第5章 セルフをマスターする

 マスター性(マスタリー)とは何でしょう。その領域で現実を創造し、体験する能力のことです。あなたがどんなやり方を選ぼうと、運命、宿命、カルマに制限されずに エネルギーに働きかけることのできる能力です。マスター性とは あなたの核、魂の「セルフ」を知り、意識とエネルギーがどれほど関連しているかを理解している状態です。当然ですが、他人を統制することではありません。あなたの「セルフ」をマスターすることです。
 ここに(ワークショップ)来る際、あなたは幾分、興味深い体験をしました。ここまでの道程で、この物理的な場所に到着するまでには少しチャレンジがありました。さらに音響システム、照明、空港の電気、フライトの遅れ、荷物の紛失、マインドの混乱もありました。これは「目覚め(アウェイクニング)のゾーン」で あなた自身に起こっていることを暗示しています。自分が本当は何が欲しいのか、自分は何者なのか、あなたには確信が持てません。あなたは自分自身と連絡が取れていません。エネルギーはあなたの周りに集まっていますが、あなたに奉仕したくてもどうすればよいのか、いまひとつ分かりません。エネルギーはバランスを崩しています。段階がずれています。しかしそれは単に一時的なことです。
 マスター性とは、自分に奉仕するよう、エネルギーに絶対的に命じることです。最近開催した「ミステリー・スクール」で私たちはその話をしました。「ミステリー・スクール」に参加した生徒の中には、エネルギーへ命じることに苦労した人たちがいました。彼らは弱気になり、自分へ奉仕させるために、エネルギーに命じることを本当に怖れていました。
声高に、大胆な声でエネルギーに命じてください。「私に奉仕するよう、命じる」。すると、そうなります。そうなりますが、あなたの核から、自信を持って言わなければなりません。奉仕するよう、請い求めることではありません。あなたに奉仕するようにエネルギーに命じるのです。
 まだ、うまく命じることができない人がいます。「エネルギーに命じるなんて、どうすればできるのか? そんなことは正しいとは思えない。私は悪用してしまうかもしれない。力を持ちすぎるかもしれない。エネルギーに命じるなんて、不愉快だ」。エネルギーに命じることが、過去世、あるいはこの生涯であなたがエネルギーを悪用し、濫用したことへの反感を誘うのかもしれません。 あなたは本当にマスター性を理解したいですか? そうであるのを私は知っています。ええ、そのために私はここにいます。だから私はあなたとこうしているのが好きなのです。



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