カウルダーが、皆さんはジェフリー・ホップとしてご存じですが、彼が先ほど私に訊きました。「アダマス、この敬愛する人々に向けた今夜のメッセージはどんなものになりますか?」。私は言いました。「親愛なるカウルダーよ、何もありません!」。私は何もシェアするものはありません。なぜかと言えば、実際それが一つの問題なのです。あなたは何かをしなければならない、勉強しなければならないと思っています。あなたはずいぶんと面白みのある鍛錬に勤しんでいます。チャンティング(マントラの詠唱)や瞑想のようなものに。それが今時のスピリチュアルな人たちの多くが抱えている問題です。彼らは何かをしなければならないと思います。あるいはスピリチュアルな面でまだ達成すべきものがあると思っています。 すなわち別のワークショップ、別のクラス、もう一冊の本、列をなしたたくさんのチャネラーたちからのメッセージのようなものです。しかし実際には、面白いことに何もありません!
 本当ですよ、親愛なるマスターたち。私は真剣に、本気で言っているのです。あなたがしなければならないことは何もありません。目覚め、悟り、アセンションなど、どう呼んでも構いませんが、それは自然なプロセスです。そのことを考えるのをやめれば、操作するのをやめれば、そして探求をやめれば、あなたは即座に悟りを得るでしょう。
 つまり目覚めとは、あなたがずっと昔に選択したものなのです。地球に来るずっと前にあなたは言いました。「ある日、私は転生のサイクルを終えるだろう」。あなたは言いました。「ある日、自分が学ばなければならないと思っていたすべてをすでに知っていたことに私は気づくだろう」。
 だから、基本的に、あなたはもうやったのです。簡単に言うなら、あなたの教授の一人として言わせてもらえば、もうスクールから立ち去ってください。スピリチュアル・スクールを去ってください。大学院に進まないでください。追加のスピリチュアル・トレーニングや学びに行かないことです。あなたはあなたに必要なものをすべて、持っています。もう完了しました。
 ここで拍手喝采が起こるはずですが、しかしあなたはまだ椅子に座ったままでこう訊いています。「本当に?私が?アダマス、私に話しかけているわけではないですよね。きっと、私の隣の人に話しているのでしょう。私がそれほど悟っているというなら、なぜ私はすべてを知っていないのですか?私がそれほど悟っているなら、人生で数々の問題を抱えているのはなぜですか?それほど悟っているなら、なぜ豊かさが欠乏しているのですか?それほど悟っているなら、健康に問題があるのはなぜですか?」
 したがってあなたは、自分はもっと学ばなければならない、あまり悟っているとはいえないと結論を出します。そうした意識が、それぞれの部分が合流するのを妨げています。あなたの人生に共時性が起こるのを阻んでいます。それが、絶えず探求を続ける状態にあなたをとどめているのです。
 親愛なる友人たち、あなたがしなければならないことは、これ以上何もないとしたらどうでしょう?
そうだとしたら、この瞬間はどのように変わるでしょうか?あなたの残りの人生はどのように変わるでしょう?仮に今夜、あなたがこの扉を出ていくとき、自分自身をものすごく、とても深く、とても愛情を持って信頼しているので、それ以上何もすべきことはないと知っていたら、どうなるでしょう?
 あなたはスピリチュアルの探求に対して中毒になっているかのようです。あなたがする祈り、技法、その他あらゆるものにもかかわらず、あなたはまるで神とあなたの間に距離を保っていたいかのように見えます。
 それは「あなたもまた、神である」のを受け入れることができないからですか? あるいは神に対するあなたの認識は人間が人為的に作ったものなので、だから手に入れることができないのですか? この捉えどころのないものを、あなたはあまりにも長いこと探してきたので、そのやり方しか知らないということでしょうか?
 目覚めは自然なプロセスです。それを構造化することはできませんし、操作すべきではありません。それはあるがままの状態です。あなたは自らの悟り、自らの主権性を、実はずっと昔に創造しました。したがってそうなのです。したがってあなたが何もしなければ、その瞬間に、実際、それがあなたの現実の一部になるのです。
 あなたがこの生涯でどれほど多くの罪を創ってきたのか、別の生涯からの悪いカルマがどれだけあるかは関係ありません。あなたが何もしなければ、春に花が開花するようにこの美しいプロセスが自然に流れるのです。














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