ガブリエル症候群

 私が「ガブリエル症候群」と呼んでいるものがあります。「目覚めのゾーン」にいるときにあなたが聞く「呼びかけ」です。それは実はあなた自身の魂の音です。かつてあなたは大天使ガブリエルのトランペットに応えました。地球に行くための呼びかけです。地球に行き、この驚くべき体験を共有するよう、天界の領域から呼び出しを受けました。広告担当の天使が、「世界を見て回ろう!」という広告を少々やり過ぎたのだと思います。
 いまあなたは「目覚めのゾーン」に入りつつありますが、あなた独自の「ガブリエルのトランペット」 が鳴り響いています。それはあなたのあらゆる部分へ向けた、統合を呼びかける音です。すなわち、あなたのアスペクト、過去世、未来の可能性、実現しなかった過去の可能性。あなたのあらゆる部分です。いま統合しようとしている神性と人間もそこには含まれます。
 これは一見、混沌としたものを生み出します。不意にすべてのアスペクトが同時に「故郷」に帰って来 ますが、あなたの一部は全員に「故郷」に帰って来てほしいかどうか、それほど確信が持てません。あなたは「故郷」を独占するのをある意味で楽しんでいたからです。言い換えれば、気づきの欠如です。しかし、もう全員が故郷に帰って来ます。しかもただ訪れるだけではありません。彼らはとどまります。でも、 それは良いことです。彼らは統合するからです。あなたはあなたの人生にすべてのアスペクトを連れ戻す のです。
 このようなあらゆることが起きている間、あなたは自分自身の内側深くにダイブします。あなたは自分自身だけでなく他のすべての人に対しても過剰に批判的になり、疑いを持ち、過度に分析的になります。 この「目覚めのゾーン」では、内側深くにダイブします。自己発見へのダイブです。それは気づきを開くためのダイブですが、異常なまでの疑いや、過度に批判的な分析をもたらします。あなたが朝起きて最初に考え、夜寝る時に最後に考えることになります。あなたは夢の状態でも強迫的な分析を行うようになります。
 それからあなたは、完全に身を委ねる(サレンダー)地点に到達します。トバイアスはそれを完璧に総括して、こう言いました。「それは、どうでもよいことです」。あなたはもはや自分自身も、周囲の物事も、どうやっても分析できない地点に達します。過去世やこの生涯であなたがした、あらゆるひどいことに意識を向けることに疲れ果ててしまいます。




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