あなたを目覚めに駆り立てたものは何か?

 目覚めのプロセスを引き起こすものは何でしょう。書店を何気なく見て回っているときに棚から落ちてきた本かもしれません。あるいは観た映画に刺激され、人生をまったく違うかたちで見るようになるかもしれません。とても強烈な夢が、これまで行ったことのないレベルにあなたを連れて行くかもしれません。あるいは愛する人の死が、生と死の意味を吟味するきっかけを作るかもしれません。交通事故のトラウマ により、快適なゾーンから抜け出るかもしれません。あるいは単にある朝目を覚ますと、自分が独りだと思うかもしれません。不意に圧倒的な好奇心を覚えることもあるでしょう。このようなものは、いくつもの生涯にわたって、いくつもの生涯で醸成されてきたのですが、あなたはついにそこに繋がりました。
 アセンションしたマスターたちが目覚めにおいて共通して体験するのは、一つには自分が完了したと知っているということです。もう地球はいい、もう生涯を重ねるのは終わりだ、もうこれまでのようなやり方で人間と繋がりを持たなくてもいい。ディナーの席に着くのはもういい。森の中を散歩するのは終わりだ。セックスはもういい。
 どのアセンションしたマスターにも、引き返してあと数回の生涯を送りたいという、ものすごい欲求を感じる地点があります。アセンションについて熟考したとき、あなたはそのように感じませんでしたか?
 ええ、この地球という宇宙船を降りるのは、聞こえは良いですが、現実にぶち当たると.....あなた方の中には、これこそが最後の生涯である人たちがいますが、地球には何かとても美しいものがあります。生きることは何だかんだ言っても、喜びになり得るのです。
すべてがうまくいくと分かっているところを想像することができますか?すでにうまくいったと。自分が望むものを、何でも本当に創造できると分かっている状態を? 健康の心配をしなくてもよいと、想像できるでしょうか? 死ぬことを心配しなくてよいと?
 この惑星はすごいところです。宇宙にはたくさんの生命体がいますが、人間という生命体に及ぶものはありません。アセンションへの入り口になっている惑星は他にはありません。人間より賢い生命体はありません。ええ、知性を持った生命体は向こうにいますが、それほど賢くはありません。まだたくさん学ぶべきものがあります。
 目覚めにおいて、この「薔薇の果実」の地点以前にたくさんのことが起こります。「薔薇の果実」はトバイアスが創った表現ですが、それはいつでもそうしたいときに、あなたはアセンションすることができるのを思い出させるものを意味しています。あなたは、それはそこにはないというフリをしています。あなたは生涯から生涯へと浮かれ騒ぎ、たまたまそれに遭遇しても無視することさえあります。しかしある日、アセンションへの鍵はすでにそこにあったことに気づきます。それが「薔薇の果実」です。
 さて、目覚めのプロセスが始まった時を思い出してみてください。あなたは本を手に入れました。好奇心と共に目を覚ましました。誰かがあなたを何かのクラスに連れて行ったことが、あなたの心を開きました。それ以前は人間としての生活にフラストレーションのようなものがありました。おそらく自分自身へ、 自分のあらゆる部分に戻りたいという深い切望があったでしょう。深い切望は「失われた恋」や「ソウルメイト」のように感じられました。別の領域に別の存在がいて、あなたを待っているかのように。これまでで最高のラブ・ストーリーです。実際、それはとても真実を突いていますが、別の存在ではありません。 それは「あなた」です。
 いつかは、誰もが目覚めていきます。人によってはずっと後になるかもしれません。あなたはたまたま最前線にいます。ええ、あなたより前にアセンションしたマスターたちはいますが、それほど多くはありません。私に言わせれば、あなた方が実際これを体験している最初のグループです。これまで個々にやってきた人たちはいますが、あなた方が最初のグループです。
 目覚めのこの地点においてあなた方のほとんどは、心浮き立つ、圧倒的な体験をします。あなたはあらゆるものを考え直しました。期待と喜びに満たされました。道でダンスしたいくらいでした。自転車に乗って通りを走り、すべての家のドアをノックしたい気分です。この新しい驚異的な智慧を誰にでも話してみたい気分です。あなたが見出したこの喜びを。「私は私という故郷に帰るのだ!」。覚えていますか?
 これが、目覚めの地点です。それは輝かしいものです。ものすごく輝かしい体験です。その結果、途方 もない量の学びを始めます。手に入るものはすべて。スピリチュアルなものは何でも。あなたは哲学書を読みます。宗教に関する本を読みます。「ニュー・エイジ」の本は何でも。あらゆるチャネリングされた存在の本を読み、そしてあなたはスピリチュアルな人になります。スピリチュアル・バッジを身に付けます。私はもうスピリチュアルな存在だと言います。それがどういう意味なのか、あまりよく分かっていませんが、でもとても良い気分です。それは名誉の印であり、拠りどころになるものであり、あなたが旅の途上にあることを思い出させてくれます。この段階は数年続きます。











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