBostonは2-1で並び、両者最終戦となる次戦の結果がトーナメント進出に重要になる。
Dallas Fuel 3-2 Florida Mayhem
この日2つ目のフルゲームを制したのはDallas。Goatsと似通った集団戦に大量の自爆が華を添えるウィンストンラッシュはフルKRロースターのチームが好んで採用しており、June Joust最終トーナメントでもメタの中心になりそう。Dallasが2-1とトーナメント進出に王手をかけた一方でもう一方のFloridaは1-2と赤信号が点滅している。
Philadelphia Fusion 3-0 Guangzhou Charge
1年と3か月ぶりに復活したオフラインマッチ(Hangzhou Sparkホームスタンド)初戦はEQOが久しぶりに先発に復帰したPhillyが勝利。ウィンストンに加えてEileenがゲンジを出したChargeを予想に反してオリーサ軸アンチダイブを採用することでシャットアウトした。
Seoul Dynasty 3-2 Chengdu Hunters
先発に長らくチームを支えてきたAmengとルーキーKanekiが並んだChengduは0-2からリバーススウィープ寸前までSeoulを追い詰めるもあと一歩及ばず。Leaveエコーは相変わらずの怪物ぶりを見せつけたが最後はエコーの刺さりづらいBusan Sanctuaryで終戦となった。
Hangzhou Spark 3-0 Los Angels Valiant
この日最終戦は地元の大声援をバックにSparkがValiantを一蹴。それでもひとつ前のマッチの方が歓声が大きかった気がするのは余りに一方的な展開になったからだろうか。ここまででSpark、ShanghaiのKOラウンド(トーナメント)進出、Valiantの敗退が決まっている。
May Meleeではトーナメント出場が叶わなかったものの調子を上げている2チームの対決は接戦の末Parisに軍配。ウィンストンラッシュを主軸とするBostonに対してParisはホッグやボール、オリーサと戦術の幅で対抗、手首の負傷で退団したEllivoteの代役Vestolaもよい動きを見せて大一番を見事ものにした。この結果ParisとBostonは2-1で並び、両者最終戦となる次戦の結果がトーナメント進出に重要になる。
Dallas Fuel 3-2 Florida Mayhem
この日2つ目のフルゲームを制したのはDallas。Goatsと似通った集団戦に大量の自爆が華を添えるウィンストンラッシュはフルKRロースターのチームが好んで採用しており、June Joust最終トーナメントでもメタの中心になりそう。Dallasが2-1とトーナメント進出に王手をかけた一方でもう一方のFloridaは1-2と赤信号が点滅している。
Philadelphia Fusion 3-0 Guangzhou Charge
1年と3か月ぶりに復活したオフラインマッチ(Hangzhou Sparkホームスタンド)初戦はEQOが久しぶりに先発に復帰したPhillyが勝利。ウィンストンに加えてEileenがゲンジを出したChargeを予想に反してオリーサ軸アンチダイブを採用することでシャットアウトした。
Seoul Dynasty 3-2 Chengdu Hunters
先発に長らくチームを支えてきたAmengとルーキーKanekiが並んだChengduは0-2からリバーススウィープ寸前までSeoulを追い詰めるもあと一歩及ばず。Leaveエコーは相変わらずの怪物ぶりを見せつけたが最後はエコーの刺さりづらいBusan Sanctuaryで終戦となった。
Hangzhou Spark 3-0 Los Angels Valiant
この日最終戦は地元の大声援をバックにSparkがValiantを一蹴。それでもひとつ前のマッチの方が歓声が大きかった気がするのは余りに一方的な展開になったからだろうか。ここまででSpark、ShanghaiのKOラウンド(トーナメント)進出、Valiantの敗退が決まっている。
Los Angels Gladiators 3-1 Boston Uprising
Bostonはこの試合に勝てばトーナメント進出がほぼ確定だったがコントロールを取った後失速。POTMにはマクリーとリーパーで有効キルを重ねたBirdlingが選出。
San Francisco Shock 3-0 Vancouver Titans
Titansはハナムラで防衛をBで抑えたもののそれ以外は良いところを見せられず。対するShockは相手がTitansということもあってTa1yo選手の出場も予想された(公式Twitterでも匂わせがあった)が、勝利がほぼ確定的となった第3マップHollywoodでサブインしたのはGlisterとsuperだった。
Washington Justice 3-0 Florida Mayhem
ここまで0-2のWashingtonがMay Meleeトーナメントのリベンジとなる快勝でKOラウンド進出に望みをつないだ。先発に復帰したMr.キャリーことDecayはリーパーでキルを量産しただけでなく平均生存時間が2分50秒と高い生存能力を発揮。ここまでの結果でNAではGladiators、Shock、Atlanta、HoustonがKOラウンド進出、Florida、Toronto、Titans、Londonの敗退が決定している。
Philadelphia Fusion 3-1 Los Angels Valiant
Phillyは予選最終戦を勝利で終えたもののNumbaniを落としたためにマップスコアでNYXLを下回り、KOラウンド進出には次戦でSeoulがChargeに敗北する必要が出てきてしまった。結果としてSeoulは勝利したためPhillyは予選落ちが決定、今季当初は破竹の勢いでAPACベストチームとも言われたもののMay MeleeのKOラウンドで激戦の末Shanghaiに敗れてからいまいち調子が上がらないでいる。
Seoul Dynasty 3-0 Guangzhou Charge
June Joustでは好調を維持しているSeoulがChargeに危なげなく勝利しKOラウンド進出を確定させた。敗退の決まったChargeはヒットスキャンの使用率が高いステージでもルーキーのKayleeは出場せず、Eileenの竜剣頼みという感じの構成をよく見るのが気になる。
Hangzhou Spark 3-1 Chengdu Hunters
APACのJune Joust予選を締めくくる一戦は絶好調のSparkがChengduとの見ごたえある接戦を制した。アッシュで最高クラスのスタッツと共にデビューしたShyはエコーでもLeaveに劣らない活躍を見せ、Sparkがシーズン終盤まで好調を維持すればROTYの筆頭候補となるに違いない。これでAPACの予選全試合が終了し、Spark、Shanghai、Seoul、NYXLのKOラウンド進出が決まった。
Bostonはこの試合に勝てばトーナメント進出がほぼ確定だったがコントロールを取った後失速。POTMにはマクリーとリーパーで有効キルを重ねたBirdlingが選出。
San Francisco Shock 3-0 Vancouver Titans
Titansはハナムラで防衛をBで抑えたもののそれ以外は良いところを見せられず。対するShockは相手がTitansということもあってTa1yo選手の出場も予想された(公式Twitterでも匂わせがあった)が、勝利がほぼ確定的となった第3マップHollywoodでサブインしたのはGlisterとsuperだった。
Washington Justice 3-0 Florida Mayhem
ここまで0-2のWashingtonがMay Meleeトーナメントのリベンジとなる快勝でKOラウンド進出に望みをつないだ。先発に復帰したMr.キャリーことDecayはリーパーでキルを量産しただけでなく平均生存時間が2分50秒と高い生存能力を発揮。ここまでの結果でNAではGladiators、Shock、Atlanta、HoustonがKOラウンド進出、Florida、Toronto、Titans、Londonの敗退が決定している。
Philadelphia Fusion 3-1 Los Angels Valiant
Phillyは予選最終戦を勝利で終えたもののNumbaniを落としたためにマップスコアでNYXLを下回り、KOラウンド進出には次戦でSeoulがChargeに敗北する必要が出てきてしまった。結果としてSeoulは勝利したためPhillyは予選落ちが決定、今季当初は破竹の勢いでAPACベストチームとも言われたもののMay MeleeのKOラウンドで激戦の末Shanghaiに敗れてからいまいち調子が上がらないでいる。
Seoul Dynasty 3-0 Guangzhou Charge
June Joustでは好調を維持しているSeoulがChargeに危なげなく勝利しKOラウンド進出を確定させた。敗退の決まったChargeはヒットスキャンの使用率が高いステージでもルーキーのKayleeは出場せず、Eileenの竜剣頼みという感じの構成をよく見るのが気になる。
Hangzhou Spark 3-1 Chengdu Hunters
APACのJune Joust予選を締めくくる一戦は絶好調のSparkがChengduとの見ごたえある接戦を制した。アッシュで最高クラスのスタッツと共にデビューしたShyはエコーでもLeaveに劣らない活躍を見せ、Sparkがシーズン終盤まで好調を維持すればROTYの筆頭候補となるに違いない。これでAPACの予選全試合が終了し、Spark、Shanghai、Seoul、NYXLのKOラウンド進出が決まった。
Los Angels Gladiators 3-1 Paris Eternal
June Joustではアンチダイブで徹底的にメタに抗う姿勢を見せたParisはこの試合でもウィンストン系構成に対して鬼のような強さを見せたが2盾ミラーとなった試合後半は押し負けた。Gladiatorsは既に予選抜けが決定していたが、この結果Parisをマップ差で上回ったBostonのKOラウンド進出が決定。次試合でDallasが1-3以下のスコアで負けなければParisは敗退となる。
Dallas Fuel 3-0 Vancouver Titans
Titansが最初の2ファイトを制した時はもしやと思わされたがその後はスピードラン。予選最終試合のShock vs Washingtonを残してKOラウンドに進む全チームが出そろった(Gladiators、Shock、Atlanta、Houston、Dallas、Boston)。May Meleeでは予選抜けしたWashington、Florida、Torontoは今回振るわず、その代わりGladiators、AtlantaといったフルKRロスターでないチームが上昇を果たしている。
San Francisco Shock 3-2 Washongton Justice
既に敗退が決定しているWashingtonだがShock相手に非常に良い戦いぶりを見せ、試合は最終マップ第3ステージまでもつれる接戦となった。敗れはしたもののエスコートマップの2盾にも対応している様子を見せておりメタが固まっていないJune Joust序盤に負けが込んだのが悔やまれる。対するShockは既に勝ち抜けが決まっていたとはいえ試合後はぎりぎりの勝利に安堵の表情を浮かべていた。
New York Excelsior 3-1 Hangzhou Spark
APACノックアウトラウンドはぎりぎりで予選を突破したNYXLが4-0で予選を制したSparkに勝利するという波乱の展開でスタート。オリーサ軸に対して比較的強く出れるウィンストンザリアでここ数試合をものにしているSparkだったが一切ウィンストンを出さずオリーサD.VAで戦ったNYXLに対して徐々にやることがなくなり、これでJune Joustを終えるにはあまりに悔しい結果に。
Shanghai Dragons 3-0 Seoul Dynasty
2戦目では第一マップLijiang TowerでLeeJaeGonルシオが合計10の環境キルを獲得(間違いなくリーグ記録)する活躍をみせると勢いに乗ったShanghaiはストレート勝利でNYXLと共に最終トーナメント行きを決めた。昨年グランドファイナルではShock相手に不可解なフィードで視聴者を困惑させたLJGだが今回は文句なしのPOTM。オリーサ担当のFateとの相性も良好といったところか。
June Joustではアンチダイブで徹底的にメタに抗う姿勢を見せたParisはこの試合でもウィンストン系構成に対して鬼のような強さを見せたが2盾ミラーとなった試合後半は押し負けた。Gladiatorsは既に予選抜けが決定していたが、この結果Parisをマップ差で上回ったBostonのKOラウンド進出が決定。次試合でDallasが1-3以下のスコアで負けなければParisは敗退となる。
Dallas Fuel 3-0 Vancouver Titans
Titansが最初の2ファイトを制した時はもしやと思わされたがその後はスピードラン。予選最終試合のShock vs Washingtonを残してKOラウンドに進む全チームが出そろった(Gladiators、Shock、Atlanta、Houston、Dallas、Boston)。May Meleeでは予選抜けしたWashington、Florida、Torontoは今回振るわず、その代わりGladiators、AtlantaといったフルKRロスターでないチームが上昇を果たしている。
San Francisco Shock 3-2 Washongton Justice
既に敗退が決定しているWashingtonだがShock相手に非常に良い戦いぶりを見せ、試合は最終マップ第3ステージまでもつれる接戦となった。敗れはしたもののエスコートマップの2盾にも対応している様子を見せておりメタが固まっていないJune Joust序盤に負けが込んだのが悔やまれる。対するShockは既に勝ち抜けが決まっていたとはいえ試合後はぎりぎりの勝利に安堵の表情を浮かべていた。
New York Excelsior 3-1 Hangzhou Spark
APACノックアウトラウンドはぎりぎりで予選を突破したNYXLが4-0で予選を制したSparkに勝利するという波乱の展開でスタート。オリーサ軸に対して比較的強く出れるウィンストンザリアでここ数試合をものにしているSparkだったが一切ウィンストンを出さずオリーサD.VAで戦ったNYXLに対して徐々にやることがなくなり、これでJune Joustを終えるにはあまりに悔しい結果に。
Shanghai Dragons 3-0 Seoul Dynasty
2戦目では第一マップLijiang TowerでLeeJaeGonルシオが合計10の環境キルを獲得(間違いなくリーグ記録)する活躍をみせると勢いに乗ったShanghaiはストレート勝利でNYXLと共に最終トーナメント行きを決めた。昨年グランドファイナルではShock相手に不可解なフィードで視聴者を困惑させたLJGだが今回は文句なしのPOTM。オリーサ担当のFateとの相性も良好といったところか。
Dallas Fuel 3-0 Houston Outlaws
NAノックアウトラウンド第一試合は今年3度目のテキサスダービー。Joobiをブリギッテに固定したうえでアンチダイブとラッシュを組み上げたHoustonをDallasが練度の高すぎるウィンストンラッシュで粉砕した。Houstonは毎回予選で良い結果を残すもののKOラウンドで最新のメタに対する理解不足を露呈している(とはいえ2回連続でDallasと当たっているのは不幸である)。Dallasは次戦Gladiatorsと最終トーナメント行きをかけて戦う。
Atlanta Reign 3-0 Boston Uprising
2戦目はここまで徐々に調子を上げてきたBostonがAtlantaを前に完全に沈黙。直前のDallasと同じウィンストンラッシュを通して使用したがエンゲージの仕方に天と地ほどの差があり、Atlantaは余裕を見せつつ初戦突破。最終トーナメント行きをかけた次戦の相手はShock。
Dallas Fuel 3-1 Los Angels Gladiators
2マップを連取したDallasに対してGladiatorsはこのメタにおけるアンチダイブの究極系とも言えるトールビョーン入りアンチダイブで対抗、Hollywoodを取り返すも第4マップJunkertownではSp9rk1eのナノドゥームフィストに試合を壊された。Dallasは2大会連続最終トーナメント出場で優勝候補筆頭と言える。Gladiatorsはあと一歩で突破を逃したものの予選落ちの前回からは大きな前進と言える。
Atlanta Reign 3-0 San Francisco Shock
この日最後の試合で大波乱。May Meleeの敗戦から持ち直したかに見えたShockがAtlantaにまさかのストレート負け。予選でWashington、Dallasを下したShockだがウィンストンラッシュミラーで勝てず、いつも通り2盾ミラーになった第3マップHollywoodも落として放送時間にして1時間未満で敗退が決まった。某選手の配信で聞いたところによるとsuper以外のIGLが不在という問題がShockでは顕在化し、メンタル的にも状況が良くなかった模様。Atlantaは予選落ちの前大会から躍進を見せ、初の最終トーナメント行きを手にしている。
NAノックアウトラウンド第一試合は今年3度目のテキサスダービー。Joobiをブリギッテに固定したうえでアンチダイブとラッシュを組み上げたHoustonをDallasが練度の高すぎるウィンストンラッシュで粉砕した。Houstonは毎回予選で良い結果を残すもののKOラウンドで最新のメタに対する理解不足を露呈している(とはいえ2回連続でDallasと当たっているのは不幸である)。Dallasは次戦Gladiatorsと最終トーナメント行きをかけて戦う。
Atlanta Reign 3-0 Boston Uprising
2戦目はここまで徐々に調子を上げてきたBostonがAtlantaを前に完全に沈黙。直前のDallasと同じウィンストンラッシュを通して使用したがエンゲージの仕方に天と地ほどの差があり、Atlantaは余裕を見せつつ初戦突破。最終トーナメント行きをかけた次戦の相手はShock。
Dallas Fuel 3-1 Los Angels Gladiators
2マップを連取したDallasに対してGladiatorsはこのメタにおけるアンチダイブの究極系とも言えるトールビョーン入りアンチダイブで対抗、Hollywoodを取り返すも第4マップJunkertownではSp9rk1eのナノドゥームフィストに試合を壊された。Dallasは2大会連続最終トーナメント出場で優勝候補筆頭と言える。Gladiatorsはあと一歩で突破を逃したものの予選落ちの前回からは大きな前進と言える。
Atlanta Reign 3-0 San Francisco Shock
この日最後の試合で大波乱。May Meleeの敗戦から持ち直したかに見えたShockがAtlantaにまさかのストレート負け。予選でWashington、Dallasを下したShockだがウィンストンラッシュミラーで勝てず、いつも通り2盾ミラーになった第3マップHollywoodも落として放送時間にして1時間未満で敗退が決まった。某選手の配信で聞いたところによるとsuper以外のIGLが不在という問題がShockでは顕在化し、メンタル的にも状況が良くなかった模様。Atlantaは予選落ちの前大会から躍進を見せ、初の最終トーナメント行きを手にしている。
Atlanta Reign 3-0 New York Excelsior
前大会と同様ハワイで行われるJune Joust決勝トーナメント初戦はAtlantaがNYXLに完勝。ラッシュでも2盾でもAtlantaが終始上回り、NYXLはAnubisでは残り時間でリードした状態で折り返したものの第3ラウンドでB奪取まで許してしまいこのマップを取り切れなかった。
Dallas Fuel 3-0 Shanghai Dragons
May Melee決勝トーナメントで2度の激戦を繰り広げた二者の再会は一方的な試合に。もはや万人が認める世界一のラッシュを誇るDallasはボールD.VAにルシオ、アナ(モイラ)、リーパー、ソルジャー(エコー)という変わった構成で挑んだShanghaiを寄せ付けなかった。CCよりも一人一人の生存能力に重きを置いた最近のアンチダイブに対してはSp9rk1eのドゥームが刺さっていて、Atlantaが止めることができなければDallasの二大会連続となる優勝は秒読みと言ったところだろう。
前大会と同様ハワイで行われるJune Joust決勝トーナメント初戦はAtlantaがNYXLに完勝。ラッシュでも2盾でもAtlantaが終始上回り、NYXLはAnubisでは残り時間でリードした状態で折り返したものの第3ラウンドでB奪取まで許してしまいこのマップを取り切れなかった。
Dallas Fuel 3-0 Shanghai Dragons
May Melee決勝トーナメントで2度の激戦を繰り広げた二者の再会は一方的な試合に。もはや万人が認める世界一のラッシュを誇るDallasはボールD.VAにルシオ、アナ(モイラ)、リーパー、ソルジャー(エコー)という変わった構成で挑んだShanghaiを寄せ付けなかった。CCよりも一人一人の生存能力に重きを置いた最近のアンチダイブに対してはSp9rk1eのドゥームが刺さっていて、Atlantaが止めることができなければDallasの二大会連続となる優勝は秒読みと言ったところだろう。
Dallas Fuel 3-1 Atlanta Reign
同地域ながら今季初対決となるWinners Finalはラッシュミラーの接戦となったがDallasが押し勝った。オリーサ軸で予選を勝ち上がったAtlantaだがNAで最高のエコーと評価されるPelicanを中心にラッシュでもDallasと遜色ないファイトを展開し、第一マップNepalをものにしただけに第2〜4マップのいずれかを取れれば勝ちの目は十分にあっただろう。Atlantaは今日の最終試合でShanghai対NYXLの勝者とグランドファイナル行きをかけて戦うことになる。
Shanghai Dragons 3-0 New York Excelsior
June Joustではまだ対戦がなかった両チームだが力の差は歴然か。アンチダイブに加えて現メタではほとんど見られないボール軸を用意してきたShanghaiに対してNYXLは対抗策を見いだせなかった。dpsに魅力的なメンバーが揃いサポには不動の評価を手にしているJjonakが鎮座するNYXLだがシーズン前スクリムでShockを3-0で下した(という内容のリプレイデータが流出した)時は優勝候補に祭り上げられたもののシーズンが始まるとウィンストンを中心に回るメタに長らく適応できていない感がある。とはいえ今回は初のハワイ行きを手にしたことでチームにも今後良い変化が訪れるかもしれない。
Shanghai Dragons 3-0 Atlanta Reign
今季初となる、June Joustで環境をメタる側に回ることで勝ち上がってきた両チームの対決はキャスター陣の予想に反してShanghaiの圧勝。Atlantaは今大会で躍進を見せただけに悔しい最後となってしまった。二大会連続のグランドファイナル進出となるShanghaiはMay Meleeでも最終トーナメントでDallasに二度敗れて準優勝に終わっているだけに、その再現となる明日のグランドファイナルで雪辱を誓う。
同地域ながら今季初対決となるWinners Finalはラッシュミラーの接戦となったがDallasが押し勝った。オリーサ軸で予選を勝ち上がったAtlantaだがNAで最高のエコーと評価されるPelicanを中心にラッシュでもDallasと遜色ないファイトを展開し、第一マップNepalをものにしただけに第2〜4マップのいずれかを取れれば勝ちの目は十分にあっただろう。Atlantaは今日の最終試合でShanghai対NYXLの勝者とグランドファイナル行きをかけて戦うことになる。
Shanghai Dragons 3-0 New York Excelsior
June Joustではまだ対戦がなかった両チームだが力の差は歴然か。アンチダイブに加えて現メタではほとんど見られないボール軸を用意してきたShanghaiに対してNYXLは対抗策を見いだせなかった。dpsに魅力的なメンバーが揃いサポには不動の評価を手にしているJjonakが鎮座するNYXLだがシーズン前スクリムでShockを3-0で下した(という内容のリプレイデータが流出した)時は優勝候補に祭り上げられたもののシーズンが始まるとウィンストンを中心に回るメタに長らく適応できていない感がある。とはいえ今回は初のハワイ行きを手にしたことでチームにも今後良い変化が訪れるかもしれない。
Shanghai Dragons 3-0 Atlanta Reign
今季初となる、June Joustで環境をメタる側に回ることで勝ち上がってきた両チームの対決はキャスター陣の予想に反してShanghaiの圧勝。Atlantaは今大会で躍進を見せただけに悔しい最後となってしまった。二大会連続のグランドファイナル進出となるShanghaiはMay Meleeでも最終トーナメントでDallasに二度敗れて準優勝に終わっているだけに、その再現となる明日のグランドファイナルで雪辱を誓う。
Shanghai Dragons 4-3 Dallas Fuel
今シーズン三度にわたってDallasに苦杯をなめさせられているShanghaiがついにその趨勢をひっくり返した。第一、第二マップをあっという間にDallasが連取した時には試合は終わったかに思われたが、決勝トーナメントでShanghaiが使い続けている対ウィンストンラッシュ決戦兵器のボールラッシュは試合が進むほどに磨きがかかり、Dallasは徐々に追い込まれて第六、第七マップではFearlessがボールやホッグに変えざるを得なくなった。今年悲願の初優勝を目指すShanghaiは今や宿敵となったDallasを退けて嬉しいシーズン初のタイトル獲得となった。一方のDallasも決勝までは敵なしに近い状態で勝ち上がっており、懸念のヒットスキャン問題もPineを獲得したことでいったんは解決と好材料は尽きない。次大会でも間違いなく優勝争いに絡んでくるだろう。
【雑記(6/13)】
決勝の試合中にShanghaiのボールラッシュが完成に近づいていく様はまるで少年漫画のようでアツかったですね。ウィンストンラッシュに対してボールはスラムが非常に刺さりやすくdpsからフォーカスすることが容易で(ウィンストンであればエコーやリーパーからフォーカスするのは難しい)、ブープにより相手の攻めを乱しやすく、勝ちの目がないファイトではポイントやペイロードに単身向かうことで時間稼ぎが出来るといいことづくめなのですが、いかんせんボールに求められる技術力が高すぎ、ボールが効果的に仕事をこなせないと無視されて前線が崩壊するので(実際Dallasは完全にボールを無視して立ち回っており、二日前のマッチではそれが成功していました)正直今の段階でDallasに勝つのは無理だろう、もう少し時間があればと個人的に思っていました。June Joustを特徴づけるメタとなったウィンストンラッシュは某所でネオGoatsと呼ばれているらしいですが、このタイプの純然たるラッシュ系構成には範囲CC(ドゥームやボールのスラム)が効果的で、Goats時代もボールとドゥームで乱しつつファラマとウィドウでポークしたらGoatsに勝てるんじゃないと言われつつ実戦でうまくやるチームはなかなか現れませんでした。その理論をロールロック前夜に当時の王者Shockに対してこれ以上ない形でぶつけ歴史的な勝利を飾ったのは…Shanghaiだったのです。そう考えると感慨深いものがあります。
今シーズン三度にわたってDallasに苦杯をなめさせられているShanghaiがついにその趨勢をひっくり返した。第一、第二マップをあっという間にDallasが連取した時には試合は終わったかに思われたが、決勝トーナメントでShanghaiが使い続けている対ウィンストンラッシュ決戦兵器のボールラッシュは試合が進むほどに磨きがかかり、Dallasは徐々に追い込まれて第六、第七マップではFearlessがボールやホッグに変えざるを得なくなった。今年悲願の初優勝を目指すShanghaiは今や宿敵となったDallasを退けて嬉しいシーズン初のタイトル獲得となった。一方のDallasも決勝までは敵なしに近い状態で勝ち上がっており、懸念のヒットスキャン問題もPineを獲得したことでいったんは解決と好材料は尽きない。次大会でも間違いなく優勝争いに絡んでくるだろう。
【雑記(6/13)】
決勝の試合中にShanghaiのボールラッシュが完成に近づいていく様はまるで少年漫画のようでアツかったですね。ウィンストンラッシュに対してボールはスラムが非常に刺さりやすくdpsからフォーカスすることが容易で(ウィンストンであればエコーやリーパーからフォーカスするのは難しい)、ブープにより相手の攻めを乱しやすく、勝ちの目がないファイトではポイントやペイロードに単身向かうことで時間稼ぎが出来るといいことづくめなのですが、いかんせんボールに求められる技術力が高すぎ、ボールが効果的に仕事をこなせないと無視されて前線が崩壊するので(実際Dallasは完全にボールを無視して立ち回っており、二日前のマッチではそれが成功していました)正直今の段階でDallasに勝つのは無理だろう、もう少し時間があればと個人的に思っていました。June Joustを特徴づけるメタとなったウィンストンラッシュは某所でネオGoatsと呼ばれているらしいですが、このタイプの純然たるラッシュ系構成には範囲CC(ドゥームやボールのスラム)が効果的で、Goats時代もボールとドゥームで乱しつつファラマとウィドウでポークしたらGoatsに勝てるんじゃないと言われつつ実戦でうまくやるチームはなかなか現れませんでした。その理論をロールロック前夜に当時の王者Shockに対してこれ以上ない形でぶつけ歴史的な勝利を飾ったのは…Shanghaiだったのです。そう考えると感慨深いものがあります。
【SUMMER SHOWDOWN】 BAN:なし
Paris Eternal 3-1 London Spitfire
Contenders EUでBritish Hurricaneの躍進に大きく貢献したSparkrが規定年齢を迎え初出場となったLondonだったが中堅下位のParisに勝利ならず。コントロールではよい戦いぶりを見せたものの今季9戦を終えていまだ勝ち星がない。
Los Angels Gladiators 3-2 San Francisco Shock
Gladiatorsがフルゲームの末にShockを下し、Summer Showdown初日に大きな一勝を手に入れた。二年半にわたってリーグ最強のトレーサーとしてチームを支えたStrikerの引退、および昨季圧倒的なヒットスキャンのパフォーマンスを見せながら引退したANSの復帰という突然の発表が二日前にあったShockだが、GladiatorsのBirdling&Mirrorのハックフィストコンビにいいように試合をコントロールされスコア以上に厳しい内容の敗戦となった。Shockは毎年メタが固まらないうちは弱さを見せる傾向にあるが今季はメンバーの大きな変更もあってか例年以上に不安定な状態が続いている。
Hangzhou Spark 3-0 Los Angels Valiant
Valiantはコントロール第一ラウンドを先取しもしやと思わせたが第二マップ以降は試合にならず。Sparkはトレーサーでファーストチョイスではないと思われるSeoMinSooを起用する余裕を見せた。
Seoul Dynasty 3-1 Chengdu Hunters
APAC中〜上位の一角を占める両チームの対決はSeoulに軍配。リーグトップのヒットスキャンとしてさらなる高みに近づいているFitsに加え本番に強い男Profitがトレーサーで大暴れ。一方のChengduはアカデミーのTeam Chaserから昇格したTarocook1eが先発したものの活躍の度合いはいまいちであった。
Guangzhou Charge 3-2 New York Excelsior
この日一番の接戦となった最終戦、NYXLはアッシュで起用されたGuwangboongとトレーサーのFloraが非常に良いプレーを見せたがコントロールを二本落とし敗北。一部のマップにおいてまるで練習していないかのような戦いぶりになっているのが気になる。POTMには最近本職でないヒットスキャンで起用され結果を出しているEileenが選ばれている。
Contenders EUでBritish Hurricaneの躍進に大きく貢献したSparkrが規定年齢を迎え初出場となったLondonだったが中堅下位のParisに勝利ならず。コントロールではよい戦いぶりを見せたものの今季9戦を終えていまだ勝ち星がない。
Los Angels Gladiators 3-2 San Francisco Shock
Gladiatorsがフルゲームの末にShockを下し、Summer Showdown初日に大きな一勝を手に入れた。二年半にわたってリーグ最強のトレーサーとしてチームを支えたStrikerの引退、および昨季圧倒的なヒットスキャンのパフォーマンスを見せながら引退したANSの復帰という突然の発表が二日前にあったShockだが、GladiatorsのBirdling&Mirrorのハックフィストコンビにいいように試合をコントロールされスコア以上に厳しい内容の敗戦となった。Shockは毎年メタが固まらないうちは弱さを見せる傾向にあるが今季はメンバーの大きな変更もあってか例年以上に不安定な状態が続いている。
Hangzhou Spark 3-0 Los Angels Valiant
Valiantはコントロール第一ラウンドを先取しもしやと思わせたが第二マップ以降は試合にならず。Sparkはトレーサーでファーストチョイスではないと思われるSeoMinSooを起用する余裕を見せた。
Seoul Dynasty 3-1 Chengdu Hunters
APAC中〜上位の一角を占める両チームの対決はSeoulに軍配。リーグトップのヒットスキャンとしてさらなる高みに近づいているFitsに加え本番に強い男Profitがトレーサーで大暴れ。一方のChengduはアカデミーのTeam Chaserから昇格したTarocook1eが先発したものの活躍の度合いはいまいちであった。
Guangzhou Charge 3-2 New York Excelsior
この日一番の接戦となった最終戦、NYXLはアッシュで起用されたGuwangboongとトレーサーのFloraが非常に良いプレーを見せたがコントロールを二本落とし敗北。一部のマップにおいてまるで練習していないかのような戦いぶりになっているのが気になる。POTMには最近本職でないヒットスキャンで起用され結果を出しているEileenが選ばれている。
San Francisco Shock 3-2 London Spitfire
最下位に沈んでいるLondonがShock相手にあわやジャイアントキリング。ラインハルトが出るマップではHadiがsuperに対してまさにMTDと言える活躍を見せ、第五マップ最終ラウンドでもKellexが3kブープを決めて試合を決定づけたかに見えたが最後はShockが最近コントロールで多用しているシンメトラのTPスプリットの前に足並みがそろわずあと少しのところで大魚を逃す結果となった。相変わらず個人レベルのミスが目立っているShockだがANS復帰で立場が危ぶまれるとも予想されたGlisterがトレーサーで良いパフォーマンスを見せており、今後の好材料と言えるかもしれない。
Toronto Defiant 3-2 Florida Mayhem
ウィンストンD.VAとトレーサーソンブラを中心としたレベルの高いダイブ合戦をTorontoが制し好スタート。当初はコロナで休場したHeesuの代役としてチーム入りしたAspireが今日はトレーサーとしてHeesuとともに出場。韓国人チームメイトに囲まれながら好プレーを連発しPOTMに輝いている。
Boston Uprising 3-1 Vancouver Titans
TitansはHollywoodで第二区間をうまくコントロールし勝利を収めたもののそれ以外は力負け。韓国からつないで高pingでプレイしているChangSikが渡米できればLondonあたりとは互角に戦えそうではあるが…。
Seoul Dynasty 3-0 Hangzhou Spark
好調を維持しているSeoulがSparkをスウィープ。Sparkは終始ボール軸を使用したものの練度が高く目を見張る柔軟性を有しているSeoulのハルト構成に対して常に苦しい戦いを強いられた。
Chengdu Hunters 3-0 Guangzhou Charge
12人の登録メンバーのうち10人を入れ替えながら戦ったChengduがストレート勝利。頻繁な選手交代だけでなくウィンストンラッシュに対してボール構成のdps陣だけをマクリー・トールビョーンというアンチダイブ仕様に変更してコントロールを奪取するなど戦術面の独創性も際立っているChengduはMay Melee以降上位相手に勝てていないものの魅力的なチームであり続けている。
New York Excelsior 3-0 Los Angels Valiant
毎回コントロールは比較的いい勝負を演じるValiantだが今回はコントロールも試合にならず。OWL公式YouTubeの試合動画はネタバレ回避のために短い試合でも2時間前後に引き伸ばされてアップされるのだが、公式があきらめたのかこの試合はなぜか1時間しかない動画がアップされている。
最下位に沈んでいるLondonがShock相手にあわやジャイアントキリング。ラインハルトが出るマップではHadiがsuperに対してまさにMTDと言える活躍を見せ、第五マップ最終ラウンドでもKellexが3kブープを決めて試合を決定づけたかに見えたが最後はShockが最近コントロールで多用しているシンメトラのTPスプリットの前に足並みがそろわずあと少しのところで大魚を逃す結果となった。相変わらず個人レベルのミスが目立っているShockだがANS復帰で立場が危ぶまれるとも予想されたGlisterがトレーサーで良いパフォーマンスを見せており、今後の好材料と言えるかもしれない。
Toronto Defiant 3-2 Florida Mayhem
ウィンストンD.VAとトレーサーソンブラを中心としたレベルの高いダイブ合戦をTorontoが制し好スタート。当初はコロナで休場したHeesuの代役としてチーム入りしたAspireが今日はトレーサーとしてHeesuとともに出場。韓国人チームメイトに囲まれながら好プレーを連発しPOTMに輝いている。
Boston Uprising 3-1 Vancouver Titans
TitansはHollywoodで第二区間をうまくコントロールし勝利を収めたもののそれ以外は力負け。韓国からつないで高pingでプレイしているChangSikが渡米できればLondonあたりとは互角に戦えそうではあるが…。
Seoul Dynasty 3-0 Hangzhou Spark
好調を維持しているSeoulがSparkをスウィープ。Sparkは終始ボール軸を使用したものの練度が高く目を見張る柔軟性を有しているSeoulのハルト構成に対して常に苦しい戦いを強いられた。
Chengdu Hunters 3-0 Guangzhou Charge
12人の登録メンバーのうち10人を入れ替えながら戦ったChengduがストレート勝利。頻繁な選手交代だけでなくウィンストンラッシュに対してボール構成のdps陣だけをマクリー・トールビョーンというアンチダイブ仕様に変更してコントロールを奪取するなど戦術面の独創性も際立っているChengduはMay Melee以降上位相手に勝てていないものの魅力的なチームであり続けている。
New York Excelsior 3-0 Los Angels Valiant
毎回コントロールは比較的いい勝負を演じるValiantだが今回はコントロールも試合にならず。OWL公式YouTubeの試合動画はネタバレ回避のために短い試合でも2時間前後に引き伸ばされてアップされるのだが、公式があきらめたのかこの試合はなぜか1時間しかない動画がアップされている。
Paris Eternal 3-2 Los Angels Gladiators
Shockを倒して勢いに乗るGladiatorsはコントロールとハイブリッドを連取して楽勝かにおもわれたがNagaエコーとOnigodトレーサーによって後衛が苦しくなり、途中からVestolaがD.VAにスイッチしてダイブに強くなったこともあって徐々に戦況は逆転。大方の予想を覆してParisが今大会二勝目を手に入れた。
Boston Uprising 3-0 Florida Mayhem
全マップをハルト構成で通したBostonが接戦を次々とモノにして終わってみれば3-0の大勝、既に2勝目を手に入れた一方でFloridaは二連敗と前大会に引き続き調子が上向かない。タンクのHP管理が非常にシビアな現環境においてOgeとGargoyleのタンクラインの不安定さが露呈しているようにも見える。
Toronto Defiant 3-0 Vancouver Titans
大方の予想通りTorontoがストレート勝利。Titansは実はチームファイトの勝率を考慮すればスタッツが非常に高いプレイヤーであるDaltonを中心に良いプレイも見られたが混戦になったときに押し切れないことが多いのが気になる。この辺りはミックスロスターの難しさもあるだろう。
【雑記】
Summer Showdown初週のメタはかなり多様性に富んでおり、タンク・サポートではホッグを除くほとんどのヒーローが使用されている。一部のチームはウィンストンD.VAトレーサーソンブラでダイブし(この類の前線にはルシオモイラを併せてもよさそうなものだが、モイラのultが溜まりづらくなったパッチのためかアナブリギッテを採用するチームがほとんど)、一部のチームはボール軸でもはや目新しさはなくなったポーク&ダイブをするなど混沌とした状況。ただ特筆すべきは、ラインハルトを軸とした構成で相手の構成に合わせてdps、オフタンク、メインサポを柔軟に変えることができるチーム(Seoul、Bostonなど)が結果を残していること。
Shockを倒して勢いに乗るGladiatorsはコントロールとハイブリッドを連取して楽勝かにおもわれたがNagaエコーとOnigodトレーサーによって後衛が苦しくなり、途中からVestolaがD.VAにスイッチしてダイブに強くなったこともあって徐々に戦況は逆転。大方の予想を覆してParisが今大会二勝目を手に入れた。
Boston Uprising 3-0 Florida Mayhem
全マップをハルト構成で通したBostonが接戦を次々とモノにして終わってみれば3-0の大勝、既に2勝目を手に入れた一方でFloridaは二連敗と前大会に引き続き調子が上向かない。タンクのHP管理が非常にシビアな現環境においてOgeとGargoyleのタンクラインの不安定さが露呈しているようにも見える。
Toronto Defiant 3-0 Vancouver Titans
大方の予想通りTorontoがストレート勝利。Titansは実はチームファイトの勝率を考慮すればスタッツが非常に高いプレイヤーであるDaltonを中心に良いプレイも見られたが混戦になったときに押し切れないことが多いのが気になる。この辺りはミックスロスターの難しさもあるだろう。
【雑記】
Summer Showdown初週のメタはかなり多様性に富んでおり、タンク・サポートではホッグを除くほとんどのヒーローが使用されている。一部のチームはウィンストンD.VAトレーサーソンブラでダイブし(この類の前線にはルシオモイラを併せてもよさそうなものだが、モイラのultが溜まりづらくなったパッチのためかアナブリギッテを採用するチームがほとんど)、一部のチームはボール軸でもはや目新しさはなくなったポーク&ダイブをするなど混沌とした状況。ただ特筆すべきは、ラインハルトを軸とした構成で相手の構成に合わせてdps、オフタンク、メインサポを柔軟に変えることができるチーム(Seoul、Bostonなど)が結果を残していること。
San Francisco Shock 3-1 Paris Eternal
開幕二連勝で一躍今大会の最上位に躍り出たParisだがGladiators戦に続くアップセットを起こすことはできず。ハナムラではKaanバティストの完璧なプレイでスコア4-3の接戦をものにしたが第4マップHollywoodは怪物ウィンストンSmurfを軸としたダイブに対処が間に合わなかった。Shockは未だにいまだコミュニケーション面に問題を抱え特にコントロールの取り返しで苦しんでいるものの強敵と言っていい相手に勝利しANSの調子も上向いてきているなど風向きは悪くない。スコア2-1で並んだShockとParisはそれぞれ予選最終戦をHouston、Titansと戦うことになる。
Atlanta Reign 3-0 Washington Justice
接戦も予想されたマッチアップでAtlantaが圧勝。Atlantaがハルト軸でも2盾でもコレクティブなプレーを見せた一方でWashingotnはエースDecayがシンメトラでフィードを連発しほとんどいいところなく試合を終えた。Washingtonは全員が得意ヒーローを使えたMay Melee予選こそ最強チームの一角だったがメタがハルトやオリーサに傾くと途端に子犬になってしまうのは選手のピックプールだけでなくコーチングの問題でもあるだろう。
Philadelphia Fusion 3-0 Guangzhou Charge
初年度から所属している古株のdpsであるEQO、そしてついに韓国入りを果たしたFunnyAstroが先発したPhillyが快勝。Chargeは各マップはいい試合ができているものの終わってみれば0-3と、top4入りするにはブレイクスルーが必要か。
Shanghai Dragons 3-0 Seoul Dynasty
練度の高いハルト構成でここまで既に2勝しているSeoulだがJune JoustチャンピオンのShanghaiのボールダイブに圧倒されなすすべなし。トレーサーとソンブラ、ボール、D.VAでそれぞれ世界最高クラスの評価を受けるFletaとLip、Fate、Voidの連携はまさにネクストレベルと言える領域に達しつつある。
開幕二連勝で一躍今大会の最上位に躍り出たParisだがGladiators戦に続くアップセットを起こすことはできず。ハナムラではKaanバティストの完璧なプレイでスコア4-3の接戦をものにしたが第4マップHollywoodは怪物ウィンストンSmurfを軸としたダイブに対処が間に合わなかった。Shockは未だにいまだコミュニケーション面に問題を抱え特にコントロールの取り返しで苦しんでいるものの強敵と言っていい相手に勝利しANSの調子も上向いてきているなど風向きは悪くない。スコア2-1で並んだShockとParisはそれぞれ予選最終戦をHouston、Titansと戦うことになる。
Atlanta Reign 3-0 Washington Justice
接戦も予想されたマッチアップでAtlantaが圧勝。Atlantaがハルト軸でも2盾でもコレクティブなプレーを見せた一方でWashingotnはエースDecayがシンメトラでフィードを連発しほとんどいいところなく試合を終えた。Washingtonは全員が得意ヒーローを使えたMay Melee予選こそ最強チームの一角だったがメタがハルトやオリーサに傾くと途端に子犬になってしまうのは選手のピックプールだけでなくコーチングの問題でもあるだろう。
Philadelphia Fusion 3-0 Guangzhou Charge
初年度から所属している古株のdpsであるEQO、そしてついに韓国入りを果たしたFunnyAstroが先発したPhillyが快勝。Chargeは各マップはいい試合ができているものの終わってみれば0-3と、top4入りするにはブレイクスルーが必要か。
Shanghai Dragons 3-0 Seoul Dynasty
練度の高いハルト構成でここまで既に2勝しているSeoulだがJune JoustチャンピオンのShanghaiのボールダイブに圧倒されなすすべなし。トレーサーとソンブラ、ボール、D.VAでそれぞれ世界最高クラスの評価を受けるFletaとLip、Fate、Voidの連携はまさにネクストレベルと言える領域に達しつつある。
Paris Eternal 3-0 Vancouver Titans
特になし。Titansは同じく0勝のLondonと今季まだ対戦がないが、この一戦を楽しみにしている人も少なくなさそう。
Dallas Fuel 3-2 Florida Mayhem
Ogeの不調から控えdpsだったCheckmateをMTにコンバートしたFloridaがDallasにあと一歩まで迫った。特に昨シーズンではShockと並んでNA最高クラスの評価を受けていた2盾構成(当時のMTは現ShanghaiのFate)はCheckmateオリーサにより輝きを取り戻した感があり、WatchpointとHollywoodでそれぞれDallasのウィンストン構成、ハルト構成を完璧に近い形で片付けていた。ただコントロールでは2盾が出しづらいというのは確かな傾向で、コントロールが2マップある以上昨季のShockのようにコントロールが強いチームが接戦をものにするのもまた事実。Floridaが上位入りするにはさらなる進歩が必要になるだろう。
Houston Outlaws 3-1 San Francisco Shock
今大会初戦のHoustonが既に最終戦のShockに勝利。コントロールではViol2tがルシオからゼニヤッタにスワップしたかと思えばルシオでHappyウィドウをソロキルするなど奇策にやられた感があるが第二マップ以降も2盾構成を貫き、両軍合わせて4枚の盾に加えてシンメトラのTPとult、メイの壁が視界を埋め尽くす激戦を制した。Shockは1-1で迎えた第三マップJunkertownのファイナルファイトでultを発動したTwilightモイラが一人だけTPに乗ってデスしてしまう最悪のミスを犯し、このマップを取れていれば第5マップに行けただけに非常に悔やまれる。この結果スコア2-2、マップスコア9-9で予選を終えたShockの今季初の予選落ちが現実的になってきている。
Seoul Dynasty 3-2 Guanzhou Charge
EileenとChoisehwanのダブルフレックスdpsで戦うChargeがあと一歩までSeoulに迫った。戦績のよくないChargeにあってひときわ注目を浴びているChoisehwanがOasisではドゥームフィスト、Junkertownではゲンジで華々しい活躍を見せて2-0としたがウィンストン構成ミラーになった第3マップVolskayaから流れが傾き、最終マップも第3ラウンドまでもつれたもののSeoulが薄氷を踏む勝利。この結果予選を3-1で終えたSeoulのKOラウンド進出がおそらく確定。
Shanghai Dragons 3-0 Philadelphia Fusion
ついに登録上のフルメンバーが拠点に揃いつつあり高い期待が寄せられているPhillyだがコントロール以外は完敗。もはや手の付けられない勢いとなっているShanghaiが使用するボール・D.VA・トレーサー・ソンブラ・ブリギッテ・ゼニヤッタという攻撃的な構成は他チームはまだ手を出していないもののボールとソンブラができるプレイヤーがいるチームでは今後強力な選択肢になってきそう。
特になし。Titansは同じく0勝のLondonと今季まだ対戦がないが、この一戦を楽しみにしている人も少なくなさそう。
Dallas Fuel 3-2 Florida Mayhem
Ogeの不調から控えdpsだったCheckmateをMTにコンバートしたFloridaがDallasにあと一歩まで迫った。特に昨シーズンではShockと並んでNA最高クラスの評価を受けていた2盾構成(当時のMTは現ShanghaiのFate)はCheckmateオリーサにより輝きを取り戻した感があり、WatchpointとHollywoodでそれぞれDallasのウィンストン構成、ハルト構成を完璧に近い形で片付けていた。ただコントロールでは2盾が出しづらいというのは確かな傾向で、コントロールが2マップある以上昨季のShockのようにコントロールが強いチームが接戦をものにするのもまた事実。Floridaが上位入りするにはさらなる進歩が必要になるだろう。
Houston Outlaws 3-1 San Francisco Shock
今大会初戦のHoustonが既に最終戦のShockに勝利。コントロールではViol2tがルシオからゼニヤッタにスワップしたかと思えばルシオでHappyウィドウをソロキルするなど奇策にやられた感があるが第二マップ以降も2盾構成を貫き、両軍合わせて4枚の盾に加えてシンメトラのTPとult、メイの壁が視界を埋め尽くす激戦を制した。Shockは1-1で迎えた第三マップJunkertownのファイナルファイトでultを発動したTwilightモイラが一人だけTPに乗ってデスしてしまう最悪のミスを犯し、このマップを取れていれば第5マップに行けただけに非常に悔やまれる。この結果スコア2-2、マップスコア9-9で予選を終えたShockの今季初の予選落ちが現実的になってきている。
Seoul Dynasty 3-2 Guanzhou Charge
EileenとChoisehwanのダブルフレックスdpsで戦うChargeがあと一歩までSeoulに迫った。戦績のよくないChargeにあってひときわ注目を浴びているChoisehwanがOasisではドゥームフィスト、Junkertownではゲンジで華々しい活躍を見せて2-0としたがウィンストン構成ミラーになった第3マップVolskayaから流れが傾き、最終マップも第3ラウンドまでもつれたもののSeoulが薄氷を踏む勝利。この結果予選を3-1で終えたSeoulのKOラウンド進出がおそらく確定。
Shanghai Dragons 3-0 Philadelphia Fusion
ついに登録上のフルメンバーが拠点に揃いつつあり高い期待が寄せられているPhillyだがコントロール以外は完敗。もはや手の付けられない勢いとなっているShanghaiが使用するボール・D.VA・トレーサー・ソンブラ・ブリギッテ・ゼニヤッタという攻撃的な構成は他チームはまだ手を出していないもののボールとソンブラができるプレイヤーがいるチームでは今後強力な選択肢になってきそう。
Dallas Fuel 3-2 Atlanta Reign
両者ラインハルトとシンメトラを軸とした構成を用いた一進一退の攻防は最終的にDallasに軍配。どのロールを見てもほとんど差がないと言えるほどの好プレーの応酬だったが、人数が欠けた状態から上手く盛り返すことが多かったDallasの連携力はやはり他チームと比べても一つ抜けている。
Houston Outlaws 3-0 Vancouver Titans
Houstonが余裕の試合運びで大会2勝目。ハナムラBで約30秒に渡って飼い殺しにされたFRD、実は2年前に同じような経験が…
Washington Justice 3-0 Florida Mayhem
Washingtonがコントロールのラインハルト、エスコートのオリーサ、2CPのウィンストンという三大基本構成すべてで上回りスコアを1-1に戻した。Floridaは前試合超攻撃的なスタイルで"Bumper(元Titans)の生まれ変わり"のあだ名を手にしたCheckmateの浅さが出たか、今大会初勝利を手にすることはできず0-4の予選敗退となった。POTMにはD.VAとシグマで安定したプレイを見せAnubisB防衛ではパルス消しとその10秒後のリメックキルで2度YakiをわからせたFuryが選ばれている。
両者ラインハルトとシンメトラを軸とした構成を用いた一進一退の攻防は最終的にDallasに軍配。どのロールを見てもほとんど差がないと言えるほどの好プレーの応酬だったが、人数が欠けた状態から上手く盛り返すことが多かったDallasの連携力はやはり他チームと比べても一つ抜けている。
Houston Outlaws 3-0 Vancouver Titans
Houstonが余裕の試合運びで大会2勝目。ハナムラBで約30秒に渡って飼い殺しにされたFRD、実は2年前に同じような経験が…
Washington Justice 3-0 Florida Mayhem
Washingtonがコントロールのラインハルト、エスコートのオリーサ、2CPのウィンストンという三大基本構成すべてで上回りスコアを1-1に戻した。Floridaは前試合超攻撃的なスタイルで"Bumper(元Titans)の生まれ変わり"のあだ名を手にしたCheckmateの浅さが出たか、今大会初勝利を手にすることはできず0-4の予選敗退となった。POTMにはD.VAとシグマで安定したプレイを見せAnubisB防衛ではパルス消しとその10秒後のリメックキルで2度YakiをわからせたFuryが選ばれている。
Atlanta Reign 3-0 London Spitfire
2盾に対してハルト軸でマゾい戦いを挑んだLondonはコントロール第一ラウンドを取ったがその後が続かず。楽勝となったAtlantaは第3マップKing's Rowで盛大なBMを実行。Dafran、Babybay、Dogmanといった悪い先輩たちも草葉の陰で喜んでいることだろう。
Boston Uprising 3-0 Houston Outlaws
2戦目は予想に反してBostonが圧勝。トレゲンウィンDダイブという2021年のプロシーンとは思えない構成を出してきたBostonだがこれがブッ刺さり。一度も竜神剣で失敗せずPOTMとなったValentineだけでなく致命的な阻害を決めまくったMyunb0ng、ほぼ完全なフルコリアンロスターの中でD.VAの定位置を獲得しているPunkも評価されるべきだろう。
Hangzhou Spark 3-2 New York Excelsior
SparkがO2 BlastからUndineコーチ、WGSから歴戦のオフタンクKaliosを加入させたNYXLに僅差で勝利。NYXLは敗れはしたが得意のボールメタでよい戦いぶりを見せ、特にShyトレーサーのパルスを何度も消したKaliosとJunkertownでのGwangboongの活躍は目を見張るものがあった。
Chengdu Hunters 3-2 Philadelphia Fusion
2マップ連続で落としたChengduは後がない第3マップKing's RowでJinmuが得意のファラを出すと流れが一変。最終マップがChengduの得意とするボール構成が強いBusanだったということもあり華麗なリバーススウィープで観衆の大声援に応えて見せた。
Shanghai Dragons 3-0 Los Angels Valiant
地元枠ということかMollyがIzayakiに代わって出場したコントロールはかなりの接戦となり、その後も好調に見えるdps陣を中心に予想以上の戦いぶりを見せたValiantだがやはりマップを取り切ることはできず。
2盾に対してハルト軸でマゾい戦いを挑んだLondonはコントロール第一ラウンドを取ったがその後が続かず。楽勝となったAtlantaは第3マップKing's Rowで盛大なBMを実行。Dafran、Babybay、Dogmanといった悪い先輩たちも草葉の陰で喜んでいることだろう。
説明すると拠点を取れば試合が終わるのにあえて取らずに試合を長引かせる煽りです。めちゃひどい煽りだけどめちゃ笑ってもうた https://t.co/ARBlGjOcNf
— ta1yo (@ta1yo_tv) July 8, 2021
Boston Uprising 3-0 Houston Outlaws
2戦目は予想に反してBostonが圧勝。トレゲンウィンDダイブという2021年のプロシーンとは思えない構成を出してきたBostonだがこれがブッ刺さり。一度も竜神剣で失敗せずPOTMとなったValentineだけでなく致命的な阻害を決めまくったMyunb0ng、ほぼ完全なフルコリアンロスターの中でD.VAの定位置を獲得しているPunkも評価されるべきだろう。
Hangzhou Spark 3-2 New York Excelsior
SparkがO2 BlastからUndineコーチ、WGSから歴戦のオフタンクKaliosを加入させたNYXLに僅差で勝利。NYXLは敗れはしたが得意のボールメタでよい戦いぶりを見せ、特にShyトレーサーのパルスを何度も消したKaliosとJunkertownでのGwangboongの活躍は目を見張るものがあった。
Chengdu Hunters 3-2 Philadelphia Fusion
2マップ連続で落としたChengduは後がない第3マップKing's RowでJinmuが得意のファラを出すと流れが一変。最終マップがChengduの得意とするボール構成が強いBusanだったということもあり華麗なリバーススウィープで観衆の大声援に応えて見せた。
Shanghai Dragons 3-0 Los Angels Valiant
地元枠ということかMollyがIzayakiに代わって出場したコントロールはかなりの接戦となり、その後も好調に見えるdps陣を中心に予想以上の戦いぶりを見せたValiantだがやはりマップを取り切ることはできず。
Washington Justice 3-0 London Spitfire
初のハワイ行きを目指すWasingtonがLondonに快勝。今年に入ってから出場機会がなかったTtubaがなぜかルシオで出場した第3マップEichenwaldeではオーバータイム含めてファーストピックから2分20秒に渡る長い長いラストファイトを制して試合を終わらせた。POTMにはシャターで平均二人をスタンさせていたMagが選ばれている。
Los Angels Gladiators 3-0 Toronto Defiant
非常に精度の高いプレーを見せるMirrorのドゥームフィスト&エコーを中心にGladiatorsが圧倒。Anubisでは第1ラウンド攻撃をおそらくリーグ記録となる1分27秒(5分33秒残し)で終え、第4ラウンド攻撃も開始から2分1秒でBまで取り切った。一方のTorontoはフレックスサポートのAztacが第二マップからザリアで出場。最近舐めプ以外にも選手のロールをまたいだコンバートが増えている気がする。
Dallas Fuel 3-0 Houston Outlaws
NAで約一年半ぶりのオフライン開催となったテキサスダービーはホームスタンドのDallasが大声援に後押しされてストレート勝利を収めた。今日までの結果から、NAではBoston、Dallas、Parisが予選抜け、Houston、Florida、London、Titansの予選落ちが決定している。予選落ちが濃厚だったShockは明日DallsがTorontoに勝利かつGladiatorsがWashingotnに3-0で勝利すれば予選抜けが叶う模様。
New York Excelsior 3-1 Philadelphia Fusion
予選抜けの可能性を残していたPhillyだが今日の敗戦で敗退が決定。EQOのトレーサーは対面のFloraに負けない存在感を発揮していたもののボールが強いステージでは対策が甘かったのか常に苦しい試合を強いられた。無冠の帝王Carpe、Shockで数々の栄光を手にしてきた天才Rascalに加えベテランフレックスdpsのEQOと昨年度Titansでひときわ強い光を放っていた新星Shockwaveという魅力的なdps陣を中心としたタレント揃いのメンバーがこのまま下位に沈んでシーズンを終えるにはいかない。
Chengdu Hunters 3-0 Los Angels Valiant
特になし。強いて言えば最近のマッチではMoranranがトレーサーやエコーで良いプレーを随所に見せており、他のチームで見てみたい気もする。
Shanghai Dragons 3-1 Hangzhou Spark
Sparkがヒットスキャンで人間離れしたパフォーマンスを見せたShyといまだに中国最高のMTの評価を受けているGuxueの活躍でShanghaiに迫ったが及ばず。APACのメタはやはりボールで、Shanghaiを筆頭としてボール構成でうまくやっているチームが終盤スコアを伸ばしている。この試合でAPACのSummer Showdown予選がすべて終了し、Shanghai、Chengdu、Seoul、NYXLの4チームが明日ハワイ行きをかけてKOラウンドを行う。
初のハワイ行きを目指すWasingtonがLondonに快勝。今年に入ってから出場機会がなかったTtubaがなぜかルシオで出場した第3マップEichenwaldeではオーバータイム含めてファーストピックから2分20秒に渡る長い長いラストファイトを制して試合を終わらせた。POTMにはシャターで平均二人をスタンさせていたMagが選ばれている。
Los Angels Gladiators 3-0 Toronto Defiant
非常に精度の高いプレーを見せるMirrorのドゥームフィスト&エコーを中心にGladiatorsが圧倒。Anubisでは第1ラウンド攻撃をおそらくリーグ記録となる1分27秒(5分33秒残し)で終え、第4ラウンド攻撃も開始から2分1秒でBまで取り切った。一方のTorontoはフレックスサポートのAztacが第二マップからザリアで出場。最近舐めプ以外にも選手のロールをまたいだコンバートが増えている気がする。
Dallas Fuel 3-0 Houston Outlaws
NAで約一年半ぶりのオフライン開催となったテキサスダービーはホームスタンドのDallasが大声援に後押しされてストレート勝利を収めた。今日までの結果から、NAではBoston、Dallas、Parisが予選抜け、Houston、Florida、London、Titansの予選落ちが決定している。予選落ちが濃厚だったShockは明日DallsがTorontoに勝利かつGladiatorsがWashingotnに3-0で勝利すれば予選抜けが叶う模様。
New York Excelsior 3-1 Philadelphia Fusion
予選抜けの可能性を残していたPhillyだが今日の敗戦で敗退が決定。EQOのトレーサーは対面のFloraに負けない存在感を発揮していたもののボールが強いステージでは対策が甘かったのか常に苦しい試合を強いられた。無冠の帝王Carpe、Shockで数々の栄光を手にしてきた天才Rascalに加えベテランフレックスdpsのEQOと昨年度Titansでひときわ強い光を放っていた新星Shockwaveという魅力的なdps陣を中心としたタレント揃いのメンバーがこのまま下位に沈んでシーズンを終えるにはいかない。
Chengdu Hunters 3-0 Los Angels Valiant
特になし。強いて言えば最近のマッチではMoranranがトレーサーやエコーで良いプレーを随所に見せており、他のチームで見てみたい気もする。
Shanghai Dragons 3-1 Hangzhou Spark
Sparkがヒットスキャンで人間離れしたパフォーマンスを見せたShyといまだに中国最高のMTの評価を受けているGuxueの活躍でShanghaiに迫ったが及ばず。APACのメタはやはりボールで、Shanghaiを筆頭としてボール構成でうまくやっているチームが終盤スコアを伸ばしている。この試合でAPACのSummer Showdown予選がすべて終了し、Shanghai、Chengdu、Seoul、NYXLの4チームが明日ハワイ行きをかけてKOラウンドを行う。
Atlanta Reign 3-0 Boston Uprising
先日Houston相手に快勝を収めてKOラウンド進出をすでに決めていたBostonはこの試合もStand1ウィンストンとValentineゲンジを中心に試合を組み立てたが対ダイブでは他チームの一歩も二歩も先を行っているAtlantaがこれを難なく抑えた。June Joust以降NAトップチームの一つの地位を確固たるものにしているAtlantaは二度目、大会を追うごとに調子を上げているBostonは初のハワイ行きを目指して明日のKOランドを戦う。
Dallas Fuel 3-1 Toronto Defiant
Dallasが追いすがるTorontoを振り切って堂々の予選全勝。デスは少なくないもののそれを補って余りある決定力を身に付けているSp9rk1eトレーサーはこの試合も大活躍。Torontoは勝利すれば予選抜けの可能性があったものの最後の相手がDallasというのはアンラッキーだったか。
Washingotn Justice 3-2 Los Angels Gladiators
今大会コントロールではMirrorのドゥームが典型的なシンメトラ構成に刺さっているGladiatorsだがこの試合は抑え込まれ、この時点でWashingtonの予選抜けとShockの予選落ちが決定。試合はフルゲームの長期戦を制したWashingtonが勝利、メタの変遷とともに長い不調から抜け出しつつあるかに見える。
Shanghai Dragons 3-0 New York Excelsior
KaliosをD.VAではなくザリアで起用したNYXLは最序盤こそ歯が立たなかったものの徐々に肉薄し第3マップKing's Rowではスコア4-5までもつれる接戦となったが最後は悲しみのC9。top4の他の2チーム相手なら十分勝機はあっただけに予選4位でフィニッシュしたことを悔やむしかない。
Chengdu Hunters 3-2 Seoul Dynasty
一進一退の激戦を制したのはChengdu。最後に試合を決めたのはもはやリーグで右に出るものがいないJinmuのファラだったが、POTMのLeaveは異常なフィジカルを誇るエコー・トレーサーだけでなくどのヒーローでも安定して高いパフォーマンスを発揮しており、中国最強のdpsの名を確固たるものにしている。これでAPACの最終トーナメント行き2チームが決定、ChengduはMay Meleeから一大会挟んで二度目、Shanghaiは三大会連続の出場となる。
先日Houston相手に快勝を収めてKOラウンド進出をすでに決めていたBostonはこの試合もStand1ウィンストンとValentineゲンジを中心に試合を組み立てたが対ダイブでは他チームの一歩も二歩も先を行っているAtlantaがこれを難なく抑えた。June Joust以降NAトップチームの一つの地位を確固たるものにしているAtlantaは二度目、大会を追うごとに調子を上げているBostonは初のハワイ行きを目指して明日のKOランドを戦う。
Dallas Fuel 3-1 Toronto Defiant
Dallasが追いすがるTorontoを振り切って堂々の予選全勝。デスは少なくないもののそれを補って余りある決定力を身に付けているSp9rk1eトレーサーはこの試合も大活躍。Torontoは勝利すれば予選抜けの可能性があったものの最後の相手がDallasというのはアンラッキーだったか。
Washingotn Justice 3-2 Los Angels Gladiators
今大会コントロールではMirrorのドゥームが典型的なシンメトラ構成に刺さっているGladiatorsだがこの試合は抑え込まれ、この時点でWashingtonの予選抜けとShockの予選落ちが決定。試合はフルゲームの長期戦を制したWashingtonが勝利、メタの変遷とともに長い不調から抜け出しつつあるかに見える。
Shanghai Dragons 3-0 New York Excelsior
KaliosをD.VAではなくザリアで起用したNYXLは最序盤こそ歯が立たなかったものの徐々に肉薄し第3マップKing's Rowではスコア4-5までもつれる接戦となったが最後は悲しみのC9。top4の他の2チーム相手なら十分勝機はあっただけに予選4位でフィニッシュしたことを悔やむしかない。
Chengdu Hunters 3-2 Seoul Dynasty
一進一退の激戦を制したのはChengdu。最後に試合を決めたのはもはやリーグで右に出るものがいないJinmuのファラだったが、POTMのLeaveは異常なフィジカルを誇るエコー・トレーサーだけでなくどのヒーローでも安定して高いパフォーマンスを発揮しており、中国最強のdpsの名を確固たるものにしている。これでAPACの最終トーナメント行き2チームが決定、ChengduはMay Meleeから一大会挟んで二度目、Shanghaiは三大会連続の出場となる。
Washington Justice 3-2 Paris Eternal
Gladiatorsに勝って勢いに乗るWashingtonが接戦を制してDallasとの予選最終戦に駒を進めた。原動力となったのは全自動ult消し機FuryD.VAと最終マップの常人なら緊張するであろう場面で不敵な笑みを浮かべながら開幕3キルを獲得して見せたDecayトレーサー。敗れたParisは今大会下位2チームとのボーナスゲームがあったとはいえ初のKOラウンド出場で、次大会では念願のハワイ行きも十分視野に入っている。
Los Angels Gladiators 3-0 Boston Uprising
Gladiatorsが圧勝でAtlantaとの最終戦行き。誰もが認めるEUのベストdpsであるKevsterはこの試合もトレーサーで大活躍。Bostonは二大会連続のKOラウンド初戦負けで、NAtop6入りは安定してきたもののそれ以上を目指すにはやや厳しいチーム力という評価が適切だろう。ただしゲンジの採用で2盾に傾きかけたメタに一石を投じた功績は大きいと言える。
Dallas Fuel 3-2 Washington Justice
Dallasが初のハワイ行きを目指すWashingtonを激戦の末に破り3大会連続のKOラウンド突破を決めた。Washingtonはボール構成では完全にDallasのウィンストン構成を上回り、MagはFearless相手に何度もビッグシャターを決める活躍を見せたが最後はドゥームフィストを使わずシンメトラ+メイのミラーで真っ向勝負を挑んだDallasに力負けした。DallasやShanghaiにも見劣りしないメンバーをそろえているだけに、Seoulと同様彼らが決勝Tに一度も行っていないことが今季のリーグがいかにハイレベルなものかを示していると言っても過言ではない。
Atlanta Reign 3-2 Los Angels Gladiators
この日3つ目のフルゲームは第2マップ〜第3マップがすべてスコア1-0と両チーム攻撃ラウンドに苦しんだ試合だったが、これをものにしたのは前大会に続く決勝T進出となるAtlanta。最終マップ第3ラウンドのSanctumでは追い込まれた状況でドゥームフィストにスイッチしたEdisonがそこからわずか2分の間にBirdringへのファーストピックを含む9のファイナルブロウを記録し救世主ととなった。2大会連続であと一歩のところでハワイ行きを逃すこととなったGladiatorsは、堅実なバックラインと多国籍な才能を集めたdps陣が光るもののメカニカル面で不安の大きいMuzeに加えショットコール能力は高いがミスの多さが気になるSpaceというタンクラインがやや足を引っ張っている感がある。
Gladiatorsに勝って勢いに乗るWashingtonが接戦を制してDallasとの予選最終戦に駒を進めた。原動力となったのは全自動ult消し機FuryD.VAと最終マップの常人なら緊張するであろう場面で不敵な笑みを浮かべながら開幕3キルを獲得して見せたDecayトレーサー。敗れたParisは今大会下位2チームとのボーナスゲームがあったとはいえ初のKOラウンド出場で、次大会では念願のハワイ行きも十分視野に入っている。
Los Angels Gladiators 3-0 Boston Uprising
Gladiatorsが圧勝でAtlantaとの最終戦行き。誰もが認めるEUのベストdpsであるKevsterはこの試合もトレーサーで大活躍。Bostonは二大会連続のKOラウンド初戦負けで、NAtop6入りは安定してきたもののそれ以上を目指すにはやや厳しいチーム力という評価が適切だろう。ただしゲンジの採用で2盾に傾きかけたメタに一石を投じた功績は大きいと言える。
Dallas Fuel 3-2 Washington Justice
Dallasが初のハワイ行きを目指すWashingtonを激戦の末に破り3大会連続のKOラウンド突破を決めた。Washingtonはボール構成では完全にDallasのウィンストン構成を上回り、MagはFearless相手に何度もビッグシャターを決める活躍を見せたが最後はドゥームフィストを使わずシンメトラ+メイのミラーで真っ向勝負を挑んだDallasに力負けした。DallasやShanghaiにも見劣りしないメンバーをそろえているだけに、Seoulと同様彼らが決勝Tに一度も行っていないことが今季のリーグがいかにハイレベルなものかを示していると言っても過言ではない。
Atlanta Reign 3-2 Los Angels Gladiators
この日3つ目のフルゲームは第2マップ〜第3マップがすべてスコア1-0と両チーム攻撃ラウンドに苦しんだ試合だったが、これをものにしたのは前大会に続く決勝T進出となるAtlanta。最終マップ第3ラウンドのSanctumでは追い込まれた状況でドゥームフィストにスイッチしたEdisonがそこからわずか2分の間にBirdringへのファーストピックを含む9のファイナルブロウを記録し救世主ととなった。2大会連続であと一歩のところでハワイ行きを逃すこととなったGladiatorsは、堅実なバックラインと多国籍な才能を集めたdps陣が光るもののメカニカル面で不安の大きいMuzeに加えショットコール能力は高いがミスの多さが気になるSpaceというタンクラインがやや足を引っ張っている感がある。
Chengdu Hunters 3-1 Dallas Fuel
決勝T初戦、西の王者Dallasはコントロールを取ったものの今季10-0と無敗を誇っていたVolskayaを落とすとその後はShanghaiスタイルのボール+トレーサーソンブラのダイブに押され第4マップWatchpointでは得意のウィンストンミラーでも勝てずに敗北となった。先日にはRushコーチがAPACのチームは通常通り決勝Tの試合に臨めるのにNAのチームはハワイへの移動で時差ぼけと環境の違い、練習時間不足に苦しめられると苦言を呈していたDallasはルーザーズに回り復活の優勝を目指す。
Shanghai Dragons 3-0 Atlanta Reign
June Joust決勝Tの再戦となったマッチだが今回もShanghaiの完勝。ハルトかオリーサ軸で来ることが分かっているAtlantaに対してShanghaiはFletaのファラが出動。GladiatorsがKOラウンドで失敗したボール+ファラソンブラによるAtlanta攻略を見事に成功させた。最後のKing's Row防衛ではあまりの力量差にスポーンキャンプ状態となり、ひとつ前の試合と相まって東西の明暗がくっきりと分かれる結果に。
決勝T初戦、西の王者Dallasはコントロールを取ったものの今季10-0と無敗を誇っていたVolskayaを落とすとその後はShanghaiスタイルのボール+トレーサーソンブラのダイブに押され第4マップWatchpointでは得意のウィンストンミラーでも勝てずに敗北となった。先日にはRushコーチがAPACのチームは通常通り決勝Tの試合に臨めるのにNAのチームはハワイへの移動で時差ぼけと環境の違い、練習時間不足に苦しめられると苦言を呈していたDallasはルーザーズに回り復活の優勝を目指す。
Shanghai Dragons 3-0 Atlanta Reign
June Joust決勝Tの再戦となったマッチだが今回もShanghaiの完勝。ハルトかオリーサ軸で来ることが分かっているAtlantaに対してShanghaiはFletaのファラが出動。GladiatorsがKOラウンドで失敗したボール+ファラソンブラによるAtlanta攻略を見事に成功させた。最後のKing's Row防衛ではあまりの力量差にスポーンキャンプ状態となり、ひとつ前の試合と相まって東西の明暗がくっきりと分かれる結果に。
Shanghai Dragons 3-2 Chengdu Hunters
前日NA代表を各個撃破したAPAC代表の2チームによるWinners Finalは現メタの最先端をゆくボール軸とステージによってはウィンストン軸を使用するレベルの高いダイブ合戦となったがChengduによるリバーススウィープの流れを第5マップで見事にシャットダウンしたShanghaiが勝利。第3マップEichenwaldeからはそれまでトレーサーだったLeaveがマクリーにスイッチしFateボールやLipソンブラに対して大きな脅威となったほか前目に陣取るIzayakiゼニヤッタも何度もワンピックするなどストレートで負けかけたチームを救う活躍を見せたが、第5マップBusanではDowntownでファラ、Meka baseでハルト軸と予想外の構成で出たShanghaiがあっという間に試合を決めた。
Dallas Fuel 3-2 Atlanta Reign
敗者復活1回戦は今季何度も接戦を繰り広げてきた対戦カードとなったがやはり上回ったのはDallas。Atlantaは2盾でDallasのラインハルト軸をメタり、それに対してDallasはSp9rk1eのファラとドゥームフィストで攻略し、AtlantaはEdisonマクリーとPelicanトレーサーでさらに対抗する、というハイレベルな競技シーンならではの駆け引きが見られた。AtlantaはNA上位が安定してきたもののAPACの練度の高いボール軸に手も足も出ずラインハルトミラーでわずかに劣るDallasに対してはコントロールの2本を落として接戦に勝てないということが続いている。
Chengdu Hunters 3-0 Dallas Fuel
Dallasが前日のリベンジを期したLosers Finalだったが試合はさらに一方的な展開に。Chengduのボール構成が出るステージではSp9rk1eがゲンジをピックし見どころも作ったものの最後はナノ剣がある状況で痛恨のBoostioが発生し試合終了。NAのKOラウンドでは3大会全てで1位抜けを達成しているDallasはMay Meleeこそ最も得意とするウィンストンメタで優勝に輝きJune Joustでも敵なしに思われたが決勝でShanghaiのボール構成相手に逆転負けを喫し今大会でもChengduのボール構成に2度蹴散らされて大会を去ることとなった。
前日NA代表を各個撃破したAPAC代表の2チームによるWinners Finalは現メタの最先端をゆくボール軸とステージによってはウィンストン軸を使用するレベルの高いダイブ合戦となったがChengduによるリバーススウィープの流れを第5マップで見事にシャットダウンしたShanghaiが勝利。第3マップEichenwaldeからはそれまでトレーサーだったLeaveがマクリーにスイッチしFateボールやLipソンブラに対して大きな脅威となったほか前目に陣取るIzayakiゼニヤッタも何度もワンピックするなどストレートで負けかけたチームを救う活躍を見せたが、第5マップBusanではDowntownでファラ、Meka baseでハルト軸と予想外の構成で出たShanghaiがあっという間に試合を決めた。
Dallas Fuel 3-2 Atlanta Reign
敗者復活1回戦は今季何度も接戦を繰り広げてきた対戦カードとなったがやはり上回ったのはDallas。Atlantaは2盾でDallasのラインハルト軸をメタり、それに対してDallasはSp9rk1eのファラとドゥームフィストで攻略し、AtlantaはEdisonマクリーとPelicanトレーサーでさらに対抗する、というハイレベルな競技シーンならではの駆け引きが見られた。AtlantaはNA上位が安定してきたもののAPACの練度の高いボール軸に手も足も出ずラインハルトミラーでわずかに劣るDallasに対してはコントロールの2本を落として接戦に勝てないということが続いている。
Chengdu Hunters 3-0 Dallas Fuel
Dallasが前日のリベンジを期したLosers Finalだったが試合はさらに一方的な展開に。Chengduのボール構成が出るステージではSp9rk1eがゲンジをピックし見どころも作ったものの最後はナノ剣がある状況で痛恨のBoostioが発生し試合終了。NAのKOラウンドでは3大会全てで1位抜けを達成しているDallasはMay Meleeこそ最も得意とするウィンストンメタで優勝に輝きJune Joustでも敵なしに思われたが決勝でShanghaiのボール構成相手に逆転負けを喫し今大会でもChengduのボール構成に2度蹴散らされて大会を去ることとなった。
Shanghai Dragons 4-1 Chengdu Hunters
APAC代表同士の対戦となったSummer Showdown決勝はコントロール第一ラウンドのLight houseでファラミラーとなりこれまでの試合からさらに両チーム一歩研究を進めてきたという感を抱かせたが、特に顕著だったのは両チームのボール+トレーサーソンブラ構成のミラーになることを避ける傾向である。第3マップEichenwaldeではChengduがウィンストンザリアのタンクラインにマクリーとトールビョーンを合わせる異様な構成で防衛に入り(その後ボールダイブに戻した)、Shanghaiはこれに対してウィンストンD.VAリーパーソンブラルシオアナという構成で攻守を行いこのマップの奪取に成功しているほか、第4マップRoute 66では攻撃のChengduがハルトD.VAリーパートールビョーンモイラブリギッテというNAスタイルのアンチダイブで(実はJune JoustでChengduはこの構成をすでに使っていたのだが)第3まで進めるとShanghaiはウィンストンシグマリーパーソンブラアナゼニヤッタ(激レアLeeJaeGonゼニヤッタ)という前例のない構成にチェンジして第3を奥まで進ませずに防衛して見せた。総じてSummer Showdown終盤のトップメタとなったボールダイブではほとんど差がなかったものの両者時間がない中でそれぞれボールダイブの対抗策を捻出し、その発表会となった前日のWinners Finalとこの決勝では相手の構成変更に対してさらに回答を出せる引き出しの多さと即応力で上回ったのがShanghaiという印象。これでShanghaiは大会2連覇を飾り、リーグ全期間のステージ優勝数記録でも2位Shockを大きく引き離しトップに立っている。このチームが初年度に40連敗を喫したというのが今となっては信じがたい事実である。
【雑記】
今大会は序盤の様子から見て東西ともにハルトメタになると筆者は予想したのですが見事に外しました。実際NAはハルト&2盾メタになったもののボール&ウィンストンメタがAPACを席巻し決勝TでもAPACメタの優位が実証される結果に。コロナ禍で昨年からリーグが東西に分割された結果東西のチームが大会決勝以外で対戦することが無くなり双方のメタが違う方向に向かうことが増えています。それはそれで見てるほうからすると面白いし「メタの恣意性」ということを再認識できる状況でもあるのですが今回は特にNAのチームからするとAPACのチームとスクリムができないのでボール構成ミラーを試したくても相手がおらずNAのメタとなったハルト&2盾+シンメトラを極めるほかなかったという感じでしょう。コロナ終息後には以前のように全チームがNAに拠点を構えることになるかもしれませんが、国内シーンが盛んで念願のホームスタンド開催にも成功している中国のチームはもはやNAに戻る必要がないというか、そのあたり抵抗するかもしれませんね。
APAC代表同士の対戦となったSummer Showdown決勝はコントロール第一ラウンドのLight houseでファラミラーとなりこれまでの試合からさらに両チーム一歩研究を進めてきたという感を抱かせたが、特に顕著だったのは両チームのボール+トレーサーソンブラ構成のミラーになることを避ける傾向である。第3マップEichenwaldeではChengduがウィンストンザリアのタンクラインにマクリーとトールビョーンを合わせる異様な構成で防衛に入り(その後ボールダイブに戻した)、Shanghaiはこれに対してウィンストンD.VAリーパーソンブラルシオアナという構成で攻守を行いこのマップの奪取に成功しているほか、第4マップRoute 66では攻撃のChengduがハルトD.VAリーパートールビョーンモイラブリギッテというNAスタイルのアンチダイブで(実はJune JoustでChengduはこの構成をすでに使っていたのだが)第3まで進めるとShanghaiはウィンストンシグマリーパーソンブラアナゼニヤッタ(激レアLeeJaeGonゼニヤッタ)という前例のない構成にチェンジして第3を奥まで進ませずに防衛して見せた。総じてSummer Showdown終盤のトップメタとなったボールダイブではほとんど差がなかったものの両者時間がない中でそれぞれボールダイブの対抗策を捻出し、その発表会となった前日のWinners Finalとこの決勝では相手の構成変更に対してさらに回答を出せる引き出しの多さと即応力で上回ったのがShanghaiという印象。これでShanghaiは大会2連覇を飾り、リーグ全期間のステージ優勝数記録でも2位Shockを大きく引き離しトップに立っている。このチームが初年度に40連敗を喫したというのが今となっては信じがたい事実である。
【雑記】
今大会は序盤の様子から見て東西ともにハルトメタになると筆者は予想したのですが見事に外しました。実際NAはハルト&2盾メタになったもののボール&ウィンストンメタがAPACを席巻し決勝TでもAPACメタの優位が実証される結果に。コロナ禍で昨年からリーグが東西に分割された結果東西のチームが大会決勝以外で対戦することが無くなり双方のメタが違う方向に向かうことが増えています。それはそれで見てるほうからすると面白いし「メタの恣意性」ということを再認識できる状況でもあるのですが今回は特にNAのチームからするとAPACのチームとスクリムができないのでボール構成ミラーを試したくても相手がおらずNAのメタとなったハルト&2盾+シンメトラを極めるほかなかったという感じでしょう。コロナ終息後には以前のように全チームがNAに拠点を構えることになるかもしれませんが、国内シーンが盛んで念願のホームスタンド開催にも成功している中国のチームはもはやNAに戻る必要がないというか、そのあたり抵抗するかもしれませんね。
【COUNTDOWN CUP】 BAN: シグマ アッシュ エコー ルシオ
Paris Eternal 3-2 Dallas Fuel
Parisがボール+ファラマ構成で優位に立ち三大会連続でNAトップの座をキープしているDallas相手に値千金の勝利。Dallasはウィンストンが強いAnubisではさすがの練度を見せたものの、ボールミラーとなったそれ以外のマップではウィンストンとは勝手の違うボール構成の動き方にいまだ適応できていない様子を見せていた。
Houston Outlaws 3-0 Washington Justice
未だハワイには行っていないもののどんなメタでも安定した強さを見せているHoustonがWashingtonを一蹴。WashingtonはAssassinの0ヒットEMPやBebeが不用意な位置取りで虹彩を吐かされるなどミスが目立つ初戦となった。
Seoul Dynasty 3-2 Hangzhou Spark
第二マップからオリーサD.VAマクリーのアンチダイブを主軸に戦ったSeoulが見事リバーススウィープに成功。相変わらず高精度なプレーを見せているFitsマクリーの活躍が目立ったがPOTMは久しぶりの出場となったメインタンクGesture。対するSparkはShyソンブラがミスを多発しコントロールでのArchitectファラもキルを取れずになかなか厳しい内容となった。
New York Excelsior 3-0 Los Angels Valiant
初戦勝利となったNYXLは現在と似たボールメタになっていたシーズン前にShockに勝利しており、今大会は二回目となるハワイ行きも夢ではない。0勝継続中のValiatはLondonやTitansといったNAの下位チームと戦ったらどうなるのか気になる。
Philadelphia Fusion 3-0 Shanghai Dragons
NAに続きAPACでも波乱。ボール構成で大会二連覇を達成しているShanghaiがPhillyにストレートで敗北。Shanghaiはすでに今季のプレーオフ進出が決定しており、コントロールではTalonから加入したヒットスキャンDevelopをトレーサーで起用、エスコートでは19歳ながら既にベテランと言ってよい経歴を誇るWhoruのファラを組み込むなどこの一戦を新たなチャレンジのために使ったようにも見える。
Parisがボール+ファラマ構成で優位に立ち三大会連続でNAトップの座をキープしているDallas相手に値千金の勝利。Dallasはウィンストンが強いAnubisではさすがの練度を見せたものの、ボールミラーとなったそれ以外のマップではウィンストンとは勝手の違うボール構成の動き方にいまだ適応できていない様子を見せていた。
Houston Outlaws 3-0 Washington Justice
未だハワイには行っていないもののどんなメタでも安定した強さを見せているHoustonがWashingtonを一蹴。WashingtonはAssassinの0ヒットEMPやBebeが不用意な位置取りで虹彩を吐かされるなどミスが目立つ初戦となった。
Seoul Dynasty 3-2 Hangzhou Spark
第二マップからオリーサD.VAマクリーのアンチダイブを主軸に戦ったSeoulが見事リバーススウィープに成功。相変わらず高精度なプレーを見せているFitsマクリーの活躍が目立ったがPOTMは久しぶりの出場となったメインタンクGesture。対するSparkはShyソンブラがミスを多発しコントロールでのArchitectファラもキルを取れずになかなか厳しい内容となった。
New York Excelsior 3-0 Los Angels Valiant
初戦勝利となったNYXLは現在と似たボールメタになっていたシーズン前にShockに勝利しており、今大会は二回目となるハワイ行きも夢ではない。0勝継続中のValiatはLondonやTitansといったNAの下位チームと戦ったらどうなるのか気になる。
Philadelphia Fusion 3-0 Shanghai Dragons
NAに続きAPACでも波乱。ボール構成で大会二連覇を達成しているShanghaiがPhillyにストレートで敗北。Shanghaiはすでに今季のプレーオフ進出が決定しており、コントロールではTalonから加入したヒットスキャンDevelopをトレーサーで起用、エスコートでは19歳ながら既にベテランと言ってよい経歴を誇るWhoruのファラを組み込むなどこの一戦を新たなチャレンジのために使ったようにも見える。
Boston Uprising 3-1 Paris Eternal
前日Dallasに勝利したParisだったが今回はNagaファラがソンブラとソルジャーに粘着され、POTMとなったPunkD.VAの献身的なカバーもあって思うように試合を進められず。Bostonだけでなく他のチームでも採用されているオリーサD.VA+ゼニヤッタブリギッテというボールダイブへのカウンターを意識した構成は2盾がそのメタとなるのだが今大会はシグマが使えないため今後採用するチームが増えそう。
Atlatna Reign 3-2 Los Angels Gladiators
2大会連続でハワイを経験しているAtlantaがシーソーゲームを制して大きな1勝目。久しぶりのフル出場となったKAIがしっかりとMirrorファラに睨みを利かせコントロール二本奪取に大きく貢献した。Gladiatorsはコントロール以外のマップでは比較的有利に試合を進めていたがルート66では防衛でGatorハルトが先落ち+Muzeがボンゴを使用した最終ファイトでなぜか勝てず、攻撃はAtlantaの前当たりを排除するだけで3分近く時間を消費するなど余りにももったいない試合となってしまった。
Dallas Fuel 3-2 San Francisco Shock
2時間に及ぶ死闘を制したのはDallas。ただし中身は一方でShockがボールとファラの使用率が高くルシオもbanされている状況でなぜかハルト構成を出して時間を無駄にしもう一方ではDallasがオーバーエクステンドとC9を繰り返すカオスなマッチであった。ANSが4マップで出場し良いところも見せたShockだったが肝心のNeroファラがいまいちで、前述のように構成面での適応の遅れも見られるほか苦しくなるとANSのウィドウやバティスト+ゼニヤッタの個人技で対応しようとする場面がいまだに多く、チーム状況は改善が見られない様子というのが傍目からの評価になってしまう。
Seoul Dynasty 3-0 Los Angels Valiant
Seoulがボーナスラウンドで早くも二勝目。Phillyと同様今大会こそは悲願のハワイ行きを手にしたいところ。
New York Excelsior 3-2 Shanghai Dragons
前日の敗戦から一転ベストメンバーで挑んだShanghaiだったがまさかの二連敗。NYXLはFletaファラと相変わらずultの上りが異常に速いLipソンブラに苦しめられたがFloraトレーサーが獅子奮迅の活躍でキルを量産し大金星の立役者となった。コントロールでのウィンストン構成も一定の成果を挙げており、いまだ固まり切っていないCountdown Cupのメタで有利な手を引き続けることに成功しているようにも見える。
Philadelphia Fusion 3-1 Hangzhou Spark
Phillyはコントロールを落としたもののその後はボールザリアソンブラハンゾーゼニヤッタブリギッテという対アンチダイブ以外ではあまり見られないかなりポーク寄りの構成でマップを連取し、第4マップAnubisはEqoゲンジがSparkのダブルバブルによるマークをものともしない圧巻のプレーで締めた。ソンブラにも見事に適応したEqoに加えHotbaのザリアもほぼ100点と言っていい活躍を見せており、初となるハワイ行きが十分に視野に入っている。
前日Dallasに勝利したParisだったが今回はNagaファラがソンブラとソルジャーに粘着され、POTMとなったPunkD.VAの献身的なカバーもあって思うように試合を進められず。Bostonだけでなく他のチームでも採用されているオリーサD.VA+ゼニヤッタブリギッテというボールダイブへのカウンターを意識した構成は2盾がそのメタとなるのだが今大会はシグマが使えないため今後採用するチームが増えそう。
Atlatna Reign 3-2 Los Angels Gladiators
2大会連続でハワイを経験しているAtlantaがシーソーゲームを制して大きな1勝目。久しぶりのフル出場となったKAIがしっかりとMirrorファラに睨みを利かせコントロール二本奪取に大きく貢献した。Gladiatorsはコントロール以外のマップでは比較的有利に試合を進めていたがルート66では防衛でGatorハルトが先落ち+Muzeがボンゴを使用した最終ファイトでなぜか勝てず、攻撃はAtlantaの前当たりを排除するだけで3分近く時間を消費するなど余りにももったいない試合となってしまった。
Dallas Fuel 3-2 San Francisco Shock
2時間に及ぶ死闘を制したのはDallas。ただし中身は一方でShockがボールとファラの使用率が高くルシオもbanされている状況でなぜかハルト構成を出して時間を無駄にしもう一方ではDallasがオーバーエクステンドとC9を繰り返すカオスなマッチであった。ANSが4マップで出場し良いところも見せたShockだったが肝心のNeroファラがいまいちで、前述のように構成面での適応の遅れも見られるほか苦しくなるとANSのウィドウやバティスト+ゼニヤッタの個人技で対応しようとする場面がいまだに多く、チーム状況は改善が見られない様子というのが傍目からの評価になってしまう。
Seoul Dynasty 3-0 Los Angels Valiant
Seoulがボーナスラウンドで早くも二勝目。Phillyと同様今大会こそは悲願のハワイ行きを手にしたいところ。
New York Excelsior 3-2 Shanghai Dragons
前日の敗戦から一転ベストメンバーで挑んだShanghaiだったがまさかの二連敗。NYXLはFletaファラと相変わらずultの上りが異常に速いLipソンブラに苦しめられたがFloraトレーサーが獅子奮迅の活躍でキルを量産し大金星の立役者となった。コントロールでのウィンストン構成も一定の成果を挙げており、いまだ固まり切っていないCountdown Cupのメタで有利な手を引き続けることに成功しているようにも見える。
Philadelphia Fusion 3-1 Hangzhou Spark
Phillyはコントロールを落としたもののその後はボールザリアソンブラハンゾーゼニヤッタブリギッテという対アンチダイブ以外ではあまり見られないかなりポーク寄りの構成でマップを連取し、第4マップAnubisはEqoゲンジがSparkのダブルバブルによるマークをものともしない圧巻のプレーで締めた。ソンブラにも見事に適応したEqoに加えHotbaのザリアもほぼ100点と言っていい活躍を見せており、初となるハワイ行きが十分に視野に入っている。
Atlanta Reign 3-0 Houston Outlaws
HoustonはJakeをバティスト、Crimzoをゼニヤッタに固定し、コントロールではHappyがソルジャーを出すなどファラへの殺意が高い構成で挑んだがファラとトレーサーを担当したPelicanのクレバーなプレーの前に沈んだ。Atlantaは概してダイブ系の構成の使用率が高い今季において長くコンビを組んでいるGatorとHawkを中心としたソリッドなアンチダイブを有していることもあって格下チームにとっての鬼門となっている。
San Francisco Shock 3-1 Boston Uprising
この試合負ければKOラウンド出場が危ぶまれるShockだったが好調Boston相手に安堵の勝利。最近は全く配信もしておらず状態が心配されていたNeroは試合後半になるほど調子を上げ、ブリザードワールドではトールビョーンでヘッドショットキルを連発して完全に試合を壊した。この結果NAではDallas←Paris←Boston←Shock←Dallasという不思議な四すくみが出来上がっている。
Los Angels Gladiators 3-0 Washington Justice
Gladiatorsが前日の悔しい敗戦を払拭する快勝。POTMにはDecayとのハイレベルなトレーサー対決でマッチを盛り上げたKevsterが選ばれた。二戦連続の0-3で早くも予選落ちがほぼ確定したWashingtonはスタッツは良いもののミスがやたらと多いAssassinや今季途中からメインサポートにコンバートされているTtubaの実力不足が露呈しているとも言える。
【雑記】
前大会で結果を残したチームが使用していたボールD.VA+トレーサーソンブラのダイブがトップメタになると予想されましたが蓋を開けてみると使用率以上の存在感を残しているのがファラ、そしてオリーサ軸のポーク+アンチダイブ構成。ファラはアッシュ・エコーという天敵がbanされヒットスキャン全般のナーフも入ったことで文字通りアンタッチャブルな存在になりました。特にコントロールではソンブラに次いで使用率が高く、リーグでは二年ぶりとなるファラ同士の空中戦が観測されています。オリーサD.VA軸のアンチダイブも不利が付く2盾構成がシグマのbanで不可能になったために高い使用率を記録しており、この週の後に行われたコンテンダーズKRではオリーサD.VAハンゾートレーサーという形の構成とボールザリアが多かったのでリーグもそういった方向にメタがシフトするかも。他のタンクラインに関してはAnubisやIlios等特定のマップでは健在のウィンストンに対してラインハルトは予想通りルシオbanの影響が大きくほとんど使われていません。ただしペイロード防衛では前当たりを含めてとにかくペイロードに触り続け時間を稼ぐ戦術を使うチームがあり、コントロールでもControl Centerなど狭いステージでは初動でオリーサ軸に有利を取るために出ていました(NYXLがこれに成功。相手がボールでもポイントさえ確保すればそのあとすぐにチームキルされたところでそれほどスコア上の損にはなりません)。
HoustonはJakeをバティスト、Crimzoをゼニヤッタに固定し、コントロールではHappyがソルジャーを出すなどファラへの殺意が高い構成で挑んだがファラとトレーサーを担当したPelicanのクレバーなプレーの前に沈んだ。Atlantaは概してダイブ系の構成の使用率が高い今季において長くコンビを組んでいるGatorとHawkを中心としたソリッドなアンチダイブを有していることもあって格下チームにとっての鬼門となっている。
San Francisco Shock 3-1 Boston Uprising
この試合負ければKOラウンド出場が危ぶまれるShockだったが好調Boston相手に安堵の勝利。最近は全く配信もしておらず状態が心配されていたNeroは試合後半になるほど調子を上げ、ブリザードワールドではトールビョーンでヘッドショットキルを連発して完全に試合を壊した。この結果NAではDallas←Paris←Boston←Shock←Dallasという不思議な四すくみが出来上がっている。
Los Angels Gladiators 3-0 Washington Justice
Gladiatorsが前日の悔しい敗戦を払拭する快勝。POTMにはDecayとのハイレベルなトレーサー対決でマッチを盛り上げたKevsterが選ばれた。二戦連続の0-3で早くも予選落ちがほぼ確定したWashingtonはスタッツは良いもののミスがやたらと多いAssassinや今季途中からメインサポートにコンバートされているTtubaの実力不足が露呈しているとも言える。
【雑記】
前大会で結果を残したチームが使用していたボールD.VA+トレーサーソンブラのダイブがトップメタになると予想されましたが蓋を開けてみると使用率以上の存在感を残しているのがファラ、そしてオリーサ軸のポーク+アンチダイブ構成。ファラはアッシュ・エコーという天敵がbanされヒットスキャン全般のナーフも入ったことで文字通りアンタッチャブルな存在になりました。特にコントロールではソンブラに次いで使用率が高く、リーグでは二年ぶりとなるファラ同士の空中戦が観測されています。オリーサD.VA軸のアンチダイブも不利が付く2盾構成がシグマのbanで不可能になったために高い使用率を記録しており、この週の後に行われたコンテンダーズKRではオリーサD.VAハンゾートレーサーという形の構成とボールザリアが多かったのでリーグもそういった方向にメタがシフトするかも。他のタンクラインに関してはAnubisやIlios等特定のマップでは健在のウィンストンに対してラインハルトは予想通りルシオbanの影響が大きくほとんど使われていません。ただしペイロード防衛では前当たりを含めてとにかくペイロードに触り続け時間を稼ぐ戦術を使うチームがあり、コントロールでもControl Centerなど狭いステージでは初動でオリーサ軸に有利を取るために出ていました(NYXLがこれに成功。相手がボールでもポイントさえ確保すればそのあとすぐにチームキルされたところでそれほどスコア上の損にはなりません)。
Toronto Defiant 3-1 London Spitfire
終始ボールダイブを使用したLondonはRuinsとRialtoでは良いパフォーマンスを見せたがTorontoがそれぞれウィンストン、ファラを出したWellとLighthouseのように非対称のマッチアップになると途端に動きに迷いが出てしまうのがつらい。
Vancouver Titans 3-0 Boston Uprising
今季のリーグにおいて全敗トリオの一角であったTitansが嬉しい初勝利。オリーサミラーとなったコントロール第二ラウンドのMEKA Baseを制すると勢いに乗り、第三マップハナムラではサブインしたTeruがファラとメイで最高の活躍を見せ試合を締めくくった。POTMにはクリティカルなデスは未だに多いものの重要な場面でキルを取り続けたDaltonトレーサーが選ばれている。
Philadelphia Fusion 3-1 New York Excelsior
ここまで2-0の好調チーム同士の対決はPhillyに軍配。ザリアでの高いパフォーマンスで二試合連続のPOTMに輝いたHotbaに加え韓国勢からポジションを奪い取ったEQOソンブラとFunnyAstroブリギッテの貢献も光っている。
Shanghai Dragons 3-2 Seoul Dynasty
使い慣れたボールダイブで負けられない一戦に挑んだShanghaiに対しSeoulはアンチダイブで常に有利を取り続けたが第四マップBlizzard WorldをC9で落とすと最終マップBusanでは2ラウンドとも取り返しで息が合わずあまりにももったいない逆転負けを喫した。一方のShanghaiも勝ちはしたが予選最終戦を前に1勝2敗マップスコア5-8とKOラウンド進出はかなり厳しい状況となっている。
Chengdu Hunters 3-1 Guangzhou Charge
Chengduが第一マップをあっという間に終わらせたときにはこのままスピードランかと思われたがGuangzhouはここから盛り返し、特にJinmuファラを何度も撃墜したEileenのハンゾーはGuangzhouが勝てば間違いなくPOTMの活躍ぶりだったが、Anubis引き分けを挟んでスコア1-2-1で迎えたコントロールで終戦となった。
終始ボールダイブを使用したLondonはRuinsとRialtoでは良いパフォーマンスを見せたがTorontoがそれぞれウィンストン、ファラを出したWellとLighthouseのように非対称のマッチアップになると途端に動きに迷いが出てしまうのがつらい。
Vancouver Titans 3-0 Boston Uprising
今季のリーグにおいて全敗トリオの一角であったTitansが嬉しい初勝利。オリーサミラーとなったコントロール第二ラウンドのMEKA Baseを制すると勢いに乗り、第三マップハナムラではサブインしたTeruがファラとメイで最高の活躍を見せ試合を締めくくった。POTMにはクリティカルなデスは未だに多いものの重要な場面でキルを取り続けたDaltonトレーサーが選ばれている。
Philadelphia Fusion 3-1 New York Excelsior
ここまで2-0の好調チーム同士の対決はPhillyに軍配。ザリアでの高いパフォーマンスで二試合連続のPOTMに輝いたHotbaに加え韓国勢からポジションを奪い取ったEQOソンブラとFunnyAstroブリギッテの貢献も光っている。
Shanghai Dragons 3-2 Seoul Dynasty
使い慣れたボールダイブで負けられない一戦に挑んだShanghaiに対しSeoulはアンチダイブで常に有利を取り続けたが第四マップBlizzard WorldをC9で落とすと最終マップBusanでは2ラウンドとも取り返しで息が合わずあまりにももったいない逆転負けを喫した。一方のShanghaiも勝ちはしたが予選最終戦を前に1勝2敗マップスコア5-8とKOラウンド進出はかなり厳しい状況となっている。
Chengdu Hunters 3-1 Guangzhou Charge
Chengduが第一マップをあっという間に終わらせたときにはこのままスピードランかと思われたがGuangzhouはここから盛り返し、特にJinmuファラを何度も撃墜したEileenのハンゾーはGuangzhouが勝てば間違いなくPOTMの活躍ぶりだったが、Anubis引き分けを挟んでスコア1-2-1で迎えたコントロールで終戦となった。
Dallas Fuel 3-1 London Spitfire
NAで唯一勝ち星のないチームとなったLondonはTitansに負けじとDallas相手に食い下がり第5マップまで粘った。ボールというヒーローへの理解度が高いHadiとMolf1gのタンクライン、そしてシグネチャーヒーローのトレーサーを任されたShaxはかなり良い動きをしているように見受けられるが、BlaseのソンブラがとにかくEMPの吐き方が悪くEMPの上がり自体も非常に遅いのでチームの足を引っ張ってしまっている感が否めない。
Atlanta Reign 3-2 Florida Mayhem
第5マップ最終ラウンドまでもつれた試合をAtlantaが制してはやくも予選突破確定。Floridaは復帰したOgeが好調さを見せ、トレーサーとファラに加えゲンジもプレーしたYakiが持ち前の爆発力でチームを引っ張ったが最終コントロールでは第二、第三ラウンド共に序盤のリードを生かせずに逆転負けという結果になった。
Toronto Defiant 3-0 Washington Justice
いいところなく敗れたWashingtonは今大会三戦連続のストレート負け。デスの多いサポート陣と1v1に固執しがちな両dpsという問題だけでは説明できない成績が続いており、何か我々の知り得ない状況(例えば2020年のDallasではDecayが練習拒否を起こしており、同年初めにはTitansが選手と運営の間の諍いでロスター全変更を経験している)が裏にありそうな気がする。対するTorontoは下位チーム相手とは言え嬉しい二連勝で、特にこの試合ではMichelleD.VAがハバナだけで5回のパルス消しを記録するなど素晴らしい活躍。
Seoul Dynasty 3-2 Philadelphia Fusion
Phillyは2マップを連取し楽勝ムードを漂わせていたがSeoulがウィンストンザリアを出した第三マップVolskayaから戦況が一変。最終マップNepalではアンチダイブではなくボールダイブを出してきたSeoulの戦術変更にも戸惑ったか力なくこのマップを落としてリバーススウィープを許してしまった。Phillyはスコア3-1マップスコア11-5、Seoulはスコア3-1マップスコア11-7で予選を終え、両者ともにKOラウンド進出をほぼ確定させている。
Chengdu Hunters 3-1 New York Excelsior
Floraトレーサーの鬼キャリーによってコントロールをものにしたNYXLだがその後はハードポケットされたJinmuファラとハンゾー、ソンブラ、ウィドウと目まぐるしくピックを変えるLeaveの両dpsに苦しみ勝機を見いだせず。予選前半はShanghaiに勝利するなど勢いに乗っていたものの今日の試合を終えてスコア2-2マップスコア8-8と予選突破はかなり厳しい状況に(今季マップスコアタイ以下で予選抜けしたチームはまだ無い)。
Shanghai Dragons 3-1 Guangzhou Charge
直前の試合でNYXLが0-3で負けなかったことにより今季初の予選落ちがほぼ確定したShanghaiは途中からIzayakiの控えとなっているMollyを出すなどややスローペースの試合となった。既にプレーオフ進出を決めているチーム(Shanghai、Dallas)にとってはヒーローBANのないプレーオフの練習にもならない今大会はトライハードする意味がないというDallasコーチのインタビューがD3さんの記事になっていたがShanghaiも今回は予選落ちしてよかったと言える状況かもしれない。
NAで唯一勝ち星のないチームとなったLondonはTitansに負けじとDallas相手に食い下がり第5マップまで粘った。ボールというヒーローへの理解度が高いHadiとMolf1gのタンクライン、そしてシグネチャーヒーローのトレーサーを任されたShaxはかなり良い動きをしているように見受けられるが、BlaseのソンブラがとにかくEMPの吐き方が悪くEMPの上がり自体も非常に遅いのでチームの足を引っ張ってしまっている感が否めない。
Atlanta Reign 3-2 Florida Mayhem
第5マップ最終ラウンドまでもつれた試合をAtlantaが制してはやくも予選突破確定。Floridaは復帰したOgeが好調さを見せ、トレーサーとファラに加えゲンジもプレーしたYakiが持ち前の爆発力でチームを引っ張ったが最終コントロールでは第二、第三ラウンド共に序盤のリードを生かせずに逆転負けという結果になった。
Toronto Defiant 3-0 Washington Justice
いいところなく敗れたWashingtonは今大会三戦連続のストレート負け。デスの多いサポート陣と1v1に固執しがちな両dpsという問題だけでは説明できない成績が続いており、何か我々の知り得ない状況(例えば2020年のDallasではDecayが練習拒否を起こしており、同年初めにはTitansが選手と運営の間の諍いでロスター全変更を経験している)が裏にありそうな気がする。対するTorontoは下位チーム相手とは言え嬉しい二連勝で、特にこの試合ではMichelleD.VAがハバナだけで5回のパルス消しを記録するなど素晴らしい活躍。
Seoul Dynasty 3-2 Philadelphia Fusion
Phillyは2マップを連取し楽勝ムードを漂わせていたがSeoulがウィンストンザリアを出した第三マップVolskayaから戦況が一変。最終マップNepalではアンチダイブではなくボールダイブを出してきたSeoulの戦術変更にも戸惑ったか力なくこのマップを落としてリバーススウィープを許してしまった。Phillyはスコア3-1マップスコア11-5、Seoulはスコア3-1マップスコア11-7で予選を終え、両者ともにKOラウンド進出をほぼ確定させている。
Chengdu Hunters 3-1 New York Excelsior
Floraトレーサーの鬼キャリーによってコントロールをものにしたNYXLだがその後はハードポケットされたJinmuファラとハンゾー、ソンブラ、ウィドウと目まぐるしくピックを変えるLeaveの両dpsに苦しみ勝機を見いだせず。予選前半はShanghaiに勝利するなど勢いに乗っていたものの今日の試合を終えてスコア2-2マップスコア8-8と予選突破はかなり厳しい状況に(今季マップスコアタイ以下で予選抜けしたチームはまだ無い)。
Shanghai Dragons 3-1 Guangzhou Charge
直前の試合でNYXLが0-3で負けなかったことにより今季初の予選落ちがほぼ確定したShanghaiは途中からIzayakiの控えとなっているMollyを出すなどややスローペースの試合となった。既にプレーオフ進出を決めているチーム(Shanghai、Dallas)にとってはヒーローBANのないプレーオフの練習にもならない今大会はトライハードする意味がないというDallasコーチのインタビューがD3さんの記事になっていたがShanghaiも今回は予選落ちしてよかったと言える状況かもしれない。
Florida Mayhem 3-1 Boston Uprising
オリーサとラインハルトを中心とした集団戦を制したFloridaがスコアを1-1のタイに戻している。POTMのGargoyleはシグマのイメージが強い選手だが今年はずっとD.VAを担当しているだけあって動きに磨きがかかってきている。Bostonは今大会Parisに勝利して好スタートを切ったものの第二戦でShockに敗れるとボーナスゲームと思われた次のTitans戦でまさかのストレート負けを喫しこの時点で予選突破の可能性がほぼ消えていた。
Atlanta Reign 3-1 Dallas Fuel
いまいち調子の上がらない(手を抜いている可能性も指摘されている)Dallasに対し序盤からフルスロットルのAtlantaが常にゲームを優位に進めた。ファラ、ゲンジ、トレーサーで八面六臂の活躍を見せたPelicanはまさにエースの風格をまとっており、第4マップの最終局面ではSp9rk1eトレーサーとの一騎打ちを制して試合を決めた。Dallasに対して今季初の勝利を手にしたAtlantaは堂々の4-0でKOラウンド進出、マップスコア9-9のDallasは予選落ちの可能性が高まっている。
Washington Justice 3-0 Vancouver Titans
前試合で大きな一勝を手にしたTitansだったがこの試合は相手の個人技に押される形となりストレート負け。ただしTitansは予選を後二試合残しており、天王山(?)となるLondon戦に勝てればKOラウンド進出も夢ではない。
オリーサとラインハルトを中心とした集団戦を制したFloridaがスコアを1-1のタイに戻している。POTMのGargoyleはシグマのイメージが強い選手だが今年はずっとD.VAを担当しているだけあって動きに磨きがかかってきている。Bostonは今大会Parisに勝利して好スタートを切ったものの第二戦でShockに敗れるとボーナスゲームと思われた次のTitans戦でまさかのストレート負けを喫しこの時点で予選突破の可能性がほぼ消えていた。
Atlanta Reign 3-1 Dallas Fuel
いまいち調子の上がらない(手を抜いている可能性も指摘されている)Dallasに対し序盤からフルスロットルのAtlantaが常にゲームを優位に進めた。ファラ、ゲンジ、トレーサーで八面六臂の活躍を見せたPelicanはまさにエースの風格をまとっており、第4マップの最終局面ではSp9rk1eトレーサーとの一騎打ちを制して試合を決めた。Dallasに対して今季初の勝利を手にしたAtlantaは堂々の4-0でKOラウンド進出、マップスコア9-9のDallasは予選落ちの可能性が高まっている。
Washington Justice 3-0 Vancouver Titans
前試合で大きな一勝を手にしたTitansだったがこの試合は相手の個人技に押される形となりストレート負け。ただしTitansは予選を後二試合残しており、天王山(?)となるLondon戦に勝てればKOラウンド進出も夢ではない。
Toronto Defiant 3-2 Paris Eternal
コントロールと2CPの接戦を制して2-0としたTorontoだったがKing's Row第4ラウンド防衛で2分でゴール付近まで余裕があるという状況をひっくり返されると流れはParisに傾き、あわやリバーススウィープ寸前まで追い詰められた。Dallasを破ったParisのファラ構成にコントロールでうまく対処し今大会のKOラウンド進出と今季末のプレイイントーナメント進出を確定させたのは大きな成功だが、King's Rowで二度のゼロビトンを放ったMichelleは一生ネタにされることだろう。
Houston Outlaws 3-1 Florida Mayhem
FloridaのPhillyスタイルとも言えるボールザリアハンゾーに対してダブルバブルに変更したHoustonが試合を優位に進めた。敗れたFloridaは現在総合順位で下から4位となっており、プレイイントーナメント進出のためには今大会ハワイで一勝以上することが条件となる。そのためにはまず予選最終戦である次戦でGladiators相手に2マップ差以上付けて勝つことが現実的に必要となり、なかなか修羅の道。
Chengdu Hunters 3-1 Hangzhou Spark
Chengduが今大会3勝目でKOラウンド進出決定。ColdestとM1kaという中国人サポートコンビがいつものMCDとIDKに代わって出場したSparkはハナムラではGuxueウィンストンを軸に防衛をうまくこなしたものの後が続かず3連敗。仮に今大会調子の悪くないNYXLが決勝Tで好成績を残せばSparkのプレーイントーナメント進出が消える可能性があるが、明日のCharge戦でSparkが2マップ以上差をつけられて負けるとNYXLがKOラウンドに進出できなくなる(そうなった場合SparkとNYXLが今季の最終ポイント合計で並ぶがマップ差でSparkが上位になる)ため、Sparkとしては明日の試合わざと負けるという手もある複雑な状況になっている。
Guangzhou Charge 3-0 Los Angels Valiant
試合内容に関しては特になし。Chargeは今季初のKOラウンド進出の可能性を残しており、一方のValiantは初年度のShanghai以来となるシーズン全敗まであと一歩。
コントロールと2CPの接戦を制して2-0としたTorontoだったがKing's Row第4ラウンド防衛で2分でゴール付近まで余裕があるという状況をひっくり返されると流れはParisに傾き、あわやリバーススウィープ寸前まで追い詰められた。Dallasを破ったParisのファラ構成にコントロールでうまく対処し今大会のKOラウンド進出と今季末のプレイイントーナメント進出を確定させたのは大きな成功だが、King's Rowで二度のゼロビトンを放ったMichelleは一生ネタにされることだろう。
Houston Outlaws 3-1 Florida Mayhem
FloridaのPhillyスタイルとも言えるボールザリアハンゾーに対してダブルバブルに変更したHoustonが試合を優位に進めた。敗れたFloridaは現在総合順位で下から4位となっており、プレイイントーナメント進出のためには今大会ハワイで一勝以上することが条件となる。そのためにはまず予選最終戦である次戦でGladiators相手に2マップ差以上付けて勝つことが現実的に必要となり、なかなか修羅の道。
Chengdu Hunters 3-1 Hangzhou Spark
Chengduが今大会3勝目でKOラウンド進出決定。ColdestとM1kaという中国人サポートコンビがいつものMCDとIDKに代わって出場したSparkはハナムラではGuxueウィンストンを軸に防衛をうまくこなしたものの後が続かず3連敗。仮に今大会調子の悪くないNYXLが決勝Tで好成績を残せばSparkのプレーイントーナメント進出が消える可能性があるが、明日のCharge戦でSparkが2マップ以上差をつけられて負けるとNYXLがKOラウンドに進出できなくなる(そうなった場合SparkとNYXLが今季の最終ポイント合計で並ぶがマップ差でSparkが上位になる)ため、Sparkとしては明日の試合わざと負けるという手もある複雑な状況になっている。
Guangzhou Charge 3-0 Los Angels Valiant
試合内容に関しては特になし。Chargeは今季初のKOラウンド進出の可能性を残しており、一方のValiantは初年度のShanghai以来となるシーズン全敗まであと一歩。
Paris Eternal 3-0 London Spitfire
コントロールでは2ラウンドとも大量リードを奪った状態から逆転負けしたLondonはその後今シーズンのParisをキャリーし続けるNagaファラに手を出せず完敗。勝敗を0-15として明日には運命のTitans戦が待っている。Parisは総合スコア8-8とチーム存続が危ぶまれた今季初めからすれば期待以上の結果を出して予選を終えることとなった。
San Francisco Shock 3-0 Vancouver Titans
このマッチアップはやはり無理があったというべきか、Shockが個人技にものを言わせたピックを連発し試合にさせなかった。Shockは次のToronto戦にストレートで負けてもマップ差+1と、KOラウンド進出自体は楽観視できる状況。一方のTitansはKOラウンド進出はかなり厳しくなったものの、2021年NA最下位を決める明日のLondon戦にはグランドファイナル並みの注目が集まっている。
Los Angels Gladiators 3-1 Florida Mayhem
Floridaにとってはプレーオフがかかった大事な試合で、特にYakiトレーサーの動きはまさに背水の陣といえる鬼気迫るものがあったが接戦のRialtoを落として終幕となった。今季のFloridaは昨年評価を上げたBQB、Yaki、Gargoyleと言った選手に加えOge、Slimeといった実績あるプレイヤーを加入させMay Meleeでもハワイ行きを決めて優勝候補の一角にも挙げられたが、大会を追うごとに戦績が悪化しフレキシビリティの欠如があらわになってしまったと言える。
Chengdu Hunters 3-0 Los Angels Valiant
ほとんど出場機会のなかったFarwayを起用する余裕を見せたChengduが予選4-0で見事1位抜け。Valaintは今年いきなりの中国移転&契約を結んでいた全選手の解雇であらゆる方面からの顰蹙を買うというスタートだったが、新たなオールチャイニーズロスターも全く名前の知られていない選手ばかりで(Krystalは唯一、Chargeを素行不良で追い出された選手としてリーグファンの記憶に残っている)、当然というべきか0勝16敗で今季の日程を終える結果となってしまった。選手に罪はないものの、コンテンダーズどころかオープンディヴィジョンのチームの方がましというレベルのロスターがリーグに出るという状況を生み出してしまったリーグ運営とValiantの責任を問う声もある。
Guangzhou Charge 3-2 Hangzhou Spark
APACの今季予選最終戦、激戦を制して今大会の予選成績をタイに戻したChargeだがKOラウンド進出には3-1以上でこの試合に勝つ必要があり、残念ながら第三マップを落とした時点で予選抜けとプレーオフ進出の可能性が消えていた。昨年はトーナメント優勝も経験しその立役者となったRioとCrongのタンクラインが残留、さらには期待のルーキーdps二人とNAで経験を積んだベテランKarivが加入とシーズン前はかなり期待されたチームだったが蓋を開けてみるとウィンストンメタで全く勝てず、Karivは低調なパフォーマンスに終始し中国トップクラスのヒットスキャンとして鳴り物入りで加入したKayleeは途中から全く試合に姿を見せなくなった。とはいえシーズン終盤にかけてチームの調子は少しづつ上向き、毎試合フル回転のChoisehwanとEileenのdpsコンビが成長を見せるなどもうすこしリーグの期間が長ければtop4入りの可能性もあったかもしれない惜しいチームだった。
コントロールでは2ラウンドとも大量リードを奪った状態から逆転負けしたLondonはその後今シーズンのParisをキャリーし続けるNagaファラに手を出せず完敗。勝敗を0-15として明日には運命のTitans戦が待っている。Parisは総合スコア8-8とチーム存続が危ぶまれた今季初めからすれば期待以上の結果を出して予選を終えることとなった。
San Francisco Shock 3-0 Vancouver Titans
このマッチアップはやはり無理があったというべきか、Shockが個人技にものを言わせたピックを連発し試合にさせなかった。Shockは次のToronto戦にストレートで負けてもマップ差+1と、KOラウンド進出自体は楽観視できる状況。一方のTitansはKOラウンド進出はかなり厳しくなったものの、2021年NA最下位を決める明日のLondon戦にはグランドファイナル並みの注目が集まっている。
Los Angels Gladiators 3-1 Florida Mayhem
Floridaにとってはプレーオフがかかった大事な試合で、特にYakiトレーサーの動きはまさに背水の陣といえる鬼気迫るものがあったが接戦のRialtoを落として終幕となった。今季のFloridaは昨年評価を上げたBQB、Yaki、Gargoyleと言った選手に加えOge、Slimeといった実績あるプレイヤーを加入させMay Meleeでもハワイ行きを決めて優勝候補の一角にも挙げられたが、大会を追うごとに戦績が悪化しフレキシビリティの欠如があらわになってしまったと言える。
Chengdu Hunters 3-0 Los Angels Valiant
ほとんど出場機会のなかったFarwayを起用する余裕を見せたChengduが予選4-0で見事1位抜け。Valaintは今年いきなりの中国移転&契約を結んでいた全選手の解雇であらゆる方面からの顰蹙を買うというスタートだったが、新たなオールチャイニーズロスターも全く名前の知られていない選手ばかりで(Krystalは唯一、Chargeを素行不良で追い出された選手としてリーグファンの記憶に残っている)、当然というべきか0勝16敗で今季の日程を終える結果となってしまった。選手に罪はないものの、コンテンダーズどころかオープンディヴィジョンのチームの方がましというレベルのロスターがリーグに出るという状況を生み出してしまったリーグ運営とValiantの責任を問う声もある。
Guangzhou Charge 3-2 Hangzhou Spark
APACの今季予選最終戦、激戦を制して今大会の予選成績をタイに戻したChargeだがKOラウンド進出には3-1以上でこの試合に勝つ必要があり、残念ながら第三マップを落とした時点で予選抜けとプレーオフ進出の可能性が消えていた。昨年はトーナメント優勝も経験しその立役者となったRioとCrongのタンクラインが残留、さらには期待のルーキーdps二人とNAで経験を積んだベテランKarivが加入とシーズン前はかなり期待されたチームだったが蓋を開けてみるとウィンストンメタで全く勝てず、Karivは低調なパフォーマンスに終始し中国トップクラスのヒットスキャンとして鳴り物入りで加入したKayleeは途中から全く試合に姿を見せなくなった。とはいえシーズン終盤にかけてチームの調子は少しづつ上向き、毎試合フル回転のChoisehwanとEileenのdpsコンビが成長を見せるなどもうすこしリーグの期間が長ければtop4入りの可能性もあったかもしれない惜しいチームだった。
London Spitfire 3-2 Vancouver Titans
全世界が注目したNAの雑魚決定戦実質グランドファイナルは接戦の末にLondonに軍配。お互いが1勝だけして今季のリーグを去るというある意味ハッピーエンドとなった(マップ差でも両チームが並び、この直接対決の結果を以てTitansの最下位が決定)。今季のLondonはコンテンダーズEUの無敵艦隊British Hurricaneから6名を昇格させ、地元志向でしかも実力の伴ったロスターとして期待を集めたがこんなはずではなかったというマッチが続き気が付けば1勝もすることなく最終戦を迎えていた。今年のLondonが結果を出せなかったのもやはり4年目を迎えOW星人と言われるような若くて上手い選手しか残っていないリーグの厳しさを象徴していると言えるだろう。Titansは去年に引き続きNAEUのコンテンダーズ選手やベテランを集めたローコストのチームで、当初はNAで唯一勝ち上がる見込みのないチームと言われていただけに8月7日のBoston戦の勝利はほとんど感動的なものになった。
Los Angels Gladiators 3-0 Houston Outlaws
NAの上位を狙う2チームによる対決は意外にもワンサイドゲームに。POTMに選ばれたKevsterだけでなくBirdlingがマクリーとソンブラで圧倒的なファイナルブロウ能力を見せつけ、対面のDantehとHappyを完全に格付けした形となった。Gladiatorsはこれで明日のKOラウンドシードが確定、一方でHoustonは1マップでも取ればDallasをタイブレークルールで上回ってKOラウンドに進出できただけに悔しい最終戦となってしまった。
San Francisco Shock 3-1 Toronto Defiant
直前の試合の結果から3-0で勝っても今大会KOラウンドのシードは獲得できなくなったため肩の力を抜いて試合に臨めたであろうShockはコントロールを落としたもののその後は優位に試合を進めた。メインサポートにコンバートされたViol2tの代わりにフレックスサポートを務めているTwilightがバティストで非常に良いパフォーマンスを見せているほかANSとNeroの先発dpsコンビの調子もよく、悲願のハワイ行きがかかった明日のKOラウンドに向けて好材料は多い。
Chengdu Hunters 3-1 New York Excelsior
Chengduが接戦に勝利し今季3度目の決勝トーナメント進出を決めた。これによってNYXLはプレーオフ進出の可能性が消え今季の日程を終えることに。NYXLは今年初期メンバーのほとんどがチームを去り一人残されたJjonakを粒ぞろいの新人が囲むというメンツになったが、YakpungとBiancaのタンクラインが適応に苦しみ期待されたほどの結果を出せなかった。それでもJune Joustで決勝トーナメントを経験するとSR5000の記録を持つ伝説のオフタンクKaliosの加入もあって上位チームに対しても良い試合ができるようになった。特にコンテンダーズKRのTeam Diamondから加入したヒットスキャンFloraはアッシュとトレーサーで桁違いのプレー精度を見せ、来季に向けて動向が気になる選手の一人である(来季もリーグが存続していればの話になるが)。
Seoul Dynasty 3-1 Philadelphia Fusion
Volskayaの引き分けを挟んで最終マップまでもつれる激戦をSeoulがものにして今季初の決勝T進出を決めた。Phillyも初年度からの苦い経験を知るCarpeが気合の入ったプレーを見せたが、その前に大舞台では異常な強さを誇る男Profitが死神のごとく立ちはだかった。Phillyは今季三大会でKOラウンド進出を果たしAPAC最強の一角にも数えられたものの終わってみれば一度も決勝Tに進出できず、プレーオフでは一層の奮起が期待される。
全世界が注目したNAの
Los Angels Gladiators 3-0 Houston Outlaws
NAの上位を狙う2チームによる対決は意外にもワンサイドゲームに。POTMに選ばれたKevsterだけでなくBirdlingがマクリーとソンブラで圧倒的なファイナルブロウ能力を見せつけ、対面のDantehとHappyを完全に格付けした形となった。Gladiatorsはこれで明日のKOラウンドシードが確定、一方でHoustonは1マップでも取ればDallasをタイブレークルールで上回ってKOラウンドに進出できただけに悔しい最終戦となってしまった。
San Francisco Shock 3-1 Toronto Defiant
直前の試合の結果から3-0で勝っても今大会KOラウンドのシードは獲得できなくなったため肩の力を抜いて試合に臨めたであろうShockはコントロールを落としたもののその後は優位に試合を進めた。メインサポートにコンバートされたViol2tの代わりにフレックスサポートを務めているTwilightがバティストで非常に良いパフォーマンスを見せているほかANSとNeroの先発dpsコンビの調子もよく、悲願のハワイ行きがかかった明日のKOラウンドに向けて好材料は多い。
Chengdu Hunters 3-1 New York Excelsior
Chengduが接戦に勝利し今季3度目の決勝トーナメント進出を決めた。これによってNYXLはプレーオフ進出の可能性が消え今季の日程を終えることに。NYXLは今年初期メンバーのほとんどがチームを去り一人残されたJjonakを粒ぞろいの新人が囲むというメンツになったが、YakpungとBiancaのタンクラインが適応に苦しみ期待されたほどの結果を出せなかった。それでもJune Joustで決勝トーナメントを経験するとSR5000の記録を持つ伝説のオフタンクKaliosの加入もあって上位チームに対しても良い試合ができるようになった。特にコンテンダーズKRのTeam Diamondから加入したヒットスキャンFloraはアッシュとトレーサーで桁違いのプレー精度を見せ、来季に向けて動向が気になる選手の一人である(来季もリーグが存続していればの話になるが)。
Seoul Dynasty 3-1 Philadelphia Fusion
Volskayaの引き分けを挟んで最終マップまでもつれる激戦をSeoulがものにして今季初の決勝T進出を決めた。Phillyも初年度からの苦い経験を知るCarpeが気合の入ったプレーを見せたが、その前に大舞台では異常な強さを誇る男Profitが死神のごとく立ちはだかった。Phillyは今季三大会でKOラウンド進出を果たしAPAC最強の一角にも数えられたものの終わってみれば一度も決勝Tに進出できず、プレーオフでは一層の奮起が期待される。
Toronto Defiant 3-2 Paris Eternal
13日に対戦したばかりの2チームによるNAノックアウトラウンド初戦は前戦と同様に第五マップ最終ラウンドまでもつれる接戦となったが、またしても勝利したのはToronto。今季途中にピンチヒッターとして加入したAspireがトレーサーでFB/デス比が3.2というエース級の活躍を見せている。
San Francisco Shock 3-0 Dallas Fuel
なんとしても今大会ハワイに行きたいShockともはやハワイに行く理由が無いDallas、両者のやる気の差がそのままスコアに表れた。意図的なthrowとも受け取れるプレーがいくつもあったDallasだが過密日程のハワイ旅行をこれまでに三度も強いられている彼らを責めることはできないだろう。
Atlanta Reign 3-1 Toronto Defiant
肺気胸の手術で入院しているPelicanの代わりにEdisonが出場したAtlantaだったが、ゾーンに入ったHeesuハンゾーのスーパープレーに苦しめられた。それでも質の高いバンカー構成は健在で、Dallasが事実上不参加の今大会は間違いなくNAナンバーワンのチームと言ってよいだろう。三大会連続での参加となる決勝Tではプレーオフ直通のNA総合三位以内を確保するためにも良い結果を残したいところ。
Los Angels Gladiators 3-2 San Francisco Shock
OWL史に残る大接戦となった二つ目の決勝はコントロールでの強さをまざまざと見せつけたGladiatorsが勝利し、初の決勝T行きを決めた。POTMには試合を動かすキルを取り続けたBirdringが選ばれたが、ブリギッテだけでなくゼニヤッタでも質の高いプレーを見せダブルフレックスサポートの構成でShockに有利を取らせなかったSkewedも評価されるべきだろう。Shockはこれで一度も決勝Tに行けないままレギュラーシーズンを終えることになり、AtlantaとGladiatorsが両方ハワイでポイントを獲得した場合プレーオフに行くためにはプレーイントーナメントを勝ち上がる必要が出てくる。配信では「もうハワイ行きの飛行機に乗っている」と豪語していたsuperは試合後顔を覆い落胆をあらわにしていた。
13日に対戦したばかりの2チームによるNAノックアウトラウンド初戦は前戦と同様に第五マップ最終ラウンドまでもつれる接戦となったが、またしても勝利したのはToronto。今季途中にピンチヒッターとして加入したAspireがトレーサーでFB/デス比が3.2というエース級の活躍を見せている。
San Francisco Shock 3-0 Dallas Fuel
なんとしても今大会ハワイに行きたいShockともはやハワイに行く理由が無いDallas、両者のやる気の差がそのままスコアに表れた。意図的なthrowとも受け取れるプレーがいくつもあったDallasだが過密日程のハワイ旅行をこれまでに三度も強いられている彼らを責めることはできないだろう。
Atlanta Reign 3-1 Toronto Defiant
肺気胸の手術で入院しているPelicanの代わりにEdisonが出場したAtlantaだったが、ゾーンに入ったHeesuハンゾーのスーパープレーに苦しめられた。それでも質の高いバンカー構成は健在で、Dallasが事実上不参加の今大会は間違いなくNAナンバーワンのチームと言ってよいだろう。三大会連続での参加となる決勝Tではプレーオフ直通のNA総合三位以内を確保するためにも良い結果を残したいところ。
Los Angels Gladiators 3-2 San Francisco Shock
OWL史に残る大接戦となった二つ目の決勝はコントロールでの強さをまざまざと見せつけたGladiatorsが勝利し、初の決勝T行きを決めた。POTMには試合を動かすキルを取り続けたBirdringが選ばれたが、ブリギッテだけでなくゼニヤッタでも質の高いプレーを見せダブルフレックスサポートの構成でShockに有利を取らせなかったSkewedも評価されるべきだろう。Shockはこれで一度も決勝Tに行けないままレギュラーシーズンを終えることになり、AtlantaとGladiatorsが両方ハワイでポイントを獲得した場合プレーオフに行くためにはプレーイントーナメントを勝ち上がる必要が出てくる。配信では「もうハワイ行きの飛行機に乗っている」と豪語していたsuperは試合後顔を覆い落胆をあらわにしていた。
Atlanta Reign 3-1 Seoul Dynasty
コントロールではFitsがマクリーとハンゾーで圧巻のファイナルブロウ能力でSeoulをキャリーして見せたが第二マップ以降はオブジェクトに強くリーグトップクラスの連携を誇るAtlantaのバンカー構成を前にSeoulの防衛が機能不全に陥った。エースPelicanが復帰しヒットスキャンのKaiもハンゾーに適応しているAtlantaは3大会目の出場にして初めてWinner's Finalに駒を進めている。
Los Angels Gladiators 3-2 Chengdu Hunters
Gladiatorsが接戦を制し、今季初めてとなるNAチーム同士のWinner's Finalが実現。POTMにはもはやトレーサーではリーグNo.1と言ってよいようなパフォーマンスを発揮しているKevsterが選ばれている。一方のChengduはLeaveが第一マップでEMPモーション中のBirdringソンブラを空中で撃ち抜くなど人間離れしたプレーを見せたが後半は集中が切れたのかソンブラで効果的でないEMPを連発。Gladiatorsが第4マップでそれまで刺さっていたハンゾー入りのバンカーを出していればそもそも第五マップは無かったかもしれないが、Chengduにとって最終コントロールはややもったいない内容になってしまったと言える。
コントロールではFitsがマクリーとハンゾーで圧巻のファイナルブロウ能力でSeoulをキャリーして見せたが第二マップ以降はオブジェクトに強くリーグトップクラスの連携を誇るAtlantaのバンカー構成を前にSeoulの防衛が機能不全に陥った。エースPelicanが復帰しヒットスキャンのKaiもハンゾーに適応しているAtlantaは3大会目の出場にして初めてWinner's Finalに駒を進めている。
Los Angels Gladiators 3-2 Chengdu Hunters
Gladiatorsが接戦を制し、今季初めてとなるNAチーム同士のWinner's Finalが実現。POTMにはもはやトレーサーではリーグNo.1と言ってよいようなパフォーマンスを発揮しているKevsterが選ばれている。一方のChengduはLeaveが第一マップでEMPモーション中のBirdringソンブラを空中で撃ち抜くなど人間離れしたプレーを見せたが後半は集中が切れたのかソンブラで効果的でないEMPを連発。Gladiatorsが第4マップでそれまで刺さっていたハンゾー入りのバンカーを出していればそもそも第五マップは無かったかもしれないが、Chengduにとって最終コントロールはややもったいない内容になってしまったと言える。
Los Angels Gladiators 3-0 Atlanta Reign
今季名勝負を繰り広げてきたNA2チームによるWinner's Finalは意外にも一方的な結果に。ついに尖ったメンバーたちの歯車が噛み合ったかに見えるGladiatorsの勢いの前にAtlantaはなすすべなし。特にファイトを先導する超攻撃的なD.VAであるSpaceのプレースタイルは時にフィードの危険を冒しつつも現在のGladiatorsにおいて重要なピースとなっている。
Chengdu Hunters 3-0 Seoul Dynasty
ChengduがAPAC代表対決に勝ってLoser's Finalへ進出。Chengduもそれほど好調というわけではないのだが、SeoulはWellでソンブラゲンジの2CP攻撃以外ではほとんど使われないdpsラインを使用し一度もultを使わないまま0-100でこのステージを落とし、Blizzard Worldでは攻撃で第一すら取れずに終戦するなど振るわなかった。ファラが非常に対処しづらいこのリーグ環境において、ファラを落としに行くのか、無視してダイブするのか、それともファラミラーをするのかといった意思決定と共に、そのためにどういった構成を出してどう動くのかという点が曖昧になってしまっていたようにも見受けられる(これまでFitsマクリーがかなりの頻度で一人でファラを落としてしまっていたことの弊害かもしれない)。
Chengdu Hunters 3-0 Atlanta Reign
接戦も予想されたこのマッチアップだがChengduが終始優位に試合を進めてストレート勝利を飾り、2大会連続の決勝進出。Atlantaは予選ではファラミラーでも高い勝率を誇ったが今大会の決勝Tは退院したばかりのPelicanがハワイに帯同できず高pingでの試合を強いられるという不運もあり力を出し切れなかった。
今季名勝負を繰り広げてきたNA2チームによるWinner's Finalは意外にも一方的な結果に。ついに尖ったメンバーたちの歯車が噛み合ったかに見えるGladiatorsの勢いの前にAtlantaはなすすべなし。特にファイトを先導する超攻撃的なD.VAであるSpaceのプレースタイルは時にフィードの危険を冒しつつも現在のGladiatorsにおいて重要なピースとなっている。
Chengdu Hunters 3-0 Seoul Dynasty
ChengduがAPAC代表対決に勝ってLoser's Finalへ進出。Chengduもそれほど好調というわけではないのだが、SeoulはWellでソンブラゲンジの2CP攻撃以外ではほとんど使われないdpsラインを使用し一度もultを使わないまま0-100でこのステージを落とし、Blizzard Worldでは攻撃で第一すら取れずに終戦するなど振るわなかった。ファラが非常に対処しづらいこのリーグ環境において、ファラを落としに行くのか、無視してダイブするのか、それともファラミラーをするのかといった意思決定と共に、そのためにどういった構成を出してどう動くのかという点が曖昧になってしまっていたようにも見受けられる(これまでFitsマクリーがかなりの頻度で一人でファラを落としてしまっていたことの弊害かもしれない)。
Chengdu Hunters 3-0 Atlanta Reign
接戦も予想されたこのマッチアップだがChengduが終始優位に試合を進めてストレート勝利を飾り、2大会連続の決勝進出。Atlantaは予選ではファラミラーでも高い勝率を誇ったが今大会の決勝Tは退院したばかりのPelicanがハワイに帯同できず高pingでの試合を強いられるという不運もあり力を出し切れなかった。
Los Angels Gladiators 4-3 Chengdu Hunters
2日前の再戦となったGrand Final、Gladiatorsはコントロールを2本落とすのは想定済みとばかりに他のマップを連取し3-2で第六マップKing's Rowを迎えたがJinmuのゲンジへのスワップに対応できずにこれを落とすと、最終マップHavanaでも人間OW兵器Leaveがここぞとばかりに出したウィドウに苦しめられた。しかし第二ラウンド防衛では第二区間ゴール付近でどう見てもファイト負け、ゴールは必至と言う場面で裏を取ったShuバティストがultを置くと一人で実質4人をキルしそのまま第二を守り切った。Gladiatorsは4年目にして初の栄冠で、二年目以降はいつタイトルを取ってもおかしくないと言われつつ中位に甘んじていただけに嬉しさもひとしおだろう。
【雑記】
Gladiatorsは今年何でこのメンツで勝てへんのやというチームの筆頭だったわけですがやっと結果が付いてきましたね。個人で見るとKevとShuはメカニカル面で際立っていて、トレーサーとバティストではほとんど右に出るものがいない領域に達しています。死なずにキルを取り続けるトレーサー+一人で戦況を覆すだけのフィジカルとアイデアを持ったバティストというのは昨年度のShock(StrikerとViol2t)を思い起こす人も多いのではないでしょうか。一方これまでGladiatorsのウィークポイントとなっていたタンクラインですが、メタがラッシュからダイブ/ポークに移行する中で、やれそうな敵を見つけるとMTを置き去りにして突っ込んでいくSpaceのスタイルが活きるようになったというのはかなり大きいと思います。ハルDを筆頭とする現代のラッシュはラッシュとは名ばかりで実際はゾーニングultでエリア取りをしつつ有利に当たれる場所・状況を見つけていく動きが中心なので、D.VAはとにかくマトリクスの管理と味方との連動が重要になってきます。ところが現在のメタはボールでもオリーサでも敵味方がばらけているため、D.VAでは一つ一つの場面においてフォーカスする対象を的確に素早く見つけ出す能力が重要です。この辺りを頭に入れて今大会の結果を見てみると、ショットコール能力が高い・キルが多い・一方でよくメックが割れているといった特徴を持つD.VA(代表的なのはSpace、LateYoung)が好成績を残しているようにも見えますね。Chengduは今回ファラ環境ということでタイトルを取る絶好の機会で、決勝も良い戦いぶりだったのですが完全にShuに試合を壊されました。ShuはKOラウンド最終戦Shockがあと一歩で勝利の状況となったHavanaゴール前で一人で相手高台に飛び乗りultを置いて相手の防衛を崩壊させた"the Havana incident(ハバナ事件)"の主犯であり、今回でChengduの面々にもPTSDを植え付けたことでしょう。
長くなってしまっていますがここからメタの話をします。前大会でボール構成を用いたShanghaiとChengduがほぼ敵なし状態だったことから今大会は両地域ともにボールダイブメタになると思われましたが、オリーサD.VAのアンチダイブの天敵となる2盾構成(オリーサシグマ)が使えないことから、一手が欠けたじゃんけんの中でタンクラインに関してはオリーサD.VAが一つの終着点となりました。dpsではアッシュとエコーのBANでファラがトップメタとなったので、もしかしたらシグマがBANされていなくてもD.VAが採用されていたかもしれません。同時にヒットスキャンナーフのパッチが入っていたのでファラが得意なプレイヤーがいないチームはマクリー・ソルジャーの微弱なダメージを蓄積させてなんとかファラを落とそうとするか(結果的にこの手法を取ったチームは大体負けています)、ファラガン無視でダイブするか(これでうまくいったのがGladiatorsです)という選択肢を強いられました。ところが大会終盤で使用率が跳ね上がったのはAPACでPhillyなどが採用していたハンゾーでした。オリーサD.VAミラーのポーク合戦で正面火力を押し付けることができ相手には盾が1枚しかないのでワンピックを狙いやすいほか、一応ファラを落とすこともできます(一般人からするとハンゾーでファラを見るというのは輪ゴム鉄砲で蚊を殺せというのと同じくらい無理難題なわけですが、リーグレベルのハンゾーはファラにとって十分な脅威になります)。というわけで大会終盤では開けたコントロールマップではボール、高低差がきついステージ(Anubis)ではウィンストン、それ以外はオリーサで、dpsはフルダイブするならソンブラトレーサー、ポークするならファラハンゾーやトレーサーハンゾーといった感じにメタが固まりました。ボールやソンブラはできる人がいないしファラやハンゾーも練習してないよというチームはラインハルトとトールビョーンを入れたバンカーを試したりしていましたが成功例は少なかったように思います。マクリーがめちゃくちゃ当ててファラを落とすか相手のタンクがアホでわざわざ突っ込んでくれるかしなければ先が見えている構成です。ヒーローBANなしで行われるプレーオフのメタがどうなるかについて確実なことは言えませんが、おそらくファラはエコーに取って代わられ、一部コントロールマップではラインハルトとルシオが再び姿を見せ、それ以外のマップはボールとウィンストンが出るというSummer Showdownとそれほど変わらない環境になるのではないかと思われます。大会期間中に有意なバフを貰ったソルジャーももしかしたら出るかもしれませんね。
2日前の再戦となったGrand Final、Gladiatorsはコントロールを2本落とすのは想定済みとばかりに他のマップを連取し3-2で第六マップKing's Rowを迎えたがJinmuのゲンジへのスワップに対応できずにこれを落とすと、最終マップHavanaでも人間OW兵器Leaveがここぞとばかりに出したウィドウに苦しめられた。しかし第二ラウンド防衛では第二区間ゴール付近でどう見てもファイト負け、ゴールは必至と言う場面で裏を取ったShuバティストがultを置くと一人で実質4人をキルしそのまま第二を守り切った。Gladiatorsは4年目にして初の栄冠で、二年目以降はいつタイトルを取ってもおかしくないと言われつつ中位に甘んじていただけに嬉しさもひとしおだろう。
【雑記】
Gladiatorsは今年何でこのメンツで勝てへんのやというチームの筆頭だったわけですがやっと結果が付いてきましたね。個人で見るとKevとShuはメカニカル面で際立っていて、トレーサーとバティストではほとんど右に出るものがいない領域に達しています。死なずにキルを取り続けるトレーサー+一人で戦況を覆すだけのフィジカルとアイデアを持ったバティストというのは昨年度のShock(StrikerとViol2t)を思い起こす人も多いのではないでしょうか。一方これまでGladiatorsのウィークポイントとなっていたタンクラインですが、メタがラッシュからダイブ/ポークに移行する中で、やれそうな敵を見つけるとMTを置き去りにして突っ込んでいくSpaceのスタイルが活きるようになったというのはかなり大きいと思います。ハルDを筆頭とする現代のラッシュはラッシュとは名ばかりで実際はゾーニングultでエリア取りをしつつ有利に当たれる場所・状況を見つけていく動きが中心なので、D.VAはとにかくマトリクスの管理と味方との連動が重要になってきます。ところが現在のメタはボールでもオリーサでも敵味方がばらけているため、D.VAでは一つ一つの場面においてフォーカスする対象を的確に素早く見つけ出す能力が重要です。この辺りを頭に入れて今大会の結果を見てみると、ショットコール能力が高い・キルが多い・一方でよくメックが割れているといった特徴を持つD.VA(代表的なのはSpace、LateYoung)が好成績を残しているようにも見えますね。Chengduは今回ファラ環境ということでタイトルを取る絶好の機会で、決勝も良い戦いぶりだったのですが完全にShuに試合を壊されました。ShuはKOラウンド最終戦Shockがあと一歩で勝利の状況となったHavanaゴール前で一人で相手高台に飛び乗りultを置いて相手の防衛を崩壊させた"the Havana incident(ハバナ事件)"の主犯であり、今回でChengduの面々にもPTSDを植え付けたことでしょう。
長くなってしまっていますがここからメタの話をします。前大会でボール構成を用いたShanghaiとChengduがほぼ敵なし状態だったことから今大会は両地域ともにボールダイブメタになると思われましたが、オリーサD.VAのアンチダイブの天敵となる2盾構成(オリーサシグマ)が使えないことから、一手が欠けたじゃんけんの中でタンクラインに関してはオリーサD.VAが一つの終着点となりました。dpsではアッシュとエコーのBANでファラがトップメタとなったので、もしかしたらシグマがBANされていなくてもD.VAが採用されていたかもしれません。同時にヒットスキャンナーフのパッチが入っていたのでファラが得意なプレイヤーがいないチームはマクリー・ソルジャーの微弱なダメージを蓄積させてなんとかファラを落とそうとするか(結果的にこの手法を取ったチームは大体負けています)、ファラガン無視でダイブするか(これでうまくいったのがGladiatorsです)という選択肢を強いられました。ところが大会終盤で使用率が跳ね上がったのはAPACでPhillyなどが採用していたハンゾーでした。オリーサD.VAミラーのポーク合戦で正面火力を押し付けることができ相手には盾が1枚しかないのでワンピックを狙いやすいほか、一応ファラを落とすこともできます(一般人からするとハンゾーでファラを見るというのは輪ゴム鉄砲で蚊を殺せというのと同じくらい無理難題なわけですが、リーグレベルのハンゾーはファラにとって十分な脅威になります)。というわけで大会終盤では開けたコントロールマップではボール、高低差がきついステージ(Anubis)ではウィンストン、それ以外はオリーサで、dpsはフルダイブするならソンブラトレーサー、ポークするならファラハンゾーやトレーサーハンゾーといった感じにメタが固まりました。ボールやソンブラはできる人がいないしファラやハンゾーも練習してないよというチームはラインハルトとトールビョーンを入れたバンカーを試したりしていましたが成功例は少なかったように思います。マクリーがめちゃくちゃ当ててファラを落とすか相手のタンクがアホでわざわざ突っ込んでくれるかしなければ先が見えている構成です。ヒーローBANなしで行われるプレーオフのメタがどうなるかについて確実なことは言えませんが、おそらくファラはエコーに取って代わられ、一部コントロールマップではラインハルトとルシオが再び姿を見せ、それ以外のマップはボールとウィンストンが出るというSummer Showdownとそれほど変わらない環境になるのではないかと思われます。大会期間中に有意なバフを貰ったソルジャーももしかしたら出るかもしれませんね。
【PLAY-IN TOURNAMENT】 BAN: 無し
Washington Justice 3-0 Paris Eternal
接戦も予想されたNAプレーイン初戦はついに本調子に戻ったかに見えるWashingtonが快勝。これで今季の日程を終えることになったParisは今季始め主力だった選手のほとんどが流出しチームの存続が危ぶまれたが、GMとしてたった一人残されたスタッフのAvalla女史が見事チームを立て直した。上位チームにもたびたび勝利し後半2つの大会でKOラウンド進出を決めるなど今季最も期待以上の躍進を見せたチームと言える。
Toronto Defiant 3-0 Boston Uprising
ボールダイブを中心に戦ったTorontoが随所でラッシュダイブを使用したBostonを一蹴。明日の試合ではWashingtonがHoustonと、TorontoがShockとプレーオフ進出をかけて戦う。敗退したBostonは今年Torontoと同様(ほぼ)フルコリアンロースターへの転換を図り、見事下位常連からの脱却を果たしたものの上位チームとの間の隔たりは大きかった。未だにアカデミーチームを有している数少ないOWLチームの一つであり、来年度の動向にも期待が持てる。
Philadelphia Fusion 3-1 Hangzhou Spark
プレーオフに向けて負けられない戦いに挑むPhillyがボール構成とバンカーを使い分けてウィンストンに固執したSparkを下した。Bilibiliを運営母体とするSparkは今年豊富な資金力を背景に12名の最大ロスターを確保し、実績のある韓国人選手と地元中国の選手の混合チームでリーグに挑んだが全体としてみると期待に応えるだけの成績を出せなかったというのが正直なところだろう。今季APACで唯一のオフライン開催ホストの実現に加えShyというルーキーの発掘など好材料もあったものの、シーズン途中で何度もコーチ陣の入れ替えという劇薬を使い、終盤にはファンコミュニティからの圧力からかサポートコンビを中国人の二人に変更するなど(MCDの不祥事も影を落としている)苦いシーズンとなってしまった。
Philadelphia Fusion 3-1 Seoul Dynasty
やっとというべきか、Phillyが今シーズン初の最終トーナメント(プレーオフ)行きを獲得。昨シーズンからMVP級の活躍を続けているAlarmは試合後涙を抑えられず。一方ここでシーズンを終えることとなった昨年のグランドファイナリストSeoulは、オフシーズンに主力メンバーの大半を残留させて今季の優勝候補の一角にも数えられたが、Philly同様KOラウンドで毎度勝負弱さを発揮して決勝T行きはわずか一回にとどまった。低年齢化の進む現在のリーグにおいて20歳未満がCreative(19)のみ、上から数えるとSaebyeolbe(25)、Anamo(24)、Gesture(23)という年齢層の高さが際立っており、それが直接的な敗因ということはないにしろ新たな風が求められているようにも思われる。
接戦も予想されたNAプレーイン初戦はついに本調子に戻ったかに見えるWashingtonが快勝。これで今季の日程を終えることになったParisは今季始め主力だった選手のほとんどが流出しチームの存続が危ぶまれたが、GMとしてたった一人残されたスタッフのAvalla女史が見事チームを立て直した。上位チームにもたびたび勝利し後半2つの大会でKOラウンド進出を決めるなど今季最も期待以上の躍進を見せたチームと言える。
Toronto Defiant 3-0 Boston Uprising
ボールダイブを中心に戦ったTorontoが随所でラッシュダイブを使用したBostonを一蹴。明日の試合ではWashingtonがHoustonと、TorontoがShockとプレーオフ進出をかけて戦う。敗退したBostonは今年Torontoと同様(ほぼ)フルコリアンロースターへの転換を図り、見事下位常連からの脱却を果たしたものの上位チームとの間の隔たりは大きかった。未だにアカデミーチームを有している数少ないOWLチームの一つであり、来年度の動向にも期待が持てる。
Philadelphia Fusion 3-1 Hangzhou Spark
プレーオフに向けて負けられない戦いに挑むPhillyがボール構成とバンカーを使い分けてウィンストンに固執したSparkを下した。Bilibiliを運営母体とするSparkは今年豊富な資金力を背景に12名の最大ロスターを確保し、実績のある韓国人選手と地元中国の選手の混合チームでリーグに挑んだが全体としてみると期待に応えるだけの成績を出せなかったというのが正直なところだろう。今季APACで唯一のオフライン開催ホストの実現に加えShyというルーキーの発掘など好材料もあったものの、シーズン途中で何度もコーチ陣の入れ替えという劇薬を使い、終盤にはファンコミュニティからの圧力からかサポートコンビを中国人の二人に変更するなど(MCDの不祥事も影を落としている)苦いシーズンとなってしまった。
Philadelphia Fusion 3-1 Seoul Dynasty
やっとというべきか、Phillyが今シーズン初の最終トーナメント(プレーオフ)行きを獲得。昨シーズンからMVP級の活躍を続けているAlarmは試合後涙を抑えられず。一方ここでシーズンを終えることとなった昨年のグランドファイナリストSeoulは、オフシーズンに主力メンバーの大半を残留させて今季の優勝候補の一角にも数えられたが、Philly同様KOラウンドで毎度勝負弱さを発揮して決勝T行きはわずか一回にとどまった。低年齢化の進む現在のリーグにおいて20歳未満がCreative(19)のみ、上から数えるとSaebyeolbe(25)、Anamo(24)、Gesture(23)という年齢層の高さが際立っており、それが直接的な敗因ということはないにしろ新たな風が求められているようにも思われる。
San Francisco Shock 3-0 Toronto Defiant
コントロールとハイブリッドではラインハルト、2CPではウィンストンとらしさを見せたShockがTorontoに完勝して初のハワイ行き。今シーズン前季のメンバーをほとんど放出しフルコリアンロスターの編成に踏み切ったTorontoは二大会でKOラウンドに進出するなど弱小チームから一歩ステップアップを果たしたが上位チームには手が出なかった。それでも実力を認められてピンチヒッターからチーム入りしたAspireやハンゾーでチート並みのプレーを披露したHeesu、試合中に2Lのコーラをがぶ飲みするのがルーティンのSado、ult消しが上手いが自分がザリアをやるとゼロビトンをするMichelle、いまだに昨年の"s〇x big d〇ck"事件をいじられ続けているLastroなど印象の強い選手ばかりの濃いチームだった。
Washington Justice 3-2 Houston Outlaws
好調のWashingtonが強敵Houstonを下してこちらも初のハワイ行き。0 man EMPのイメージが定着してしまったAssassinがこの試合では数多くの決定的なマニュアルハック(通常スキルによるハック)を決め逆転の立役者となった。昨年度までは下位常連だったHoustonは今季開幕前から非常に評価が高く、May MeleeではShock戦の勝利を含む予選全勝で一躍優勝候補筆頭に祭り上げられた。しかし徐々に戦績が悪化し後半の二大会ではKOラウンドにすら進出できなくなった。May MeleeでのJjangguとPiggyのタンクラインは他の追随を許さない完成度を誇ったもののシーズン半ばからはJjangguに代わって新加入のDreamerの出場機会が増え、この点でコーチ陣の選択を批判する声もある。今季NAで良い結果を残したミックスロスターチームの一つだっただけにプレーオフでAPACチーム相手にどういった試合をするのか見たかった。
【雑記】
プレーインを勝ち上がった三チームはどれも今季豪華メンバーのわりに勝てず苦しんだチームで、プレーオフでの逆襲に期待がかかります。というわけで、トーナメント表は以下のようになりました。
最初のラウンドでは今季初対決となるShanghai対Shock、Philly対Gladiatorsが注目ですね。メタはプレーインを見たところやはりウィンストンとボールが多く、コントロール以外でもまあまあラインハルトが出ています。dpsは弱体化が入ったヒットスキャンが数を減らし、ウィンストン・ボール軸でもdpsはソンブラ・トレーサー・リーパー・エコーを中心としたフルダイブに近い形が取られています。プレーインで試合がなかった5チーム、特にCountdown Cupを戦略的理由で事実上棄権した両地域の王者がどういった構成を出してくるのか気になるところ。それにしても、この14試合を4日間で消化するというのはかなりの過密日程…
コントロールとハイブリッドではラインハルト、2CPではウィンストンとらしさを見せたShockがTorontoに完勝して初のハワイ行き。今シーズン前季のメンバーをほとんど放出しフルコリアンロスターの編成に踏み切ったTorontoは二大会でKOラウンドに進出するなど弱小チームから一歩ステップアップを果たしたが上位チームには手が出なかった。それでも実力を認められてピンチヒッターからチーム入りしたAspireやハンゾーでチート並みのプレーを披露したHeesu、試合中に2Lのコーラをがぶ飲みするのがルーティンのSado、ult消しが上手いが自分がザリアをやるとゼロビトンをするMichelle、いまだに昨年の"s〇x big d〇ck"事件をいじられ続けているLastroなど印象の強い選手ばかりの濃いチームだった。
Washington Justice 3-2 Houston Outlaws
好調のWashingtonが強敵Houstonを下してこちらも初のハワイ行き。0 man EMPのイメージが定着してしまったAssassinがこの試合では数多くの決定的なマニュアルハック(通常スキルによるハック)を決め逆転の立役者となった。昨年度までは下位常連だったHoustonは今季開幕前から非常に評価が高く、May MeleeではShock戦の勝利を含む予選全勝で一躍優勝候補筆頭に祭り上げられた。しかし徐々に戦績が悪化し後半の二大会ではKOラウンドにすら進出できなくなった。May MeleeでのJjangguとPiggyのタンクラインは他の追随を許さない完成度を誇ったもののシーズン半ばからはJjangguに代わって新加入のDreamerの出場機会が増え、この点でコーチ陣の選択を批判する声もある。今季NAで良い結果を残したミックスロスターチームの一つだっただけにプレーオフでAPACチーム相手にどういった試合をするのか見たかった。
【雑記】
プレーインを勝ち上がった三チームはどれも今季豪華メンバーのわりに勝てず苦しんだチームで、プレーオフでの逆襲に期待がかかります。というわけで、トーナメント表は以下のようになりました。
The first round is set, and it's going to be
— Overwatch Esports (@OW_Esports) September 6, 2021
The #OWL2021 Playoffs are right on the horizon! pic.twitter.com/Qb9hG3CmRe
最初のラウンドでは今季初対決となるShanghai対Shock、Philly対Gladiatorsが注目ですね。メタはプレーインを見たところやはりウィンストンとボールが多く、コントロール以外でもまあまあラインハルトが出ています。dpsは弱体化が入ったヒットスキャンが数を減らし、ウィンストン・ボール軸でもdpsはソンブラ・トレーサー・リーパー・エコーを中心としたフルダイブに近い形が取られています。プレーインで試合がなかった5チーム、特にCountdown Cupを戦略的理由で事実上棄権した両地域の王者がどういった構成を出してくるのか気になるところ。それにしても、この14試合を4日間で消化するというのはかなりの過密日程…
【PLAYOFFS】 BAN: なし
Dallas Fuel 3-1 Washington Justice
今年の総決算となるプレーオフ初戦、NAで長らくメタとなっているシンメトラ構成では五分五分でLijiangはWashingtonが取ったもののBで良い防衛を見せたDallasがVolskayaを取るとKing's Row、HavanaではSp9rk1eのドゥームフィストが暴れて勝利を引き寄せた。Losersに回ることとなったWashingtonは今季のベストラインハルト候補筆頭のMagとメイではソンブラ以上に評価の高いAssassinを中心に悪くない戦いぶりだったがミラーを回避してきたDallasの後手に回る格好となってしまい、最後は痛恨のC9で試合を終えている。
Los Angels Gladiators 3-1 Philadelphia Fusion
今季初対決となったこのマッチアップ、Countdown Cup優勝から好調を維持しているかに見えるGladiatorsがAnubis以外のマップでは快勝し初戦をものにしている。Phillyはビザ問題の解決を匂わせるツイートをしていたPokoが結局出場せず、コントロールでEqoではなくソンブラのできないShockwaveが出場したりKing's Row以降の2盾ミラーで明らかに刺さらないリーパーを何度もピックしたりとやや不可解な敗戦。公式配信のtipsによるとこの両チームの最後の対戦は2年前にさかのぼり、その時まではPhillyが4連勝をキープしていた。
Shanghai Dragons 3-0 San Francisco Shock
シーズン終盤にかけて調子を上げてきたShockを初戦の相手に指名したことで話題になったShanghaiだが、その判断が蛮勇でないことを示すには十分と言えるストレート勝利。Iliosこそ競ったもののHanamuraとKing's Rowではラッシュとハルト構成にこだわるShockにFletaのファラがブッ刺さった。一方のShockはファラが出ることが分かり切っている場面でシンメトラ構成をピックするなどLosersのために手を隠しているようにも見える采配が気になるところで、その一方King's Row後半ではプレーオフ進出を支えたアンチダイブを出して最後まで抵抗するなど謎が深い。
Chengdu Hunters 3-2 Atlanta Reign
Leaveの2021シーズンMVP受賞が発表されたばかりのChengduが長期戦での強さを遺憾なく発揮し既に今季何度も対戦しているAtlantaに競り勝った。Atlantaもヒットスキャンでの高いファイナルブロウ力でJinmu&Leaveコンビの脅威となりトレーサーでも期待以上のプレイを見せたKaiを中心に終始試合をリードしたかに見えたが、Anubisでの痛すぎる防衛C9やGardensでのMasaaの不必要なビートなど、大事な場面で予期しないミスが試合の流れを変えてしまった感がある。
今年の総決算となるプレーオフ初戦、NAで長らくメタとなっているシンメトラ構成では五分五分でLijiangはWashingtonが取ったもののBで良い防衛を見せたDallasがVolskayaを取るとKing's Row、HavanaではSp9rk1eのドゥームフィストが暴れて勝利を引き寄せた。Losersに回ることとなったWashingtonは今季のベストラインハルト候補筆頭のMagとメイではソンブラ以上に評価の高いAssassinを中心に悪くない戦いぶりだったがミラーを回避してきたDallasの後手に回る格好となってしまい、最後は痛恨のC9で試合を終えている。
Los Angels Gladiators 3-1 Philadelphia Fusion
今季初対決となったこのマッチアップ、Countdown Cup優勝から好調を維持しているかに見えるGladiatorsがAnubis以外のマップでは快勝し初戦をものにしている。Phillyはビザ問題の解決を匂わせるツイートをしていたPokoが結局出場せず、コントロールでEqoではなくソンブラのできないShockwaveが出場したりKing's Row以降の2盾ミラーで明らかに刺さらないリーパーを何度もピックしたりとやや不可解な敗戦。公式配信のtipsによるとこの両チームの最後の対戦は2年前にさかのぼり、その時まではPhillyが4連勝をキープしていた。
Shanghai Dragons 3-0 San Francisco Shock
シーズン終盤にかけて調子を上げてきたShockを初戦の相手に指名したことで話題になったShanghaiだが、その判断が蛮勇でないことを示すには十分と言えるストレート勝利。Iliosこそ競ったもののHanamuraとKing's Rowではラッシュとハルト構成にこだわるShockにFletaのファラがブッ刺さった。一方のShockはファラが出ることが分かり切っている場面でシンメトラ構成をピックするなどLosersのために手を隠しているようにも見える采配が気になるところで、その一方King's Row後半ではプレーオフ進出を支えたアンチダイブを出して最後まで抵抗するなど謎が深い。
Chengdu Hunters 3-2 Atlanta Reign
Leaveの2021シーズンMVP受賞が発表されたばかりのChengduが長期戦での強さを遺憾なく発揮し既に今季何度も対戦しているAtlantaに競り勝った。Atlantaもヒットスキャンでの高いファイナルブロウ力でJinmu&Leaveコンビの脅威となりトレーサーでも期待以上のプレイを見せたKaiを中心に終始試合をリードしたかに見えたが、Anubisでの痛すぎる防衛C9やGardensでのMasaaの不必要なビートなど、大事な場面で予期しないミスが試合の流れを変えてしまった感がある。
Atlanta Reign 3-0 Washington Justice
NAチーム同士の対戦らしくお互いシンメトラ構成を固定して行われたLosers初戦はビッグプレーの応酬となったが、サポートがプラスアルファの仕事をする余裕があるか(これは個人の問題でもありチーム全体の問題でもある)、一つ一つの場面でやることをいかに素早く明確化できるかという二点においてAtlantaとWashingtonには天と地の差がある。豪華なロスターを構築した今年のWashingtonはMay MeleeこそDallasに対する勝利を含む4-0のスコアで予選を突破し優勝候補と目されたが、June Joust以降は調子を落とし結局プレーオフまでに一度もハワイに行くことができなかった。サポートの二人(特にCloser)とコーチ陣の力不足感は否めず、レベルが上がりすぎた今年のリーグを勝ち抜くには個人でも連携の面でもあまりにミスが多かった。
San Francisco Shock 3-2 Philadelphia Fusion
何が何でも勝ちたい者同士、背水の根性比べをShockがものにした。ハルトミラーではShock、ボールミラーではPhillyに分がある状況で差を生み出したのはShockのラッシュダイブ。1分残しのKing's Row攻撃や最終マップIliosなどここぞの場面でのピックにPhillyは対応しきれなかった。Shockに対しリーグのトーナメントにおいて4回連続となる敗戦で今シーズンを終えることとなったPhillyは「今年も」強力な布陣を揃えて予選で良い成績を残したもののとにかくトーナメントで勝てず、プレーオフでは去年と同様最速で退場という結果になってしまった。タイトルに嫌われた帝王Carpeと昨年のROTYであるAlarmのメンタルが心配されるところである。
Dallas Fuel 3-0 Chengdu Hunters
接戦も予想されたWinners第2ラウンド、結果はまさかのDallasストレート勝利。Dallasが披露したウィンストンの代わりにボールを採用したラッシュはJune JoustでShanghaiが優勝した際に使っていた構成と全く同じで、ウィンストンダイブとボールダイブの両方に対して比較的優位を取れるため今大会で台風の目となる可能性がある。POTMはAmengとG9gaのお株を奪う活躍でボールでの成長を印象付けたFearlessが獲得している。
Shanghai Dragons 3-1 Los Angels Gladiators
Hanamuraではファラ&トールビョーンでAを完璧に防衛して見せたGladiatorsだが他のマップではShanghaiの十八番であるボールダイブに圧倒された。明日のWinners Finalでは今季3大会目となるDallas対Shanghaiのマッチアップが実現、Gladiatorsはこちらも今季何度も対戦しているAtlantaとの負けられない一戦に挑む。
NAチーム同士の対戦らしくお互いシンメトラ構成を固定して行われたLosers初戦はビッグプレーの応酬となったが、サポートがプラスアルファの仕事をする余裕があるか(これは個人の問題でもありチーム全体の問題でもある)、一つ一つの場面でやることをいかに素早く明確化できるかという二点においてAtlantaとWashingtonには天と地の差がある。豪華なロスターを構築した今年のWashingtonはMay MeleeこそDallasに対する勝利を含む4-0のスコアで予選を突破し優勝候補と目されたが、June Joust以降は調子を落とし結局プレーオフまでに一度もハワイに行くことができなかった。サポートの二人(特にCloser)とコーチ陣の力不足感は否めず、レベルが上がりすぎた今年のリーグを勝ち抜くには個人でも連携の面でもあまりにミスが多かった。
San Francisco Shock 3-2 Philadelphia Fusion
何が何でも勝ちたい者同士、背水の根性比べをShockがものにした。ハルトミラーではShock、ボールミラーではPhillyに分がある状況で差を生み出したのはShockのラッシュダイブ。1分残しのKing's Row攻撃や最終マップIliosなどここぞの場面でのピックにPhillyは対応しきれなかった。Shockに対しリーグのトーナメントにおいて4回連続となる敗戦で今シーズンを終えることとなったPhillyは「今年も」強力な布陣を揃えて予選で良い成績を残したもののとにかくトーナメントで勝てず、プレーオフでは去年と同様最速で退場という結果になってしまった。タイトルに嫌われた帝王Carpeと昨年のROTYであるAlarmのメンタルが心配されるところである。
Dallas Fuel 3-0 Chengdu Hunters
接戦も予想されたWinners第2ラウンド、結果はまさかのDallasストレート勝利。Dallasが披露したウィンストンの代わりにボールを採用したラッシュはJune JoustでShanghaiが優勝した際に使っていた構成と全く同じで、ウィンストンダイブとボールダイブの両方に対して比較的優位を取れるため今大会で台風の目となる可能性がある。POTMはAmengとG9gaのお株を奪う活躍でボールでの成長を印象付けたFearlessが獲得している。
Shanghai Dragons 3-1 Los Angels Gladiators
Hanamuraではファラ&トールビョーンでAを完璧に防衛して見せたGladiatorsだが他のマップではShanghaiの十八番であるボールダイブに圧倒された。明日のWinners Finalでは今季3大会目となるDallas対Shanghaiのマッチアップが実現、Gladiatorsはこちらも今季何度も対戦しているAtlantaとの負けられない一戦に挑む。
Atlanta Reign 3-2 Los Angels Gladiators
同じNA地区のミックスロスターという共通点がありながら一方は集団戦とバンカーを得意としもう一方は非常に仕掛けの早いダイブが特徴という2チームの最終戦はAtlantaに軍配。ハルト構成でも分の悪くないHanamuraとKing's RowをAtlantaがものにしそれ以外をGladiatorsが取って迎えた最終マップNepalはGladiators有利かと思われたが、AtlantaはSanctumを取るとShrineでも0-99から見事な逆転を成功させた。今季序盤は悲惨な成績で笑い者にされていたGladiatorsだが、尻上がりに調子を上げてCountdown Cupでは悲願の初タイトルを獲得した。トレーサーで毎試合安定したハイパフォーマンスを見せているKevsterに加え、世界最高のキル力を持ったバティストShu+Mothからポジションを奪いフレックスサポもこなせるSkewedのサポートラインはここで終わるにはまだ早いと思わせるだけの魅力を持っていたと言える。
San Francisco Shock 3-2 Chengdu Hunters
3マップ目まではShockが上手くJinmuファラをいなして試合を優位に進めた(第二マップAnubisは引き分け)ものの、ANSとSmurfがピンポイント出場した第四マップDoradoから戦況が一変。ChengduはShockの得意マップIliosでも構成は第一マップLijiangと変わらないながらShockのラッシュダイブに対して時間を稼ぐことにリソースを割く戦術に変更しここを奪取、第七マップは苦手のHavanaで力尽きたものの前当たりに対してソルジャーマクリー+バティストゼニヤッタの構成を出すなど最後まで独創性を失わなかった。今季のChengduの足取りを追おうとすればそれだけで一つの記事になってしまうが、MVPを受賞したLeaveを含め最もブレイクスルーを経験したチームの一つであることは特筆に値する。なお、POTMはD.VAにおいて世界最高のオフタンクの名をさらに確固たるものにする完璧な立ち回りを見せたChihyobinが獲得している。
Shanghai Dragons 3-1 Dallas Fuel
Winners Finalを制しGrand Finalへ一番乗りしたのはShanghai。ウィンストンを出している時間が長かったNumbani以外は得意のボールダイブを貫徹し、マップによって構成にマイナーチェンジを加えつつ戦ったDallasを退けた。東西の首位チームによるこの試合は事実上の天王山とみなされてはいたが、一つか二つの構成を固定して本番に臨むことが多いDallasがこれだけピックを変えるのは若干引っかかるところで、先日のShanghai戦のShockほどあからさまではないにしても手の内を隠している可能性がある。一方ここまで余裕の内容で駒を進めてきたShanghaiもおそらく全チーム中頭一つ抜けた完成度を誇るボールダイブをとりあえずのメインに据えつつ、特定のステージや場面に合わせた隠し玉といえる構成を準備しているかも知れない。
同じNA地区のミックスロスターという共通点がありながら一方は集団戦とバンカーを得意としもう一方は非常に仕掛けの早いダイブが特徴という2チームの最終戦はAtlantaに軍配。ハルト構成でも分の悪くないHanamuraとKing's RowをAtlantaがものにしそれ以外をGladiatorsが取って迎えた最終マップNepalはGladiators有利かと思われたが、AtlantaはSanctumを取るとShrineでも0-99から見事な逆転を成功させた。今季序盤は悲惨な成績で笑い者にされていたGladiatorsだが、尻上がりに調子を上げてCountdown Cupでは悲願の初タイトルを獲得した。トレーサーで毎試合安定したハイパフォーマンスを見せているKevsterに加え、世界最高のキル力を持ったバティストShu+Mothからポジションを奪いフレックスサポもこなせるSkewedのサポートラインはここで終わるにはまだ早いと思わせるだけの魅力を持っていたと言える。
San Francisco Shock 3-2 Chengdu Hunters
3マップ目まではShockが上手くJinmuファラをいなして試合を優位に進めた(第二マップAnubisは引き分け)ものの、ANSとSmurfがピンポイント出場した第四マップDoradoから戦況が一変。ChengduはShockの得意マップIliosでも構成は第一マップLijiangと変わらないながらShockのラッシュダイブに対して時間を稼ぐことにリソースを割く戦術に変更しここを奪取、第七マップは苦手のHavanaで力尽きたものの前当たりに対してソルジャーマクリー+バティストゼニヤッタの構成を出すなど最後まで独創性を失わなかった。今季のChengduの足取りを追おうとすればそれだけで一つの記事になってしまうが、MVPを受賞したLeaveを含め最もブレイクスルーを経験したチームの一つであることは特筆に値する。なお、POTMはD.VAにおいて世界最高のオフタンクの名をさらに確固たるものにする完璧な立ち回りを見せたChihyobinが獲得している。
Shanghai Dragons 3-1 Dallas Fuel
Winners Finalを制しGrand Finalへ一番乗りしたのはShanghai。ウィンストンを出している時間が長かったNumbani以外は得意のボールダイブを貫徹し、マップによって構成にマイナーチェンジを加えつつ戦ったDallasを退けた。東西の首位チームによるこの試合は事実上の天王山とみなされてはいたが、一つか二つの構成を固定して本番に臨むことが多いDallasがこれだけピックを変えるのは若干引っかかるところで、先日のShanghai戦のShockほどあからさまではないにしても手の内を隠している可能性がある。一方ここまで余裕の内容で駒を進めてきたShanghaiもおそらく全チーム中頭一つ抜けた完成度を誇るボールダイブをとりあえずのメインに据えつつ、特定のステージや場面に合わせた隠し玉といえる構成を準備しているかも知れない。
Atlanta Reign 3-1 San Francisco Shock
Shockはsuperの素晴らしいプレイもあって今季苦手としているコントロールを奪取したが、第二マップHanamura以降防衛でミスが増えこの試合なぜかPOTMを獲得したGator"以外が"とにかくミスをしないAtlantaのラッシュを前に3peatの夢は途絶えた。今季のShockは二連覇時のコアメンバーの多くが去り、ライバルと言えるような強豪チームが増えたこともあって序盤からトーナメントで結果が出ず苦しむこととなった。多くの問題を抱えながらも最後の最後で調子を上げ、予選最終盤ではラインハルトを採用したアンチダイブ、プレーオフではラッシュダイブというCrustyコーチらしい戦術で勝ち上がったが、最後は過去二シーズンでもShockキラーであった因縁の相手Atlantaに引導を渡される形となった。
Atlanta Reign 3-1 Dallas Fuel
Losers Finalはまさかの結末。Countdown Cupを雌伏の期間としこのプレーオフに向けて十分な練習を積んできた西の王者Dallasが直前にShockに勝って勢いに乗るAtlantaに敗北。ライバルShanghaiが待つグランドファイナルへの切符を明け渡すこととなった。やはりコントロール以外はウィンストン軸で来たDallasに対してAtlantaはアンチダイブやボールダイブなど様々な構成で対応し、POTMのIr1sの目覚ましい働きもあって常にリードを保ち続けた。今季Dallasは元Element Mysticの有力メンバーと彼らの恩師Rushコーチ(COTY受賞)を集結させるという大胆なロスターチェンジを行ったもののANSを除けばリーグ最高のヒットスキャンと言われたXziが負傷で離脱し、開幕直前のスクリムも結果が振るわないという苦しいスタートを切った。それでもヒットスキャンが必須とされないメタが幸いし、May Meleeではチーム初となる優勝を手にしてNAの王者としてそれ以降のシーズンも大会準優勝二回、予選一位一回という華々しい活躍を見せた。このグランドファイナルも今季実に四度目となる(決勝での)Shanghai戦かと思われたが、予選でも何度も好ゲームを演じてきたAtlantaに足元をすくわれてしまった。
Shockはsuperの素晴らしいプレイもあって今季苦手としているコントロールを奪取したが、第二マップHanamura以降防衛でミスが増えこの試合なぜかPOTMを獲得したGator"以外が"とにかくミスをしないAtlantaのラッシュを前に3peatの夢は途絶えた。今季のShockは二連覇時のコアメンバーの多くが去り、ライバルと言えるような強豪チームが増えたこともあって序盤からトーナメントで結果が出ず苦しむこととなった。多くの問題を抱えながらも最後の最後で調子を上げ、予選最終盤ではラインハルトを採用したアンチダイブ、プレーオフではラッシュダイブというCrustyコーチらしい戦術で勝ち上がったが、最後は過去二シーズンでもShockキラーであった因縁の相手Atlantaに引導を渡される形となった。
Atlanta Reign 3-1 Dallas Fuel
Losers Finalはまさかの結末。Countdown Cupを雌伏の期間としこのプレーオフに向けて十分な練習を積んできた西の王者Dallasが直前にShockに勝って勢いに乗るAtlantaに敗北。ライバルShanghaiが待つグランドファイナルへの切符を明け渡すこととなった。やはりコントロール以外はウィンストン軸で来たDallasに対してAtlantaはアンチダイブやボールダイブなど様々な構成で対応し、POTMのIr1sの目覚ましい働きもあって常にリードを保ち続けた。今季Dallasは元Element Mysticの有力メンバーと彼らの恩師Rushコーチ(COTY受賞)を集結させるという大胆なロスターチェンジを行ったもののANSを除けばリーグ最高のヒットスキャンと言われたXziが負傷で離脱し、開幕直前のスクリムも結果が振るわないという苦しいスタートを切った。それでもヒットスキャンが必須とされないメタが幸いし、May Meleeではチーム初となる優勝を手にしてNAの王者としてそれ以降のシーズンも大会準優勝二回、予選一位一回という華々しい活躍を見せた。このグランドファイナルも今季実に四度目となる(決勝での)Shanghai戦かと思われたが、予選でも何度も好ゲームを演じてきたAtlantaに足元をすくわれてしまった。
Shanghai Dragons 4-0 Atlanta Reign
4年の歴史を持つに至ったOverwatch League。OW1での最後の大舞台を制したのは誰もが納得のShanghai Dragonsだった。圧倒と言える内容でIliosを奪取するとAtlantaが得意とするHanamura、King's Rowでもゴールされながらそれ以上のタイムで攻撃を終わらせ、最後までリードを失わなかった。メインとするボールダイブだけでなく2CP防衛のファラ入りポーク構成や土壇場でのラッシュなど戦術の幅も見せつけたShanghaiは初年度(2018)で全敗を喫した唯一のチームであり、3年目(2020)からは優勝候補の実力を持っていたものの総合戦績は最近やっと±0になったばかりで、どん底から頂点へ駆け上がった彼らの足取りはこれからも折に触れて思い出されることだろう。Grand Final MVPを受賞したのは昨年からソンブラで右に出るものがないパフォーマンスを見せておりこの試合ではウィドウでもキルを重ねたLip。対するAtlantaはラッシュを中心にトールビョーン入りのアンチダイブやオリーサ軸のポークなどで対抗したが、コロコロと手を変えしかもそのひとつひとつの完成度が異常に高いShanghaiはそのはるか上を行っていた。それでも今年のAtlantaは中位に甘んじていた過去のシーズンから飛躍を遂げ、プレーオフ以外にハワイ行き3回、そして最後に準優勝という十分すぎる結果を出している。その原動力となったのは新加入のPelicanとKaiの強力なdpsライン、昨季までは印象に残らない選手だったが今季一皮むけた感のあるHawkとMasaa、そしてIr1sである。Ir1sはバティストでの非の打ちどころのないパフォーマンスに加えショットコール能力が高く、リーガーはほとんどしゃべらないか身内と会話していることが多い野良ランクマッチでさえ英語でハードにショットコールを行っている(その様子は多くの配信で確認できる)というひたむきな姿勢も評価されるべきだろう。
【雑記】
OWL2021、ついに終わってしまいましたね。4月からあっという間でした。今季はとにかく選手のレベルが高く(高すぎてちょっとwashedな選手がすぐ目立つという残酷さもありました)、メタがバランス良かったこともあって競技シーンとしては最高に面白いシーズンになったと感じています。予想よりもコロナ禍が長引いたことで期待されていたオフラインマッチはほとんど実現せず、リーグの外で新たな問題が持ち上がる等厳しい道のりにはなりましたが視聴者数が去年より大幅に増えていたというデータが今年のリーグが魅力的だったことの証左にはなるかと思います。プレーオフに関しては、Shanghaiの優勝は多くの視聴者が予想していたとは思いますがAtlantaがここまで勝ちあ上がるとは予想しませんでしたね。私の見たところではAtlantaの戦術というのは明らかにNAチーム戦を意識したもので、その証拠にプレーオフではGladiators、Shock、Dallasという強豪NAチームを下したもののAPACチームには一度も勝っていないんですよ。APACチームを意識して戦術を練り上げその結果としてAtlantaの勝てなかったChengduに勝利し"一度目の"Shanghai戦では戦術隠しまでしたShockとDallasにとってはなんともやりきれない結果です。NAとAPACではメタが全く違い、プレーオフに来ているのはNAチームが多いのでこれはAtlantaの作戦勝ちと言っていいでしょう。来季は予定通りなら4月からOW2を用いたリーグが始まりますが、すでに今季を以て一度引退する旨を表明している選手も多く、スポンサー撤退の件もあってどうなるかは現時点では予測ができません。私が来季こういった記事を書くかも未定です。最後に、半年に満たない期間でしたがこのページの更新を見守ってくださった皆様ありがとうございました。wikiの他のページは今後も更新しますのでどうかよろしくお願いいたします。
4年の歴史を持つに至ったOverwatch League。OW1での最後の大舞台を制したのは誰もが納得のShanghai Dragonsだった。圧倒と言える内容でIliosを奪取するとAtlantaが得意とするHanamura、King's Rowでもゴールされながらそれ以上のタイムで攻撃を終わらせ、最後までリードを失わなかった。メインとするボールダイブだけでなく2CP防衛のファラ入りポーク構成や土壇場でのラッシュなど戦術の幅も見せつけたShanghaiは初年度(2018)で全敗を喫した唯一のチームであり、3年目(2020)からは優勝候補の実力を持っていたものの総合戦績は最近やっと±0になったばかりで、どん底から頂点へ駆け上がった彼らの足取りはこれからも折に触れて思い出されることだろう。Grand Final MVPを受賞したのは昨年からソンブラで右に出るものがないパフォーマンスを見せておりこの試合ではウィドウでもキルを重ねたLip。対するAtlantaはラッシュを中心にトールビョーン入りのアンチダイブやオリーサ軸のポークなどで対抗したが、コロコロと手を変えしかもそのひとつひとつの完成度が異常に高いShanghaiはそのはるか上を行っていた。それでも今年のAtlantaは中位に甘んじていた過去のシーズンから飛躍を遂げ、プレーオフ以外にハワイ行き3回、そして最後に準優勝という十分すぎる結果を出している。その原動力となったのは新加入のPelicanとKaiの強力なdpsライン、昨季までは印象に残らない選手だったが今季一皮むけた感のあるHawkとMasaa、そしてIr1sである。Ir1sはバティストでの非の打ちどころのないパフォーマンスに加えショットコール能力が高く、リーガーはほとんどしゃべらないか身内と会話していることが多い野良ランクマッチでさえ英語でハードにショットコールを行っている(その様子は多くの配信で確認できる)というひたむきな姿勢も評価されるべきだろう。
【雑記】
OWL2021、ついに終わってしまいましたね。4月からあっという間でした。今季はとにかく選手のレベルが高く(高すぎてちょっとwashedな選手がすぐ目立つという残酷さもありました)、メタがバランス良かったこともあって競技シーンとしては最高に面白いシーズンになったと感じています。予想よりもコロナ禍が長引いたことで期待されていたオフラインマッチはほとんど実現せず、リーグの外で新たな問題が持ち上がる等厳しい道のりにはなりましたが視聴者数が去年より大幅に増えていたというデータが今年のリーグが魅力的だったことの証左にはなるかと思います。プレーオフに関しては、Shanghaiの優勝は多くの視聴者が予想していたとは思いますがAtlantaがここまで勝ちあ上がるとは予想しませんでしたね。私の見たところではAtlantaの戦術というのは明らかにNAチーム戦を意識したもので、その証拠にプレーオフではGladiators、Shock、Dallasという強豪NAチームを下したもののAPACチームには一度も勝っていないんですよ。APACチームを意識して戦術を練り上げその結果としてAtlantaの勝てなかったChengduに勝利し"一度目の"Shanghai戦では戦術隠しまでしたShockとDallasにとってはなんともやりきれない結果です。NAとAPACではメタが全く違い、プレーオフに来ているのはNAチームが多いのでこれはAtlantaの作戦勝ちと言っていいでしょう。来季は予定通りなら4月からOW2を用いたリーグが始まりますが、すでに今季を以て一度引退する旨を表明している選手も多く、スポンサー撤退の件もあってどうなるかは現時点では予測ができません。私が来季こういった記事を書くかも未定です。最後に、半年に満たない期間でしたがこのページの更新を見守ってくださった皆様ありがとうございました。wikiの他のページは今後も更新しますのでどうかよろしくお願いいたします。
文責:ゆとり
このページへのコメント
OWLについての情報を探していたらこの記事にたどり着きました。
とても情報量が多くかつ的確な記事に感服するばかりです。
これからの活動を応援しています。
試合の流れや選手の小ネタ、各チームと地域のメタまでもまとめられており、いつも楽しく拝見しておりました。OWのファンとしてこれからも、記事が更新されていくことを切に願っております。
半年という長い間楽しませてくださり、ありがとうございました!!お疲れさまでした!
いつも拝見しています、執筆お疲れ様でした。記事の更新も早く情報も豊富でリアルタイムで見られないときは真っ先にここを見ていました。
今後も応援しています。